カテゴリー: F1イギリスGP

  • シルバーストン、2010年のF1イギリスGP契約の早期締結を望む

    シルバーストン、2010年のF1イギリスGP契約の早期締結を望む

    シルバーストンのマネージングディレターであるリチャード・フィリップスは、F1イギリスGPをカレンダーに残す契約を結ぶための時間は少なくなっていると述べている。

    ドニントン・パークは、2010年のF1イギリスGPを開催するための資金調達が失敗したことを認め、イギリスGPの将来は暗礁に乗りあげている。

    バーニー・エクレストンは、ドニントンの契約は無効となり、シルバーストンとの交渉を始めると述べている。

    リチャード・フィリップスは、シルバーストンがチケットを販売し、施設の体制を整えるためには一定の準備期間が必要だと語るが、具体的な期日についてはまだ言及していない。

    「その日は近づいてきている。グランプリ開催で収支をイーブンにするためには、相当な数のチケットを売らなければならない。しかも、利益になるのは最後の何枚かのチケットだけだ」

    「『グランプリ運営が不可能になるのはいつか』が問題だ」

    リチャード・フィリップスは、ドニントンによってシルバーストンが後れを取っていなければ、2010年のイベントチケットのうち、30%はすでに売れていたはずだと主張している。

    「今後数日間で何か進展があると期待している」

  • ドニントン・パーク、資金調達に失敗

    ドニントン・パーク、資金調達に失敗

    ドニントン・パークは、2010年のF1イギリスGP開催のためのサーキット再開発のための資金調達に失敗したことを認めた。

    これにより、ドニントン・パークでF1イギリスGPを開催するという計画はほぼ不可能になったとみられている。

    ドニントンは、「ドニントンパークがF1開催に必要な1億3,500万ポンド(約202億円)の保証金を用意することができなかった」との声明を発表。

    「本日の最終期限を前に資金を確保できなかった」

    しかし、ドニントンはまだF1開催を諦めていないとしている。

    「このニュースは、サーキットのスタッフやマネジメントに予想外の打撃を与えた。

    しかし、まだ10月26日(月)午後12時という最終期限が残されており、F1の権利を有するバーニー・エクレストンに17年間のF1契約は有効だと証明する計画を提示する時間は残されている」

    バーニー・エクレストンは、2010年のF1イギリスGP開催についてシルバーストンと交渉をすぐに始めると見られている。

    シルバーストンは複数年契約を求めており、バーニー・エクレストンはドニントンと同じ17年契約をシルバーストンに提示することをほのめかしている。

  • ドニントン・バークでのF1イギリスGP開催は白紙撤回か

    ドニントン・バークでのF1イギリスGP開催は白紙撤回か

    バーニー・エクレストンは、ドニントンパークが2010年のイギリスGP開催の締め切りを延期したとの報道を否定。イギリスGPに関しては、シルバーストンと新たに17年契約を結ぶつもりだと述べている。

    ドニントン・パークは、バーニー・エクレストンにイギリスGPを開催する1億2,000万ポンド(約170億5,000万円)があることを証明するための最終締切りに間に合わなかった。

    だが、ドニントンのサイモン・ジレット社長は日財務アドバイザーであるシティグループと会談し、その後、資金調達のために2週間の猶予を与えられたことを「大いに感謝」しているという声明を発表していた。

    しかし、バーニー・エクレストンは、サイモン・ジレットは契約に違反しており、彼の声明の中にある2週間の期間は、単なる法的義務に過ぎないと主張。シルバーストン・サーキットに対して17年契約をオファーを出したことを明らかにした。

    「ジレットにさらなる締切りを与える決定は下していない」とバーニー・エクレストンは語る。

    「契約違反について伝えただけだ。ほとんどのビジネス契約はそうであるように、この契約では違反を修正するために14日間の猶予を与えている。駄目ならば白紙に戻すとジレットに伝えた」

    シルバーストン側も17年契約の提案があったとの報道を認めている。

    「人は自分の解釈したいようにしか物事を解釈しない」

    「彼には新たな締切りなどない。あと2週間で修正されなければ契約は白紙撤回となる。締め切りに変更はない」

  • シルバーストンを中東の投資家が買収か

    シルバーストンを中東の投資家が買収か

    シルバーストンが、中東の投資家に買収されると報じられている。

    シルバーストンは、イギリスGPがドニントン・パークに移るのを防ぐためにサーキット改修の契約をまとめようとしている。

    シルバーストン・サーキットは、昨年のF1ワールドチャンピオン、ルイス・ハミルトンや会長のデイモン・ヒルなどを含む英国レーシング・ドライバーズ・クラブ(BRDC)の850人のメンバーが所有している。

    BRDCの理事らは、シルバーストンが「チャンスがあればグランプリを開催できる」計画について8月25日の会議で投票を依頼する書簡をメンバーに送っている。

    しかし、元理事のジョン・フィッツパトリックは、メンバーはサーキット運営に独立運営者を求めているが、シルバーストンの将来に対する「発言権を奪うような提案を支持せず、理事らがメンバーに署名を依頼することを認めない」と激怒しているとされる。

    ジョン・フィッツパトリックによると、非公式で理事会は相手側と「かなり長い間」交渉を続けるようだ。

    BDRCの会長であるデーモン・ヒルはこれを否定し、「誰がその取引にかかわっているのか分からない」と語るが、「シルバーストンの運営におけるリスクの高い部分に対応するため、多くの投資家の関心をひきつけること」が目標であると認めている。

  • レッドブル RB5:新型ダブルディフューザー (F1イギリスGP)

    レッドブル RB5:新型ダブルディフューザー (F1イギリスGP)

    レッドブルは、F1イギリスGPで早くも新型ダブルディフューザーを投入した。

    イギリスGPでは、幅広のフロントノーズに大きな注目が集まったレッドブルだが、ダブルディフューザーを含めたリアエンドにも大きな改良が施されていた。

    モナコGPで投入したこれまでのダブルディフューザーは、リアウイングのエンドプレートの範囲内に収められていたが、新型ディフューザーは最大幅まで拡大された。

    このアップデートにより、これまで他チームに比べてコンパクトだったディフューザーの効果は大幅に高められる。

    レッドブル 新型ダブルディフューザー 画像

    レッドブル RB5 新型ダブルディフューザー レッドブル RB5 ダブルディフューザー(モナコGP)
    左がイギリスGPでの最新版、右がモナコGP仕様

    それに伴い、エンドプレートはディフューザー基準面の高さまでに短縮されている。また、エンジンカバーにはマシン内部を冷却するために、新たに排気口が追加された。

    関連:
    レッドブル RB5:新フロントノーズ (画像) - 2009年6月19日

  • ヤルノ・トゥルーリ、F1イギリスGPを振り返る

    ヤルノ・トゥルーリ、F1イギリスGPを振り返る

    ヤルノ・トゥルーリが、F1イギリスGPを振り返った。

    シルバーストンの週末に関して、ポジティブだったことはどんなことでしょう?
    予選でのパフォーマンスは、間違いなくとても励みになったよ。トルコでの力強い走りを引き続き発揮できたからね。予選の3セッションでいずれもトップ4に入れたし、いつもレースの週末の最速タイムが記録される予選第2セッションでは、最速タイムから10分の1秒遅れただけだった。クルマの感触はとても良好で、あと少しで3番グリッドを獲得できそうだったけど、4番手でも十分満足だった。だから、これに関しては間違いなくポジティブなことだったと言えるけど、レースが期待通りにならなかったのは残念だったよ。

    レースにはどんなことを期待していましたか?
    4番グリッドからスタートするわけだから、表彰台を争うチャンスがあると思っていたし、当然、ポイント圏内の上位でフィニッシュできると期待していた。搭載していた燃料量も、かなり上位を狙えそうな量だったからね。でも、そうした予想の全てがスタードで変わってしまい、その後は最善を尽くしても僕たちが達成できるのは7位となってしまった。

    スタートでは何が起こったのでしょう?
    スタートシステムに問題があって、クルマが通常ほど素早くグリッドから発進しなかったんだ。それですぐに2台が僕を抜いていった。1コーナーの進入では懸命にバトルしたし、僕の後ろの数台にはもっとスタート時の勢いがあった。でも、それらをなんとか抑えて7番手を確保した。シルバーストンの1コーナーは、いつもちょっと慌ただしい状況になるけど、僕は懸命に踏ん張ったんだ。

    レース中のクルマの感触は如何でしたか?
    予選の時と同じ感触は得られなかった。クルマはやや滑り気味だったが、これは土曜日に選択したセットアップの影響だったと思う。予選ではそのセットアップが見事に決まったものの、レース当日の天候は予想よりもやや気温が下がった。そのため、僕はちょっとした問題を抱えてしまい、なかなかタイヤを適切に機能させることができなかったんだ。可能な限りプッシュしたものの、どうしてもトップ6には届かなかった。

    今回のレースは、シルバーストンで開催される最後のイギリスGPだったかもしれません。これについてはどう思いますか?
    期待していたような結果にはならなかったけど、少なくとも、僕たちは再びポイントを獲得することができた。正直に言えば、僕は今まで一度もシルバーストンで幸運に恵まれたことがないし、2004年にはキャリア中最悪のアクシデントに見舞われている。シルバーストンでの自分の最高のパフォーマンスと言えるのは、雨の中、14番手からスタートしながら7位でフィニッシュした昨年のレースだったと思う。今年のレースも結果はそれと同じだったけど、去年ほどハッピーな気持ちにはならなかったよ。

    シルバーストンではクルマに何かアップデートがあったのでしょうか? ニュルブルクリンクでは更に何かアップデートがありますか?
    イギリスGPでは幾つか細かいパーツのアップデートを行い、それが僕たちに更なるパフォーマンスをもたらしてくれた。ただし、ライバルも僕たちと同じように常に開発を継続しているから、彼らとの差を縮めるのは容易ではないんだ。僕たちにその差を縮めるための潜在能力が備わっているのは間違いないし、チームの全員が本当にハードに仕事を続けている。今年のほとんどのレースと同じく、僕たちは当然ニュルブルクリンクにも幾つか新パーツを持ち込むはずだし、それらが更なるパフォーマンスの向上をもたらしてくれると期待しているよ。

    あなたとチームにとって、ドイツGPにはどんな意味があるのでしょう?
    僕はイタリア人なので、自分にとっての母国GPがモンツァであることに変わりはないが、トヨタチームの一員として、僕には幾つか“第2の母国レース”があり、ドイツGPもその一つだ。ニュルブルクリンクは僕たちのファクトリーにとても近いから、ティモを含め、チームの多くのスタッフにとって特別なレースになるし、僕たちとしては、次戦は絶対に良いレースにしたいと思っている。グランドスタンドに陣取る僕たちのファンやファクトリーのみんなを見るのは嬉しいものだし、彼らのお陰で、僕たちはシルバーストン以上の結果を残そうとますます気合いが入るんだ。

    ニュルブルクリンクには何か良い思い出がありますか?
    ニュルブルクリンクには幾つか素晴らしい思い出があるが、特に1999年には、F1で初めて表彰台に立っている。あの時は雨のレースで、路面状況はかなり厳しかった。僕のクルマの競争力は最高レベルではなかったけど、限界までプッシュし、そして2位になったんだ。実際のところ、どんなときでもニュルブルクリンクの天候は予想が難しい。コースが丘の上にあり、周囲が森で囲まれているからね。あのコースでの僕のベストレースは雨中の戦いだったけれど、今年のレースは最初から最後まで晴れてくれることを願っている。天気の予想は難しいけどね。

  • ルイス・ハミルトン、ドーナツターンを強行

    ルイス・ハミルトン、ドーナツターンを強行

    ルイス・ハミルトンは、F1イギリスGPのレース後に禁止行為であるドーナツターンを強行してFIAから注意を受けた。

    母国グランプリとなるイギリスGPで、ハミルトンは予選19番手、決勝では周回遅れの16位と厳しい週末となった。

    レース後ハミルトンは、母国ファンへの感謝を表すためにピットに戻るまでのスリーダウンラップでリアホイールをスピンさせてドーナツターンを披露。FIAから注意を受けた。

    ドーナツターンは、エンジンにも負担がかかるため、マクラーレンのエンジニアからも不満があったそう。今シーズンはレギュレーションにより、エンジンが年間8基までしか使用できないためだ。

    しかし、ハミルトンは「チームも少し愚痴っていたよ」と笑顔で語る。

    「僕の感謝の気持ちをスローダウンラップで示したかったし、少し楽しみたかったんだ」

  • F1イギリスGP 決勝 (ドライバーコメント)

    F1イギリスGP 決勝 (ドライバーコメント)

    2009 FORMULA 1 SANTANDER BRITISH GRAND PRIX

    1位 セバスチャン・ベッテル (レッドブル)
    「素晴らしいサーキットだね。ドライバー全員が高速コーナーを楽しんでいたと思うし、本当に夢のようだね。留まることに集中して、レースの間ずっと目を開けたままにしておくのは簡単ではなかったよ! スタートがとても重要だったし、第1スティントがレース全体で重要になるとかわっていたので、引き離してギャップを広げようとしたんだ。マシンは信じられないくらい素晴らしかった。どんどんプッシュできたし、タイヤもとても一貫性があった。第3スティントは簡単ではなかった。周回遅れのクルマがたくさんいて、それぞれがバトルをしていたので、チームは僕に注意するように言ったんだ。最後のピットストップからはクリーンだったし、それからはラップごとにカウントダウンしていた。マークと大きなギャップがあったし、その時点からはレースをコントロールしていた。ファクトリーとトラックのチーム全員が本当に一生懸命に働いた。僕たちが正しい方向に進んでいることを証明できたので、とても嬉しく思う。シルバーストンにも感謝している。今回のレースはとっても楽しかった。グランドスタンドのみんなが立ち上がって、拍手してくれた。チェッカーフラッグを受けたときの雰囲気は素晴らしかった。小さい頃、マンセルがドライブしていたときにイギリスGPを観て、夢見ていたことだ。僕が今ここにいて、それをしていることを考えると、非現実的が気がするよ。今回のグランプリに優勝することができて、とても幸せだ」

    2位 マーク・ウェバー (レッドブル)
    「チームにとって素晴らし一日だった。優勝できなかったのは残念だけど、僕は昨日の予選で勝利のチャンスを失ったと思う。フロントリーにいるべきだったし、もしそうだったら、僕がルーベンスの後ろにいた第1スティントで、セバスチャンをもう少し厳しい働かせていただろうね。第1スティントで燃料をたくさんセーブしたので、最初のピットストップでルーベンスの前に出ることができた。今日はこれ以上のことができたとは思わないし、セバスチャンにおめでとうと言いたい。彼は最初のスティントで素晴らしかったし、それが彼の勝利の基盤になったと思う。そしてチーム? 最近はみんなが夜勤で没頭していたし、彼のディテールまで手入れが信用を生んでいる。彼らはとても良く導いてくれたし、彼らはそれに応えてくれた。結果は助けになるし、地元でワン・ツーという最高の結果を得られたことは彼らにとって、最高の注射になったと思う。今日は楽しかった。シルバーストンは驚くべきトラックだし、最初のコーナーを抜けて、ラップを重ねることは素晴らしかった。F1マシンをドライブするには最高の場所だし、イギリスのファンはいつも素晴らしい。今日は素晴らしい一日だったよ」

    3位 ルーベンス・バリチェロ (ブラウンGP)
    「今日シルバーストンで成し遂げた3位を本当に誇りに思っている。チームにとってタフな週末だったし、路面温度が上がらなければ、レッドブルに勝つのはかなり難しいだろうとわかっていた。マシンのバランスは良かったし、最後のレースからパフォーマンスを失ってはいないのは確かだ。ただ、タイヤ温度において気温の低いのコンディションにひどく苦しんだ。良いスタートを切って2位を維持したけど、そのあとセバスチャンは僕の前から姿を消したし、3位を争っているのはわかっていた。今週末、2つのタイヤコンパウンドの差は非常に小さかったけど、レースでは明らかにソフトタイヤの方が良かった。だから、僕たちにとってハードタイヤでの長いミドルスティントは厳しかった。それでも3位になれたし、今週末チームが成し遂げられる最高のポジションだと思うのでとても満足しているし、ジェンソンのリードを数ポイント縮められて嬉しいよ」

    4位 フェリペ・マッサ (フェラーリ)
    「ほとんどレースに勝ったように感じているよ! 11番手からスタートして4位でフィニッシュすることは本当に素晴らしい結果だ。期待していなかったので、二重に幸せだ。良い戦略があったし、重要な局面で最大限にプッシュした。今日、KERSは特にスタートでとても助けになったけど、マシン全体でもうまく働いていいた。チームは素晴らしい仕事をしたし、結果がそれらを物語っている。僕たちはこの方法を続けなければいけない。クルマのパフォーマンスが毎日どれくらい良くなったかを理解するのは面白いことだ。タイヤをもっとうまく働かせるには、もう少し路面温度が必要だったかもしれない」

    5位 ニコ・ロズベルグ (ウィリアムズ)
    「再び良いレースができて、チームのためにも、僕のためにも本当に満足している。それでも、今日は最高の結果ではなかった。ミドルスティントでバリチェロが遅くて、彼の後ろで動けなくなってしまい、マッサに順位を明け渡してしまった。それがなかったら、4位になれたと思う。チームのみんなが本当に素晴らしい仕事をしてくれたので、チームに感謝している。僕たちは開発に関して前進している。僕たちはあらゆるサーキットで一貫性があるので、次のレースも楽しみにしている」

    6位 ジェンソン・バトン (ブラウンGP)
    「シーズンのこの段階ではポインチが重要なので、今週末3ポイント獲れたのは満足だけど、とてもフラストレーションの溜まるホームグランプリだった。スタートが悪かった。トゥルーリが僕の前でラインオフして遅かったので、どこにも行き場所がなかった。インサイド、アウトサイドとトライしたけど、みんなが僕を抜いていった。9番手からは決して簡単なレースではない。最初のスティントではトゥルーリの後ろにはまってしまった。ソフトタイヤでのマシンの感覚は良かったし、彼よりも速かったけどオーバーテイクできなくて、本当にフラストレーションが溜まった。そのあとハードタイヤで長いミドルスティントだったけど、ルーベンスの僕の2人とも重い燃料での低温のコンディションでタイヤをワーキングレンジにいれるのに苦労した。レース終盤のソフト側のラバーでは、非常に簡単にロズベルグとマッサに接近することができたので、マシンのペースは実際はかなり良かった。でも、オーバーテイクはとても難しくて、残り数周では6位から順位をあげることができなかった。僕たちのクルマがなぜ低い気温でうまく働かないのかを理解しなければならないし、この先の温かいレースに期待している」

    7位 ヤルノ・トゥルーリ (トヨタ)
    「とても難しいレースだった。クルマがいつものように速く発進せず、スタートで苦労し、いくつか順位を落とした。レース中、順位を戻そうと懸命に戦ったが、そう簡単なことではなく、クルマは何度も滑った。たぶん、昨日選んだ空力のセットアップのせいだと思う。そう思ったほど暖かくならず、私のセットアップに少々手を焼き、特にロングランの時にそうだった。私たちの戦略は良かったが、今回のGPでは、もっと良い結果を期待していたので、ドイツGPで巻き返す決意だ」

    8位 キミ・ライコネン (フェラーリ)
    「良いスタートが切れたけど、そのあとは常にトラフィックにはまってしまい、最大限にプッシュすることができなかった。グリッドポジション、燃料搭載量が戦略面で不利だったのは明らかだ。最初のピットストップのあと、トゥルーリの後ろだとわかった。それで僕のレースはほぼ終わってしまった。かなり近づいて彼を追い抜こうとしたけど、オーバーテイクは非常に難しかった。最後はグロックと争っていたけど、落ち着いてポジションを守ることができた。KERSのおかげだし、実際僕のペースもかなり良かった。1周目の終わりと同じ場所だし、もっと良い結果が出せたと思うので、残念だ。1ポイントには興奮しないけど、ないよりはましだ。クルマは悪くなかったし、昨日の予選よりもずっと良かった」

    9位 ティモ・グロック (トヨタ)
    「ポイントを逃したことは残念。特に、渋滞から抜け出してから、私はとても速く、最後には、キミ(・ライコネン)に、非常に簡単に追いつくことができた。問題は、いくつか順位を落とした第1コーナーだった。そのため、渋滞にはまり、レースが上手く行かなくなった。それでも、私はあきらめないで、ポイント圏内に入る可能性があった中間のスティントでは、(ジャンカルロ・)フィジケラと競い合った。最後にハードタイヤを履いた時は、クルマの調子が良く、あっという間にキミに追いついたが、追い抜くまでのチャンスはなかった。最終ラップの最後のコーナーで試みたものの、上手く行かなかった。今はもう、自分とチームにとって、ホームでのレースになる、次のGPを楽しみにしている。今日のような低い気温よりも、私たちのクルマに合うようなもう少し暖かい気候になってほしい」

    10位 ジャンカルロ・フィジケラ (フォース・インディア)
    「トップ10フィニッシュは、今週の僕たちの目標だった。難しいだろうと思っていたけど、実際今日はとても良いレースだったし、やれる最大限のことを成し遂げることができた。楽しいレースだった。良いスタートが切れて、1周目にたくさんおドライバーをオーバーテイクした。2周目でもクビサや2台のルノーをオーバーテイクすることができた。序盤はとても集中していた。昨日の予選の赤旗のせいであまり良いスタートポジションではなかったので、戦略においてそれはとても重要だった。8位は目の前だったし、終盤はキミ(・ライコネン)やティモ(・グロック)よりも速かったので、もっと高い位置からスタートできれば、ポイントが獲れたかもしれない。素晴らしい進歩だし、今は次のレースが本当に楽しみだ。チームは素晴らしい仕事をした。僕たちはこれを続ける必要がある」

    11位 中嶋一貴 (ウィリアムズ)
    「理想的な結果ではなかったです。特定の理由はありません。スタートには満足していたし、良いレースになると思っていました。でも、最初のピットストップで前に行かれてしまった。そのあとの残りのレースは、前のクルマについていくことが難しかったです」

    12位 ネルソン・ピケJr. (ルノー)
    「全体的に今日の結果は期待はずれだったけど、濃いレースができたと思う。一生懸命に作業を続けなければならないのは明らかだし、次のレースで新しいアップグレードを導入できることを期待している。クルマが良ければ、僕は競争力があると思う。でも、予選でのパフォーマンスは自分で改善させなければならない」

    13位 ロバート・クビサ (BMWザウバー)
    「とても難しいレースだった。12番手からのスタートはあまり多くのことを成し遂げられる状況ではない。だから、僕たちは重い燃料でスタートとプライムタイヤでレースをスタートするというリスクを冒すことに決めたんだ。でも、スタートでタイヤの過熱に大きな問題があって成果はあがらなかったし、後退してしまった。僕たちは今日は13位しか可能ではなかったことを受け入れなければならない」

    14位 フェルナンド・アロンソ (ルノー)
    「今日はスタートでポイントを獲れる可能性はなくなった。2つポジションを落とし、重い燃料のハイドフェルドの後ろでスタックして多くのタイムを犠牲にしてしまった。いくつか良い戦いができたけど、結果にはフラストレーションを感じている。ドイツ前に全面的に改善させる必要がある」

    15位 ニック・ハイドフェルド (BMWザウバー)
    「予選の結果からレースの結果は予想できていた。やれることはあまりなかった。スタートではリスクを冒して小さな隙間に入っていった。フロントウイングにダメージを受けたけど、それだけだったので満足している。もちろんエアロダイナミクにはかなりの影響があったけど、タイムを失いたくなかったので予定していたピットストップまで待つことに決めた。第2スティンントではハード側のコンパウンドを使わなければならなかったけど、明らかにソフト側の方が良かったね」

    16位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
    「今日も全力を尽くした。下位でポジションを争うことになったが、スタートからフィニッシュまでずっと限界で走行していた。フェルナンド(アロンソ:ルノー)とのバトルは面白かったが、ポイント圏内まで進出できるスピードは持ち合わせていなかった。今週末の最大の収穫はファンの存在を肌で感じたこと。最初から最後まで声援を送ってくれて、大きな励みになった。彼らのためにも、そして自分自身が英国の誇りであるためにも、是非とも結果を出したい。ただし、それにはまだ解決すべき課題が山積している」

    17位 エイドリアン・スーティル (フォース・インディア)
    「昨日のクラッシュでレースカーがあまりにダメージを負ってしまったので、僕たちはスペアカーをリビルドした。でも、フォーメーションラップで燃料プレッシャーに問題が生じてしまった。修理して少なくともスタートすることはできたけど、今日は本当に期待はずれだった。クラッシュによって予選の大きなチャンスを逃がしてしまったし、結果としてレースは目を見張るほどではなかった。誰もオーバーテイクするチャンスもなく運転することは少し退屈だったけど、少なくとも再び完走することはできた。ドイツでは、今週末の新しいパーツのアドバンテージを利用できると期待している」

    18位 セバスチャン・ブエミ (トロ・ロッソ)
    「とても厳しいレースだったし、ペース不足に苦しんだ。今週末の序盤はもっと速かったので、原因を突き止めなければならない。特に中古タイヤでは、ドライブするのがとても難しかった。ニュルブルクリンクも厳しい週末になるだろうけど、僕たちはハンガリーでいくつかアップデートを加えることになっているので、もっと競争力があがって、パフォーマンスが良くなるかもしれないね」

    –位 セバスチャン・ブルデー (トロ・ロッソ)
    「コバライネンとの事故に関して、彼は2度ラインを変えた。ストウの出口で僕はいつものラインにいて、彼はインサイドにはいったので、僕はアウトサイドに動いた。そのあと彼が再び動いたので、僕は彼の反対側に動いたんだ。そしたら再び彼がラインを変更した。彼はピットから出てきたばかりで、燃料も満タンでタイヤも冷えていたので、ブレーキが早かった。ブレーキングで彼をかわそうとしたけど、彼はあんな風にラインを変更するべきではなかった。フラストレションを感じたし、最後には水圧を失ってしまいガレージにクルマを入れなければならなかった」

    –位 ヘイキ・コバライネン (マクラーレン)
    「チームのホームGPで完走できなかったことが残念だ。リタイアするまではマシンの調子も良く、戦略も機能していた。しっかりと目標を見据えて走っていた時に、ブルデーに追突されて左リアにダメージを負ってしまった。安全を最優先にしてリタイアすることに決めた」

  • レッドブル:ベッテルが今季2勝目 (F1イギリスGP)

    レッドブル:ベッテルが今季2勝目 (F1イギリスGP)

    レッドブルは、F1イギリスGP決勝レースで、セバスチャン・ベッテルが1位、マーク・ウェバーは2位に入り、今シーズン2度目のワン・ツー・フィニッシュを達成した。

    イギリスGPに新しいフロントノーズをはじめ、大幅なアップデートを加えてきたレッドブル。その効果は確実に現れ、シルバーストンのコンディションでは、ブラウンGPを大きく上回っていた。

    ポールポジションからスタートしたセバスチャン・ベッテルが、スタートから猛烈に飛ばし、2位のルーベンス・バリチェロに1周につき1秒以上の差をつけ、1回目のピットストップでは20秒以上のマージンを築いていた。

    その後はタイヤを労わりながらレースをコントロール。中国GP以来となる今季2勝目、通算3勝目を成し遂げた。

    3番手からスタートしたマーク・ウェバーは、1回目のピットストップのあとでバリチェロをかわすことに成功。そこからは快調なペースをみせ、危なげなく2位を確保した。

    今回のシルバーストンでは、タイヤに厳しいといわれるRB5が逆に有利に働いたレースと見ることができる。雨の中国GPと状況は似ている。対するブラウンGPは反対にタイヤに優しく高温のサーキットに向いている。

    これからシーズン後半、路面温度とタイヤ管理が決め手となっていくことだろう。高温下でレッドブルがブラウンGPを引き離すことがあれば、レッドブルの戦闘力はブラウンGPを追い抜いたといえる。

    セバスチャン・ベッテル (1位)
    「素晴らしいサーキットだね。ドライバー全員が高速コーナーを楽しんでいたと思うし、本当に夢のようだね。留まることに集中して、レースの間ずっと目を開けたままにしておくのは簡単ではなかったよ! スタートがとても重要だったし、第1スティントがレース全体で重要になるとかわっていたので、引き離してギャップを広げようとしたんだ。マシンは信じられないくらい素晴らしかった。どんどんプッシュできたし、タイヤもとても一貫性があった。第3スティントは簡単ではなかった。周回遅れのクルマがたくさんいて、それぞれがバトルをしていたので、チームは僕に注意するように言ったんだ。最後のピットストップからはクリーンだったし、それからはラップごとにカウントダウンしていた。マークと大きなギャップがあったし、その時点からはレースをコントロールしていた。ファクトリーとトラックのチーム全員が本当に一生懸命に働いた。僕たちが正しい方向に進んでいることを証明できたので、とても嬉しく思う。シルバーストンにも感謝している。今回のレースはとっても楽しかった。グランドスタンドのみんなが立ち上がって、拍手してくれた。チェッカーフラッグを受けたときの雰囲気は素晴らしかった。小さい頃、マンセルがドライブしていたときにイギリスGPを観て、夢見ていたことだ。僕が今ここにいて、それをしていることを考えると、非現実的が気がするよ。今回のグランプリに優勝することができて、とても幸せだ」

    マーク・ウェバー (2位)
    「チームにとって素晴らし一日だった。優勝できなかったのは残念だけど、僕は昨日の予選で勝利のチャンスを失ったと思う。フロントリーにいるべきだったし、もしそうだったら、僕がルーベンスの後ろにいた第1スティントで、セバスチャンをもう少し厳しい働かせていただろうね。第1スティントで燃料をたくさんセーブしたので、最初のピットストップでルーベンスの前に出ることができた。今日はこれ以上のことができたとは思わないし、セバスチャンにおめでとうと言いたい。彼は最初のスティントで素晴らしかったし、それが彼の勝利の基盤になったと思う。そしてチーム? 最近はみんなが夜勤で没頭していたし、彼のディテールまで手入れが信用を生んでいる。彼らはとても良く導いてくれたし、彼らはそれに応えてくれた。結果は助けになるし、地元でワン・ツーという最高の結果を得られたことは彼らにとって、最高の注射になったと思う。今日は楽しかった。シルバーストンは驚くべきトラックだし、最初のコーナーを抜けて、ラップを重ねることは素晴らしかった。F1マシンをドライブするには最高の場所だし、イギリスのファンはいつも素晴らしい。今日は素晴らしい一日だったよ」

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    F1イギリスGP:ベッテルが優勝!レッドブルがワン・ツー!

  • ブリヂストン:F1イギリスGP レースレポート

    ブリヂストン:F1イギリスGP レースレポート

    ブリヂストンが、2009年F1第8戦 イギリスGPの決勝レースを振り返った。

    シルバーストンで開催されたイギリスGP決勝は、ソフト・ソフト・ハードの戦略を使ったレッドブル・レーシングのセバスチャン・ベッテルが曇りの涼しいコンディションの中、ハイペースのレースで今季2度目の優勝を果たした。

    ベッテルに15秒遅れて2位でフィニッシュしたのは、同じ戦略を使ったチームメイトのマーク・ウェバー。3位表彰台は、ソフト・ハード・ソフトの戦略を使ったブラウンGPフォーミュラ1チームのルーベンス・バリチェロの手に渡った。

    ほとんどの選手がブリヂストンのソフトタイヤでハードよりも速いタイムを記録し、ここではソフトがレース用タイヤとして優位な性能を発揮、耐久面でも優れていた。

    安川ひろし (ブリヂストン モータースポーツ推進室長)
    「今シーズン2度目の優勝を果たしたセバスチャン・ベッテルと今年2度目の1−2フィニッシュを果たしたレッドブル・レーシングにお祝いを申し上げます。シルバーストンは最高の雰囲気で、週末を通じて素晴らしい観衆に包まれていました。このイギリスはブリヂストンにとって非常に重要な市場であり、ブリヂストン・モータースポーツの活動の重要な拠点です。」

    浜島裕英 (ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部長)
    「今日は涼しいコンディションでしたが、レッドブルの2台が非常にホットなペースを見せてくれたレースでした。彼らはブリヂストンのハード及びソフトタイヤを非常にうまく使いこなしました。レッドブルの2台の最速ラップタイムは他車を0.5秒以上も上回っていました。ソフトのブリヂストンタイヤは、特に路面にラバーが乗った第2スティント以降で高い性能を発揮しました。ハードのブリヂストンタイヤは、ベストのラップタイムが出るまでにはソフトよりも時間がかかりました。これは、いくつかの興味深いポジション争いのバトルの中でも頻繁に表れていました。シルバーストンは今日、エキサイティングなスピードの速いレースを提供してくれました」

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