カテゴリー: ブリヂストン

  • ブリヂストン:F1シンガポールGP プレビュー

    ブリヂストン:F1シンガポールGP プレビュー

    ブリヂストンが、F1シンガポールGPの展望を語った。

    2010年F1世界選手権第15戦シンガポールGPが9月24日〜26日に開催される。F1唯一のナイトレースとなるシンガポールGPで、ブリヂストンはミディアム、スーパーソフト両コンパウンドを使用する。

    シンガポール市内マリーナ湾地区のストリートコースで行われるナイトレースは、初開催となった一昨年と昨年のいずれもエキサイティングなレースが展開された。全長5.01kmのサーキットは、多くのストレートと低速コーナーが混在する、ブレーキングとタイヤのトラクションが重要なコースである。

    安川ひろし (ブリヂストンモータースポーツ推進室長)
    「シンガポールはアジアの重要な中核都市であり、F1とブリヂストンにとって素晴らしい場所です。私たちは今年で3回目になるシンガポールGPを楽しみにしています。今シーズンはアジアでF1が3戦連続で開催され、シンガポールGPはその最初のレースになります。私たちにとって最後となるF1を効果的に利用することが大切になります。この素晴らしいイベントでエキサイティングなナイトレースが見られるよう期待しています」

    浜島裕英 (ブリヂストンMS・MCタイヤ開発本部フェロー)
    「シンガポールはストリートコースですから、まずF1マシンが走ることで路面がきれいになり、その後タイヤのラバーが乗ってグリップが良くなるなど、大幅な改善が見られるでしょう。つまり路面状況が刻々と変化するので、適切なセットアップを見つけるのが難しくなるということです。このサーキットを初めて訪れた一昨年は路面がバンピー(でこぼこ)でしたが、昨年は良くなっていました。通常はグランプリ以外の目的で使用されている一般道なので、2010年はどのような路面になっているか興味があります」

  • ブリヂストン、F1参戦14年の記念タイヤ制作プロジェクトを開始

    ブリヂストン、F1参戦14年の記念タイヤ制作プロジェクトを開始

    ブリヂストンは、F1に参戦した14年間の記念碑として、Twitterに投稿されたメッセージをF1タイヤに刻み込んだ特別なF1タイヤを制作する。

    今シーズン末で14年間参戦したF1から撤退するブリヂストンは、F1日本グランプリ開催にあわせ「Bridgestone TwitTYRE Project」を開始。9月中にTwitterに寄せられたメッセージをF1タイヤに刻み込み、日本グランプリの開催期間中、鈴鹿サーキットの ブリヂストン・ブースにて展示する。

    記念タイヤは、日本グランプリ終了後に東京都中央区にあるブリヂストン本社1Fの展示スペース、および小平市の「ブリヂストンTODAY」にも展示する予定。

    またメッセージを投稿&公式アカウントをフォーローした方には、抽選でF1グッズやブリヂストングッズなどがプレゼントされる。

    関連:
    ・BRIDGESTONE TwitTYRE PROJECT
    ・ブリヂストンTwitTYRE事務局 (BS_TwitTYRE) on Twitter

  • ブリヂストン:F1イタリアGP レースレポート

    ブリヂストン:F1イタリアGP レースレポート

    ブリヂストンが、F1イタリアGPの決勝レースを振り返った。

    イタリアGP決勝は、ペースの速い、接戦でエキサイティングなレースをソフト−ハードの戦略で戦ったスクーデリア・フェラーリ・マールボロのフェルナンド・アロンソが、今季3度目の優勝を果たした。

    ポールポジションのアロンソは2番手からスタートしたジェンソン・バトン(ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス)にスタートで抜かれるが、ピットストップでトップを奪い返し、昨年度チャンピオンを2.9秒差でリードしてフィニッシュラインを越えた。フィリペ・マッサ(スクーデリア・フェラーリ・マールボロ)がバトンにわずか1.2秒差の3位に入賞した。

    安川ひろし (ブリヂストン モータースポーツ推進室長)
    「素晴らしい優勝を飾ったフェラーリとフェルナンド・アロンソ選手にお祝いを申し上げます。ブリヂストンのヨーロッパ最後のグランプリで、チャンピオンシップにとって最高のリザルトが達成されました。大勢のブリヂストンのゲスト及び関係者のみなさんにも素晴らしいグランプリを楽しんでいただくことができました。美しい太陽に光り輝くコースのブリヂストンのマークを、今日、世界中の皆さんに見ていただけたことをうれしく思います。長年に渡り、この素晴らしいサーキットで我々に数多くの最高の思い出を与えてくれた、イタリアのファンの皆さん、そしてアウトドローモ・ナツィオナーレ・ディ・モンツァに感謝いたします」

    浜島裕英 (ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部フェロー)
    「今日はとてもエキサイティングなレースで、様々な戦略のオプションを見ることができました。我々のタイヤも力強いパフォーマンスを発揮し、選手全員に良いレースを戦ってもらうことができてうれしく思っています。異なるセットアップのジェンソン・バトン選手とフェルナンド・アロンソ選手のバトルは興味深く、どちらのドライバーも完ぺきなドライビングでした。セバスチャン・ベッテル選手は予選で使ったソフトのオプション・タイヤでレースの最終ラップまで走り切り、この高速コースでの我々のタイヤの耐久性と性能を証明してくれました。このような厳しい試練に直面しても、我々のタイヤが安全であることに誇りを感じます。今日はいくつかのタイヤに小さなブリスターが見られましたが、心配するほどのものでもなく、パフォーマンスにも影響はありませんでした。モンツァ、最高のレースをありがとう」

    関連:
    F1イタリアGP:フェルナンド・アロンソが優勝!

  • ブリヂストン:F1イタリアGP 予選レビュー

    ブリヂストン:F1イタリアGP 予選レビュー

    ブリヂストンが、F1イタリアGPの予選を振り返った。

    焼けるような暑さのモンツァで開催されたイタリアGP予選は、ブリヂストンのソフト・コンパウンドのポテンザタイヤを使ったフェルナンド・アロンソがフェラーリのホームレースでポールポジションを獲得した。

    フェラーリと自身にとって今シーズン初のポールポジションとなったアロンソのタイムは1分21秒962。午前のセッションでは、ソフト・コンパウンドのブリヂストン・ポテンザタイヤを装着したボーダフォン・マクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトンが最速タイムを記録した。

    昨日、ブリヂストン・モータースポーツはモータースポーツにおける貢献と功績をたたえる特別な賞を受賞した。安川ひろし ブリヂストン・モータースポーツ推進室長は、コンファルティジアナート・モーター・プライズ(第28回)委員会からこの賞を受賞した。

    安川ひろし ブリヂストン モータースポーツ推進室長
    「モータースポーツにおけるブリヂストン・モータースポーツの貢献と功績を讃える賞として、コンファルティジアナート・モーター・プライズ委員会から特別な賞を受け取ることができ、大変名誉に思っています。ヨーロッパにおける最後のレースでこのような賞を受け取り、わたしにとっては誇りを感じる瞬間でした。フェルナンド・アロンソ選手のポールポジションにお祝いを申し上げます。モンツァでフェラーリがフロントローに並ぶのは、いつ見ても感動的です」

    浜島裕英 ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部フェロー
    「今日はエキサイティングな予選のバトルを見ることができました。フェルナンド・アロンソ選手が最高の予選ラップを走り、フェラーリがポールポジションを獲得したことはイタリアのファンの皆さんも大変喜んでらっしゃるでしょう。ドライバーたちの最速ラップはソフト・コンパウンドで記録されていますが、ここでの2種類のコンパウンドのラップタイムの差はそれほど大きくありません。従って、明日のレースではかなりの戦略のオプションが残されていますし、グリッドに並ぶ車両の様々なセットアップを見るのも興味深いポイントです。路面温度も気温も高いですが、我々が選んだどちらのコンパウンドも力強いパフォーマンスを発揮して1スティントの距離を走れると思います。戦略に関しては、1回目のピットストップは14周目あたりだと思いますが、使用済みのオプション・タイヤでスタートするトップ10台も、それ以上の距離を走ることを選択したとしてもパフォーマンスが大きく落ち込むことなく走ることができると思います」

    関連:
    F1イタリアGP 予選:フェルナンド・アロンソがポールポジション

  • ブリヂストン:F1イタリアGPプレビュー

    ブリヂストン:F1イタリアGPプレビュー

    ブリヂストンが、F1イタリアGPの展望を語った。

    2010年F1世界選手権のヨーロッパ最終戦となる第14戦イタリアGPが9月10日〜12日に開催される。歴史的なモンツァ・サーキットで行われるこのレースで、ハード、ソフト両コンパウンドを使用する。

    F1開催サーキットの中でトップスピードが最も速いサーキットの一つであるモンツァは、いくつもある長いストレートがブリヂストンタイヤに数多くの課題を呈する。チームはクルマのダウンフォースを低めに設定するので、タイヤのメカニカル・パフォーマンスの重要性がいっそう高くなる。

    安川ひろし (株)ブリヂストンモータースポーツ推進室長
    「私たちにとってヨーロッパで最後になるF1グランプリは、様々な感情が湧き上がるレースになるでしょう。イタリアはモーターレースの大いなる遺産を保有する国で、ブリヂストンがこれまで貢献してきた国です。イタリアは自動車生産大国でもあり、ローマ近郊にはブリヂストンの大規模工場、営業所、テクニカルセンター、そしてプルービンググランドがあります。当社のF1プログラムの主要目標はヨーロッパでの自社ブランド認知度を高めることにありました。モンツァのような素晴らしいサーキットでグランプリに参戦したことが、この目標を達成する上で大きな力になりました」

    浜島裕英 (株)ブリヂストンMS・MCタイヤ開発本部フェロー
    「モンツァのレイアウトに合わせてチームはダウンフォースを低めに設定します。これは当然タイヤにも影響を与えます。メカニカルグリップの必要性が高くなることを考慮しなければなりませんし、低いダウンフォースはブレーキ性能にも関係してきます。モンツァのシケイン手前は高速走行からのハードブレーキングが必要な場所です。その結果タイヤにフラットスポットが発生する可能性があります。チームはこの場所でブレーキの効果を高めるため重量配分に細心の注意を払うでしょう。モンツァは長いストレートで有名ですが、これがタイヤに興味深い影響を与えます。ストレートではタイヤのバルク温度が下がる効果がありますが、同時にタイヤ圧が完璧でなければそれを目立たせる可能性もあります。タイヤ圧が低過ぎる状態で抵抗力が加わり、タイヤ内で過剰な発熱が起きると、コーナー通過時のグリップ力が十分ではなくなります」

  • ブリヂストン、F1日本グランプリに向けTwitter連動キャンペーンを実施

    ブリヂストン、F1日本グランプリに向けTwitter連動キャンペーンを実施

    ブリヂストンは、2010年10月8日(金)〜10月10日(日)に鈴鹿サーキットで開催される「2010 FIA F1世界選手権シリーズ 第16戦 日本グランプリレース」開催にあわせ、「Bridgestone TwitTYRE Project」を開始する。

    「Bridgestone(ブリヂストン) TwitTYRE(ツイッタイヤ) Project(プロジェクト)」は、「キャンペーンサイト」、「Twitter」、「トークショー」から構成され、14年間のF1タイヤサプライヤーとしての当社の活動をご支援いただいたファンの皆様へ、感謝の意を込めて、様々な情報を発信していく。

    Bridgestone TwitTYRE Project

    1.「Bridgestone TwitTYRE Project」キャンペーンサイト(URL:http://twittyre.jp)を9月13日(月)より開設

    (1)ファンの皆様からのメッセージを募集
    当社の14年間にわたるF1タイヤサプライヤーとしての活動に対して、ファンの皆様からのメッセージを募集し、メッセージ入り記念タイヤ(ディスプレイタイヤ)を制作。完成した記念タイヤは日本グランプリのブリヂストンブースに展示される。また、メッセージを投稿していただいた方には抽選で、F1関連グッズがプレゼントされる。

    (2)フォト&エピソードで振り返る14年間の歴史
    1997年の参戦開始から今シーズンまでの思い出に残るエピソードを写真とともに振り返りる。

    (3)F1関係者からのメッセージ
    ドライバーやチーム関係者、モータージャーナリストの皆様からのメッセージを紹介。

    2.Twitter(公式アカウント:BS_TwitTYRE)を開始

    (1)F1に関連したリアルタイムな情報や豆知識をtweet。

    (2)「Bridgestone TwitTYRE Project」キャンペーンサイトに関連した様々な情報をtweet。

    3.トークショーを開催

    日本グランプリ直前の10月5日(火)に、F1に関連の深い特別ゲストをお迎えし、トークショーイベントを開催。トークショーの模様は、インターネット上の動画共有サービスUSTREAM(http://www.ustream.tv/JP)にてライブ配信される。

    なお、10月8日(金)〜10月10日(日)の日本グランプリ当日は、鈴鹿サーキットのブリヂストンブースにて、F1ドライバーとのトークショーやその他様々なイベントの開催が予定されている。

  • ブリヂストン、最終戦F1アブダビGPまでのタイヤ配分を発表

    ブリヂストン、最終戦F1アブダビGPまでのタイヤ配分を発表

    ブリヂストンは、第16戦F1日本GPから最終戦F1アブダビGPまでのタイヤ配分を発表した。

    今シーズン限りでF1から撤退するブリヂストンが、最終戦アブダビGPまでに持ち込むタイヤを発表した。

    10月10日に開催されるF1日本GPまでは昨年までと同じくソフトとハードのタイヤコンパウンドが持ち込まれる。

    今年開催となるF1韓国GPでは、ハードとソフトのタイヤコンパウンドが持ち込まれることになった。

    昨年はソフトとミディアムが持ち込まれたアブダビGPでは、ブラジルGPと同じスーパーソフトとミディアムに変更になった。

    浜島裕英 (ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部フェロー)
    「シーズン最後のアロケーションでもっとも興味深い点は、韓国にどのタイヤを持っていくかということです。新しいレースについては、これまでと同じようにFIA、サーキット、チームと緊密に連携して決定していますが、私たちはいろいろな情報のほかにも常に安全性を考慮しているため、韓国で初めて開催されるレース用のアロケーションは必然的に保守的なものになります。韓国用のタイヤはサーキットに向け出荷済みで、これから7週間後に現地で新しい施設を見られることを楽しみにしています。鈴鹿はタイヤの耐久性が試されるコースなのでハード側のハードとソフトを組み合わせ、一方のサンパウロとヤスマリーナにはソフト側のスーパーソフトとミディアムの組み合わせが適しています。ドイツGPが開催されたホッケンハイムではコンパウンド差を拡大してハードとスーパーソフトを組み合わせ、そのレースで得た教訓の評価も実施しましたが、今後のレースではそれぞれのコースの特性上ハードとスーパーソフトのアロケーションが登場する機会はありません」

    2010年 F1 タイヤコンパウンド

    第1戦 バーレーンGP スーパーソフト&ミディアム
    第2戦 オーストラリアGP ソフト&ハード
    第3戦 マレーシアGP ソフト&ハード
    第4戦 中国GP ソフト&ハード
    第5戦 スペインGP ソフト&ハード
    第6戦 モナコGP スーパーソフト&ミディアム
    第7戦 トルコGP ソフト&ハード
    第8戦 カナダGP スーパーソフト&ミディアム
    第9戦 ヨーロッパGP スパーソフト&ミディアム
    第10戦 イギリスGP ソフト&ハード
    第11戦 ドイツGP スーパーソフト&ハード
    第12戦 ハンガリーGP スーパーソフト&ミディアム
    第13戦 ベルギーGP ソフト&ハード
    第14戦 イタリアGP ソフト&ハード
    第15戦 シンガポールGP スーパソフト&ミディアム
    第16戦 日本GP ソフト&ハード
    第17戦 韓国GP ソフト&ハード
    第18戦 ブラジルGP スーパーソフト&ミディアム
    最終戦 アブダビGP スーパーソフト&ミディアム

  • ブリヂストン:F1ベルギーGP レースレポート

    ブリヂストン:F1ベルギーGP レースレポート

    ブリヂストンが、F1ベルギーGPの決勝レースを振り返った。

    ボダフォン・マクラーレン・メルセデスのドライバー、ルイス・ハミルトンが、スパ・フランコルシャンで行われた悪天候のベルギーGPを、ソフト-ハード-インターミディエイト・タイヤと繋ぐ戦略で勝利をおさめた。

    ベルギーのアルデンヌ山中に位置するサーキットで行われた44周のレースは、幾つものアクシデントが起きる中、2度に渡ってセーフティカーが導入された。

    ハミルトンは素晴らしいスタートを切り、雨の到来で路面が濡れ始めた時に履いていたドライ・タイヤのせいでグラベルに飛び出したが、無事にコースに戻りレースを継続できた。レッドブル・レーシングのマーク・ウェバーがハミルトンに次いで2位、3位にはルノーF1チームのロバート・クビサが入った。

    安川ひろし(ブリヂストン・モータースポーツ推進室室長)
    「スパ・フランコルシャン特有の典型的な悪天候のおかげで、レースは非常にエキサイティングなものになりました。この悪天候にもかかわらず、週末を通して多くの観客が集まりましたが、その努力に値する素晴らしいレースを味わうことが出来たと思います。ブリヂストンの14年間に及ぶF1活動は、ヨーロッパにおけるブリヂストン・ブランドの知名度を著しく上げました。このベルギーGPは、ブラッセルに本拠地を持つブリヂストン・ヨーロッパのホームレースです。ブリヂストン・ヨーロッパより、ここスパ・フランコルシャンにおいて我々の最後のF1レース活動に対し、多大なサポートを頂き、大いに感謝しています」

    浜島裕英MS・MCタイヤ開発本部フェロー(本部長)
    「今年は、我々ブリヂストンのスパ・フランコルシャンにおける最後のF1レースでしたが、ここの典型的な悪天候は容赦なく我々を困難に直面させてくれました。おかげでドライバーにとってもチームスタッフにとっても非常にタフな1日でした。スパは1周・7kmもの長さを誇るサーキットで、コースの状態がウエット、ダンプ、ドライと目まぐるしく変化する状況では、それらの状況に最適なタイヤを選択するのは非常に難しいことです。また、最適のタイヤを装着していなくても、グリップ・レベルを正しく判断することは、レーシングカーを運転する上で非常に重要です。そうした技術を実際に見ることが出来たのは素晴らしい経験でした。ただし、世界屈指のベスト・ドライバーでも今日のようなコンディションではミスを犯します。だから、好成績を得るには、そのミスを最低限に留めなければいけないのです。優勝したルイス・ハミルトン選手は、濡れた路面をドライ・タイヤで走行し、グラベルに飛び出すシーンもありましたが、優勝を飾ることが出来ました。おめでとうございます。完璧なタイヤを製造することは非常に難しい挑戦ですが、今回我々が持ち込んだ4種類のタイヤはあらゆるコンディションを見事にカバーすることが出来ました。東京のテクニカルセンターのスタッフには、素晴らしいタイヤを提供してもらったことを大いに感謝します」

    関連:
    F1ベルギーGP:ルイス・ハミルトンが今季3勝目、小林可夢偉8位

  • ブリヂストン:F1ベルギーGP 予選レポート

    ブリヂストン:F1ベルギーGP 予選レポート

    ブリヂストンが、F1ベルギーGPの予選を振り返った。

    レッドブルレーシングのマーク・ウェバーが、不順な天候のスパ・フランコルシャンで、ブリヂストンのソフト・ポテンザ・タイヤを使用し、今シーズン5度目のポールポジションを獲得した。

    ウェバーはQ3セッションにおいて、雨が来る寸前に、1分45秒778のタイムを叩き出した。ボダフォン・マクラーレン・メルセデスのドライバー、ルイス・ハミルトンが、セッションの終盤、コースの一部が雨に祟られたにもかかわらず、2番目に速いタイムを出した。ウェバーは午前中のセッションでも、ハードタイヤで最速タイムを記録した。

    今日は、ブリヂストンが用意した全ての種類のタイヤ、ドライではハード及びソフト・コンパウンドのスリック・タイヤ、それにウエット、インターミディエイト・タイヤが昨日に続いて使用された。

    浜島裕英 ブリヂストンMS/MCタイヤ開発本部フェロー(本部長)

    今日の走行の重要なポイントは何でしょう?
    「今日はタイミングがすべてでしたね。チームにとってもドライバーにとっても、正しいタイミングに正しいタイヤを使用できたかどうか、という点です。ウェバー選手がポールポジションを獲得した周は完璧でしたが、ハミルトン選手も雨が来たにもかかわらず素晴らしいドライビングで2番目のタイムを叩き出しました。今日もまた、何度も雨が来て難しい日になりました。今日はここに持ち込んだタイヤの全レンジが使われました。予選中は特に難しい状況で、それが明日のレースのスターティング・グリッドを興味あるものにしたといえます」

    明日のレースでは、どのようなタイヤ戦略が考えられますか?
    「まず考えなければいけないのは天候です。もし明日雨が来るなら、チームは今週末に残ったウエット・タイヤとインターミディエイト・タイヤの中から何を使うと最高の状況が得られるかを決めなければいけません。もし、レース中に何度も雨が来ては止むという状況になれば、タイヤ・マネージメントが非常に難しくなるはずです。なぜなら、コースが乾き始めるとウエット・タイヤとインターミディエイト・タイヤは短時間にすり減ってしまうからです。もしコースが濡れているような状況なら、一度使用したインターミディエイト・タイヤを使うのが最高の解決策でしょう。ここは1周が非常に長いので、誰にとっても正しいタイヤ選択はとても難しいものになります。もし、間違ったタイヤ選択をしたら、大きな不利益をこうむることになるでしょう。もし、明日のレースがドライ・コンディションで行われるなら、どちらのドライ・コンパウンドの選択が最善か興味が湧くところです。今週末はドライ・コンディションでの走行が非常に少なかったためにデータも十分には取れませんでした。ゆえに、チームは巧みな戦略をたてる必要があります。そうしたことから、明日のレースはとてもエキサイティングなものになるはずです」

    関連:
    F1ベルギーGP 予選:マーク・ウェバーがポールポジション

  • ブリヂストン:F1ベルギーGPプレビュー

    ブリヂストン:F1ベルギーGPプレビュー

    ブリヂストンが、F1ベルギーGPの展望を語った。

    2010年F1世界選手権第13戦ベルギーGPが8月27日〜29日に開催される。アルデンヌ地方(ベルギー)の丘陵地帯で行われるこのレースでブリヂストンはハード、ソフト両コンパウンドを使用する。

    ジェットコースターのように起伏が激しく全長が7.004kmもあるスパ・フランコルシャン・サーキットは、クルマとドライバーの双方に過酷なサーキットだ。今シーズンのレースで一番周回距離が長いこのコースでは、ブリヂストンタイヤにも1周を通じて大きな力がかかることになる。

    安川ひろし (ブリヂストンモータースポーツ推進室長)
    「ブリヂストンはブリュッセルにヨーロッパの拠点を置き、ここがブリヂストン・ヨーロッパとその他のグループ企業の本社になっています。ブリヂストン・ヨーロッパは、ヨーロッパ全域で8ヶ所のタイヤ工場、技術センター兼プルービング・グラウンド、そしてさまざまな国々の販売組織を擁し、その従業員は13,000人を超えます。ベルギー国内だけでも1,000人を超える従業員がブリヂストンで働いています。そのため、スパで行われるブリヂストン最後のベルギーGPでは万感の思いが胸に迫るでしょう。F1参戦を開始する1997年以前はブリヂストン・ブランドの知名度はあまり高くありませんでしたが、ブリヂストン・ヨーロッパの支援を得て、今ではヨーロッパ全域で成果を上げています」

    浜島裕英 (ブリヂストンMS・MCタイヤ開発本部フェロー)
    「スパフランコルシャンはいろいろな秘密があるサーキットです。今シーズン一番長いサーキットであり、様々な特徴があります。このサーキットではタイヤに大きな負荷がかかり、条件が過酷なためスーパーソフトタイヤを使うことができません。オー・ルージュとセクター2は特に厳しいセクションです。高速コースであるものの、1周全体でクルマには比較的ダウンフォースの大きな構成が必要になるため、タイヤにいっそう大きな荷重がかかることになります。下り坂から一気に坂を駆け上がるオー・ルージュでは、タイヤにダウンフォースと慣性荷重に加えて高速の激しい圧縮力がかかります。そのためタイヤ圧を慎重に設定し、観察を続ける必要があります。また気象条件もしばしば大きな要因になり、特に天候によって路面温度が10℃から40℃まで変化します。森林地帯の中にあるため、急に雨が降り始める場合が多いことも考慮に入れなければなりません。スパでは退屈なレースになることはほとんどありません。私たちが最後のスパを楽しむことができるよう願っています」