カテゴリー: ブリヂストン

  • アロンソ 「ブリヂストンのグルーブタイヤは苦手だった」

    アロンソ 「ブリヂストンのグルーブタイヤは苦手だった」

    フェルナンド・アロンソは、ブリヂストンのグルーブタイヤが苦手だったことを認めた。

    アロンソは、ブリヂストンがグルーブタイヤの単独サプライヤーとなったここ2シーズンが困難だったと語った。

    2009年は、ブリヂストンが単独サプライヤーであることに違いはないが、ドライタイヤに1997年以来となるスリックタイヤが導入される。

    「独特な方法でクルマを運転しなければならなかったので、これまでよりも難しかった」

    「タイヤはブレーキング時に敏感で、ほとんどグリップしなかったし、カーブでは変な感覚だった」

    「それらはミュシュランと競争していたときとは非常に異なっていた」

  • ブリヂストン、F1バルセロナテスト総括

    ブリヂストン、F1バルセロナテスト総括

    F1の公式タイヤサプライヤーを務めるブリヂストンは、バルセロナ近郊のカタルーニャ・サーキットで2008年シーズン閉幕後最初のテストを終了した。テストでは2009年用スリックタイヤの2種類のコンパウンドと2008年用溝付タイヤの両方を使用した。

    11月17日〜19日まで3日間にわたり行われたバルセロナテストには9チームが参加し、溝付タイヤと合わせて、ハード、ソフト両コンパウンドのスリックタイヤを使用した。期間中はドライコンディションだったため、ブリヂストンのウェット、エクストリームウェット、または開発中のシングル・ウェットタイヤを使用する機会はなかった。

    バルセロナの気候はドライだったものの寒さが厳しく、チームにとっては特にハードコンパウンド・スリックタイヤのウォームアップとその保温が課題となった。3日間のテストに22人のドライバーが参加し、膨大な量のデータを収集した。使用するパッケージはチームごとに異なり、開発中の2009年用エアロダイナミクス・パッケージを搭載した暫定マシンと2008年仕様のマシンの両方でテストを行い、KERSシステムを使用するチームもあった。

    次にブリヂストンポテンザF1タイヤが登場するのは、12月9日〜11日にヘレスで開催される8チームの合同テストと12月10日〜12日にバーレーンで開催される1チームの単独テストになる予定である。

    小林徹郎ブリヂストン・モータースポーツ・テクニカル・マネージャー
    ブリヂストンは今回のテストにどのタイヤを用意したのですか?
    2009年用スリックタイヤのハード、ソフト2種類のコンパウンドを用意しました。また今回は2008年用溝付タイヤの複数のコンパウンドと、現行のウェット、エクストリームウェット、そして開発中のシングル・ウェットタイヤも用意しています。

    スリックタイヤを使って何がわかりましたか?
    我々には、これまでのスリックタイヤの走行で既に多くのデータの蓄積がありました。そこでこれを基本にテストを行い、チームはスリックタイヤの評価作業に取り組みそれぞれの使用方法を発展させることができました。バルセロナの気候が非常に寒かったため、チームはハード側のスリックタイヤを温めることとその保温に苦労していました。3日間で多くのデータを収集し、現在その分析を行っています。この3日間は、現行マシン、2009年のダウンフォースをシミュレートしたマシン、そして初期バージョンの2009年用エアロダイナミクス・パッケージを搭載したマシンと、様々な仕様のマシンを使ったので全てが直接的なプロセスにはなっていたわけではありません。まだ開発途中のKERSシステムを搭載したマシンもありました。大変興味深い3日間でした。特に5回ラリーのワールドチャンピオンを獲得したドライバーのフィードバックをもらうことができましたし、モータースポーツでは有名な名前であるセナなど、新しいドライバーの走行を見ることもできました。

    スリックはこれまで11シーズンにわたって使用してきた溝付タイヤとどのように違うのですか?
    溝付タイヤとスリックはコンセプトが違っていて、その導入にはグレイニングやタイヤコンストラクションの変更など多くの課題をともないました。スリックタイヤの復活によっていくつかの点で物事がシンプルになるため、特にドライバーはこの復活を歓迎しています。現在のスリックタイヤは我々が最後にF1でスリックタイヤを使用した1997年シーズン当時とはずいぶん違っています。我々は、溝付タイヤに取り組んできた11シーズンと、他のカテゴリーのスリックタイヤで培ってきた長い経験から学んだことを新しいスリックタイヤに応用しています。

    来シーズンは各レースで2種類のタイヤスペックを用意することになるのですか?また2種類をどうやって見分けるのですか?
    各レースに2種類のスペックを持っていくことになります。新しい2種類について、我々は2008年シーズンの2種類よりも特徴の差が大きくなるよう設計しました。ハード側のタイヤは安定性がかなり高いのですが、走行開始直後のラップタイムはあまり良くありません。ソフト側のコンパウンドは最初のラップタイムは良いのですが、使えば使うほどパフォーマンスの低下が起こるでしょう。このことが参加するチームやドライバーに多くの課題を提示し、また戦略のオプションを増やして、結果的にエキサイティングなレースを促進できるように願っています。タイヤのマーキングについては、何を使うか評価作業を続けているところです。

    それぞれのレースに持っていくコンパウンドの分配はもう決まっているのですか?
    今はデータを蓄積しているところなので、グランプリごとのタイヤの分配を決めるにはしばらく時間がかかるでしょう。

    タイヤの観点から見て、運動エネルギー回収システム(KERS)にはどのような効果がありますか?
    KERSシステムは利用できるパワーが増大するように設計されていますが、これまでこのシステムを使用して得られたデータによれば、タイヤのパフォーマンス全体には与える影響に変化はないでしょう。しかし、F1マシン全体のパフォーマンスに関しては非常に複雑になります。効率を上げるためには、小型で軽量のKERSシステムが必要になりますので、シャシーの重量配分の機会を損ねることはありません。もちろん重量配分はタイヤのパフォーマンスに影響しますので、設計者はKERSセットアップの設計にあたりこの点に留意しています。これはF1の挑戦を表すものであり、F1が新興のテクノロジーにとって優れたテストの場となっている理由を実証するものです。

  • ブリヂストン:F1ブラジルGP決勝レースを振り返る

    ブリヂストン:F1ブラジルGP決勝レースを振り返る

    ブリヂストンが、F1ブラジルGPの決勝レースを振り返った。

    サンパウロで開催されたシーズン最終戦ブラジルGPは、手に汗握るレースを5位でフィニッシュしたルイス・ハミルトン(ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス)が、2008年FIA F1世界チャンピオンに輝いた。レース優勝者のフィリペ・マッサ(スクーデリア・フェラーリ・マールボロ)がチャンピオンシップを勝ち取るかと思われたが、フィニッシュ・ラインを目前に5位にポジションを取り戻したハミルトンの手にタイトルは渡った。

    マッサは2位のフェルナンド・アロンソ(INGルノーF1チーム)を13秒引き離してのレース優勝、3位のキミ・ライコネン(スクーデリア・フェラーリ・マールボロ)はさらに3秒遅れた。4位はセバスチャン・ベッテル(スクーデリア・トロロッソ)、5位はハミルトン、ティモ・グロック(パナソニック・トヨタ・レーシング)が6位完走。ヘイキ・コヴァライネン(ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス)が7位、ヤルノ・トゥルーリ(パナソニック・トヨタ・レーシング)が8位でポイントを獲得した。

    ドライバーズ・チャンピオンシップは98ポイントのハミルトンが97ポイントのマッサに勝利。75ポイントのライコネンはロバート・クビサ(BMWザウバーF1チーム)と同ポイントだが、優勝回数の多いライコネンが3位を獲得した。172ポイントのスクーデリア・フェラーリ・マールボロがコンストラクターズ・チャンピオンシップに優勝、151ポイントのボーダフォン・マクラーレン・メルセデスが2位。BMWザウバーF1チームは135ポイントで3位。

    今日のレースはスリリングなシーズンの素晴らしい最後を飾った。スタートの予定時間直前に突如雨が降り、10分スタートが遅延されることになった。ドライバー全員がブリヂストンのウェットタイヤでスタートを切ったが、雨は長くは続かず、その後すぐにピットインしてブリヂストンのドライタイヤに交換することになった。レースの最後10分で再び雨が降り始め、選手は続々とピットに戻ってウェットタイヤに交換するという慌ただしい様相を呈した。

    グロックはウェットへの交換の最後のピットインをせず、ドライタイヤで走り続けることを選択したが、4位を守り抜くことができずにチェッカーフラッグまであと僅かのコーナーを残しながらベッテルとハミルトンに抜かれ、これによってハミルトンはチャンピオンシップ優勝を掴んだ。レースの最速ラップタイムは36周目でミディアム・コンパウンドを装着してマッサが記録した1分13秒736。

    11月17日—19日に開催されるバルセロナのテストでは、2009年度仕様の2種類のスリックタイヤと2008年度のグルーブタイヤの1種類が使われる予定。次のグランプリは21週間後の3月27—29日に開催されるオーストラリアGP。

    安川ひろし(ブリヂストン モータースポーツ推進室長)
    「素晴らしいレース優勝を果たしたフィリペ・マッサ選手とフェラーリ、そしてドライバーズ・チャンピオンシップ優勝を果たしたルイス・ハミルトン選手とマクラーレン・メルセデスにお祝いを申し上げます。素晴らしいシーズンを締めくくる最高のレースでした。今日のレースのほどエキサイティングなレースはあまり観たことがありません。ブリヂストンは今年グランプリ出場200戦目を祝いました。我々ブリヂストンが初めてドライバーズ及びコンストラクターズ世界選手権優勝を祝ったのは、ミカ・ハッキネン選手とマクラーレン・メルセデスが勝利した10年前の事です。従って、今日、ルイス・ハミルトン選手がブリヂストン・タイヤでドライバーズ・タイトルを勝ち取る様子を見ることができたのは、我々にとっては名誉なことでした。ルイスはカート時代、GP2シリーズ、F1へとキャリアのほとんどをブリヂストン・タイヤで戦って来ました。また、フェラーリが我々ブリヂストンのタイヤで8回目のコンストラクターズ・チャンピオンシップ優勝を果たしたこともきわめて重要な出来事です。今シーズンは我々ブリヂストンがF1の公式タイヤサプライヤーとなった初年度です。全チーム、世界中のオーガナイザー、FIA、そしてF1に携わるスタッフを含む世界中のブリヂストン関係者の皆さんに感謝いたします」

    浜島裕英 (ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部長)
    「2008年度ドライバーズ・チャンピオンシップ優勝を果たしたルイス・ハミルトン選手、おめでとうございます。また、ホームグランプリで優勝を果たしたフェリペ・マッサ選手、コンストラクターズ・チャンピオンシップ優勝を果たしたフェラーリにもお祝いを申し上げます。今日は非常にエキサイティングなレースで、数々の素晴らしいバトルが展開されたことに、とても感謝しております。天気が明暗を分けたレースで、選手にとってはタイヤ選択が難しかったと思います。全員がウェットタイヤでスタートし、第2スティントでドライタイヤを選択しました。このようなコンディションでもレースのペースはとても良く、最後の雨が更にレースを興味深いものにしてくれました。今シーズンを振り返り、ブリヂストンの果たした役割にとても満足しています。年間を通して非常に僅差の戦いにすることができましたし、タイヤの問題もありませんでした。ブリヂストンのスタッフ、ドライバー、及びチームの皆さん全員に感謝します。2009年シーズン、そしてブリヂストンのスリックタイヤのカムバックを我々は楽しみにしています」

  • ブリヂストン:F1ブラジルGP予選を振り返る

    ブリヂストン:F1ブラジルGP予選を振り返る

    ブリヂストンが、F1ブラジルGPの予選、そして午前中のフリー走行を振り返った。

    インテルラゴスでブリヂストンのソフト・コンパウンド・タイヤを装着して1分12秒368のタイムを記録したフィリペ・マッサが、ブラジルGPのポールポジションを獲得した。フロントローの隣に並ぶのは、マッサに約0.3秒遅れて2位を獲得したヤルノ・トゥルーリ(パナソニック・トヨタ・レーシング)。

    今日は午前中のフリー走行と午後の予選セッションの天気が大きく異なり、午後は午前中よりも気温が高かった。今日の最速ラップタイムはQ2でコバライネンがソフト・タイヤを装着して記録した1分11秒768。昨年のポールポジションのタイムはスーパーソフト・コンパウンドでマッサが記録した1分11秒931だった。2007年の土曜日の最速ラップタイムは、3回目のフリー走行でマッサがスーパーソフトで記録した1分11秒810。

    浜島裕英 ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部長
    「大勢のブラジルのファンの目前で驚異的なラップタイムを記録してポールポジションを獲得したフィリペ・マッサにお祝いを申し上げます。ブラジルGP3年連続のポールポジションでした。明日もマッサは力強いレースを戦ってくれることと思います。また、2005年以来のフロントローを獲得したヤルノ・トゥルーリにもお祝いを申し上げます。マッサがポールポジションからのスタート、またコバライネンがQ2で最速ラップタイムを記録しているように、ハミルトンのクルマはとても速いマクラーレン・メルセデスですので、明日は興味深いチャンピオンシップ・バトルになるでしょう。路面コンディションは昨日よりも良いですが、まだグレーニングが見られるようです。明日のレースのキーポイントは、タイヤのグレーニングが発生した時、誰が一番うまくコントロールして力強いリザルトを達成するかという点です」

  • ブリヂストン、F1ブラジルGPへの展望を語る

    ブリヂストン、F1ブラジルGPへの展望を語る

    ブリヂストンの浜島裕英が、F1ブラジルGPが開催されるインテルラゴス・サーキットの特徴をタイヤサプライヤーの観点から語った。ブリヂストンは、最終戦ブラジルGPに、昨年より一段階硬いミディアムとソフトのコンパウンドを持ち込む。

    浜島裕英 (ブリヂストン)
    特に週末の初めは、グレイニング多くでと予想しています。これには2つの理由があります。インテルラゴスは、たびたびトラックの表面が非常に汚れていることがあり、そして路面状況に関わらず、ツイスティなインフィールドのレイアウトがグレイニングを引き起こすことがあります。インテルラゴスは、時に昨年のように暑くなれば、天候が非常に大きな役割を担いますが、思ったほどタイヤには厳しくないトラックです。

    昨年は我々の割り当てが柔らかすぎて、多くのタイヤでブリスターが見られましたし、タイヤに優しいと思っていたドライバーでさえそうでした。ミディアムとソフトのコンパウンドは良い選択だと考えています。加えて、特に路面は、真新しかった昨年から改善していると思うので、この変更はチームにチャレンジを与えることになるでしょう。

  • ブリヂストン:F1中国GP決勝レースを振り返る

    ブリヂストン:F1中国GP決勝レースを振り返る

    ブリヂストンが、F1中国GPの決勝レースを振り返った。

    FIA F1世界選手権第17戦中国GPは、ポールポジションからスタートし、ハード・ハード・ミディアムのタイヤ戦略で戦ったルイス・ハミルトン(ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス)が今年のラスト2戦目となる上海のレースに優勝した。

    1回目のピットストップ後の数周の間を除く全スティントでレースをリードしたハミルトンに14.9秒遅れて2位完走を果たしたのは、チームメイトのキミ・ライコネンをフィニッシュ前6周で抜いたスクーデリア・フェラーリ・マールボロのフィリペ・マッサ。マッサはミディアム・ミディアム・ハードのタイヤ戦略だった。3位のライコネンはミディアム・ハード・ミディアムの戦略だった。

    今回のレースの最速ラップタイムはハード・コンパウンドで13周目にハミルトンが記録した1分36秒325。

    次のF1グランプリは、10月31日—11月2日に開催されるシーズン最終戦のブラジルGP。ミディアム及びソフト・コンパウンドのブリヂストン・ポテンザタイヤが使われる予定。昨年のこのレースではソフト及びスーパーソフト・コンパウンドが使われており、今年は1段階ハード側の選択となっている。

    浜島裕英 ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部長
    「ルイス・ハミルトン、おめでとうございます。昨シーズンのこのレースでの出来事を考えると、彼にとっては素晴らしいリザルトだったと思います。今日はどちらのコンパウンドも非常に良い性能を発揮し、いろいろな優れた戦略を見ることができました。表彰台の3人も異なった順番で2種類のコンパウンドを使っていました。ヘイキ・コバライネンにパンクが発生し、空気が抜けたことによりタイヤの破損に到りました。この原因は現在調査中です。ドライバーズ及びコンストラクターズ・チャンピオンシップはまだ決着がついていませんので、サンパウロはとてもエキサイティングな週末になると思います」

  • ブリヂストン:F1中国GP予選を振り返る

    ブリヂストン:F1中国GP予選を振り返る

    ブリヂストンが、F1中国GPの予選、そして午前中のフリー走行を振り返った。

    上海インターナショナル・サーキットで開催された中国GP予選は、ブリヂストンのミディアム・コンパウンド・タイヤで1分36秒303を記録したボーダフォン・マクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトンがポールポジションを獲得した。

    午前中のフリー走行ではニック・ハイドフェルド(BMWザウバーF1チーム)がミディアム・タイヤで1分36秒061の最速ラップタイムを記録。このセッションのタイムは僅差で、1秒内にトップ17台が入った。ハミルトンがこのセッション2位のタイムを記録、ロバート・クビサ(BMWザウバーF1チーム)が3位のタイムを記録している。今日の最速ラップタイムは、Q2でハミルトンがミディアム・タイヤを装着して記録した1分34秒947。

    浜島裕英 ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部長
    「午前中の路面コンディションは少し掴み辛く、多くのドライバーがグリップの悪さを訴えていました。しかし午後の予選では状況は大きく改善され、セッションを通して路面のコンディションは良くなって行きました。ミディアム・コンパウンドの方がグリップに優れ、ハード・コンパウンドが主として装着されると予測していたクルマの重いQ3でもミディアム・コンパウンドの方が速いタイムを記録しました。今日のデータを見ると、明日は戦略の選択がとても興味深い点です」

  • ブリヂストン、F1中国GPへの展望を語る

    ブリヂストン、F1中国GPへの展望を語る

    ブリヂストンの浜島裕英が、F1中国GPが開催される上海国際サーキットの特徴をタイヤサプライヤーの観点から展望を語った。ブリヂストンは、タイヤへの負担が厳しい中国GPに、最も硬いハードとミディアムの組み合わせを持ち込む。

    浜島裕英 (ブリヂストン)
    上海インターナショナル・サーキットはタイヤにとって非常に厳しいコースです。そのため我々はコンパウンドの中で最も硬い2種類を用意しています。横からの力が非常に大きく、特に大きく回り込んだターン2とバンクのあるターン13で、左フロントタイヤにグレイニングが発生すると予想しています。ここではリアタイヤにもグレイニングが発生する可能性があります。

    このサーキットは2本の長いストレートを擁する上に、大部分が曲がりくねったテクニカルなレイアウトになっているため、中程度のダウンフォース・セットアップを採用することになります。チームとドライバーにとっては、タイヤを最高の形で使用できるよう、適正なセットアップを見つけることが大きな課題になるでしょう。

  • ブリヂストン:F1日本GP決勝レースを振り返る

    ブリヂストン:F1日本GP決勝レースを振り返る

    ブリヂストンが、F1日本GPの決勝レースを振り返った。

    FIA F1世界選手権第16戦日本GP決勝は、ミディアム・ミディアム・ソフトのタイヤ戦略を使ったフェルナンド・アロンソ(INGルノーF1チーム)がスリリングなレースの優勝を飾った。

    アロンソに5.284秒遅れてフィニッシュラインを越えたのは、アロンソと同じタイヤ戦略で戦ったBMWザウバーF1チームのロバート・クビサ。キミ・ライコネン(スクーデリア・フェラーリ・マールボロ)も同じ戦略で3位入賞を果たした。

    今日の最速ラップタイムは55周目にミディアム・タイヤでマッサが記録した1分18秒426。

    次のF1グランプリは来週末のシノペック中国GP。ブリヂストンのハード及びミディアム・コンパウンドのポテンザタイヤが使われる予定だ。

    荒川詔四 ブリヂストン 代表取締役社長
    「見事優勝を飾ったフェルナンド・アロンソ選手に心からお祝い申し上げます。ブリヂストンが日本GPに特別に用意したMAKE CARS GREEN TYREが、素晴らしいレースを足元からしっかり支えることができたことを誇りに思うと同時に、エコドライブの輪が広がったことを非常に嬉しく思っています。ブリヂストンは引き続き、公式タイヤサプライヤーとして全チーム・全ドライバーを全力でサポートするとともに、MAKE CARS GREENキャンペーンをグローバルに展開していきます。」

    浜島裕英 ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部長
    「今日は非常にエキサイティングなレースでした。1周目の混乱を生き残り、戦略でも激しくプッシュして2戦連続の優勝を果たしたフェルナンド・アロンソとルノーにお祝いを申し上げます。また、2位争いのバトルで我々を楽しませてくれたロバート・クビサとキミ・ライコネンにも感謝しなければならないでしょう。路面にはラバーが充分にのっておらず、今日はほとんどのドライバーがミディアム・コンパウンドで各自の最速ラップタイムを記録しました。どちらのコンパウンドも富士で大体期待していた通り性能を発揮しました。Make Cars Green タイヤのラインのおかげで摩耗の特徴がはっきりと確認できました。ファンの皆さんにとっても新しい面白い見どころになったと思います。エイドリアン・スーティルのタイヤに関しては、パンクがあったようです。データではタイヤがパンクする前にすでに空気圧が下がっていますので、路面の破片のせいかもしれません」

  • ブリヂストン:F1日本GP予選を振り返る

    ブリヂストン:F1日本GP予選を振り返る

    ブリヂストンが、F1日本GPの予選、そして午前中のフリー走行を振り返った。

    午前中はドライコンディションでスタートし、予選ではドライへ変化。そのため、今日一日でブリヂストンが日本GP用に用意する4種類全てのタイヤが使用された。

    ブリヂストンの浜島裕英は、リアタイヤの摩耗が鍵となると語る。

    浜島裕英 ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部長
    「昨シーズンはウェットで霧のコンディションでしたが、今年の富士はドライの予選セッションになり良かったです。また、エキサイティングなセッションでした。Q2とQ3のタイムの違いが興味深く、明日は異なる様々な戦略が見られると思います。今日は午前中にウェットとエキストリーム・ウェット、午後にミディアムとソフト・コンパウンドと全種類のタイヤが使われ、我々ブリヂストンにとっても興味深い1日でした。チームはデータをたくさん収集できたと思いますので、明日のレースは空模様を見てタイヤ選択を考えることができるでしょう。ドライバーにとってはリヤタイヤの性能の落ちが最も重要な課題となります。いかにこれをマネージするかが、良いリザルトを達成するキーポイントです。雨が降らなければ路面は更に改善される余地があるでしょう。グルーブのグリーンが消えて行く様子を見ているとクルマ、セットアップ、ドライバーによってタイヤの使われ方が異なることが分かりますので、レースを観戦される方にはその点にも注目していただきたいと思います。通常のサーキットではタイヤ内側のグルーブが先に摩耗していきますが、チャレンジングな富士のコースは外側のグルーブから摩耗していきます」