カテゴリー: F1ベルギーGP

  • ランス・ストロール F1ベルギーGP予選最下位「レースで得られるものはない」

    ランス・ストロール F1ベルギーGP予選最下位「レースで得られるものはない」

    ランス・ストロールは、2026年F1ベルギーGP予選を22番手で終え、「今週末は乗り切るしかない」と現状の厳しさを認めた。アストンマーティンは予選で最後列を占め、ストロールとフェルナンド・アロンソはともにパワーユニット交換によるグリッド降格ペナルティを受けて決勝に臨む。

    ストロールは予選前にセットアップ変更を施し一定の改善は得られたものの、シーズン前半から続く根本的な課題は解消されていないと説明。

    アストンマーティンは次戦ハンガリーGPで投入予定の大型アップグレードに期待を寄せている。

    「予選前にマシンへいくつか変更を加えた。いくつかの面では改善できたので、それはポジティブだった」

    「それ以外は、シーズン前半を通して直面してきたのと同じ課題だった」

    また、予選では狙っていた理想的なトウ(スリップストリーム)を得られず、コンマ数秒を失ったこともタイムに影響したと振り返った。

    「予選では狙っていた完璧なトウを得ることができなかった。そのせいでコンマ数秒を失った」

    「それ以外については、今日のペースは予想どおりだった。ここでは戦えるものがあまりないことは分かっている。今週末を乗り切り、ブダペストで予定しているアップグレードに集中することが重要だ」

    ランス・ストロール(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム)

    決勝についても、大きな期待は抱いていないことを率直に明かした。

    「明日はとにかくレースを走り切るしかない」

    「このレースで得られるものはほとんどないことは分かっている。ブダペストで投入するアップグレードがパフォーマンスを大きく改善してくれるかどうか、それを待っている状況だ」

    アストンマーティンは次戦ハンガリーGPで今季最大規模のアップグレードパッケージを投入する予定となっており、ストロールも今季巻き返しの鍵として大きな期待を寄せている。

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  • ホンダF1 ベルギーGP予選で苦戦 折原伸太郎「厳しい戦いは予想どおり」

    ホンダF1 ベルギーGP予選で苦戦 折原伸太郎「厳しい戦いは予想どおり」

    ホンダは、2026年F1第10戦ベルギーGPの予選で厳しい結果を迎えた。アストンマーティンはフェルナンド・アロンソが21番手、ランス・ストロールが22番手に終わり、2台揃ってQ1敗退となった。

    ベルギーGP2日目はスパ・フランコルシャンでフリー走行3回目と予選が行われた。パワーユニットへの負荷が大きい高速サーキットで、アストンマーティン・ホンダは週末を通して苦戦。

    予選でもライバルとの差を埋めることはできず、決勝は最後尾付近から追い上げを目指すことになった。

    ホンダF1トラックサイド・ゼネラルマネージャー兼チーフエンジニアの折原伸太郎は、今回の結果は想定の範囲内だったとしながらも、エネルギーマネジメントの改善には手応えを感じていると語った。

    「このサーキットがパワーユニットにとって非常に厳しいことは事前から認識していたため、予選結果についてもある程度は予想どおりでした」と折原はコメント。

    「そのような中でも、Aston Martin Aramco Formula One Teamと連携しながら、エネルギーマネジメントの運用面ではレースごとに改善を積み重ねられており、その点は前向きな材料だと考えています」

    アストンマーティンは今季ここまで苦戦が続いており、ホンダも現行パワーユニットの運用改善を進めながらパフォーマンス向上に取り組んでいる。厳しい予選結果となったものの、決勝では改善を続けるエネルギーマネジメントを武器に、一つでも上位でのフィニッシュを目指す。

    ホンダF1 本田技研工業 / アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

  • F1ベルギーGP予選 アントネッリ今季6回目PP フェルスタッペンを0.317秒差で撃破

    F1ベルギーGP予選 アントネッリ今季6回目PP フェルスタッペンを0.317秒差で撃破

    アンドレア・キミ・アントネッリが圧巻の走りで2026年F1第10戦ベルギーGP予選を制し、今季6回目のポールポジションを獲得した。メルセデスの若きエースは最終アタックで1分44秒361を記録し、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)に0.317秒差をつける快走を披露した。

    予選はメルセデス、レッドブル・レーシング、フェラーリ、マクラーレンによる激しいポール争いとなったほか、赤旗中断やQ3開始の遅延、複数のグリッド降格など話題に事欠かないセッションとなった。

    3番手タイムを記録したランド・ノリス(マクラーレン)はパワーユニット交換に伴う10グリッド降格を受けるため、決勝は13番グリッドから追い上げを図ることになる。

    ■ Q1:ノリス最速 アストンマーティン勢は揃って敗退
    気温、路面温度ともに上昇したコンディションの中、18分間のQ1がスタート。序盤はマックス・フェルスタッペンが1分45秒930を記録してトップに立つと、アイザック・ハジャーやアービッド・リンドブラッドが好タイムを刻む。

    その後、ランド・ノリスが1分45秒865でフェルスタッペンを0.065秒上回りトップタイムを記録。メルセデス勢はアンドレア・キミ・アントネッリが5番手、ジョージ・ラッセルがその直後と、やや慎重な滑り出しとなった。

    終盤のアタックでは各車がタイムを更新し、ピエール・ガスリー、フランコ・コラピント、ニコ・ヒュルケンベルグらがQ2進出を決める一方、アレクサンダー・アルボンはわずか0.007秒差で敗退。エステバン・オコン、バルテリ・ボッタス、セルジオ・ペレス、フェルナンド・アロンソ、ランス・ストロールとともにQ1で姿を消した。

    ■ Q2:ローソンは0.038秒届かず ヒュルケンベルグにトラブル
    Q2ではアントネッリがいきなり1分45秒142を記録し首位へ浮上。ルクレール、ノリス、ハミルトンが続き、フェルスタッペンは約0.45秒差の5番手につけた。

    残り時間ではガブリエル・ボルトレトやハジャーがタイムを伸ばし、最後までQ3進出争いは大接戦となる。

    リアム・ローソンは渾身のアタックを披露したものの、ボルトレトとの差はわずか0.038秒。惜しくも11番手となりQ3進出を逃した。

    Q2敗退はローソン、ガスリー、コラピント、ヒュルケンベルグ、カルロス・サインツJr.、オリバー・ベアマンの6人となった。

    さらにセッション終了直後にはQ3開始の遅延がアナウンスされた。ヒュルケンベルグのマシンに油圧系トラブルが発生し、コース上でストップ。マーシャルによる車両回収のため、Q3開始は約14分遅れることになった。

    ■ 四つ巴となったQ3 赤旗で最後の一発勝負へ
    16時50分にスタートしたQ3では、ハジャーが使用済みタイヤで先行し、フェルスタッペンのスリップストリーム役を担当する戦略を採用した。

    1回目のアタックではフェルスタッペンがトップに立ったものの、直後にアントネッリがこれを更新。さらにルクレールが2番手へ浮上すると、最後にノリスが全体トップタイムを記録し、アントネッリ、ルクレール、フェルスタッペンまで4人が0.2秒以内にひしめく大接戦となった。

    しかし残り7分、オスカー・ピアストリがスタブローでグラベルにタイヤを落としたことで砂利がコース上へ飛散。赤旗が提示され、全車に最後の1アタックだけが許される展開となった。

    ■ アントネッリが圧巻の最終アタックで今季6回目のPP
    セッション再開後、再びハジャーがフェルスタッペンを牽引。レッドブル・レーシングはケメルストレートでスリップストリームを最大限活用し、フェルスタッペンは1分44秒678を記録して暫定トップへ浮上した。

    しかし、その直後だった。

    アントネッリは全セクターをまとめ切る完璧なラップを披露し、1分44秒361を記録。フェルスタッペンを0.317秒突き放し、一気にポールポジションを奪い返した。

    ラッセルは最終セクターでタイムを失い4番手、ルクレールも更新できず5番手。ノリスは13コーナーで右タイヤをグラベルへ落としたことでアタックを断念し、タイム更新はならなかった。

    結果としてアントネッリが今季6回目のポールポジションを獲得。フロントローにはフェルスタッペンが並び、ノリスの10グリッド降格により決勝はラッセルが3番手、ルクレールが4番手からスタートする。

    2026年F1 ベルギーGP 予選

    ■ アントネッリ「最後は本当にクリーンなラップだった」
    ポールポジションを獲得したアントネッリは「最高だ。簡単な予選ではなかった。路面コンディションは大きく変化していたけど、周回ごとに改善することができた」と振り返った。

    「最後のラップは本当に良かった。とてもクリーンにまとめることができたので、とても満足している。明日はフェルスタッペンが隣にいるので、良いスタートを決めて先行することが重要になる」

    フェルスタッペンは「トウは間違いなく助けになった。なければ6番手くらいだったかもしれない。ハジャーは素晴らしい仕事をしてくれた。明日は後ろを気にしながら走ることになるだろう」と語った。

    一方、ノリスは「マシンのフィーリングには満足している。本来なら前方から戦いたかったが、明日もいいレースができるはずだ」とコメント。13番グリッドからの追い上げに自信を見せた。

    決勝は19日15時(現地時間、日本時間22時)にスタート。スパ・フランコルシャン名物のオー・ルージュからケメルストレートまでの攻防が、ベルギーGPの行方を大きく左右することになりそうだ。

  • F1ベルギーGP 予選 結果・タイムシート:アントネッリがポール獲得

    F1ベルギーGP 予選 結果・タイムシート:アントネッリがポール獲得

    2026年F1ベルギーGP 予選の結果・タイムシート。7月18(土)にスパ・フランコルシャンに2026年のF1世界選手権 第10戦 ベルギーグランプリの公式予選が行われた。

    ポールポジションを獲得したのはアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)。2番手にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手にランド・ノリス(マクラーレン)が続いた。アストンマーティン・ホンダは、フェルナンド・アロンソが21番手、ランス・ストロールが22番手だった。

    ■ アントネッリが圧巻のポールポジション獲得
    アンドレア・キミ・アントネッリが予選Q3最後のアタックでライバルを0.3秒以上引き離す圧巻のラップを記録し、今季6回目のポールポジションを獲得した。マックス・フェルスタッペンが2番手、ランド・ノリスは最速タイムを狙える速さを見せながらも10グリッド降格ペナルティにより13番グリッドから決勝に臨む。

    ■ ノリスは速さ示すも降格で13番手スタート
    ノリスはQ3でもトップ争いを演じるペースを見せたが、今週末の10グリッド降格ペナルティによりポールポジション獲得は不可能な状況だった。最終アタックではターン13でグラベルにタイヤを落とす場面もあり、決勝は13番手から追い上げを狙う。

    ■ ヒュルケンベルグの油圧トラブルでQ3開始が遅延
    Q2終了後、ニコ・ヒュルケンベルグが油圧トラブルでコース上にマシンを止めたため、Q3開始が遅延した。マーシャルによる車両回収作業が行われた後、セッションは約10分遅れで再開され、全車に最後のアタックチャンスが与えられた。

    ■ Q2はローソンら6人が敗退
    Q2ではリアム・ローソンが11番手で惜しくもQ3進出を逃した。ピエール・ガスリー、フランコ・コラピント、ヒュルケンベルグ、カルロス・サインツJr.、オリバー・ベアマンも敗退し、中団争いの激しさが際立つ結果となった。

    ■ アルボンとアストンマーティン勢はQ1敗退
    Q1ではアレクサンダー・アルボン、エステバン・オコン、バルテリ・ボッタス、セルジオ・ペレスに加え、フェルナンド・アロンソとランス・ストロールのアストンマーティン勢が揃って敗退。苦戦が続くチーム状況を改めて印象づけた。

    ■ メルセデスとレッドブルがポール争いを展開
    予選を通じてアントネッリとフェルスタッペンがトップタイムを更新し合い、メルセデスとレッドブル・レーシングが主導権を争った。シャルル・ルクレールも随所で2番手タイムを記録し、フェラーリもポール争いに加わる接戦となった。

    ■ 赤旗中断で最後の一発勝負に
    Q3序盤にはオスカー・ピアストリがグラベルにタイヤを落とした影響でコース上に砂利が散乱し、赤旗が提示された。セッション再開後は各車ともタイヤ1セットのみで最後のアタックに挑む一発勝負となり、アントネッリが最高のラップを決めた。

    ■ フェルスタッペンはトウを活用も及ばず
    レッドブル・レーシングはハジャーを先行させてフェルスタッペンにスリップストリーム(トウ)を与える戦略を採用。最終アタックでもトウを活用したが、アントネッリの圧倒的なラップには届かず2番手に終わった。

    ベルギーGP

    F1ベルギーGP 予選 結果・タイムシート

    順位 No ドライバー チーム Q1 Q2 Q3
    1 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分46秒304 1分45秒142 1分44秒361
    2 3 マックス・フェルスタッペン レッドブル・レーシング 1分45秒930 1分45秒589 1分44秒678
    3 1 ランド・ノリス マクラーレン 1分45秒865 1分45秒454 1分44秒801
    4 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分46秒185 1分45秒689 1分44秒869
    5 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分46秒278 1分45秒397 1分44秒893
    6 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分46秒124 1分45秒543 1分44秒895
    7 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分46秒433 1分45秒671 1分45秒016
    8 41 アービッド・リンドブラッド レーシングブルズ 1分46秒191 1分45秒629 1分45秒143
    9 98 ガブリエル・ボルトレト アウディ 1分46秒609 1分46秒082 1分45秒628
    10 6 アイザック・ハジャー レッドブル・レーシング 1分46秒062 1分45秒823  
    11 30 リアム・ローソン レーシングブルズ 1分46秒501 1分46秒120  
    12 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分46秒679 1分46秒331  
    13 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分46秒795 1分46秒392  
    14 27 ニコ・ヒュルケンベルグ アウディ 1分46秒893 1分46秒671  
    15 55 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分47秒080 1分46秒777  
    16 87 オリバー・ベアマン ハース 1分47秒113 1分46秒779  
    17 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分47秒120    
    18 31 エステバン・オコン ハース 1分47秒801    
    19 77 バルテリ・ボッタス キャデラック 1分47秒823    
    20 11 セルジオ・ペレス キャデラック 1分47秒971    
    21 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分50秒002    
    22 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分50秒177    
  • F1ベルギーGP予選Q2:アントネッリ圧巻トップ ローソンは0.031秒差で敗退

    F1ベルギーGP予選Q2:アントネッリ圧巻トップ ローソンは0.031秒差で敗退

    2026年F1第10戦ベルギーGPの予選Q2がスパ・フランコルシャンで行われ、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリがトップタイムでQ3進出を決めた。フェラーリ勢、マクラーレン勢、レッドブル勢も順当にトップ10入りを果たした一方、リアム・ローソンは僅差でQ3進出を逃した。

    Q2終了後にはQ3開始の遅延がアナウンスされた。ニコ・ヒュルケンベルグのマシンに油圧系トラブルが発生し、コース上でストップ。マーシャルがマシンを回収したため、セッション開始が遅れることになった。

    アントネッリが唯一の1分45秒1台を記録
    16台で争われたQ2では、全車がソフトタイヤでアタックを開始した。アントネッリは1回目のアタックから1分45秒142を記録し、唯一の1分45秒1台をマーク。ジョージ・ラッセルに0.5秒以上の差をつける圧巻の走りを披露した。

    その後、シャルル・ルクレール、ランド・ノリス、マックス・フェルスタッペンらがタイムを更新したものの、アントネッリには届かず。ルクレールが2番手、ノリスが3番手につけ、フェラーリとマクラーレンがメルセデスに続いた。

    FP3でクラッシュを喫しながらQ1を突破したルイス・ハミルトンも4番手でQ3進出を決め、フェラーリは2台揃ってトップ10入りを果たした。

    ローソンは0.031秒差でQ3進出逃す
    終盤はQ3最後の枠を巡る争いが白熱した。アイザック・ハジャーは9番手を守ってQ3進出を決めた一方、ピエール・ガスリー、フランコ・コラピント、ニコ・ヒュルケンベルグ、カルロス・サインツJr.はタイムを更新できず敗退した。

    最後にアタックしたリアム・ローソンも渾身のラップをまとめたが、10番手のガブリエル・ボルトレトに0.031秒及ばず11番手。惜しくもQ3進出を逃した。レーシングブルズはハジャーがQ3進出を果たした一方で、ローソンはあと一歩届かなかった。

    2026年F1ベルギーGP予選 Q2敗退
    11番手 リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    12番手 ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    13番手 フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    14番手 ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)
    15番手 カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    16番手 オリバー・ベアマン(ハース)

    アントネッリはQ2でも他を寄せ付けない速さを披露し、ポールポジション最有力としてQ3へ駒を進めた。一方、中団勢では最後までQ3進出争いが続き、ローソンはボルトレトにわずか0.031秒届かず敗退。Q2終了後にはヒュルケンベルグの車両回収のためQ3開始が遅延するなど、慌ただしいセッションとなった。

  • F1ベルギーGP予選Q1:アストンマーティン・ホンダ勢は4秒差で揃って敗退

    F1ベルギーGP予選Q1:アストンマーティン・ホンダ勢は4秒差で揃って敗退

    2026年F1第10戦ベルギーGPの予選Q1がスパ・フランコルシャンで行われ、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリがトップタイムを記録してQ2へ進出した。一方で、アストンマーティン勢とキャデラック勢は2台揃ってQ1敗退という厳しい結果となった。

    FP3でクラッシュを喫したルイス・ハミルトンは、フェラーリがサスペンションやフロア、リアウイングを交換してマシンを修復。予選開始までに作業を完了させ、無事にQ1を突破した。

    アントネッリが首位通過 レッドブル勢も好調
    気温は穏やかだったものの、路面温度は38度まで上昇。タイヤとブレーキのウォームアップが重要なコンディションの中、各車がソフトタイヤでアタックを開始した。

    最初に本格的なタイムを刻んだのはマックス・フェルスタッペンで、1分45秒930を記録してトップに立つ。アントネッリは約0.4秒届かず、ジョージ・ラッセルもその後方につけた。

    その後、アービッド・リンドブラッドが2番手タイムをマークしたが、ランド・ノリスが1分45秒865で首位に浮上。セッション終盤のアタックではアントネッリがこれを上回り、トップタイムでQ2進出を決めた。

    終盤のタイム更新でアルボンが脱落
    終盤はQ2進出を懸けた争いが激化。エステバン・オコンはタイムを更新できず18番手で敗退し、オリバー・ベアマンやニコ・ヒュルケンベルグは改善してQ2進出を決めた。

    さらにピエール・ガスリーとフランコ・コラピントも最後のアタックでそれぞれ12番手、13番手まで順位を上げたことで、アレクサンダー・アルボンは17番手へ押し出されてQ1敗退となった。

    アストンマーティンはフェルナンド・アロンソが1分50秒002、ランス・ストロールが1分50秒177に終わり、ともにトップのランド・ノリス(1分45秒865)から4秒以上遅れる厳しい内容となった。アロンソは21番手、ストロールは22番手で揃ってQ1敗退。なお、アロンソとストロールはともにパワーユニット交換によるグリッド降格ペナルティを受けており、決勝は最後尾からスタートすることが決まっている。それでも予選ではトップから4秒以上遅れるタイムに終わるなど、アストンマーティンにとって厳しいセッションとなった。キャデラックもセルジオ・ペレスとバルテリ・ボッタスの2台がQ1で姿を消した。

    2026年F1ベルギーGP予選 Q1敗退
    17番手 アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    18番手 エステバン・オコン(ハース)
    19番手 バルテリ・ボッタス(キャデラック)
    20番手 セルジオ・ペレス(キャデラック)
    21番手 フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    22番手 ランス・ストロール(アストンマーティン)

    アントネッリがFP3に続く速さを予選でも発揮してトップでQ1を通過した一方、フェルスタッペンやノリスも僅差につけ、ポールポジション争いは接戦の様相を見せた。Q1終盤はタイム更新が相次ぎ、アルボンが惜しくもQ2進出を逃したほか、アストンマーティンとキャデラックは2台揃って予選最初のセッションで姿を消す結果となった。

  • FIA サインツJr.をお咎めなし フェルスタッペンとのFP3接触寸前を審議

    FIA サインツJr.をお咎めなし フェルスタッペンとのFP3接触寸前を審議

    カルロス・サインツJr.は、F1ベルギーGPのフリー走行3回目(FP3)でマックス・フェルスタッペンとの接触寸前となったインシデントについて、FIA(国際自動車連盟)の審議を受けた結果、「これ以上の措置は不要(No Further Action)」との裁定を受けた。

    ルイス・ハミルトン(フェラーリ)がターン13(ファーニュ・シケイン出口)でクラッシュしたことにより、現場にはダブルイエローフラッグが提示された。

    その区間で減速したフェルスタッペンの直後を走行していたサインツJr.は急ブレーキを強いられ、タイヤをロックさせながら回避行動を取る場面が発生。両者はFP3終了後にスチュワードへ召喚されていた。

    サインツJr.とフェルスタッペン双方が驚きを証言
    サインツJr.はチーム無線で「前のクルマが急にブレーキを踏んだ」と訴えた一方、フェルスタッペンも「何なんだ? ダブルイエローなのに、後ろのクルマが危うく追突するところだった」と驚きを口にしていた。

    スチュワードは両ドライバーとチーム代表から事情を聴取し、ポジショニングシステム、マーシャリングシステム、映像、テレメトリー、チーム無線、オンボード映像を精査した。

    ダブルイエロー区間で十分な減速を確認
    スチュワードによると、両車ともダブルイエロー区間の約80メートル手前から減速を開始していた。

    ただし、フェルスタッペンのブレーキがサインツJr.の予想よりも強かったため、サインツJr.は右側へ回避しながらタイヤをロックさせたものの、フェルスタッペンを追い越すことはなかった。

    両者とも「相手の動きに驚いた」と証言しており、フェルスタッペンはサインツJr.が急速に接近したことに、サインツJr.はフェルスタッペンの減速が想定以上だったことに驚いたと説明した。

    「違反なし」と判断し処分を見送り
    スチュワードは、ダブルイエロー区間では「速度を大幅に落とすこと」が義務付けられている一方、その減速を区間の手前で完了させることまでは規則で明記されていないと説明した。

    審議では、サインツJr.はダブルイエロー区間へ進入する時点で十分に速度を落としており、その後も低速を維持していたことを確認。そのため規則違反には当たらず、タイヤロックは両車の減速タイミングに関する認識の違いが原因だったと結論づけた。

    この判断により、サインツJr.に対する追加の処分は科されず、「これ以上の措置は不要」との裁定が下された。

  • フェルスタッペンとサインツJr.が審議対象 ハミルトン事故後の黄旗違反疑い

    フェルスタッペンとサインツJr.が審議対象 ハミルトン事故後の黄旗違反疑い

    F1ベルギーGPのフリー走行3回目で、マックス・フェルスタッペンとカルロス・サインツJr.がダブルイエローフラッグ下で十分に減速しなかった疑いにより、FIAスチュワードの審議対象となった。

    問題の場面は、セッション終盤にルイス・ハミルトンがフェラーリをクラッシュさせた直後に発生した。事故現場へ接近したフェルスタッペンが減速する一方、後方のサインツJr.が急接近してタイヤをロックさせ、両者が接触しかねない状況となった。

    ハミルトンがFP3終盤にクラッシュ
    ハミルトンはスパ・フランコルシャンのファーニュ・シケイン出口でマシンのコントロールを失い、バリアに衝突した。

    この事故は、前日のフリー走行2回目でピエール・ガスリーが同じ場所で喫したクラッシュとよく似たものだった。ハミルトンのフェラーリは右リア部分に大きなダメージを負い、予選に向けてチームは限られた時間で修復作業を進めることになった。

    事故後、コース上ではダブルイエローフラッグが提示された。現場へ接近していたフェルスタッペンはファーニュの進入手前でペースを落としたが、その後方を走っていたサインツJr.は急減速するレッドブルに追いつき、激しくタイヤをロックさせた。

    サインツJr.「前のマシンが突然ブレーキをかけた」
    サインツJr.は無線で、フェルスタッペンの減速が急だったと主張した。

    「前のマシンがかなり突然ブレーキをかけた」

    一方のフェルスタッペンは、ダブルイエローフラッグが出ていたにもかかわらず、サインツJr.が後方から急接近してきたことに強い不満を示した。

    「一体何なんだ? 信じられない。ダブルイエローなのに、後ろのマシンが僕に追突しそうになった。本当に信じられない」

    映像では、フェルスタッペンが減速した直後にサインツJr.が急接近し、接触を避けるために強くブレーキを踏んだ様子が確認された。

    両ドライバーに黄旗区間での減速義務違反の疑い
    FIAはフェルスタッペンとサインツJr.の双方について、ダブルイエローフラッグ下で十分に減速しなかった可能性があるとして調査を開始した。

    両ドライバーとレッドブル・レーシング、ウィリアムズのチーム代表者は、現地時間14時25分にスチュワードへの出頭を求められた。

    ダブルイエローフラッグ下では、ドライバーは大幅に速度を落とし、必要であれば停止できる状態で走行しなければならない。単に前走車との距離を調整するだけでなく、事故現場にいるマーシャルや停止車両への危険を避けることが求められる。

    今回の審議では、フェルスタッペンが十分な減速を行っていたかに加え、サインツJr.が黄旗区間への接近時に適切な速度まで落としていたかが焦点となる。

    フェルスタッペンは3番手 サインツJr.は18番手
    フリー走行3回目では、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリが最速タイムを記録した。ランド・ノリスが0.139秒差の2番手、フェルスタッペンが僅差の3番手に続いた。

    ジョージ・ラッセルはチームメイトのアントネッリから0.367秒差。サインツJr.は18番手にとどまり、16番手だったウィリアムズのチームメイト、アレクサンダー・アルボンから0.702秒遅れだった。

    フェラーリはハミルトンのマシンを予選開始までに修復する必要があり、クラッシュによるダメージの範囲も大きな懸念材料となる。

    なお、フェラーリは金曜日のフリー走行1回目終了後、各マシンで2セットずつのタイヤを規定どおり物理的に返却しなかったとして、ドライバー1人につき5000ユーロ、合計1万ユーロの罰金を科されている。スポーティングペナルティは科されなかった。

    フェルスタッペンとサインツJr.に対する審議結果次第では、予選前にグリッド降格やその他のペナルティが決定される可能性がある。事故現場での安全確保に直結するダブルイエローフラッグ違反だけに、スチュワードが両者の速度やブレーキング、各チームから提出されたデータをどのように評価するかが注目される。

  • アストンマーティン・ホンダF1 アロンソもPU交換でベルギーGPグリッド降格

    アストンマーティン・ホンダF1 アロンソもPU交換でベルギーGPグリッド降格

    フェルナンド・アロンソは、F1ベルギーGPでパワーユニット(PU)関連コンポーネントを交換したことで、グリッド降格ペナルティを受けることが決定した。アストンマーティンにとっては、ランス・ストロールに続いて週末2人目のペナルティとなる。

    FIAの技術委員会が公開した資料によると、アロンソのマシンには今季4基目となるエナジーストア(ES)、4基目のコントロールエレクトロニクス(CE)、さらに6基目のパワーユニット補機が投入された。

    アロンソもPU交換でグリッド降格
    今回交換された3種類のコンポーネントはいずれも年間使用可能数を超過しており、アロンソは決勝レースでグリッド降格ペナルティを受ける。

    スパ・フランコルシャンでは追い抜きが比較的容易なこともあり、アストンマーティンは今後のレースを見据えて、このタイミングでPUコンポーネントを投入する判断を下したとみられる。

    ベルギーGPでは4人目のグリッド降格
    アロンソは、今大会でグリッド降格が決まった4人目のドライバーとなった。

    ランド・ノリス(マクラーレン)は4基目のバッテリー投入により10グリッド降格が決定済み。また、アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)は内燃エンジン、ターボチャージャー、エキゾーストなど複数のPUコンポーネントを交換したため最後尾スタートが決まっている。

    さらにチームメイトのランス・ストロールもMGU-Kを交換したことで10グリッド降格ペナルティを受ける。

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

    アストンマーティンは苦戦を覚悟
    アストンマーティンは、ハンガリーGPで投入予定の大規模アップデート「Bスペック」マシンを前に、スパでの厳しい戦いを覚悟している。

    トラックサイドエンジニアリング責任者のマイク・クラックは金曜日の走行後、「このサーキットは今季で最も厳しいコースのひとつになると予想していた。現実的に見て、我々はかなり後れを取っている」と語った。

    「順位を上げられるとすれば他車の脱落によるものだ。純粋な速さで結果を争える状況ではない。そう考えるのはあまりにも楽観的すぎる」

    それでもクラックはチームの姿勢は変わらないと強調する。

    「だからといって士気が下がったわけではない。今はやるべき仕事を続け、より速いマシンを手にしたときに備えることが重要だ。小さな改善を積み重ね、それを確実に実行していくことが将来につながる。我々には2台のマシンがあり、できる限り最善のレース運営を目指していく」

  • F1ベルギーGP FP3 アントネッリが最速 ハミルトンが終盤クラッシュで予選前に暗雲

    F1ベルギーGP FP3 アントネッリが最速 ハミルトンが終盤クラッシュで予選前に暗雲

    F1ベルギーGP(第10戦)のフリー走行3回目が7月18日(土)、スパ・フランコルシャンで行われた。

    予選前最後の1時間はメルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリが1分45秒944を記録してトップタイムをマーク。ランド・ノリス、マックス・フェルスタッペンが続き、FP2に続いてメルセデス勢が速さを見せつけた。

    一方、セッション終盤にはルイス・ハミルトン(フェラーリ)がターン13でクラッシュ。フェラーリは予選開始までにマシンを修復できるかという厳しい状況に追い込まれ、予選を前に大きな波乱が生まれた。

    静かな立ち上がり 各車は路面の改善を待つ
    現地時間12時30分にピットレーン出口のシグナルが青へ変わったものの、各チームはすぐにはコースへ送り出さなかった。快晴のドライコンディションだったが、多くのマシンが本格的に走り始めたのは開始から20分近くが経過してから。予選に近いコンディションになるのを待ってアタックを行うチームが多く見られた。

    最初にコースへ姿を見せたのはアルピーヌのフランコ・コラピント。前日のFP2で大クラッシュを喫したピエール・ガスリーのマシンも、一晩で修復され無事に走行を開始した。

    一方、最後尾スタートが決まっているアイザック・ハジャーは、新しいパワーユニットを搭載して走行を始めたものの、ピット出口で「パワーがない」「ストールした」と無線で訴えてストップ。いきなりトラブルに見舞われる波乱の幕開けとなった。

    ハミルトンが先行 リンドブラッドも一時トップ
    セッション前半はフェラーリがまず存在感を示した。

    ハミルトンがソフトタイヤで1分47秒436を記録してトップへ立つと、オスカー・ピアストリも僅差まで迫る。その後はレーシングブルズのアービッド・リンドブラッドが一時トップタイムをマークし、アップデートの効果を印象づけた。

    しかし、ハミルトンが1分46秒789までタイムを縮めて首位を奪い返す。この時点では、まだメルセデス勢とフェルスタッペンは本格的なアタックを行っておらず、勢力図は定まっていなかった。


    メルセデス登場で一気にトップ争いが動く
    開始から約25分が経過し、ようやくメルセデス勢が新品ソフトタイヤでアタックを開始した。

    アントネッリは1分45秒990を記録して一気にトップへ浮上。ハミルトンに約0.8秒もの差をつける圧巻のラップを披露した。

    対照的にジョージ・ラッセルはストレートスピード不足を訴え、第1セクターだけで約0.6秒を失う苦しい走り。それでもセッション終盤には改善し、最終的には4番手まで順位を上げたものの、チームメイトとの差は約0.37秒残った。

    ノリスとフェルスタッペンが肉薄
    残り15分を切ると、各車は2セット目のソフトタイヤへ交換し最後の予選シミュレーションへ移る。

    フェルスタッペンはターン9出口で右輪をグラベルへ落としながらもタイムを更新し2番手へ浮上。その直後にはノリスがさらに上回り2番手を奪取し、FP2と同じくアントネッリ、ノリス、フェルスタッペンというトップ3が形成された。

    アントネッリも新品タイヤで再アタックへ向かったが、「ギアが入らなかった」と無線で報告して一度ラップを中止。その後もう一度アタックしたものの、レ・コンブで大きくマシンを滑らせ更新はならなかった。

    それでも最初のアタックで記録したタイムを誰も上回ることはできず、予選前最後のセッションをトップで終えた。

    レーシングブルズは今回も中団トップ争い
    レーシングブルズは今回も好調を維持した。

    アップデートが投入されたリンドブラッドはトップタイムを記録する場面も見せ、最終的にも上位をキープ。リアム・ローソンもトップ10圏内で周回を重ね、中団勢では最も安定したパフォーマンスを披露した。

    チームは今回、新しいリアウイングとサイドポッドのアップデートを1セットしか用意できず、前戦イギリスGPで予選上位だったリンドブラッドのマシンにのみ投入。その判断が今回も好結果につながっている。


    終盤にハミルトンがクラッシュ フェラーリは修復との戦いへ
    セッション最大の出来事はチェッカーフラッグ直前だった。

    ハミルトンはターン13の左コーナーでリアを失い、前日のガスリーとよく似たクラッシュを喫した。グラベルを抜けてタイヤバリアへ接触し、「マシンを壊してしまった」と無線で報告。そのままマシンを止めることになった。

    リアウイングやリアサスペンションへの損傷が確認され、フェラーリは予選開始までに修復を終えられるかという時間との戦いを強いられることになった。

    さらにシャルル・ルクレールは終盤の2回のアタックを交通渋滞によって中止せざるを得ず、本来の速さを示せないまま6番手でセッションを終えた。

    予選はアントネッリ優勢も混戦模様
    FP3はアントネッリがトップ、ノリス、フェルスタッペン、ラッセル、ハミルトンと続き、メルセデスが依然として一歩リードする形となった。

    ただしノリス、ストロール、ハジャーにはグリッド降格ペナルティが決まっており、決勝を見据えた戦略も重要な要素となる。スリップストリームの影響が大きいスパ・フランコルシャンでは、わずかな差で勢力図が入れ替わる可能性も十分あるだけに、アントネッリを中心にフェルスタッペン、マクラーレン勢、フェラーリ勢がどこまで迫れるかが予選最大の見どころとなりそうだ。

    【関連】
    ・F1ベルギーGP フリー走行3回目 結果・タイムシート:アントネッリ最速