カテゴリー: F1バーレーンGP

  • ホンダF1 特集:バーレーン外周コースに向けた準備 / F1サヒールGP

    ホンダF1 特集:バーレーン外周コースに向けた準備 / F1サヒールGP

    今季のF1は、普段開催のないサーキットでレースが行われることが多くなっていますが、なかでも今週末のバーレーン外周コースは、かなり特徴的だ。その準備について、ホンダF1 副テクニカルディレクターを務める本橋正充が語った。

    2020年のF1シーズンは、大幅な変更が加えられ、新たな面を見せてくれている。しかし、その中でも、今週末のコースは一段と目立つのではないだろうか。

    バーレーン・インターナショナル・サーキットは、F1カレンダーでもおなじみの開催地となっており、先週末は例年と同じレイアウトでレースが行われた。今週は連戦ですが、通常とは異なる外周コース(Outer Track)を使用しての開催となる。同じレイアウトを使用しての連戦だったオーストリアのレッドブル・リンクと、英国のシルバーストーンとは状況が異なる。

    この外周コースはコーナーが少なく、ロングストレートが連続し、ブレーキングポイントはわずか4か所。ラップタイムは1分を切る。このレイアウトを使用する案は9月になってから決定したが、この短期間でどのように準備をしたのだろうか。

    ホンダF1でスクーデリア・アルファタウリ担当チーフエンジニアを務める本橋正充が、チームと緊密に連携して準備してきた様子を公式サイトで語った。

    「データの揃っているサーキットでは、まずシャシーチームがシミュレーションを行います。我々はそのデータをシェアしてもらい、どのようにパワーユニット(PU)を運用するかを考えます」

    「しかし、新規やしばらく開催のないサーキットでは、シミュレーションの段階からチームと一緒に動きます。例えば、ニュルブルクリンクは我々も2000年代に走行経験がありますが、そのときとはエンジンも大きく変わっているので、過去のデータをもとに対応を決めていくのは難しいですね。また、今回のように新規のサーキットの場合は、通常よりも広い範囲のパラメーターを使用し、両極端のセッティングでマシンがどのような反応をするかといった確認の仕方をしていきます」

    サーキットレイアウトやそれに基づくシミュレーションのデータはチームから事前に提供されるが、実際にコースへ出てみると、トラックウォークの段階であっても、ドライバーからの情報が非常に役立つそうだ。

    「チームが事前に収集したシミュレーションのデータをもとに準備をしてサーキットへ向かいますが、木曜日のトラックウォークで見て気付いたこともセットアップに活かしていきます」

    「たとえば、今回のコースだとセクター2には経験のないコーナーが並んでいますが、そこではレーシングラインについて話しています」

    「特定のコーナーだけではなく、ストレートも見てみて、オーバーテイクの可能性を検討します。それが高いようなら、レースではその箇所でエネルギーを多く使うようなセッティングを施すんです」

    「どこでエネルギーを使うのがベストかという部分については各地点でのオーバーテイクの可能性を検討しつつ、入念にベストな組み合わせを探っていきます。こんな感じで準備していくので、走行前にコースへ出てドライバーと会話することがとても重要になってきます。もちろん、フリー走行後に話し合ってエネルギー戦略を調整することもありますが、準備の段階でドライバーから入る情報はどれも有用ですし、今回のような新規のサーキットではなおさらです」

    新型コロナウイルス感染拡大の影響により、F1は約5カ月で17戦というスケジュールとなり、連戦も多いことから、準備にかけられる時間はかなり少なくなっている。

    「だいたいレースの3週間前にシャシーチームによる最初のシミュレーションが行われます。そこから我々もベンチでシミュレーションをして、戦略やドライバビリティーのパラメーターを確認、その後チームへフィードバックします。こうして、現地入りする前にシミュレーションの精度を上げていくことができるんです」

    「もちろん、事前に準備しきれない事柄もあります。例えば、トルコでは路面の再舗装がされていて、信じられないくらいスリッピーでした。いくら十分なシミュレーションができていたとしても、こうした路面コンディションなどには対応が必要です。シミュレーションはあくまでシミュレーションなので、実際のシャシーのセットアップやドライバーの感触が微妙に異なることもあります。そういった部分は現場で対応しなければなりません」

    今回のバーレーン外周コースは、一周の長さがかなり短い一方で、コーナー数が少ないことが特徴。本橋正充はこのコーナーがカギになるとにらんでいる。

    「最大の課題は未経験のコーナーです。シミュレーションでドライバーがほぼ全開で行けるとコメントしても、それが本当かは分かりません。もしドライバーが少しスロットルを緩めるようなことがあれば、我々もエネルギーマネージメントを調整する必要があります。エネルギーの使い方はスロットルの開度によって変わってくるので、シミュレーションと実際に違いがあれば状況は厳しくなります。タイヤやエアロ、ちょっとした路面状況によっても大きく異なるので、特に未知のコーナーでは、実際に走行するまでシミュレーターでのスロットル開度を完全に信用することはありません」

    「どのチームも課題は同じはずです。ほかのチームがどういう戦略を採っているかは分かりませんが、我々はどのコースでもスロットル開度に注目しています。ドライバーがハーフスロットルなのか全開で抜けるのかによって、エネルギー戦略は大きく変わってきます」

    注意を払うのはストレートだけではない。今回は、ブレーキングポイントも非常に少ないことから、ブレーキングでのエネルギー回生も課題の一つとなる。サーキットについての理解を深めるためには、今週末の金曜のフリー走行がかなり重要だった。

    「金曜のフリー走行が、ほかのサーキットよりも重要になっていますね。トラックインプルーブメント(走行が進むにつれて路面のグリップが向上する割合)などは分からないので、金曜のデータだけをもとに土曜・日曜に何が起きるかを予測するのは難しいのですが、このサーキット自体ではたくさんの経験があります」

    「マシンの挙動を考慮することも非常に重要です。PUはストレートのことだけ考えておけばいいと思うかもしれませんが、それは違います。スリップストリームの効果は興味深いものがありますが、エンジンへのダメージや負荷といった観点ではそれほど重要ではありません。ただ、トウに入ったときの挙動や風向きなどはエネルギー戦略にとっては重要になります」

    今季は普段と異なる点が多く、それがエキサイティングな展開をもたらしている。その中で、スクーデリア・アルファタウリによる勝利もあった。本橋正充は、モンツァでの優勝を誇らしげに振り返るとともに、2021年に向けての展望も語った。

    「ここまで3年間一緒にやってきて、アルファタウリは常にホンダのことを考えてくれていますし、互いに大切なパートナーとして見ています。とてもいい関係が築けているので、一緒に勝てたことはとてもうれしかったですね」

    「シーズン序盤は悔しい場面もありましたが、それは小さなことで、そこから大きく前進してこられたことに満足しています。来年に目を向けると、どれだけの成果が出せるか、とても楽しみです」

  • ロマン・グロージャン、最終戦F1アブダビGPの欠場を発表

    ロマン・グロージャン、最終戦F1アブダビGPの欠場を発表

    ハースF1のロマン・グロージャンは、先週末のF1バーレーンGPの大クラッシュで負った火傷の治療を続けるためにスイスに帰国することを決断。したがって、2020年のF1世界選手権の最終戦となるF1アブダビGPを欠場することが決定した。

    今週末のF1サヒールGPでロマン・グロージャンの代役を務めているリザーブドライバーのピエトロ・フィッティパルディが、F1アブダビGPでもケビン・マグヌッセンと組んで再びハースのF1ドライバーを務める。

    今季限りでハースF1を退団することが決定しているロマン・グロージャンは、F1アブダビGPに出場することを望み、退院後にジムでトレーニングを行っていたが、長期的な健康を危険に晒す場合は欠場も視野に入れいていることを明らかにしていた。

    「アブダビで最後のレースをすることができず、そこにチームと一緒にいられないのはとても悲しいことだ」とロマン・グロージャンは語った。

    「僕たちは医者と一緒にできる限り手の回復と修復に努めてきたけど、レースのリスクは僕の回復と健康にとって大きすぎる」

    「だから、僕はレースをしないという決定をした。これは僕の人生で最も難しい決断の1つだけど、明らかに最も賢明な決断の1つだ。チームが恋しいけど、これまでと変わらず彼らをサポートしていく」

    ロマン・グロージャンにとって先週末のF1バーレーンGPが最後のグランプリとなることを意味する。ハースがF1に参戦して以来、98回目のレースだった。

    「ロマンがハースF1チームとの最後のレースを逃すことを当然のことながら非常に残念に思う」とハースF1のチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは語った。

    「しかし、我々は皆、彼が先週の日曜日の事件からの治療と回復に関して最善の行動をとらなければならないことに同意している」

    「ロマンは過去数日間、並外れた勇気と驚くべき精神を示してきた。我々はアブダビでVF-20のコックピットに戻ることをどれほど強く望んでいたかを知っている。そして、我々全員が彼もそこにいてほしいと思っていた

    ギュンター・シュタイナーは、ロマン・グロージャンがハースF1チームために行ってきた仕事を賞賛。グロージャンはチームのデビュー戦で最初のポイントを獲得し、チームの発展の重要な部分を占めてきた。

    「ロマンは初めから我々のF1プロジェクトを信じていた。彼は、我々がマシンを作る前に我々のためにドライブすることを約束してくれた」とギュンター・シュタイナーは付け加えた。

    「F1の若いチームとして我々が今の状況を達成するために彼が注いでくれた決意と真摯な努力に疑いの余地はない。我々はその信念とコミットメントに永遠に感謝する」

    「そういった資質、彼の意欲と野心が彼の回復を助けると確信している。ジーン・ハースと私、ハースF1チーム全体の運営を代表して、ロマンが元気になり、完全な健康状態に戻ることを願っている」

  • フェルスタッペン、定位置3番手に「この椅子には座わり慣れている」

    フェルスタッペン、定位置3番手に「この椅子には座わり慣れている」

    マックス・フェルスタッペンは、F1サヒールGPの予選で0.1秒内であるがメルセデス勢に上回られて“定位置”ある3番グリッドからレースをスタート。トップ3会見では“この椅子に座るのは慣れている”と自虐的に語った。

    先週のF1バーレーンGPと同じようなシナリオとなり、マックス・フェルスタッペンはFP3をリードするも、予選ではメルセデスの2台に遅れて3番手で終えた。

    それでも、マックス・フェルスタッペンは、バーレーンのよりパワーセンシティブな“アウタートラック”レイアウトでのRB16のパフォーマンスは予想よりも良かったと語った。

    ポールポジションは可能だったと思うかと質問されたマックス・フェルスタッペンは「最初のランで0.2秒遅れていたので、難しいだろうと思っていた」とコメント。2番手のジョージ・ラッセルからも0.039秒差がついた。

    「でも、常にできるだけ近くにいるように頑張るものだし、最終的に0.1秒以内にいることので悪くはなかった。もちろん、バルテリはトウを使っていないし、最終ラップで改善しなかったこともあるけど、このようなトラックで3番手になれたのは僕たちにとって良い結果だ」

    今シーズンの16戦で9回目の3番グリッドとなったマックス・フェルスタッペン「この椅子に座っているのには慣れている」とマックス・フェルスタッペンは記者会見で冗談めかして付け加えた。

    「実際に僕のプリントがあるかもしれない」

    先週末のF1バーレーンGPでマックス・フェルスタッペンは、レッドブル・ホンダの戦略の攻撃性の欠如に不満を述べていた。レースではメルセデスのドライバーに仕掛けるポジションに立つことができなかたt。

    だが、同じタイヤでスタートした前戦とは異なり、今回はフロントローのメルセデスがミディアムタイヤなのに対し、マックス・フェルスタッペンはソフトタイヤでスタート。日曜日の展開についてはオープンに考えている。

    「どうなるか見てみよう。僕はすでに異なるタイヤでスタートすることが決まっているし、面白くなるだろう」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「先週、僕たちのロングランはかなり良さそうだったけど、レースでは再び少し足りなかった。それは少し残念だったけど、今週末もっとうまくやれるかどうか見てみよう」

    「先週、僕たちはもっと良い仕事、少し異なる戦略ができたと思う。でも、僕たち全員が学んだと思うし、今回も学ぶことはあると思うので、明日何をしなければならないか見てみるつもりだ」

  • レッドブルF1首脳とセルジオ・ペレスとの会話が撮影され話題

    レッドブルF1首脳とセルジオ・ペレスとの会話が撮影され話題

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコとセルジオ・ペレスがバーレーンのレッドブルのモーターホームの前で会話をしている様子が撮影されて話題を呼んでいる。

    今シーズン限りでレーシング・ポイントのF1シートを失うセルジオ・ペレスは、アレクサンダー・アルボンの後任として2021年のレッドブル・ホンダのF1シート獲得の可能性が噂されている。

    そんな中、バーレーンのパドックでセルジオ・ペレスとヘルムート・マルコが会話している写真が撮影され話題となっている。

    だが、セルジオ・ペレスは、レッドブル・ホンダF1との会話は来シーズンのシートとは無関係なものだと説明した。

    「彼に挨拶しただけだよ」とF1サヒールGPの予選後に会話について質問をされたセルジオ・ペレスはコメント。

    「彼らが言っているように決定はアブダビで行われる」

    アレクサンダー・アルボンが2021年もレッドブル・ホンダに残留するどうかはいまだ不透明となっており、セルジオ・ペレスに加え、ニコ・ヒュルケンベルグの名前が挙げられている。

    アレクサンダー・アルボンにとって残り2戦は正念場だが、F1サヒールGPの予選でアルボンはQ2敗退を喫して決勝を12番グリッドからスタートする。

    以前、アストンマーティンへの移籍が決定する前にセバスチャン・ベッテルとオーナーのローレンス・ストロールが“肘タッチ”をしている動画が出回った際にベッテルも“挨拶しただけ”と語っていたが、最終的に移籍を決めている。

  • ホンダF1:2020年 第16戦 F1サヒールGP 予選レポート

    ホンダF1:2020年 第16戦 F1サヒールGP 予選レポート

    2020年のF1世界選手権 第16戦 F1サヒールGPの予選は、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンがポールポジションと0.056秒差の3番手を筆頭にトップ9に3台のホンダF1パワーユニット勢が入る結果となった。

    初日のフリー走行では4台ともに好調な滑り出しを見せたことから、この日さらなる向上を狙ったホンダF1パワーユニット勢は、全車がQ2へ進出。しかし、アレクサンダー・アルボンは、プラクティスで得たいい感触を予選につなげることができず、Q2で12番手となり敗退。トップ10までの差は約0.08秒だった。

    アルボンは明日のスタートタイヤを自由に選択可能となり、前方のマシンはほとんどがソフトタイヤとなることから、ミディアムタイヤでアドバンテージを得る作戦を採ることも可能だ。

    マックス・フェルスタッペンのほか、ダニール・クビアト、ピエール・ガスリーがQ3へ進出。フェルスタッペンは1回目のアタックを終えた時点で3番手。2回目のアタックでトップのバルテリ・ボッタス(メルセデス)がタイムを伸ばせなかったこともあり、逆転を狙う。最後のアタックでも上位3台は非常に僅差となり、フェルスタッペンは首位から0.056秒差、2番手から0.03秒差で3番グリッドとなった。このサーキットでは奇数グリッドのラインがよりクリーンで、2番グリッドのジョージ・ラッセル(メルセデス)に対してのアドバンテージになるはずだ。

    クビアトは最終アタックで大きくタイムを伸ばし、6番手に。ポールポジションに約0.5秒差まで迫った。また、ガスリーはマシンにダメージを負いながらも、9番手で予選を終えた。

    決勝は、現地時間20時10分(日本時間翌2時10分)にスタート。F1史上最多周回数となる87周でのレースが行われる。

    田辺豊治(ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日のサヒールGP予選は、非常に僅差となった戦いの中でアストンマーティン・レッドブル・レーシングのフェルスタッペン選手がポールに0.05秒差の3番手と、残念ではありますがまずまずの結果になりました。スクーデリア・アルファタウリ・ホンダの2台もクビアト選手が6番手、昨日今日と速さを見せていたガスリー選手もマシンにダメージを負いながら9番手と、レースに向けていいポジションを獲得できました。コース距離が短く、1分を切るラップタイム、非常に接近したタイム争いの中で、アルボン選手は残念ながらQ3進出を逃しましたが、スタートタイヤを選択できる12番手からのスタートですので、明日はできる限りのポイントを獲得してほしいと思っています。明日のレースは87周と多くのラップを重ねるため、いつもとは少し異なるレースになるのではと思っています。レース中に発生する状況変化に対して、迅速に対応していけるよう、さらなる準備を進めていきます」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)
    「僅差でしたが、近づいただけでは十分とは言えません。常にもっといい結果をと思ってしまいますが、このコースで3番手というのは、なかなかいい結果だと考えています。差はかなり小さかったので、わずかの差で(ポールポジションを)逃したのは少し残念でもあります。こうした短いサーキットでは常に僅差の戦いとなるものですが、全力を出すことができました。明日は、メルセデスのマシンが2台とも速いはずですし、ジョージ(ラッセル)はいいドライバーなので、2台を相手に勝利に挑みます。彼らとは異なるタイヤでスタートするので、それがどんな影響を与えるのか面白くなりそうです。また、スタートがとても重要になります。以前も言ったように、僕らに失うものはないわけですから、明日は少し楽しみながら全力でレースに臨み、どのような結果になるのか見てみたいと思います。いい戦いができることを楽しみにしています」

    ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)
    「今日は素晴らしいセッションができたので満足しています。僕にとって今季最高の予選でした。予選開始時はトラフィックが激しく、難しい部分がありましたが、Q3ではクリアな周回をすることができましたし、今日のようなドライビングができたことを誇りに思っています。結果として、明日はいいポジションからレースをスタートすることができます。ここまで、昨日のセッションは順調で、今朝は少し感触が悪かったものの、セッティングを戻してからはいい予選を戦うことができました。明日も確実なレースをしたいですし、そのためにはトラフィックとタイヤマネジメントにうまく対応していかなくてはいけません。レースペースはよさそうなので、この勢いを明日にも継続できればと思います」

    ピエール・ガスリー(アルファロメオ・ホンダ)
    「今日は難しい予選になりました。Q1でフロアにダメージを負ってしまい、そこからはうまくまとまらないセッションになりました。何とかQ3には進出したものの、フロントのコントロールに苦しみ、あらゆるところでアンダーステアになってしまいました。FP3でのパフォーマンスがよかっただけに、予選9番手という結果は残念に思っています。週末を通していいペースを見せていたものの、今日のダメージの状況を考えると、あれ以上できることはなかったと考えています。全体としては競争力のあるパッケージだと思うので、レースでもマシンを傷めやすいこのサーキットで、これ以上ダメージを負わないことを願っています。その点を除けば明日はいいレースができる自信があります」

    アレクサンダー・アルボン(レッドブル・レーシング)
    「FP3ではマシンに満足していていい結果が出せそうだと感じていただけに、予選のパフォーマンスには驚きましたし、12番手という結果にはフラストレーションが溜まります。何がよくなかったのかを理解しなければなりません。今日のフリー走行では、予選に向けてソフトタイヤを温存し、ミディアムタイヤで走るようにしましたが、マシンの感触が予選ではかなり違っていたので、これがいけなかったのかもしれません。明日はずっとタフな戦いになると思いますが、ここはオーバーテイクのできるコースですし、ほかのマシンよりもややダウンフォースを多くして走っているので、それがタイヤマネジメントにいい影響を及ぼせばと思います。金曜の走行で、僕らのレースペースはなかなかよさそうでしたし、スタートタイヤも選択可能なので、今夜は時間をかけて検討して、何ができるかを見ていきます。スタートでトラブルに巻き込まれないようにして、追い上げを図ります」

  • F1サヒールGP 予選:トップ10 ドライバーコメント

    F1サヒールGP 予選:トップ10 ドライバーコメント

    2020年のF1世界選手権 第16戦 F1サヒールGPの予選でトップ10入りしたドライバーのコメント。

    王者ルイス・ハミルトン不在のF1サヒールGP。ポールポジションを獲得したのはメルセデスF1のバルテリ・ボッタス。初日のフリー走行では“新しい”チームメイトであるジョージ・ラッセルに両方のセッションで上回られたボッタスだが、F1史上最速となる53秒377という記録を樹立し、F1エミリア・ロマーニャGP以来となる今季5回目、通算16回目のポールポジションを獲得した。

    2番手のジョージ・ラッセルは自己ベストリザルト。バルテリ・ボッタスとの差はわずか0.026秒。F1デビュー以来、予選でチームメイトに負けたことがなかったラッセルだが、その記録は37戦で途切れることになった(歴代3位)。メルセデスの2台がフロントローを独占するのは今季12回目。トップ10のなかでメルセデスだけがミディアムでレースをスタートする。

    1番手:バルテリ・ボッタス(メルセデス)
    「ポールを獲得できて本当にうれしいし、それについては満足しているけど、最高の予選ではなかった。Q3の2回目の走行はまずまずだったけど、ターン7とターン8でまだ少しタイムを逃していたと思う。僕は最後の走行のためにコースに出て行った最初のマシンだったと思うし、トウを得ることができず、最終的に改善することができなかった。最後はかなり僅差だったけど、ポールポジションを獲得するのに十分だったので満足している。ジョージが2番手にいるのも素晴らしいことだし、僕たちはチームとしてフロントローをロックアウトすることができた。彼がそこにいることをあまり驚いて位はいない。彼は週末を通して改善し続けていた。予選では特にね。明日、僕たちはミディアムタイヤでスタートするし、それは僕たちを戦略面で良い立場に置いてくれるはずだ。マックスはソフトなのでレースのスタート自体ではアドバンテージがあるだろうけど、レース全体では僕たちの方がいいタイヤだと思う。路面はかなりバンピーだし、実際、トウのおかげで他のマシンを追従するのはかなり簡単だけど、明日のために最高のポジションにいるのは僕たちだし、楽しいレースになることを楽しみにしている」

    2番手:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    「バルテリは何年にもわたって予選でルイスをプッシュしてきたので、彼の真後ろでQ3を終えて、明日フロントローに入れることを本当にうれしく思う。学ぶことがかなりたくさんあるし、このマシンの運転の仕方はこれまでとはかなり異なるので信じられないくらい激しかった。FP3で色々と試してみたけど、うまくいかなかった。最終プラクティスを終えて、Q3まで進出できてよかったし、予選にむけてちょっとナーバスになっていた。でも、何とかリズムに乗ることができたし、ラップ毎にどんどん良くなっていった。もちろん、0.02秒差でポールを逃したことにはちょっとがっかりしているけど、先週僕が2番グリッドにいると伝えられていても信じなかっただろう。明日は僕の前に誰もいない。久しぶりだ。このようなショートトラックのレイアウトなので本当にトリッキーなレースになると思うけど、僕たちはミディアムでスタートする良い位置にいる。全力を尽くして何ができるか見てみるつもりだ」

    3番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
    「僅差だったけど、近づいただけでは十分とは言えない。常にもっといい結果をと思ってしまうけど、このコースで3番手というのは、なかなかいい結果だと考えている。差はかなり小さかったので、わずかの差で(ポールポジションを)逃したのは少し残念でもある。こうした短いサーキットでは常に僅差の戦いとなるものだけど、全力を出すことができた。明日は、メルセデスのマシンが2台とも速いはずですし、ジョージ(ラッセル)はいいドライバーなので、2台を相手に勝利に挑む。彼らとは異なるタイヤでスタートするので、それがどんな影響を与えるのか面白くなりそうだ。また、スタートがとても重要になる。以前も言ったように、僕らに失うものはないわけだから、明日は少し楽しみながら全力でレースに臨み、どのような結果になるのか見てみたいと思う。いい戦いができることを楽しみにしている」

    4番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「4番手に本当に満足している。Q3のセッション序盤に出ていくことでチャンスを掴んだ。待つこともできたけど、トラフィックのリスクがあるし、何をするべきか明確なアイデアがあったので、すぐに出ていくことを選んで、なんとか良いラップをまとめることができた。そのあとは新品タイヤがもうなかったのでマシンを降りた。現実的に自分が設定したタイムに勝てなてないことは分かっていたしね。レースに関しては未知の一歩だと言わざるを得ない。FP2のほとんどの走行時間を失ったので、レースシミュレーションができてないからね。それでも、今日はペースが良かったと思うし、レースでもそうなることを願っている。僕たちがここで3番目に速いマシンだとは思っていないけど、今回のレースではスタートポジションを最大限に生かすつもりだ」

    5番手:セルジオ・ペレス(レーシングポイント)
    「今日の予選には満足している。強力な結果だと思う。シャルルが良いラップをしていたので4番手が可能だったのは思わないし、それに匹敵するのは難しかっただろう。このような異なるチャレンジングなトラクでマシンの完璧なセットアップを見つけるのは簡単なチャレンジではなかったけど、予選でリズムを見つけることができたし、そこは本当にポジティブだった。Q1を1セットのソフトだけで走行してQ3のために2セット残るというのは良い選択だった。それは5番グリッドを獲得するのに役立った。ここはオーバーテイクが難しいかもしれないけど、明日になればわかる。でも、予選でさえタイヤデグラデーションがいつの要因だったので、選択が非常に重要になるだろう・第1スティントでソフトタイヤを長持ちさせることが鍵になると思うし、戦略にとっていくつかチャンスが開けることを期待している。僕たちにはその仕事をする能力があるし、レースは僕たちに有利になるかもしれない。でも、最終ラップまですべてをまとめて多くのポイントを獲得することに集中する必要がある」

    6番手:ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)
    「今日は素晴らしいセッションができたので満足している。僕にとって今季最高の予選だった。予選開始時はトラフィックが激しく、難しい部分があったが、Q3ではクリアな周回をすることができたし、今日のようなドライビングができたことを誇りに思っている。結果として、明日はいいポジションからレースをスタートすることができる。ここまで、昨日のセッションは順調で、今朝は少し感触が悪かったものの、セッティングを戻してからはいい予選を戦うことができた。明日も確実なレースをしたいし、そのためにはトラフィックとタイヤマネジメントにうまく対応していかなければならない。レースペースはよさそうなので、この勢いを明日にも継続できればと思う」

    7番手:ダニエル・リカルド(ルノー)
    「間違いなくトップ5以内でフィニッシュできるマシンだと感じていたので、結果には少し不満を感じている。午後の最終プラクティスはいい感じだったし、予選では2台揃ってQ2に進出できたので強さがあると思った。でも、Q2でのラップは素晴らしくはなかったし、最終コーナーで縁石にヒットしてしまった。Q3の2回のラップも強力なものではなかった。今夜何が起こったのかを調べてみるつもりだ。不満ではあるけど、明日は順位を上げて、それなりのポイントを獲得できると思う」

    8番手:カルロス・サインツ(マクラーレン)
    「僕たちにとって困難な一日だったけど、僕たちは非常に優れた実行ととても良いパフォーマンスによって予選を救うことができたと思う。僕たちにとって簡単な週末ではなかったけど、昨日から正しい方向に進んでいるし、今日は週末を通して僕たちよりも速かった数台をアウトクオリファイすることができた。そこは誇りに思っていいと思う。僕たちは良い戦略的決断を下したし、非常にまともなラップをまとめることができた。明日は厳しいレースが予想されるけど、すべてのポイントがチャンピオンシップの鍵となるので、ポジションを維持して、あらゆるチャンスを利用できるように懸命に戦う」

    9番手:ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
    「今日は難しい予選になった。Q1でフロアにダメージを負ってしまい、そこからはうまくまとまらないセッションになった。何とかQ3には進出したものの、フロントのコントロールに苦しみ、あらゆるところでアンダーステアになってしまった。FP3でのパフォーマンスがよかっただけに、予選9番手という結果は残念に思っている。週末を通していいペースを見せていたものの、今日のダメージの状況を考えると、あれ以上できることはなかったと考えている。全体としては競争力のあるパッケージだと思うので、レースでもマシンを傷めやすいこのサーキットで、これ以上ダメージを負わないことを願っている。その点を除けば明日はいいレースができる自信がある」

    10番手:ランス・ストロール(レーシングポイント)
    「今日の予選はちょっと不満だ。ペースが良いのは明らかだったけど、Q2の2回目の走行でターン8の縁石でフロアにダメージを負ってしまった。今週末、ターン8が本当に重要なコーナーで、ミドルセクターがマシンを罰する可能性があることは分かっていた。でも、ありがたいことにすでにQ3に進出するには十分なタイムを確保していたけど、10番手よりも上位でスタートするチャンスが犠牲になってしまった。激しくヒットしたわけではないので、フロアをもっと詳しく調べてみる必要がある。あれで損傷したことに驚いている。それでマシンのリアの多くの負荷を失ったし、結果としてかなりのラップタイムが犠牲になった。ポジティブな点はトラフィックがそこまで悪くなかったことだ。レースで強力なスタートを切って、良いペースで落ち着くことができれば、明日は多くのポイントを争えるかもしれない。ペースがあることは分かっているので、気持ちを切り替えて、今日の仕事を見直して、レースではより強くなって戻ってくるつもりだ」

  • F1サヒールGP 予選:ドライバーコメント(11番手~20番手)

    F1サヒールGP 予選:ドライバーコメント(11番手~20番手)

    2020年のF1世界選手権 第16戦 F1サヒールGPの予選で11番手~20番手だったドライバーのコメント。

    サーキットの外周を利用した全長3.543kmの“アウタートラック”では特に予選Q1でトラフィックが課題となり、適切なタイミングで適切な場所にいることが重要となった。また、バンピーなミドルセクターではマシンにダメージを負うドライバーもいた。

    11番手:エステバン・オコン(ルノー)
    「とてもタイトな予選だったし、今種待つのパフォーマンスの良さを考えれば、結果には少しがっかりしている。昨日のマシンは良かったけど、パフォーマンスが低下している部分があったし、理解しなければならないことがいくつかある。ポジティブなことは明日タイヤを自由に選択できることだ。戦略が難しいレースになるだろうし、面白いレースになると思う。どこからスタートするかではなく、どこでフィニッシュするかが重要だし、明日は全力を尽くすつもりだ。先週のよに長いレースになるし、良い結果が出せることを期待している」

    12番手:アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)
    「FP3ではマシンに満足していていい結果が出せそうだと感じていただけに、予選のパフォーマンスには驚いたし、12番手という結果にはフラストレーションが溜まる。何がよくなかったのかを理解しなければならない。今日のフリー走行では、予選に向けてソフトタイヤを温存し、ミディアムタイヤで走るようにしたけど、マシンの感触が予選ではかなり違っていたので、これがいけなかったのかもしれない。明日はずっとタフな戦いになると思うけど、ここはオーバーテイクのできるコースだし、ほかのマシンよりもややダウンフォースを多くして走っているので、それがタイヤマネジメントにいい影響を及ぼせばと思う。金曜の走行で、僕たちのレースペースはなかなかよさそうでだったし、スタートタイヤも選択可能なので、今夜は時間をかけて検討して、何ができるかを見ていく。スタートでトラブルに巻き込まれないようにして、追い上げを図る」

    13番手:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
    「今日は全体的にマシンを気持ちよくドライブできていたし、何が悪かったのかよく分からない。ストレートでもミドリセクターで少し失っていたかもしれない。Q1の後は自信があったけど、そのあとはうまくいかなかった。パワーユニット変更に関連したものかどうかはわからない。マシンを問題なく運転できるようにメカニックができる限りのことをしてくれたのは確かだ。明日はタイヤを労わるのが難しくなるだろうけど、それが良いレースをする鍵になるかもしれない。僕たちはスタートのタイヤを自由に選択できるし、何ができるか見てみよう」

    14番手:アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
    「先週を終えて、Q2でポジションを争える自信があった。滑りやすいトラックとトラフィックによって簡単ではないことは分かっていたけど、最終的にトップ15に入り、Q2でも良いラップをすることができた。チームに感謝しなければならない。僕たちは適切なタイミングで適切な場所にいたし、本当に良い予選セッションだった。今は焦点は明日に向いている。レースは混乱するだろう。オーバーテイクは難しく、ブルーフラッグは多くの人々を遅くすると思うので、戦略を正しく実行する必要がある。良い結果を得るために戦うことができると思う」

    15番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「多くの点で悪い予選だったし、何が悪かったのかを解明する必要がある。Q2の最初の走行は問題なかったけど、2回目の走行では素晴らしいラップができなかったことと、適切なタミングで出ていけなかったことの組み合わせだった。トラフィックに引っかからないように非常にゆっくりとアウトラップを走らなければならなかったけど、そうすることでタイヤがあまりに冷えてしまい、そこからはとっ散らかってしまった。1周の燃料でラップをまとめることができなかった。コース上ではもう少しシンプルにする必要があったと思う。今日は小さなミスが大きな犠牲となった。明日は少し難しくなるけど、ポイントを獲得するために全力を尽くす」

    16番手:ケビン・マグヌッセン(ハース)
    「Q2に近かったし、レッドブルの1台のすぐ後ろにつけられた思う。そのようなマシンの真後ろで予選を終えるのは今年初めてだ。もちろん、彼らはもっと上位に行ったし、僕たちはベストを尽くした。実際、16番手はここしばらくのレースでベストな結果だと思う。ここから明日何ができるか見ていく。対応しなければならない多くのブルーフラッグが出るクレイジーなレースになりそうなので、チャンスはあるはずだ。オーバーテイクが簡単にできることが判明すれば、多くのことが起きる可能性がある。いつものようにそれに備えておく。トラブルを回避することが重要だし、ブルーフラッグのペナルティを受けないようにすることが鍵になるだろう。ラップはかなり短い短いし、周回数が多いしね。3ストップする人もいるかもしれないし、エキサイティングなレースになると思う」

    17番手:ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
    「最後のラップはかなり力強いように見えたので、かなり満足している。マージンを残さないようにと自分自身に言い聞かせていたし、そうするつもりだったけど、残念ながら最終コーナーで大きなミスをしてしまった。昨日からマシンにいくつか変更を施して他のエリアを改善しようとしてきたけど、今日はずっと最終コーナーで適切なリズムを掴むことができなかった。もっと多くを引き出せたのは間違いないし、自分のラップをまとめられなくて残念だ。明日のレースはどうなるか誰にも分からない未知の世界だ。フィールドがあまり長く伸びずに、僕たちも競争力を持って戦えることを願っている。良いスタートを決めて、最初の数コーナーを無傷で乗り切って、どんなチャンスをも生かしていきたい」

    18番手:ジャック・エイトケン(ウィリアムズ)
    「マシンの乗るたびに進歩を果たすことを目指していたし、そこは達成できたと思う。最後の走行が望んでいたほどうまくいかなかったのは悔しいけど、不満はいない。当初、週末に入るときに考えていたとよりもタイヤマネジメントがより大きな要因になりそうだ。このようなショートラップでは、ブルーフラッグがどのような役割を当たすか、どれくらい多くピットストップするのがどれくらい影響を与えるかが非常に興味深いと思う。全てのラップで懸命に頑張っていくし、明日どうなるか見てみよう」

    19番手:キミ・ライコネン(アルファロメオ)
    「FP3ではそこまで悪くはなさそうだったので、期待していた結果ではない。いくつかの場所で苦しんでいたし、突破するにはあまりに遅かった。明日は挑戦になるだろうし、オーバーテイクは簡単ではないので、レースがスタートしたときに何ができるか見てみるようだ」

    20番手:ピエトロ・フィッティパルディ(ハース)
    「F1で初めての予選セッションだったし、もちろん、とても楽しみにしていた。僕はいつも予選が大好きだ。新しいタイヤを履いたベストな状態のマシンを本気でプッシュできる。明日はグリッドペナルティを受けることが分かっていたので、チームは2回目と3回目の走行でケビンを助けするために最適な戦略を考えて、メインストレートで彼にトウを与えられるようにした。もちろん、僕はその後で自分のラップをまとめないといけなかったのでちょっと苦労したけど、最終的にはチームにとってベストな結果だったと思う。初めての予選を経験できたし、今はレースに集中している」

  • アルファタウリ・ホンダF1 「予選でのタイヤ選択は正しい判断だった」

    アルファタウリ・ホンダF1 「予選でのタイヤ選択は正しい判断だった」

    アルファタウリ・ホンダF1の車両パフォーマンス担当チーフエンジアを務めるクラウディオ・バレストリが、2020年のF1世界選手権 第16戦 F1サヒールGPの予選を振り返った。

    今週末、バーレーンのアウタートラックで競争力を見せているアルファタウリ・ホンダは、予選で2台揃ってQ3進出を果たし、ダニール・クビアトが6番手、ピエール・ガスリーが9番手で予選を終えている。

    「軽い燃料と重い燃料の両方の走行で高いレベルのパフォーマンスを示していた良い金曜日の後、今日の午後のFP3では1セットのベースタイヤと1セットのオプションタイヤを使用して予選の準備に焦点を合わせた」とクラウディオ・バレストリはコメント。

    「ここでの他のすべてのセッションと同様にこのような短いラップでトラフィックを管理するのはかなり難しかった。特に1セットのプライムで済ませようとしたQ1では困難だった。しかし、我々はQ2に進出できそうな競争力のあるラップタイムを記録することができず、セッションの最後に両方のマシンに新品のオプションを使わせる決断をした」

    「Q2は異なるストーリーだった。難しくなることはわかっていたし、セッション序盤に2台に新品のオプションを使わせることを切断した。再び2台揃ってQ3進出を果たしたのでそれは正しい判断だった」

    「我々は、今日の予選セッションをダニールが6番手、ピエールはいくつかマシンにダメージがあったが9番手で終えた。良い土曜日だったし、ここからは焦点をレースに切り替えていく。2台でポイントを獲得する準備は整っている」

  • ピエール・ガスリー 「Q1でフロアにダメージを負ったことが響いた」

    ピエール・ガスリー 「Q1でフロアにダメージを負ったことが響いた」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、2020年のF1世界選手権 第16戦 F1サヒールGPの予選を9番手で終えた。

    「今日は難しい予選になった。Q1でフロアにダメージを負ってしまい、そこからはうまくまとまらないセッションになった」とピエール・ガスリーはコメント。

    「何とかQ3には進出したものの、フロントのコントロールに苦しみ、あらゆるところでアンダーステアになってしまった。FP3でのパフォーマンスがよかっただけに、予選9番手という結果は残念に思っている。週末を通していいペースを見せていたものの、今日のダメージの状況を考えると、あれ以上できることはなかったと考えている」

    「全体としては競争力のあるパッケージだと思うので、レースでもマシンを傷めやすいこのサーキットで、これ以上ダメージを負わないことを願っている。その点を除けば明日はいいレースができる自信がある」

  • ダニール・クビアト 「今日のような走りができたことを誇りに思う」

    ダニール・クビアト 「今日のような走りができたことを誇りに思う」

    アルファタウリ・ホンダF1のダニール・クビアトは、2020年のF1世界選手権 第16戦 F1サヒールGPの予選を6番手で終えた。

    今季3回目となるQ3進出を果たしたダニール・クビアトは最終アタックで大きくタイムを伸ばし、ポールポジションに約0.5秒差まで迫る6番手タイムを記録。今季の予選ベストグリッドを獲得した。

    アルファタウリ・ホンダF1のダニール・クビアトは、2020年のF1世界選手権 第16戦 F1サヒールGPの予選を6番手で終えた。

    今季3回目となるQ3進出を果たしたダニール・クビアトは最終アタックで大きくタイムを伸ばし、ポールポジションに約0.5秒差まで迫る6番手タイムを記録。今季の予選ベストグリッドを獲得した。

    「今日は素晴らしいセッションができたので満足している」とダニール・クビアトはコメント。

    「僕にとって今季最高の予選だった。予選開始時はトラフィックが激しく、難しい部分があったが、Q3ではクリアな周回をすることができたし、今日のようなドライビングができたことを誇りに思っている。結果として、明日はいいポジションからレースをスタートすることができる」

    「ここまで、昨日のセッションは順調で、今朝は少し感触が悪かったものの、セッティングを戻してからはいい予選を戦うことができた。明日も確実なレースをしたいし、そのためにはトラフィックとタイヤマネジメントにうまく対応していかなければならない。レースペースはよさそうなので、この勢いを明日にも継続できればと思う」