カテゴリー: F1バーレーンGP

  • ホンダF1:2020年 F1サヒールGP 決勝レポート

    ホンダF1:2020年 F1サヒールGP 決勝レポート

    F1サヒールGPの決勝は、ホンダF1パワーユニット勢にとってはフラストレーションの溜まる展開となり、アストンマーティン・レッドブル・レーシング、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダともに、ポイント獲得をかけた厳しい戦いを強いられた。

    外周コースでの初開催となった今大会だが、周回数はF1史上最多の87周。ラップタイムは1分を切り、息もつかせぬ展開となったが、両チームにとっては運に振り回される結果となった。

    3番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペンは、ミディアムタイヤを履いたメルセデス勢に対して、ソフトタイヤでいいスタートを切れるアドバンテージがあった。フェルスタッペンは好スタートを決めたものの、ターン1で行き場をなくして3番手にとどまる。ターン4へ向かうまでにセルジオ・ペレス(レーシングポイント)とバルテリ・ボッタス(メルセデス)に追いつかれ、接触を避けるために早めにブレーキング。しかし、イン側にいたシャルル・ルクレールはペースを緩めずにペレスにヒットし、回避行動をとったフェルスタッペンはアウト側にコースアウトすると、そのままウォールにヒットしてリタイアとなってしまう。

    6番グリッドのダニール・クビアトと、9番グリッドのピエール・ガスリーも、ともにソフトタイヤでスタート。オープニングラップのインシデントには巻き込まれず、それぞれ5番手と7番手に順位を上げる。ミディアムタイヤを選択したアレクサンダー・アルボンは、12番手をキープした。

    セーフティカーが解除されると、コース上はDRSトレイン状態となり、オーバーテイクは難しい状況に。クビアトは27周目にピットインしてミディアムタイヤに履き替えると、前方にいたダニエル・リカルド(ルノー)に対するアンダーカットを成功させ、ポジションを逆転する。一方、その1周後にピットインしたガスリーは、逆に差を広げられる形となった。

    アルボンはミディアムタイヤでのロングスティントを走行した後、ハードタイヤに交換して1ストップ作戦に挑む。しかし、ジャック・エイトケン(ウイリアムズ)のクラッシュによって再びセーフティカーが出動し、このタイミングでレッドブル・レーシングは、レース終盤のバトルに向けてソフトタイヤへの交換を決断する。

    レース再開後、1ストップ作戦を採ったドライバーたちがポジションを上げ、またもやDRSトレインが形成される。これにより、アルボンはリカルドの後方6番手でチェッカーフラッグを受けた。

    クビアトは、53周目に2度目のピットストップを行い、ハードタイヤに交換。この直後にバーチャルセーフティカーが導入されたことでポジション回復ができず、7位でフィニッシュ。51周目にピットインしたガスリーも同様で、11位まで順位を落としてレースを終えた。

    次戦は1週間後のアブダビGP。いよいよ今シーズンの最終戦となる。

    田辺豊治(ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「波乱含みとなった今日のサヒールGP決勝は、アストンマーティン・レッドブル・レーシングのフェルスタッペン選手が、オープニングラップでクラッシュに巻き込まれてリタイアとなるなど、全体として悔しいレースになりました。レッドブル・レーシングのアルボン選手は12番グリッドから6位まで順位を上げましたが、本人も満足いくレースではなかったと思います。また、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのクビアト選手は、金曜から速さを見せていただけにセーフティカーの影響などもあっての7位フィニッシュは、残念な結果だと感じています。ガスリー選手にとっても難しいレースとなり、なかなかペースが上がらず入賞を逃して11位でレースを終えました。来週はいよいよシーズン最終戦です。気持ちを切り替え、いい結果とともにシーズンを締めくくれるよう、最後まで全力で臨みます。また、今回のレースで初優勝を果たしたセルジオ・ペレス選手とダブルポディウムを獲得したレーシング・ポイントのみなさんに、祝福の言葉を贈りたいと思います」

    アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)
    「今日のレースは波乱の展開になりました。何が起こっていたのかよく分かりませんが、12番グリッドから6位まで上がれたことは悪くないと思っています。ただ、もう少し上に行きたかったという気持ちもあります。僕のマシンはストレートでのスピードが足りず、DRSのトレインにいるときには他のマシンに対して今の位置を守るのが精いっぱいでした。ストレートでのオーバーテイクが難しいので、思い切って1コーナーに飛び込んでいくしか手がありませんでした。ダウンフォースの設定が、オーバーテイクのできない第2セクターで速いものになっており、そのようなセッティングでこのレースを戦うのは難しかったです。ここからは気持ちを切り替えて、数日後にやってくるアブダビGPにフォーカスしていきます」

    ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)
    「今週は非常にいい流れで来ていたので、もっといい結果で終わりたかったと思っています。ただ、セーフティカーが出たときは『これはあんまりいいタイミングじゃないな』と思ったので、その上での7位は悪くない順位です。今日はチームの戦略もすべてうまくいきましたし、昨日の予選も完璧でした。今日のレースもほとんど完璧に走れたと思うので、自分のパフォーマンスには満足しています。よく戦えた週末ですし、今年の中で一番いいレースウイークでした。ペースはよかったですし、中団のトップまではあと少しのポジションで、僕とカルロス(サインツ)、リカルドが0.2秒差ほどで並んでいたときもあり、とても楽しかったです。今回のような形でポイントをとれたことをうれしく思っています」

    ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
    「今日はとてもタフなレースでした。ペースが足りず、自分が考えていたようなレースができませんでした。リアに苦しみ、かなりのアンダーステアが出ていました。さらに、バーチャルセーフティカーのタイミングも、僕らにとっては不運でした。大波乱のレースになり、表彰台の顔ぶれを見ると、僕らにも大きなチャンスがあったと思いますし、そこに加われなかったことが残念です。データをよく確認し、なぜ金曜に比べて今日はこんなに苦しくなったのかを理解する必要があります。そして、うまくいった部分も振り返り、アブダビで好結果を出してシーズンを締めくくれるように挑んでいきます」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
    「今日はいいスタートを切れたのですが、周りを他のマシンに囲まれてしまいました。トラブルを避けようとしましたが、周りのドライバーがとてもアグレッシブで、まるで最終ラップかのようにリスクを冒して攻めていました。特に、シャルル(ルクレール)は4コーナーでイン側に迫って来て、路面が汚れているのにブレーキングをかなり遅らせました。彼が他のマシンを抜きたかったのは分かりますが、楽観的過ぎたと思います。シャルルのことは尊敬していますし、彼は素晴らしいドライバーですが、少しやり過ぎたと思います。チェコ(セルジオ・ペレス)は、イン側で何が起きているのか分からなかったはずで、シャルルが彼にヒットして後ろ向きにスピンしてしまいました。僕はマシンにダメージを受けないよう、アウト側に回避しようとしましたが、グラベルまで出てしまい、バリアにヒットしてしまいました。今回は戦えるマシンでしたし、好結果を出すチャンスだったので、こんなに早くリタイアするのはフラストレーションが溜まります」

  • メルセデスF1代表 「ラッセルが勝利に挑む機会は今回が最後ではない」

    メルセデスF1代表 「ラッセルが勝利に挑む機会は今回が最後ではない」

    メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフが、2020年のF1世界選手権 第16戦 F1サヒールGPの決勝レースを振り返った。

    F1サヒールGPでは、新型コロナウイルスに感染したルイス・ハミルトンの代役として起用したメルセデスの秘蔵っ子であるジョージ・ラッセルが躍進。レースの大部分もリードし、優勝を手中に収めたかと思われた。

    しかし、ジョージ・ラッセルに2度の悲劇が襲う。セーフティカー中のピット作業ミスによってラッセルは誤ったフロントタイヤに交換されたため、再度ピットインせざるを得なくなった。それでも、後方から挽回して2番手まで順位を上げていた残り9周時点で左リヤタイヤのパンクに見舞われて再びピットストップ。9位でレースを終えた。

    「まずはレーシング・ポイントとセルジオ(ペレス)の勝利、ランスとエステバンの表彰台におめでとうと言いたい。フレッシュで新しい表彰台を見るのは素晴らしいことだし、彼らは素晴らしい仕事をした」とトト・ヴォルフはコメント。

    問題のピットストップは、その時に装着していたハードタイヤでステイアウトすることもできたが、フリーストップの機会があったため利用したとトト・ヴォルフは説明。速すぎるメルセデスが陥った不運だった。

    「全体的に今日の我々は大きな混乱を招いた。セーフティカーまで我々にとって良さそうであり、強力な1-2を走行していた」とトト・ヴォルフはコメント。

    「ハードタイヤでも問題なく、ステイアウトすることもできたが、フリーストップのためのギャップがあり、そのチャンスを利用した。完全に正しい判断だったと思っているが、遅いコールと無線に問題があったことで、ボックスに正しいタイヤが出ていなかった。それがジョージが間違ったタイヤで出ていき、バルテリが到着したときと同じタイヤでピットを離れた理由だ。その後、我々は間違いを正すためにジョージを再びピットに入れなければならなかった」

    「その時はまだレースは失われておらず、彼は印象的な方法で反撃した。だが、そのあとスローパンクチャーに見舞われ、それが彼を下位に落とすことになった。このようなことは起こり得ることだが、当然、問題を調査し、そこから学び、前に進む必要がある」

    「メルセデスとの初レースでの記念碑的な走りの後、ジョージにとって胸が張り裂けるようなことだ。彼は勝っていたはずだ。今日はうまくいかなかったが、これがレースでの勝利に挑む最後の試みではないと確信している」

    「バルテリにとっても厳しいレースであり、最後に古いタイヤを履いているのは非常に困難だった。今週末から学び、アブダビではより強くなって戻ってきたい」

  • アルファタウリ・ホンダF1 「中団バトルがいかにタイトかを示す良い例」

    アルファタウリ・ホンダF1 「中団バトルがいかにタイトかを示す良い例」

    アルファタウリ・ホンダF1の車両パフォーマンス担当チーフエンジニアを務めるクラウディオ・バレストリが、2020年のF1世界選手権 第16戦 F1サヒールGPの決勝レースを振り返った。

    アルファタウリ・ホンダは2台とも2ストップ戦略を採用したが、特に2回目のセーフティカーのタイミングは有利に働かなかった。二人ともその直前にタイヤ交換を済ませており、再開後はフレッシュなタイヤでもDRSトレインから抜け出すことができず、ダニール・クビアトが7位、ピエール・ガスリーが11位でレースを終えた。

    「今日のレースは中団バトルがいかにタイトかを示す良い例だ」とクラウディオ・バレストリはコメント。

    「最初のセーフティカー期間の終了後、ダニールは5番手、ピエールが7番手にいて、オプションでの第1スティントのペースは良かった。その後、2台ともプライムタイヤを装着し、それでもペースは競争力があった。ライバルたちのハードコンパウンドのパフォーマンスをモニターした結果、最終スティントでは和我々もハードタイヤを使うことにした」

    「バーチャルセーフティカーとセーフティカーの出動は1ストップ戦略の人々に有利に働いた。我々の選択肢にはなかった戦略だ。今日は良いペースを見せることができ、特にダニールは好調だった。彼は堅実なレースで7位フィニッシュした。もう一方のガレージのピエールは不運にもポイント圏内まであと1つという11位でフィニッシュした。これから我々はこの先例のないシーズンの最終戦、アブダビの準備に思考を切り替えなければならない」

  • F1サヒールGP 決勝:トップ10 ドライバーコメント

    F1サヒールGP 決勝:トップ10 ドライバーコメント

    2020年のF1世界選手権 第16戦 F1サヒールGPの決勝でトップ10入りしたドライバーのコメント。

    オープニングラップからクラッシュによるセーフティカーが入ったレースは、終盤にメルセデスの2台がタイヤ交換で自滅するという波乱の展開となった。F1サヒールGPを制したのはレーシング・ポイントのセルジオ・ペレス。F1キャリア10年目、190戦目というF1で最長での初優勝となった。

    優勝:セルジオ・ペレス(レーシングポイント)
    「自分がレースに勝ったことをまだ実感しているところだ。夢を見ているようで興奮しすぎてしまうのが怖い! この瞬間を何年も夢見てきた。F1でこのポイントにたどり着くまで10年かかった。キャリアを通して多くのワードワークを重ねてきた。僕だけでなく、家族やスポンサーもね。F1でメキコ人が成功することは滅多になかったし、表彰台でメキシコ国旗が掲げられた瞬間は絶対に忘れないだろう。僕と家族にとって素晴らしい瞬間だった。信じれられないようなレースだった。本当に良いスタートを切って、マックス(フェルスタッペン)とシャルル(ルクレール)とバトルをしていた。その後、ヒットされたときは『こんなことは二度と起こらないだろう!』と考えていた。あまりダメージを負わなかったことは幸運だった。僕たちは諦めなかったし、ピットインしてミディアムタイヤに交換した。セーフティカー中にロックアップしてタイヤにフラットスポットを作ってしまった。バイブレーションがかなり酷くなって、ステアリングホイールを握る手が痛くなり、再びピットに入らなければならないと考えた。でも、チームは僕にステイアウトするよう伝えた。マシンのフィーリングはどんどん良くなっていったし、そのミディアムタイヤでのスティントは僕たちの勝利に不可欠だった。もう一回ピットインしてハードタイヤに交換したときはリムジンを運転しているようだった! とてもスムーズで素晴らしいペースがあった。ランス(ストロール)をオーバーテイクして、そのあとエステバンを抜くことができた。もちろん、メルセデスにいくつか問題があったけど、僕たちにはジョージ(ラッセル)を十分に抑えられるペースがあったと思う。僕たちのシミュレーションでは、抜くためにはかなり速くなければならないと示していた。幸か不幸か、今日は凄まじいレースだったし、僕たちは実力で勝った。しばらくの間、ステアリングを握ったまま無言で泣いてしまったけど、チームにとって素晴らしい結果だ。表彰台に上がったランスもよくやった。チームとお祝いするのが待ち切れない! 残り1レースあるし、僕たちはシーズンの最後に3位を維持する決意を固めている」

    2位:エステバン・オコン(ルノー)
    「なんてレースだ! やったよ。表彰台だ。素晴らしい気分だ。素晴らしかったし、ラインを通過したときはいろんな感情が身体中を駆け巡った。泣いてしまったのは確かだけど、そう言えることを誇りに思う。永遠に忘れないだろう。チームは本当に良いレースを実行したし、僕たちには強力なペースがあった。何度かオーバーテイクもできて楽しめた。タフなシーズンだったけど、僕たちは自分自身を信じ続けてきたし、この素晴らしい気温地でそれが報われた。信じ続ければ、どこかで結果はでるものだね! 僕たちは今年大きく進歩したし、来週はできる限りベストな形でシーズンを終えることに集中していく」

    3位:ランス・ストロール(レーシングポイント)
    「素晴らしい結果だけど、レースに勝つポテンシャルがあったと思うので、心の片隅には少しがっかりしている自分がいる。ファーストラップを終えて6番手にいて、表彰台を獲得するチャンスがあることが分かった。ピットインが遅すぎたかもしれない。それによってエステバン(オコン)に前に出られてしまった。でも、彼がDRSを伝えたターン3の出口まで本当に素晴らしいバトルをしてのことだった。エステバンに追いつくペースがなかったし、DRSにも少し足りなかったこともあって、ターン4までにチェコ(ペレス)に抜かれてしまった。ブレーキが少し遅すぎたし、彼に抜かれてしまった。そんな感じだったけど、重要なのはチームリザルトだ。チームとチェコのためにうれしく思う。彼は長い間このチームの一員だった。彼はキャリアのなかで何度もトップを走行しているし、完全に勝利に値する。2台揃って表彰台を獲得でいたことはチームにとって信じられないような結果だし、まさに先週末から立ち直るために必要としていたことだ。シーズンを通して僕たちには素晴らしいクルマがあったし、今週末は本当に強かった。僕たちは重要なときに結果を出すことができた。僕たちのポテンシャルに本当に興奮しているし、アブダビで好調でシーズンを終えることを楽しみにしている」

    4位:カルロス・サインツ(マクラーレン)
    「アーッ! とても苦い4位だ。ずっと表彰台はかなり近かったけど、残念ながら、それを実現することができなかった。スタートは明らかに波乱に富んでいたし、なんとか3番手に食い込むことができた。ソフトでの第1スティントは超強力だった。戦略間で際どいだったけど、僕たちは2ストップで行くことにした。最後のセーフティカー後、メルセデスがストロールの後ろに引っかかっていたのはあまり役に立たなかったし、1周であまりに多くを失ってしまった。なんとか彼を抜いて、最後までストロールを追い詰めたけど、わずかな差で表彰台を逃した。今日は全力で走ったし、それを手に入れるためにできる限りのことをした。イライラするけど、同時に今日は週末全体で僕たちよりも少し運のよくて、少し速かったマシンに負けた。だから、そこまで落ち込むことはできないし、僕たちは最後のチェッカーフラッグまでプッシュし続ける必要がある。チェコの初優勝を祝福したい。彼はそれにふわさしいと思う。さあ、アブダビだ!」

    5位:ダニエル・リカルド(ルノー)
    「チームにとって素晴らしい結果であり、エステバンが初めての表彰台を獲得したことを祝福したい。彼と彼のガレージには本当に強力なペースがあった。僕に関しては5位以上も可能だったかもしれないのでちょっとがっかりしている。満足できるスタートが切れたし、1周目の後には4番手にいて多くのチャンスがあるように感じた。ピットストップでクビアトに順位を奪われて、しばらく彼の後ろに留まることになった。2回目のピットストップで何とか取り戻すことができたけど、DRSトレインのなかであまりできることはなかった。来週末もまたレースがあるので、しっかりとシーズンを終えたい」

    6位:アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)
    「今日のレースは波乱の展開になった。何が起こっていたのかよく分からないけど、12番グリッドから6位まで上がれたことは悪くないと思っている。ただ、もう少し上に行きたかったという気持ちもあります。僕のマシンはストレートでのスピードが足りず、DRSのトレインにいるときには他のマシンに対して今の位置を守るのが精いっぱいだった。ストレートでのオーバーテイクが難しいので、思い切って1コーナーに飛び込んでいくしか手がなかった。ダウンフォースの設定が、オーバーテイクのできない第2セクターで速いものになっており、そのようなセッティングでこのレースを戦うのは難しかった。ここからは気持ちを切り替えて、数日後にやってくるアブダビGPにフォーカスしていく」

    7位:ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)
    「今週は非常にいい流れで来ていたので、もっといい結果で終わりたかったと思っている。ただ、セーフティカーが出たときは『これはあんまりいいタイミングじゃないな』と思ったし、その上での7位は悪くない順位だ。今日はチームの戦略もすべてうまくいったし、昨日の予選も完璧だった。今日のレースもほとんど完璧に走れたと思うので、自分のパフォーマンスには満足している。よく戦えた週末ですし、今年の中で一番いいレースウイークだった。ペースはよかったですし、中団のトップまではあと少しのポジションで、僕とカルロス(サインツ)、リカルドが0.2秒差ほどで並んでいたときもあり、とても楽しかった。今回のような形でポイントをとれたことをうれしく思っている」

    8位:バルテリ・ボッタス(メルセデス)
    「僕たちにとって本当に悪い日だった。スタートは素晴らしいものではなかったし、ホイールスピンがあり、良い発進ができなかった。ジョージは良いスタートを切って、そこからレースヲコントロールできた。第2スティント序盤はかなり有望そうだったし、ペースも良く、ジョージとのタイムを縮めていった。セーフティカーがなければ、ジョージと僕は最後まで素晴らしい戦いをしていただろう。セーフティカー中のピットストップでタイヤになんらかの取り違えがあって終わりだった。何が起こったのかはまだよく分からないけど、以前に履いていたのと同じ古いハードタイヤでピットを離れた。当然、理想的なストップではなかった。ポジションを失い、フレッシュなラバーを手に入れることができなかった。それによってセーフティカーのリスタートは非常にトリッキーだったし、古いタイヤでさらに多くのポジションを失った。後から批判するのは簡単なことだけど、僕たち全員が一緒だし、通常であれば、チームはこのような状況に本当に鉄壁だ。だから、内部で十分に調査して、そこから何が学べるかを見ていきたいと思う。今日、ジョージは素晴らしい仕事をしていたし、本当に不運だった。あれがなければ彼はこのレースに勝っていたと思う。全体的にチームにとって難しい日だったけど、数日後にコースに戻るし、好調でシーズンを終えるために全力を尽くすつもりだ」

    9位:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    「今感じている複雑な感情をどう要約すればいいか分からない。その一方で、今週末に成し遂げた仕事を誇りに思っている。周りには素晴らしいグループがいて、僕が予選とレースに準備できるように非常に懸命に熱心に仕事をしてくれた。でも、今日は本当に悔しい。以前にも勝利を奪われたレースをしたことはあるけど、今日は2回もそれが起こったような気分だし、今でも信じられない。スタート後はすべてをコントロールしていたし、レースをコントロールしていた。タイヤをケアして、バルテリとのギャップを保っていた。そのあとピットストップ中にあの混乱があった。通信に問題があったんだと思う。それによって劣勢に立たされたけど、まだ勝つことはできたと思う。その後、マシンが少しおかしいと感じ始めた。パンクだなんて信じたくなかったし、最後まで走りたかったけど、当然ながら、それは選択肢ではなかった。本当に悔しいけど、自分たちが達成したことを誇りに思っているし、今週末このマシンをドライブするチャンスを得られたことにとても満足している。チェコ、おめでとう。彼は長い間F1にいる素晴らしいドライバーだし、勝利を収めるにふさわしい」

    10位:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「今日はタフだった。1周目はほんとうによかったし、最初の数コーナーで10番手まで順位を上げることができた。それは素晴らしかったけど、その後はかなり難しかった。ペースが良くなかったし、とにかく自分のいる場所にとどまらなければならなかった。ポイントには十分だったけど、それ以上のものはなかった。タフなレースだったし、次戦までにいくつか改善が必要だけど、グリッド後方からのうまくリカバリーできたと思う」

  • F1サヒールGP 決勝:ドライバーコメント(11位~DNF)

    F1サヒールGP 決勝:ドライバーコメント(11位~DNF)

    2020年のF1世界選手権 第16戦 F1サヒールGPの決勝で11位~DNFだったドライバーのコメント。

    上位勢に様々なことが起こったレースだったが、ミッドフィールドの下位ではポイント争いに絡むことが難しいレースとなった。今大会で代役として急遽F1デビューを果たしたジャック・エイトケン(ウィリアムズ)とピエトロ・フィッティパルディ(ハース)は初レースを完走で終えている。

    11位:ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
    「今日はとてもタフなレースだった。ペースが足りず、自分が考えていたようなレースができなかった。リアに苦しみ、かなりのアンダーステアが出ていた。さらに、バーチャルセーフティカーのタイミングも、僕らにとっては不運だった。大波乱のレースになり、表彰台の顔ぶれを見ると、僕たちにも大きなチャンスがあったと思うし、そこに加われなかったことが残念だ。データをよく確認し、なぜ金曜に比べて今日はこんなに苦しくなったのかを理解する必要がある。そして、うまくいった部分も振り返り、アブダビで好結果を出してシーズンを締めくくれるように挑んでいく」

    12位:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
    「今日はあまりエキサイティングなレースではなかった。良い結果を出すために本当に懸命に戦ったけど、結局、それはとても難しかった。今日は攻撃ではなく防御が主だった。最後にタイヤ的に小さなアドバンテージがあったときでさえ、まったく楽ではなかったし、僕にとってはちょっと退屈なレースだった。第1スティントをかなり長く伸ばして違ったことをやろう試みた。そこからはタイヤを労わって、懸命なドライビングを心掛けたけど、今日はそれが違いを生んだとは思わない」

    13位:アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
    「13番手はおそらく僕たちが達成できる最大の結果だったと思うし、ライバルの前、フェラーリのすぐ後ろでフィニッシュすることでよしとしなければならない。僕たちはコーナーで十分に速かったように思うけど、オーバーテイクは困難だったし、結局、後半のセーフティカーをあまり活用することができなかった。来週はもう少し競争力があって、シーズンをうまく締めくくれることを願っている」

    14位:キミ・ライコネン(アルファロメオ)
    「難しい夜だった。状況を考えば、僕たちはおそらく最大限のことをしたと思う。スタートは良かったけど、ターン2でワイドにいかざるを得ず、縁石にヒットしてリアのコントロールを失った。そこで順位を2つ落としたけど、最終的な結果に違いはなかった。マシンは先週と本当に似た感触だった。新しいタイヤでは良かったけど、スティントが進むにつれてペースが落ちていった」

    15位:ケビン・マグヌッセン(ハース)
    「今日はとにかく遅かったし、何もする機会がなかった。僕たちは競争することができなかった。とにかくペースがなかった。レースでいろいろなことが起こったけど、僕たちがポイントに到達するためには多くの人がフィニッシュしなければ無理だった。タフなレースだったし、いつだって何かが起こることを望んでいるけど、今日はそうではなかった。今夜はすべてを調べて、今日からポジティブなものを得らえるかどうか見ていく」

    16位:ジャック・エイトケン(ウィリアムズ)
    「複雑な感情だし、ミスをしたことに少し腹を立てている。それまではかなり良い仕事ができていたと思う。スピードを上げて、僕の前のドライバーを追いかけようとしていた。オプションタイヤはかなりうまく機能していたと思う。今週末から多くのことを学んだし、ポジティブな収穫がたくさんある。。このような短期間でもシングルラップのペースはかなり良くなったし、レースペースも良かった。来週も乗り込むことができるなら、もっと良い仕事をしたいと思っている」

    17位:ピエトロ・フィッティパルディ(ハース)
    「初めてのグランプリを完走することができて満足している。それが目標だった。最後はジャック(エイトケン)、そして、目の前にいたケビン(マグヌッセン)と良いバトルができた。そこでいくつか良いアクションをすることができて良かった。レース中盤から最後までのペースはかなり良かった。リスタートで戦おうとしたけど、同時に完走するという目標も意識していた。次のレースのために多くのことを学ぶことができた。それが最も重要なことだ。最近ではF1に到達するのはとても難しいけど、これで僕はF1レースを終えてと言うことができる。この機会を与えてくれたチームに感謝している」

    DNF:ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
    「オイル漏れの疑いがあって、すぐにマシンを止めるように言われた。それまで13番手で力強いレースをしていたので、当然、がっかりしている。とても快調だに見えたし、レースはまだまだこれからってだったし、何が起こるか分からなかった。フラストレーションを感じているけど、これまでの信頼性はかなり高かったし、今シーズンはほとんど問題はなかった。誰の責任でもないし、とにかく残念だけど、これがモータースポーツだ」

    DNF:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
    「今日はいいスタートを切れたけど、周りを他のマシンに囲まれてしまった。トラブルを避けようとしたけど、周りのドライバーがとてもアグレッシブで、まるで最終ラップかのようにリスクを冒して攻めていた。特に、シャルル(ルクレール)は4コーナーでイン側に迫って来て、路面が汚れているのにブレーキングをかなり遅らせた。彼が他のマシンを抜きたかったのは分かるけど、楽観的過ぎたと思う。シャルルのことは尊敬していますし、彼は素晴らしいドライバーだけど、少しやり過ぎたと思う。チェコ(セルジオ・ペレス)は、イン側で何が起きているのか分からなかったはずで、シャルルが彼にヒットして後ろ向きにスピンしてしまった。僕はマシンにダメージを受けないよう、アウト側に回避しようとしたけど、グラベルまで出てしまい、バリアにヒットしてしまった。今回は戦えるマシンだったし、好結果を出すチャンスだったので、こんなに早くリタイアするのはフラストレーションが溜まる」

    DNF:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「1周目にレースをリタイアしなければならなかったのは残念だ。少し遅れてマックスのインサイドにいて、彼とサイド・バイ・サイドで1コーナーに入り、少し早めにブレーキをかけようとした。目の前にチェコがいるのが見えていた。彼はバルテリのアウトサイドに留まると思っていたけど、そうではなかった。彼は少し早めにブレーキをかけて、コーナーの内側に戻ってきた。彼が戻ってくるのが見えて、すぐにブレーキをかけたけど、遅すぎたし、フロントホオールがロックして、彼と接触してしまった。他の誰かに責任を負わせるつもりはない。責任を負う人がいるとすれば、それは僕だ。もちろん、がっかりしているし、このレースを忘れることができるので、ほんの数日後にマシンに戻れてうれしい」

  • ホンダF1 田辺豊治TD 会見 「チャンスを物にできなかった残念なレース」

    ホンダF1 田辺豊治TD 会見 「チャンスを物にできなかった残念なレース」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2020年のF1世界選手権 第16戦 F1サヒールGPの決勝後に記者会見を実施。“チャンスを物にできなかった”フラストレーションの溜まるレースだと振り返った。

    ホンダF1エンジン勢は、優勝を期待されたマックス・フェルスタッペンがオープニングラップでまさかのクラッシュリタイア。アレクサンダー・アルボンが6位、ダニール・クビアトが7位と入賞を果たしたが、決して期待通りの結果とはならなかった。

    「今日はフラストレーションの溜まるレースでした」と田辺豊治は語る。

    「スタート直後、マックス(フェルスタッペン)がクラッシュした他車を避けようとして、バリアにクラッシュしてリタイア。アルファタウリの2台は中団グループの中でポジションを上げられず、アルボンも同様で、イライラする展開でした」

    「アルボンは6位でしたが、『良かったね』という6位ではありませんでした」

    「中東3連戦は良い形で終わらせたかったですが、ちょっと中休みという感じになってしまった。アブダビGPは気持ちを切り替えて、今年の集大成として臨みたいと思っています」

    F1サヒールGPでは、セルジオ・ペレスが優勝。レーシング・ポイントとしても初優勝であり、チームメイトのランス・ストロールも3位表彰台を獲得してダブル入賞という結果を出した。

    「ペレス選手の初優勝、レーシング・ポイントのダブル表彰台には祝福の言葉を送りたいと思います。メルセデスがピットでミスして沈んでいく中、今年速さを見せていた彼らがしっかりと結果を出した」

    「ラッセル選手も初日にトップタイム、予選ではボッタス選手の僅差につけ、最終順位は別として、レースでは実力を見せたと思います」

    「今日のレースは色々な意味でF1の良いところと悪いところが出たレースだったと思います。我々はうまくいきませんでしたが、そこは忘れて、明日から次のレースに向けて進めたいと思います」

    決勝ではメルセデスの2台がピットストップで自滅。仮にマックス・フェルスタッペンが普通にレースをしてれば、勝てたのだろうか?

    「メルセデス勢が自ら後退してくれたので、我々の勝てるチャンスは高かったでしょう。今年1年を振り返ってみると、そういうチャンスを今回も物にできなかったことのは非常に残念した」

  • マックス・フェルスタッペン 「最終ラップかのように攻めているヤツがいた」

    マックス・フェルスタッペン 「最終ラップかのように攻めているヤツがいた」

    レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、2020年のF1世界選手権 第16戦 F1サヒールGPの決勝レースをクラッシュによって0周リタイアで終えた。

    3番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペンは、ミディアムタイヤを履いたメルセデス勢に対して、ソフトタイヤでいいスタートを切れるアドバンテージがあった。フェルスタッペンは好スタートを決めたものの、ターン1で行き場をなくして3番手にとどまる。

    マックス・フェルスタッペンは、ターン4へ向かうまでにセルジオ・ペレス(レーシングポイント)とバルテリ・ボッタス(メルセデス)に追いつかれ、接触を避けるために早めにブレーキング。しかし、イン側にいたシャルル・ルクレールはペースを緩めずにペレスにヒットし、回避行動をとったフェルスタッペンはアウト側にコースアウトすると、そのままウォールにヒットしてリタイアとなった。

    「今日はいいスタートを切れたけど、周りを他のマシンに囲まれてしまった。トラブルを避けようとしたけど、周りのドライバーがとてもアグレッシブで、まるで最終ラップかのようにリスクを冒して攻めていた」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「特に、シャルル(ルクレール)は4コーナーでイン側に迫って来て、路面が汚れているのにブレーキングをかなり遅らせた。彼が他のマシンを抜きたかったのは分かるけど、楽観的過ぎたと思う。シャルルのことは尊敬していますし、彼は素晴らしいドライバーだけど、少しやり過ぎたと思う」

    「チェコ(セルジオ・ペレス)は、イン側で何が起きているのか分からなかったはずで、シャルルが彼にヒットして後ろ向きにスピンしてしまった。僕はマシンにダメージを受けないよう、アウト側に回避しようとしたけど、グラベルまで出てしまい、バリアにヒットしてしまった。今回は戦えるマシンだったし、好結果を出すチャンスだったので、こんなに早くリタイアするのはフラストレーションが溜まる」

  • シャルル・ルクレール 「接触はペレスではなく僕の責任」

    シャルル・ルクレール 「接触はペレスではなく僕の責任」

    フェラーリF1のシャルル・ルクレールは、F1サヒールGPのオープニングラップでのセルジオ・ペレス(レーシング・ポイント)との接触を謝罪。“責任は自分にある”としながらも、不運だったことを強調した。

    シャルル・ルクレールは、3番手を争っていたオープニングラップのターン4でインサイドを突いたが、タイヤをロックさせ、ターンインしてきたセルジオ・ペレスに衝突。サスペンションを破損させてリタイアを喫した。

    レース序盤にトラブルを避けるためにバックオフしていたにも関わらず、逃げたランオフエリアでコントロールを失ってバリアに突っ込んでリタイアしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)は「なぜ彼らがあれほど攻撃的で無謀だったのかはわからない」と批判している。

    「マックスの少し後ろでサイド・バイ・サイドだったし、ターン4で彼を追い抜こうとした」とシャルル・ルクレールはコメント。

    「チェコのことは見えていたけど、彼はバルテリのアウトサイドを回ってそこにとどまると思っていた。でも、彼はインサイドに戻ってきた。僕はそこにいて、スローダウンするには遅すぎた」

    「チェコのミスではないと思っている。チェコに罪をなすりつけることはない。今日責任を負う人がいるとしたら、それは僕だ。でも、責任よりも不幸だったと言える」

  • ピエール・ガスリー 「自分が考えていたようなレースができなかった」

    ピエール・ガスリー 「自分が考えていたようなレースができなかった」

    ピエール・ガスリーは、2020年のF1世界選手権 第16戦 F1サヒールGPの決勝レースを11位で終えた。

    9番グリッドからソフトタイヤでスタートしたピエール・ガスリーは、オープニングラップのインシデントを避けて7番手に浮上。だが、28周目にピットインすると先行マシンとの差を広げられてしまう。

    51周目にピットインしたピエール・ガスリーだが、この直後にバーチャルセーフティカーが導入され、11位まで順位を落としてレースを終えた。

    「今日はとてもタフなレースだった」とピエール・ガスリーはコメント。

    「ペースが足りず、自分が考えていたようなレースができなかった。リアに苦しみ、かなりのアンダーステアが出ていた。さらに、バーチャルセーフティカーのタイミングも、僕らにとっては不運だった」

    「大波乱のレースになり、表彰台の顔ぶれを見ると、僕たちにも大きなチャンスがあったと思うし、そこに加われなかったことが残念だ。データをよく確認し、なぜ金曜に比べて今日はこんなに苦しくなったのかを理解する必要がある。そして、うまくいった部分も振り返り、アブダビで好結果を出してシーズンを締めくくれるように挑んでいく」

  • ダニール・クビアト、7位入賞「今年の中で一番いいレースウイークだった」

    ダニール・クビアト、7位入賞「今年の中で一番いいレースウイークだった」

    ダニール・クビアトは、2020年のF1世界選手権 第16戦 F1サヒールGPの決勝レースで7位入賞を果たした。

    6番グリッドからソフトタイヤでスタートしたダニール・クビアトは、オープニングラップのインシデントには巻き込まれず、5番手に順位を上げる。セーフティカーが解除されると、コース上はDRSトレイン状態となり、オーバーテイクは難しい状況に。

    ダニール・クビアトは27周目にピットインしてミディアムタイヤに履き替えると、前方にいたダニエル・リカルド(ルノー)に対するアンダーカットを成功させ、ポジションを逆転する。53周目に2度目のピットストップを行い、ハードタイヤに交換。だが、この直後にバーチャルセーフティカーが導入されたことでポジション回復ができず、7位でフィニッシュした。

    「今週は非常にいい流れで来ていたので、もっといい結果で終わりたかったと思っている」とダニール・クビアトはコメント。

    「ただ、セーフティカーが出たときは『これはあんまりいいタイミングじゃないな』と思ったし、その上での7位は悪くない順位だ。今日はチームの戦略もすべてうまくいったし、昨日の予選も完璧だった。今日のレースもほとんど完璧に走れたと思うので、自分のパフォーマンスには満足している」

    「よく戦えた週末ですし、今年の中で一番いいレースウイークだった。ペースはよかったですし、中団のトップまではあと少しのポジションで、僕とカルロス(サインツ)、リカルドが0.2秒差ほどで並んでいたときもあり、とても楽しかった。今回のような形でポイントをとれたことをうれしく思っている」