カテゴリー: F1オーストリアGP

  • フェラーリF1離脱を決意したセバスチャン・ベッテルの戦いぶりに期待

    フェラーリF1離脱を決意したセバスチャン・ベッテルの戦いぶりに期待

    元F1ドライバーのマーティン・ブランドルは、今シーズン限りでフェラーリF1を離脱することを決意したセバスチャン・ベッテルの“吹っ切れた”戦いぶりに期待を寄せている。

    セバスチャン・ベッテルとフェラーリF1は、ロックダウン期間中に新しい契約に合意することができず、2020年はベッテルにとってチームとの最後のシーズンになる。

    2021年以降の去就が決定しておらず、F1引退も囁かれているセバスチャン・ベッテルは、戦いへの意欲を失うのではないかとの見方もある。

    しかし、現在Sky F1で解説者を務めるマーティン・ブランドルは、実際にはその逆であり、フェラーリF1の呪縛から解放されたセバスチャン・ベッテルは自分のために全力を尽くすと考えている。

    「正直、ベッテルは吹っ切れた走りをみせることになると思う」とマーティン・ブランドルは語る。

    「以前、彼はレッドブルで自分と(マーク)ウェバー、そして、フェラーリで(シャルル)ルクレールとのチームオーダーにはほとんど注意を払うことはなかった」

    「彼はそんなことに興味を持たないだろう。彼は自分で運転するだろう。それについて疑いの余地はない。彼がF1に留まることを夢見ているだろうか? 私はおそらくそうだと思う。彼はワークスルノーのドライバーになるや同類の何かを心に描いているだろうか? それはまだわからない」

    「だが、彼は強力だと思う。彼がスピードを失ったとは思わない。接近戦で少し判断力を失っているかもしれないが、それも魅力的なことだと思う」

    「フェラーリは将来のために彼らの男ルクレールをかなり支持するだろうが、多くの人はいずれにしろ去年そうしていたと言っている」

    マーティン・ブランドルは、セバスチャン・ベッテルがフェラーリF1を去ることをわかっている今、ベッテルとチームの仕事がマナーが変わる可能性があると認めつつも、カレンダーが非常に圧縮されているという事実によって緩和されるかもしれないと語る。

    「ガレージに足を踏み入れて、少し疎外感を感じるかもしれない。彼らは翌年に別のチームにいく人間に何も知られたくないだろうからね」

    「ほんの些細なことだが、下を向く人や目を逸らす人もいるだろう。出ていくことが決まっているのだからね」

    「チームに最初に加わった頃はそんなことはなかっただろう。ファクトリーに行くのはエキサイティングなことであり、会う誰もが喜んでいくれる。シート合わせをして、ポテンシャルと将来についてが重要だった」

    「だが、出口ルートにいるときは少し居心地の悪さを感じるだろう。それを回避しなければならない。レースが次々と迫ってくることはその点で助けになると思う」

    「セブは間違いなく速いと思う。だが、彼は次にどこへ行くのだろうか? どこかえ行きたいのだろうか? 4回のチャンピオンで満足しているのだろうか? 彼には家族がいるが、トップ3以外のチームで続けるモチベーションと情熱を持っているのだろうか? おそらく、彼はできるならば続けたいと思っているだろう」

    マーティン・ブランドルと同じく、Sky F1のアナリストを務める元F1ドライバーのジョニー・ハーバートは、タイトル獲得へのプレッシャーをチームやファンから感じなくなることで、セバスチャン・ベッテルはのびのびと走れるはずだと語る。

    「彼はそれほど悪い立ち位置にいるわけではないかもしれない。肩の荷が下りただろうからね。それは常にパッケージの問題の一部だったと思う」

    「彼はフェラーリ、ティフォシ、そして、イタリアを背負っているようなものだった。もうそれはなくなっている」

    関連:2020年 F1オーストリアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • 2020年 F1オーストリアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

    2020年 F1オーストリアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

    2020年のF1世界選手権がいよいよ開幕。第1戦 F1オーストリアGPが、7月3日(金)からシュピールベルクのレッドブル・リンクで行われる。

    新型コロナウイルスの影響で開幕から10戦がキャンセルとなり、休止状態となっていた2020年のF1世界選手権だが、F1オーストリアGPを皮切りにいよいよシーズンが再開。F1では初となる無観客レースでの開催となる。

    舞台となるレッドブル・リンクは、その名の通り、レッドブルが所有するサーキット。かつてグランプリを開催していたA1リンクをレッドブルが改修した。

    美しい山間部にある2本のメインストレートと大半が鋭いコーナーで構成されるレッドブル・リンクは、異彩を放つ特性を持ったサーキット。丘陵地帯のため、高低差が大きく、ストレートにはいずれもうねりが施されている。また、急な上り坂や、ストレートも多いため、パワー依存が最も大きいサーキットでもある。

    ホンダにとって13年ぶりのF1勝利となった2019年のオーストリアGPは、大きな節目となった。マックス・フェルスタッペンはRB15でシーズン随一のドライビングをみせ、見事に優勝。マックスとともにホンダF1テクニカルディレクター・田辺豊治が表彰台に上がり、コンストラクターズトロフィーを受け取ったことは、決して忘れることのできない誇らしい瞬間だった。

    日本とオーストリアの時差は6時間。F1オーストリアGP フリー走行1回目は、7月3日(金)の18時(現地時間11時)から行われる。

    テレビ放送に関しては、今年もフジテレビはBSフジによる無料放送は行わず、F1オーストリアGPの放送もCS放送による有料放送のみ。フジテレビNEXTでフリー走行から公式予選、決勝まで全セッションをノーカット完全生中継で放送する。

    2020年 第1戦F1オーストリアGP スケジュール

    7月3日(金) フリー走行1回目 18:00~19:30 (現地時間 11:00~12:30)
      フリー走行2回目 22:00~23:30 (現地時間 15:00~16:30)
    7月4日(土) フリー走行3回目 19:00~20:00 (現地時間 12:00~13:00)
      予選 22:00~23:00 (現地時間 15:00~16:00)
    7月5日(日) 決勝 22:10~ (現地時間 15:10~)

    CS放送/フジテレビNEXT F1オーストリアGP 放送時間

    【フリー走行1】 7月3日(金) 17:50~19:40
    【フリー走行2】 7月3日(金) 21:50~23:40
    【フリー走行3】 7月4日(土) 18:50~20:10
    【予選】 7月4日(土) 21:50~24:00
    【決勝】 7月5日(日) 21:40~25:00
  • マックス・フェルスタッペン 「ホンダF1もタイトル獲得を望んでいる」

    マックス・フェルスタッペン 「ホンダF1もタイトル獲得を望んでいる」

    レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、2020年シーズンの開幕に向けてメルセデスはまだ非常に強い相手だと考えているが、勝利を目指して全力を尽くすつもりだと語る。

    新型コロナウイルスの世界的な大流行によって休止状態にあった2020年のF1世界選手権だが、今週末、レッドブルのホームレースとなるF1オーストリアGPの2連戦で幕を再始動する。

    レッドブル・ホンダF1は、先週シルバーストンでフィルミングデーを利用してアレクサンダー・アルボンがRB16をテストしたが、マックス・フェルスタッペンはイギリスの14日間の隔離期間を理由に参加を見送った。そのため、金曜フリー走行がRB16での約4か月ぶりの走行となる。

    レッドブル・ホンダ RB16の競争力についてマックス・フェルスタッペンは「RB16を運転してからしばらく経っているけど、当時はいい感じだった」と語るい。

    「でも、まだまだ改善の余地があるし、もっと良くしてきたいと思っている。チームはレースに向けて非常に一生懸命取り組んでいるし、マシンのアップグレードも予定されているけど、すべてのチームがアップグレードを持ち込むと思うので、現時点で誰がどの位置にいるかは不明だ」

    「オーストリアは気象条件も急速に変化するし、結果に影響を与える。トラックで起こっていることに焦点を当て、とにかくマシンから最高のパフォーマンスを引き出していきたいと思っている」

    マックス・フェルスタッペンは、2018年と2019年にレッドブル・リンクで勝利を収めており、今年は3連覇に期待がかかっている。

    「それよりもチャンピオンシップに勝ちたいね!」とマックス・フェルスタッペンは語る。

    「あまりハットトリックについては考えてはいない。僕にとって最も重要なことは、競争力のあるマシンを作って、自分のベストを尽くすことだ。自分を優勝候補だと思ったことはない。実際、トラックを見れば、僕たちのベストトラックでもない」

    「もちろん、昨年はとても暖かかったというのもある。僕たちはエンジンの冷却をキープすることにおいて本当にうまくいった」

    「簡単に勝てるとは思っていないし、メルセデスは再び非常に強いと思う。フェラーリがどの位置にいるかも誰にもわからないので、レースに勝つためには再び非常に困難で厳しい戦いになるだろう。でも、私たちは勝利を目指すよ」

    2020年はマックス・フェルスタッペンがF1史上最年少ワールドチャンピオンを獲得できる最後のチャンスであり、実際にそのチャンスはあるように見える。

    「そう願っているけど、言うのはとても難しい」とマックス・フェルスタッペンは語る。

    「確実にわかっていることの1つは、僕たちはチャンピオンを争うためにできる限りのことをするということだ。メルセデスはまだ倒さなければならない相手だ。長い間優勢なチームであったからね。彼らはまだとても強いし、打ち負かすのは難しいでだろう」

    「でも、チームとしては昨年から多くのことを学んだし、僕たちは強くなっていると本気で思っている。今シーズンはいくつかの得意なレースが予定されているので、もちろんそのギャップを縮められるように努力していく。彼らを苦しめられることを願っているし、彼らを倒すことは良い挑戦になるだろう」

    マックス・フェルスタッペンのタイトルへの挑戦において、ホンダのF1エンジンは大きな役割を占めることになる。

    ホンダF1についてマックス・フェルスタッペンは「ホンダが冬の間再び一生懸命働いていたのは確かだ」と語る。

    「バルセロナでのテストではすべてが非常に堅実に見えた。僕たちのトップスピードはしっかりしていたと思うし、行われた作業にとても満足している。ホンダは非常にやる気があるし、僕たちと同じようにタイトルをかけて戦いたいと思っている」

  • レッドブル、ホンダF1の“スペック1.1”エンジンでの強力なスタートに期待

    レッドブル、ホンダF1の“スペック1.1”エンジンでの強力なスタートに期待

    レッドブル・ホンダF1のチーム代表クリスチャン・ホーナーは、今週末のF1オーストリアGPでシーズンが再スタートを切ったときに、ホンダF1のアップグレード版パワーユニット『スペック1.1』によってメルセデスとの戦いがさらに後押しされると考えている。

    2020年のF1世界選手権は3月のオーストリアGPでF1マシンがピットレーンを離れる前に中止が決定したため、全F1チームは新しいマシンとエンジンのパッケージをレッドブル・リンクに自由に持ち込むことができる。

    F1オーストリアGPにむけたレッドブル・ホンダF1のプレビューのなかで、チーム代表のクリスチャン・ホーナーが、ホンダF1が『スペック1.1』と呼ぶ2番目のバージョンのパワーユニットをレッドブル・リンクに持ち込むと語った。

    「我々はエンジンのアップグレードを持ち込苦。基本的には2番目のエンジンが最初のエンジンになる」とクリスチャン・ホーナーは語った。

    「マシンのあらゆる面で非常に多くの作業が行われている。6月の初めにファクトリーを再開して以来、これらのアップデートをマシンに取り入れることは時計との戦いだった。

    レッドブル・ホンダは先週のシルバーストンでのフィルミングデーにRB16にいくつかの変更を投入していたが、クリスチャン・ホーナーは、それらのパーツはシーズン序盤戦での導入を計画していたアップデートだと語る。

    「オーストリアで我々がどの位置にいたかは実際にはわからない。もちろん、このマシンは開発されている」とクリスチャン・ホーナーは説明する。

    「ザンドフォールトとバルセロナでの最初のヨーロッパのレースではアップデートが投入され、モントリオールでさらにアップデートが入る予定だった。もちろん、シャットダウン前に進行していたすべてのアプデートに加えて、シャットダウン後に学んだことはどんなものでもマシンに実装されている」

    「そのアップデートプロセスの一環としてマシン全体に微妙な改良が加えられている。これは他の上位チームも行っていることだと確信している」

    また、クリスチャン・ホーナーは、ホンダF1との関係がこれまでになく強化されていると称賛し、今年、ホンダF1がワールドチャンピオンを戦うことを助けることができると期待している。

    マックス・フェルスタッペンは、昨年のF1オーストリアGP(レッドブル・リンク)で13年ぶりにホンダF1に勝利をもたらし、F1ドイツGP(ホッケンハイム)、F1ブラジルGP(インテルラゴス)とシーズンで3勝を挙げた。

    「ホンダとの関係が2年目に入り、チーム内での統合度がより高まっている。3勝を挙げてホンダと素晴らしいデビューシーズンを味わったが、もちろん今はそれを基に構築しようと考えている」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「彼らは野心的だし、我々と同じ野心を共有している。彼らはオフシーズンの間、途方もなく一生懸命働いており、もちろん今年への期待はより高まっている」

    「ホンダF1は、我々が前進し、将来のチャンピオンシップに挑戦することを目指すマシンの重要な部分であり、我々にとって重要なパートナーだ」

  • ピエール・ガスリー 「レース、競争、スピードを恋しく思っていた」

    ピエール・ガスリー 「レース、競争、スピードを恋しく思っていた」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーが、2020年のF1世界選手権の新たな開幕戦となるオーストリアGPに先立ち、新型コロナウイルスによるロックダウン期間中をどのように過ごしてきたか、そして、レースへの意気込みについて語った。

    3月のF1オーストラリアGPの中止が決定した後、ピエール・ガスリーは当初から計画していたドバイへの飛んだ。そこで新型コロナウイルスのパンデミックによるロックダウンを経験し、約2か月間ドバイに滞在した。

    ドバイでの“合宿”を経てフィジカル的には“人生で最高の状態”と語るピエール・ガスリーが、シーズン開幕までの日々を振り返るとともに、レースへの意気込みを語った。

    「オーストラリアがキャンセルになった後、僕はドバイに向かった。元々、第2戦のためにバーレーンに移動する前にそこに立ち寄る計画だったんだ。状況がどう変化するかを確認するために2~日くらいかかると思っていた。そうしたら、イタリアの空港が閉鎖してしまい、帰ることができなくなった。飛行機に戻ってフランスに戻って家族を危険に晒すのも嫌だった。それで、トレーナーと一緒にドバイに留まることに決めた。事実上、僕たちは2か月の合宿をした。ドバイの制限はヨーロッパとほぼ同じで、アパートメントの外に出るときにはマスクと手袋を着用する必要があった」

    「結局、フランスに戻ったのは5月中旬になってからだった。ほとんど人けのないドバイ空港は奇妙な経験だったし、フランスへの直行便がないので、フランクフルト経由で行かなければならなかった。すべてが遅れて、電車に乗り遅れてしまい、帰宅するまで7時間運転することになってしまったよ! 彼らと一緒に時間を過ごすのは楽しかった。通常であれば、シーズンを通してあまり会えないからね。レースや飛行機移動からこんなにも長く休憩をとったことはなかった。通常なら数日おきに空港にいるからね。1つの場所で2か月過ごしたのはたぶん10歳のとき以来かもしれない」

    「ドライでは60日間のうち58日間はトレーニングをしていたので、フィジカル的には人生でベストな状態だし、本当に改善されている。何人かの友人とオンラインで遊んだり、イタリア語を上達させることを決心して、オンラインでレッスンを受けたりしていた。あとは船舶の免許を取得したり、リアルなカートを走らせたり、ゴルフをしたりしていた。ヨーロッパに帰国してからもカートは続けていたし、バーチャルのF1とル・マンのレースにも参加した。楽しかったし、時間を埋めることができたね。チームとも連絡を取り続けていたし、毎週僕のエンジニアやフランツ(トスト/チーム代表)と話をしていた」

    「そして、ようやくフィルミングデーにイモラで再び本物のF1カーをドライブすることができた。最初は2018年マシン、そのあと今年のマシンを走らせた。素晴らしかったね。特にイモラはお気に入りのトラックのひとつだしね。とてもハッピーだった。レース、アドレナリン、競争、スピードを恋しく思っていたし、再びスタートできるのは最高だ。ほぼ毎週レースがあるので本当に忙しくなるし、今はとてもエキサイティングな時間だ。最初の数戦にファンがいないのは残念だけど、できるだけ早く、そして、安全にシーズンをスタートさせることが重要だったと感じている。今後数か月ですべたが開放されることを願っている。すべての安全要件が満たされていると信じている。健康に関連するあらゆる種類のルールが整備されていて、人々がどのように動き回り、人々とどのように話をすることができるかについてかなり多くの制限がある。簡単なことではないし、僕たちは必要な予防措置をすべて講じていく。ドライバーとしては、少なくともマシンに乗っているときはすべてがノーマルだと思う。物事がより複雑なのはマシンの外のことだ」

    関連:2020年 F1オーストリアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • 【最新画像】 F1オーストリアGP:レッドブル・リンクの質素なパドック

    【最新画像】 F1オーストリアGP:レッドブル・リンクの質素なパドック

    レッドブル・リンクのパドックは、今週末のF1オーストリアGPのオープニングにむけてゆっくりと形が整えられつつあるが、現地の現時点の最新画像からは新型コロナウイルス対策として講じられる質素な風景を垣間見ることができる。

    新型コロナウイルスの猛威から身を守るために、F1は閉鎖的で安全な環境を構築することに取り組んでいる。その結果、来週オーストリアで開幕するグランプリのF1パドックはこれまでとは非常に異なる見栄えとなる。

    F1チームは、伝統的な豪華なモーターホームを使用せず、代わりにガレージの後ろにテントと簡易的な作業スペースを設置する。

    各F1チームは、安全な“ゾーン”に最大80名のスタッフの出入りが許可され、ピレリをはじめとするサプライヤーやF1の運営メンバー、FIA(国際自動車連盟)のスタッフとの接触も極力排除される。

    現地から届いた写真は、まるで日本のスーパーフォーミュラのパドックのよう・・・それでも、着実に2020年シーズンの再開にむけて準備は進んでいる。

    2020年 F1オーストリアGP / レッドブル・リンク2020年 F1オーストリアGP / レッドブル・リンク2020年 F1オーストリアGP / レッドブル・リンク

  • フェラーリF1、大幅アップグレートはF1ハンガリーGPで投入

    フェラーリF1、大幅アップグレートはF1ハンガリーGPで投入

    フェラーリF1は、今週末のオーストリアGPではバルセロナでのプレシーズンテストから実質的に変更されていないSF1000でシーズンを開始するが、第3戦ハンガリーGPで大幅なアップグレードの投入を計画していると語る。

    フェラーリF1は、プレシーズンテストでライバルのメルセデスおよびレッドブル・ホンダF1に遅れをとっているように映り、多くの人々が2020年のタイトル候補からフェラーリF1を外している。

    また、ロックダウン中には、フェラーリF1のチーム代表マッティア・ビノットが、チームのエンジニアがマシンの空力を再考していたことを素直に認めており、SF1000のパフォーマンスに対しする懸念は高まっている。

    だが、フェラーリF1の“方向展開”の結果は、7月末のF1ハンガリーGPまで目にすることはできない。そして、2021年の開発凍結を考えれば、フェラーリF1は効率的に開発を進めていく必要がある。

    「今週末はバルセロナのテスト終盤に使用されたのと同じ構成のマシンが走ることになる」とマッティア・ビノットはフェラーリF1のオーストリアGPのプレビューで説明した。

    「だからといって、マシンで作業ができる5週間半の非常に限られた時間に我々が何もしなかったわけではない。チームとの合意でFIAによって求められた活動の完全な停止だけでなく、パンデミックへの対応に伴う作業周りの厳格な手順があったためだ」

    「テストの結果により、特に空力の面で、開発に関して方向性を大きく変えることになったのは事実だ」

    「まずは期待通りの結果が得られなかった理由と、結果としてプログラム全体をどの程度再調整するかを理解する必要があった」

    「我々が目標に到達しなかったことを把握していたので、計画した方向に進むことは逆効果だった」

    「最初のレースへの準備がすべて整っているわけではないことはわかったいたので、マシン全体を調べる新しいプログラムを考え出すことを決定した」。

    「7月19日のハンガロリンクでの第3戦でアップデートを投入することが我々の狙いだ」

    だが、今後の計画の変更にも関わらず、マッティア・ビノットは、フェラーリF1がオーストリアで好成績を収める可能性を帳消しにしておらず、過去数か月間に行われた分析のおかげでチームはSF1000の理解をはるかに深めていると主張する。

    「マシン自体の実際の開発に加えて、ここ数週間はシミュレーション作業とドライバーの助けを借りて、マシンの挙動の分析について多くの作業を行ってきた。オーストリアでその価値が証明されると考えている」とマッティア・ビノットは語る。

    「現時点では、我々が最速のパッケージがないことはわかっている。メルボルンに向かう前からそれは知っていたことであり、それは変わっていない」

    「とはいえ、シュピールベルクのサーキットはモントメロ(バルセロナ)とは異なる特性を備えており、気温は2月の気温よりもはるかに高くなる」

    「オーストリアでは、あらゆる機会を最大限に活用する必要がある。ハンガリーでは、我々の競争相手自身がもたらすであろう開発を考慮に入れなければならないが、我々現在取り組んでいる新しい開発ステップによって、他と比較した実際の位置を見極めることができるだろう」

  • F1オーストリアGPにむけて1万個以上の新型コロナウイルス検査キット

    F1オーストリアGPにむけて1万個以上の新型コロナウイルス検査キット

    F1オーストリアGPでの2020年のF1世界選手権にむけて1万個以上の新型コロナウイルス検査キットが備蓄されている。

    新型コロナウイルスの世界的な大流行によって、開幕から10戦が延期・中止となり、カレンダーが白紙化されていた2020年のF1世界選手権だが、7月5日のF1オーストリアGPを皮切りにすべて無観客で開催される序盤8戦のヨーロッパラウンドが確定している。

    レッドブル・リンクでは7月5日にオーストリアGP、7月12日にシュタイアーマルクGPと2週連続グランプリを開催。新型コロナウイルス対策を受け持つDNAシーケンサー企業である『Eurofins Genomics』は、グランプリ週末にむけて1万個以上の新型コロナウイルスPCR検査キットを準備している。

    「トラックで作業するすべての人(レッドゾーンで合計3000人)は、新型コロナウイルスの陰性反応が出てから4日以内である場合にのみ、作業エリアに入ることができます」とEurofins Genomicsのジークフリート・シュナブルは述べた。

    APA通信 によると、サーキットには20以上の新型コロナウイルスの検査ステーションが設置されるという。

    「我々は、F1チームとFIAチーム全体を定期的に検査するために合計約50人を配置しています。5日ごとに全員を検査する必要があります」

    検査結果は16〜24時間以内に判明し、陽性反応を示す者が出た場合、濃厚接触をしていた人々も隔離されることになる。

    「検査をうけた人々はバーコードで記録されてデータベースにインポートされます」とジークフリート・シュナブルは続けた。

    「我々はバーコードしか持っておらず、それが誰を表すのかはわからないようになっています」

  • F1、序盤3戦の無観客レースに参加できるメディア担当者は10名のみ

    F1、序盤3戦の無観客レースに参加できるメディア担当者は10名のみ

    2020年のF1世界選手権で7月にオーストリアとハンガリーで開催される序盤3戦の“無観客レース”に参加できるメディア担当者はごくわずかだ。

    恒久的なFIAメディアパスを発給されている人々には、FIAからレッドブル・リンクのメディアセンターに入ることができる最初の10人のグループが通知されたという。

    また、オランダ紙 De Telegraaf は「パドックは立ち入り禁止、ドライバーや他のチームスタッフとの個人的な取材は禁止」だと報じた。

    また、F1ドライバーとチーム担当者による記者会見はビデオのみでモニターされる。

    報道によると、シュピールベルクとブダペストへの旅行に招待されたフォトエージェンシーも“ごくわずか”だという。

    通常、各F1グランプリには約400名のメディア関係者が参加するが、F1自身の放送スタッフさえ人数は制限されている。

    F1の放送局長をと務めるロベルト・ダラは「我々がトラックではなく、ビギン・ヒル(英国)からグランプリを製作するのは初めてだ」と述べた。

    「通常の230人のテレビ関係者に代わりに、100人だけがスティリアに旅行することになる」と
    「現地に行く人が少ないほど安くなるし、それだけでなく、健康診断に関しても管理しやすくなる」

    また、 Speed Weekは、オーストリアとハンガリーへの旅行に選択したメディア関係者は、レース間は家に帰ることができないと報じている。

    10人のメディア担当者からなる2番目のグループは、シルバーストンとバルセロナ、3番目のグループはスパとモンツァに出席する。

    選択されるメディア関係者はロイターやAFPのような主要機関で働いているジャーナリストや大規模な新聞が優先される。

  • ビル・ゲイツが“無観客”の開幕戦F1オーストリアGPに出席との報道

    ビル・ゲイツが“無観客”の開幕戦F1オーストリアGPに出席との報道

    マイクロソフトの創業者であるビル・ゲイツが、オーストリアで“クローズドイベント”として開催される2020年のF1世界選手権の開幕戦に出席すると報じられている。

    オーストリアの報道によると、レッドブルのオーナーであり億万長者であるディートリッヒ・マテシッツは、現在ビル&メリンダ・ゲイツ財団で活動しているビル・ゲイツを個人的に招待したという。

    ビル・ゲイツの件について質問されたレッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは「それは私の役目ではない」と Kronen Zeitung に語るにとどめた。

    「私はシュピールベルグでF1を開始するという任務が成功裏に完了させることにしか注意を払っていなかった。それ以外のことはすべてプロジェクト・シュピールベルクとレッドブルによって発表される」

    元F1ドライバーのジャンカルロ・フィジケラは、無観客レースで7月に再開するというF1の決断を支持している。

    「非常に集中しているので、ドライビングについてはあまり変わらないけど、コックピットの外では、彼らは恋しく思うだろうね」とジャンカルロ・フィジケラは Radio 1 に語った

    「重要なことは、再開し、カレンダーの残りの部分がどのように進化するかだ」

    「フェラーリとメルセデスがより良いマシンを持っていれば、僕たちは彼らが2連勝するのを見ることができるかもしれない」

    ヘルムート・マルコは、F1がオーストリアでの無観客レースで再開することはスポーツを推進するために“非常に重要”であることに同意する。

    「レースが発表されたとき、それがドミノ効果を誘発するであろうことを誰もが知っていた。そして、それが起こっている」とヘルムート・マルコは語った。

    「現時点では、8つのレースがすでにフィックスされている」