カテゴリー: アンドレア・キミ・アントネッリ

  • キミ・アントネッリ アルピーヌF1移籍の噂に揺れる「夢への一歩後退」

    キミ・アントネッリ アルピーヌF1移籍の噂に揺れる「夢への一歩後退」

    マックス・フェルスタッペンがシルバーストン後にサルデーニャでトト・ヴォルフと会っていたとされる一件を受け、2026年に向けた「フェルスタッペン&ジョージ・ラッセル」体制がメルセデスで計画されているとの憶測が浮上している。

    それに関連して、ヴォルフは最近フラビオ・ブリアトーレと複数回にわたり会談していることを認めており、その話題はバルテリ・ボッタスにとどまらず、キミ・アントネッリの期限付き移籍についても含まれていたとみられている。

    具体的には、メルセデスのカスタマーエンジンを搭載するアルピーヌに18歳のアントネッリを“貸し出す”可能性があるというのだ。

    これは、アントネッリ自身が描く「夢」にとって一つの障害となるかもしれない。

    「F1で最後にイタリア人チャンピオンになったのは(アルベルト)アスカリだってことは知っている」とアントネッリは、伊紙『Corriere della Sera』のライフスタイル誌『Sette』のインタビューで語った。

    「次が僕かって?それが目標だよ」

    メルセデスでルイス・ハミルトンの後任としてF1に挑戦している今季、アントネッリはここまでアップダウンのあるシーズンを送っているが、カナダGPでは自身初の表彰台を獲得した。

    「素晴らしかった。でも正直なところ、ちょっと悔しさもあった」と振り返る。

    「マシン的には勝てるチャンスもあったし、実際にチームメイトのジョージが勝った。予選でちょっとしたミスをしなければ……」

    一方で順調に進んでいるのが、チェコ出身の美しいカートレーサー、エリシュカ・バビチコバとの交際だ。

    「彼女は僕の世界をよく理解してくれている。どれだけの時間をF1に費やしているかも知っている」とアントネッリ。

    「犠牲が必要なことも理解してくれているし、サーキットに来てくれると本当に嬉しいし、力になる。心配する必要もないし、彼女が退屈してるなんてこともない」

    「でも、まだ一緒に暮らすには早いかな」

    憧れの人物について問われると、アントネッリはまず現在テニス世界ランク1位の同郷ヤニック・シナーの名を挙げた。

    「会ってみたい存在なんだ。彼のメンタルの強さには驚かされる。特にうまくいっていない時の試合でこそね」

    「どれだけの逆境をひっくり返してきたことか」

    モータースポーツ界でのヒーローはアイルトン・セナだという。

    「彼に聞いてみたい。事故の後、恐怖をどうやって乗り越えたのか。そして、どうやってさらに速く走れたのかを」

    「僕らドライバーは普段はあまり考えないけど、恐怖は常に隣にあるんだ」

    さらにもう一人、尊敬する人物としてイタリアのレジェンド、バレンティーノ・ロッシの名を挙げた。

    「一緒にカートを走らせたことがあるんだ。彼の周囲に正しい人を集める力、そして本当に自分のパフォーマンスを引き出してくれる存在を見極める能力は素晴らしいと思う。それがあるからこそ、安心して走れるんだと思う」

  • メルセデスF1 フェルスタッペン獲得ならアントネッリをアルピーヌに?

    メルセデスF1 フェルスタッペン獲得ならアントネッリをアルピーヌに?

    メルセデスがマックス・フェルスタッペンの獲得を目指す中、アンドレア・キミ・アントネッリがその影響を最も受ける可能性があると、イタリアの報道が伝えている。

    今季からルイス・ハミルトンの後任としてF1に参戦したイタリア人ルーキーのアントネッリは、すでにマイアミのスプリントでポールポジションを獲得し、カナダGPでは初の表彰台を獲得するなど、華々しいデビューを飾っている。なお、このカナダGPはチームメイトのジョージ・ラッセルが優勝を飾っている。

    一方、ラッセルの去就にも注目が集まっており、フェルスタッペンがメルセデスと交渉中であるとの本人の発言も、噂に拍車をかけている。

    こうした中、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』紙は、メルセデスがアントネッリの“仮住まい”としてアルピーヌを用意する計画を進めていると報じた。

    アルピーヌは2026年からメルセデスのカスタマーチームとなる予定であり、トト・ウォルフ代表がアルピーヌのエグゼクティブアドバイザーであるフラビオ・ブリアトーレと話し込む姿も確認されている。

    アルピーヌが現在メルセデスのリザーブドライバーであるバルテリ・ボッタスの獲得に動いているという報道もあるが、ボッタスは2026年に参戦する新チーム「キャデラック」との契約が近いとされており、ブリアトーレとウォルフの会話はアントネッリに関するものだった可能性もある。

    アンドレア・キミ・アントネッリ F1 メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、アントネッリが“ピンクと青”のアルピーヌに移籍する可能性があると報じた

    “ダブルエース体制”は成立するか?
    仮にフェルスタッペンが加入し、ラッセルとコンビを組むことになれば、2025年スペインGPで接触した両者の因縁もあり、チーム内の緊張感が高まることは避けられない。

    だが、チーム代表のトト・ウォルフはこの可能性をさほど懸念していない様子だ。

    「どんなラインアップも想像できるよ」とウォルフは語る。

    「私はかつてロズベルグとハミルトンを同じチームで戦わせた。あれに比べれば、他のどんな組み合わせも簡単なものさ」

    「2人のドライバーが激しく争うことには、メリットもデメリットもある。うまくいった例もあれば、そうでなかった例もある」

    ラッセル自身も、フェルスタッペンとのコンビを受け入れる姿勢を示している。

    「F1にはすべてのチームに2つのシートがあるわけで、将来に向けてあらゆる可能性を検討するのは普通のことだ」

    「個人的には気にしていない。最初から言っているように、僕は誰とでもチームメイトになる覚悟がある」

  • キミ・アントネッリ メルセデスF1残留に自信「チームは将来を見据えている」

    キミ・アントネッリ メルセデスF1残留に自信「チームは将来を見据えている」

    キミ・アントネッリが自身の2026年以降のメルセデスでの去就について語り、チームが「将来のために最善を尽くしている」と強調した。

    現在、ジョージ・ラッセルとアントネッリの両名ともに今季限りで契約が満了となる。メルセデスはマックス・フェルスタッペンの獲得に向けた動きを公然と進めており、仮に加入が実現した場合、誰がシートを失うのかが注目されている。

    その中で、ルイス・ハミルトンの後任として1年契約でF1デビューを果たしたアントネッリは、自身が放出される可能性について問われると、チームが「未来のために最善の選択をする」と信じていると語った。

    「いろいろなことが起きているのは確かだ」とアントネッリはRacingNews365に語った。

    「でもチームは、ただ来年のことだけじゃなくて、将来のことも見据えて最善を尽くしていると確信している」

    「多くの話し合いが行われているけど、僕の目標は何があってもベストを尽くすことだけだ」

    さらにアントネッリは、現時点で他チームとの交渉は一切しておらず、今季ここまでのルーキーシーズンで浮き沈みはあったものの、「チームは自分を信頼してくれていると感じている」とも語っている。

    アンドレア・キミ・アントネッリ F1 メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ

  • メルセデスF1代表 アントネッリの不振に言及「我々は考えすぎている」

    メルセデスF1代表 アントネッリの不振に言及「我々は考えすぎている」

    アンドレア・キミ・アントネッリはF1での経験こそ乏しい――今季がシリーズ初参戦であり、メルセデスの厳しい注視の下に置かれている10代ドライバーだ――しかし、ここ数戦で後退しているように見えるグランプリでの流れを気にしていたとしても、彼にはその感覚を取り戻す手助けをしてくれる適切なメンター兼チーム代表、トト・ヴォルフがいる。

    ヴォルフは、7度のワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンの後任として18歳のアントネッリを起用するのはリスクだったと、これまでに何度も認めてきた。

    このような決断は、F1での生活に適応する過程でパフォーマンスに山あり谷ありの波が生まれるのは当然であり、アントネッリにとってはメディアの関心の高まり、新しいサーキット、ジョージ・ラッセルという勝利経験のあるチームメイト、そして何百万人もの観客の前で現場で学びながら戦うというプレッシャーが伴っていた。

    アントネッリにとっては良いスタートだった。ウェットとドライが入り混じったオーストラリアGPでのデビュー戦で見事な4位に入り、彼の速さと困難なコンディションへの対応力を示した。その後も中国(スプリントと決勝)、日本(再び輝きを見せた)、サウジアラビアでポイントを獲得し、開幕5戦で唯一ポイントを逃したのはバーレーンの11位のみだった。

    そして迎えたマイアミでは、初めての大きな成果を挙げた。スプリントでポールポジションを獲得し、将来彼が継続的に達成し得るポテンシャルを再び証明した。結果こそ望んだものではなかったかもしれないが(スプリントは7位、決勝は6位)、それでも全体としてはポジティブな週末だった。

    さらに少し進んだカナダでは、アントネッリにとってデビューシーズン最大の節目となる瞬間が訪れた。モントリオールでラッセルと現チャンピオンのマックス・フェルスタッペンに次ぐ3位でフィニッシュし、F1表彰台に立った史上3番目に若いドライバーとなった。

    しかし今となっては、そのカナダの歓喜が直近の結果の中で唯一のピークとなっており、それ以降の低迷の中でアントネッリはフラストレーションを募らせている。

    「正直言って、今はすべてがうまくいっていないように感じていて、ポジティブな点を見つけるのが難しい」と、イギリスGPでアイザック・ハジャーにリアディフューザーの大部分を壊されてリタイアした後、アントネッリは語った。

    「正直言って、あまりハッピーではない。ゼロが多すぎる。カナダ以降、ずっと頑張ってきたけど、ポジティブな面を見つけるのに苦労している。何もうまくいっていないと感じるし、集中してリセットして、トンネルの先にある光をもう一度見つける必要がある。今は間違いなくいい時期ではない」

    アンドレア・キミ・アントネッリ F1 メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ

    ここで、ヴォルフがこの才能あるルーキーの再起をどう支援していくかが問われる。特に、フェラーリがアップグレードによってパフォーマンスを取り戻し、2026年以降に向けてメルセデスがフェルスタッペンを獲得しようとしているとの噂が飛び交っている今、その重要性は増している。

    イモラでの母国GPでは、家族や友人を迎え入れる準備で自分を酷使していたことを認め、スロットルの問題でリタイア。続くモナコでは予選でクラッシュし、レースを台無しに。最終的に18位に終わり、苛立ちを募らせた。

    バルセロナではオイル圧の低下による信頼性トラブルで再びDNF。そしてカナダでの救いのレースを挟み、オーストリアではフェルスタッペンとの1周目の接触により再び気分は落ち込んだ。

    シルバーストンでは、フェルスタッペンとの接触による3グリッド降格ペナルティを受けたうえ、戦略ミスも重なり、ハジャーとの接触でリタイアとなった。

    「モントリオール以降は厳しい流れだ。2戦続けて本当に不本意な内容だったし、チームの誰もがそう感じている」と、イギリスGP後にヴォルフは語った。

    「キミにとってもそうだ。だからこそ、我々はまずベースラインに戻る必要がある。彼は素晴らしいドライバーだ。彼を選んだ理由がある。そして我々チームにも立て直せる力がある。リセットして、そこからまた始める。夏休み前にあと2戦あるし、そこでもう一度浮上を目指す」

    「今日のレースに関して言えば、私は起きたことを受け入れている。最初のピットストップは戦略ミスだった。ピットに入れるべきではなかった。彼にとってそれが間違いだとはっきり言うのは難しい。経験が足りないからね。だから、彼は不可能な状況に置かれていたんだ」

    「そしてハジャーとの接触があり、それで終わってしまった。今大事なのは、彼を良い精神状態に保つこと。彼自身を責めすぎないようにすることだ」

    「彼が頑張りすぎているとは思わない。彼はうまくやりたいと思っている。それは当然だ。彼には大量の情報が一気に押し寄せている。そして彼自身が“自分は運転できる、じゃあどうすればそれをまた引き出せるのか”と考えている」

    「今、我々チームとして、そしてドライバーたちにとって必要なのは“物事をシンプルにすること”だ。我々は考えすぎている」

  • フェルスタッペン ポール獲得でアントネッリに感謝「今度一緒にパスタを」

    フェルスタッペン ポール獲得でアントネッリに感謝「今度一緒にパスタを」

    2025年F1イギリスGP予選でポールポジションを獲得したマックス・フェルスタッペンは、予選Q3の最終プッシュラップで「トウ(空力的スリップストリーム)」を提供してくれたメルセデスのキミ・アントネッリに感謝を示し、「今度一緒にパスタを食べよう」とジョーク交じりに語った。

    フェルスタッペンは決勝をフロントロー最前列からスタートすることとなり、マクラーレン勢のオスカー・ピアストリとランド・ノリスをコンマ1秒少々の僅差で抑えて今季4度目のポールポジション(日本、サウジアラビア、マイアミに続く)を手にした。

    予選後、イタリア『Sky Italia』のインタビューでフェルスタッペンは笑顔で次のようにコメントした。

    「キミには少し助けられたから、お礼を言ってたんだ。トウをもらったからね。今度一緒にパスタでも食べないとね」

    この発言は、ちょうど1週間前のF1オーストリアGP決勝でアントネッリがオープニングラップで誤ってフェルスタッペンに接触・リタイアさせたばかりという経緯を踏まえると、皮肉まじりの冗談としても解釈できる。

    また、フェルスタッペンとメルセデスの関係をめぐっては、移籍の噂が絶えない。現行契約は2028年までレッドブルに残留する内容とされているが、内部のパフォーマンス条項により早期離脱の可能性も取り沙汰されており、ブラックリーのトト・ヴォルフ代表との交渉も続いているとされる。

    仮にフェルスタッペンがメルセデスに加入した場合、現ドライバーのうちジョージ・ラッセルがシートを失うとの見方が強く、その場合はアントネッリとフェルスタッペンが2026年からチームメイトとなる可能性が浮上している。

    現時点では確定的な動きはないが、すでに両者の関係性が良好であることは、シルバーストンでのフェルスタッペンの冗談が示していると言えるだろう。

  • キミ・アントネッリ F1イギリスGP初日「まだ課題はあるが走るのは楽しい」

    キミ・アントネッリ F1イギリスGP初日「まだ課題はあるが走るのは楽しい」

    アンドレア・キミ・アントネッリは、F1イギリスGP初日の2回のプラクティスで9番手と6番手という安定したパフォーマンスを見せながらも、課題が残る一日だったと振り返った。

    「今日は間違いなく簡単な一日ではなかったけど、このサーキットを走るのはすごく楽しい」とアントネッリはコメント。

    「予想よりも気温がかなり高かった。全体的に見て、マシンの感触はそれほど悪くなかったけど、まだ改善すべき点はいくつかある。自分のドライビングにももう少し手を入れたい」

    気温の影響については、チームメイトのジョージ・ラッセルと同様に慎重な姿勢を見せつつも、今後の気温低下を期待している。

    「明日はかなり涼しくなる予報が出ているので、それがどう影響するか見ていきたい」

    アンドレア・キミ・アントネッリ F1 イギリスグランプリ メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ

    18歳のルーキーは、メルセデスが週末の残りでフェラーリやマクラーレンと戦える位置に戻れる可能性についても次のように語った。

    「それが間違いなく目指すところだ。明日は曇りになる予報なので、路面温度も少しは下がると思う。どれくらい下がるかはわからないけど、少しでも下がれば僕たちにとってプラスになるはず。フェラーリやマクラーレンに対して、戦えるポジションにいけることを願っているよ」

  • アントネッリ メルセデスF1での将来に不安なし「自分の仕事に集中している」

    アントネッリ メルセデスF1での将来に不安なし「自分の仕事に集中している」

    メルセデスでF1デビューを果たしたイタリア人ルーキー、アンドレア・キミ・アントネッリは、自身やチームメイトのジョージ・ラッセルが2026年以降の去就をまだ発表されていないにもかかわらず、将来について「まったく心配していない」と語った。

    アントネッリは2025年シーズンの折り返し地点を迎えており、7度のワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンの後任としてメルセデスのシートを引き継いだ。これまでのハイライトには、F1マイアミGPのスプリントでのポールポジションや、カナダGPでの表彰台獲得が含まれている。

    しかしながら、18歳のアントネッリも、27歳のラッセルも、2025年シーズン以降のメルセデス残留は正式に発表されていない。そんな中、タイトルホルダーであるマックス・フェルスタッペンがトト・ヴォルフ率いるメルセデスに加入する可能性をめぐる報道が続いている。

    ラッセルが最近「メルセデスとフェルスタッペンの間に“会話”があった」と認め、「自分が移籍するとは思っていない」と発言したのを受け、アントネッリにもチームとの関係や将来について問われた。

    「正直、自分自身のことはあまり心配していない。できる限り最高のパフォーマンスを発揮できるよう、自分のやるべきことに集中しているだけだ」とアントネッリは語った。

    「チームは僕に多くの信頼を寄せてくれているし、今もそうだ。成長のための時間も与えてくれている」

    「僕としては、前戦はベストな週末ではなかったけど、同時に自分の弱点に取り組んで、ミスの数を減らす努力をしているところだ」

    「もちろん、いろんなことが起きていて、多くの話題もあるけど、最終的には自分のことに集中してベストな仕事をすることだけを考えている」

    アンドレア・キミ・アントネッリ F1 メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツアントネッリ、メルセデスでのF1ルーキーシーズンは折り返しに突入

    また、アントネッリはオーストリアGPのオープニングラップでフェルスタッペンのマシンに追突し、両者ともリタイアとなった件についても言及。その直後にフェルスタッペンへ謝罪に訪れたことは、今後チームメイトになる可能性を意識したものかどうかを問われた。

    「正直なところ、そんなことは考えていなかった。ただ、リスペクトを示すための行動だったし、自分がミスをしたことをすぐに認めていた」と説明。

    「チームに対して申し訳ない気持ちだった。レースを1周目で終えるのは決していいことじゃないし、しかもマックスも巻き込んでしまった。それはもちろん計画していたことじゃないし、彼に対しても本当に申し訳なかった」

    「だから謝罪することで、敬意を示したかったんだ。マックスもすごく優しく接してくれて、僕の気持ちを理解してくれた」

    今週末に向けては、アントネッリが昨年F2で初勝利を挙げたシルバーストン・サーキットでのレースに意気込んでいる。

    「この週末がとても楽しみだ」とアントネッリは語った。

    「シルバーストンはいつだって特別な場所だし、雰囲気も本当に素晴らしい」

    「オーストリアでの難しい週末のあとに立て直すには最適なタイミングだと思うし、明日コースに出て、自分たちがどれだけのことをできるか確かめるのが楽しみだ」

  • メルセデスF1代表 アントネッリ起用継続を明言「将来の王者候補に疑いなし」

    メルセデスF1代表 アントネッリ起用継続を明言「将来の王者候補に疑いなし」

    メルセデスF1のチーム代表トト・ヴォルフは、2025年にF1デビューを果たした18歳のルーキー、アンドレア・キミ・アントネッリをドロップする可能性を否定した。

    イタリアメディアでは現在、フェラーリの苦戦とイタリア出身の若手アントネッリの台頭という2つの話題が中心となっている。アントネッリはメルセデスからF1に参戦しているものの、その活躍は母国イタリアでも大きな注目を集めており、最近では高校卒業試験を終えたことが報じられた。

    「メルセデスのドライバーであるアントネッリは筆記試験をクラスメートと一緒に受け、口頭試験を早めてオーストリアGPに間に合わせた」と『La Gazzetta dello Sport』は伝えている。

    将来的なフェラーリ入りを予想する声もあるアントネッリだが、彼のキャリアを支えてきたのはトト・ヴォルフその人であり、ヴォルフは彼の家族とも長年の付き合いがある。

    しかし、もし2026年にマックス・フェルスタッペンがメルセデスに加入した場合、アントネッリの立場が危うくなる可能性もあると指摘されている。

    「もしヴォルフがフェルスタッペンを取れば、2人のドライバーを同時に入れ替えることになる」と、レッドブル関係者が独『Auto Motor und Sport』に語っている。「フェルスタッペンはアントネッリを潰してしまうだろう」

    アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ

    だがヴォルフは、米『Bloomberg』のインタビューで、アントネッリの将来について明確なビジョンを示した。

    「今のF1ではタイヤマネジメントが非常に難しくなっている」とヴォルフは語る。「速く走るだけでは足りず、滑らずオーバーヒートさせずにタイヤを活かすことが求められる」

    「オスカー・ピアストリを見てほしい。彼がランド・ノリスのレベルに到達するまで1年半かかった。そして2025年になって、初めてノリスを上回る存在になっている」

    ヴォルフはさらに続ける。

    「アントネッリも、おそらく3年間のプログラムが必要だ。経験豊富で速いチームメイトと戦えるようになるには、それだけの時間がかかる」

    「ただし、私たちは将来ワールドチャンピオンになれると信じているドライバーにしかシートを与えない。アントネッリもその一人だ」

  • キミ・アントネッリ フェルスタッペンに接触を謝罪「大きなミスだった」

    キミ・アントネッリ フェルスタッペンに接触を謝罪「大きなミスだった」

    メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリは、F1オーストリアGPのオープニングラップで起きたマックス・フェルスタッペンとの接触について、自身の責任を認め謝罪した。

    18歳のルーキードライバーであるアントネッリは、ターン3でリヤブレーキをロックさせたことでレッドブルのフェルスタッペンのマシンに突っ込み、両者ともレースをリタイアする結果となった。

    アントネッリは「遅れてブレーキを踏んだわけじゃない。ただブレーキを強く踏んだとき、前のマシンの影響もあってリヤがロックしてしまった」とSky Sportsに語った。

    「リヤがロックしてクルマを失い、その後はローソンを避けようとした。でももう手遅れだった。スピードが出過ぎていたし、フロントもロックし始めて減速するどころか加速していた。クラッシュは避けられなかった」

    フェルスタッペンとの接触については全面的に非を認め、「チームとマックスに対して本当に申し訳ない」と謝罪。「彼にとっては完全に巻き込まれただけだった」と語った。

    「もちろん大きなミスだった。今は前を向いてシルバーストンに集中したい。ペナルティを受けるかどうかはまだ分からないけど、重要なのはカナダのときのような走りをまたできるようになることだ」

    アンドレア・キミ・アントネッリ F1 オーストリアGP メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ

    アントネッリは前戦F1カナダGPでキャリア初表彰台となる3位を獲得しており、優勝したチームメイトのジョージ・ラッセル、2位のフェルスタッペンに続く結果を残していた。

    しかしメルセデスのチーム代表トト・ヴォルフは、オーストリアGPを前にその好成績に対して過度な期待を抱かないよう釘を刺していた。

    「カナダで得た勢いを持続させることが我々の焦点だ」とヴォルフは語った。「シュピールベルクのコースは、我々の最近のアップデートがどれほど機能しているかを測る良いテストになるだろう」

    「シーズンはまだ長い。できる限りポイントを獲得し、再び表彰台を争えればと思っている」

  • キミ・アントネッリ フェルスタッペンとの接触で次戦3グリッド降格ペナルティ

    キミ・アントネッリ フェルスタッペンとの接触で次戦3グリッド降格ペナルティ

    メルセデスF1のルーキー、アンドレア・キミ・アントネッリは、F1オーストリアGPのオープニングラップでマックス・フェルスタッペンに追突した件について、次戦イギリスGPでの3グリッド降格ペナルティを科されることとなった。

    事件はスタート直後のターン3で発生。アントネッリはリヤブレーキをロックさせたままコーナーへ進入し、前方にいたフェルスタッペンのマシンに衝突。これにより両者はリタイアを余儀なくされた。

    レース後、アントネッリは自身の過失を認め、レッドブルF1のライバルに謝罪。しかしスチュワードはこの接触が「完全にアントネッリの責任」であると判断し、次戦シルバーストンでのグリッド降格に加え、スーパーライセンスポイントに2点のペナルティを課す裁定を下した。

    スチュワードは報告書の中で、次のように説明している。

    「車両12(アントネッリ)のドライバーはターン3でリヤブレーキをロックさせ、車両1(フェルスタッペン)と接触した。本人は通常のブレーキングポイントを使ったが、前方にいた車両30(ローソン)を避ける必要があり、短時間ブレーキをリリースしたと説明した」

    「この回避行動により、汚れたイン側のラインでグリップを失い、十分に減速できず接触に至った。1周目のインシデントではあるが、他車の影響はなく、車両12の単独責任と認定される。したがって、通常の1周目裁定における寛容な判断は適用されない」

    「ただし、無理な飛び込みではなく、ロックアップ後の回避行動によって起きたものであることを考慮し、また当該ドライバーはレースを続行できなかったため、次戦でのグリッド降格という措置を取る」

    アンドレア・キミ・アントネッリ オーストリアグランプリ F1 メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ

    フェルスタッペンはレース後、壊れたマシンを降りたアントネッリと歩きながら言葉を交わす様子がテレビカメラに捉えられており、18歳の若手に対して理解を示した。

    「何が起きたのか聞いただけだった。彼だけがそこにいたし、サスペンションも壊れていたから『多分彼に当てられたな』と思った」とフェルスタッペン。

    「でも戻ってから映像を見て、まあ、ああいうことは起きるものだと思った。どのドライバーだってキャリアの中でああいうミスはしている。キミは大きな才能を持っているから、今回のことから学べばいいし、それで問題ない」