カテゴリー: スクーデリア・アルファタウリ

  • リアム・ローソンとは? F1オランダGPでアルファタウリから代役デビュー

    リアム・ローソンとは? F1オランダGPでアルファタウリから代役デビュー

    リアム・ローソンは、F1オランダGPのフリー走行2回目のクラッシュで左手を骨折したダニエル・リカルドの代役として急遽F1デビューを果たすことになった。

    ニュージーランド出身のローソンは、レッドブルのジュニアドライバープログラムのメンバーで、今シーズンは日本のスーパーフォーミュラに参戦している。

    彼はザントフォールトの現場におり、ブルース・マクラーレン、1967年チャンピオンのデニー・ハルム、ブレンドン・ハートレーらに次いで、グランプリスタートを切る10人目のニュージーランド人となる。

    レッドブル・ジュニア・プログラムからF1でドライブする16人目のドライバーになるべく準備を整えるローソンについて、知っておくべきことを調べてみる。

    リアム・ローソンって誰?
    2002年2月11日生まれのローソンは、新しいチームメイトの角田裕毅とウィリアムズのローガン・サージェントに次いで、21世紀生まれでF1に参戦する3人目のドライバーとなる。

    ニュージーランドとオーストラリアでジュニアランクを駆け上がり、17歳を迎えるまでに、フォーミュラ・ファースト、フォーミュラ・フォード、フォーミュラ4、F3アジア選手権そしてトヨタ・レーシング・シリーズで勝利を収めている。

    2016/17シーズンのニュージーランド・フォーミュラ・フォード1600で15戦14勝(他は2位)を挙げてタイトルを獲得したローソンは、2018年のADAC F4選手権に参戦するためにヨーロッパへ渡った。

    ローソンは2019年2月にレッドブルのジュニアプログラムに参加した。その年にFIA F3に参戦し、メルセデスのジュニアであるフレデリック・ベスティやラルフ・シューマッハの息子デヴィッドらと戦い、ランキング8位でシーズンを終えた。

    FIA F3での2年目となった2020年は、3勝を挙げてランキング5位という成績を収め、2021年にハイテックグランプリでFIA F2へのステップを踏んだ。デビュー戦となったバーレーンではランド・ノリスが2018年に達成したデビュー戦優勝の偉業を真似たが、表彰台に上ったのは2度だけでランキング5位と言う結果だった。同時にレッドブルAFコルセからDTMへの参戦。Ferrari 488 GT3 Evo 2020を操り、ルーキーにして見事総合2位でシーズンを終えた。

    2022年にカーリンに移籍すると、スプリントレースで4勝を挙げてランキング3位となったが、王者フェリペ・ドルゴビッチとは100ポイント以上の差があった。

    2023年、F1シートを獲得できなかったローソンは日本とスーパーフォーミュラに参戦し、タイトル争いに加わっている。10月末に鈴鹿で行われるダブルヘッダー最終戦を控え、現在首位の宮田莉朋とは8ポイント差となっている。

    リアム・ローソン F1

    ローソンのF1チャンス
    ローソンがF1マシンをドライブするのは、今週末のオランダGPが初めてではない。

    ローソンは、2021年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで2011年型レッドブルRB7をドライブし、F1カーの運転を初めて体験した。

    2021年シーズンの終わりに、アルファタウリとともにAT02を運転してアブダビのヤングドライバーテストに参加し、翌年チームのリザーブ兼テストドライバーを務めることになった。

    2022年、ベルギーGPでフリー走行初デビューを果たし、メキシコGPのFP1でもチームの一員としてドライブしてチーム必須のルーキードライバー枠を満たしたが、ブレーキ火災により走行が中断された。

    また、シーズン最終戦のアブダビGPでは、最初のプラクティスセッションでワールドチャンピオンのマックス・フェルスタッペンに代わって出走し、その後ヤス・マリーナでのポストシーズンテストでタイトルを獲得したRB18をドライブした。

    レッドブルはアカデミー内で「最も驚異的な才能の一人」と評されているローソン。ニック・デ・フリースが解雇された後、リカルドがアルファタウリでのポジションを獲得し、来年そのチャンスが訪れると多くの人が予想していたが、21歳のローソンはザントフォールトのパドックに到着したため、彼のデビューは予定よりも早くなった。

    ローソンはセバスチャン・ベッテル、マックス・フェルスタッペン、カルロス・サインツ、ピエール・ガスリー、アレックス・アルボンというアカデミーを卒業してレッドブルの姉妹チームシートに加わったドライバーの14名リストに加わることになる。

    FP2直後、ローソンはガレージに入る姿が目撃され、金曜後半のドライバーズブリーフィングに出席したと伝えられている。

  • アルファタウリF1代表 「リカルドは手術を受けなければならないだろう」

    アルファタウリF1代表 「リカルドは手術を受けなければならないだろう」

    スクーデリア・アルファタウリのF1チーム代表を務めるフランツ・トストは、オランダGPのプラクティス中に左手を骨折したダニエル・リカルドが手術を受ける必要性を否定していない。

    ターン3でオスカー・ピアトリのマクラーレンを避けようとしたリカルドはロックし、バンクのある左コーナーでバリアに滑り込んだ。

    すぐにリカルドは左腕を痛めたことを告げ、病院に運ばれたが、左手の中手骨が骨折していると診断された。

    ザントフォールトの残りの週末はリカルドの代わりにリアム・ローソンが出場することになり、リカルドは来週末のモンツァでのイタリアGPを欠場することがほぼ確実となっている。

    アルファタウリF1のチーム代表であるフランツ・トストはリカルドに手術が必要な可能性を示唆している。

    「運転ができないほどひどい状態だ。左手の中手骨を骨折した」とトストはViaplayに語った。

    「ここでのドライブができないのは確かで、モンツァで何が起こるか様子を見ることになる。おそらく彼は手術を受けなければならないだろう」

    「医師たちは今後数日以内に判断するだろう」

    「普通の人の回復には最長6週間かかるが、彼はF1ドライバーであり、我々は彼をクルマに乗せたいので、このプロセスが短縮されることを願っている」

    「とはいえ、起きてしまったことだ。彼は何もできなかったから、奇妙な事故だった。ピアストリが前にいてタイヤウォールにぶつかり、ダニエルはそのすぐ後ろにいたが、反応できずにクラッシュした」

    「私は彼に、チーム側として残念に思っていると伝え、彼は素晴らしい仕事をした、トップ10に入る可能性もあったと伝えた」

    「怪我が良くなり、マシンを運転できるようになれば、すぐにマシンに乗ることになると伝えた」

    「もっと悪いことが起きていたかもしれないから、あまり深刻に考えるべきではない。それが人生だ。彼が戻ってくるのを楽しみにしている」

    「彼は少し笑みを浮かべており、とても機嫌が良いが、かなりの重傷なのでかなりの痛みを抱えている」

    「彼がぐっすり眠れることを願っているし、どうするか決める前に、また別の医師に診てもらうことになるだろう」

  • ダニエル・リカルド 「ピアストリか壁にぶつかるかのどちらかしかなかった」

    ダニエル・リカルド 「ピアストリか壁にぶつかるかのどちらかしかなかった」

    ダニエル・リカルドは、2023年F1第14戦オランダGPのフリー走行2回目のクラッシュで左手を骨折。残りの週末を欠場することになった。

    FP2の序盤、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)がターン3のバンクでクラッシュ。ピアストリがライン上にストップしたことで、後続のリカルドは不運にも行き場がなくなり、ピアストリにぶつかるか、ウォールにぶつかるかのどちらかしか選択肢がなかった。

    「休みから戻ってこられたことにとても興奮していた」とダニエル・リカルドはコメント。

    「今日はとても順調だった。FP2に向けていくつか変更を加え、クラッシュする前にハードタイヤで走った数ラップはいい感じだった。ビルドアップしながら改善していた。あのときはかなり競争力があったし、ポジティブな気分だった」

    ダニエル・リカルド スクーデリア・アルファタウリ オランダグランプリ

    「ターン3に進入したときのことは覚えている。すでにコーナーに進入してピアストリが見えたので、彼にぶつかるか、壁にぶつかるかのどちらかだった」

    「ステアリングから手を離すのに十分な時間がなくて、ステアリングが手に当たってしまった。本当に残念だし、悔しいけど、少しでも早くリカバリーしたい。もちろん、すぐにでも復帰したいけど、正しいやり方で、強く、競争力のあるレースができるようにしたい」

    「チームの健闘を祈るとともに、またもや計画を変更することになってしまい申し訳なく思う」

    ダニエル・リカルドの代役は、レッドブルのリザーブドライバーを務めるリアム・ローソンが務める。スーパーフォーミュラに参戦中のローソンにとってはF1デビューとなる。

    「リアムにとっては挑戦するチャンスだし、彼とチームが力強い週末を過ごせることを祈っている」とリカルドはエールを送った。

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  • 角田裕毅、F1オランダGP初日5番手「ペースはあまり期待していなかった」

    角田裕毅、F1オランダGP初日5番手「ペースはあまり期待していなかった」

    角田裕毅は、2023年F1第14戦オランダGP初日のフリー走行で5番手タイムを記録。「マシンのペースにはそれほど期待していなかった」と驚きを語った。

    FP1を10番手タイムを記録した角田裕毅は、FP2の予選シミュレーションでトップから0.408秒差となる1分11秒720をマークして5番手でフィニッシュした。

    「今日のプラクティス後、僕はリーダーボードの上位でフィニッシュし、ダニエルも良いパフォーマンスを示していました。正直なところ、マシンのペースにはそれほど期待していませんでした。僕たちはいい状態にあると思うし、あとはそれをまとめるだけです」と角田裕毅はコメント。

    「ダニエルはハードコンパウンドタイヤですぐに強かったし、僕もソフトタイヤで快適だったので、本当に楽観的に感じています」

    「マシンのフィーリングは、特にショートランでは良かっですがが、ロングランでは制限があったので、その理由を検討する必要があります。風が不安定で状況を難しくしていますが、今のところ問題はありません。それ以外は、僕のガレージにとってはポジティブな金曜日でした」

    角田裕毅 オランダブランプリ スクーデリア・アルファタウリ

    FP2ではチームメイトのダニエル・リカルドがクラッシュし、左手を骨折したことが判明。残りの週末は欠場することが決まった。

    「ダニエルがクラッシュしたとき、もちろん、僕はマシンの中にいましたが、彼は競争心があり、本当によくやっていました」と角田裕毅はコメント。

    「戻ってから彼に会いましたが、彼はまだ笑顔を絶やしていませんでした。彼は本当にポジティブで強い男なので、早く回復してすぐにマシンに戻ってくることを願っています!」

  • ダニエル・リカルドが左手を骨折。リアム・ローソンがF1オランダGPで代役

    ダニエル・リカルドが左手を骨折。リアム・ローソンがF1オランダGPで代役

    ダニエル・リカルドは、金曜日にザントフォールトで行われたFP2でクラッシュした左手を骨折。アルファタウリはレッドブルのリザーブドライバーであるリアム・ローソンをF1オランダGPの残りの週末に起用することになった。

    FP2の序盤、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)がザントフォールトのバンクのあるターン3コーナーでクラッシュ。リカルドが現場に到着したときにライン上にピアストリがおり、バリアに衝突することになった。

    マシンとテクプロの安全バリアとの衝突は特に激しいものではなかったが、マシンのステアリングホイールからの反動でリカルドの手首が折れた。

    34歳のリカルドはサーキットの医療センターで初期検査を受け、その後地元の病院に送られ、そこで手首の骨折と診断された。

    アルフタウリは金曜夜に発表した声明で「ザントフォールトのフリー走行2でダニエル・リカルドがターン3でバリアに衝突するという今日の事故の後、彼は地元の病院に運ばれ、さらなる検査が行われた」と述べた。

    「レントゲン検査により、左手の中手骨に損傷を負っていることが確認された。この負傷では任務を続行できないため、今週末の残り期間はチームのリザーブドライバーであるリアム・ローソンと交代することになる。チームは彼ができるだけ早く回復することを祈っている」

    今週末のレースは、リカルドにとってハンガリーでのレース復帰後、アルファタウリでの3回目のレースとなる予定だった。

    リアム・ローソン スクーデリア・アルファタウリ

    ローソンはリカルドの代役を務め、来週末モンツァで開催されるイタリアGPでもオーストラリア人のシートを維持する可能性が高い。

    昨年のFIA F2選手権で3位に終わったローソンは、レッドブルがアルファタウリでニック・デ・フリースを走らせることを選択したため、今年のF1昇格を逃した。

    ローソンはこれまでにレッドブルとアルファタウリの両方でF1でテストを行ったことがあるが、今年はチーム無限から日本のスーパーフォーミュラシリーズに参戦し、超競争的なチャンピオンシップで3勝を挙げている。

    フォーミュラの次戦は10月末の鈴鹿までなく、リカルドが怪我から回復するまでローソンが彼の代理を務めることになる。

  • 角田裕毅 「リカルドに敗北した感情をF1後半戦に引きずりたくなかった」

    角田裕毅 「リカルドに敗北した感情をF1後半戦に引きずりたくなかった」

    角田裕毅は、アルファタウリでチームメイトのダニエル・リカルドに敗北した感情をシーズン後半に持ち越したくなかったとし、スパでのポイントは重要だったと語る。

    角田裕毅はアルファタウリでの2023年F1シーズンの2レースでダニエル・リカルドに対して自分の力を証明する必要があった。ハンガリーGPでの初対決では、8度のグランプリウイナーであるダニエル・リカルドに完敗。

    だが、夏休みに入る前、角田裕毅はスパ・フランコルシャンで適切なタイミングで適切な答えを見つけた。角田はチャンピオンシップポイントを獲得し、いい気分で休暇を過ごすことができた。今週末のザントフォールトでは、契約延長に向けた次の論拠を提示したいと考えている。

    角田裕毅は、将来について何の心配もしていないが、リカルドを上回ることは悪くないと感じている。

    「久しぶりにまたポイントを獲得できてよかったです」と、今年3度の10位フィニッシュしか経験していない23歳の角田裕毅は語った。

    スパでのポイント獲得は7戦連続の低迷に終止符を打った。

    「チームにとっても良かった。レース後、みんなが笑顔になっているのを見たし、幸せな気持ちで夏休みを迎えることができた。僕たち全員にとって良かったです」

    2023年シーズンは中団後方で奮闘するアルファタウリだが、シーズン前半戦の彼の立ち位置に疑問の余地はなかった。ルーキーのチームメイトであるニック・デ・フリースがつまずき、角田が鞍上にしっかりと座った。しかし、ハンガリーGPの前にレッドブルの経営陣がデ・フリースを解雇し、ダニエル・リカルドと交代させて以来、今季のチームリーダーは新たな競争状況に直面している。

    「自分に何ができるかわかっているので、プレッシャーはあまりありません」と角田裕毅は割り切っている。

    とはいえ、ハンガロリンクでの初対決でリカルドに敗れたことには完全に無関心ではいられなかった。

    「スパでのパフォーマンスはとても重要でした。この(敗北の)感情を後半に持ち越したくありませんでした」と角田裕毅は振り返る。

    「僕が無視できない力であり、ポイントを獲得するドライバーであり、彼らが信頼できる人であることをチームに示したかった。だから、良いことであり、重要でした。チームの全員が努力しているのを目にしていましたし、チームのみんなが僕のパフォーマンスに満足しているのがわかりました」

    リカルドとの比較よりも自身の成長が重要
    アルファタウリの成功請負人であるピエール・ガスリーが去った後、角田裕毅はレッドブルの姉妹チームで3年目を迎えた。前シーズンはいずれも契約更新を勝ち取らなければならなかったが、今年もまた、将来を見据えたレースをしている。

    「シーズン後半は、自分自身の何を改善すべきかに集中している。どのポイントも重要ですが、ポイントのことを考える前に、まず何をしなければならないかわかっています」と角田裕毅は説明する。

    角田裕毅の最大の課題は、常に精神面である。短気と思わている角田は、その性格がしばしば邪魔になることを知っている。

    「無線でのコミュニケーションは僕にとって最大の問題です。このような行動をするとすぐにリズムを崩してしまい、レースウイーク全体に影響を及ぼしてしまいます」と、グランプリ54回出場の角田裕毅は自身の最大の弱点について語った。ハンガリーでダニエルがやってきて、レースで僕の前に出たとき、少しプレッシャーになったかもしれない。

    最初はリカルドの到着が気を散らすものだったと角田裕毅は認める。

    「そこに集中していましたが、ダニエルがハンガリーに来て、レースで僕の前にいたとき、それが少しプレッシャーを感じてたかもしれなません。でも、自分の実力はわかっているし、ポイントも獲れることはわかっています」

    34歳のリカルドは、デ・ブリースが失敗したあとのアルファタウリで、単なる「つなぎ役」として期待されているわけではない。マクラーレンでの苦難の2年間を経て、リカルドは中団チームでの評判を立て直し、レッドブルでのポジション獲得に向けて自らをアピールしたいところだ。

    レッドブルではセルジオ・ペレスがシーズン序盤の好調から一転して大崩れした。リカルドには有効な契約があり、クリスチャン・ホーナーやヘルムート・マルコといったレッドブルの経営陣が全面的にバックアップしている。もしレッドブルへの移籍がうまくいかなかったとしても、2024年には姉妹チームでの活躍の場もあるはずだ。

    角田裕毅 スクーデリア・アルファタウリ

    リカルドを絶賛する角田裕毅
    「そうなったら素晴らしいことだと思います。彼は今、マシンにもチームにも馴染んでいると思います。マクラーレンの状況とは違った形で彼のポテンシャルを目にしています」と角田裕毅はリカルドについて語る。

    「彼はマシンとセットアップに満足しているようだし、僕にとってはレッドブルでセバスチャン・ベッテルやマックスとともに戦ったダニエルのままです。また、彼のスタイルはレッドブルにとても合っています」

    一方、レッドブルの後輩たちはすでにアルファタウリのコックピットを求めて列を作っている。日本のスーパーフォーミュラではリアム・ローソンがタイトルを争い、F2では角田の同胞である岩佐歩夢がランキング3位につけている。

    しかし、それでも角田裕毅に将来への不安はない。「このチームではドライバーとしての立場がまったく違うので、去年ほど不安は少ないです。今のところ、レッドブルからは満足していると聞いているし、もっといいドライバーになるために何ができるかもわかっています」と角田裕毅は語る。

    彼自身の成長に加えて、アルファタウリを中盤の成功に戻すためにリカルドと協力することが角田裕毅の最優先事項だ。

    「F1は常にチームスポーツです。特に後方で戦っている今は、チームメイトを倒すことだけに集中したいわけではありません」と角田裕毅は語った。

    だが、それでも角田裕毅は取り残されることを望んでいない。

    「チームとして常にできるだけ多くのポイントを獲得したいと思いますが、同時に数字はどちらが優れているかを示している。それはレースがどれだけ幸運かによって左右されることもあります。昨年(アルピーヌで)フェルナンドとオコンでそれを見ています」

  • レッドブルF1代表 「リカルドはアルファタウリで嬉しい驚きを感じている」

    レッドブルF1代表 「リカルドはアルファタウリで嬉しい驚きを感じている」

    レッドブルF1のチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、アルファタウリからF1復帰を果たしたダニエル・リカルドがこれまでに経験したことに「うれしい驚き」を感じていると主張している。

    解雇されたニック・デ・フリースに代役に指名されたリカルドは、今季のグリッドで最悪だと広く知られているアルファタウリのマシンで、再びF1での実力を証明するという途方もない課題に直面することになった。

    リカルドの加入前、AT04はオーストラリアとアゼルバイジャンで角田裕毅が10位入賞を果たしただけで、10レースでわずか2ポイントしか獲得できず、チームはコンストラクターズランキングの最下位に沈んでいた。

    リカルドはここまでの2レースでこの数字に追加することはできなかったが、ホーナーは33歳のオーストラリア人ドライバーが「楽しんでいるように見える」と主張している。

    「クルマは何も悪いことをしていない」とホーナーはSpeedcafeに語った。

    「ダウンフォースが少し欠けているが、彼は嬉しい驚きを感じていると思う」

    ホーナーはアルファタウリが今シーズンよりもはるかに多くのことを達成するべきだったと感じている。特にこのマシンは全勝を果たしているRB19と同じ「ピットレーンで最高のギアボックスとサスペンション」を備えているからだ。

    ホーナーによると、リカルドの経験、特に今年サードドライバーとして就任した後、RB19の開発に貢献したシミュレーターの仕事を考えると、クルマの改良を目指すアルファタウリにとってはかなりの恩恵をもたらすはずだという。

    「彼らは経験の浅いドライバーを2人抱えていた」とホーナーは評価した。

    「ダニエルはチームに開発の方向性を与えていると思うし、その経験は彼らにとって非常に貴重だ」

    ホーナーはまた、リカルドが舞台裏で苦闘しているように見えたチームに活気を吹き込んでくれると感じている。

    マクラーレン時代に身についた「悪い習慣」を取り除き、根絶するのに「時間はかからなかった」とホーナーは主張するが、「楽しい」リカルドはアルファタウリに影響を与えている。

    「彼はレッドブルで快適に感じた環境に戻ってきた。彼は自信に満ちた男だ」とホーナーは語った。

    「ご覧のとおり、彼に自信を与え、楽しくすることが重要だった。楽しいときは、彼はより高いレベルでパフォーマンスを発揮する」

    ハンガリーとベルギーでの夏休み前の2レースでF1とアルファタウリに足を踏み入れたリカルドは、2024年の契約延長に値することを証明するためにさらに10グランプリを戦うことになる。

    ホーナーはすでにペレスと契約しているためリカルドが来季レッドブルに昇格することはないが、2025年のシートは狙えると明言している。

    リカルドはそのシーズンには35歳になるが、ホーナーはそれは関係ないと主張している。

    「私は年齢が障壁だとは思っていない」とホーナーは語った。

    「フェルナンド・アロンソ(42歳)やルイス・ハミルトン(38歳)の活躍を見ればね」

    「重要なのは、ここ(こめかみを軽く叩くこと)で何が行われているかだ」

    リカルドは今後10レース、速く走ることとポイントを獲得すること以外に何をしなければならないかについて、ホーナーは 「あの状況で、あのクルマで、そして彼に与えられたチャンスで、優れた走りをするだけだ」と答えた。

  • アルファタウリF1の新体制CEOにピーター・バイエルが適任な理由

    アルファタウリF1の新体制CEOにピーター・バイエルが適任な理由

    ピーター・バイエルがスクーデリア・アルファタウリの新CEOとして6月に発表されたとき、彼の採用はレッドブル組織による良い動きとしてF1パドックで広く認められた。

    彼の名前は一般にはあまり知られていないかもしれないが、ジャン・トッドの下でFIA(国際自動車連盟)に在籍していたおかげで、シリーズ内では多くの尊敬を集めていた。

    52歳のオーストリア出身のバイエルは、自動車レースへの道を見つける前にさまざまなスポーツで働いてきた多忙な経歴を持っている。そのため、彼はファエンツァの組織の政治的および商業的側面を監督するという仕事に、興味深い幅広い経験をもたらしている。

    1971年生まれのバイエルは少年時代からF1ファンで、父親と一緒に国営放送『ORF』でレースを観て育った。

    「ニキ・ラウダはオーストリアの誰よりも偉大な国民的ヒーローだった」と彼は振り返る。

    「オーストリアにはモーツァルトなど有名な人がいるけど、ニキは私にとってとにかく素晴らしい人だった」

    経営学の学位取得後、バイエルはモーターレースの仕事に就くことを望んだが、人脈もなく、バーニー・エクレストンのオフィスに電話をかけてアドバイスを求めたが、どこにもつながらなかった。それどころか、彼の人生は別の方向へと進んでいった。

    「当時はスキーやスノーボード、クライミングに明け暮れていた。そして、『私たちと一緒に働きませんか』と言ってくれる人たちに出会ったので、国際スノーボード連盟に入った」

    「それは素晴らしい経験だった。若いオーディエンスにアプローチできるため、多くの商業パートナーが参入したいと考えるニッチな分野があることをすぐに理解した」

    「スノーボードは、スポーツ、文化、ライフスタイル、音楽、ファッションのミックスだった。私たちはスノーボードのイベントを企画し、さらに音楽フェスティバルを加えた。次のステップとしては、2005年に自分でエレクトロニック・ミュージックのフェスティバルを立ち上げた。Soundcityと呼ばれるもので、オーストリアで2本の指に入る大きなものだった」

    ウィンタースポーツへの関わりは、国際オリンピック委員会と新しいプロジェクトで仕事をする機会へとつながった。

    「IOCは、若い観客のためにユースオリンピックを創設した。2010年にシンガポールで始まり、2012年にインスブルックで開催された最初の冬季大会では、私がCEOを務めた」

    実業家でロンドン五輪副会長のケス・ミルズ卿との出会いをきっかけに、バイエルは2013年からセーリングの世界に入り、オーシャンマスターズシリーズやアメリカズカップなどに携わるようになった。その後、ひょんなことからモータースポーツに携わる機会が訪れた。

    「ジャン・トッドはIOC事務局長のクリストフ・ドゥ・ケッパーと非常に親しい。彼はFIAの新しい事務総長を探していて、クリストフに電話した。彼は『ちょうどいい男がいる」と言った」

    「ジャンに会い、彼は3ヵ月間、私を尋問した。彼は私がモータースポーツを理解しているかどうかを確かめたかったからだ。私はたくさんの会議やプレゼンテーションをしなければならなかった。モータースポーツへの情熱以外のバックグラウンドがないのは明らかだった」

    「私は彼のために、すべてのチャンピオンシップの長所と短所、その構造、彼らが管理している資産を分析するプレゼンテーションをしなければなりなかった。私はそれが正しかったと思う。そして、ジーンと世界評議会に私を選んでもらうよう説得した」

    2017年3月に就任したとき、バイエルは直属の前任者であり、実社会の政界に転身していたジャン=ルイ・バレンティンから興味深いアドバイスを受けた。

    「最初の日、彼は私に『ピーター、君の焦点は運営、ラリー、WECだ』と言った。『F1には手を出すな、面倒なことになるだけだ!』とね」とバイエルは思い出す。

    「ジャンから完全な信頼を得るまでに3年かかりました。しかし、3年後、彼はキーを渡して、『モータースポーツはあなたが運営してくれ、他のことは私がやります』と言ってくれた。これは明らかに私にとって扉を開いた」

    「私は管理者やゴム印のような仕事から大幅に離れ、より積極的な管理スタイルに移行した」

    「時間の80%は、将来の戦略的方向性についてチャンピオンシッププロモーターと関わり、協力することに費やしていたと思う。私はフォーミュラEの将来についてアレハンドロ・アガグとよく話し、フォーミュラEを世界チャンピオンシップにするための交渉を主導した」

    「私は世界ラリーレイド選手権と世界ラリー選手権の延長に関するプロモーション契約を交渉し、ヨーロッパラリー選手権とラリークロスをドイツのプロモーターと一つの傘下に移した。それが私の日常業務だった」

    F1側では、2026年のパワーユニットパッケージの定義に貢献するとともに、新しい財務規制とコストキャップの策定に密接に関与した。

    「財務規制は私たちにとって非常に重要だった。もともとのアイデアは(F1 CEOの)チェイス・キャリーから出たもので、私はチェイスがそれで何を達成したいのかを理解していた」

    「そして、私のビジネス・バックグラウンドから、それを実際に実現できると感じた。最終的には、エンジニアリングの仕事と同じように、会計は非常に精密なビジネスなだからだ」

    「エンジンレギュレーションでは、私がプロジェクトを率いるというのはおかしいかもしれないが、私たちは戦略的なグループからスタートしたんだ。オラ・カレニウス(メルセデス)、ジョン・エルカン(フェラーリ)、オリバー・ブルーメ(VW/ポルシェ)、マルクス・デュスマン(VW/アウディ)、ルカ・デ・メオ(ルノー)、ジャン・トッド、そしてステファノ・ドメニカリだ」

    「モータースポーツのリーダーたちが集まって『さて、私たちに何ができるだろうか?どうしたらこれを関連性があり、同時に魅力的に保つことができるだろうか?』と話した」

    「そこから、エンジンの戦略的方向性を定義し始めたんだ。その後、技術的な詳細が明らかになったが、私の仕事は、エンジニアが考え出したものが何であれ、戦略目標に沿ったものであることを確認することだった」

    バイエルは尊敬を集める存在となり、2021年にはF1エグゼクティブディレクターという肩書きをFIAでの幅広い役割に加えた。

    トッドのFIA会長としての最後の任期が終わろうとしていた2021年12月、モハメド・ビン・スライエムがFIAにCEO職を創設することを掲げて選出された。

    ビン・スライエムには独自のチームと独自のアイデアがあり、バイエルはもはや合わなかった。彼は昨年5月にFIAを去った。

    「モハメッドが選出されたとき、私は彼らが実際にどのように事業を構成しようとしているのか理解できなかった。だから私はF1の仕事に集中した。しかし、それがどういう方向に向かうのかをもう少しよく理解できる日が来た」

    「私はもうそこまで熱心ではなかった。ジャンの下で私は大きな責任を負っていたが、それはある意味細分化された。そして同時に、このF1ビジネスに携わるには多大なエネルギーが必要で年中無休だ。自分の立場をはっきりさせなければならないし、自分がどういう人間なのかを知ってもらわなければならない」。

    「そして、それが少し曖昧だと感じた、実際、新しく入ってくる人々、新しいマネージャー、新しいアドバイザー、明らかに誰もが意見を持っていた」

    「私はとてもオープンマインドで冷静な人間だが、物事が自分の思うようにうまくいっていないと理解すれば、かなり強くなれる。そしてそれがモハンメドの周囲の人々との話し合いにつながり、最終的には二人とも、このようなことは意味がないと同意した」

    スクーデリア・アルファタウリ

    その後、バイエルはアルファタウリの機会が生まれる前に、IOCとアウディのF1プロジェクトのためのコンサルティング業務を引き受けたが、当初の話し合いにはレッドブルのオーナー、ディートリッヒ・マテシッツが昨年10月に亡くなる前に参加していた。

    今年に入り、レッドブルがフランツ・トストに代わってCEOとチームプリンシパルを兼任させ、新たな経営陣のもとでアルファタウリを再始動させようとしたことで、話し合いは再び勢いを増した。バイエルはローラン・メキースとともに前者の役割を担うことになる。

    「これは二人でやる仕事だと本当に思っている」とバイエルは語る。

    「フランツやクリスチャン(ホーナー)、トト(ヴォルフ)のように20年もビジネスに携わっていれば、その下にそれを支える構造があるかもしれない」

    「しかし、中規模から小規模のチームでは、技術、財務、メディア、商業、政治をサポートする複雑さがあり、効率的であろうとすれば、一人の男には大きすぎる。

    元FIAの同僚であるメキースとの責任の分担は明確で、「彼はレースチーム、テクニカル、スポーツを担当し、それが彼の主な焦点だ。私の担当は商業、ビジネス、戦略だ。そして共同で財務規制を行う」とバイエルは説明する。

    バイエルの現在の任務には、2024年のチーム名変更に向けた準備を整えること、2026年の新ルールに基づくレッドブル・パワートレイン/フォード・パワーユニットへの移行の準備、そしてファエンツァがレッドブルとこれまで以上に緊密に協力できるようにすることが含まれる。

    「私にとっておそらく株主からの最も重要なメッセージは、アルファタウリは売却されないということだった。だから我々には安定性がある」とバイエルは語る。

    「理由は2つあると思います。1つはチームに対する感情的な愛着、もう1つはファミリーの中に若いドライバーの育成を担当する弟分がいることは完全に理にかなっている」

    「だから、若い才能を見つけるという目的は残るだろう。我々はそれを少し拡張し、こうした分野にもう少し踏み込んでいくかもしれない」

    「そして同時に、彼らは相乗効果を見つけ、レッドブル・レーシングと緊密に協力し、技術的なレギュレーションを活用すると言ったが、現在我々はそれを行っていない。結果がそれを物語っている!」

    「しかし、商業面でも、人材育成、技術エンジニアやマネージャーの育成など、私たちが一緒にできることはたくさんある。そして、それこそが、私が取り組んでいる戦略的な焦点だ」

    アルファタウリの英国研究開発拠点をビスターからミルトンケインズに移転することは、ライバルの注目を集める選択肢の一つとして議論されているが、バイエルはそのような動きは問題にならないと主張している。

    「その間に築かれるのはチャイニーズウォールの壁だ。例えば、ハースとフェラーリを見ればいい。そして、ローランと私はその経験をテーブルにもってくるのだろう。『みなさん、私たちは違法なことを絶対にやりたくありませんが、特定のことができることも知っています。それが左右に起こっているのを見てください』とね」

  • ダニエル・リカルド 「ザントフォールトでのF1後半戦開始に興奮している」

    ダニエル・リカルド 「ザントフォールトでのF1後半戦開始に興奮している」

    ダニエル・リカルドが、2023年第14戦オランダGPへの意気込みを語った。

    F1ハンガリーGPからニック・デ・フリースに代わってスクーデリア・アルファタウリでF1復帰を果たしたダニエル・リカルド。2レースを終えて手ごたえを感じているというリカルドは、F1後半戦にむけてしっかりと準備を整えられたようだ。

    「ザントフォールトでのレースにとても興奮している。シーズン後半戦を始められることにね」とダニエル・リカルドは語った。

    「ブレイク前は2レースしかできなかったし、少しは休暇を楽しんだけど、この数週間のほとんどをトレーニングに費やし、シーズン後半に攻めるための準備をしっかりと整えられるように体力作りを楽しんできた」

    「復帰できて本当に楽しかったし、チームとの2レースは素晴らしいものだった。 今、僕はハングリーでやる気にあふれていて、自分が望むような感覚を味わっている。だからこそ、素晴らしい雰囲気の高速トラックであるザントフォールトでキックオフすることを楽しみにしている」

  • 角田裕毅、F1オランダGPにむけて充電完了 「予選に焦点を当てていく」

    角田裕毅、F1オランダGPにむけて充電完了 「予選に焦点を当てていく」

    角田裕毅が、2023年第14戦オランダGPへの意気込みを語った。

    前半戦は戦闘力の劣るアルファタウリF1チームのマシンで苦戦を強いられたが、それでもチームの3回の入賞のすべてを達成した角田裕毅、後半戦にむけて休暇とトレーニングにメリハリをつけて夏休みを過ごすことができたと語る。

    「ベルギーでのシーズン前半戦の締めくくり方には満足しています。ポイントを獲得するのは久しぶりできた。そのおかげでポジティブな気分で夏休みに入ることができたし、そのモチベーションを保ったまま今週末からシーズン後半戦を迎えることができます」と角田裕毅はコメント。

    「リラックスした時間を過ごすためにテネリフェ島に行って休暇を始めました。その後、残りのシーズンに向けて最高の状態で臨むために、オーストリアで6日間トレーニングをしました。休暇とトレーニングのメリハリをはっきりつけました。両方を組み合わせようとするよりもはるかに優れています」

    「トレーニングはうまくいったし、体調もよく、リラックスしていて、また頑張っていく準備はできています。前半戦の忙しさから数日間完全に休養し、集中力を高めてから数日間のトレーニングに戻るというのは、リセットのようなもので、とても重要なことでした」

    「また今週初めには、次の2つのレースに備えるため、シミュレーターでの調整も行ないました。ザントフォールトでは過去に2回レースをしていて、昨年はQ3に進出したこともありましたが、一度も完走したことがないので、今週末はそれを正したいと思っています」

    「このトラックはテクニカルで、急なバンクのあるコーナーや低速コーナーと高速コーナーが混在しているところなど、独特の特徴があるから好きです。体力的にもかなり厳しいですね。スパはうまくいきましたが、その多くはトラックの特殊な性質や天候に左右されたため、ここでどのようにパフォーマンスを発揮するかはわかりませんが、今回も良いレースができることを願っています。コースが非常に狭いため、予選をうまく進めることに主な焦点を当てますが、今シーズンは予選に少し苦労しているので、どうなるか見てみましょう」