カテゴリー: スクーデリア・アルファタウリ

  • ピエール・ガスリー 「10周目にリタイアを選択しかけていた」

    ピエール・ガスリー 「10周目にリタイアを選択しかけていた」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、2020年のF1世界選手権 第1戦 オーストリアGPのレース序盤にブレーキの懸念にいってあと1周でレースをリタイアするところだったと語る。

    12番グリッドからスタートしたピエール・ガスリーは、序盤はそのままの順位でのレースを強いられたが、9台がリタイアする波乱のレースを生き残り7位入賞。F1で13年間活動したトロロッソからアルファタウリに名前を変えた初戦でポイント獲得を果たした。

    しかし、ピエール・ガスリーは、レースの初期段階でブレーキ問題によってリタイアする寸前だったと語る。

    「クルマをリタイアさせる寸前だった」とピエール・ガスリーは語る。

    「実際、チームは10周目にクルマをピットに入れるよう伝えてきた。ブレーキペダルは完全にフラットになっていて、温度が限界値を超えていた」

    「もう1周走らせてほしいと要求したら、彼らは『OK、やってみろ』と言ったので、ステイアウトしたら状況は改善した。そして、最終的に僕たちは7位でフィニッシュした」

    「ピットインのために1周して、次のラップをステイアウトして、ポイントを獲得した」

    アルファタウリ・ホンダF1は、週末のほとんどでマクラーレン、レーシング・ポイント、ルノー、そして、苦戦するフェラーリの後ろ、ハース、アルファロメオ、ウィリアムズの前というミッドフィールドの真ん中にいた。

    「ルノー、マクラーレン、レーシング・ポイントに挑戦することになるのはわかっていました」とピエール・ガスリーは語る。

    「最終的に、最後までトラブルを避け、良い戦いをしてポイントを獲得することができた」

    「もし誰かに『日曜日は7位になれるよ』と言われたら手放しで喜んでいたし、レースウイークは厳しいスタートだったことを考えると、今日の結果はとてもうれしい」

    アルファタウリ・ホンダF1は、ダニール・クビアトのリタイアの原因について引き続き調査を進めている。

    ダニール・クビアトは、レースの残り2周のターン1で左リアサスペンションが故障してリタイアを喫した。ピレリはすでにクビアトのリタイアはタイヤの故障が原因ではないことを確認している。

    ダニール・クビアトは、63周目にエステバン・オコン(ルノーF1)とのバトルでトラックから押し出され、縁石の上を走行していた。

  • ホンダF1:2020年 第1戦 オーストリアGP 決勝レポート

    ホンダF1:2020年 第1戦 オーストリアGP 決勝レポート

    2020年のF1世界選手権の開幕戦オーストリアGPの決勝は、レッドブル・ホンダ、アルファタウリ・ホンダともに厳しい展開となり、アルファタウリのピエール・ガスリーのみがポイント獲得という結果に終わった。

    前日の予選における裁定が変更となり、ルイス・ハミルトン(メルセデス)に3グリッド降格ペナルティーが科され、レッドブルの両ドライバーはスタートポジションが上昇。

    マックス・フェルスタッペンがミディアムタイヤで2番グリッド、アレクサンダー・アルボンがソフトタイヤで4番グリッドに。アルファタウリは、ガスリー、ダニール・クビアトともにミディアムタイヤを選択し、それぞれ12番手と13番手からのスタートとなった。

    マックス・フェルスタッペンは、上位10台の中で唯一ミディアムタイヤというアドバンテージを活かすべく、2番手をキープしながら順調に周回を重ねていく。しかし、11周目に電気系のトラブルが発生し、スローダウン。ピットへマシンを戻したものの、ここでリタイアとなった。

    マックス・フェルスタッペンの直後を走行していたアレクサンダー・アルボンは、キャリア初の表彰台を目指して3番手を堅守していた。50周目にジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)のマシンがエンジントラブルによってリタイアし、セーフティカー導入となると、レッドブル は、アルボンのタイヤをソフトに交換して追い上げる戦略を採用。4番手でコースへ復帰すると、すぐさま前方のセルジオ・ペレス(レーシングポイント)をオーバーテイクし、3番手のポジションを回復。その後再びセーフティカー走行となった。

    再度のリスタートが切られると、アルボンは素晴らしいペースを見せて2番手のハミルトンへオーバーテイクを仕掛ける。アウト側から前に出たアルボンだったが、ハミルトンに接触されてスピンを喫してポイント圏外へと後退を強いられる。この後、ハミルトンには5秒ペナルティーが科されたが、アルボンにはPUの電気系と思われるトラブルが発生し、レッドブルは2台ともリタイアという結果になった。

    ガスリーとクビアトは粘り強くポイント圏内を走行していたが、クビアトが残り1周になろうかというところでタイヤにパンクを喫し、この日9台目のリタイアとなる。

    ガスリーはチェッカーフラッグまで走りきり、ペレスの直後、7位でフィニッシュ。6ポイントを獲得した。

    次戦は1週間後、同じレッドブル・リンクで開催される。今回発生した問題をチームとともに分析し、巻き返しを図る。

    田辺豊治(ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「2020年の開幕戦が終了しました。Honda勢は3台リタイアということで非常に残念なレースとなり、レースを走り切ったScuderia AlphaTauriのガスリー選手が7位入賞できたことのみが、唯一ポジティブな結果になりました。Aston Martin Red Bull Racingのフェルスタッペン選手は2番グリッドからいいスタートを見せましたが、レース早々に電気系のトラブルにより残念ながらリタイアとなりました。アルボン選手も終盤に2番手にポジションを上げたところで接触しコースアウト、幸いにもコースに復帰しポイント圏内を目指して戦っていましたが、残り4周でPUの電気系と思われる問題によりマシンを止めました。2台ともに、詳細な原因をチームとともに確認しています。AlphaTauriのクビアト選手も、残念ながらマシントラブルによりリタイアに終わってしまいました。3台リタイアという非常に厳しい結果となりましたが、本日発生したトラブルをすべて解析し、対策を打った上で、来週末に行われるレースに臨みます」

    ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ/7位)
    「長い休みを終えてレースに戻ってきたことは喜ばしいですし、とてもエキサイティングな展開でシーズンの幕が開きました。もし誰かに『日曜日は7位になれるよ』と言われたら手放しで喜んでいましたし、レースウイークは厳しいスタートだったことを考えると、今日の結果はとてもうれしいです。ルノー、マクラーレン、レーシングポイントがとても強かったので、今日のレースは大変だと思っていましたが、いい戦いができて、トラブルなしで終えることができました。僕らにとって、非常にいい結果だったと思います!」

    ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ/DNF)
    「今日のレースはオコン選手と接触するまではペースもタイヤマネジメントも悪くなく、非常にうまく進んでいました。接触の後、フロントウイングとサスペンションを破損し、タイヤもパンクしてしまったので、そこでレースが終わってしまいました。これがなければ1ポイントを獲得し、すごくいいレースにできただろうと思っているので、非常に残念です」

    アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ/DNF)
    「まだ時間が経っていないので、発言には気を付けなければと思いますが、とてもフラストレーションの溜まる出来事でした。僕らは勝利を手にすることができたと思います。戦略は最高で、ピットストップでもチームは素晴らしく、さらにセーフティカーのタイミングで運もありましたし、マシンの感触もよかったです。ハードタイヤではそれほどよくなかったのですが、メルセデスの2台はリスタート時にタイヤが冷え切っているのが分かっていましたし、セーフティカー終了後の数周でパスしようと考えていました。ルイス(ハミルトン)に対して完璧な動きで仕掛けられて、次の周でボッタスをどう攻略するかを考えようとしていたときでした。コーナーを抜けようかという遅いタイミングでルイスが接触してきたことに驚きました。僕は外側ギリギリに位置取っていましたが、それだけスペースを与えても、彼がクラッシュしたがらない限りは前に出られると思っていました。今回は僕が仕掛けて、彼がディフェンスの立場でした。ブラジルのときよりも傷が深いとは言いませんが、あのときは50/50(フィフティ・フィフティ)かもしれないと言える一方で、今回はそうではありません。次のレースに向けてもう切り替えているところですが、今日のようなチャンスを得るためには運も必要になってきます。どうなるか見ていきましょう」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ/DNF)
    「まだ何が起こったのかよく分かっていないので、分析が必要ですが、望んだ形でのシーズン開幕にはなりませんでした。昨年とは違ってスタートがうまくいきましたし、序盤でバルテリ(ボッタス)の速さを目にして、優勝争いは大きなチャレンジだと思っていましたが、表彰台は手堅いと感じていましたし、3位は開幕の結果としては悪くなかったと思います。ただ、こうしたことが起こるのもレースですし、結果は変えられません。みんな懸命に取り組んでくれただけに残念ですが、来週のレースに向けて切り替えていきます。次はいい結果にしたいです」

  • 新生アルファタウリ・ホンダF1、初陣は7位入賞の好発進

    新生アルファタウリ・ホンダF1、初陣は7位入賞の好発進

    アルファタウリ・ホンダF1は、装いを新たにしたチームとしての初陣となった2020年のF1世界選手権 第1戦 F1オーストリアGPでピエール・ガスリーが7位入賞を果たした。

    昨年までトロロッソとして活動したチームの顔ぶれは同じであり、テストでも露出されていることから忘れがちだが、実際にはアルファタウリ・ホンダF1としての初レースとなったF1オーストリアGP。

    タイミングモニター上に白で表示されるアルファタウリ・ホンダF1のドライバーを探すのに最初は戸惑ったファンもいたのではないだろうか。

    アルファタウリ・ホンダF1は、ピエール・ガスリー、ダニール・クビアトともにミディアムタイヤを選択し、それぞれ12番手と13番手からレースをスタート。粘り強くポイント圏内を走行していたが、クビアトが残り1周になろうかというところでタイヤにパンクを喫し、この日9台目のリタイアとなる。ガスリーはチェッカーフラッグまで走りきり、ペレスの直後、7位でフィニッシュ。6ポイントを獲得した。

    アルファタウリ・ホンダF1のテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンは「なんという午後だろう。今日は非常にアクション満載でインシデントが多発したレースだった」と振り返る。

    「我々は1台のマシンがポイントを獲得したが、もう1台のマシンは同じような機会があったものの、今回は達成することができなかった」

    「今日はトラックサイドと拠点のチーム全体が本当にうまく機能したし、結果は彼ら全員の功績だ。パッケージを前進させるためにいくつかの作業を行っているが、ベースとなるマシンは良好であり、いくつか開発が進行中なので、今後のレースを楽しみにしている。全体的にオーストリアで新生スクーデリア・アルファタウリとして良いスタートが切れた」

    チーム代表のフランツ・トストは「まずはスティリア地方の素晴らしいロケーションであるレッドブル・リンクでシーズンをスタートすることを可能にしてくれたレッドブルに心から感謝したい。週末を通して好天に恵まれたことも非常にラッキーだった」と語る。

    「全体的に今日のレースは非常にエキサイティングなものだった。かなりの数のセーフティカーが入り、ショーを盛り上げた」

    「ピエールの7位フィニッシュは、我々が12番グリッドと13番グリッドからスタートしたことを考えれば、我々に達成できた最高の結果だった。両方のドライバーがチームと協力して本当に良い仕事をしてくれた。チームは非常にうまく機能しており、戦略的に正しい決断を下した」

    「今日はダニエルもポイントを獲得できたかもしれないが、オコンとの接触によるサスペンションが故障によってレースは妥協を強いられた。そこはこれから調査する必要のある部分だ」

    「金曜日のセッションからレースまでの一般的なセットアップチームと相対的なパフォーマンスにおいてが示した前進は来週のシュタイアーマルクGPに期待をもたせてくれるものだった。今日の結果を再現、もしくはさらに良い結果を出せることを願っている」

  • ピエール・ガスリー、ホンダF1勢唯一の入賞「いい戦いができた」

    ピエール・ガスリー、ホンダF1勢唯一の入賞「いい戦いができた」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、F1オーストリアGPの決勝でホンダF1勢で唯一の入賞となる7位フィニッシュを果たした。

    12番グリッドからスタートしたピエール・ガスリーは、リタイア多発の波乱のレースで続々とライバルが姿を消す中、チェッカーフラッグまで走りきり、セルジオ・ペレスの直後で、ホンダF1勢で唯一の入賞となる7位でフィニッシュ。6ポイントを獲得した。

    「長い休みを終えてレースに戻ってきたことは喜ばしいし、とてもエキサイティングな展開でシーズンの幕が開いた」とピエール・ガスリーはコメント。

    「もし誰かに『日曜日は7位になれるよ』と言われたら手放しで喜んでいたし、レースウイークは厳しいスタートだったことを考えると、今日の結果はとてもうれしい」

    「ルノー、マクラーレン、レーシングポイントがとても強かったので、今日のレースは大変だと思っていたが、いい戦いができて、トラブルなしで終えることができた。僕らにとって、非常にいい結果だったと思う!」

  • ダニール・クビアト 「オコンとの接触がなければ良いレースになっていた」

    ダニール・クビアト 「オコンとの接触がなければ良いレースになっていた」

    アルファタウリ・ホンダF1のダニール・クビアトは、F1オーストリアGPの決勝レースをリタイアで終了。「オコンとの接触がなければ良いレースになっていた」と振り返った。

    13番グリッドからスタートしたダニール・クビアトは、リタイア続出のレースで確実にポイント圏内を走行していた。残り1周になろうかというところでタイヤにパンクを喫し、この日9台目のリタイアとなった。

    国際映像ではマシントラブルの原因になるような場面は映っていなかったが、ダニール・クビアトはエステバン・オコン(ルノーF1)との接触によるものだと説明した。

    「今日のレースはオコンと接触するまではペースもタイヤマネジメントも悪くなく、非常にうまく進んでした」とダニール・クビアトは語る。

    「接触の後、フロントウイングとサスペンションを破損し、タイヤもパンクしてしまったので、そこでレースが終わってしまった。これがなければ1ポイントを獲得し、すごくいいレースにできただろうと思っているので、非常に残念だ」

  • ホンダF1勢、完走は7位入賞のアルファタウリ・ホンダF1のガスリーのみ

    ホンダF1勢、完走は7位入賞のアルファタウリ・ホンダF1のガスリーのみ

    ホンダF1勢にとって2020年シーズンの開幕戦F1オーストリアGPは厳しいレースとなった。

    決勝直前のルイス・ハミルトンへの3グリッド降格ペナルティにより、レッドブル・ホンダF1はマックス・フェルスタッペンがフロントロー2番グリッド、アレクサンダー・アルボンが2列目4番グリッドからスタート。オープニングラップで順位を守り、勝利を目指して走行を続けた。

    しかし、11周目に2番手を走行していたマックス・フェルスタッペンが突如スローダウン。電気系とみられる問題でアンチストールが入ったままの状態となり、なんとかピットまでは戻ったものの、再びコースに出ることができずリタイアとなった。

    その後、アレクサンダー・アルボンは、メルセデスF1勢の後ろの3番手でレースを展開。3回目のセーフティカーが入った際にはソフトタイヤに交換してメルセデスF1を倒しにかかる。しかし、レース再開直後にルイス・ハミルトンにオーバーテイクを仕掛けた際に接触。この接触でマシンにダメージを負ったアルボンは69周目にコース上にマシンを止めてリタイアする。

    アルファタウリ・ホンダF1勢もポイント圏内でレースを展開する。だが、9番手を走行していたダニール・クビアトが終了間際にサスペンションが破損してリタイアとなる。

    ピエール・ガスリーは完走11台の波乱のレースを7位でフィニッシュ。6ポイントを獲得した。

    2020年 第1戦 F1オーストリアGP 結果

    順位 No ドライバー チーム GAP INT
    1 77 バルテリ・ボッタス メルセデス LAP 71
    2 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 5.689 0.198
    3 4 ランド・ノリス マクラーレン 2.700 2.700
    4 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 5.491 2.791
    5 55 カルロス・サインツ マクラーレン 8.903 3.214
    6 11 セルジオ・ペレス レーシングポイント 15.092 6.189
    7 10 ピエール・ガスリー アルファタウリ・ホンダ 16.682 1.590
    8 31 エステバン・オコン ルノー 17.456 0.774
    9 99 アントニオ・ジョビナッツィ アルファロメオ 21.146 3.690
    10 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 24.545 3.399
    11 88 ニコラス・ラティフィ ウィリアムズ 31.650 7.105
      26 ダニール・クビアト アルファタウリ・ホンダ    
      23 アレクサンダー・アルボン レッドブル・ホンダ    
      7 キミ・ライコネン アルファロメオ    
      63 ジョージ・ラッセル ウィリアムズ    
      8 ロマン・グロージャン ハース    
      20 ケビン・マグヌッセン ハース    
      18 ランス・ストロール レーシングポイント    
      3 ダニエル・リカルド ルノー    
      33 マックス・フェルスタッペン レッドブル・ホンダ    
  • ホンダF1:2020年 第1戦 オーストリアGP 予選レポート

    ホンダF1:2020年 第1戦 オーストリアGP 予選レポート

    2020年のF1世界選手権 第1戦 オーストリアGPの予選が行われ、ホンダF1勢はレッドブル・ホンダの2台がトップ5から、アルファタウリ・ホンダの2台もポイント獲得が可能な位置から明日の決勝をスタートする。

    午前のフリー走行3で、マックス・フェルスタッペンがトップから0.3秒差の3番手、アレクサンダー・アルボンが6番手、アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーが9番手、ダニール・クビアトがガスリーから0.3秒遅れの14番手に入り、好結果を残した。

    予選では、接戦の中ホンダF1の4台がQ2に進出。フェルスタッペンがQ1のファステストタイムを出し、そこから0.5秒差のガスリーが9番手に入った。しかし、Q2でガスリーが12番手、クビアトが13番手となり、コンマ数秒の差で、Q3進出を逃した。

    フェルスタッペンはミディアム・タイヤでQ2のタイムを出し、明日の決勝をミディアムでスタート。アルボンはソフト・タイヤでスタートする。 Q3を3番手で終えたフェルスタッペンは、明日の決勝をライバルと異なるタイヤ戦略でいい位置からスタートする。アルボンはフェルスタッペンの真後ろの5番グリッドからスタートとなる。

    異なる戦略をとる2台がトップ5からスタートすることで、チームとして戦い方に幅が出る。2チームはついに始まった2020年開幕戦で好成績を収めるべく、万全の準備とともに決勝に臨む。

    田辺豊治(ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「2020年開幕戦の予選が終了しました。今日の結果は昨年までの勢力図がやや変わり多少のサプライズがあったと思います。Hondaとしてはレッドブル・ホンダのフェルスタッペン選手が2列目3番グリッド、アルボン選手が3列目5番グリッドと、明日のレースに向けて良いポジションを獲得してくれました。とは言うものの、我々の車と予選トップとのタイム差は小さくありません。しかし、我々のロングランペースは悪くないことに加えフェルスタッペン選手が上位で唯一のミディアムタイヤを履いてのスタートですので、明日は面白いレースをできればと思っています。アルファタウリ・ホンダの2台についても昨晩の作業でマシンのバランスを改善し、ガスリー選手が12番手、クビアト選手が13番手と明日のレースでのポイント獲得に向けて悪くないポジションにつけてくれました。ここまで我々のPUは問題なく機能しています。それぞれのチームともにライバルは強力ですが、開幕戦でいい結果を得られるようさらなる準備を進めます」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
    「今日はポールポジションに向けて戦いたかったという想いはあるものの、実際にはそれは難しいと感じていましたし、3番グリッドからのレースをスタートできることは初戦としてはいいものだと思っています。僕たちは歴史的にこのサーキットで予選一発の走りにおいて最速ということはあまりないのですが、それでも来週行われる第2戦に向けて改善をしていけると思っています。明日は長丁場のレースで今日の予選とは異なりますし、周りのマシンがソフトタイヤでのスタートになるのに対し、僕一人だけミディアムタイヤということで、異なる戦略をとることになります。気温も上がるようなので、それが僕たちに幸いすればとも思っています。これらの要因でメルセデスが遅くなるわけではないのですが、それでももう少しギャップを縮めたいと考えています。まずは昨年の二の舞となることを避けていいスタートを決め、勝利のために全力を尽くします。ここはいつもファンがとてもいい雰囲気を作ってくれるので彼らがいないことは残念ですが、テレビの前で応援してくれている皆さんのためにエキサイティングなレースを見せられればと思っています」

    アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)
    「久しぶりに予選を走っていい気分でしたし楽しみましたが、最高の結果とまではいきませんでした。序盤は少し苦しんだものの、最終的にはまずまずの走りができました。Q3の最初のアタックでは集団から遅れ、スリップストリームを使えませんでした。モンツァと同じようにこのサーキットでもスリップストリームは重要ですが、使えなくてもドライビングで何とかタイムを出せました。Q3の2回目のアタックではボッタス(メルセデス)がコースアウトしてイエローフラッグが出たことで十分な走りはできませんでしたが、5番グリッドは悪くないですし、明日の決勝はいいペースで走りたいです」

    ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
    「今日の結果に満足しています。昨日のフリー走行の結果から、今日の予選では簡単ではないと覚悟していましたが、昨夜の夜通しの作業でマシンのセットアップを改善することができました。2台がそろってQ2進出という結果は満足すべきものだと思っています。これがいまの僕たちのポジションだと思いますし、明日の決勝では自由にタイヤを選択してスタートできます。レースではあらゆることが起こり得ますし、明日はポイント獲得を目指して走ります。Red Bullのホームレースということもあるので、できる限りいい結果を目指してプッシュします」

    ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)
    「今日の予選は1周のラップタイムを競いましたが、明日の決勝は71周あるので、展開を予測するのは難しいです。予選はまずまずでしたが、何度かミスをしてしまい、タイムを落としてしまった場面もありました。昨夜はマシンを改善するために懸命に作業したので、昨日のフリー走行1の結果から比べると、いいペースで走れました。今日の午後はマシンのポテンシャルを出し切るセットアップになってました。ここは例年僕にとって少し難しいサーキットですし、今日の予選もいくらかタイムを失った部分はありましたが、それでも昨年よりもいい結果を出せています。決勝はポイントを狙える位置からのスタートなので、力強いレースをして結果を出したいです」

  • ダニール・クビアト、予選13番手「セットアップに改善がみられた」

    ダニール・クビアト、予選13番手「セットアップに改善がみられた」

    アルファタウリ・ホンダF1のダニール・クビアトは、F1オーストリアGPの予選を13番手で終了。「マシンのポテンシャルを出し切るセットアップになっていた」と語った。

    昨年の予選ではQ1敗退を喫していたダニール・クビアトだが、今年はQ2進出を果たして13番手で予選を終了。決して得意なサーキットではないと語るクビアトだが、決勝でポイント獲得を目指したいと語る。

    「今日の予選は1周のラップタイムを競ったが、明日の決勝は71周あるので、展開を予測するのは難しい」とダニール・クビアトはコメント。

    「予選はまずまずだったが、何度かミスをしてしまい、タイムを落としてしまった場面もあった。昨夜はマシンを改善するために懸命に作業したので、昨日のフリー走行1の結果から比べると、いいペースで走れた」

    「今日の午後はマシンのポテンシャルを出し切るセットアップになっていた。ここは例年僕にとって少し難しいサーキットだし、今日の予選もいくらかタイムを失った部分はあったが、それでも昨年よりもいい結果を出せている」

    「決勝はポイントを狙える位置からのスタートなので、力強いレースをして結果を出したい」

    関連:F1オーストリアGP 予選 結果:バルテリ・ボッタスがポールポジション

  • アルファタウリ・ホンダF1 「夜通しのセットアップ変更が奏功した」

    アルファタウリ・ホンダF1 「夜通しのセットアップ変更が奏功した」

    アルファタウリ・ホンダF1のテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが、F1オーストリアGPの予選を振り返った。

    初日のプラクティスでは苦戦を強いられたアルファタウリ・ホンダF1勢だったが、土曜日にむけてマシンのセットアップを変更。それが奏功し、予選では2台揃ってQ2進出を果たし、ピエール・ガスリーが12番手、ダニール・クビアトが13番手で予選を終えた。

    「金曜日はいくつかの点で本来よりも難しかったが、スタッフがいくらかのレッスンを生かし、今日にむけてポジティブに対応し、結果としてマシンからより多くを引き出すことができた」とジョディ・エギントンはコメント。

    「ガレージの両サイドで夜通し行われたセットアップ変更が功奏し、2台ともFP3中にバランスの改善が見られ、今朝のセッションでは二人のドライバーがそれらの変更をうまく生かしてより代表的なタイムを出していた」

    「予選は接戦になるだろうと感じていた。2台とも大きな問題なくQ1を突破し、Q2の最初の走行も問題なかった。しかし、Q2はミッドフィールドが非常にタイトになる中、最後の走行で次のステップに踏み出せなかった。今回はQ3に進めず、予選を12番手と13番手で終えることになったのはがっかりしているが、パッケージで改善する必要のある主要なエリアが浮き彫りになった」

    「これから我々の焦点はレースに向けた準備に切り替わる。この予選ポジションにいくつか役立ちそうな戦略のオプションがあるので、あらゆるチャンスのアドバンテージを生かせるようにするつもりだ。明日はレースというビジネスに戻るが、エキサイティングなレースになるだろうし、とても楽しみにしている」

    関連:F1オーストリアGP 予選 結果:バルテリ・ボッタスがポールポジション

  • ピエール・ガスリー、予選12番手「これが今の僕たちのポジション」

    ピエール・ガスリー、予選12番手「これが今の僕たちのポジション」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、F1オーストリアGPの予選を12番手で終了。「これが今の僕たちのポジションだと思う」と語った。

    初日のプラクティスでは苦戦を強いられたアルファタウリ・ホンダF1だが、土曜日にむけてセットアップを改善。ピエール・ガスリーはQ2進出を果たて12番手タイムを記録。コンマ数秒の差で、Q3進出を逃した。

    「今日の結果に満足している。昨日のフリー走行の結果から、今日の予選では簡単ではないと覚悟していたが、昨夜の夜通しの作業でマシンのセットアップを改善することができた」とピエール・ガスリーはコメント。

    「2台がそろってQ2進出という結果は満足すべきものだと思っている。これがいまの僕たちのポジションだと思うし、明日の決勝では自由にタイヤを選択してスタートできる」

    「レースではあらゆることが起こり得るし、明日はポイント獲得を目指して走る。レッドブルのホームレースということもあるので、できる限りいい結果を目指してプッシュする」

    関連:F1オーストリアGP 予選 結果:バルテリ・ボッタスがポールポジション