カテゴリー: スクーデリア・アルファタウリ

  • ホンダF1:2020年 第4戦 F1イギリスGP プレビュー

    ホンダF1:2020年 第4戦 F1イギリスGP プレビュー

    ホンダF1は、2020年のF1世界選手権 第4戦 F1イギリスGPに、レッドブル・レーシング、アルファタウリ・ホンダとともに2チーム4台体制で挑む

    1950年にF1世界選手権が開始して以来、自動車レースの母国とも言えるシルバーストン。カレンダーの中でも随一の高速コースとして知られ、年月を経た現在もその人気が衰える気配はない。

    また、シルバーストンの周辺はいわゆる“モータースポーツ・ビレッジ”と呼ばれ、多くのチームやマニファクチャラーが拠点を構えている。車で40分の距離にミルトン・キーンズのファクトリーがあるホンダF1にとってもホームレース。気候が不安定な「英国の夏」なので、順応性もレースのカギです。天候の変化に注視して臨む。

    田辺豊治(ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「開幕を待ちに待った2020年のF1シーズンは、アッと言う間に3連戦を終え、ここから次の3連戦に入ります。我々はミルトンキーンズに戻り、初戦から第3戦までの状況の振返りを実施してきました。また、レースのなかったこの週末はつかの間の休息の時間にもなりました。イギリスに戻ってもレースメンバーはコロナウイルス感染対策など、様々な制約や対応を継続しながらレースの準備に当りこの先のシーズンに向かっていきます。開幕からの3連戦では、Aston Martin Red Bull Racingと2回の表彰台を獲得できました。一方で、ライバルとの差が大きく開いていることも見えてきており、チームとともにその差を詰めるために改善に向けた分析と対策を進めています。また、レースで発生したトラブルの対策やパワーユニット(PU)の使い方の最適化検討など日本のHRD-Sakuraとともに進めてきました。次の2戦は、我々の英国拠点のHRD-UKにもほど近い、イギリス・シルバーストンサーキットにて行われます。英国の典型的な田園風景の中に広がるサーキットで、モータスポーツの母国らしく例年はスタンドを埋めるファンが非常にいい雰囲気を作ってくれます。また、ドライバーが我々のファクトリーを訪問したり、スタッフやその家族がレース観戦に訪れたりと、ホームらしいイベントがいくつも行われます。しかし、今年は交流イベントの開催自粛、また無観客での開催となるため英国ファン、また我々の従業員や家族にとっても少し淋しいホームレースとなります。その代わりと言ってはなんですが、TVの前で力強い応援をしてくれると信じています。ここシルバーストンは、名高い『マゴッツ』『ベケッツ』『チャペル』といったコーナーに代表されるように高速サーキットとして知られており、車体とPUのパッケージとしての実力が試される場所です。昨年は上位争いをしながらも接触により表彰台を逃すという悔しいレースになりました。今年も簡単なレースになるとは思っていませんが、少しでもライバルとの差を縮めるべく、チャレンジを続けていきます」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
    「ハンガリーGPまでの3連戦を終えて1週間のブレイクがあり、チームのみんなが自宅に戻って家族と過ごせました。ハンガリーのレース前の出来事で、余計なストレスをかけてしまったあとだけに、よかったと思います。あのときメカニックのみんながグリッド上で作業している映像を見返しましたが、信じられないような仕事をやり遂げてくれたと感じるとともに、こうした想定外の事態でも、全員が的確に作業を把握し、何をすべきか理解して動いている様子を見て、素晴らしいと思いました。彼らなしでは僕はスタートできませんでした。次はシルバーストンからまた3連戦が始まるのを楽しみにしています。シルバーストンは走っていて本当に楽しいコースです。高速コーナーばかりでコプスに至っては全開で抜けられます!マゴッツも7速に入れて全開で行くとんでもないコーナーで、予選ではブレーキに触れることすらせずにシフトダウンだけで抜けていくことになるでしょう。シルバーストンでは、適切なウイング角を見つける必要があります。そして、もちろん低速コーナーではダウンフォースとグリップが確保したくなるものです。さらに、“英国の夏”ですから、雨が降る可能性もあります。でも、僕はそういうコンディションが好きですし、いろいろな条件が変わるとしても雨は気になりません」

    アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)
    「3連戦を終えて家に戻ってこられて、上々の気分です。チームとしては開幕戦で2台ともリタイアなど、いいスタートを切れませんでしたが、その後2戦ではポイントを重ねることができました。マシンはまだ改善できると聞いているので、気持ちはポジティブです。どの部分に取り組まなければならないかは分かっていますし、シルバーストンはファクトリーからも近く、ホームレースになるのもいいことです。過去を振り返ると、チームにとってはなかなか相性のいいサーキットですし、僕もドライビングを楽しめるコースなので、いい結果が残せればと思います。ハンガリーでは多くのオーバーテイクをして楽しめましたが、もう二度と後方スタートはしたくありません。レースでのマシンはとてもいいと思うので、課題は土曜日の予選です。決勝に向けていい位置を確保しなければなりません。ハンガリーは、オーバーテイクの難しいコースなので、そこでグリッド後方から追い上げられたというのはなかなかよかったと思います」

    ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)
    「F1がカレンダーを再設定できたことはすばらしいですし、オーストリアとハンガリーでまたレースをすることができてうれしかったです。3戦を終えましたが、マシンの長所と短所を見極めるのは、まだ少し難しいです。僕はエンジニアと一緒に、すべてのサーキットで走り始めに使用可能な基本セッティングを見つけようと作業をしています。全体的にはレースペースには満足していますが、ハンガリーの予選ではマシンに満足できませんでした。ただ、その原因は理解できているので、今週末のシルバーストンではいくつか違うことを試してみて、改善できるかを確認したいと思っています。ハンガリーでの日曜日の流れには満足していますが、10番手前後のグリッドからスタートできれば、より簡単に、いいレースができたはずです。シルバーストンでは予選でもっとパフォーマンスを発揮できるようにプッシュしていきます。中団での戦いは、昨年と比べてもかなりの接戦です。レーシングポイントとマクラーレンがかなり力をつけていて僕らの前にいるので、今後もこの2チームには苦しめられると思っています。ハンガリーGPのあとにはシミュレーターでのセッションができました。本当に久しぶりでしたし僕にとってもチームにとっても有益なセッションになりました。エンジニアとはビデオ通話でのコミュニケーションとなり、最初は慣れませんでしたが、最終的にはうまくコミュニケーションを取ることができました。ここから、またトリプルヘッダーになります。先日の3連戦はタフではありましたが、大きな問題はありませんでした。たくさんレースがあるのでエネルギーをマネジメントして、3つのレースをどれも同じようにフレッシュな状態で臨むことが大切です。もちろんメカニックにとってはさらに厳しいものになっていますが、少なくともヨーロッパで開催されるレースは長時間のフライトもなく、時差ボケの心配もないことはいいことだと思います。次は、シルバーストンでの2連戦です。とても面白いコースで、ロングストレートのおかげでいいバトルが見られます。ここでのドライビングは楽しいですし、早めにベースセットアップを見つけたいです。その部分がいいレースウイークとなるかどうかのキーになります。また、シルバーストンでは、1週目と2週目で使用するタイヤコンパウンドが異なります。2週目により柔らかいタイヤを使用することになるのは大きな変化ですし、フリー走行でなるべく早くタイヤの特性を理解して、マネジメントの方法を見つけなければなりません。その後は3連戦の3戦目としてバルセロナに移動し、第6戦を迎えます。ただ、8月中旬の開催ということで、ウインターテストや例年行われる5月の開催よりもかなり気温が高くなるはずです。そのような異なるコンディションに挑むのは面白いですし、楽しめると思います」

    ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
    「開幕からの3連戦を終え、マシンに納得はできていますが、特にエアロに関しては改善すべき点があると思います。よりよいパフォーマンスができるはずです。マシンに特に大きな弱点はありませんが、よりバランスのいいマシンにするためには、2~3点は改善すべきことがあります。最も重要なのは、ダウンフォースをもう少し増やすことです。中団でのマシンのパフォーマンスについては、特にレーシングポイントやマクラーレンが昨年と比較して大きくステップアップしており、僕たちとの間に大きな差ができていることを考慮しなければなりません。ウイリアムズも明らかに大きな進歩を遂げていて、今年はルノーと同じく、中団の一角を占めると考えられます。うまくいけば前にいる彼らのマシンに近づいてオーバーテイクできるはずです。先週、ミルトン・キーンズでシミュレーターを1日やってみました。例年とは異なり渡航の制限があるので、僕はエンジニアと一緒にいられず、イタリアのファエンツァとイギリスのビスタ―にいるスタッフとはビデオ会議でブリーフィングを行いました。いつも通りとはいきませんが、慣れていきたいと思います。次の3連戦については、前の3連戦の疲労も少し出てくるかもしれませんが、僕自身はハンガリーではほとんど走っていませんし特に問題ないと思います。一方で、メカニックやエンジニアたちは感染防止対策を行いながら非常にハイペースで仕事をしなけれればなりません。3連戦を複数行うことは簡単なことではないですし、パドックのみんなにとっては、非常に負荷の高い状況になります。シルバーストンは大好きなコースの一つです。高速コーナーが多く、マゴッツやベケッツのようなセクションではリズムに乗って走ることができるので、シーズンの中でも最もエキサイティングなセクションです。(2010~11年の改修で)旧第1コーナーのコプスが超高速コーナーになり、事実上コーナー数が減ったことで、以前よりもエンジンパワーが重視されるようになったコースです。直線でのスピードがとても重要で、ドライビングが楽しいです。シルバーストンの2戦目は全員がより柔らかいタイヤを使用することになっているので、1戦目と2戦目では取り組み方をそれぞれ考えなくてはいけません。高速コーナーが多いコースではタイヤに負荷がかかるので、オーバーステアやアンダーステアがどれだけ出るかが予選に影響します。レースの距離を考えると、タイヤマネジメントも重要になるでしょう。シルバーストンでの2戦のあとはすぐにスペインのバルセロナに行きます。今となっては、かなり前のことになってしましましたが、冬のテストのデータがあるサーキットです。2月からのマシンの進化を確認するのもおもしろいでしょうね。テストは冬で、とても寒かったですが、レースは8月の半ばなのでとても暑くなりそうです。例年とも、レースの時期が異なります。普段レースが行われる5月上旬と比較すると、タイヤマネジメントはより難しくなるでしょう。ただでさえ、このコースはタイヤの摩耗が激しいですしね」

    関連:2020年 F1イギリスGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ピエール・ガスリー 「特にエアロに関しては改善すべき点がある」

    ピエール・ガスリー 「特にエアロに関しては改善すべき点がある」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーが、今週末の第4戦 F1イギリスGPから続く、2020年のF1世界選手権の2回目の3連戦にむけた意気込みを語った。

    今週末シルバーストンでF1イギリスGPを開催した後、同じサーキットで70周年記念GPが開催され、その後、バルセロナに移動してF1スペインGPが開催される。

    「開幕からの3連戦を終え、マシンに納得はできているが、特にエアロに関しては改善すべき点があると思う。よりよいパフォーマンスができるはずだ」とピエール・ガスリーは語る。

    「マシンに特に大きな弱点はないが、よりバランスのいいマシンにするためには、2~3点は改善すべきことがある。最も重要なのは、ダウンフォースをもう少し増やすことだ」

    「中団でのマシンのパフォーマンスについては、特にレーシングポイントやマクラーレンが昨年と比較して大きくステップアップしており、僕たちとの間に大きな差ができていることを考慮しなければならない。ウイリアムズも明らかに大きな進歩を遂げていて、今年はルノーと同じく、中団の一角を占めると考えられる。うまくいけば前にいる彼らのマシンに近づいてオーバーテイクできるはずだ」

    「先週、ミルトン・キーンズでシミュレーターを1日やってみた。例年とは異なり渡航の制限があるので、僕はエンジニアと一緒にいられず、イタリアのファエンツァとイギリスのビスタ―にいるスタッフとはビデオ会議でブリーフィングを行った。いつも通りとはいかないが、慣れていきたいと思う。次の3連戦については、前の3連戦の疲労も少し出てくるかもしれませんが、僕自身はハンガリーではほとんど走っていませんし特に問題ないと思う。一方で、メカニックやエンジニアたちは感染防止対策を行いながら非常にハイペースで仕事をしなけれればならない。3連戦を複数行うことは簡単なことではないし、パドックのみんなにとっては、非常に負荷の高い状況になる」

    「シルバーストンは大好きなコースの一つだ。高速コーナーが多く、マゴッツやベケッツのようなセクションではリズムに乗って走ることができるので、シーズンの中でも最もエキサイティングなセクションだ。(2010~11年の改修で)旧第1コーナーのコプスが超高速コーナーになり、事実上コーナー数が減ったことで、以前よりもエンジンパワーが重視されるようになったコースだ。直線でのスピードがとても重要で、ドライビングが楽しい」

    「シルバーストンの2戦目は全員がより柔らかいタイヤを使用することになっているので、1戦目と2戦目では取り組み方をそれぞれ考えなくてはならない。高速コーナーが多いコースではタイヤに負荷がかかるので、オーバーステアやアンダーステアがどれだけ出るかが予選に影響する。レースの距離を考えると、タイヤマネジメントも重要になるだろう」

    「シルバーストンでの2戦のあとはすぐにスペインのバルセロナに行く。今となっては、かなり前のことになってしまったが、冬のテストのデータがあるサーキットだ。2月からのマシンの進化を確認するのもおもしろいだろうね。テストは冬で、とても寒かったが、レースは8月の半ばなのでとても暑くなりそうだ。例年とも、レースの時期が異なる。普段レースが行われる5月上旬と比較すると、タイヤマネジメントはより難しくなるだろう。ただでさえ、このコースはタイヤの摩耗が激しいからね」

    関連:2020年 F1イギリスGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ダニール・クビアト 「マシンの長所と短所を見極めるのはまだ少し難しい」

    ダニール・クビアト 「マシンの長所と短所を見極めるのはまだ少し難しい」

    アルファタウリ・ホンダF1のダニール・クビアトが、今週末の第4戦 F1イギリスGPから続く、2020年のF1世界選手権の2回目の3連戦にむけた意気込みを語った。

    今週末シルバーストンでF1イギリスGPを開催した後、同じサーキットで70周年記念GPが開催され、その後、バルセロナに移動してF1スペインGPが開催される。

    「F1がカレンダーを再設定できたことはすばらしいし、オーストリアとハンガリーでまたレースをすることができてうれしかった」とダニール・クビアトはコメント。

    「3戦を終えたが、マシンの長所と短所を見極めるのは、まだ少し難しい。僕はエンジニアと一緒に、すべてのサーキットで走り始めに使用可能な基本セッティングを見つけようと作業をしている。全体的にはレースペースには満足しているが、ハンガリーの予選ではマシンに満足でできなかった。ただ、その原因は理解できているので、今週末のシルバーストンではいくつか違うことを試してみて、改善できるかを確認したいと思っている。ハンガリーでの日曜日の流れには満足しているが、10番手前後のグリッドからスタートできれば、より簡単に、いいレースができたはずだ。シルバーストンでは予選でもっとパフォーマンスを発揮できるようにプッシュしていく」

    「中団での戦いは、昨年と比べてもかなりの接戦だ。レーシングポイントとマクラーレンがかなり力をつけていて僕らの前にいるので、今後もこの2チームには苦しめられると思っている。ハンガリーGPのあとにはシミュレーターでのセッションができた。本当に久しぶりだったし、僕にとってもチームにとっても有益なセッションになった。エンジニアとはビデオ通話でのコミュニケーションとなり、最初は慣れなかったが、最終的にはうまくコミュニケーションを取ることができた」

    「ここから、またトリプルヘッダーになる。先日の3連戦はタフではあるが、大きな問題はなかった。たくさんレースがあるのでエネルギーをマネジメントして、3つのレースをどれも同じようにフレッシュな状態で臨むことが大切だ。もちろんメカニックにとってはさらに厳しいものになっているが、少なくともヨーロッパで開催されるレースは長時間のフライトもなく、時差ボケの心配もないことはいいことだと思う」

    「次は、シルバーストンでの2連戦だ。とても面白いコースで、ロングストレートのおかげでいいバトルが見られる。ここでのドライビングは楽しいし、早めにベースセットアップを見つけたい。その部分がいいレースウイークとなるかどうかのキーになる。また、シルバーストンでは、1週目と2週目で使用するタイヤコンパウンドが異なる。2週目により柔らかいタイヤを使用することになるのは大きな変化だし、フリー走行でなるべく早くタイヤの特性を理解して、マネジメントの方法を見つけなければならない」

    「その後は3連戦の3戦目としてバルセロナに移動し、第6戦を迎える。ただ、8月中旬の開催ということで、ウインターテストや例年行われる5月の開催よりもかなり気温が高くなるはずだ。そのような異なるコンディションに挑むのは面白いし、楽しめると思う」

    関連:2020年 F1イギリスGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • アルファタウリ・ホンダF1もレッドブルと同様に空力バランスに苦戦

    アルファタウリ・ホンダF1もレッドブルと同様に空力バランスに苦戦

    アルファタウリ・ホンダF1は、今シーズン、ミッドフィールドのベストチームになることを望んでいたが、ピエール・ガスリーとダニール・クビアトは開幕3戦で7ポイントしか獲得できていない。ガスリーは特に空力エリアでAT01には改良が必要だと語る。

    レッドブル・ホンダF1は、今季マシンRB16の空力問題に苦戦を強いられている。そして、その症状は姉妹チームであるアルファタウリ・ホンダにも表れている。

    「もう少しダウンフォースを見つける必要がある。それが成功すれば、マシンのバランスも整う。マシンは良いけど、改善する必要があるいくつかの点がある。空力はマシンの主な問題点だ」

    「僕たちのパフォーマンスを見れば、ミッドフィールドでうまくやれている。でも、多くのチームが大きな一歩を踏み出し、今シーズンのミッドフィールドの戦いは激化している。マシンを改善できれば、僕たちはミッドフィールドの上位を争えると確信している」

    チームメイトのダニール・クビアトは、主に予選を課題にあげる。

    「今のところ、僕たちは主に毎週末のレースをスタートできる強固な基盤を見つけることを目指している。それが得られれば、予選に適したマシンを手に入れ、レースをさらに先に進めることができる」

    「開幕3戦のレース週末のレースペースにはとても満足していたので、そこがレースですべての違いを生むことになる。シルバーストンは素晴らしいトラックなので、レースを楽しみにしている。それに僕たちは少し柔らかいタイヤも使用するし、僕たちのマシンにどのような影響があるのか非常に興味がある」

  • ピエール・ガスリー 「ウィリアムズF1は中団グループに復帰した」

    ピエール・ガスリー 「ウィリアムズF1は中団グループに復帰した」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、ウィリアムズF1は“大きな進歩を遂げた”と語り、今はF1のミッドフィールドのライバルと見なさなければならないと語る。

    昨年、ウィリアムズはグリッド後方が定位置であり、予選では最も近いライバルよりも1秒遅いタイムでQ1で敗退することも多かった。

    2020年、ウィリアムズはまだポイントを獲得していない唯一のチームだが、特に予選ペースは飛躍を遂げており、F1ハンガリーGPではジョージ・ラッセルが12番手、ニコラス・ラティスが15番手と2台揃ってQ2進出を果たしている。

    「ウィリアムズは明らかに大きな進歩を遂げているし、ルノーと同様にミッドフィールドバトルの一部と見なすことができる」とピエール・ガスリーは語った。

    「今、前にいるチームとのギャップを縮められるかは僕たち次第だし、彼らを追い越せることを期待している」

    「僕たちは正直な車を持っていると言えると思うけど、特に空力面で、改善する必要があることがわかっている。そこでもっとパフォーマンスを見つけることができるはずだ

    「このマシンは特定のエリアで大きな弱点があるわけではない。もっとマシンのバランスを得るために2~3つのことを改善させる必要がある。最も重要なことはもう少しダウンフォースを見つけることだ」

    「ミッドフィールドでは、昨年からいくつかのチーム、特にレーシング・ポイントとマクラーレンが大きな一歩を踏み出したことを考慮する必要がある。それにより、チームとの間に大きなギャップが生まれている」

    ピエール・ガスリーのチームメイトであるダニール・クビアトは次のように付け加えた。

    「ミッドフィールドでの戦いは昨年よりはるかに拮抗しているように思う」とダニール・クビアトはコメント。

    「たとえば、レーシングポイントは大きな前進を遂げているし、彼らは私たちの前を走っている。これはマクラーレンにも当てはまると思う。この2チームは戦いタフなものにしている」

    関連:2020年 F1イギリスGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ホンダF1だけがシャットダウン期間が異なった理由をFIAが説明

    ホンダF1だけがシャットダウン期間が異なった理由をFIAが説明

    ホンダF1が、2020年のF1世界選手権の開幕戦オーストリアGPにエンジンアップグレードを導入した際、ホンダF1がどのようにしてそれを実現したのかについて疑惑の目が向けられた。

    新型コロナウイルスが世界的な猛威を振るったことで、ヨーロッパに拠点を置くライバルのエンジンメーカーであるフェラーリ、ルノー、メルセデスは国のロックダウンに合わせてシーズン開幕前まで7週間の強制的なシャットダウン期間を過ごしていた。

    それにより事実上、ヨーロッパを拠点に置くメーカーはエンジンを改善することができなかったが、日本はその期間に社会的にロックダウンされることはなく、ホンダF1は作業を続けることができた。

    フェラーリのF1チーム代表を務めるマッティア・ビノットは、ロックダウンによってアップグレードを開幕戦に持ち込むことができなかったが、それが全員に適用されたわけではなかったとハンガリーで指摘していた。

    マッティア・ビノットは、ホンダF1に名指しで言及。「我々は今シーズンにむけて開発を行っていたが、それをシーズン中に導入することはできないだろう。シーズン開幕前に長いシャットダウン期間があったからだ。ついでに言えば、それは他のパワーユニットメーカーには当てはまらなかった」

    ホンダF1は、他のメーカーが作業できなかった時期に作業をしていたことを否定していないが、問題の核心はそれによってホンダF1が有利になったかどうかだ。

    FIA(国際自動車連盟)のシングルシーター担当責任者であるニコラス・トンバチスは、その期間に何が行われたのか、全員を公平にするためにどのようなことが行われていたのかを説明した。

    ニコラス・トンバチスは、新型コロナウイルスを鑑みたコスト削減のプロセスでの重要な考慮事項のひとつは、各国のロックダウン制限の厳格さの違いによって、チームやメーカーに有利・不利が生じないことを保証することだったと語る。そのためには、多くの国や大陸をまたがる企業に対応する方法を調整する必要があり、妥協は避けられなかった。

    日本では企業が夏休み中をとる時期にロックダウン状態となる可能性があるため、他のメーカーと同時にシャットダウン期間をとるのではなく、遅らせることに同意したとニコラス・トンバチスは説明する。

    「ホンダF1のシャットダウンは、期間ではなく、いつ実施するという点で、他のメーカーのシャットダウンとは少し異なっていた」とニコラス・トンバチスは説明する。

    「すべてのチームとパワーユニットメーカーは、ロックダウンによる異常な状況の間、たまたま特定の国が新型コロナウイルスによる酷い打撃を受け、彼らが他チームやメーカーと比較して不利な立場に置かれたからといって、他にロックダウンを追加することはないということを受け入れていた。それが理由だ」

    「例えば、イタリアが早期にロックダウンに移行し、英国が遅れていたことなどに主に関連していた。我々はすべてのロックダウンは同等である必要がある、そこで有利・不利が生じるチームやメーカーは存在してはならないと述べていた」

    ホンダF1がシーズン前に他のメーカーを足並みを揃えてシャットダウンするように命じられた場合、日本政府が夏に作業を停止するように命令した場合に大きな頭痛の種となっていただろう。

    その場合の唯一の選択肢は、ルノー、フェラーリ、メルセデスにもその期間中に作業を停止させることだが、事実上、全員の開発時間が短縮されることになり、それは良い結果ではなかっただろう。

    したがって、ホンダF1が夏にロックダウンを実行することを許可されたことは完全に論理的だった。

    「日本は新型コロナウイルスの進展とロックダウン状況がまったく異なっていた」とニコラス・トンバジスは付け加えた。

    「4月の初めにこれらのルールに合意したとき、日本で新型コロナウイルスがどのように進展したかに応じて、日本政府が夏にロックダウンを行うかどうかはわからなかった。そのため、ホンダF1のために、少し遅れてシャットダウンを実施できるように柔軟性をもたせる必要があった」

    「日本で7月にロックダウンを実施するという法的要件があった場合、ヨーロッパのチームに『日本が封鎖されているため、さらに1か月間封鎖する必要がある』と言うのは難しかっただろう」

    「それがヨーロッパがロックダウンしている間にホンダF1がいくつかの仕事をすることができた理由だ。そして、彼らは現在それを補っている」

    「人々がさまざまな状況にある場合、完全に公平な規制を作成することができないし、完璧なものはありえない。しかし、それが我々がそれでできる最善の方法だ」

    考慮すべき他の重要な点は、オーストリアで導入されたホンダF1のアップグレードが、レッドブルとアルファタウリの順位を引き上げようとする追加の馬力を提供することではなかったことだ。ホンダF1が投入したのは、信頼性を向上させることを目的としたアップグレードだった。

    ニコラス・トンバチスは、2月にF1エンジンがホモロゲートされた後にメーカーがパフォーマンスを向上させること妨げるために設けられた制限をホンダF1が完全に尊重したと語る。

    「パワーユニット側で実施された2つの主なコスト削減がある。一つは、彼らが何時間ダイナモを走らせることができるかを定めるダイナモ制限の導入だった。これは、洞による空力の制限と同様だ」

    「もう1つは、パワーユニットメーカーが実行できるホモロゲーションの数の削減だ。どのメーカーもそれに基づいて新たなホモロゲーションや大幅なアップグレードを行っていない」

    「参加者は、2020年の公認書類によってホモロゲートされている。それは2月のある時点で送信されたものだ。ホンダF1も含めて、参加者の誰もそのパフォーマンスの開発を行っていない」

    「我々は、このホモロゲーションによって信頼性に問題を抱えている人々がリタイアすることを望んではおらず、多くの人々がエンジンの信頼性を改善させたいと思っていた」

    「信頼性のアップグレードを承認する非常に特殊なプロセスがある。それは他のマニュファクチャラーも知っている」

    「信頼性を変更していると言いながら、圧縮比、燃焼室などを変更して、追加の20キロワットなどを手に入れることに悪用することはできない。そのためのプロセスであり、ホンダF1を含めた全てのチームがそのプロセスに従っている」

    したがって、ホンダは今年序盤に信頼性作業を行うことができたが、不公平にルールを悪用したわけではなく、他のメーカーはこれからその作業を実施することができる。

  • ダニール・クビアト 「ホンダのF1エンジンは大きく劣ってはいない」

    ダニール・クビアト 「ホンダのF1エンジンは大きく劣ってはいない」

    アルファタウリ・ホンダF1のダニール・クビアトは、ホンダF1はパワーユニットに関して取り組まなければならないマイナーな領域はいくつかあるものの、パワー面でライバルに対して大きく劣っているわけではないと考えている。

    2020年シーズンに向けてホンダF1はパワーユニットに改良を加えてきたが、メルセデスのパワーユニットはそれを上回る進化を遂げていることが開幕3戦で明らかになった。

    その一方でフェラーリは昨年の不正行為疑惑を背景に大きくパフォーマンスを落としている。だが、チーム代表のマッティア・ビノットは技術規則の変更によって他のパワーユニットメーカーも昨年と比較すれば全体的にパワーを落としているはずだと語っている。

    ホンダのF1エンジンは昨年よりパワーが少ないと感じているかと質問されたダニール・クビアトは「昨年に比べて劇的なパワーの低下はないのは確かだ。他の誰かがどうなっているかはわらないけどね。でも、僕たちは低下してはいない」とコメント。

    「確かにもっとパワーがあった方がいいけどね。今のところ、特に予選において、僕たちよりもストレートに少し速いと思える人は何人かいる」

    「しかし、劇的な変化や競争力の低下ない。ホンダが片付けなければならないことはいくつかある。でも、劇的なものは何もない」

    チームメイトのピエール・ガスリーは報じられているほどフェラーリのF1エンジンは悪くないと語る。

    「彼らはストレートで他とほぼ同じくらい速い。他のメーカーと比較してストレート速度とパワーに欠けているというわけではない。僕たちよりも速いときさえある。彼らが悪くなくないのは確かだ。ただ、去年の彼らは物凄く速かったけどね」

    ホンダのF1エンジンは昨年よりもパワフルになっているかと質問されたピエール・ガスリーは「いいや、ほぼ同じだ」とコメント。

    「もちろん、常にコンディションと風の量を確認する必要がある。当然、今年のマシンは昨年とは異うしね。でも、エンジンの全体的なパフォーマンスは同じ変わっていないように思う」

  • “ホワイト・レッドブル”はセバスチャン・ベッテルにとって魅力的?

    “ホワイト・レッドブル”はセバスチャン・ベッテルにとって魅力的?

    セバスチャン・ベッテルの2021年以降の去就はF1イギリスGPを前にさらに話題性を強めている。

    今シーズン限りでのフェラーリF1離脱が決定しているセバスチャン・ベッテルだが、メルセデス、レッドブルという他の3強チームはベッテル加入の可能性を否定。現時点では来年からアストンマーティンに名前を変えるレーシング・ポイント加入が有力だと考えられている。

    今年、レーシング・ポイントは物議を醸している“ピンクメルセデス”で大きな飛躍を遂げ、マシン自体は3強チームに割って入るパフォーマンスを発揮しているが、その一方で決勝ではレースチームとしての経験でトップチームに挑むことができていない。

    チームオーナーであるローレンス・ストロールは、4回のF1ワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルに白羽の矢を立て、正式にオファーを出したと報じられており、ベッテル自身もチームと話し合いをしていることを認めている。

    だが、そこには“ピンクメルセデス”が合法であると認められるかどうかにもかかっている。ルノーF1は第2戦と第3戦後にレーシング・ポイントRP20を正式に抗議。リステッドパーツであるブレーキダクトを焦点があてられたこの抗議は、来年以降の勢力図に大きな影響を与えることになる。

    昨年のタイトル獲得マシンであるメルセデスW10の写真を詳細に分析してコピーした“ピンクメルセデス”のメソッドが合法だと認められれば、ミッドフィールドのマシンの戦闘力も大きく変わってくることになる。

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ピンクメルセデスが合法と判断された場合、来季からのアルファタウリがレッドブルのコピー版=“ホワイト・レッドブル”になる可能性があると認めている。

    「我々の情報によると、いくつかのチームがレーシングポイントに抗議するようだ」とヘルムート・マルコは F1-Insider.com に語った。

    「我々は最終的にそこが明快になることを期待している。そして、レーシング・ポイントが合法であれば、アルファタウリでも同じことをする」

    それが何を意味するのかと質問されたヘルムート・マルコは「あらゆる角度からマシンの写真を撮り、再現するということだ」と語った。

    そうなった場合、レーシング・ポイントがメルセデスに匹敵するパフォーマンスを手に入れたように、アルファタウリも合法的にレッドブルの競争力を手に入れられることになる。

    それが実現すれば、元F1ドライバーのラルフ・シューマッハは、セバスチャン・ベッテルにとってアルファタウリが魅力的な目的地になるだろうと考えている。

    「セバスチャンは2021年もグリッドにいると確信している」とラルフ・シューマッハは Sky Deutschland に語った。

    「セバスチャンは彼のキャリアの早い段階でトロロッソで卓越していたし、フランツ・トスト(チーム代表)との関係も非常にいい」

    「レッドブルは異なるアプローチを取り、両方のチームに同じマシンを与えると想像することができる」

    「レーシング・ポイントが完全に合法であると想定された場合、レッドブルも同様にして、2021年に同じ品質のマシンをアルファタウリに与えることができる」

    F1スチュワードは、ピンクメルセデスの合法性を判断するために今後数週間にわたって公聴会を開催する。

  • ピエール・ガスリー 「ホンダのF1エンジンは昨年とほぼ同じ」

    ピエール・ガスリー 「ホンダのF1エンジンは昨年とほぼ同じ」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、フェラーリの2020年F1エンジンが決して、ホンダに対して大きく劣っているわけではないと語る。

    2020年のF1世界選手権が開幕し、メルセデスのF1エンジンが大きな進歩を果たしたことが明らかになった。メルセデスと互角に戦えることを期待していたホンダのF1エンジンの進歩はそれに比べると小さな印象がある。

    さらにホンダのF1エンジンは開幕3戦でいくつかの信頼性問題に見舞われ、厳しいスタートを切った。

    ピエール・ガスリーは、ホンダのF1エンジンの問題によってF1ハンガリーGPのQ3を走ることができず、エンジンのドライバビリティについても満足ではなさそうだった。

    ホンダのF1エンジンは昨年よりもパワフルになっているかと質問されたピエール・ガスリーは「「いいえ、ほぼ同じだ」とピエール・ガスリーはコメント。

    「もちろん、常にコンディションと風の量を確認する必要がある。当然、今年のマシンは昨年とは異うしね。でも、エンジンの全体的なパフォーマンスは同じ変わっていないように思う」

    一方、フェラーリのF1エンジンはパワーが低下したと議論の的になっている。だが、ピエール・ガスリーは報じられているほどフェラーリのF1エンジンは悪くないと語る。

    「彼らはストレートで他とほぼ同じくらい速い。他のメーカーと比較してストレート速度とパワーに欠けているというわけではない。僕たちよりも速いときさえある」

    「彼らが悪くなくないのは確かだ。ただ、去年の彼らは物凄く速かったけどね」

  • セバスチャン・ベッテル、アルファタウリ・ホンダF1加入の可能性は?

    セバスチャン・ベッテル、アルファタウリ・ホンダF1加入の可能性は?

    セバスチャン・ベッテルのF1での今後についての噂は何週間にわたっても報じられている。現在、アストンマーティン/レーシング・ポイント加入の線が最も濃厚とされているが、レッドブル・レーシング復帰の可能性も言及されている。そして、3番目のチームがその候補として言及されている。

    レッドブル復帰の可能性の噂については、とりわけ、クリスチャン・ホーナーとヘルムート・マルコが過去数週間でセバスチャン・ベッテルと多くのコンタクトをとっていることで煽られている。

    だが、当然ながら、それはレッドブル・レーシングのF1シートだと考えられているが、アルファタウリ・ホンダF1という可能性はないのだろうか? 元F1ドライバーのラルフ・シューマッハはその可能性に言及する。

    「セバスチャンはそこから始まった。ヘルムート・マルコと同じようにフランツ・トストも彼の大ファンなので、私はそこで何かが始まるのは考えられると思う」とラルフ・シューマッハは Sky Germany に語る

    ラルフ・シューマッハによると、アルファタウリ・ホンダF1加入の可能性は、レーシング・ポイントへの抗議の結果にも依存すると語る。抗議が却下された場合、アルファタウリはレッドブルと同じマテリアルにアクセスできる可能性がある。

    「そうなれば、レッドブルは異なるアプローチを取り、両方のチームに同じマシンを与えると想像することができる」