カテゴリー: スクーデリア・アルファタウリ

  • ホンダF1:2020年 第4戦 F1イギリスGP 予選レポート

    ホンダF1:2020年 第4戦 F1イギリスGP 予選レポート

    レッドブル・レーシングとアルファタウリにとってF1イギリスGPは難しい予選となったが、マックス・フェルスタッペンは力強い走りをみせ明日の決勝を3番手からスタートする。

    予選Q1は4台すべてが確実な走りをみせたが、セクター2では風がドライバーを苦しめた。Q2でハミルトン(メルセデス)がスピンし、レッドフラッグとなり走行が中断。

    走行が再開されると、Q2残り約5分で各車が熾烈なタイムアタックを行い、ホンダのF1パワーユニット(PU)を搭載した3台はQ3進出を逃した。ピエール・ガスリーは10番手のストロール(レーシング・ポイント)と同タイムだったが、タイムを記録した順番が遅かったガスリーが11番手となった。

    アレクサンダー・アルボンはFP3の開始直前にデータの不具合を検知しバッテリー交換を行ったため、FP3の最初の45分間は走行できなかった。午前に十分な走行を行えず、予選Q2では0.044秒差で12番手となり、Q3進出を逃した。ダニール・クビアトは0.2秒遅れた14番手だったが、ギアボックス交換のペナルティーで決勝は19番グリッドからスタートする。Q3進出を逃した3台は、明日の決勝スタートで自由にタイヤを選択できる。

    マックス・フェルスタッペンは予選Q3のほとんどを3番手で走り、明日の決勝を2台のメルセデスのすぐ後ろからスタートする。

    田辺豊治(ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日のイギリスグランプリ予選は、アストンマーティン・レッドブル・レーシングのフェルスタッペン選手が唯一Q3に進出しましたが、他の3台はQ2敗退と、我々にとっては厳しい結果となりました。フェルスタッペン選手は、メルセデスの2台に続いての3番手からのスタートとなりますので、明日のレースでのよい戦いを期待したいと思います。11番手となったアルファタウリ・ホンダのガスリー選手は、Q2で10番手のストロール選手と同タイムながら、出走順で順位が決まるレギュレーションにより、惜しくもQ3進出を逃しました。ガスリー選手および12番手に終わったアストンマーティン・レッドブル・レーシングのアルボン選手は、明日のレーススタート時のタイヤを選択できますので、タイヤに厳しいこのサーキットではアドバンテージになると考えています。両チームともにレースペースは悪くないので、4台ともに力強い走りでポジションを上げてフィニッシュできるようチームとともに準備を進めます。なお、午前のFP3のスタート直前のエンジン始動時にアルボン選手の車にバッテリーパックの異常を確認したため、その時点でバッテリーの交換を決定しました。地の利を活かして、ミルトンキーンズのファクトリーに戻し、すぐに解析を始めます」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
    「全体的に見て、マシンの力を出し切っていい予選ができたと思います。予選Q3の最終ラップでは特にいいタイムで走れましたが、メルセデスは前戦までと同様に、非常に速かったです。3番手の結果に満足していますし、明日はクリーンスタートを決めて彼らにプレッシャーを掛けたいです。F1マシンは風に弱いので、このサーキットでは風が勝負の行方を左右します。昨日は低速コーナーに苦しみましたが、それも改善しつつあります。セッティングの方向性は固まったと思いますし、今日は楽しくドライビングできました。やるべきことはやっているので、明日は走るだけです。表彰台のできるだけ上でフィニッシュしたいと思います」

    ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
    「予選の走りには満足しています。レーシング・ポイントと同等のタイムを出し、Q3に進めるだけの走りができていましたので、チームとしてもいい仕事ができたと思います。明日の決勝は11番グリッドからのスタートなので、タイヤを自由に選択できますし、いい結果が出せると思っています。昨日よりも前進できていますし、明日は10位以内に入ってポイントを獲得したいです」

    アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)
    「今日よりも昨日のほうがいい走りができましたが、明日の決勝が重要です。FP3であまり走行ができなかったので、予選でスピードを掴むのに苦労しました。風向きが頻繁に変わり、それに対応したセッティングも必要なので、簡単ではありませんでした。予選Q2はとても拮抗していて、少しのタイム差が大きなグリッド順の違いになりました。明日のスタートは自由なタイヤ選択ができますし、それを活かしてポイントを獲得できるよう気持ちを入れ替えて走ります」

    ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)
    「いいラップタイムが出せていたので満足しています。セッティングを変えて、マシンのフィーリングがよくなりました。いくつかのコーナーでは改善できてよかったのですが、ストレートだけはピエール(ガスリー)と比べてまだ少しタイムが落ちています。明日はペナルティーで5グリッド降格してのスタートなので簡単ではありませんが、感触は悪くありません。ポイント獲得を目標に、できるだけプッシュします」

  • アルファタウリ・ホンダF1 「11番手のガスリーは戦略に特化できる」

    アルファタウリ・ホンダF1 「11番手のガスリーは戦略に特化できる」

    アルファタウリ・ホンダF1のテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが、F1イギリスGPの予選を振り返った。

    F1イギリスGPの予選ではピエール・ガスリーが、10番手でQ3に進出したランス・ストロール(レーシング・ポイント)と同タイムだったが、タイムを記録した順番によって11番手。ダニール・クビアトは14番手だったが、ギアボックス交換による5グリッド降格ペナルティによって19番手からスタートする。

    「昨日と今日のFP3で学んだことは、今回のイベントで導入した新しいパーツと金曜日に調査した新しいセットアップの方向性の組み合わせがここシルバーストンで統合されて改善されたパッケージになったことを示していることだ。両方のドライバーが活用できており、それはポジティブなことだ。しかし、ミッドフィールドは非常に競争的であり、我々はこの軌道を継続していく必要がある」

    「Q1自体は予想通りの展開だった。問題なくセッションをナビゲートできた。だが、Q2は赤旗によって妨げられた。2台とも1回目の走行のために出て行ったところだった。そのため、セッションの最後に1度しかチャンスがなく、理想的ではなかった。ピエールは最後の走行でストロールと同タイムを記録したが、セッションでの順番が遅かったことで、10番手ではなく、11番手となった。ダニールは14番手だが、残念ながら、ギアボックス交換によって5グリッド降格ペナルティを受ける」

    「ある意味ではQ3に進めなかったのは残念だが、11番手に一台いることは戦略の選択肢が増えるので、スタートからミッドフィールドでの戦いに特化できるはずだ。ダニーに関しては、彼を同じ立場に置くためにもっと創造的でなければならないだろう」

  • ダニール・クビアト 「気持ちを切り替えてポイントを目指したい」

    ダニール・クビアト 「気持ちを切り替えてポイントを目指したい」

    アルファタウリ・ホンダF1のダニール・クビアトは、F1イギリスGPの予選でQ2敗退を喫して14番手。“気持ちを切り替えてポイントを目指したい”と語った。

    ダニール・クビアトはQ3進出から0.2秒遅れとなる14番手だったが、ギアボックス交換のペナルティーで決勝は19番グリッドからスタートする。

    「今日よりも昨日のほうがいい走りができたが、明日の決勝が重要だ」とダニール・クビアトはコメント。

    「FP3であまり走行ができなかったので、予選でスピードを掴むのに苦労した。風向きが頻繁に変わり、それに対応したセッティングも必要なので、簡単ではなかった」

    「予選Q2はとても拮抗していて、少しのタイム差が大きなグリッド順の違いになった。明日のスタートは自由なタイヤ選択ができるし、それを活かしてポイントを獲得できるよう気持ちを入れ替えて走る」

    関連:F1イギリスGP 予選:ハミルトンPP獲得でメルセデスが1列目独占。3番手のフェルスタッペンとは1秒差

  • ピエール・ガスリー 「明日は10位以内に入ってポイントを獲得したい」

    ピエール・ガスリー 「明日は10位以内に入ってポイントを獲得したい」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、F1イギリスGPの予選Q2で10番手のランス・ストロール(レーシング・ポイント)と同タイムだったが、タイムを記録した順番が遅かったピエール・ガスリーが11番手となった。

    開幕3戦でレッドブル・ホンダよりも速いとの評価があったレーシング・ポイントとQ3を争えたのはポジティブな結果だが、実際にはストロールはミディアム、ガスリーはソフトとタイヤが異なった。ピレリによるとソフトとミディアムの差は0.9秒だ。

    「予選の走りには満足している。レーシング・ポイントと同等のタイムを出し、Q3に進めるだけの走りができていたので、チームとしてもいい仕事ができたと思う」とピエール・ガスリーはコメント。

    「明日の決勝は11番グリッドからのスタートなので、タイヤを自由に選択できるし、いい結果が出せると思っている。昨日よりも前進できているし、明日は10位以内に入ってポイントを獲得したい」

    F1イギリスGP タイム差l関連:F1イギリスGP 予選:ハミルトンPP獲得でメルセデスが1列目独占。3番手のフェルスタッペンとは1秒差

  • ホンダF1:2020年 第4戦 F1イギリスGP 金曜フリー走行レポート

    ホンダF1:2020年 第4戦 F1イギリスGP 金曜フリー走行レポート

    F1イギリスGPのレースウイーク初日は厳しい暑さの中始まり、FP1でレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがトップタイムをマークする好スタートを切った。

    FP1は気温が34℃に達する中で行われ、フェルスタッペンは1分27秒422と後続におよそ0.5秒差のトップタイム。チームメートのアレクサンダー・アルボンは、前戦のハンガリーからアップデートした新しいコンポーネントに苦戦しながらも、トップ4入りを果たした。

    アルファタウリ・ホンダのダニール・クビアトは10番手につけ、そのわずか0.041秒差でピエール・ガスリーが11番手と続いた。

    FP2はさらに気温が上がる中で行われ、アルボンがトップとわずか0.1秒以内の差で2番手を走行した。しかし、セッション中盤に差し掛かったとき、アルボンは高速コーナーでコースアウト。コースバリアにクラッシュして走行を終えることを与儀なくされた。幸いアルボンにケガはなく、メディカルセンターからも無事に帰ってくることができた。

    このアルボンのクラッシュにより赤旗中断となり、何人かのドライバーたちはこのFP2で燃料タンクが軽い状態でのタイムアタックを行うことができなかった。タイムアタックができたガスリーは8番手タイム。一方でロングランにフォーカスを置いたフェルスタッペンとクビアトはそれぞれ14番手、15番手でセッションを終えた。

    このレースウイークは徐々に気温が下がる予報だが、ホンダF1は今日得たデータを活用し、明日以降のセッションに臨む。

    田辺豊治(ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日のイギリスグランプリ初日には、過去3戦で得たデータをもとに、パワーユニット(PU)のマネジメントやドライバビリティの改善を行った上で臨んでいます。外気温が30℃を超え、暑い中でのセッションになりましたが、PUとしては特に問題なく機能しています。明日以降は気温の低下が予想されていますので、今日入手したデータを参考に気温の変化に合わせたセットアップを準備していきます。なお、FP2でのアルボン選手のクラッシュによるPUへの影響については、今晩の作業で状態の確認を行います」

    アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)
    「FP2でのアクシデント以外は、今日はとてもポジティブな結果の一日になりました。大したことはなく、僕自身も無事でした。リアが流れてしまい、マシンを制御することができませんでした。持ち直したと思ったのですが、リアの挙動を失ってしまいました。何が起こったのかデータを解析したいと思います。チームとしては、大きな一歩を踏み出せた初日だったと思います。今日はあまり期待できないと予想していたのですが、FP1を走りだしてみるとマシンの感触もよく手応えを感じることができました。もちろんメルセデスはまだすべてのポテンシャルを見せているとは思っていませんが、僕たちのチームのマシンのほうがバランスがよさそうに見えたので、より理解できているのではないでしょうか。明日は風や気温が今日とは大きく変わりそうなので、リセットされるような気持ちですが、今のところとてもいい方向に進んでいると思います」

    ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
    「シルバーストンに今年も戻ってこれてうれしいです! シーズン通して行われるサーキットの中でも、指折りのサーキットの1つだと思います。多くの周回を走ることができ、予定していたテストも終えることができたので、いいスタートを切れたのではないでしょうか。しかし、まだマシンの感触にはしっくりきていません。今夜の作業で正しい方向に改善できれば、明日はさらにいいパフォーマンスを発揮できる自信があるので楽しみです」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
    「FP2でアタックラップ中にブロックされてしまい、思うようなアタックができずに終わってしまいました。しかし今日は悪くない初日になったと思います。改善を重ねた新しいマシンパーツをテストしましたが、いい方向に作用しているようなので安心しています。もちろんまだ多くの改善点は残されていますし、レースウイークの金曜日は他のチームが何をしているのかは分かりません。マシンにいい手応えは感じていますが、引き続き改善に努めていきます。ロングランでも調子はよさそうですが、このレースウイークにかけて天気が変動していきそうなので、どう状況が変わっていくかはまだ分かりません。総合的にはポジティブな初日を迎えることができたと思います。明日、自分たちが本当にどのポジションにいるかが分かるでしょう」

    ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)
    「FP2の中盤、ニュータイヤでの走行中に赤旗となってしまい、十分に走ることができなかったものの、レースウイーク初日は成果を得られたと思います。ニュータイヤでの走行をあきらめ、セッションの残りはユースドタイヤで走らなくてはならなかったのが少し残念でした。それ以外は、予定していたテストもいくつかこなすことができましたし、マシンのバランスにも手応えを感じました。今夜データの解析に努め、明日に向けて何を改善できるか見つけていきたいと思います」

  • アルファタウリ・ホンダF1 「新しいパーツやセットアップアイテムを試した」

    アルファタウリ・ホンダF1 「新しいパーツやセットアップアイテムを試した」

    アルファタウリ・ホンダF1のチーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズが、2020年のF1世界選手権 第4戦 F1イギリスGPの初日の作業を振り返った。

    「最初の非常に集中的なトリプルヘッダーを終えてファクトリーに戻ることができ、チームは開幕3レースから集めたデータを理解するとともに、AT01の欠点を理解しようと懸命に努力を重ねた」とジョナサン・エドルズはコメント。

    「テストしたいくつかの新パーツ以外にも、シルバーストンには複数のセットアップアイテムを持ち込み、マシンパフォーマンスを改善しようとしているため、忙しい金曜日だった。路面温度が非常に高かったため、残りの週末は気温が下がる見込みのため、今日の結果はそれを念頭においておく必要がある」

    「実際、路面温度がかなり問題で、オーバーヒートしやすく、特にここはかなりの気圧で走らなければならないため、比較的に涼しく気圧も低かったこれまでのレースとは全く異なる部分でマシンを操る必要がある」

    「テストプログラムに取り組んだものの、残念ながら、望んでいたようにはスムーズに進まなかった。パフォーマンスに関しては、FP1は前進を感じたものの、FP2は赤旗もあり、トラフィックの影響もあってショートランで履いたオプションタイヤを最大に生かせなかった。まだパフォーマンスが残っているということなので、その点はポジティブだ。すべてのデータを見直し、残りの週末に向けてすべてをまとめ、できる限りベストなセットアップに仕上げていかなければならない」

  • ダニール・クビアト 「マシンのバランスに手応えを感じた」

    ダニール・クビアト 「マシンのバランスに手応えを感じた」

    アルファタウリ・ホンダF1のダニール・クビアトは、2020年のF1世界選手権 第4戦 F1イギリスGPのフリー走行2回目にニュータイヤでの走行が赤旗で妨げられて15番手となったが、マシンバランスには手応えを感じていると語る。

    ニュータイヤの走行を終えたダニール・クビアトは、ロングランに焦点を当ててセッションを終えている。

    「FP2の中盤、ニュータイヤでの走行中に赤旗となってしまい、十分に走ることができなかったものの、レースウイーク初日は成果を得られたと思う」とダニール・クビアトはコメント。

    「ニュータイヤでの走行をあきらめ、セッションの残りはユースドタイヤで走らなくてはならなかったのが少し残念だった。それ以外は、予定していたテストもいくつかこなすことができたし、マシンのバランスにも手応えを感じた」

    「今夜データの解析に努め、明日に向けて何を改善できるか見つけていきたいと思う」

  • ピエール・ガスリー 「さらにいいパフォーマンスを発揮できる自信がある」

    ピエール・ガスリー 「さらにいいパフォーマンスを発揮できる自信がある」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、2020年のF1世界選手権 第4戦 F1イギリスGP初日のフリー走行で8番手タイムを記録。マシンを改善してさらにいいパフォーマンスを発揮する自信があると手ごたえを語った。

    前戦ハンガリーGPではPUトラブルだけでなく、マシンバランスにも苦しめられたピエール・ガスリーだが、シルバーストンでは安定した走りをみせて、FP2ではルノー勢を上回って8番手タイムをマークした。

    「シルバーストンに今年も戻ってこれてうれしい! シーズン通して行われるサーキットの中でも、指折りのサーキットの1つだと思う」とピエール・ガスリーはコメント。

    「多くの周回を走ることができ、予定していたテストも終えることができたので、いいスタートを切れたのではないだろうか。でも、まだマシンの感触にはしっくりきていない。今夜の作業で正しい方向に改善できれば、明日はさらにいいパフォーマンスを発揮できる自信があるので楽しみだ」

  • ダニール・クビアト、ギアボックス交換で5グリッド降格 / F1イギリスGP

    ダニール・クビアト、ギアボックス交換で5グリッド降格 / F1イギリスGP

    アルファタウリ・ホンダF1のダニール・クビアトは、新しいギアボックスに交換したことで、F1イギリスGPの決勝で5グリッド降格ペナルティを受けることになった。

    ダニール・クビアトは、12位でフィニッシュした第3戦ハンガリーGP後にギアボックスに問題が発見され、土曜日の朝にAT01のギアボックスを交換。チームメイトのピエール・ガスリーも交換したが、前戦でリタイアしていたためペナルティは科せられない。

    ダニール・クビアトは、今シーズンまだQ3に進出することができておらず、金曜日のFP2で15番手タイムだった。ただし、レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンの大クラッシュによる赤旗でソフトタイヤの走行が妨げられた。

    それでも、ダニール・クビアトは、ポジティブな金曜日だったと語る。

    「とても良い、生産的な1日だった」とダニール・クビアトはコメント。「残念だったのは、赤旗が新しいタイヤでの走行の直後に出てしまったことだ。ラップを中止して、ユーズドのタイヤで改めて走行する必要があったため、少し妥協を強いられた」

    「それ以外では今日は多くのことを学んだと思うし、全体的にバランスにとても満足している。明日に関してはいつも通りタイトになるだろうし、今夜はいくつかのことを整理して、明日のために何ができるかを分析する必要がある」

    「状況が変化する場合、私たちは警戒する必要があるし、どのような変化が予想されるかを理解する必要がある。FP3ではそれらの変化を理解することが重要になる」

    ピエール・ガスリーは午後に8番手タイムを記録するポジティブな1日を過ごした。

    「生産的だったし、僕たちは多くのことを行った」とピエール・ガスリーは語る。「まだ望み通りのバランスは得られていないけど、パフォーマンスに関してはこれまでのところ問題ない。明日と日曜日はコンディションが大きく異なるだろう」

    「これまでのところ、ハンガリーの週末で走ったよりも2つのセッションで多くの周回数を走り込めていると思う。運転していて感触は悪くないけど、マシンをあるべき場所に仕上げるにはまだかなりの作業が必要だ。明日そこを補っていきたい」

  • ホンダのF1エンジン、メルセデスとの差は30馬力 / 2020年のF1世界選手権

    ホンダのF1エンジン、メルセデスとの差は30馬力 / 2020年のF1世界選手権

    ホンダの2020年型F1エンジンのメルセデスとの差は30馬力だと開幕戦3戦のGPSデータを元に Auto Motor und Sport が算出している。

    F1パワーユニット時代の7年目となる今年、再びエンジンの馬力が脚光を浴びている。特にメルセデスは冬の間に大きな進歩を果たし、カスタマーのレーシング・ポイントとウィリアムズは特にエンジンパワーが物を言う予選で大きな飛躍を遂げている。

    2014年にF1にパワーユニットが導入され以降、メルセデスは最強のエンジンとして君臨していた。フェラーリのF1チーム代表を務めるマッティア・ビノットは「2014年に我々はメルセデスより80馬力劣っていた」と認める。ルノーも50馬力の差がると語っており、1年遅れて2015年からF1に復帰したホンダは100馬力の差があったともいわれていた。

    その後、レギュレーションの安定とともにエンジンパワーの差も収束していたが、2018年からフェラーリのF1エンジンが大きく改善。そして、2019年には疑惑のシステムによって、メルセデスのF1チーム代表トトヴォルフいわく「時には最大70馬力の差があった」と語っている。ルノーとホンダはメルセデスに追いつき、ルノーのエンジン責任者であるレミ・タフィンは、4つのエンジンメーカーの差は20馬力以内だと語っていた。

    2019年にフェラーリとのエンジン面での大きな差を痛感したメルセデスは、2020年にむけて“燃え尽き症候群”になるくらいにエンジンを開発。その一方で、フェラーリは大きくパフォーマンスを落としている。

    Auto Motor und Sportは、開幕3戦のGPSデータを元に各エンジンメーカーの馬力を算出。エンジンパワーが最大モードに上げられる予選の最初のセクターのデータを分析した。開幕戦オーストリアGPでは、レッドブルとフェラーリがダウンフォースを削り、ルノーとマクラーレンがドラッグを削っていたことでバラツキがあったが、ハンガリーGPではすべてのマシンが最大のパフォーマンスで走行していたため、正確な数値が出せるとした。

    分析の結果、2020年の最強エンジンはメルセデスとなった。馬力数は出していないが、今年のエンジンは1000馬力の大台に乗せてきた可能性がある。メルセデスとレッドブル・ホンダのパワーによる差は0.4~0.5秒差だと推定している。

    2番手に25馬力差でルノー、3番手にホンダ、4番手に50馬力差でフェラーリだと結論付けた。

    ルノーとホンダの際は5馬力とほぼ同等。予選モードではルノーに分があり、決勝でのドライバビリティではホンダの方が優れているとまとめている。

    ちなみに各エンジン別の昨年との予選のタイム差では、メルセデス勢がレッドブル・リンクで0.62秒、ハンガロリンクで1.75秒、ルノー勢はレッドブル・リンクで0.48秒、ハンガロリンクで0.85秒、ホンダ勢はレッドブル・リンクで0.18秒、ハンガロリンクで0.45秒増加。逆にフェラーリはレッドブル・リンクで0.87秒、ハンガロリンクで0.1秒遅くなっている。