カテゴリー: スクーデリア・アルファタウリ

  • ダニール・クビアト、70周年記念GPでF1参戦100戦目の節目

    ダニール・クビアト、70周年記念GPでF1参戦100戦目の節目

    アルファタウリ・ホンダF1のダニール・クビアトは、2020年のF1世界選手権 第5戦 70周年記念GPでF1参戦100戦目という節目を迎える。

    金曜フリー走行を終えたダニール・クビアトは「実りのある走行ができて、いい金曜日になった。引き続きタイヤの分析を進め、理解を深めていきたい。今日集めたデータを解析し、予選と決勝をいい状態で走りたいと思う」と語った。

    ロシア・バシコルトスタン共和国のウファに生まれたダニール・クビアトは、多くのトップカートレーサーと同じように、故郷を離れイタリアの熾烈なカートシーンへ身を投じた。

    カート時代に『KF3ヨーロッパ選手権』総合3位・『WSKインターナショナルシリーズ』総合2位という実績を残したあと、『フォーミュラBMW』へ進んでシングルシーターデビューを果たす。

    2010年シーズンに『フォーミュラBMWヨーロッパ選手権』で総合10位に入ったダニールは、『フォーミュラBMWパシフィックシリーズ』にゲストドライバーとしてスポット参戦、8戦2勝・表彰台3回を記録した。

    2014年シーズンはスクーデリア・トロ・ロッソからF1デビューを果たすと、翌2015年シーズンにはレッドブル・レーシングへ昇格。その後、2016年シーズン開幕4戦後にマックス・フェルスタッペンとシートを交換する形で古巣のスクーデリア・トロ・ロッソに復帰すると、復帰初戦の『スペインGP』で同チーム史上初のファステストラップを記録した。

    2017年シーズンもカルロス・サインツの僚友としてトロ・ロッソからF1参戦するが、第15戦終了後に短期間ながら開発ドライバーとしてフェラーリへ移籍し、チームを離脱。しかし、2019年シーズンにトロ・ロッソに電撃復帰する。

    彼のトロ・ロッソでのキャリアは2019年シーズン中盤から実を結び始めており、『ドイツGP』での堅実なパフォーマンスは彼に3位表彰台をもたらした。

  • ピエール・ガスリー 「まだベストなセッティングを見つけられていない」

    ピエール・ガスリー 「まだベストなセッティングを見つけられていない」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、2020年のF1世界選手権 第5戦 70周年記念GPの初日のフリー走行を13番手で終えた。

    FP1を11番手で終えたピエール・ガスリーは、FP2では13番手に後退。どちらのセッションもチームメイトのダニール・クビアトから遅れをとっており、まだマシンのベストなセッティングを見つけられていないと語る。

    「先週ほどマシンのフィーリングがよくなかったので、様々なことをテストした」とピエール・ガスリーはコメント。

    「いろいろなセットアップを試したけど、まだベストなセットアップを見つけられていない。先週と同じようにいい状態にするために、もっと分析が必要だ。ライバルとの差は小さいけど、予選でQ3に進むためにはもっとパフォーマンスを上げる必要があると思う」

    関連:F1 70周年記念GP フリー走行2回目:ハミルトン首位でメルセデスが大差。レッドブルF1のフェルスタッペンは4番手

  • ピレリ 「クビアトのクラッシュはタイヤ自体の問題が原因ではなかった」

    ピレリ 「クビアトのクラッシュはタイヤ自体の問題が原因ではなかった」

    F1の公式タイヤサプライヤーであるピレリは、F1イギリスGPのダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)のクラッシュの分析結果を発表。クラッシュはタイヤがパンクしたことで発生したが、タイヤ自体に問題があったわかではなく、ホイールリム内のメカニカルな問題が原因だったと述べた。

    ダニール・クビアトは、F1イギリスGPの12周目に高速コーナーのマゴッツ(ターン10)からベケッツ(ターン13)にかけてのセクションでマシンのコントロールを突然失ってクラッシュ。

    レース後の映像ではリアタイヤのパンクが見られたため、ピレリはダニール・クビアトが装着していたタイヤをミラノに送り、追加のチェックを実施した。

    ピレリは、クラッシュはタイヤが原因であったとしても、インシデントを引き起こしたのはタイヤではなかったと述べた。原因はホイールリム内部の別のメカニカルな問題が原因でタイヤのビードが故障し、クラッシュにつながったと説明した。

    「スクーデリア・アルファタウリとともに、F1イギリスGPの12周目にダニール・クビアトがウォールに衝突したインシデントの正確な原因について調査を終えた」とピレリは声明で述べた。

    「別のメカニカルな問題により、右リアホイールリムの内側が過熱し、タイヤのビード(タイヤのゴムとホイールを接続している部分)が焼けた。その結果、ビードはタイヤをリムにシールできなくなった」

    「これがその後のパンクを引き起こした原因であり、タイヤ自体は事故の原因に関与してない」

    ダニール・クビアトは、F1イギリスGPでのクラッシュについて「振り返ってみると、クラッシュを回避するために僕ができることは何もなかった、ギアボックスに問題があり、その瞬間に多くのスイッチを押していた」とダニール・クビアトは語った。

    「すべてのラップでそうしていたし、クラッシュまでの2〜3周では多くの変更を行っていた」

    「パンクしてタイヤが壊れた瞬間をスクリーンを見ていた。何が起こったのか本当に理解できなかった。とても奇妙で紛らわしい出来事だった。キャリアの中でこれほど高速コーナーでタイヤが壊れたことは一度もなかった」

    「最初は縁石や芝生が原因かもしれないと思ったけど、もちろん、振り返ってみると、僕ができることはまったくなかった。硬いウォールではなく、タイヤバリヤにヒットしたのは幸いだった。あと数メートルで固いウォールにヒットしていたからね」

    今週末の70周年記念GPにむけて、主催者はコーナーに追加なバリアを追加し、ピレリのラバーの切り込みを減らすために、様々なコーナーの縁石を変更している。

  • ピエール・ガスリー 「レッドブルF1時代に経験豊富なエンジニアを求めた」

    ピエール・ガスリー 「レッドブルF1時代に経験豊富なエンジニアを求めた」

    ピエール・ガスリーは、昨年中旬にトロロッソ(現アルファタウリ)に降格する前に、レッドブル・ホンダに経験豊富なレースエンジニアをつけてくれるよう求めていたと語る。

    ピエール・ガスリーの後継者であるアレクサンダー・アルボンは、マックス・フェルスタッペンに対するシーズン序盤のパフォーマンスに周囲からのプレッシャーが高まり続けている。

    先週末のF1イギリスGPに先立ち、レッドブル・ホンダはこれまでアレクサンダー・アルボンのレースエンジニアだったマイク・ラッグをファクトリー勤務に降格させ、過去にマーク・ウェバーやダニエル・リカルドとレースに勝利した経験豊富なサイモン・レニーに後退した。

    「レッドブルは、そうすることが正しいと思ったので、そうしたんだと思う」とピエール・ガスリーは Formule 1 に語った。

    ピエール・ガスリー自身、昨年トロロッソに降格する前に、レッドブルに経験豊富なエンジニアを求めていたことを明らかにした。

    「正直言うとイエスだ」とピエール・ガスリーは語った。

    「僕は1年しかF1にいなかったので、ほとんど経験がなかった。自分が速いことはわかっていたけど、もっと経験のある人が望ましかった。僕とは異なり、F1に新しくない人をね」

    「僕たちが望んでいたほど競争的でなかった理由はもっとあるけど、それが僕をより難しい状況に置いた」

    「僕はそれらの理由を分かっているし、レッドブルもそうだ。僕たちはどちらももっとうまくいった可能性があることをわかっている。でも、今ではそれは過去のことだ」

    ピエール・ガスリーは、現在のシートに満足していると主張しており、プレッシャーのかかっているアレクサンダー・アルボンをうらやましく思ってはいないようだ。

    「ドライバーとして、自分のベストを尽くすことができているので、今の自分のいる場所の方が満足しているかもしれない。だからといって、僕は違う人間になったわけではない」

    アレクサンダー・アルボンに関しては、ピエール・ガスリーは次のように結論付けた。

    「アレックスがなぜ苦労しているのかはわからないけど、4戦で僕はより遅い車で2回彼の前にいた」

  • ホンダF1:2020年 第4戦 F1イギリスGP 決勝レポート

    ホンダF1:2020年 第4戦 F1イギリスGP 決勝レポート

    2020年のF1世界選手権 第4戦 F1イギリスGPの決勝レースがシルバーストン・サーキットで開催され、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが2戦連続の2位表彰台でフィニッシュした。さらに、トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが7位、アレクサンダー・アルボンが8位に入賞し、ホンダF1パワーユニット勢は3台がポイント獲得を果たした。

    レースは、オープニングラップの最終コーナーで、アルボンとケビン・マグヌッセン(ハース)が接触し、早くもセーフティカー導入となる。

    アルボンは、このセーフティカー走行が明けた直後の7周目にピットインし、ハードタイヤに交換。ここからロングスティントを目指す戦略を採りますが、接触によって5秒加算のタイムペナルティーを科される。

    2台のアルファタウリ・ホンダは、ポイント圏内が目前となる位置で走行し、ダニール・クビアトはアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)をオーバーテイク。ガスリーが11番手、クビアトが12番手となって追い上げを目指す。しかし、その直後の11周目にクビアトがクラッシュ。高速コーナーのマゴッツ(ターン10)からベケッツ(ターン13)にかけてのセクションでマシンのコントロールを突然失ったが、幸いにもケガはなかった。クラッシュの原因についてはレース後に調査が行われている。

    これによって再びセーフティカーが導入されると、このタイミングで各車はピットへ入り、ハードタイヤに交換。ここからチェッカーフラッグまで走りきる戦略に切り替えた。先にタイヤ交換を済ませていたアルボンは、30周目に2度目のピットインを行い、ミディアムタイヤに交換するとともにタイムペナルティーを消化する。

    11番手を走行していたガスリーは、レース終盤にかけて追い上げを見せる。フェラーリのセバスチャン・ベッテルの背後につけると、ターン15のストウで外側からオーバーテイクに成功すると、その後のターン1でランス・ストロール(レーシングポイント)もパスして、9番手までポジションを上げる。

    その後方にいたアルボンも、ベッテルとストロールをかわして10番手に。また、フェルスタッペンは後ろを大きく引き離し、3番手を盤石なものとして最後の3周に入る。

    そのとき、フェルスタッペンの前方を走行していたバルテリ・ボッタス(メルセデス)が、タイヤにパンクを喫してスローダウン。フェルスタッペンが2番手の座を手に入れると、後方との差も十分だったことから、チームはピットインさせてソフトタイヤに交換し、ファステストラップを目指すとともにタイヤを万全な状態にする。

    こうしてファイナルラップに入った瞬間、首位を行くルイス・ハミルトン(メルセデス)にもパンクが発生してスローダウン。約30秒差で2番手につけていたフェルスタッペンは、ファステストラップをマークしながらその差を詰めたが、捉える一歩手前でチェッカーフラッグとなり、2位でフィニッシュした。

    また、カルロス・サインツ(マクラーレン)も同様にパンクが発生し、ガスリーとアルボンがポジションアップ。一度は後方でのレースを強いられた2人だったが、見事な追い上げで、それぞれ7位、8位でのフィニッシュを果たした。

    田辺豊治(ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日のイギリスGP決勝ではレッドブル・ホンダのフェルスタッペン選手が安定した走りを見せ、2位でフィニッシュし、3戦連続となる表彰台を獲得しました。ライバルがトラブルを抱えたレース最終周にはトップに詰め寄るエキサイティングな展開となりました。最終的には2位で終わりましたが、高速サーキットでこの成績を得られたことは前向きにとらえています。7位に入賞したScuderia AlphaTauriのガスリー選手も素晴らしいオーバーテイクを見せて、ポイント獲得を果たしました。序盤の接触により苦しい展開になったRed Bull Racingのアルボン選手は、チームのタイヤ戦略が功を奏し、終盤に素晴らしいペースでいくつものオーバーテイクを見せました。他車のトラブルに助けられたところもありますが、ポイントを獲得できたことはよかったと思います。Scuderia AlphaTauriのクビアト選手は、トラブルにより突然マシンのコントロールを失いクラッシュを喫し、唯一のリタイアとなりました。いいペースを見せていただけに非常に残念です。セーフティカーの導入や終盤のタイヤトラブルなど、波乱含みの展開ではありましたが、昨日の予選結果を大きく挽回して3台が入賞できたことは、この先のシーズンに向けてポジティブな結果だったと思っています。来週はまた同じサーキットでのレースになりますので、今週得られたデータを分析し、さらなるパフォーマンス向上を目指して準備を進めます」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
    「勝利の可能性があったのだから、ソフトタイヤに履き替えるためにピットインすべきではなかったと言われるのは分かります。後からこういうことを言うのは簡単ですが、僕は全く後悔していませんし、ファステストラップを狙ってピットストップを行ったのは正しい決断だったと信じています。僕にもパンクの可能性はありましたし、現代のF1でこのようなことが起こるのは非常に稀ですから、僕らの行動は正しかったと思います。今日メルセデスが勝利を手にしたのは僕らより速かったからですし、ルイス(ハミルトン)がラッキーだったという人もいますが、首位を走行中にパンクを喫するのは不運ですし、ボッタスも同様です。3位が最大の結果かと思われたレースで2位ということに満足していますし、ポイントも稼ぐことができました。メルセデスには一周あたり0.4~0.5秒離されていましたが、後方のマシンに対しては1秒ほど速いペースだったので、孤独なレースでした。エンジニアに無線で水分補給を忘れないように伝える余裕があったほどです(笑)。ほかにできるのは羊を数えることくらいでした。来週はタイヤ選択が戦略に影響を及ぼすので、かなり違った展開になると思います。メルセデスとの差は冷静に捉えていますが、今日の僕らのように、プッシュし続けていきます」

    ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
    「今日の7位は、僕らにとって素晴らしい結果です!力強いレースができて、僕にとってはベストレースの一つと言えるかもしれません。この結果は予想以上で、ポイント獲得の可能性はあると思っていましたが、最初のセーフティカーのタイミングが不利に働いたことで、厳しい展開になりそうでした。その時点では12番手で、集団の中でバトルをしていました。タフな戦いでしたが楽しむことができて、ベッテル、ストロール、ジョビナッツィと素晴らしいバトルを繰り広げました。セバスチャンに近づくのに苦戦しましたが、一撃でパスしなければならないと覚悟していました。フェラーリをアウトサイドからオーバーテイクするなんて、なかなかないので、心から楽しみました!マシンの感触はよく、どこを改善すべきかも分かっているので、次戦ではさらなる前進ができることを願っています」

    アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)
    「8位は望んだ結果ではありませんが、マシンにダメージを受けて、さらにペナルティーも科されてのものです。ケビン(マグヌッセン)とのインシデントは、50/50だと思います。彼がミスをしてスペースを開けたので、僕はオーバーテイクを試みました。彼が僕のことを見ておらず、スペースを閉めてきたのに気付き後ろに下がろうとしましたが、接触してしまいました。コーナーの進入スピードの差が大きく、避けられませんでした。今週末は課題が多かったのですが、ベストを尽くしましたし、レースペースは十分あったので巻き返すことができました。シルバーストンは大好きなサーキットなので、来週またここでレースがあるのはうれしいですし、今週学んだことをフリー走行から活用していけると思います」

    ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)
    「わずかな時間で終わってしまいましたが、今日はとても強いレースができたと思います。スタートはよく、ペースはかなりよかったので、いくつもオーバーテイクをして追い上げていくことができました。いい結果が出せると思っていたところ、突然ターン10でマシンのリアを失いました。普段から、まずは自分に責任があると考えるので、原因は自分だと思いましたが、映像を見返すと僕のコントロールが及ばない範囲で何かが起こっているように見えたので、データをすべてチェックして何が問題だったのかを理解する必要があります。今日はポイントが獲得できるはずだったので残念ですが、また来週トライしていきます」

  • アルファタウリ・ホンダF1 「ガスリーの7位はアップデートの効果を実証」

    アルファタウリ・ホンダF1 「ガスリーの7位はアップデートの効果を実証」

    アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストとテクニカルサービスのジョディ・エギントンが、2020年のF1世界選手権 第4戦 F1イギリスGPの決勝レースを振り返った。

    11番手からスタートしたピエール・ガスリーが、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)やランス・ストロール(レーシング・ポイント)をオーバーテイクする好パフォーマンスを見せて7位入賞。

    19番手からスタートしたダニール・クビアトは序盤に12番手まで順位を上げていたが、リアタイヤのパンクと見らえるトラブルによってマゴッツでクラッシュ。リタイアでレースを終えた。

    フランツ・トストは「我々はいくつかの新しいパーツとともにシルバーストンに入り、非常に楽観的だった。週末の初めから、我々は全てのフリープラクティスセッションを通して良いパフォーマンスを示すことができた」とコメント。

    「何らかの理由で予選ですべてをまとめることができなかった。ピエールの11番グリッドは自由にタイヤを選択できるので実際にはかなり幸運だったがね」

    「ピエールは素晴らしいレースを戦い、多くのマシンをオーバーテイクした。我々はセーフティカー期間中に彼をピットに入れることを決断した。残念ながら、それはダニールの事故によるものだったが、ハードタイヤに交換してそれがかなりうまくいった。7位という結果はチームに良いポイントをもたらしてくれた」

    「ダニールは5グリッド降格ペナルティにより、19番手という後方からレースをスタートしたが、良いスタートを切り、すぐに非常に競争力をみせ、12番手のピエールに追いついていた。実際、彼はマゴッツで事故に遭ったときには彼の後ろにいた。調査する必要があるが、リアタイヤのパンクによるものであるように思われる。だが、最も重要なことは彼が怪我をせずにクルマから降り、完全に元気なことだ。彼は素晴らしいペースを示していたので本当に残念だ。彼もポイント圏内でフィニッシュできたと思っている」

    「今は来週のシルバーストンでの2番目のレースを楽しみにしている」


    テクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンは「今日のレースは終盤に多くのドラマが提供され、エキサイティングだったのは確かだ」とコメント。

    「ピエールは素晴らしいレースをしてくれた。数回の優れた追い抜きを成功させ、本当に重要なときにハードにプッシュすることができるようにペースとタイヤをうまく管理していた」

    「ダニーも12周目まで良いペースを示していたし、今日彼はポイントを獲得することはできなかったが、来週は挽回できると確信している」

    「今日のパフォーマンスは我々がここに持ち込んだアップデートが結果を出していることをさらに実証した。これから来週に我々のパッケージからさらに多くを引き出せるようにデータを検証していく」

    「今日はチーム全体が素晴らしい仕事をしてくれたし、現場とファエンツァとバイチェスターの全員によるハードワークにふさわしい結果を達成することができた」

  • ダニール・クビアト 「僕のコントロールが及ばない範囲で何かが起こった」

    ダニール・クビアト 「僕のコントロールが及ばない範囲で何かが起こった」

    アルファタウリ・ホンダF1のダニール・クビアトは、2020年のF1世界選手権 第4戦 イギリスGPの決勝レースをリタイアで終えた。

    19番グリッドからスタートしたダニール・クビアトだが、スタートで順位を上げ、ポイント圏内が目前となる位置で走行。アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)をオーバーテイクして、12番手で追い上げを目指す。

    しかし、その直後の11周目にクビアトがクラッシュ。高速コーナーのマゴッツ(ターン10)からベケッツ(ターン13)にかけてのセクションでマシンのコントロールを突然失った。幸いにもケガはなかった。クラッシュの原因についてはレース後に調査が行われている。

    「わずかな時間で終わってしまったけど、今日はとても強いレースができたと思う」とダニール・クビアトはコメント。

    「スタートはよく、ペースはかなりよかったので、いくつもオーバーテイクをして追い上げていくことができた」

    「いい結果が出せると思っていたところ、突然ターン10でマシンのリアを失った。普段から、まずは自分に責任があると考えるので、原因は自分だと思ったが、映像を見返すと僕のコントロールが及ばない範囲で何かが起こっているように見えたので、データをすべてチェックして何が問題だったのかを理解する必要がある」

    「今日はポイントが獲得できるはずだったので残念だが、また来週トライしていく」

  • ピエール・ガスリー 「今日の7位入賞はベストレースの一つ」

    ピエール・ガスリー 「今日の7位入賞はベストレースの一つ」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、2020年のF1世界選手権 第4戦 F1イギリスGPの決勝で7位入賞を達成。“ベストレースの一つ”だと語った。

    11番手を走行していたピエール・ガスリーは、レース終盤にかけて追い上げを見せる。フェラーリのセバスチャン・ベッテルの背後につけると、ターン15のストウで外側からオーバーテイクに成功する。

    その後のターン1でランス・ストロール(レーシングポイント)もパスして、9番手までポジションを上げる。

    その後、バルテリ・ボッタス(メルセデス)とカルロス・サインツ(マクラーレン)にパンクが発生し、ポジションアップ。7位でのフィニッシュを果たした。

    「今日の7位は、僕たちにとって素晴らしい結果だ!」とピエール・ガスリーはコメント。

    「力強いレースができて、僕にとってはベストレースの一つと言えるかもしれない」

    「この結果は予想以上で、ポイント獲得の可能性はあると思っていたけど、最初のセーフティカーのタイミングが不利に働いたことで、厳しい展開になりそうだった。その時点では12番手で、集団の中でバトルをしてした。タフな戦いだったが、楽しむことができて、ベッテル、ストロール、ジョビナッツィと素晴らしいバトルを繰り広げた」

    「セバスチャンに近づくのに苦戦したけど、一撃でパスしなければならないと覚悟していた。フェラーリをアウトサイドからオーバーテイクするなんて、なかなかないので、心から楽しんだ!」

    「マシンの感触はよく、どこを改善すべきかも分かっているので、次戦ではさらなる前進ができることを願っている」

  • ホンダF1勢、フェルスタッペンの2位表彰台を含めて3台が入賞

    ホンダF1勢、フェルスタッペンの2位表彰台を含めて3台が入賞

    ホンダF1勢は、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンの2位表彰台を含め3台が入賞するポジティブな結果を残した。

    3番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペンは、終始メルセデス勢の2台の後ろを走行することになったが、2番手を走行していたバルテリ・ボッタスがパンクによって後退したことで2位でフィニッシュ。3戦連続となる表彰台を獲得した。

    11番グリッドからスタートしたアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、終盤にセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)やランス・ストロール(レーシング・ポイント)をオーバーテイクするパフォーマンスを発揮して7位でフィニッシュ。

    12番グリッドからスタートしたレッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンは、オープニングラップでケビン・マグヌッセン(ハース)と接触。序盤にハードタイヤに6周目にハード、31周目にミディアムに交換するタイヤ戦略が奏功し、終盤にはオーバーテイクを重ねて8位入賞を果たした。

    ギアボックス交換による降格ペナルティで19番グリッドからスタートしたアルファタウリ・ホンダのダニール・クビアトは、12番手まで順位を上げていたが、13周目に右リアタイヤがパンクしてコントロールを失ってクラッシュ。レースを終えることになった。

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は「今日のイギリスGP決勝ではアストンマーティン・レッドブル・レーシングのフェルスタッペン選手が安定した走りを見せ、2位でフィニッシュし、3戦連続となる表彰台を獲得しました。ライバルがチラブルを抱えたレース最終週にはトップに詰め寄るエキサイティングな展開となりました。最終的には2位で終わりましたが、高速サーキットでこの成績を得られたことは前向きにとらえています」とコメント。

    「7位に入賞したスクーデリア・アルファタウリのガスリー選手も素晴らしいオーバーテイクを見せて、ポイント獲得を果たしました。序盤の接触により苦しい展開になったレッドブル・レーシングのアルボン選手は、チームのタイヤ戦略が功を奏し、終盤に素晴らしいペースでいくつものオーバーテイクをみせました。スクデリア・アルファタウリのクビアト選手は、トラブルにより突然マシンのコントロールを失いクラッシュを喫し、唯一のリタイアとなりました。いいペースを見せていただけに非常に残念です」

    「セーフティカーの導入や終盤のタイヤトラブルなど、波乱含みの展開ではありましたが、昨日の予選結果を大きく挽回して3台が入賞できたことは、この先のシーズンにむけてポジティブな結果だったと思っています」

    「来週はまた同じサーキットでのレースになりますので、今週得られたデータを分析し、さらなるパフォーマンス向上を目指して準備を進めます」

  • 【動画】 ダニール・クビアト、時速290kmで大クラッシュ

    【動画】 ダニール・クビアト、時速290kmで大クラッシュ

    アルファタウリ・ホンダF1のダニール・クビアトは、F1イギリスGPの決勝レースで大クラッシュを喫した。

    ギアボックス交換によるペナルティで19番グリッドからスタートしたダニール・クビアトは、好きスタートを切って14番手まで順位を上げた。だが、12番手まで順位を上げていた13周目に事故は起こった。

    クリーンエアで走行していたダニール・クビアトだが、ターン11(マゴッツ)で突然マシンのコントロールを失ってクラッシュ。時速290kmという高速でのクラッシュでマシンは大きく損傷。最初はクビアトが動かず心配されたが、幸いなことに怪我はなさそうであり、歩いて戻った。

    Sky Sportsのマーティン・ブランドルは、アームコに突き刺さる前に右リアタイヤがパンクしていたと分析。しかし、ダニール・クビアトは無線でチームに謝罪している。

    このクラッシュでセーフティカーが入り、結果的にほぼ全車がタイヤ交換を行うことになる。

    レッドブルF1のチーム代表クリスチャン・ホーナーは「幸い、ダニールは大丈夫なように見えるが、大きな事故だった。事故を起こすにはかなり厄介な場所だ」と語った。