カテゴリー: スクーデリア・アルファタウリ

  • ピエール・ガスリー 「10番手は悪くないがもう少しタイムは出せたはず」

    ピエール・ガスリー 「10番手は悪くないがもう少しタイムは出せたはず」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、2020年のF1世界選手権 第6戦 F1スペインGPの予選を10番手で終えた。

    10番手のピエール・ガスリーだが、6番手だったレッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンから0.1秒遅れ。非常にタイムの拮抗したQ3となった。

    「昨日はマシンのフィーリングがよくなくて難しい一日だったが、今日はQ3まで進むことができてよかった」とピエール・ガスリーは語る。

    「Q2でいい位置に入れたので、新品タイヤを決勝に温存することにした。ソフトタイヤを4セットしか使えないので、Q2の最初のスティントをユーズドのソフトタイヤで走ったが、いいタイムが出せた」

    「Q3は接戦だったので10番手でも悪くない結果だが、もう少しいいタイムが出せたはずなので少し悔しい。明日の決勝は激戦になると思うが、前戦の分をリカバリーするためにも、少しでも多くポイントを獲得したい」

    関連:F1スペインGP 予選:ハミルトンがPP獲得でメルセデスが1列目独占。レッドブルF1のフェルスタッペンは0.7秒差の3番手

  • ホンダF1:2020年 第6戦 F1スペインGP 金曜フリー走行レポート

    ホンダF1:2020年 第6戦 F1スペインGP 金曜フリー走行レポート

    2020年のF1世界選手権 第6戦目の開催地となったバルセロナ・カタルニア・サーキットは、レッドブル・レーシング、アルファタウリ・ホンダの両チームにとってプレシーズンテストを行った馴染みのあるサーキットだ。

    しかし、プレシーズンテストとは異なるコンディションとなったこともあり、明日以降に向けて重要なデータを得たセッションになった。

    先週のシルバーストンでのレースウイークと同じく、気温が上がったスペインGP初日の金曜日。路面温度はほぼ50℃に達し、タイヤのパフォーマンスを理解することが重要となった一日になった。

    フリー走行1回目、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは3番手、アレクサンダー・アルボンは8番手と両選手がトップ10内をマークした。アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは14番手、そしてクビアトは17番手となった。

    フリー走行2回目は、再びマックス・フェルスタッペンが3番手となり、ピエール・ガスリーが10番手でともにトップ10入りとなった。アレクサンダー・アルボン13番手、ダニールクビアト15番手となったが、クビアトと全体5番手のタイム差がわずか0.5秒と、僅差の結果となった。

    残りのレースウイークを通して今日と同じような天候が予想されている。今日の3時間の走行で得たデータを元に、このような気温・路温でどうPUの力を最大限に発揮できるかを解析し、土日に臨む。

    田辺豊治(ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「スペインGP初日、8月のバルセロナ・カタルニア・サーキットでの走行は2月のプレシーズンテストの際とは気温や路面温度などのコンディションが大きく異なる状況での走行となりました。両チームとも特にロングランペースは悪くないと感じており、PUとしても大きな問題のない一日になりました。今週末は3日間を通して本日と同じようようなコンディションが予想されていますので、本日のショートラン、ロングランのデータを解析し明日の予選、日曜日のレースに向けて最適化を進めます」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
    「マシンのパフォーマンスはまずまずの手応えで、総合的に今日はポジティブな初日になりました。1周だけのタイムアタック時は明らかにメルセデスには届かないように見えるのですが、レースで重要なロングランではマシンの調子がよさそうに感じています。先週のレースウイークと違い、今週は一番硬いコンパウンドのタイヤを使用しています。僕的にはもう少し柔らかめが好きなのですが、今回はチョイスにないようです。タイヤは扱いやすいのですが、ここは本当に暑くてたいへんです! 予選もメルセデス勢が変わらずの速さを見せると思いますが、決勝はどうなるか誰も予想できないはずです。今日の走行で手応えを感じることができたので、日曜日どのようなレースになるか今から楽しみです」

    ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
    「とても有益なレースウイーク初日になりました。周回を重ねながら、様々なテスト項目をこなすことができました。マシンに100%満足しているわけではなかったのですが、それでもFP2ではトップ10に入ることができました。しかし、先週末のように、ちょうどいいマシンのバランスが感じられないでいます。明日の予選でいいグリッドを獲得するために、マシンのバランスとパフォーマンスの向上をするべく、少し改善をして明日を万全に迎えたいと思います」

    アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)
    「FP1ではマシンにとてもいい手応えを感じることができたので、正しい方向に進めていると思います。FP2で試したことは思ったような結果にはなりませんでしたが、何が有効で何が無効かを見定める、それがレースウイークの金曜日ではないでしょうか。明日最大のパフォーマンスを発揮できるように、今夜データの解析をしていきます。先週のシルバーストーンよりも、タイヤの摩耗度合いは幾分マシだった気がします。しかし48℃もある路面温度の中でのレースは、きっとタイヤマネージメントが重要なカギとなるでしょう」

    ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)
    「今朝のセッションではトラブルなく走ることができ、実りのあるレースウイークの初日になりました。FP1の序盤に走ることができなかったのは残念ですが、FP2で遅れを取り戻すことができました。今日得たデータを集約して、明日の予選は自信を持って挑めそうです。現状のマシンの状況を理解し、トップ10入りを目指してコンマ数秒の差を縮めるべく、今夜チームと共に解析に努めます」

  • アルファタウリ・ホンダ 「予選は0.1秒で4つほど順位が変わる接戦になる」

    アルファタウリ・ホンダ 「予選は0.1秒で4つほど順位が変わる接戦になる」

    アルファタウリ・ホンダF1のチーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズが、2020年のF1世界選手権 第6戦 F1スペインGP初日のフリー走行を振り返った。

    アルファタウリ・ホンダF1は、ピエール・ガスリーが総合10番手タイム、ダニール・クビアトが総合15番手タイムで初日のセッションを終えている。

    「クルマが完全に新しかった2月に我々はここで2週間のテストを実施しており、戻ってくることができてうれしい」とジョナサン・エドルズは語る。

    「今年は例年よりも遅い時期にバルセロナにいるし、路面温度と天候が3月、そして、通常であれば5月にここで経験するものとはかなり異なるため、このトラックの多くの履歴データを鵜呑みにしないようにしなければならない」

    「今日は路面温度が50度あり、マシンに大きな影響を与えた。残念ながら、FP1でダニー(クビアト)のマシンに軽微な油圧の問題があり、修理して彼をコースに戻すことができたものの、それによって彼は走行時間を逃してしまい、劣勢に立たされてしまった」

    「非常に暑いトラックだったし、両方のドライバーが全体的なグリップとマシンのバランスをとるおんい苦労していたので、FP1とFP2の間にデータを分析し、午前中に見たものに基づいてマシンにいくつか小さな変更を加えた。パフォーマンス面でステップを果たせたし、競争力を改善できたと思う」

    「ピエールはオプションタイヤで良いラップを刻んだが、ここまでのところ、ダニーに関してはまだもう少し引き出せるポテンシャルがある。彼は今週末走行時間が少ないからね」

    「ショートランはまずまずで、期待に沿っているように見えるし、ロングランのペースにも満足できているので、残りの週末にむけてポジティブだ」

    「ミッドフィールドは再び非常にタイトルに見える。予選では0.1秒で4つほど順位に違ってくる可能性があるので、今夜はすべてのデータを調べて、日曜日のレースに向けてタイヤの割り当てをどのようにするかについて決定し、良い予選ができるようにすべてを仕上げていく必要がある」

    関連:F1スペインGP フリー走行2回目:ハミルトン首位でメルセデスが1-2。レッドブルF1のフェルスタッペンは0.8秒差の3番手

  • ダニール・クビアト 「実りのあるレースウイークの初日となった」

    ダニール・クビアト 「実りのあるレースウイークの初日となった」

    アルファタウリ・ホンダF1のダニール・クビアトは、2020年のF1世界選手権 第6戦 F1スペインGPの初日を15番手で終えた。

    「今朝のセッションではトラブルなく走ることができ、実りのあるレースウイークの初日になった」とダニール・クビアトはコメント。

    「FP1の序盤に走ることができなかったのは残念だが、FP2で遅れを取り戻すことができた。今日得たデータを集約して、明日の予選は自信を持って挑めそうだ」

    「現状のマシンの状況を理解し、トップ10入りを目指してコンマ数秒の差を縮めるべく、今夜チームと共に解析に努める」

    関連:F1スペインGP フリー走行2回目:ハミルトン首位でメルセデスが1-2。レッドブルF1のフェルスタッペンは0.8秒差の3番手

  • ピエール・ガスリー 「マシンバランスは良くないけどトップ10に入れた」

    ピエール・ガスリー 「マシンバランスは良くないけどトップ10に入れた」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、2020年のF1世界選手権 第6戦 F1スペインGPの金曜フリー走行を10番手タイムで終えた。

    FP1では14番手タイムだったピエール・ガスリーだが、FP2では10番手とトップ10入り。レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボン(13番手)を上回った。

    「とても有益なレースウイーク初日になった」とピエール・ガスリーはコメント。

    「周回を重ねながら、様々なテスト項目をこなすことができた。マシンに100%満足しているわけではなかったけど、それでもFP2ではトップ10に入ることができた」

    「しかし、先週末のように、ちょうどいいマシンのバランスが感じられないでいる。明日の予選でいいグリッドを獲得するために、マシンのバランスとパフォーマンスの向上をするべく、少し改善をして明日を万全に迎えたいと思う」

    関連:F1スペインGP フリー走行2回目:ハミルトン首位でメルセデスが1-2。レッドブルF1のフェルスタッペンは0.8秒差の3番手

  • ホンダF1、アルファタウリの2台に2基目のPUを投入 / F1スペインGP

    ホンダF1、アルファタウリの2台に2基目のPUを投入 / F1スペインGP

    ホンダF1は、今週末のF1スペインGPに向けてアルファタウリのピエール・ガスリーとダニール・クビアトに2基目となるパワーユットを投入した。

    ホンダF1は、2020年の第6戦となるF1スペインGPの金曜日のフリー走行開始前に両方のアルファタウリに新品エンジンを含めた2基目のパワーユニットコンポーネントを投入した。

    ダニール・クビアトに関しては6つ全てを新品の全6つのコンポーネントを一新。ピエール・ガスリーに関してはすでにハンガリーGPで5つのコンポーネントを投入しているため、今回はコントロールエレクトロニクスのみの交換となった。

    「今日のFP1からスクーデリア・アルファタウリの2台のマシンに2基目のPUを投入します。前ラウンドのレッドブル・レーシングの2基目投入と同様、戦略的な目的で、今後は1基目のPUと併用していきます」とホンダF1は声明で述べた。

    「なお、ガスリー選手はすでにハンガリーGPで5コンポーネントについて2基目を投入済みのため、今回はCEのみの交換になります」

    現時点では、すべての変更が2020年の許容範囲内に収まるため、どちらのドライバーもパワーユニット交換に伴うグリッド降格は科せられない。

  • ホンダF1:2020年 第6戦 F1スペインGP プレビュー

    ホンダF1:2020年 第6戦 F1スペインGP プレビュー

    ホンダF1は、2020年のF1世界選手権 第6戦 F1スペンGPに、レッドブル・レーシング、アルファタウリ・ホンダとともに2チーム4台体制で挑む

    第6戦 F1スペインGPの舞台となるカタルニア・サーキットは、1991年にF1を初めて開催し、例年プレシーズンテストの舞台にもなっている。カレンダーの中でも有数のテクニカルコースで、ロングコーナーと高速コーナーがそろっており、タイヤにも厳しいサーキットとして知られている。

    また、セッティングのわずかな差によりパフォーマンスに差が生まれるサーキットでもある。2019年はアストンマーティン・レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンが3位に入賞し、シーズン2度目の表彰台登壇を果たしている。

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「先日のF1 70周年グランプリでは、アストンマーティン・レッドブル・レーシングのフェルスタッペン選手とともに、今シーズン初勝利を挙げることができました。この勝利は、我々にさらなるモチベーションを与えてくれるものになりました。またスクーデリア・アルファタウリについても、ここまで5戦中4戦でポイントを獲得するなどパッケージとしてよい戦闘力を発揮できています。ここからも両チームとともにさらによい結果を目指していきたいと思っています。我々は、先週末の勝利の余韻を味わう暇もなく今シーズン2度目の3連戦、最後のレース地であるスペインに向かいます。レースが開催されるバルセロナ・カタルニアサーキットでは、例年ウインターテストが行われる地です。今年も2月に6日間にわたって十分な走り込みを行っていますが、今週末のレースはスペインの真夏の日差しの下、2月とは全く異なる気温や路面状況での戦いになる点が一つ課題となります。今週末に向けて、ここまでの5戦で収集したデータとウインターテストで得たデータの両方を理解し課題に向けての準備を進めることが重要と考えています。ここまでのレースから、ドライバー・車体・パワーユニット・戦略といった要素がすべて噛み合えば、いい戦いができるという手応えは得ましたが、パフォーマンス面でライバルとの差が詰ったとは考えていません。今週末も両チームとともに総合力を発揮して戦うべく、十分に準備を整えてレースに臨みます」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
    「先週末のレースで勝ったことは僕たちとホンダにとってチームとして大きな成果だった。驚くべき結果であり、少し予想外ではあったけど、レースに入るとすぐに僕たちにはとても良いペースがあることがわかった。本当に満足感が得られたし、1つの目標にむかって前進し続ければ、素晴らしい結果を得ることができることを示していると思う。第1スティントは僕たちはメルセデスとは異なるタイヤだったけど本当にうまくいった。彼らが全開でプッシュしていたのかもわからなかったので、最後の数周は突然彼らがペースを見つけるかもしれないと心にとめていた。通常であれば、彼らはとても速いからね。その最後のスティントで彼らはタイヤに苦しんでいるようだったし、僕たちに対して追加のペースはなかったように見えたので、そこからかなり快適にリードできると感じていた。おばあちゃんのコメントについては事前に考えていたわけではない。走っていて、プッシュしたいと思ったときに自然に出てきたんだ。異なるトラックなので、メルセデスに対して僕たちがどれくらい競争力があるか、気温が全員に対してどのように影響するのかを見てみよう。バルセロナのトラックもタイヤにかなり厳しいし、どのように暑さを乗り切るのかもわからない。通常、シーズンのもっと早い時期にレースが行われるので未知な部分が多いけど、楽しみにしているし、先週の勝利の後、コースに戻ることに興奮している」

    アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)
    「先週末はチームとして一歩前進したと思っているし、クルマに少し慣れてきている。チームとして、僕たちはサーキットで最高のペースを持っていたし、それはマックスと僕を含めたすべての人にブーストを与えた。今日は本当に良い一日だったし、満足している。シルバーストンは連戦だったので、1週目と次の週ですべてを直接比較できたのは助けになったと思う。2レース目の週末はクルマがかなり良くなったので、とてもポジティブだ。もちろん、僕たちはまだ仕事をする必要があるし、すべてが一晩で起こるわけではないけど、プッシュを続けて、マシンをより快適にするためにパッケージからもっと多くを引き出そうとしている。バルセロナに戻ることで重要なことは、マシンに何が期待できるかを多かれ少なかれわかっていることだと思う。マシンは明らかに開発されているし、プレシーズンテストから変わっているけど、まだ同じ特性を維持している。我々はマシンをはるかに解決できている。そして、マシンは2月よりもはるかに優れている。したがって、今週末はパッケージをプレシーズンと比較することは重要ではなく、先週末のシルバーストンから改善させることが重要だし、僕たちは引き続き前進していく。でも、あまりにサプライズはないと思う。今シーズンに行ったレースから僕たちはみんなのポジションを知っている。チームとして、僕たちは自分たちの強みと改善できるところを知っている。理論的にバルセロナはプレシーズンではかなり良かったけど、それは非常に初期の頃であり、他のすべてのチームが改善している」

    ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
    「シルバーストンでの2戦のあとはすぐにスペインのバルセロナに行く。今となっては、かなり前のことになってしまったけど、冬のテストのデータがあるサーキットだ。2月からのマシンの進化を確認するのもおもしろいだろう。テストは冬で、とても寒かったけど、レースは8月の半ばなのでとても暑くなりそうだ。例年とも、レースの時期が異なる。普段レースが行われる5月上旬と比較すると、タイヤマネジメントはより難しくなるだろう。ただでさえ、このコースはタイヤの摩耗が激しいしね」

    ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)
    「3連戦の3戦目としてバルセロナに移動し、第6戦を迎える。ただ、8月中旬の開催ということで、ウインターテストや例年行われる5月の開催よりもかなり気温が高くなるはずだ。そのような異なるコンディションに挑むのは面白いし、楽しめると思う」

  • 角田裕毅、2021年のアルファタウリ・ホンダF1のシートに照準

    角田裕毅、2021年のアルファタウリ・ホンダF1のシートに照準

    F2で初優勝を挙げたホンダF1の育成ドライバーである角田裕毅は、2021年のアルファタウリ・ホンダF1のシートを獲得する機会を狙っていると語る。

    2018年の全日本F4チャンピオンである角田裕毅は、今年カーリンからF2に初参戦。先週末のシルバーストンでのレース2で初優勝を果たした。

    2020年のF2カレンダーは5大会10レースと半分を終えたが、角田裕毅はランキング6位に浮上。F1参戦に必要なスーパーライセンスを取得できるランキング4位まで9ポイント差まで迫った。
    角田裕毅は、2021年のアルファタウリ・ホンダのF1シートを獲得するためにさらなる勝利を目指していると語る。

    「勝利が必要なのは確かです」と角田裕毅は Motorsport Week に語る。

    「これまでのシーズン序盤にかなり多くのポイントを失いました。最も重要なことは僕には一貫性が必要だと思っています。オーストリアでは0ポイントでしたし、2戦目では表彰台に上がりましたが、そのあとはゼロポイントでした。今、初めて表彰台の1番を獲得できましたが、まだ一貫性がありません」

    「今後のために今回のレースは僕にとって本当に良いレースでしたし、多くのことを学び、カーリンにとっても良い一歩でした」

    「今後もっと多くの勝利を挙げられることを期待していますし、ドライバーズランキングのために多くのポイントを獲得できれば、2021年のアルファタウリのシートを獲得できると期待しています」

    角田裕毅は、自分にはまだ改善の余地がたくさんあることを把握している。例えば、すべてのレースでフロントウイングをつけたままフィニッシュすることが重要だと冗談交じりに語る。
    「シーズン序盤、レースの最後までフロントウィングを維持するのに苦労したと思います!」と角田裕毅は語る。

    「そこに関しては大きな一歩を踏み出せたと思います。フロントウイングは失いませんでしたからね! レースペース、特に先週のフィーチャーレースは…本当にタイヤを管理できる本当に良いマシンがありましたし、9番手から3番手まで順位を上げることができました」

    「今週末は10番手から6番手でしたし、常にポジションを上げることができています。僕たちには本当に良い戦略と良いマシンがあります。今後にむけた自信のために良いことだと思います」

    「レースを容易にし、表彰台を獲得するためには予選ペースを改善する必要があります。改善すべき点はたくさんありますが、カーリンと僕にとって良いステップです」

  • ホンダF1:2020年 第5戦 70周年記念GP 決勝レポート

    ホンダF1:2020年 第5戦 70周年記念GP 決勝レポート

    F1 70周年記念GPが行われ、巧みなタイヤ戦略とともにレースを戦ったレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンが今シーズン初となる勝利を収めた。

    前日の予選でハードタイヤでのQ3進出を決めたマックス・フェルスタッペンは、トップ10からスタートするマシン中で唯一、ハードタイヤを履いた状態で決勝をスタート。4番グリッドからスタートするとすぐに3番手にポジションを上げ、前を行くメルセデスの2台にプレッシャーをかける。

    ミディアムタイヤで走るメルセデスの2台が先にピットインし、ハードタイヤで長く走ることができるマックス・フェルスタッペンはリードを奪う。

    26周を走りミディアムタイヤに履き替えたマックス・フェルスタッペンは、バルテリ・ボッタス(メルセデス)のすぐ後ろでトラックに戻ると、ルフィードコーナーでオーバーテイクします。6周を走るとボッタスと同じタイミングで再度ピットインし、ハードタイヤに履き替える。

    ルイス・ハミルトン(メルセデス)が2番目のスティントをハードタイヤでロングランする中、フェルスタッペンはペースを上げて走行する。ハミルトンが最後のピットストップをする間に再びトップに立つと、最終的には11秒以上のリードをつけて優勝。フェルスタッペンにとっては9回目、ホンダとレッドブルのパートナーシップにとって4回目の勝利となりました。

    アレクサンダー・アルボンも素晴らしい走りで、9番手スタートからポジションを上げ、5位でフィニッシュした。ミディアムタイヤでスタートすると6周目でハードタイヤに履き替え、ルフィードコーナーでノリス(マクラーレン)をオーバーテイク。30周目で再びハードタイヤに履き替えると、最後の2周でストロール(レーシングポイント)をオーバーテイクし5位でフィニッシュした。

    アルファタウリ・ホンダの2台は、わずか0.9秒差でフィニッシュした。

    ハードタイヤで16番グリッドからスタートしたダニール・クビアトは19周目で初めてピットイン。35周目でミディアムタイヤに履き替えると10位に入り、ポイントを獲得した。

    7番グリッドからスタートしたピエール・ガスリーは7周目でピットインしハードタイヤに履き替えるが、そこでポジションを落とす。23周目で再度ハードタイヤに履き替えてクビアトを追うが、11位でフィニッシュとなった。

    最終的にはホンダ PUを搭載する4台の内、3台がポイントを獲得という、いい結果でレースを終えることができた。

    田辺豊治(ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「F1の70周年記念大会という特別なレース、そしてアストンマーティン・レッドブル・レーシングのファクトリーとホンダF1の拠点があるイギリスでのレースで、フェルスタッペン選手が2020シーズンの初勝利を獲得しました。8月5日はホンダの創始者本田宗一郎さんの命日、その週末にホンダF1の勝利を上げることができたことは感慨深く、また大変うれしく思っています。今週は金曜日の走行開始時から、タイヤに非常に厳しいレースになることが予想されました。その状況下で予選からチームが勝つための戦略を立て、ドライバーのフェルスタッペン選手がそれにすばらしいドライビングで応えるなかで、ホンダもPUを力強く機能させて、この勝利に貢献できたと感じています。すばらしいチームワークの結果による勝利でした。チームメイトのアルボン選手も9番グリッドからトラフィックの中で難しい展開でしたが、粘りの走りを見せての5位入賞、後方スタートのクビアト選手も10位入賞と、ホンダとしていい結果になりました。プラクティス、予選で好調だったガスリー選手は、レースペースが上らず惜しくも11位に終わりましたが、この先のレースでも好調を維持して良結果を出してくれることを期待しています。シーズン初勝利をあげるまで少し時間がかかってしまいましたが、ようやくファンのみなさんに勝利を届けることができ、うれしく思っています。この先も厳しい戦いが続きますが、更に勝利を手にするためにチームとともに戦闘力向上に向け努力を続けますので、引き続きの応援をよろしくお願いいたします」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
    「チームとして最高の結果を出せ、素晴らしい一日になりました。レース結果から見えるように、ハードタイヤで予選Q2を走る戦略が奏功したと思います。ミディアムタイヤはあまり持たないので、ハードタイヤでの最初のスティントをどんなペースで何周走るかが鍵でした。僕たちのマシンはライバルに比べるとタイヤに優しいようで、特にレースでは柔らかいタイヤの方がマシンのフィーリングがよかったです。メルセデスのマシンをオーバーテイクし、引き離すことができたことに、大きな満足感を感じました。ここまでは圧倒的な強さを見せていますが、今日のようなレースをまたシーズン残りのレースでもできればと思っていますし、そのためにプッシュを続けていきます。いいチームワークですし、リスクを恐れずに挑戦していきます。まずは今日の勝利をゆっくりと噛みしめ、バルセロナでの次のレースに気持ちを切り替えます」

    アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)
    「マシンの調子もよく、今日の結果に満足しています。レース序盤のDRSを使用するマシンが続いていた状況下でのオーバーテイクは少し難しかったですが、そこからはいい走りができました。今日のレースペースは想像以上によかったので、その原因をこれから分析します。マシンにはポテンシャルがありますが、それを引き出すのが難しい時があります。ただ、このような状況ではいい走りができることも分かってきたので、きちんと要因を解析していきます。次のレースに向けて、今日の5位よりもさらにいいパフォーマンスができるようにしたいです」

    ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)
    「今日はとても満足しています。チームはすばらしい仕事をして、マシンのすべてを引き出すことができました。先週とは違って、あらゆるチャンスをものにすることができました。通常、日曜日は調子がいいのですが、土曜日の予選でもしっかりと結果を出し、よりよいポジションからスタートができれば、もっと頻繁にポイント争いに食い込むことができるでしょう。それでも今日は、16番手スタートから10位でフィニッシュし、1ポイントを獲得できてよかったです」

    ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
    「スタートも決まり、タイヤの感触もよかったので、予定よりも早くピットインするように無線が入った時には、驚きました。アルボンに抜かれないように頑張りましたが、それはそれほど重要ではありませんでした。ピットストップから戻るとトラフィックに捕まり、ポジションを上げるために必要以上にプッシュすることになりました。何周か走るとタイヤのブリスターがひどくなり、そこからは散々でした。もっといい結果を出せると思っていたので残念です。他の戦略を取れなかったか、レースを振り返り、次のバルセロナではポイントを取りたいです」

  • アルファタウリ・ホンダF1 「ガスリーの戦略はチーム側のミス」

    アルファタウリ・ホンダF1 「ガスリーの戦略はチーム側のミス」

    アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表フランツ・トストとテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが、F1 70周年記念GPの決勝レースを振り返った。

    今大会ではダニール・クビアトが10位入賞を果たしたが、7番グリッドからスタートしたピエール・ガスリーは1回目のピットストップを早める戦略が失敗に終わり、11位とポイントに届かなかった。

    「まず初めにマックスがシーズン初勝利を挙げたアストンマーティン・レッドブル・レーシングを祝福したい。彼は素晴らしいレースをしたし、チームとして見事だった」とフランツ・トストは語る。

    「我々に関しては、7番手からピエールは良いスタートを切り、最初の数周で良いペースを示してポジションを守った。だが、我々は戦略面で明らかにミスを犯した。彼の1回目のピットストップに関してあまりに早くに彼をピットに呼び込んでしまった。2セット目のベースタイヤ(ハード)で彼はすぐにリアのブリスターに苦しみ始め、キャッチアップするのが困難になった。それによって再び彼をピットに入れなければならなかった。最後のスティントはかなり長く、彼はやれることをやったが、今日はポイントを獲得することができなかった」

    「ダニールに関しては、16番手からスタートし、1周目に14番手まで挽回する良いスタートを切った。彼はタイヤもケアしながら良いラップタイムを刻み、非常に一貫性のあるレースを走った。彼は18周目に1回目のピットストップを行い、2セット目のベースタイヤに交換した。彼はかなり速かったし、33周目にプライムに交換するために再びピットインするまでにいくつかポジションを上げることができた。非常に良いレースの後、彼は十分にふさわしい10位でポイント圏内でフィニッシュすることができた」

    ジョディ・エギントンも「今日は、ガレージの両サイドにポイントを獲得できるマシンとドライバーがいたが、ダニー(クビアト)とはそれを達成することができず、残念ながら、ピエールに関してはベストなレースを展開することができなかった」と語る。

    「今回は彼のレースに妥協を強いらせてしまったし、ポイントを犠牲にしてしまった。もちろん、それはチームだけでなく、ピエールにとっても残念なことだった。彼はここでの過去2戦で一貫性のある優れたパフォーマンスを示していたが、今日の我々は彼にベストレースをさせられるような最高の戦略を提供することができなかった」