カテゴリー: スクーデリア・アルファタウリ

  • アルファタウリF1代表 「ホンダのF1撤退は角田裕毅の将来とは無関係」

    アルファタウリF1代表 「ホンダのF1撤退は角田裕毅の将来とは無関係」

    アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストは、ホンダのF1撤退という決定が2021年のF1シートを争っている角田裕毅の将来に影響することをはないと主張する。

    先週、ホンダは2021年シーズン限りでF1から撤退することを発表。レッドブルとアルファタウリは2022年に搭載するF1エンジンがない状況に追い込まれた。

    また、ホンダのF1撤退という決定は、レッドブルと提携した角田裕毅の育成プログラムに疑問符を残した。

    2021年でF1から撤退するという決定によって、角田裕毅はF1に昇格するチャンスを得ることなくレッドブルのジュニアプログラムを去ることになるのではないかとの見方もあるが、フランツ・トストは、レッドブルは角田裕毅の評価を続けており、アルファタウリ・ホンダF1の2021年のドライバーラインナップは純粋に成績に基づいて決定されると語った。

    「現在、スクーデリア・アルファタウリにはピエール・ガスリーとダニール・クビアトという2人の速いドライバーがいる。若手ドライバーテストは角田裕毅と一緒に行う。そして、これは、2021年以降は継続しないというホンダの決定とは何の関係もない」

    「レッドブルの哲学は常にパフォーマンスだ。そして、彼はパフォーマンスは発揮し、F2で本当に良い仕事をしている。私の記憶が正しければ、彼は今年スパとシルバーストーンの2つのレースで優勝した」

    「それにオーストリアでは無線の問題でレースに勝てなかったが、彼はウェットで残り数周までレースをリードしていた。彼は本当に良い仕事をしている。ドライバーのパフォーマンスが決定的となる」

    「そして、それは常に哲学であり、これからもずっと変わらない。レッドブルが2021年のドライバーに関してどのような決定するか見てみるつもりだ」

    ホンダはF1撤退前から、F1に小林可夢偉以来となる日本人ドライバーを誕生させることに熱心だった。そして、F2での強力なルーキーキャンペーンを背景に、角田裕毅はその最大の可能性として浮上した。

    昨年、角田裕毅は、決して強豪とは言えないイェンツァー・モータースポーツからFIA-F3に参戦し、1勝を挙げてランキング9位のシーズンを終了。今年のFIA-F2の初年度は期待を上回り、最初の10ラウンドで2勝と3回の表彰台を獲得している。

    これにより、バーレーンでの最後の2ラウンドを残して、ポイントリーダーのミック・シューマッハと2位のカラム・アイロットに次ぐドライバーズランキングで3位につけている。トップ4の結果は、2021年にF1参戦の資格を得るのに十分なスーパーライセンスポイントを満たすことなる。

    2020年はすでに14ポイントを獲得しており、そのうちの12ポイントは2018年の全日本F4選手権でのタイトル獲得によって獲得された。

    ホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史も、ホンダのF1撤退が角田裕毅の将来に影響を与えないと信じていると語る。

    「個人的には、ホンダがF1を離れても影響はないと思っています」と山本雅史は語った。

    「レッドブルはだた誰かにマシンを運転させているわけではありません。彼らはジュニアドライバーとして彼を厳密に評価していくと思います。また、それは彼のF2の成績にも依存します。我々は可能な限り彼をバックアップしていきたと思っています」

    角田裕毅は、12月にアブダビで行われるポストシーズンの若手ドライバーテストでアルファタウリ・ホンダのF1マシンを運転する。

  • ホンダF1 「角田裕毅とレッドブルとの関係が続いていくことを望んでいる」

    ホンダF1 「角田裕毅とレッドブルとの関係が続いていくことを望んでいる」

    ホンダは2021年末にF1から撤退するが、育成ドライバーである角田裕毅をF1への挑戦をサポートし続け、レッドブルとの将来がまだ続くことを望んでいる。

    ホンダの支援を受けて2018年に全日本F4のチャンピオンを獲得した角田裕毅は、レッドブルが新しいエンジンパートナーのホンダとの関係を強化し、2019年に海外へ舞台を移したタイミングでレッドブル・ジュニアとなった。

    角田裕毅は、2019年にFIA-F3決して強豪とは言えないイェンツァー・モータースポーツで1勝を挙げ、FIA-F2にステップアップした今年もここまで2勝を挙げてランキング3位につけている。

    角田裕毅は2020年末にアブダビで開催される若手ドライバーテストでレッドブルの姉妹チームであるアルファタウリからの参加が予定されており、2021年にダニール・クビアトに代わるアルファタウリのドライバー候補に挙げられている。

    しかし、2021年シーズン限りにF1を撤退するというホンダの決定により、レッドブルとアルファタウリは新しいエンジンパートナーを見つけることを余儀なくされてり、角田裕毅はホンダの関与なしにレッドブルで長期的な将来を維持するかどうかについて疑問が生じている。

    ホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史は角田裕毅について「彼はレッドブル・ジュニアドライバー・プログラムに参加した最初の日本人ドライバーです」と The Race に語る。

    「レッドブルは彼の将来性と才能を見ています。私としてはまずは彼にはレッドブルに認められた彼のスキルと結果でF1ドライバーになってもらいたいと思っています」

    「しかし、ホンダも可能な限り彼をサポートし続けていきます」

    レッドブルは、十分な能力とポテンシャルを示せば、アルファタウリでホンダの契約ドライバーを起用する用意があることをホンダに明らかにしていた。

    昨年は、レッドブルは、スーパーフォーミュラとSUPER GTチャンピオンである山本尚貴が、F1日本GPのフリー走行1回目に当時のトロロッソをドライブすることを許可した。しかし、31歳の山本尚貴は、深刻な長期的なF1の見通しではなかった。

    以前にホンダの育成ドライバーとしてF2に参戦した松下信治、福住仁嶺、牧野任祐は、レッドブルの支援を受けてはおらず、F1を真剣に検討されるまで近づくことはなかった。

    だが、角田裕毅は違う。彼は両方に国際レースへの適応でホンダとレッドブルに感銘を与え、すべてのカテゴリーで優勝し、印象的でありながら荒さもあったF3シーズンから大きな成熟を示している。

    角田裕毅は、F2でランキング3位につけており、2勝と3回のポールポジションを獲得。このままいけば、F1に参戦するために必要なスーパーライセンス取得の条件を満たすことができる。

    角田裕毅は、佐藤琢磨以来、ホンダが最も真剣に取り組んできたドライバーだと見られている。

    「ヘルムート(マルコ/レッドブル モータースポーツアドバイザー)と3~4年くらいレースに勝つことができる日本人ドライバーを育成したいと話し合ってきました」と山本雅史は語った。

    「したがって、レッドブルの要件はそれほど簡単ではありません。彼らは彼に対して非常に厳しい目を通して見ています。しかし、彼はそれを達成できると思っています」

    角田裕毅は、ジュニア部門で日本人をリードするだけでなく、レッドブルの最優秀ジュニアチームメンバーであるため、ホンダから独立したレッドブルの長期サポートの候補であることは間違いない。

  • ピエール・ガスリー 「ホンダF1には最後にタイトルを獲ってほしい」

    ピエール・ガスリー 「ホンダF1には最後にタイトルを獲ってほしい」

    ピエール・ガスリーは、ホンダF1にとって最後のシーズンとなる2021年にレッドブルとタイトルを獲得して活動を終えることを望んでいると語る。

    先週、ホンダは2021年末で7シーズンにわたる第4期のF1活動を終了することを発表。2015年にマクラーレンのパートナーとして3シーズンを過ごした後、2018年にトロロッソ、2019年にレッドブルとのパートナーシップを開始した。

    ホンダF1にとってマクラーレンとの最初の3年間は厳しいものだったが、それ以降、パワーと信頼性の両面を向上させた。

    ピエール・ガスリーは、2017年にスーパーフォーミュラにホンダ系チームから参戦し、先月のF1イタリアGPではホンダのF1エンジンを搭載するアルファタウリでF1初勝利を挙げている。

    2021年にF1から撤退するというホンダの決定について、ピエール・ガスリーはレッドブルとともにワールドチャンピオンとしてF活動を終えることを期待していると語る。

    「ニュースを知ったときは個人的にかなり悲しかったと言わなければならない」とピエール・ガスリーは語る。

    「彼らとはかなり長く関係を築いてきた。2017年のスーパーフォーミュラから僕はホンダの人たちと仕事をすることを本当に楽しんできた」

    「彼らは本当に献身的でコミットしているし、目標を掲げて、それを達成するまで一生懸命働いている。正直、悲しいニュースだけど、まだまだレースは残っているので、それを最大限に活用する必要がある。来年の終わりまで一緒に素晴らしい結果を得られると確信しているけど、もちろん、彼らが大変な努力、進化、開発してきた後にF1を去るのを見るのは本当に悲しいことだ」

    「過去数年は非常に印象的だったと思う。昨年と今年、レッドブルとアルファタウリでレースに勝つことができた。彼らにとって非常に明るい未来が見えていたし、彼らが去る前に来年にタイトルを狙えることを願っている」

    ホンダがF1から撤退することで、2022年はレッドブルとアルファタウリはルノーのF1エンジンに戻る可能性が高いとされているが、ピエール・ガスリーもチームメイトのダニール・クビアトもその点は心配していないと語る。

    「いいや、今は心配する時間ではないと思う」とダニール・クビアトは語った。

    「ホンダは来年もまだ両チームと戦う。今は物事を検討し、さまざまなオプションを待つ必要がある。でも、正直に言うと、心配はしていない」

    「ホンダとの現在の関係を最大限に活用することが重要だ。なぜなら、彼らは今年、来年、そして、もちろん他の重要なことについても、エンジンにアップデートを提供し続けると確信しているからね。今では、チームの戦略にとっても最適なものを決定するのはトップマネジメント次第だ」

    ピエール・ガスリーは「ダニーと同感だ。まだまだ時間はある。レッドブルとアルファタウリには、2021年以降、何がベストな選択肢であるかを決定する時間がまだある」とコメント。

    「現時点では、彼らと今やっていることに主眼を置いて、彼らが去る前に非常に成功した最後のシーズンを確実に遅れるように、可能な限りベストの方法で来年に準備する必要があると思う。それは僕たちのためでもある」

    「両方のチームが新しいレギュレーションに関してベストな選択肢を評価すると確信しているけど、現時点では急いでいはいないと思うし、将来について心配する必要もない」

  • 角田裕毅、レッドブルF1のヘルムート・マルコとの良好な関係を語る

    角田裕毅、レッドブルF1のヘルムート・マルコとの良好な関係を語る

    角田裕毅は、レッドブルのジュニアドライバープログラムを率いるヘルムート・マルコは、楽しく、親切な人であり、当然のことながら、要求は厳しいと語る。

    ホンダF1の育成ドライバーでもある角田裕毅は、レッドブルのジュニアドライバーのなかで最もF1に近い存在であり、現在FIA-F2でランキング3位につけている。ホンダがF1を撤退した今、角田裕毅がF1デビューを果たせるかどうかに注目が集まっている。

    レッドブルのジュニアプログラムをヘルムート・マルコの責任者であるヘルムート・マルコは、冷酷で威圧的だとの評判が多いが、角田裕毅は彼にはライトな一面もあると語る。

    「僕たちは素晴らしい関係を築いています。彼は親切で楽しい人です」と角田裕毅は語る。

    「昨年、僕がオーストリアに彼に会いに行き、終わったシーズンばかりのシーズンについて話したとき、彼は僕が達成した結果に満足していませんでした。もちろん、彼は僕がルーキーであり、僕が苦労する可能性があることを知っていましたが、彼はもっと多くのことを要求しました」

    「その後、僕たちは一緒に夕食に行きました、そして、彼は僕の目標が何であるか、僕がどのようなことを期待していたかを直接質問してきました。少しプレッシャーを感じながらも正直に答えました。」

    現在、F2で147ポイントを挙げてランキング3位につけている角田裕毅は、アルファタウリF1での2021年のF1デビューも噂されているが、とにかくスーパーライセンスの資格を得ることを目指していると語る。

    「正直なところ、このようなパフォーマンスは期待していませんでした」と角田裕毅は付け加えた。

    「今年の初め、すぐにマシンに良いフィーリングを得ることができました。すでにテストから非常にうまくいっていましたし、オーストリアでのシーズンの最初のラウンドで、すぐに速く、最大現に攻撃することができました」

    「いずれにしろ、今年はチャンピオンシップのトップ4に入るために全力を尽くさなけれあならないことは分かっていましたし、スーパーライセンスを取得するチャンスがあることを知っていた。レースに以前とは異なるアプローチをしました。今年は僕のキャリアの中で最高の年であり、すべてのレースを楽しんでいます」

    「最初からずっと最低目標は4位でした。これはスーパーライセンスを取得するために必要なポイントを取得するためにヘルムート・マルコが僕に出したリクエストでした。もちろん、すべてのドライバーにとっての野心は、タイトルを獲得することですけどね」

  • ホンダF1:2020年 第11戦 F1アイフェルGP プレビュー

    ホンダF1:2020年 第11戦 F1アイフェルGP プレビュー

    ホンダF1は、今週末にニュルブルクリンクで開催される2020年のF1世界選手権 第11戦 F1アイフェルGPにレッドブル・レーシングとアルファタウリ・ホンダとともに挑む。

    ホンダは先週の金曜日に、2021年シーズンをもって、F1へのパワーユニットサプライヤーとしての参戦終了を発表した。今回はその発表後初めて迎えるレースウイークになる。

    ホンダは改めて「ホンダF1 チームは2021年シーズンをすべて戦い終えるまで、これまでと変わらぬ姿勢で、情熱とともにレースに挑んでいきます。アストンマーティン・レッドブル・レーシング、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダの両チームとともに勝利を目指せるチャンスは、まだ20戦以上残されており、一つ一つのレースを大切に戦いながら、最後まで全力で駆け抜けていきます」と述べた。

    コロナ禍の影響により変則的となった2020年のカレンダーには、ムジェロや ポルティマオのようなこれまでF1を開催したことのないサーキットもあれば、イモラ、そして今週末のニュルブルクリンクなどの伝統的なサーキットも追加され、注目を集めてきた。ニュルブルクリンクは、長い歴史のあるコースだが、F1の開催は 2013年にレッドブル・レーシングが優勝したレースを最後に行われておらず、現行のハイブリッドシステムを搭載したマシンでのレースは今回が初めてとなる。

    モータースポーツ界において、最も伝統あるコースの一つと言えるニュルブルクリンクは、南北2つのコースの総称。今回のF1で使用されるのは、全長20㎞以上を誇り、“Green Hell(緑の地獄)”の愛称で有名な北コース、ノルドシュライフェではなく、GPシュトレッケと呼ばれる南側のグランプリコース。ニュルブルクリンクは、ドイツGPとしてだけでなく、同国内でF1が2戦行われる際には、1984年にヨーロッパGP、1997年と98年には、ルク センブルクGPと名前を変えて開催された。

    F1が10月にニュルブルクリンクを訪れるのは2回目。山間部に位置するため天候は荒れやすく、レースに影響するだろう。現状では雪の可能性も報じられており、気温の低いウエットコンディションでレースが行われる見込みとなっている。

    田辺豊治(ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「先週、ホンダは2021年末でF1参戦を終了するという決定をアナウンスしました。ホンダF1のプロジェクトメンバー全員が、我々のすばらしいパートナーであるアストンマーティン・レッドブル・レーシング、スクーデリア・アルファタウリ とのプロジェクトを終えなければいけないということを本当に残念に思っています。両チームとここまで一緒に進化を続け、表彰台や勝利を獲得してこられたことを改めて誇りに思うとともに、両チーム、ドライバーと一緒にこの先に残された一戦一戦を今まで同様に全力を尽くして戦い、さらなる勝利をつかみ取りたいと考えています。また、両チームはもとよりFIA・F1に対してもパワーユニットマニュファクチャラーとしての責任を来シーズンが終了する最後まできちんと果たしていきます。今回のレースの舞台となるニュルブルクリンクは、F1での長い歴史を持つサーキットです。緑豊かなアイフェル山地の中に位置し、標高600mほどの山地のために荒天・低温になりやすいということが特徴です。今週末も雨の予報や、今までのレースと比べてかなり低い外気温と路面温度が予想されています。ニュルブルクリンクは近年のF1カレンダーからは外れていたため、2013年以来の開催となります。したがって、現行のハイブリッドレギュレーション下では初めてのレースとなりますので、シミュレーションなど事前検討を十分に行うこと、また走行開始から得られたデータを解析し最適化を迅速に進めることが重要になると考えています。ロシアGPに続き4台がきちんと完走すること、パフォーマンスを最大限に発揮してよいレースができることを目指して臨みます」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
    「ニュルブルクリンクへ向かうにあたって、気分はいいです。とてもリラックスできていますし、F1では走ったことがないサーキットなので、楽しみにしています。ムジェロと同じように、未知の経験にはわくわくします。F3以来ニュルブルクリンクではレースをしていないので、F1マシンではどうなるのでしょうか。とてもテクニカルなコースなので、僕は好きです。気温はこれまでのレースよりも大幅に低くなりそうですし、雨の可能性も少しあるので、おもしろいレースウイークになるかもしれません。ホンダがF1から去るというのはとても残念です。僕らはとてもいい関係を築けていて、プロジェクトに関わる全員が献身的に努力しているのを見てきましたし、僕にとっても特別な存在であるだけに、なおさらです。今の段階で言えるのはそれだけですし、僕らが目指していくものは何も変わりません。今シーズンもまだレースがありますし、来年もともに戦っていくわけで、残りすべてのレースでポディウムを目指していきます。これは僕らにとっていい目標です。僕らは常に、可能な限り最大の結果を出していきます」

    アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)
    「前戦のあとにオフを過ごしましたが、英国は天気がよくなかったので、あまり多くのことはできず、土曜日にカートへ行った以外は、ほぼ家にいてリラックスしながら、家族と話したりしていました。レンタルカートで、雨の中をスリックタイヤで走るのはとてもおもしろかったです。ニュルブルクリンクは本当にいいコースで、フォーミュラ・ルノーとF3で走った経験があります。独特なレイアウトで、傾斜のある高速コーナーは、ドライバーにとってはとても楽しいです。今年のレースは高速の展開となるはずですが、天候は悪いという予報なので、ずっとドライだったら逆に驚いてしまうと思います。おもしろいレースウイークになるはずですし、防水対策をしなければですね! 一緒に働くのは本当に楽しかっただけに、ホンダが去ってしまうというのは悲しいです。彼らはすばらしいチームです。ただ、僕の中では、レースウイークに向けて何も変わりません。ドライバーとして目の前の仕事に集中し、できる限り力強い結果を残してホンダとのパートナーシップの終わりを迎えるつもりです」

    ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
    「まず始めに、過去4年にわたってともに歩んできたホンダがF1から去ることに悲しい思いです。ホンダの人々は僕のキャリアの中でも大きな役割を果たしてくれていますし、彼らと働くことが大好きです。まだ来年末までは仕事ができますし、その中でさらなる勝利へ向けて戦っていければと思いますし、その中でホンダがタイトルを狙える位置にいることを願っています。ドイツでの戦いですが、僕らはロシアでの好パフォーマンスを経てニュルブルクリンクへ向かうことになります。レースではもっと上を狙えたはずです。予選でQ3に進出したことがデメリットになる場合もあって、Q2で履いたソフトタイヤでスタートした結果、かなり早めのピットストップを強いられ、第2スティントでトラフィックにつかまってしまいました。ただ、ペースはよく、特にクリーンエアの場面では顕著だったので、バーチャルセーフティカーの際にややギャンブル的なピットインをしましたが、効果的ではありませんでした。いいバトルができましたし、7位までは狙えたと思います。ニュルブルクリンクでは、2014年にフォーミュラ・ルノー3.5でレースをしたのが最後です。なかなかテクニカルなレイアウトで、独特の複合コーナーがあり、低速と中速コーナーが入り混じる中でリズムに乗っていくことができます。そして、1コーナーは下り坂でのブレーキングとなるので、難しくなる傾向があります。要するに、一筋縄ではいかず、おもしろいサーキットなんです。気温が低くなるようですが、それもここでは特に不思議ではありません。寒さについてはマシンに乗ってガレージで待機しているとき以外はあまり問題ありませんが、待機時は本当に寒さを感じます。タイヤの扱いについても、温度を上げるのが難しくなるはずです。ここまで雨のレースがあまりないので、降ってくれればと思っています。また、オーバーテイクが簡単なサーキットではないので、予選が重要です。しばらくここでのレースはなかったので、フリー走行ではたくさん仕事をして、なるべく早く正しいセットアップを見つけなければなりません。全員にとっておもしろいチャレンジになるはずです」

    ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)
    「ロシアでのホームレースは、後半で遅いマシンに引っかかって少しフラストレーションはあったものの、かなり満足のいく結果となりました。チームにとって貴重なポイントを獲得できましたし、レースペースもかなり力強かったです。グランドスタンドにファンがいる光景がどれだけいいものなのかを、しばらく忘れていました。無観客のレースが続いたことで改めてそれが分かりましたし、レース前に観衆の姿が見えて、僕の名前を呼ぶ声が聞こえたことで、とても胸が高鳴りました。今年は状況が変化したことで、観客の皆さんがいることの重要性を再認識したと言えるでしょう。ここ最近のパフォーマンスには満足できており、スパから調子が上がり続けています。エンジニアとの仕事もうまくいっており、競争力を発揮するために何が必要なのか、理解が深まっています。こうした正しい方向性の中で、ソチでもまた進歩できたので、ニュルブルクリンクでも学びを止めず、ハードにプッシュしていきます。ニュルブルクリンクではしばらくレースをしておらず、GP3で走って以来、7年ぶりです。長い歴史を持つ伝統的なすばらしいサーキットで、とても楽しみです。かなり気温が低くなりそうなので、天候に注目されています。寒いコンディションというのは、テストでは経験があるものの、レースでは全くないので、興味深い展開になるはずです。みんな、雪だけは降らないでくれ、と思っているはずです(笑)。特筆するようなコーナーはないものの、走りを楽しめるコースで、低速、高速両方のシケインがあっておもしろいです。ターン1は下り坂でのブレーキングとなるので、特にレースの1周目は用心しなければならないと思います。攻め方も複数あるので、いいラインを見つけなければなりません。僕らのマシンパフォーマンスについては、ロシアで明るい兆しが見えたので、それが継続すれば好結果を得るチャンスがあると思います。願わくは、コンディションの影響を受けなければいいですね。ほかの中団勢も非常に強いのですが、僕らもその中で戦うことができています。最後に、来年末でホンダがF1から去ってしまうというニュースを聞いてとても驚きました。ホンダのエンジニアとの仕事を楽しんでいたので悲しいですし、これまで可能な限り最高のパワーユニットを届けるために懸命な努力をしてくれて、一緒にいい結果も出してきただけに、残念です。現場にいるホンダのメンバーは全力で取り組んでいるので、彼らはF1にいる限り常にプッシュし続けてくれるはずです」

  • F1 Column:角田裕毅はアルファタウリの広告塔になれるか?

    F1 Column:角田裕毅はアルファタウリの広告塔になれるか?

    ホンダのF1撤退によって日本人ドライバーである角田裕毅が来季F1デビューできるかに注目が集まっている。

    現在、FIA-F2に参戦している角田裕毅は、並み居る強敵ドライバーたちの中でランキング3位という活躍をみせており、このままランキングを維持できれば、40点のF1スーパーライセンスポイントを満たし、F1に参戦する資格を得ることができる。

    ホンダがF1からの撤退を発表するまで、角田裕毅がF1スーパーライセンスを獲得すれば、来季のアルファタウリでのF1デビューは既定路線だと考えられてきた。しかし、F1撤退というホンダの決定はその計画に大きな影響を与えるのは間違いないだろう。

    “実力でF1シートを獲得すればいい”という意見もある。かつて小林可夢偉はトヨタがF1から撤退した後もザウバー、ケータハムとF1キャリアを続けた。
    しかし、F1ドライバーは少なからず自動車メーカーやスポンサーの意向が絡んでおり、もしくは持参金(スポンサーマネー)によってシートを獲得しているのが現状だ。

    ルイス・ハミルトンでされメルセデスの広告塔としての役割を果たしており、キミ・ライコネンもアルファロメオのCMに出演するなどスポンサー活動を行っている。来季からセバスチャン・ベッテルを起用するアストンマーティンもベッテルのドイツ市場での影響力に期待をしている。

    プライベートチームであるウィリアムズもジョージ・ラッセルはエンジンを供給するメルセデスのドライバーであり、ニコラス・ラティフィは多額のスポンサーマネーをもたらしている。

    そういった意味は、実力でシートを維持しているのはハースF1のケビン・マグヌッセンとロマン・グロージャン、来季マクラーレンに移籍するダニエル・リカルドくらいかもしれない。そのハースF1も来季はエンジン供給元のフェラーリのドライバーを乗せるためにドライバーを一新すると囁かれている。

    レッドブルにとって、ホンダはある意味で数100億円というエンジン料金を賄ってくれるスポンサーだった。しかし、それを失うことが決定した今、角田裕毅を乗せるという配慮をする必要はなくなってしまった。

    いや、角田裕毅はレッドブルのジュニアドライバーでもある。しかし、レッドブルであっても、F1活動はエナジードリンクのマーケティングのための参戦である。

    さらに今季からはレッドブル缶のカラーリングを纏ってきたトロロッソとしての参戦をやめて、レッドブルのファッションブランドであるアルファタウリへと名前を変更。マシンからエナジードリンクの広告は外された。報道によると、レッドブルのオーナーであるディートリッヒ・マテシッツは、アルファタウリの販促に大きな力を入れているとされており、レッドブル内でアルファタウリはジュニアチームではなく、姉妹チームへとステータスを変えている。

    そして、問題は角田裕毅がF1デビューを果たすと考えられていたチームがアルファタウリであることだ。残念ながら、日本でアルファタウリというブランドは正式に展開していない。アジア圏での展開もそこまで高くない。

    アルファタウリには日本企業のカシオやRDSが協賛しているが、ドライバー決定に発言権はないだろう。カシオはホンダがエンジンを供給していなかった2016年からチームのスポンサーを務めているが、今後も協賛を続けるかどうかはわからない。

    残念ながら、日本市場はかつてほど影響力はなく、世界で戦える企業も減少している。決して角田裕毅に実力がないとは思わない。しかし、F1ドライバーになるには国籍や企業支援が大きな要因であることは否めない。

    ホンダがF1から撤退し、もしかすると、レッドブルがSUPER GTやスーパーフォーミュラで行っているチーム無限へのサポートも終了する可能性だってあり得なくもない。

    それが現実となり、角田裕毅が、SUPER GTやスーパーフォーミュラ参戦するというニュースが発表されれば、それは日本のモータースポーツのガラパドス化を進めることを意味するだろう。

  • レッドブルF1、2022年以降は“無限ホンダ”エンジンを搭載?

    レッドブルF1、2022年以降は“無限ホンダ”エンジンを搭載?

    レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーとモータースポーツアドバイザーのヘルムート・マルコが、現在、オーストリアでレッドブルのオーナーであるディトリッヒ・マテシッツと会っており、ホンダF1の知的財産権を買い取るための財政的な承認を得るために交渉していると報じられている。

    ホンダが2021年シーズン限りでF1撤退を決めたことで、レッドブルは2020年から搭載するF1エンジンを探すという問題に直面することとなった。

    オーナーであるディートリッヒ・マテシッツは、メルセデスとのパートナーシップを望んでいないとされ、フェラーリとも昨年の不正行為論争で関係がいいとは言えない。何よりチャンピオンシップ獲得を目指すレッドブルにとって、現在のフェラーリのF1エンジンは競争力に欠けている。メルセデスとフェラーリは2015年にレッドブルにエンジンがない状況になった際に供給を拒否している。

    残るはルノーだが、かつてタイトルを4連覇したパートナーシップは喧嘩別れで終わっており、再び両者が健全な関係を築くのは難しいとの見方が強い。

    そこで浮上しているのが、レッドブルがホンダF1の知的財産権を買い取り、ホンダが2021年まで開発したF1エンジンで参戦を継続するというもの。現在のレッドブルのシャシーはホンダのF1エンジンに完全に統合されており、論理的な解決策になる可能性があると考えられている。

    その際には、過去にルノーのF1エンジンにタグホイヤーのバッチをつけて参戦したようにホンダの名前は伏せられるが、Missed Apex Podcast は、エンジンには“無限”のバッチが貼られるのではないかと推測している。

    レッドブルは、エンジンのさらなる開発を担当するサードパーティを見つける必要があるが、無限を通してホンダとの協力を続けていくのではないかとの推論だ。無限は、ホンダのモータースポーツ用自動車エンジンの設計・開発を行っており、レッドブルは、SUPER GTとスーパーフォーミュラでチームMUGENをスポンサードしている。

    過去に無限はホンダのF1第二期活動が終わる1992年にホンダがティレルに供給していたV10エンジンを無限とホンダの共同開発という形で参戦。ホンダエンジン「RA101E」をベースに無限エンジン「MF351H」を開発。2000年にホンダがF1に復帰するまで参戦していた。

    ホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史は「彼らが何らかの形で我々を必要とする場合、それがパワーユニットだけでなく、他のことであっても、ホンダは彼らと喜んで話をします」は語っている。

    「形はどうあれ、アルファタウリとレッドブルの2021年以降のプログラムをサポートするということに関して、我々は喜んで協力します。ホンダとして両チームからたくさんのものをもらいました。将来、それを何らかの形で返したいと思っています」

    会社としてF1撤退を発表した手前、ホンダとしては表立ってサポートすることはできないが、協力会社の無限を通してであれば、それは実現できるかもしれない。そして、それはF1参戦が期待される角田裕毅を含めたホンダの若手ドライバーとF1とを繋ぐ最後の架け橋になるかもしれない。

  • ホンダF1 「2021年以降のレッドブルの計画をサポートしていきたい」

    ホンダF1 「2021年以降のレッドブルの計画をサポートしていきたい」

    ホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史は、レッドブルが独自もしくは新しいパートナーとエンジンを開発できるように2021年のF1撤退後もホンダのF1エンジンを継続することについて話し合うことにオープンだと語る。

    ホンダは2021年シーズン限りでF1を撤退し、研究開発リソースをカーボンニュートラルの実現という目標に振り分けていく。

    それによってレッドブル・レーシングとアルファタウリはエンジンサプライヤーを探さなければならない状況に陥ったが、山本雅史はホンダとして後任の計画をサポートしたいと考えていると語る。

    現時点では、レッドブルがエンジンパートナーを見つけられない場合、レギュレーションによってF1で最もエンジン供給が少ないルノーに供給する義務が発生しているが、2018年に喧嘩別れしている両社の関係は決して良いものではない。

    レッドブルもルノーのエンジンカスタマーに追いやられることは望んでいないと考えられ、それがチームの最優先事項となる可能性は低い。

    そして、現在、レッドブルにとっての代替案のひとつとして、ホンダF1から知的財産を買い取って、独自にホンダのF1エンジンの継続プログラムを実行し、場合によっては追加の技術パートナーからのサポートを受ける可能性について議論されている。

    レッドブルがホンダF1にそういった要求をしたという事実はないが、THE RACE は山本雅史のインタビューを開催し、ホンダF1は、マクラーレンとの3年間の苦境の後、再びレースウィナーになることを助けてくれたレッドブル・レーシングとアルファタウリが可能な限り痛みを伴わない状況でF1を去りたいと考えていると伝えている。

    ホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史は「彼らが何らかの形で我々を必要とする場合、それがパワーユニットだけでなく、他のことであっても、ホンダは彼らと喜んで話をします」は語る。

    「形はどうあれ、アルファタウリとレッドブルの2021年以降のプログラムをサポートするということに関して、我々は喜んで協力します」

    「ホンダとして両チームからたくさんのものをもらいました。将来、それを何らかの形で返したいと思っています」

    ホンダF1としてレッドブルを技術的にサポートする可能性について質問された山本雅史は「チームからそのような要求があれば、私は日本と話す準備ができています」と語る。

    「個人的には、レッドブルとアルファタウリが行うことを可能な限りサポートしたいと思っています」

    だが、ホンダのF1エンジンの開発を引き継ぐために必要なインフラストラクチャを構築することは、レッドブルにとって重要な取り組みとなるだろう。

    しかし、ミルトンキーンズの施設を拡大し、主要な技術リソースとパートナーを擁することは、2021年の予算上限によってレースチームの縮小を余儀なくされているレッドブルにとって、一部のスタッフを再配分することができる。

    レッドブルにとって短期的に独自のエンジンを構築することは不可能だが、バッジを付け直した継続プロジェクトは現実的であり、再びカスタマーになるよりも望ましいと考えるかもしれない。

    ホンダは、2018年に当時のトロロッソと契約に結んでレッドブル関係を開始。これは、レッドブル・レーシングとの潜在的なパートナーシップの前兆となった。レッドブルはシーズンの早い段階からルノーからホンダへの切り替えを確信しており、ホンダは事実上のワークスパトナーとして両チームに平等な待遇を与えることにリソースを捧げきた。

    一部報道では、レッドブルがポルシェにF1エンジンの供給を打診しているとも言われている。

    だが、山本雅史は「しかし、将来的にはレッドブルとアルファタウリは他の当事者とそのような状況になることはないかもしれません」と語る。

    「ですので、私たちは将来のために彼らを助けることができるあらゆる方法で彼らを支援し、助けたいと思っています」

    ホンダは、2019年末にレッドブルとの契約を2021年シーズンまで延長している。したがって、ホンダは、今シーズンですぐにF1から撤退するのではなく、その契約を全うすることに取り組んでいる。

    山本雅史は、F1プログラムを継続したいと考えていたが、ホンダが自動車会社として直面している現実を尊重しなければならなかったとし、先週金曜日にF1撤退を発表したホンダの八郷隆弘社長の会見は“残念”な経験だったと語った。

    また、山本雅史は、ホンダのF1撤退によって、レッドブルとアルファタウリがF1で競争力のある解決策が見つからないという影響を与えることは“心地良くない”ことだと述べ、ホンダのF1撤退の結果を緩和したいという願望を繰り返した。

    「我々の目標は、スポーツに大きなネガティブな変化を加えることなく、スポーツを終了することです。それが我々の目標です」と山本雅史は語った。

    ホンダは、F1でワールドチャンピオンを目指すというコミットメントを失っていないとし、2021年に新型エンジンを投入することを約束している。

    レッドブルとアルファタウリはどちらもホンダのF1エンジンで優勝し、ホンダはV6ターボハイブリッド時代に2チームで優勝した唯一のメーカーとなったが、今シーズンはタイトルを争うという期待には応えられていない。

    しかし、レッドブルは2021年にメルセデスに挑戦できると楽観視しており、ホンダとしてもそれを達成することに専念すると山本雅史は主張する。

    「今年はまだ7レースが残っており、来年も様々なことにトライしていきます」と山本雅史は語った。

    「来年はチャンピオンシップを争って、我々のストーリーが良い結末を迎えられることを目指しています」

    「来年、プロジェクトから人を減らすことはありません。我々ははさらに開発していきます。そして、できるだけ多く勝てるように全力を尽くします」

    「我々は最後までプッシュし続けます」

  • ダニール・クビアト 「ホンダのF1撤退というニュースには驚いた」

    ダニール・クビアト 「ホンダのF1撤退というニュースには驚いた」

    アルファタウリ・ホンダF1のダニール・クビアトが、2020年のF1世界選手権 第11戦 F1アイフェルGPへの意気込みとともに、先日F1撤退を発表したホンダへの思いを語った。

    「ロシアを振り返ると、レース後半は遅いマシンの後ろに引っかかってしまって少しフラストレーションを感じたけど、ホームレースの内容としてはかなり満足している」とダニール・クビアトはコメント。

    「僕たちはチームのために良いポイントを獲得したし、レースペースはとても強力だった。グランドスタンドにファンがいることがいかにクールであるかも忘れていた。ファンがいないレースによってその良さがさらに分かったし、観客をいて、僕の名前を言ってくれているのを耳にしてかなり気合が入った。今年は観客の重要性が別の視点から分かったと言わなければならない」

    「全体的に最近の自分のパフォーマンスには満足している。スパ以降、ずっと上昇傾向になる。エンジニアとの進め方にかなり満足しているし、競争力をつけるために何が必要かについての理解が深まっている。ソチは正しい方向への一歩だったし、ニュルブルクリンクにむけて学び続け、懸命にプッシュしていきたいと思っている」
    「ニュルブルクリンクでレースをするのはかなり久しぶりだ。実際、GP3でそこに行ってから7年ぶりになる。多くの歴史があって、とてもクールでクラシックな古き良きトラックだ。あの場所に戻ることに興奮している。天候が話題になっているけど、かなり寒くなるようだね。テストで何度か遭遇したことはあるけど、極端に寒いコンディションでレースをしたことは一度もないので、興味をそそられる。期待できるのは雪が降らないことだけだ!」

    「特に際立ったセクションがあるわけではないけど、ドライブしていて楽しいトラックだ。いくつか遅いシケインや高速コーナーもあって面白い。ターン1はかなりの勾配の下り坂でブレーキングするのでちょっとトリッキーかもしれない。特にオープニングラップはね。それに取り組むにはいくつかの方法があるし、良いラインを見つける方法がある」

    「今週末、僕たちのパフォーマンスがどのように機能するかについては、ロシアでいくつか励みになる兆候が見られたし、それを続けられれば、常にうまくやるチャンスはある。コンディションに巻き込まれないことを願っている。ミッドフィールドのいくつかはとても競争力があるけど、僕たちは常にその戦いのどこかにいる」

    「ホンダが来年末でF1を離れるというニュースを聞いて驚いた。彼らのエンジニアと一緒に仕事をするのを楽しんでいるので、個人的に悲しく思うし、レースという点でもがっかりしている。彼らが僕たちに可能な限り最高のパワーユニットを与えるために懸命に仕事をしてくれているし、これまでいくつか素晴らしい結果を残してきたからね。現場のホンダのスタッフは本当に熱心だし、彼らがまだスポーツにいる間はプッシュし続けてくれると確信している」

    関連:2020年 F1アイフェルGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ピエール・ガスリー 「ホンダがF1から撤退するのは悲しい」

    ピエール・ガスリー 「ホンダがF1から撤退するのは悲しい」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーが、2020年のF1世界選手権 第11戦 F1アイフェルGPへの意気込みとともに、先日F1撤退を発表したホンダへの思いを語った。

    ピエール・ガスリーは、GP2タイトルを獲得した翌年の2017年に日本でスーパーフォーミュラに参戦してホンダとの仕事をスタート。2018年にトロロッソと組んだホンダF1の初年度からドライバーを務めており、レッドブルのF1ドライバーのなかでは最もホンダとの付き合いが長い。

    そして、2019年のF1ブラジルGPでは2位表彰台、2020年のF1イタリアGPでは優勝と、ホンダのF1エンジンで勝利と表彰台を獲得している。

    「まず最初に過去4年間にわたって経験を共有してきたホンダがF1を離れることを悲しく思っていると認めなければならない。ホンダの人々は僕のキャリアにおいて重要な役割を果たしてきたし、いつも彼らと仕事をすることを本当の楽しんできた。でも、僕たちはまだ来年の終わりまで一緒にいるので、それまでにもっとたくさんの勝利を収めるために戦えることを願っている。そして、ホンダがチャンピオンシップタイトルを争えるポジションにいることを願っている」とピエール・ガスリーは語る。

    「ドイツに目を向けると、僕たちはロシアでパフォーマンスが良かったことを分かってニュルブルクリンクに向かう。僕にとって日曜日のレース自体はうまくいかなかったとしてもね。僕たちは順調に予選を進め、不利に働いた部分もあったけど、Q3に進出することができた。Q2では摩耗したソフトタイヤでスタートしなければならず、早めにストップして2回目のスティントでトラフィックに出くわした。それでも、特にクリーンエアで走行しているときは良いペースを示していた。バーチャルセーフティカーでは少しギャンブルをしたけど、成果を挙げなかった。7位は可能だったかもしれないけど、いくつか良い戦いができた」

    「ニュルブルクリンクで最後にレースをしたのは2014年のフォーミュラ・ルノー3.5だったと思う。本当に良いトラックだと思う。リズムに乗ることができる低速と中速のコーナーが本当にうまくミックスされたかなりテクニカルなトラックだ。1コーナーは下り坂のブレーキングがあって注意が必要だ。要約すると、面白いし、正しくまとめるのが簡単ではないラップだ。寒くなるみたいだけど、あの場所でそれは驚くことではない。プラクティスでガレージでマシンに座って出ていくのを待っているときを除けば問題ではない。そのときは寒さを感じ始める。でも、タイヤにとっては別の話だ。温度を上げるのが難しくなる。雨のレースはあまりなかったので、雨が降ってくれるといいね。オーバーテイクは簡単ではないので、予選をうまくやることが重要だし、僕たちの誰も長い間ニュルブルクリンクに行っていなかったので、できる限り早く適切なセットアップの妥協点を見つけられるようにフリープラクティスで多くの作業を行う必要がある。全員がにとって素晴らしいチャレンジになるだろう」

    関連:2020年 F1アイフェルGP テレビ放送時間&タイムスケジュール