カテゴリー: スクーデリア・アルファタウリ

  • 角田裕毅 「2021年にF1デビューが叶わなれば日本に戻る」

    角田裕毅 「2021年にF1デビューが叶わなれば日本に戻る」

    角田裕毅は、F1デビューを果たせるかどうかを証明するにはFIA-F2での1シーズンで十分であり、2021年にF1デビューを果たせなければ、来季は日本で走ることになるだろう語る。それだけ、今回のチャンスに賭けている。

    レッドブル/ホンダF1の育成ドライバーである角田裕毅は2021年のアルファタウリ・ホンダでのF1デビューが濃厚とされており、今月初旬にイモラ・サーキットでアルファタウリ・ホンダの2年落ちのマシンをテスト。約350kmを走行し、フリー走行限定のF1スーパーライセンスの資格を満たした。

    角田裕毅は、FIA-F2でランキング5位以内に入れば、F1スーパーライセンスを取得して、2021年のF1デビューへの道が開ける。

    角田裕毅は、レッドブルF1のヘルムート・マルコからF1デビューするためのどのようなアドバイスを与えられたかを明かした。

    「ヘルムート(マルコ)は、今シーズンはうまくやって、スーパーライセンスのために5位になるように言われています」と角田裕毅は語った。

    「彼はチャンピオンシップを5位で終えることができれば、F1に進むチャンスがあると言っていました。それができなかったら、再び日本に戻って走ることになると言われました」

    角田裕毅は、現在の若手F1ドライバーがFIA-F2で1シーズンを経験しただけでF1に昇格していることを指摘した。

    「厳しいですが、彼の言うことに合意しています。ジョージ・ラッセル、ランド・ノリス、シャルル・ルクレールのような優れたドライバーは、F2で1年しか必要ありませんでした。彼らは2~3年は必要ありませんでした」

    角田裕毅は、自分の夢だけでなく、多くの日本人ファンのためにもF1デビューを実現させたいと語る。

    「日本のファンは日本人ドライバーがF1に参加するのを待っています。それはソーシャルメディアから見ることができます。日本からのプレッシャーがありますが、悪いプレッシャーではなく、良いプレッシャーだと思っています。彼らは日本人F1ドライバーを待っています、そして、僕はそれを達成するために最も近い一人です。彼らのためにそれを実現したいと思っています」

  • セルジオ・セッテ・カマラ、来期のフォーミュラEへのフル参戦が決定

    セルジオ・セッテ・カマラ、来期のフォーミュラEへのフル参戦が決定

    レッドブルF1のリザーブドライバーを務めるセルジオ・セッテ・カマラが、2020/2021シーズンのフォーミュラEにドラゴンからフル参戦することが発表された。

    レッドブル・レーシングとアルファタウリ・ホンダF1のリザーブドライバーであるセルジオ・セッテ・カマラは、2019/2020シーズの最後の6戦で、元F1ドライバーのブレンド・ハートレーに代わってフォーミュラEデビューを果たした。

    新型コロナウイルスによって中断後のレースで、セルジオ・セッテ・カマラのベストリザルトは15位。チームメイトのニコ・ミュラーもノーポイントで終えている。

    来期からDragon / Penske Autosport へとブランドを変更するチームは、来期もセルジオ・セッテ・カマラが残留することを発表。この発表によって、セテ・カマラが日本で残りのスーパーフォーミュラに参戦する可能性は低くなった。

    新型コロナウイルスによる渡航制限がなければ、スーパーフォーミュラはセルジオ・セッテ・カマラのメインのシリーズになるはずだった。しかし、現状では10月の第3戦 SUGOの1戦しか出場できていない。Buzz Racing with B-Maxから参戦したセッテ・カマラは、初出場でいきなりポールポジションを獲得して周囲を驚かせたが、決勝ではクラッシュでレースを終えている。

    スーパーフォーミュラは、12月5・6日に鈴鹿でダブルヘッダーが開催されるが、その数日前にバレンシアでフォーミュラEのテストが予定されており、セルジオ・セッテ・カマラが最後の3戦で日本に戻ることはないと予想されている。

    「チームとの最初のフルシーズンに自分が学んだこと、オフシーズンにチームと行ってきた仕事を適用できることに興奮している」とセルジオ・セッテ・カマラは語った。

    「僕の目標は各レースでできる限り最高の結果をもたらし、シリーズで学習曲線を伸ばし、ドラゴン/ペンスキー・オートスポーツのクルーとの時間を楽しむことだ!」

    「チームと一緒に成長し、ベルリンで一緒にスタートしたポジティブな勢いを維持し、今シーズン、一貫してポイントを争うことが僕のゴールだ」

    ドラゴンは、1月にチリで始まる2020-21シーズンの2回目の署名をまだ指名していませんが、ミュラーは最近、衣装のペンスキーEV-5をテストし、席を争っていると考えられています。

    ドラゴン/ペンスキー・オートスポーツのオーナー兼チームプリンシパルであるジェイ・ペンスキーは、「セルジオは、ベルリンでのチームとの最初の6レースで何が起こるかを全員にプレビューした」と語った。

    「セルジオのペースと、彼が電気レースの厳しさに適応した速度に満足している」

    「ペンスキーEV-5パッケージと我々が全面的に行っている進歩により、彼がベルリンで示したポテンシャルをドラゴン/ペンスキー・オートスポーツでの最初のフルシーズンで一貫したポイントフィニッシュに変換することを期待している」

    昨期、ドラゴンは、ブレンドン・ハートレーが第2戦サウジアラビアで9位でフィニッシュして2ポイントを獲得し、12チーム中11位でシーズンを終えている。

  • ピエール・ガスリー、F1トルコGPでのパフォーマンスは「恥ずかしい」

    ピエール・ガスリー、F1トルコGPでのパフォーマンスは「恥ずかしい」

    ピエール・ガスリーは、F1トルコGPでのアルファタウリ・ホンダF1のパフォーマンスは“恥ずかしく”“プアー”なものだったと振り返る。

    ピエール・ガスリーは、トリッキーなコンディションでペースを見つけることに苦労し、ダニール・クビアトの後ろとなる13位でレースをフィニッシュ。アルファタウリ・ホンダF1はノーポイントでイスタンブール・パークを去ることになった。

    F1トルコGPでは、フェラーリが3位と4位でフィニッシュしたため、アルファタウリ・ホンダF1は、コンストラクターズ選手権で6位をかけてフェラーリに挑戦するという希望も打撃を受けた。

    ピエール・ガスリーの決勝日は、チームが作業しかけていたパワーユニットを変更しないと計画を変更したことで、FIAから調査を受けるという酷い始まりとなった。スチュワードは、チームがマシンで作業したことがパルクフェルメ規定の違反に当たると判断し、ピエール・ガスリーに最後尾グリッドからのスタートを言い渡した。

    「今日だけじゃなく、週末全体が本当に悪かった。ウエットでの僕たちおパフォーマンスは非常にプアーなものだった」とピエール・ガスリーは語る。

    「正直なところ、少し恥ずかしい。ウェットで遅かったし、インターにスイッチを入れることができなかった。予選でもそれは同じだった」

    「それにペナルティを受け、多くの問題を抱えていた。正直なところ、昨日の朝からパフォーマンスが悪かったし、僕たちはもっとうまくやる必要がある。次のレースに向けて努力する必要がある」

    「もちろん、非常に独特なコンディションだったし、今後僕たちが直面することはないと思うけど、僕たち全員にとって、何がうまくいかなかったのか、どうして機能しなかったのかを理解する必要があると思う」

    「昨日(予選)からすでにいくつかの回答が得られていた。しかし、今日(決勝)にむけて変更を加えることはできない」

    「それでも、僕たちはこのようなすべてのことを予想していたはずだし、もっと良い仕事をすることができたと思う。でも、今はもう終わったことだし、次の3レースに目を向ける必要がある」

    前戦F1エミリア・ロマーニャGPで4位入賞を果たしていたダニール・クビアトも困難な午後を過ごした。

    「ポイントも獲得できなかったし、かなり苦労したので、12位で終えたことには少しフラストレーションを感じている」とダニール・クビアトは語った。

    「レースを通してマシンと格闘していたし、報酬なしでフィニッシュするのは少しイライラする」

    「正直に言うと、できることはあまりなかった。このようなコンディションでの今週末のペースに関して、どういうわけかマシンが正しいウィンドウに入らなかったし、その理由を分析する必要がある」

    「でも、それは理解できることでもある。このようなディションは滅多に見られないことだし、このようなコンディションに合わせてマシンを作るのは正しくはない。でも、僕たちはそれから学び、理解する必要がある」

    ダニール・クビアトは、スピンを喫したものの、完走できたことはある程度の慰めになったと語る。

    「今日、幸運なことにミスはほとんどなかった。1回だけスピンを喫したけど、あちこちで非常にトリッキーな感じがした」

    「最終的このようなコンディションで完走できたことはドライバーとしてすでに気分がいい。とてもトリッキーだったからね。だから悪くはなかった。集中力を高めるための良いトレーニングだったね!」

  • ユーリ・ヴィップス、2021年のF1デビューの可能性を否定

    ユーリ・ヴィップス、2021年のF1デビューの可能性を否定

    レッドブルF1の育成ドライバーであるユーリ・ヴィップスは、2021年にF1デビューする可能性があるとの噂を否定した。

    2021年のF1シートは残りわずかとなっているが、レッドブル・レーシングとアルファタウリ・ホンダはまだセカンドシートのドライバーを決定しておらず、レッドブルがユーリ・ヴィップスのF1スーパーライセンス取得をプッシュしたことは注目を集めた。

    「来年、自分がF1にいることはないので、スーパーライセンスを取得しても来年に関しては何も意味がないことは分かっている」とユーリ・ヴィップスは ERR に語った。

    実際、ユーリ・ヴィップスは、F1トルコGPでレッドブル・レーシングとアルファタウリ・ホンダのリザーブドライバーにノミネートされた。

    「誰かに何かが起こったら、少なくとも僕にチャンスはあるかもしれない」とユーリ・ヴィップスは認める。

    「それにスーパーライセンスがあれば、来年のプレッシャーははるかに少なくなる」

    「僕はF2に参戦する。近年、スーパーライセンスのポイントを獲得するには、カテゴリー内の特定の位置にいる必要があったけど、今ついにそれを手に入れることができた」

    ユーリ・ヴィップス

  • ホンダF1:2020年 第14戦 F1トルコGP 決勝レポート

    ホンダF1:2020年 第14戦 F1トルコGP 決勝レポート

    イスタンブール・パークで行われた2020年のF1世界選手権 第14戦 F1トルコGPの決勝は、路面コンディションの変化によって目まぐるしく展開が変わる中、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンとアレクサンダー・アルボンがポイント圏内でレースをフィニッシュした。

    フェルスタッペンが2番グリッド、アルボンが4番グリッドからスタートとなる一方で、予選でのイエローフラッグ無視などによって中団以降のグリッドが大きく変動した。

    アルファタウリ・ホンダのダニール・クビアトが予選順位から1つ繰り上がって16番手、ピエール・ガスリーはパワーユニット(PU)交換に関連するペナルティーにより、最後尾からのスタートとなった。

    スタート1時間前に雨が降ったことから、完全なウエットコンディションとなり、グリッド上の全車がウエットタイヤを選択。路面のグリップがかなり低い状況の中、スタンディングスタートでレースの幕開けとなった。

    シグナルが消えてスタートが切られる中、レッドブル・レーシングのフェルスタッペンとアルボンは加速できずに大幅なポジションダウンを喫する。しかし、そこから巻き返しを図り、4番手と5番手まで順位を取り戻した。一方のアルファタウリ・ホンダ勢は好スタートを切り、クビアトが12番手、ガスリーが13番手とトップ10を視野に入れる位置でレースを進める。

    路面の状況が改善していく中、序盤のポイントは浅溝のインターミディエイトタイヤに交換するタイミングだった。フェルスタッペンとアルボンはウエットタイヤでも十分な速さを見せ、上位を走行していたランス・ストロール、セルジオ・ペレス(ともにレーシングポイント)、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がピットインして前が開けると、ファステストラップを更新しながらペースを上げていく。

    一方のアルファタウリ・ホンダ勢は、クビアトが8周目にインターミディエイトタイヤに交換。その2周後にガスリーもタイヤ交換を行う。両者ともにトップ10圏内を目指すが、ピットインせずにとどまっていたケビン・マグヌッセン(ハース)に前をふさがれる形となって、ペースを上げられないままレースが進んでいく。

    フェルスタッペンは11周目にタイヤを交換し、ペレスとベッテルの間の4番手でコースへ復帰。アルボンは12周目にピットインし、ベッテルとルイス・ハミルトン(メルセデス)の6番手でレースへ戻る。

    その直後、バーチャルセーフティカー(VSC)が導入されるが、アルボンはタイヤをうまく作動させ続け、VSCが明けるとターン12でハミルトンをオーバーテイク。さらにその勢いのままベッテルもパスして、4番手に浮上する。

    コース上で最速のペースを見せていたフェルスタッペンだったが、2番手を目指して前方のペレスをパスしようと仕掛けたところでスピンを喫し、再度のタイヤ交換を余儀なくされる。これにより、フェルスタッペンはアルボン、ベッテル、ハミルトンの後方までポジションダウンし、カルロス・サインツ(マクラーレン)の後方8番手でコースへ戻る。アルボンが快調なラップを刻む一方で、フェルスタッペンはこのトラフィックに引っかかる形となってペースが上がらない。

    アルボンは前を行く2台を追い詰めるが、この頃には路面がだいぶ乾き、タイヤの消耗が激しくなっていたことから、多くのドライバーが再びピットインして新たなインターミディエイトタイヤを装着。ガスリーも33周目でタイヤを交換したが、クビアトは1ストップ作戦を遂行すべくステイアウトを選択する。

    同じくステイアウトしていたアルボンだったが、タイヤの消耗は激しく、ターン4でスピン。34周目で新たなインターミディエイトタイヤに交換すると、コース復帰後にストロールをパスして5番手までポジションを上げる。しかし、ペースで勝るサインツにパスを許し、6番手でレース後半を戦うことになる。

    フェルスタッペンは他車のピットインもあり、3番手までポジションを上げたが、タイヤの摩耗によってピットイン。アルボンの後方7番手でレースへ復帰する。前方を行くフェラーリ勢を追いかけるが、乾いていく路面コンディションに苦戦してペースを上げられず、さらにはフェルスタッペンが再びスピンを喫する。フェルスタッペンはそこから巻き返し、残り7周のところでアルボンの前に出ると、両者ともにそのままフィニッシュ。6位と7位で計14ポイントを獲得した。

    アルファタウリ・ホンダ勢は、クビアトが1ストップ、ガスリーが2ストップと戦略を分けたが、序盤でマグヌッセンの前に出られなかったマシンは軒並みポイント圏外に留まっており、クビアトとガスリーも同様に上位進出は果たせず、12位と13位でレースを終えた。

    次戦は2週間後、11月29日(日)に決勝が行われるF1バーレーンGP。今季初めて欧州以外での開催となる。

    田辺豊治(ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日のトルコGP決勝は、スタート前に降った雨のためウエットコンディションでのレースとなりました。レース時には止んだものの、低い外気温であったこともあり、終了までドライにはならず、徐々に路面の状況が変わる中でタイヤマネージメントなど難しいレースになりました。プラクティス、また予選での感触がよかったAston Martin Red Bull Racingですが、フェルスタッペン選手が6位、アルボン選手が7位と残念なポジションでの終了となりました。Scuderia AlphaTauri Hondaの2台は、濡れた路面で走行ラインを外してのオーバーテイクが難しい状況などからポジションアップに苦しみ、ポイント圏外でのフィニッシュとなりました。今シーズンは中東での3連戦を残すのみとなりました。いい形でシーズンを終えられるよう、ここから準備をしていきます。最後に、難しいコンディションで予選6番手から見事なレース運びで優勝を飾り、7回目のチャンピオンシップ獲得を決めたハミルトン選手に、Hondaを代表して祝福の言葉を贈ります」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)
    「正直に言うと、今日はとても難しいレースでした。グリッドの偶数列はグリップが低く、スタートがうまくいかずに4番手までポジションを落としました。3番手までポジションを戻すと、コントロールの難しい中でチェコ(ペレス選手)についていこうとしましたが、コーナー出口の縁石の外にあるグリーンゾーンまで出てしまい、大きなスピンを喫しました。ウォールにはぶつからないようにしましたが、タイヤにフラットスポットができたことでピットインせざるを得ませんでした。新しいタイヤに交換して、前に追いつくまではできましたが、パスすることができませんでした。コース上には1つの走行ラインしかなく、そのラインですらもとても滑りやすいという状況で、前のマシンと同じラインしか走れないというのはとてもフラストレーションが溜まりました。また、路面も完全に乾ききってはいなかったので、スリックタイヤに交換することもできず、消耗の早いインターミディエイトで走り続けなければなりませんでした。あとは前方のマシンについていくレースになり、グリップのない中で生き残ろうとトライしていきました。いい一日にはなりませんでしたし、自分たちが意図したようなレースでもありませんでした」

    アレクサンダー・アルボン(レッドブル・レーシング)
    「今日はすべてが計画通りにいって勝利が目指せたと思うので、7位という結果には複雑な気分です。レースウイークを通じて僕らの競争力は高かったので、今日の結果はつらいです。僕らは2台ともスタートがよくなかったのですが、ポジションを上げていき、インターミディエイトに交換したときは素晴らしいグリップがあってとても速かったです。しかし、ペースはとてもよかったものの、2セット目のインターミディエイトに交換してからはグリップがなくなってペースを失い、少し困惑しました。理解しがたい状況ですが、冷静になり、なぜこのようなレースになったのかを分析しなければなりません。今週末はマシンの進化を確認できましたし、トライしたこともとてもうまくいったので、その部分には満足しています。ガレージのみんながすごく助けてくれたので、次のバーレーンでまたそれを再現するのが待ちきれません」

    ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)
    「今日は語るべきことはあまりないレースになりました。自分のレースに徹して12位となりましたが、これ以上にできることはあまりありませんでした。僕らはポイントが獲得できず、レース中ずっと戦っていたのに成果が得られなかったことには、フラストレーションが溜まります。とても難しいレースでしたが、幸いにも一度のスピンのみであまりミスをしませんでした。ドライバーにとってはこうしたコンディションで無事に完走できて気分がいいものですし、集中力を養うためのいいトレーニングになりました。全体的に振り返ると、今週末ウエットでの僕らのペースはあまりよくなく、マシンを作動領域に入れるのに苦しんでいました。何がよくなかったのかを見極め、そこから学んでいきます」

    ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
    「レースウイークを通じて僕らはあまりよくありませんでした。昨日はウエットタイヤではパフォーマンスを発揮できず、今日も同じようにかなり苦戦することは分かっていました。金曜日のドライコンディションではすべてがよかったのでやや困惑しましたが、ウエットやインターミディエイトになるととても遅くなってしまい、FP3や予選でもタイヤを適切に作動させられずに苦戦しました。さらに、今日はペナルティーも受けました。次に同じコンディションとなった場合に備えて、今回なにが悪くて、もっとうまくやるには何が機能しなかったのかを理解する必要があります。すでにいくつか答えは見えていますが、僕らはもっといい仕事をすべきでしたし、とてもがっかりしています。この週末は終わったわけですから、この先のレースに目を向けていきます」

  • ホンダF1 田辺豊治TD会見 「弱点をきっちり見直して今後に備えていく」

    ホンダF1 田辺豊治TD会見 「弱点をきっちり見直して今後に備えていく」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、レース後の会見で2020年のF1世界選手権 第14戦 F1トルコGPの決勝レースを改めて振り返った。

    ホンダF1エンジン勢は、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが2番グリッド、アレクサンダー・アルボンが4番グリッドと好位置からのスタートとなったが、結果は6位と7位と振るわなかった。

    「非常に滑りやすい路面でいろいろなことが起きた週末でした」と田辺豊治は振り返る。

    「レース中に雨はやみましたが、最後までドライにはならず、路面状況が分かるなかでタイヤマネージメントを強いられる難しいレースとなりました」

    「プラクティス、予選での感触が良かったのですが、フェルスタッペン選手が6位、アルボン選手が7位と残念なポジションでの終了となりました」

    また、アルファタウリ・ホンダはダニール・クビアトが12位、ピエール・ガスリーが13位とノーポイントでレースを終えた。

    「スタートで順位を上げたのですが、濡れた路面ではラインを外すとグリップがなく、オーバーテイクが難しいことから順位を上げることができませんでした」

    今回のレースではレッドブル・ホンダの2台がスタートで失速。序盤になんとか順位を取り戻すことができたものの、1列目と2列目からのスタートというチャンスを潰すことになった。田辺豊治もスタートが課題だと言うことを認識していると語る。

    「いろいろなコントロールが絡んでいるのですが、車体、PUを問わず、自分たちのできることを持ち寄って解決策を検討していきます」

    それでも今日のレースでのマックス・フェルスタッペンの6位は最大限の結果だったと田辺豊治は語る。

    「パッケージとしてそうですね。大きな失敗をしたというより、たくさんある弱点が出た。改善の余地はもちろんありますが、これが限界だったと思います」

    「レース後ミーティングでも何がうまくいかなかったのかいろいろと話が出ました。弱点をきっちり見直して、今後に備えていこうと思います」

  • ホンダF1、ピエール・ガスリーのパルクフェルメ規定違反の経緯を説明

    ホンダF1、ピエール・ガスリーのパルクフェルメ規定違反の経緯を説明

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーのPU交換を巡るパルクフェルメ規定違反について説明した。

    ホンダF1は、ピエール・ガスリーが予選15番手と振るわなかったため、土曜日の夜にエンジンペナルティを受けて残りのレースにむけてPUエレメントを交換することを決定。FIAに申請し、ギアボックスやラジエーターなどを外して準備をしていた。

    だが、その後、上位のマクラーレンの2台にグリッド降格ペナルティが科せられたことで、ピエール・ガスリーの13番グリッドに昇格。そのため、日曜日の朝にPU交換はやめて、元々積んでいたPUに戻したが、どのパーツにも手を加えていないことが立証できないということで、パルクフェルメ規定に違反したと見なされて、最後尾グリッドへの降格が決定した。

    この件について田辺豊治は「ガスリーはエネルギーストアをひとつ失っています。このままいけば最終戦までに足りなくなる可能性がありました」と説明。

    「今回、予選順位が悪かったので、土曜日の夜にチームと相談してグリッド降格を承知で新しいエレメントを投入することに決めました」

    「FIAに申請して、承認を得ることができたので、PU交換のために一部のパーツを外しました。ですが、今朝になって他車のグリッド降格ペナルティが出て、少し良いところからスタートできるということになったため、PU交換を止めようということにりました」

    「しかし、パルクフェルメ状態のマシンに作業を加えたと見なされ、ペナルティを受けることになりました。ペナルティが出た時点では、もうPU交換を行なうには手遅れだったので、マシンを元の通りに復元してレースに臨みました」

    だが、今回交換しなかったことで、最終戦までに必ずしもPU交換が必要となるわけではないと田辺豊治は説明した。

    最後尾からスタートしたピエール・ガスリーは、検討虚しく13位でレースを終えている。

  • アルファタウリ・ホンダF1 「学ぶべきことがたくさんあったレース」

    アルファタウリ・ホンダF1 「学ぶべきことがたくさんあったレース」

    アルファタウリ・ホンダF1のチーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズが、2020年のF1世界選手権 第14戦 F1トルコGPの決勝レースを振り返った。

    レース直前、ピエール・ガスリーのマシンのPU交換がパルクフェルメ規定に抵触したとしてガスリーに最後尾グリッドからのスタートが言い渡される。ダニール・クビアトは16番グリッドからのスタートとなった。

    ピエール・ガスリーは2ストップ、ダニール・クビアトは1ストップと戦略を分けたが、上位進出は果たせず、クビアトが12位、ガスリーが13位と期待外れな結果に終わった。

    「ピエールのペナルティを始め、我々にとって難しいレースだった」とジョナサン・エドルズはコメント。

    「がっかりしているが、受け入れて、前に進むつもりだ。グリッド後方からスタートしたことでずっと困難な一日だった。昨日のプアーなパフォーマンスから少し学び、今日はマシンの走行にそれらの学んだことを適用しようと試みた。改善したと思うが、順位を上げてポイントに挑戦するには十分ではなかった」

    「かなり難しいコンディションだったし、マシンにはドライで期待していたペースがなかったと言っても過言ではないと思う。学ぶべきことはたくさんあるし、多くのデータを収集することができたので、分析し、そこから学び、今後、再びこのようなコンディションに直面した場合にもっと強くなる必要がある」

  • ピエール・ガスリー 「タイヤに関してもっといい仕事をするべきだった」

    ピエール・ガスリー 「タイヤに関してもっといい仕事をするべきだった」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーが、2020年のF1世界選手権 第14戦 F1トルコGPの決勝レースを13位で終えた。

    予選を15番手で終え、他のドライバーのペナルティによって13番グリッドからスタートするはずだったピエール・ガスリーだが、パワーユニット交換に関連するペナルティーにより、最後尾からのスタートとなった。

    序盤、ピエール・ガスリーは13番手とトップ10を視野に入れる位置でレースを進める。10周目にインターミディエイトに交換したガスリーは、トップ10圏内を目指すが、ピットインせずにとどまっていたケビン・マグヌッセン(ハース)に前をふさがれる形となり、ペースを上げられないままレースが進んでいく。

    この頃には路面がだいぶ乾き、タイヤの消耗が激しくなっていたことから、33周目にタイヤを交換したが、上位進出は果たせず、13位でレースを終えた。

    「レースウイークを通じて僕たちはあまりよくなかった」とピエール・ガスリーは語る。

    「昨日はウエットタイヤではパフォーマンスを発揮できず、今日も同じようにかなり苦戦することは分かっていた。金曜日のドライコンディションではすべてがよかったのでやや困惑したけど、ウエットやインターミディエイトになるととても遅くなってしまい、FP3や予選でもタイヤを適切に作動させられずに苦戦した」

    「さらに、今日はペナルティーも受けた。次に同じコンディションとなった場合に備えて、今回なにが悪くて、もっとうまくやるには何が機能しなかったのかを理解する必要がある。すでにいくつか答えは見えているけど、僕らはもっといい仕事をすべきだったし、とてもがっかりしている。この週末は終わったわけだし、この先のレースに目を向けていく」

  • ダニール・クビアト 「語るべきことはあまりないレース」

    ダニール・クビアト 「語るべきことはあまりないレース」

    アルファタウリ・ホンダF1のダニール・クビアトは、2020年のF1世界選手権 第14戦 F1トルコGPの決勝レースを12位で終えた。

    予選順位から1つ繰り上がって16番手グリッドからスタートしたダニール・クビアトは、序盤を12番手でレースを進める。8周目にインターミディエイトタイヤに交換してトップ10圏内を目指しますが、ピットインせずにとどまっていたケビン・マグヌッセン(ハース)に前をふさがれる形となって、ペースを上げられないままレースが進んでいく。

    中盤には路面がだいぶ乾き、タイヤの消耗が激しくなっていたが、ダニール・クビアトは、1ストップ作戦を遂行すべくステイアウトを選択。だが、上位進出は果たせず、12位でレースを終えた。

    「今日は語るべきことはあまりないレースになった」とダニール・クビアトはコメント。

    「自分のレースに徹して12位となったけど、これ以上にできることはあまりなかった。僕たちはポイントが獲得できず、レース中ずっと戦っていたのに成果が得られなかったことにはフラストレーションが溜まる」

    「とても難しいレースだったけど、幸いにも一度のスピンのみであまりミスをしなかった。ドライバーにとってはこうしたコンディションで無事に完走できて気分がいいものだし、集中力を養うためのいいトレーニングになった。全体的に振り返ると、今週末ウエットでの僕たちのペースはあまりよくなく、マシンを作動領域に入れるのに苦しんでいた。何がよくなかったのかを見極め、そこから学んでいきたい」