カテゴリー: スクーデリア・アルファタウリ

  • 角田裕毅、全F1ドライバーで2番目に高額なマシン修理代

    角田裕毅、全F1ドライバーで2番目に高額なマシン修理代

    アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅は、第7戦F1フランスGP終了時点で全F1ドライバーのなかで2番目に高額となる162万6500万ユーロ(約2億1500万円)のマシン修理代をチームに負わせていると F1 MAXIMAAL.NL が算出している。

    角田裕毅は、F1フランスGPの予選Q1の開始早々にクラッシュ。今季は第2戦F1エミリア・ロマーニャGPの予選Q1、F1モナコGPのフリー走行、F1アゼバイジャンGPの予選Q3でもクラッシュしてマシンを壊している。

    今年のルーキーのなかではミック・シューマッハもクラッシュを喫している回数は多いが、チームへの負担は角田裕毅よりも少ない。スピン多発の印象があるニキータ・マゼピンは全体の7番手とそこまでマシンを壊していない。

    現時点で最も高額なマシン修理代がかかっているのはバルテリ・ボッタスの193万4000ユーロ(約2億5500万円)。F1エミリア・ロマーニャGPでジョージ・ラッセルと高速でクラッシュして、マシンを大破させたことが響いている。

    今年からF1には1億4500万ドルの予算上限が導入され、各チームが節約しながらシーズンを戦っており、修理代がかさむと新たなパーツ開発や在庫などでチームに負担を強いることになる。

    各F1ドライバーのマシン修理代(第7戦 F1フランスGP 終了時点)

      ドライバー 発生した総損害 壊したパーツ
    1 バルテリ・ボッタス 1,934,000ユーロ 2xフロントウィング、2xバージボード、1xモノコック、2xフロントサスペンション、4xホイール、1xサイドポッド、2xリアサスペンション、1xフロア、1xギアボックス、4xブレーキ
    2 角田裕毅 1,626,500ユーロ 3xリアサスペンション、2xリアウィング、2xフロア、2xギアボックス、1xホイール、1xフロントウィング、1xフロントサスペンション
    3 ミック・シューマッハ 1,621,500ユーロ 4xフロントウィング、1xバージボード、2xフロントサスペンション、3xホイール、1xサイドポッド、1xリアサスペンション、1xリアウィング、1xフロア、1xギアボックス、4xブレーキ
    4 ニコラス・ラティフィ 1,093,500ユーロ 3xフロントウィング、3xバージボード、3xフロントサスペンション、3xホイール、1xフロア、4xブレーキ
    5 シャルル・ルクレール 1,051,500ユーロ 3xフロントウィング、2xバージボード、2xフロントサスペンション、2xホイール、1xサイドポッド、1xリアオペレーション、1xフロア、3xブレーキ
    6 ジョージ・ラッセル 835,000ユーロ 1xフロントウィング、2xバージボード、2xフロントサスペンション、2xホイール、1xシャーシ、1xフロア、2xブレーキ
    7 ニキータ・マゼピン 553,000ユーロ 2xフロントウィング、1xフロントサスペンション、2xホイール、1xリアサスペンション、1xリアウィング
    8 キミ・ライコネン 440,000ユーロ 2xフロントウィング、1xリアウィング、1xバージボード
    9 ダニエル・リカルド 316,500ユーロ 1xフロア、1xホイール、1xフロントウィング、1xフロントサスペンション
    10 セバスチャン・ベッテル 435,000ユーロ 3xフロントウィング
    11 マックス・フェルスタッペン 435,000ユーロ 3xフロントウィング
    12 アントニオ・ジョヴィナッツィ 251,500ユーロ 1xホイール、1xフロントウィング、1xフロントサスペンション
    13 ランス・ストロール 251,500ユーロ 1xホイール、1xフロントウィング、1xフロントサスペンション
    14 ルイス・ハミルトン 210,000ユーロ 1xフロントウィング、1xフロア
    15 ピエール・ガスリー 145,000ユーロ 1xフロントウィング
    16 フェルナンド・アロンソ 145,000ユーロ 1xフロントウィング
    17 カルロス・サインツ 145,000ユーロ 1xフロントウィング
    18 セルジオ・ペレス 75,000ユーロ 1xホイール、1xフロア、1xブレーキ
    10 エステバンオコン 65,000ユーロ 1xフロア
    20 ランド・ノリス – –
  • レッドブルとアルファタウリのF1ドライバーがオーストリア横断バトル!

    レッドブルとアルファタウリのF1ドライバーがオーストリア横断バトル!

    レッドブルF1は、F1オーストリアGPのウォーミングアップを兼ねて、レッドブル・レーシングとアルファタウリ・ホンダの4人のドライバーが8つのミッションに挑む動画を公開した。

    週末レースが行われるレッドブル・リンクに向け、オーストリア・ザルツブルクの空港に隣接するHanger-7でセスナ208に乗り込んだレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレス、そしてスクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーと角田裕毅、4名のF1ドライバーたち。

    機内案内ビデオに出演するドクター・ヘルムート・マルコから、開催国をより深く知るためにオーストリア国内で8つのミッションを伴うチーム対抗レースをする様にと指示を受けるのであった。

    ミッション1:オーストリアの伝統衣装を着こなす
    ミッション2:湖で伝統的なボートを操っての車のキー回収チャレンジ
    ミッション3:6輪ピンツガウアーの操縦
    ミッション4:ピンツガウアーでのオフロードレース
    ミッション5 : 乳牛の乳しぼり対決
    ミッション6 : ピンツガウアーでの風船割り対決
    ミッション7 : ピンツガウアーでのバランス対決
    ミッション8 : レッドブル・リンクでのピンツガウアー・レース

    ミッションを終えての4名のコメント

    マックス・フェルスタッペン「ピンツガウアーのような6輪車は見たことがなかった。いつの時代かはわからないけど、軍隊で使われていたんじゃないかな。運転するととても楽しかったよ。オーストリアでのレースはいつも楽しく、今回は2回もレースできる。自分たちのホームグランプリであり、前に優勝しているので、ここで2回良い週末を過ごせることを願っている」

    セルジオ・ペレス「ミッションはとても接戦で、真剣に行われ(笑)、週末のレースに向けてレッドブルらしい最高の準備ができました」

    角田裕毅「レッドブル・レーシングとアルファタウリが、それぞれチーム一丸となって争う、すごく新鮮で今まで無い様なイベントでした。トラックでオフロード走った時に、僕たちスタックして動けなくなってしまった事が多く、抜け出すのに時間がかかったり、労力が必要だったので(そこが)ハイライトかなと思います。オーストリアの自然と触れ合い、オーストリアのサーキットは自然の中にあるので、楽しみにしています」

    ピエール・ガスリー「レッドブル・リンクにたどり着くまでに、田園地帯を巡り、オーストリアのさまざまな側面を発見しました。見どころは?水上飛行機の中で裕毅が叫んでいたことだね。あれはお気に入りのシーンです。4人のドライバーと一緒にいられてよかったです」

  • アルボン 「月20日間はレッドブルF1のシミュレーターに乗っている」

    アルボン 「月20日間はレッドブルF1のシミュレーターに乗っている」

    アレクサンダー・アルボンは、2021年にレッドブル・レーシングをF1ワールドチャンピオン候補に変えることに役立った厳しいシミュレータースケジュールについて説明した。

    ほんの12か月前、アレクサンダー・アルボンは、2019年途中にピエール・ガスリーに代わって昇進したレッドブル・レーシングで最初のフルシーズンをスタートしようとしていた。

    しかし、2020年シーズンが終了すると、アレクサンダー・アルボンは、セルジオ・ペレスと交代となり、今シーズンはシミュレーターで仕事をしながら、選択したイベントでDTM(ドイツツーリングカー選手権)に参戦している。先週末のモンツァでのDTMデビュー戦では4位と7位に終わった。

    しかし、サレクサンダー・アルボンは忘れられた男ではない。最近のF1アゼルバイジャンGPでの勝利の後、セルジオ・ペレスはアルボンを称賛。「彼がチームで行っている仕事」とレースシートを明け渡した自分へのオープンさに本当に感謝していると語った。

    レッドブルF1にチームの代表を務めるクリスチャン・ホーナーからもその役割を称賛されているアレクサンダー・アルボンは、今季のコンストラクターズ選手権でメルセデスに37ポイント差をつけているレッドブル・ホンダに貢献した長い時間を費やしている。

    「もちろん、今シーズン、レッドブルはさらに一歩前進してる。それは、僕たちがシミュレーターを最大限に活用するチームだからだと思う」とアレクサンダー・アルボンは RacingNews365 に語った。

    「僕たちはそれに多くの時間を費やしている。僕は一日中そこに住んでいる日もあった! 朝にもぐり込んで、昼食後、午後もまた走る。それを月に約20日間行っている」

    「もちろん、いくつかトラブルは発生するし、簡単ではないのは確かだ。ずっと画面を見ていなければならないけど、もうそれに慣れた」

    「シミュレーターで本当に多くのことを感じることができる。もちろん、実際のクルマを運転するのとはまだ違うけど、今年のクルマはとても良いことはシミュレーターですでに感じていた」

    アレクサンダー・アルボンは、RB16Bとその前年モデルとの間で経験した違いについて説明。アルボンがドライブしていたRB16は特に運転するのが難しく、それが今年の彼の運命を決めたと言ってもいい。

    「今シーズン、チームは細部をもう少しうまく調整することができた。それらの小さな変更によって、メルセデスと競争できるようになった」とアレクサンダー・アルボンは付け加えた。

    「レッドブルが毎週メルセデスと戦うことができるのを見るのはうれしいし、それについてとても満足している。昨年、すでに良いクルマを手にしていたし、冬に細かいことをいくつか調整できたので、今では上位で戦うのに十分なクルマができている」

    「サスペンションとセットアップにいくつかの小さな調整を加えた。最終的に違いを生むのは、そういった小さな調整だ」

    「細部がすべてだ。それらの細かな詳細がクルマを去年より“トリッキー”ではないものにした。シーズンを通してタイトルを争うことができると確信している」

    「ダウンフォースが多い、もしくは少ないセッティングで運転しているのどうかはそれほど重要ではないと思う。とにかく今年はすべてのシナリオでクルマのフィーリングが良い」

  • 角田裕毅 「ヘルムート・マルコとの電話が楽しい会話になるとは思わない」

    角田裕毅 「ヘルムート・マルコとの電話が楽しい会話になるとは思わない」

    角田裕毅は、F1シュタイアーマルクGPに先立って、レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコから電話があると思うが、”楽しい会話”にはならないことを分かっていると語る。

    ヘルムート・マルコはレッドブルのドライバープログラムを担当している。レッドブルのシステムは、長年にわたってセバスチャン・ベッテル、マックス・フェルスタッペン、カルロス・サインツといったF1ドライバーを輩出してきた。

    そして、ヘルムート・マルコの最新の有望株は角田裕毅だが、悲しいことにアルファタウリ・ホンダのF1ドライバーとして最高のスタートを楽しんでいない。

    9位で終えた開幕戦F1バーレーンGP、7位で終えたF1アゼルバイジャンGPなど、角田裕毅の才能を垣間見ることができた週末はあったが、それ以外はコストのかかるミスが大きな欠点となっている。

    最新のミスはF1フランスGPでの予選Q1でのクラッシュだり、角田裕毅はヘルムート・マルコがF1シュタイアーマルクGPに先立って彼に電話をかけてきたときに”楽しい”会話になるとは思っていないと語る。

    「ヘルムートと今夜8時に話します」と角田裕毅はオーストリアで記者団に語った。

    「アゼルバイジャン以来話をしていません。楽しい会話になるとは思っていません」

    角田裕毅がレッドブルに自分自身を証明するのは、クリーンな予選セッションが鍵となり、彼はより“リラックスした”アプローチがそれを達成するのに大いに役立つことを望んでいる。

    「通常、僕はいつもQ1の初めから強くプッシュする傾向がありますが、そうする必要はありません」と角田裕毅は語った。

    「僕たちのクルマは一貫して良いペースを持っているので、それをする必要はありません。いつもQ3に進めるポテンシャルがありますが、僕はいつも最初からプッシュする傾向があります。最初のプッシュです」

    「最近、過去3レースで、同じ理由で2つのミスを犯しました。最初のプッシュから強くプッシュしすぎたためです。それで予選全体が早期くに終了しています。もう少し気楽にいかなければなりません。異なるアプローチを取り、もっとリラックスするようにしなければなりません。また、ブルドアップして、FP1からも自信を持つことも重要だと言えます」

    「そのアプローチがどのように機能するかを見ていきます。自分のアプローチを変えなければならないのは間違いないですし、二度とミスをしたくはありません。でも、それでも、可能な限り良い結果を得るために予選でプッシュする必要があります。自分のアプローチを変えなければならないのは間違いないです」

  • アレクサンダー・アルボン 「F1に戻るために110%で頑張っている」

    アレクサンダー・アルボン 「F1に戻るために110%で頑張っている」

    アレクサンダー・アルボンは、F1を諦めておらず、復帰するために“110%”の努力をしていると語る。

    昨年、レッドブル・ホンダでマックス・フェルスタッペンのチームメイトとして苦戦した後、25歳のアレクサンダー・アルボンは、セルジオ・ペレスに交代させられただけでなく、2021年にDTM(ドイツツーリングカー選手権)に降格した。

    現在、アレクサンダー・アルボンは、DTMでアルファタウリのカラーリングが施されたフェラーリでレースをしているが、レッドブルの公式リザーブドライバーとしてチームに残っている。

    セルジオ・ペレスは、バクーで優勝した後、アレクサンダー・アルボンの舞台裏での貢献に感謝した。

    「アレックスはシミュレーターとエンジニアに多大な労力を費やしている。僕がここに来たとき、彼がこれほどオープンであるとは思っていなかった。でも、彼はマシンがどのように機能するかを僕に説明してくれた」とセルジオ・ペレスは語った。

    アレクサンダー・アルボンは、セルジオ・ペレスの言葉を高く評価したが、自身の貢献は「仕事のほんの一部」であると主張した。

    「チームでの自分の役割は分かっているので、特別な認識は必要ない」とアレクサンダー・アルボンは La Gazzetta dello Sport に語った。

    「でも、僕がしていることは重要なことだし、僕はそれを理解している」

    「僕は自分の仕事が大好きだし、毎日110パーセントを与えている。そうしなければ、F1に戻る機会は訪れない」

    DTMシーズンは先週末のモンツァで始まり、アレクサンダー・アルボンは、2つのレースを4位と7位で終えた。

    「GT3カーを運転するのは楽しいけど、ダウンフォースとグリップは僕が慣れているマシンよりもはるかに少ない」とアレクサンダー・アルボンは語った。

    「でも、全体として、僕の印象は悪くない。僕の経験があっても、GTに長く携わっているドライバーと競争しているこのシリーズではルーキーのように感じる」

    「でも、僕の目標がF1に戻ることであることは周知の事実だ。もちろん、僕は自分のすることのすべてで勝ちたいと思っている。DTMも例外ではない」

    「僕の人生は変わったけど、レッドブルとは別れていない。ミルトン・キーンズやサーキットで起こるすべてのことに積極的に参加している。F1に戻るために全力を尽くしている」とアレクサンダー・アルボンは主張した。

    「今年は、横から何が起こっているのかを静かに観察する機会がある。戻る機会があれば、とても役立つと思う」

    今年、アルファタウリ・ホンダのルーキーである角田裕毅はクラッシュを多発しており、アレクサンダー・アルボンにF1復帰のチャンスが生まれる可能性がある。

  • ピエール・ガスリー 「同じサーキットでの2連戦はタイトな戦いになる」

    ピエール・ガスリー 「同じサーキットでの2連戦はタイトな戦いになる」

    ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)が、2021年のF1世界選手権 第8戦 F1シュタイアーマルクGPと第9戦 F1オーストリアGPへの意気込みを語った。

    開幕戦を除く全戦でポイントを獲得しているピエール・ガスリー。母国フランスGPでのポジティブな週末を終え、レッドブルのホームレースでのその流れを維持したいと語る。

    「2020シーズンのレッドブル・リンク2連戦は7位と15位だった。このサーキットは距離がとても短いし、直線が多くてコーナーが少ないから、少ないコーナーに合わせてマシンを最適化する必要がある」

    「僕のホームレースのフランスGP終了から1週間後、今度はレッドブル・ファミリー全員のホームレースを迎えることになる。レッドブル・レーシング・ホンダ、スクーデリア・アルファタウリ、そして両チームのパートナーたちには大きな期待がかけられるだろうね。有観客開催になるけれど、サーキットを大観衆が取り囲むレースから1年半離れていたから良いフィーリングが得られると思う。かつてと同じように最高のエナジーと素晴らしい雰囲気に恵まれるはずさ。レースが待ちきれないね。エキサイティングな2週間になるはずだ。シュタイアーマルクGPとオーストリアGPは僕たちにとって重要な2戦になるから、開幕戦を除く全戦でポイントを獲得できている今の流れを引き継いで強力なパフォーマンスを見せ続けたい。これまでと同じようにプッシュし続ける必要がある」

    「2020シーズンに経験済みだけど、同じサーキットでの2連戦はチーム間の差がわずかになる。特にレッドブル・リンクは距離が短いしね。僕たちは第1戦から成長して第2戦を迎える必要がある。2週間同じサーキットに留まるからどのマシンも最適化されるし、ドライバーたちも限界点を見出せる。だから非常にタイトな戦いになるだろう。予選は特に厳しくなるだろうね」

    「昨年と同じくピレリは第2戦でタイヤチョイスを変えてくる。変化を加えるという意味でこれはグッドアイディアだと思う。第2戦では新しい要素が少なくともひとつは加えられるということさ」

    関連:2021年 F1シュタイアーマルクGP 開催スケジュール&テレビ放送時間

  • 角田裕毅 「レッドブル・ファミリー全員にとって重要な2週間」

    角田裕毅 「レッドブル・ファミリー全員にとって重要な2週間」

    角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)が、2021年のF1世界選手権 第8戦 F1シュタイアーマルクGPと第9戦 F1オーストリアGPへの意気込みを語った。

    第7戦F1フランスGPでは予選でクラッシュを喫してピットレーンからスタートし、13位でレースを終えた角田裕毅。レッドブル・リンクはF2で走行経験のあるサーキット。レッドブルのホームレースを楽しみにしていると語る。

    「レッドブル・リンクも走った経験があるサーキットです。昨年はF2で走りましたが、このサーキットでの第2戦のフィーチャーレースでポールを獲って2位を記録しました。この結果は自信になりますが、F1マシンはF2マシンとはかなり異なるドライビング・エクスペリエンスなので、プラクティスで徐々にペースを掴みながら、セッションごとに成長していきたいです」

    「このサーキットは楽しいですね。コーナーの大半が僕の好きな高速コーナーなので。予選はかなりタイトになると思います。距離が非常に短い高速サーキットなので、ラップを上手くまとめて好タイムを出すためには集中して全力を出す必要があります。ドライビングがかなりチャレンジングになる可能性もあるので、とても楽しみですね」

    「3週間で3レースをこなすことになりますが、十分にフィットしていますし、体調面は心配していません。レッドブル・ファミリー全員にとって重要な2週間になるでしょう。観客の前でレースできるのが嬉しいですね」

    関連:2021年 F1シュタイアーマルクGP 開催スケジュール&テレビ放送時間

  • ホンダF1:2021年 第7戦 F1フランスGP 決勝レポート

    ホンダF1:2021年 第7戦 F1フランスGP 決勝レポート

    F1フランスGPの決勝は劇的な展開となり、レッドブル・レーシング・ホンダのマックス・フェルスタッペンが優勝、セルジオ・ペレスが3位に入り、チームにとっては今季初のダブル表彰台を獲得。この勝利で、ホンダF1パワーユニットは1991年以来の3連勝を果たした。

    戦略の違いによって結果が左右される僅差のレースだったが、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダもピエール・ガスリーが7位入賞。激しい中団争いでポイントを獲得した。

    午前中には雨が降ったポールリカール・サーキットだが、F1決勝のスタート時には路面も乾き、ドライコンディションでのレースとなった。

    前日の予選でクラッシュを喫した角田裕毅は、ギアボックスの交換に加えて、予選と異なる仕様のフロア装着とサスペンションセッティングの変更を行ったため、レギュレーションによって最後尾からのピットレーンスタートとなった。角田はスタートタイヤにミディアムタイヤを選択。トップ10スタートとなった他の3名も、予選Q2で使用したミディアムタイヤでのスタートとなった。

    ポールポジションからのスタートとなったフェルスタッペンは、スタートを上手く決めてターン1へ進入したが、出口で膨らんでしまい、ルイス・ハミルトン(メルセデス)にリードを奪われる。ペレス、ガスリーはそれぞれ4番手、6番手をキープしてオープニングラップを終えた。

    角田は素晴らしい出だしを見せ、ハース、ウイリアムズのドライバーをオーバーテイク。その後、ホンダF1 PU勢の中で最初となる15周目にピットストップを行い、ハードタイヤに交換した。

    ガスリーは17周目にピットイン。ダニエル・リカルド(マクラーレン)に前を行かれる展開となってしまう。フェルスタッペンは、バルテリ・ボッタス(メルセデス)のピットインに反応して、18周目にピットへ。ここで見事なペースを見せ、ボッタスの前方に留まるだけでなく、その1周後にピットインしたハミルトンの前に出て、実質的なリードを奪います。その後、ペレスが24周目までピットストップを遅らせ、4番手でレースを進め4う。

    首位を走行していたフェルスタッペンだったが、後方のハミルトンからプレッシャーを受け続け、タイヤのデグラデーションも進んだことから、レッドブル・レーシング・ホンダは32周目に2度目のピットインを行うことを決断。ミディアムタイヤに交換して4番手でレースへ復帰すると、首位奪還を目指して追い上げを狙う。

    3番手のペレスとポジションを入れ替えたフェルスタッペンは、ファステストラップを更新しながらメルセデス勢との差を詰めていく。残り9周で、ボッタスを捕らえて2番手に浮上。この時点でハミルトンとの差は大きかったものの、ペースを緩めずに追撃する。その後、ペレスもボッタスへ追いつき、高速コーナーの“シーニュ”でアウト側から並びかけてオーバーテイク。レッドブル・レーシング・ホンダは2-3番手となる。

    フェルスタッペンは、残り2周でハミルトンに追いつき、ミストラルストレートのシケインでオーバーテイクを決めて、今季3勝目を挙げた。また、ファステストラップによる1ポイントも追加し、ドライバーズチャンピオンシップでのリードを12ポイントに拡大した。

    ペレスも順位を守って3位でフィニッシュ。レッドブル・レーシング・ホンダは、2人のドライバーが合わせて41ポイントを獲得し、コンストラクターズチャンピオンシップでメルセデスに37ポイント差をつけてリードを守っている。

    ガスリーはランド・ノリス(マクラーレン)との激しいバトルを経て、36周目にカルロス・サインツをパスするなど、2台のフェラーリをオーバーテイク。その後、前方のマクラーレン勢へ迫り、7位入賞を果たして6ポイントを獲得した。

    角田は一時11番手まで浮上したが、終盤でタイヤが厳しくなったこともあり、13位でフィニッシュ。最後尾のピットレーンスタートから7つ順位を上げて完走を果たした。

    スクーデリア・アルファタウリ・ホンダはコンストラクターズランキング5位を守り、4位のフェラーリとの差を6ポイント詰めて今大会を終えた。

    次戦は、1週間後のシュタイアーマルクGP。その翌週のオーストリアGPまで、レッドブル・リンクでの2連戦。

    田辺豊治(ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日のフランスGP決勝は、レッドブル・レーシング・ホンダのフェルスタッペン選手が優勝、ペレス選手が3位表彰台と、レッドブル・レーシング・ホンダとして2人のドライバーが表彰台に上がるとともに、モナコ、アゼルバイジャンに続く3連勝を飾ることができました。ポールポジションからスタートしたフェルスタッペン選手は、一度は2番手に下がったものの、メルセデスと異なる戦略を採り、ラスト2周でハミルトン選手を逆転。見事なパフォーマンスで優勝を獲得しました。終始4番手を走行していたペレス選手も、先行する3台との間隔を上手く見計らいながらレースを組み立てて、終盤ボッタス選手を抜いて3位フィニッシュ。マシンのパフォーマンス、ドライバーの腕、チームの戦略などすべてが上手く噛み合い、本当に素晴らしいレースになりました。スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのガスリー選手も粘り強い走りを続けて7位、5戦連続で入賞を果たし、安定した力を見せています。Q1でのクラッシュから、車体側のパーツを交換したためにピットレーンスタートとなった角田選手は最後尾からいくつものオーバーテイクを見せて13番手と、昨日の予選から巻き返しを見せてくれました。今週末のパフォーマンス状況から予想されていた通りに、非常なタフなレース展開になりましたが、それぞれがきっちりとやるべきことを果たし、このような結果を得られたことはこの先シーズンを闘う上で大きな励みになります。またすぐにレースがやってきます、オーストリアでの2連戦に向けてこの勢いを維持していきたいと思います」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング・ホンダ)
    「この勝利は、チームの素晴らしい努力によるものです。さらに、このコースでダブル表彰台というのは、現場とミルトンキーンズのファクトリーのみんな、そしてホンダF1のハードワークの結果です。当然、自分で前に出て後続を突き放してという展開を望んでいましたが、F1ではそれが上手くいかないことはよくあるので、今日は本当に苦労しました。2チームが非常に僅差であることが分かったと思いますし、こうして戦略の差で残り2周で前に出て勝利を挙げられたことで、報われた思いです。スタート後のターン1でリアを失ってコースアウトし、ルイス(ハミルトン/メルセデス)に前を行かれたことで、簡単なレースにはなりませんでした。もちろんすぐに対抗しようと思いましたが、まだレースは長いことが分かっていたので、集中し続けました。最初のスティントでは、ルイスと戦えるペースはなかったので、リスクを取って先にピットへ入りましたが、正直ここでアンダーカットが成功して前へ出られるとは予想していませんでした。彼らはハードにプッシュして僕をパスしようとしてきましたが、運よく前に留まれましたし、ミスができないとも思っていました。終盤にかけて少し風が収まり、路面にラバーが乗ってきたことで、そのコンディションにマシンが合っていたので、2ストップ戦略を決断し、それがうまくいきました。最終的に、僕らチームは2台とも適切な戦略を採り、チェコ(ペレス)とともに表彰台に立てて最高の気分でした。オーストリアまでの数日はこの勝利を楽しみ、また戦っていきます」

    セルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング・ホンダ)
    「チームは最高の戦略で素晴らしい仕事を成し遂げました。いいタイミングで適切な判断をして、現場とファクトリーのメンバーはよくやってくれたと思います。最高の結果が出せたことは大きいですし、とてもうれしいです。ドライバーは常に勝利だけを目指すものなので、僕としては望んだ結果とは言えませんが、最高のマシンを手にしているわけですから、これからもハードワークを続け、改善していくことでさらにいい結果を得られればと思います。2戦連続の表彰台となり、多くのポイントを獲得できましたが、あと3周あればルイスもパスして1-2フィニッシュが果たせたと思うので、僕らにとってホームレースとなるオーストリアではそれが実現できるように、プッシュし続けていきます。2レース続けてシュピールベルク(レッドブル・リンク)でレースがあるのは、僕にとっていいことで、1週目でコースに合わせたマシンパフォーマンスについての理解を深め、2週目にはより高いベースラインから臨むことができます。この勢いを維持して、優勝争いに加われればと思います」

    ピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ)
    「いいレースができたと思います。手強いライバルの後ろでフィニッシュする形となりましたが、不満はありません。もちろん、心の底にはホームの観衆の前でグリッドから大きく順位を上げてフィニッシュしたかったという気持ちはありますが、難しいレースでしたし、僕らにできることをすべてやりきったと思います。ピットストップでは、リカルド(ダニエル/マクラーレン)とシャルル(ルクレール/フェラーリ)にアンダーカットを許し、2つポジションを落としてしまい、それが尾を引きました。このあとデータを見直して、何か違うことができたのかを確認しなければなりません。今日は持てる力をすべて出し尽くしました。素晴らしいバトルがありましたし、結果には満足しなければなりません。7位フィニッシュというのは僕らにとっていい結果ですし、ホームで貴重なポイントを獲得できました」

    角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ)
    「1周目はとてもいい形で、ピットレーンからスタートしてポジションを3つ上げられました。タイヤコンパウンドの異なるアルファロメオ勢の後方で抑えられてしまったので、アンダーカットを試みようとハードタイヤに交換しました。このタイヤを履いてすぐにプッシュしなければならず、レースの終わりには完全にタイヤが終わってしまいました。今回も、F1でのレース経験を積み、走行距離を伸ばすことができたので、僕にとってはとてもいいことだと思います。もっと上位のグリッドからスタートし、ポイント獲得のチャンスを増やせるように、予選について取り組んでいかなければなりません」

  • アルファタウリF1 「角田裕毅にとって何が重要な学習であるかを分析する」

    アルファタウリF1 「角田裕毅にとって何が重要な学習であるかを分析する」

    アルファタウリ・ホンダF1の車両パフォーマンス責任者を務めるギヨーム・デゾテウスが、2021年F1フランスGPの決勝を振り返った。

    ピエール・ガスリーは、ランド・ノリス(マクラーレン)との激しいバトルを経て、36周目にカルロス・サインツをパスするなど、2台のフェラーリをオーバーテイク。その後、前方のマクラーレン勢へ迫り、7位入賞を果たして6ポイントを獲得。

    角田裕毅は、一時11番手まで浮上しましたが、終盤でタイヤが厳しくなったこともあり、13位でフィニッシュ。最後尾のピットレーンスタートから7つ順位を上げて完走を果たした。

    アルファタウリ・ホンダは。コンストラクターズランキング5位を守り、4位のフェラーリとの差を6ポイント詰めて今大会を終えた。

    「今日は成功したが、難しいレースだった。なんとかピエールと7位を獲得することができたし、それは週末の素晴らしい報酬だ。午前中の雨の後、トラックは大きくリセットされ、タイヤは、我々だけのマシンだけでなく、フィールドのほとんどのマシンでグレイニングがかなり酷かった」とギヨーム・デゾテウスはコメント。

    「レースで我々は1ストップ戦略を維持するために多くのタイヤマネジメントを行わなければならなかったが、ピエールは攻撃と防御で素晴らしい仕事をしてくれた」

    「裕毅に関しては、ピットレーンからのスタートしたことで当然かなり複雑だったが、オープニングラップでは良いペースを示していた。だが、ピットストップ後、フリーエアで彼は我々が期待していたほど多くの順位を上げることができなかった。すべてを分析し、今後の彼にとって何が重要な学習であるかを確認していく」

    「今日はアストンマーティンとのギャップを3ポイント広げることができた。それは本当にポジティブなことだ。ミッドフィールドの戦いは非常にタイトだが、我々はその挑戦に挑んでおり、ライバルたちは我々をアブダビでの最終戦まで彼らを苦しませる相手とみなすことができるだろう」

  • ピエール・ガスリー、7位入賞 「持てる力はすべて出し尽くした」

    ピエール・ガスリー、7位入賞 「持てる力はすべて出し尽くした」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、2021年F1フランスGPの決勝を7位で終えた。

    6番グリッドからスタートしたピエール・ガスリーは、17周目にピットイン。だが、ダニエル・リカルド(マクラーレン)に前を行かれる展開となってしまう。

    ランド・ノリス(マクラーレン)との激しいバトルを経て、36周目にカルロス・サインツをパスするなど、ピエール・ガスリーは2台のフェラーリをオーバーテイク。その後、前方のマクラーレン勢へ迫り、7位入賞を果たして6ポイントを獲得した。

    「いいレースができたと思う。手強いライバルの後ろでフィニッシュする形となったけど、不満はない」とピエール・ガスリーはコメント。

    「もちろん、心の底にはホームの観衆の前でグリッドから大きく順位を上げてフィニッシュしたかったという気持ちはあるけど、難しいレースだったし、僕らにできることをすべてやりきったと思う」

    「ピットストップでは、リカルド(ダニエル/マクラーレン)とシャルル(ルクレール/フェラーリ)にアンダーカットを許し、2つポジションを落としてしまい、それが尾を引いた。このあとデータを見直して、何か違うことができたのかを確認しなければならない」

    「今日は持てる力をすべて出し尽くした。素晴らしいバトルがあったし、結果には満足しなければらない。7位フィニッシュというのは僕らにとっていい結果だし、ホームで貴重なポイントを獲得できた」