カテゴリー: スクーデリア・アルファタウリ

  • ピエール・ガスリー、MGU-K交換で走行不足も「自信を持って予選に入れた」

    ピエール・ガスリー、MGU-K交換で走行不足も「自信を持って予選に入れた」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、2021年F1シュタイアーマルクGPの予選を6番手で終えた。

    前日、パワーユニットにデータ異常が見られたピエール・ガスリーは、この日のFP3からMGU-Kを交換。3基目のコンポーネント投入となったが、6番手タイムを記録して好調な流れで予選へと向かう。

    Q1では序盤のアタックでターン10でのトラックリミット違反によりラップタイムが取り消されたものの、その後タイムを出し直して8番手。Q2では3番手で通過すると、Q3ではセルジオ・ペレスとわずか0.05秒差の6番手タイムをマークした。

    「今日はとても満足のいく結果だった」とピエール・ガスリーはコメント。

    「昨日FP2で走れなかったので、簡単にはいかないと思っていたけど、マシンはレースウイークを通じて素晴らしく、自信を持って予選に入れた。その自信を、結果で示せたのではないかと思う」

    「Q1ではタイヤ1セットのみで突破を果たせたのもいいことだし、フロントローからもコンマ数秒の差だった。チームのすべての仕事に満足しているし、ここまで各レースウイークで向上できていることもうれしい」

    「僕らにとってはエキサイティングな時間だし、プッシュし続ける必要はあるけど、不可能なことはないと思うので、明日が楽しみだ」

    2021年 F1シュタイアーマルクGP 予選 結果
    1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ) – 1分03秒841
    2.バルテリ・ボッタス(メルセデス) +0.194
    3.ルイス・ハミルトン(メルセデス) +0.226
    4.ランド・ノリス(マクラーレン) +0.279
    5.セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ) +0.327
    6.ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ) +0.395
    7.シャルル・ルクレール(フェラーリ) +0.631
    8.角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ) +0.673
    9.フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ) +0.733
    10.ランス・ストロール(アストンマーティン) +0.867
    11.ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
    12.カルロス・サインツ(フェラーリ)
    13.ダニエル・リカルド(マクラーレン)
    14.セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)
    15.アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
    16.ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
    17.エステバン・オコン(アルピーヌ)
    18.キミ・ライコネン(アルファロメオ)
    19.ミック・シューマッハ(ハース)
    20.ニキータ・マゼピン(ハース)
    Formula 1 BWT Grosser Preis Der Steiermark 2021
  • 角田裕毅、無念の3グリッド降格も「正しい方向に進んでいると思う」

    角田裕毅、無念の3グリッド降格も「正しい方向に進んでいると思う」

    角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)は、2021年F1シュタイアーマルクGPの予選を8番手で終えた。

    角田裕毅は、自身2回目となるQ3進出を果たして8番手に入ったが、Q3最初のアタックでバルテリ・ボッタス(メルセデス)の進路を妨害したとして、3グリッド降格のペナルティーが科され、11番グリッドからのスタートとなった。

    「週末を通してマシンの感触はよく、いい形でステップアップできました」と角田裕毅はコメント。

    「予選では、最初からあまりプッシュしない形で入り、セッションを経るごとに徐々にハードにアタックしていきました。最後のアタックは完ぺきではなかったのですが、Q3に進出できたことはうれしかったですし、正しい方向に進んでいると思います」

    「残念ながら(グリッド降格により)11番グリッドからのスタートになりますが、雨の可能性もあるので、色々なシチュエーションを想定した上でレースに臨みます」

    2021年 F1シュタイアーマルクGP 予選 結果
    1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ) – 1分03秒841
    2.バルテリ・ボッタス(メルセデス) +0.194
    3.ルイス・ハミルトン(メルセデス) +0.226
    4.ランド・ノリス(マクラーレン) +0.279
    5.セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ) +0.327
    6.ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ) +0.395
    7.シャルル・ルクレール(フェラーリ) +0.631
    8.角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ) +0.673
    9.フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ) +0.733
    10.ランス・ストロール(アストンマーティン) +0.867
    11.ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
    12.カルロス・サインツ(フェラーリ)
    13.ダニエル・リカルド(マクラーレン)
    14.セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)
    15.アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
    16.ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
    17.エステバン・オコン(アルピーヌ)
    18.キミ・ライコネン(アルファロメオ)
    19.ミック・シューマッハ(ハース)
    20.ニキータ・マゼピン(ハース)
    Formula 1 BWT Grosser Preis Der Steiermark 2021
  • 角田裕毅、バルテリ・ボッタスへの妨害で3グリッド降格ペナルティ

    角田裕毅、バルテリ・ボッタスへの妨害で3グリッド降格ペナルティ

    角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)は、2021年F1シュタイアーマルクGPの予選で8番手につけてが、バルテリ・ボッタス(メルセデス)の予選を妨害したとして3グリッド降格ペナルティが決定。11番グリッドから決勝をスタートすることになった。

    予選Q3で角田裕毅はターン4でフライングラップを行っていたバルテリ・ボッタスをブロックしたことが判明した。

    スチュワードは、角田裕毅がチームから速いマシンが来ていることを知らされていなかったことを認め、角田裕毅もレーシングラインを離れたが、「77号車を不必要に妨害」することになった。

    「22号車(角田)はファストラップを終えたばかりで、チームから彼がインラップに入っていることを伝えた。チームは22号車にファストラップ中の77号車(ボッタス)の接近を警告しなかった」

    「77号車はターン4の入り口で22号車に接近した。22号車はレーシングライン上にあり、レーシングラインから外に出ようとしたときに77号車を不必要に妨害した。注意するのはすべてのドライバーの責任である。チームは速いマシンに近づいていることをドライバーに気付かせるのを手伝うべきだったが、そのようなコミュニケーションの欠如はドライバーの言い訳にはならない」とスチュワードは声明で述べた。

    この結果、角田裕毅はグランプリで11位からスタートし、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、ランス・ストロール(アストンマーティン)、ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)がそれぞれ1つずつグリッドポジションを上げる。

    また、角田裕毅もこのインシデントに対して1点のペナルティポイントを科せられ、合計2ポイントとなった。

    「僕とチームの両方のミスですが、正直に言って、方向を変えて、インサイドに行ったとき、実際にはブレーキングゾーンにいました。バルテリがインサイドで僕を追い抜こうとしていたので、非常に大きな接触になるとも思いました」と角田裕毅は語った。

    「なので、本当に行き場がなかったですし、まっすぐに行きました、正直に言うと、まだギャップがあったように見えます。僕には分からないですし、スチュワードに任せますが、本当に難しい。正直、彼のラップをそこまで台無しにしたとは思いません。ですが、どうなるか見てみるつもりです」

    妨害はあったものの、バルテリ・ボッタスは2番手で予選を終了。しかし、FP2でのピットレーンでのスピンが危険運転と見なされて3グリッド降格を科せられており、決勝は5番グリッドからスタートする。

    動画の公開は終了しました
  • ホンダF1:2021年 第8戦 F1シュタイアーマルクGP 金曜フリー走行レポート

    ホンダF1:2021年 第8戦 F1シュタイアーマルクGP 金曜フリー走行レポート

    今週と来週にかけてオーストリアのレッドブル・リンクで行われる2連戦の第1戦、F1シュタイアーマルクGPが開幕した。

    初日は、レッドブル・レーシング・ホンダのマックス・フェルスタッペンが両セッションでトップタイムをマーク。スクーデリア・アルファタウリ・ホンダも、ピエール・ガスリーがFP2に出走できない不運はあったものの、レッドブルのホームグランプリとなるサーキットで好調さを見せて初日を終えた。

    FP1では、ホンダF1パワーユニット勢が序盤からペースを上げ、一時はフェルスタッペン、ガスリー、セルジオ・ペレス、角田裕毅の順でトップ4を独占。ペレスはソフトタイヤでのアタックラップのターン4でスピンを喫し、最終的にはトップ10圏外となったが、フェルスタッペンがトップタイムをマークし、ガスリーが2番手、角田が5番手に続いた。

    しかし、FP1終了後に、ガスリーのパワーユニットのデータに異常が見られたため、詳細な調査を行うことを決断した。これにより、残念ながらガスリーはFP2には出走しなかった。

    FP2でも、フェルスタッペンは順調に走行を重ね、2番手に約0.3秒差をつけてトップでセッションを終える。ペレスはアタックラップでイエローフラッグが出たこともあり、9番手に。角田は15番手となったが、雨粒の落ちる難しいコンディションの中で39周を走行し、多くのデータを収集した。

    田辺豊治(ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日のシュタイアーマルクGP初日は、2つのチームともにそれぞれいいスタートが切れたと思います。ただ、P1でスクーデリア・アルファタウリ・ホンダのガスリー選手のPUのデータに異常が見られ、詳細に状態の確認を行うために、午後のP2に出走できませんでした。ガスリー選手はP1では2番手タイムを記録しており、P2でさらなるファインチューニングを進める予定だっただけに、ガスリー選手およびチームに大変申し訳なく、残念に思っています。チームとともに、明日のP3での挽回を図り、予選・レースに向けて準備を進めていきます。今日のFP2開始前にも少し雨がぱらつきましたが、明日、明後日も同様に不安定な天候の予報が出ています。どのような状況にも素早く適応していいパフォーマンスを出せるよう、さまざまな想定をした上で明日以降のセッションに臨みます」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング・ホンダ)
    「全体的に、僕らにとってはいい一日になりました。いつもの金曜と同様、まだ確認すべき点はいくつかあるものの、現状はマシンにとても満足しています。FP2では、取り消しになったルイス(ハミルトン/メルセデス)のタイムのほうが速かったので、タイムシートと実際の力関係は少し異なるように見えますが、僕らと彼らの2チームがトップにつけていると考えています。予報では、明日は一日中天気が変わっていくようなので、実際どうなるのか見ていきますが、明日も再び僅差の戦いになると思います」

    セルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング・ホンダ)
    「FP2開始時の路面コンディションは難しかったのですが、徐々に改善していきました。マシンにまだポテンシャルがありますし、ここでは0.1~2秒の違いが大きな差になるので、もう少し調整していく必要があります。僕はまだマシンのベストなセットアップについて学んでいる最中ですし、いつものように、正解を見つけるためにエンジニアと話す時間を取っていきます。僕らにはいいペースがあり、ロングランには強みがあると思います。今夜、向上策が見つかれば明日は十分に戦えるはずですし、Q3でいいラップができればと思います」

    ピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ)
    「今日の午前のセッションでは、マシンのパフォーマンスも僕たちのペースも力強く、すべてがうまくいき、いいレースウイークのスタートになりました。しかし、残念ながら、チームがFP1の後にPUのデータに異常を確認したために、万全を期して午後のFP2をスキップしてPUの確認に時間をあてることに決めました。FP2でトライしたかったことがあったので、走行できなかったのは残念ですが、僕にはどうすることもできない状況でしたし、今は明日の走りを楽しみにしています。角田選手は午後のセッションでは午前ほどに手ごたえがよくなかったようなので、その部分も含めて明日に向けて分析を行い、予選ですべてをまとめられればと思っています」

    角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ)
    「今日はかなり満足のいく一日でした。FP1ではショートランのペースがとてもいいことが確認できましたし、何度かいいラップタイムを出すことができました。しかし、FP2でのロングランでは少しマシンバランスに苦戦したので、今夜の作業でその部分に取り組んでいく必要があります。明日は雨の可能性があることは分かっていますが、正直に言うとドライコンディションになったほうがいいと思っています。F1ではウエットの経験があまりないので、難しい戦いになると思います。もしドライになれば、予選では全力を尽くして、一歩ずつ自信を深めていく必要があります」

  • アルファタウリF1 「角田裕毅はソフトでポテンシャルを発揮できなかった」

    アルファタウリF1 「角田裕毅はソフトでポテンシャルを発揮できなかった」

    アルファタウリ・ホンダF1のチーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズが、2021年F1シュタイアーマルクGPの金曜フリー走行の作業を振り返った。

    アルファタウリ・ホンダF1は、FP1でピエール・ガスリーが2番手、角田裕毅が5番手と好スタートを切ったが、セッション終了後、ガスリーのPUのデータに異常値が見つかれ、FP2での走行を断念した。

    したがって、FP2は角田裕毅の1台のみでの作業となったが、ソフトタイヤでパフォーマンスを発揮することができず、15番手でセッションを終えた。

    「FP2で雨が降るリスクを考慮し、我々は典型的なプランをFP1に持ち込んだ。両方のドライバーはミディアムでのショートランのパフォーマンスに焦点を合わせ、次にソフトタイヤを使用した。その後、我々はマシンでプログラムを分け、ピエールはソフトタイヤでロングスティントを完了し、裕毅はミディアムで同じことを行った」とジョナサン・エドルズは語った。

    「タイヤの理解に重要を置いたため、セットアップのテストと最適化の余地はほとんどなかったが、マシンですぐに本格的な作業を始めることができ、パフォーマンスは有望に見えた。さらに路面温度が高い場合でもロングランにおけるソフトタイヤは適度に良好に動作した」

    「休憩中にホンダはPUのデータに不具合を見つけ、リスクを冒すことを望まなかった。我々は午後全体を問題の調査に充てることを選択したため、ピエールはFP2で走行しなかった。FP2はほぼ完全なドライだったので、ピエールが走行できなかったのは残念な状況だが、少なくとも午前のパフォーマンスは好調であり、彼はFP3でそれを繰り返すことができると確信している」

    「裕毅に関して、我々は再び典型的なFP2のプランを完了させたが、残念ながら、彼はソフトでの最初のプッシュでポテンシャルをフルに発揮できなかったので、今日の最終順位は完全に代表的なものではない。すべてをまとめれば、明日はもっとポテンシャルを引き出せることは分かっている」

  • ピエール・ガスリー 「レッドブルF1でペレスと同レベルの結果を出せる」

    ピエール・ガスリー 「レッドブルF1でペレスと同レベルの結果を出せる」

    ピエール・ガスリーは、レッドブル・レーシングのF1シートに戻った場合、“少なくとも”セルジオ・ペレスと同じレベルのパフォーマンスレベルは発揮できると確信している。

    ピエール・ガスリーは、2019年にダニエル・リカルドの後任としてレッドブル・レーシングに昇格したが、チームメイトのマックス・フェルスタッペンのパフォーマンスに匹敵することができず、わずか12レースでトロロッソに戻された。

    ピエール・ガスリーの後任として昇格したアレクサンダー・アルボンも期待された結果を出すことができず、レッドブルは自身のタレントプール外に目を向け、経験豊富なセルジオ・ペレスと契約することを選択した。

    その決断はすでに2021年にチームに成功をもたらしており、セルジオ・ペレスはF1アゼルバイジャンGPで優勝し、続くF1フランスGPでも3位表彰台を獲得。ピエール・ガスリーは、レッドブル・レーシング時代にどちらも達成することができなかった。

    しかし、現アルファタウリに降格した後、ピエール・ガスリーは自分は別のドライバーになったと考えており、今ではレッドブル・レーシングのマシンに乗ればセルジオ・ペレスと同じ結果をもたらすことができると考えている。

    「少なくとも彼と同じようにパフォーマンスできると思っている」とピエール・ガスリーはオーストリアの記者団に自分をセルジオ・ペレスと比較して語った。

    「完全なドライバーになるために一生懸命働いている。そして、僕はそれをトラックでもそれを示している。僕はフェラーリやマクラーレンと戦っているし、一貫性のある走りができている」

    「予選でもレースでもパフォーマンスを発揮できているし、非常に良いポテンシャルを示していると思う」

    「7レース後にアルファタウリで37ポイントに到達したドライバーは他にいないと思う」

    「過去には、そのような結果は常にレッドブルへの昇格で直接報われてきた。少なくともかなり迅速にね」

    ピエール・ガスリーは、レッドブル・レーシングのF1シートで2度目のチャンスを望んでいるという事実を秘密にしていないが、現在、チームが感情を報いてもらっているとは考えていない。

    「それを望んでいる。でも、それは実現するか? レッドブルもそれを望んでいるかどうかに依存する。現時点で彼らはそれを望んでいないと思う」

    「この問題についての話し合いはまだない。でも、いつかその機会を持たなければならないだろう」

  • ホンダF1、F1撤退後も2年間は有料でレッドブルF1をサポート

    ホンダF1、F1撤退後も2年間は有料でレッドブルF1をサポート

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、今シーズン末でF1から撤退した後、ホンダが2年間は有料でサポートすることを明らかにした。

    ホンダは今シーズン限りでF1から撤退することが決定している。今年、レッドブル・ホンダF1はタイトル獲得に向けて順調に進んでいるが、F1撤退という決定が覆ることはないとヘルムート・マルコは語る。

    「日本人は彼らの決定を変えない。それは面目を失うことになるだろう」とヘルムート・マルコは Osterreich に語った。

    レッドブルは、ホンダからF1エンジンの知的財産権を引き継ぎ、独自に運用するための会社『レッドブル・パワートレインズ』を設立している。英国勤務だったホンダF1のスタッフの中にはその会社に受け入れられる者もいるが、ホンダとして2年間有償でサポートがあるとヘルムート・マルコは語る。

    「ホンダは今後2年間、有料でサポートしてくれる。そうすれば、独自のエンジンを使用できるようになる」

    メディアでは静かですが、2025年以降の次のF1エンジン規制の問題は背景で泡立っている。

    F1は夏までに新しいレギュレーション策定することを望んでいたが、バイオ燃料と増加した“ハイブリッド”が重要な部分であるため、現在、2025年F1エンジンは大幅に重くなることが懸念されている。

    「新しいエンジンがクルマの重量を増すべきではありません」とF1のCEOを務めるステファノ・ドメニカリは主張する。

    今季限りで退任するFIAのジャン・トッド社長も「クルマは何年にもわたって重くなってきた。我々はそれについて話し合っている」と Auto Motor und Sport に語った。

    「必要のないテクノロジーがあるかどうかを確認する必要がある。結局のところ、我々はドライバーに違いを生み出してもらいたいと思っている」

    ただし、一部のメーカーは、新しいエンジンが世界の他の地域の急速な“グリーン”ペースに追いつく必要があると主張している。

    「2030年までに我々が誇りに思うエンジンでなければならない」とメルセデスF1のチーム代表トト・ヴォルフは語った。

    ただし、コストも大きな要因である。トト・ヴォルフは「新しいメーカーがこのスポーツに参入できることを願っている」と語った。

  • 角田裕毅、15番手「ロングランで少しマシンバランスに苦戦」

    角田裕毅、15番手「ロングランで少しマシンバランスに苦戦」

    アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅は、2021年F1シュタイアーマルクGPの金曜フリー走行を15番手で終えた。

    FP1で5番手タイムを記録していた角田裕毅は、FP1終了後に、チームメイトのピエール・ガスリーがパワーユニットのデータに異常が見られた出走しなかったため、FP1の作業を担当することになった。

    角田裕毅は15番手となったが、雨粒の落ちる難しいコンディションの中で39周を走行し、多くのデータを収集した。

    「今日はかなり満足のいく一日でした」と角田裕毅はコメント。

    「FP1ではショートランのペースがとてもいいことが確認できましたし、何度かいいラップタイムを出すことができました」

    「しかし、FP2でのロングランでは少しマシンバランスに苦戦したので、今夜の作業でその部分に取り組んでいく必要があります」

    「明日は雨の可能性があることは分かっていますが、正直に言うとドライコンディションになったほうがいいと思っています」

    「F1ではウエットの経験があまりないので、難しい戦いになると思います。もしドライになれば、予選では全力を尽くして、一歩ずつ自信を深めていく必要があります」

  • ピエール・ガスリー 「レッドブルF1の降格で破壊されたドライバーもいる」

    ピエール・ガスリー 「レッドブルF1の降格で破壊されたドライバーもいる」

    ピエール・ガスリーは、レッドブル・レーシングからの降格がドライバーとしての彼を“破壊”することを自分の性格が拒否したと語った。

    ピエール・ガスリーは、2019年にマックス・フェルスタッペンのチームメイトとして初めてトップチームでのビックチャンスが与えられたが、レッドブル・レーシングでそのチャンスを活かすことができなかった。

    シーズン序盤に期待された成績を残せなかったピエール・ガスリーは、当時トロロッソとして知られていたチームに降格され、代わりにアレクサンダー・アルボンが交代でレッドブル・レーシングに昇格した。

    しかし、現在アルファタウリを名乗るファエンツァのチームに戻ったピエール・ガスリーは、そこで速さを見せた。昨年のF1イタリアGPでの忘れられない勝利を含め3回のF1表彰台を獲得している。

    だが、25歳のピエール・ガスリーは、レッドブル・レーシングの失敗の打撃により、F1キャリアが急落下に陥った可能性があることを認める。

    「それにとって破壊された人もいるかもしれない」とピエール・ガスリーは Guardian に語った。

    「でも、僕はあきらめなかったし、それに破壊されることはなかった。どちらかといえば、それは僕私を強くした。

    「自分自身について何を改善できるかを理解し、より良くなるためには、困難な時期を経験する必要がある」

    「人生は非常に厳しく、ある意味の不公平になる可能性がある。でも、仕方ないことだ」

    「特にそういった気にする人は、何日または何年かかるかわからない。だから、一瞬一瞬を楽しむことが重要だ」

    最後の引用は、2019年8月にスパでF2の事故で死亡したガスリーの友人アントワーヌユベールへの言及だった。それは、ピエール・ガスリーがレッドブル・レーシングからの降格を退所していたちょうどその時に起こった。

    「僕たちには予測できないことがたくさんあり、制御できないことがたくさんあることに気づいた」とピエール・ガスリーは語った。

    「僕は一緒のコントロールフリークだ。自分の人生、クルマ、パフォーマンスのすべてをコントロールしたいけど、予測できない外的要因があるし、それが人生の美しさだ。これから起こることすべてを知ることはできない」

    「あらゆる瞬間、あらゆる機会を楽しむように僕のアプローチを変えた。それは人生を知覚する方法だ」

    また、ピエール・ガスリーは、F1ドライバーも他のスポーツ選手と同じように感情的な「浮き沈み」を経験する人間であることを強調した。

    「僕はワールドチャンピオンを獲得するという目標を決してあきらめない人だけど、動物園に行くような人々に、僕たちが檻の中のライオンではないことを理解してもらうことが重要な場合がある」とピエール・ガスリーは付け加えた。

    「僕たちはアスリートとして存在しているけど、その背後にいるのは人間だ。」

    「人々は僕たちも感情を感じていることを理解できないでいる。僕たちにも浮き沈みがある」

    「成功したかどうかは関係ない。テニスでメンタルヘルスの問題を抱えた大坂なおみを目にした」

    「外の人々はドライバーとして見ていて、それが頭を通り抜ける唯一のものであると思う。でも、個人的な生活、気持ち、感情がある」

  • ホンダF1:2021年 第8戦 F1シュタイアーマルクGP プレビュー

    ホンダF1:2021年 第8戦 F1シュタイアーマルクGP プレビュー

    2021年 F1 第8戦、第9戦は、オーストリアのレッドブル・リンクで行われる2連戦で、Red Bullグループのホームグランプリとなる。昨年はコロナ禍による変則日程の中で開幕戦の舞台となり、同じく2週連戦が行われた。

    こレッドブル・リンクは、2019年にマックス・フェルスタッペンにより、ホンダのF1復帰後初優勝を果たした舞台だが、昨年の開幕2連戦では最高で3位表彰台にとどまったため、今年は雪辱を期すべく、チームとともに全力で挑む。

    長いストレートを鋭角のコーナーでつないだシンプルなレイアウトだが、それだけにパワーユニットへの負荷は大きくなる。全長も短く、ラップタイムはシーズン中最速となり、わずかなミスが結果に大きく響くため、常に緊張を強いられる。3連勝の勢いを追い風に、Red Bullファミリーにとってのホームサーキットで、さらなる結果へつなげていく。

    田辺豊治(ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「Red Bull Racing Hondaのフェルスタッペン選手の優勝、またHonda PUを搭載する2チーム4台のマシンが力強い走りを見せたフランスを後にして、今週は昨年同様に2週連続でレースが開催されるレッドブル・リンクに向かいます。レッドブル・リンクは、オーストリアの緑豊かな丘陵地帯に位置し、アップダウンに富んだ美しいサーキットです。全長が短くコーナーの数がシーズン中最も少ない10、短い全長に加えてコーナースピードが比較的高いことから、ラップタイムもシーズン中一番速くなります。予選時にトラフィックが発生することも頻繁にあるため、アタックのタイミングも重要になると考えます。オーストリアはRed Bullにとっての母国GPであり、また我々が2019年にF1復帰後の初勝利をあげた思い出深い地です。我々にとっては特別なレースであり、チームメンバー全員がこの連戦に非常に高いモチベーションで臨んでいます。ここまでRed Bull Racing Hondaが3連勝を挙げており、パーマネントサーキットである前戦フランスGPでの勝利は励みになっていますが、我々のライバルが強力であることに変わりはありません。このサーキットでは例年接戦が展開されていますし、ここまでのシーズンの状況から今回もまた僅差の戦いとなると考えています。2チーム、4台が好成績を上げられるよう、入念な準備とともに連戦に向かいます」

    ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
    「2020シーズンのレッドブル・リンク2連戦は7位と15位だった。このサーキットは距離がとても短いし、直線が多くてコーナーが少ないから、少ないコーナーに合わせてマシンを最適化する必要がある。僕のホームレースのフランスGP終了から1週間後、今度はレッドブル・ファミリー全員のホームレースを迎えることになる。レッドブル・レーシング・ホンダ、スクーデリア・アルファタウリ、そして両チームのパートナーたちには大きな期待がかけられるだろうね。有観客開催になるけれど、サーキットを大観衆が取り囲むレースから1年半離れていたから良いフィーリングが得られると思う。かつてと同じように最高のエナジーと素晴らしい雰囲気に恵まれるはずさ。レースが待ちきれないね。エキサイティングな2週間になるはずだ。シュタイアーマルクGPとオーストリアGPは僕たちにとって重要な2戦になるから、開幕戦を除く全戦でポイントを獲得できている今の流れを引き継いで強力なパフォーマンスを見せ続けたい。これまでと同じようにプッシュし続ける必要がある。2020シーズンに経験済みだけど、同じサーキットでの2連戦はチーム間の差がわずかになる。特にレッドブル・リンクは距離が短いしね。僕たちは第1戦から成長して第2戦を迎える必要がある。2週間同じサーキットに留まるからどのマシンも最適化されるし、ドライバーたちも限界点を見出せる。だから非常にタイトな戦いになるだろう。予選は特に厳しくなるだろうね。昨年と同じくピレリは第2戦でタイヤチョイスを変えてくる。変化を加えるという意味でこれはグッドアイディアだと思う。第2戦では新しい要素が少なくともひとつは加えられるということさ」

    角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
    「レッドブル・リンクも走った経験があるサーキットです。昨年はF2で走りましたが、このサーキットでの第2戦のフィーチャーレースでポールを獲って2位を記録しました。この結果は自信になりますが、F1マシンはF2マシンとはかなり異なるドライビング・エクスペリエンスなので、プラクティスで徐々にペースを掴みながら、セッションごとに成長していきたいです。このサーキットは楽しいですね。コーナーの大半が僕の好きな高速コーナーなので。予選はかなりタイトになると思います。距離が非常に短い高速サーキットなので、ラップを上手くまとめて好タイムを出すためには集中して全力を出す必要があります。ドライビングがかなりチャレンジングになる可能性もあるので、とても楽しみですね。3週間で3レースをこなすことになりますが、十分にフィットしていますし、体調面は心配していません。レッドブル・ファミリー全員にとって重要な2週間になるでしょう。観客の前でレースできるのが嬉しいですね」