カテゴリー: スクーデリア・アルファタウリ

  • デビッド・クルサード 「角田裕毅が2022年もF1に残れることに驚いている」

    デビッド・クルサード 「角田裕毅が2022年もF1に残れることに驚いている」

    元F1ドライバーのデビッド・クルサードは、アルファタウリ・ホンダが2022年も角田裕毅を起用し続けることに驚いているが、2022年以降の将来はないと考えている。

    角田裕毅は、ジュニアカテゴリーを急上昇し、プレシーズンテストで強力なテストパフォーマンスを見せた後、アルファタウリ・ホンダでF1デビュー。多くの人が明るい未来を期待した。

    だが、F1デビュー後は一貫してフォームを見つけることができず、シーズン前半戦にはクラッシュが多発。チームメイトのピエール・ガスリーとのパフォーマンス差も相まって、角田裕毅は自身を失った。

    だが、アルファタウリは、ホンダが支援する角田裕毅に大きな期待を寄せており、2022年も起用し続けることを決断。その決定には角田裕毅自身も驚いたと語っている。

    「シーズン前半はかなり一貫性がなかったので、僕サイドとしても、来年も残留できることに少し驚きました」と角田裕毅はモンツァで記者団に語った。
    「とにかくクラッシュが続いていましたし、チームにたくさんのお金を使わせてしまいました」

    デビッド・クルサードは、パフォーマンスだけでなく、角田裕毅の無線での言葉遣いがレーシングドライバーの言葉ではないとし、2022年以降に角田裕毅がグリッドにいることは思っていないと語る。

    「彼はどの惑星から来た? あれはレーシングドライバーの声ではない。彼は小さなバッグを荷物を詰めて今すぐ家に帰るべきだと思う」とデビッド・クルサードは Channel 4 に語った。

    「彼はクラッシュし続けているので、彼らが引き留めたことにショックを受けた」

    「私なら今すぐ飛行機のチケットを予約するだろう。彼は来年の終わりを超えてF1にいることはないだろうからね」

    1996年のF1ワールドチャンピオンのデイモン・ヒルは、角田裕毅がピエール・ガスリーというフォームドライバーと対峙していることを念押ししながらも、ホンダの支援が角田裕毅がグリッドいられる強力な役割を果たしていることを指摘した。

    「彼はホンダに関わっている。それがここにいる要素であることを忘れてはいけない」とデイモン・ヒルは説明した。

    「ピエール・ガスリーはトップフォームであり、彼は非常に高い評価を得ているドライバーだ。彼の結果は素晴らしいと言わざるを得ない」

  • 【動画】 角田裕毅、中上貴晶をアルファタウリF1のファクトリーに案内

    【動画】 角田裕毅、中上貴晶をアルファタウリF1のファクトリーに案内

    アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅とLCRホンダのMotoGPライダーである中上貴晶がイタリアで対面。角田裕毅が中上貴晶にアルファタウリ・ホンダのファクトリーを案内した後、二人はカート対決を行った。

    角田裕毅は神奈川県、中上貴晶は千葉県と東京近郊のわずか2時間の距離で育ったにも関わらず、二人が会うのが今回が初めて。今週、MotoGPはミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで第14戦サンマリノGPを開催。イベントに先立って、世界の舞台で戦う2人の日本人がイタリアの地で対面を果たした。

    ファエンツァの角田裕毅の自宅からミサノはわずか1時間。F1イタリアGPとF1ロシアGPの1週間の合間にMotoGPがイタリアを訪れたことで今回の対面は実現した。

    角田裕毅のレジデンスでのミーティングの後、二人はファエンツァのアルファタウリ・ホンダF1のファクトリーに移動。2021年F1マシン『AT01』を含めて、アルファタウリ・ホンダF1のファクトリーを中上貴晶に案内。その後、二人はNSXでカートトラックに向かい、1対1でレースを行った。お礼に中上貴晶は、角田裕毅にMotoGPのチケットを手渡した。

    角田裕毅と中上貴晶

    角田裕毅は、中上貴晶のドライビングスキルを称賛するとともに、MotoGPについて関心を語った。

    「タカは本当に良い仕事をしていました。彼は運転がうまくて、感銘を受けました。最後の12周のレースは激しく、クレイジーなバトルがたくさんありました」と角田裕毅はコメント。

    「MotoGPを本当に楽しみにしています。初めて見に行くことになります。彼らの走り、特にバイクで350kphを超えるスピードで走るなんて本当にクレイジーですよね。だから、本当に楽しみにしていますし、待ちきれません!」

    中上貴晶は、F1ドライバーに対して自分のスキルを試せたのは楽しい機会だったと語る。

    「長い間カートを運転していなかったので、とても楽しかったですが、特にプロのF1ドライバーと一緒に走るのは本当に楽しかったです」と中上貴晶は語った。

    「今週末は僕のチームのホームGPであり、ミサノのレーストラックも好きなので、とても重要なレースになるでしょう。あそこには素晴らしい思い出があります。素晴らしい週末を過ごし、いつものようにベスト尽くしたいと思っています。僕たちがトップのポジションのために戦うことができることを願っています」

    2021年シーズンに7年ぶりの日本人F1ドライバーとしてアルファタウリ・ホンダF1でデビューした角田裕毅(21歳)は、デビュー戦でポイントを獲得した初の日本人ドライバーとなり、2022年もスクーデリア・アルファタウリへ残留することが決まっている。

    一方、中上貴晶(29歳)はMotoGPの4シーズン目を戦っており、今週末に8戦連続でのポイント獲得することを目指している。

  • 角田裕毅 「アルファタウリ・ホンダF1は厳しい状況から必ず巻き返す」

    角田裕毅 「アルファタウリ・ホンダF1は厳しい状況から必ず巻き返す」

    アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅は、決勝をスタートすることさえできなかったF1イタリアGPからすでに気持ちを切り替え、次戦F1ロシアGPを楽しみにしていると語る。

    夏休み以降、角田裕毅はレース状況でほとんど走行できていない。豪雨となったF1ベルギーGPはセーフティカーの後ろで3周したのみであり、F1オランダGPでは信頼性の問題によってリタイアを余儀なくされた。

    そして、アルファタウリ・ホンダのホームレースとなったF1イタリアGPでは、ブレーキの問題でスタートすることさえできなかった。ルーキーの角田裕毅にとって、自信をつけるためにも走行距離が重要だが、その点で状況は改善しなかった。

    「グリッドへのラップで、技術的な問題が見つかりました。完全に修理するためにマシンにガレージに戻しましたが、それは不可能だったので、リタイアしなければなりませんでした」と角田裕毅は Formula1.com に語った。

    「2戦連続で問題が起こってしまいましたが、前進し続けなければなりません。しょうがないことですからね。特に今、自信をつけてクルマについて学ぶためにはラップが必要です。だから、このようなことは僕にとってはかなり厳しいです」

    「シーズン前半は多くのミスを犯しました。チームとしてはチームワークが重要です。僕たちは良いチームワークを行っています。強くなければなりません。自分のドライビングの限界とターゲットははっきりしているので、今後のレースでプッシュし続けなければなりません」

    角田裕毅はすでに次のF1ロシアGPでのレースに焦点を移している。

    「(ロシアに)フルでフォーカスしています」と角田裕毅は付け加えた。

    「レースで完全にセッションを失ったことは厳しい状況ですが、僕たちは再び強くなって戻ってくると思います」

    角田裕毅のチームメイトであるピエール・ガスリーも、スプリント予選でクラッシュした後、新しいパワーユニットを導入したが、モンツァのグリッドに向かう途中で問題に直面し、早い段階でレースからリタイアした。

    「素晴らしいスタートを切ったけど、そのあとの土曜日は残念だった。日曜日にレースに参加できなかったことも非常に失望している」とピエール・ガスリーは語った。

    「何が起こったのかはまだ正確にはわからないけど、残念ながらクルマをリタイアしなければならなかった」

    「すでにグリッドまでのラップで、彼らが修正しようとした問題が発生していた。潜在的な問題があることはわかっていたけど、残念ながら、それは改善されなかったので、クルマをリタイアしなければならなかった」

    「ホームレースで両方のクルマを失うことは明らかに非常に残念だけど、何が起こったのかを正確に確認する必要がある。今のところ非常に失望している」

    アルファタウリ・ホンダの1つの明るい点は、1周にわたるクルマのペースでした。テクニカルディレクターのジョディ・エギントンは、チームがそのポテンシャルにモチベーションを与えられることを期待している。

    「苛立たしいことに、金曜日にピエールが示した力強いパフォーマンスをここでポイントに変えることができなかった」とジョディ・エギントンは語った。

    「同様に、裕毅はさらに重要なレースマイレージと経験を得ることができなかった。そのため、我々は最も近い競争相手と戦うことができなかった」

    「しかし、パッケージは再び競争力があることを示しており、誰もがこれを次のレースに確実に持ち込めるようプッシュしていくし、最も近い競争相手から取り戻すことに焦点を当てている」

  • アルファタウリ・ホンダF1代表 「角田裕毅の“クラッシュ期間”は終わった」

    アルファタウリ・ホンダF1代表 「角田裕毅の“クラッシュ期間”は終わった」

    アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストは、2022年も角田裕毅を続投することに迷いはなかったとし、ルーキーとして許される“クラッシュ期間”が終了したと期待していると語る。

    今年、レッドブルF1と日本のファンから大きな期待を寄せられてアルファタウリ・ホンダからF1デビューを果たした角田裕毅だが、開幕戦こそ9位入賞を果たして期待に応えたものの、その後はミスやクラッシュの方が目立ち、夏休み前にはシート喪失の声さえ囁かれることになった。

    しかし、アルファタウリ・ホンダは、F1イタリアGP前に2022年もピエール・ガスリーと角田裕毅という現在のラインアップを継続することを発表。F1イタリアGPの記者会見では、チーム代表のフランツ・トストに角田裕毅の続投について質問が飛んだ。

    「個人的に迷いはなかった」とフランツ・トストは答えた。

    「昨今では、ルーキをF1に連れてくる場合には時間を与えなければならない。F1は本当にかなり複雑で、かなり難しい。若い男がやってきて、経験豊富なドライバーにどこに進むべきかを示すことは期待できない」

    「裕毅はこれまでかなり良い仕事をしている。彼は速く、ブダペストでは6位でフィニッシュし、最初のレースとなるバーレーンで彼は9位だった。もちろん、彼は何度かクラッシュしたが、私はクラッシュ期間は教育プロセスの一部だと常に言っている。クラッシュすることを許されなければ、どのように限界を見つけるのかとね。もうこれでクラッシュ期間が終了してくれることを期待している」

    「シーズン後半を楽しみにしているが、ヤングドライバーは全員、アメリカ、メキシコ、サンパウロ、トルコのどれも知らないため、簡単なシーズンにはならない。サウジアラビアは誰も知らないので、彼を良いレベルに持っていくには我々の前にたくさんの仕事があることを意味するが、彼には現在のF1で最速のドライバーの一人であるピエール・ガスリーが傍にいるので、彼は多くのことを学び、データや彼のスキルと比較することができる。彼はギャップを縮められると思う」

    「新しいマシンとなる来年にこのドライバーラインナップを楽しみにしている。少なくとも我々には一貫性があるし、我々にとってはそれが重要だ」

    角田裕毅は、クラッシュや後退を喫すると自信を失う問題について多くのことを話している。

    早い段階で2022年の発表して、チームが彼を信頼していることを示すことは角田裕毅が自身を取り戻すことに役立つと思うかつ質問されたフランツ・トストは「もちろん、助けになる」と答えた。

    「彼はチームと一緒にいることを知っているからね。そして、すでに述べたように、シーズンの後半は、彼が知らないレーストラックがあるので簡単ではない」

    「だが、それにもかかわらず、彼はパフォーマンスを向上させており、良い仕事をしているので、これと並行して、自信も向上するだろう」

    「もちろん、F1カーで高速でクラッシュした場合、気持ちを切り替えるのは簡単なことではない。だが、裕毅には、周回が多ければ多いほど自信を取り戻す性質があると思う」

    2022年にはフランツ・トストのかつての教え子であるアレクサンダー・アルボンがウィリアムズでF1復帰することが決定した。

    「彼がF1に戻ってくることを本当にうれしく思っている」とフランツ・トストはコメント。

    「彼はF1シートに相応しいからね。アレックスは速いドライバーであり、成熟したドライバーだ。来年、ウィリアムズのドライバーラインナップは非常に強力になると思う」

  • アルファタウリF1 「角田裕毅はブレーキ、ガスリーはシステムの問題」

    アルファタウリF1 「角田裕毅はブレーキ、ガスリーはシステムの問題」

    アルファタウリ・ホンダF1のテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが、2021年F1イタリアGPの決勝を振り返った。

    前日のスプリント予選でクラッシュを喫したピエール・ガスリーは、スタートが最後尾となることが決まっていたことから、パワーユニット(PU)を交換。エナジーストアが新スペックとなったため、レギュレーションによってピットレーンスタートが決まった。

    しかし、レコノサンスラップでガスリーが異常を報告。これを修復してのスタートとなった。角田裕毅は、一度グリッドに着いたものの、こちらも問題が発覚し、グリッド上での修復を断念。ガレージに戻ったものの解決することができず、スタートに間に合わなかった。さらに、ガスリーも1周目を終えてリタイアせざるを得ず、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダは2台ともポイントを逃す厳しい結果となった。

    「残念なことに、両ドライバーが出場できないまま今日のレースは終わってしまった」とジョディ・エギントンはコメント。

    「ユウキがレコノサンスラップでブレーキングのトラブルを報告してくれたので修理を試みたが、解決できずリタイヤとなってしまった。その後、ピエールのマシンに見つかったシステムトラブルにより、そのマシンもリタイヤせざるを得なかった」

    「金曜日のピエールの素晴らしいパフォーマンスを披露することができず本当に悔しい。同様に、ユウキは彼にとってかなり重要となるレースの経験を積むことができず、チームも一番の競争相手とのファイトができなくなってしまった。しかし、パッケージ自体は十分周りと戦えるものであり、チーム全員が次のレースで実力を発揮し、挽回できるよう努めていく」

  • ホンダF1 田辺TD、3台リタイアに「ホンダ勢にとっては非常に厳しい結果」

    ホンダF1 田辺TD、3台リタイアに「ホンダ勢にとっては非常に厳しい結果」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2021年F1イタリアGPの決勝レースを振り返った。

    モンツァ・サーキットで行われたF1イタリアGPの決勝は、ホンダF1パワーユニット勢3台が完走を逃す結果となる中、セルジオ・ペレスが奮闘を見せて5位フィニッシュを果たした。

    「今日のイタリアGPは、レッドブル・レーシング・ホンダのペレス選手のみが完走と、我々ホンダ勢にとっては非常に厳しい結果になりました」と田辺豊治はコメント。

    「9番手からスタートしたペレス選手は粘り強く走って3番手でフィニッシュしましたが、レース中に5秒のペナルティーを受けたことからレースリザルトとしては5位入賞となりました。コンストラクターズチャンピオンシップを争っているチームにとって、貴重なポインを持ち帰ってくれました」

    「一方で、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダは2台のマシンともにトラブルを抱え、角田選手がスタート前、ガスリー選手がスタート直後にリタイアすることとなってしまいました。中盤のフェルスタッペン選手とハミルトン選手との接触により、フェルスタッペン選手がリタイアを喫し、ホンダ勢としては3台がリタイアとなってしまいました」

    「この先の残る後半戦、まだまだレースは続きます。ここからもチャンピオンシップ獲得に向けては厳しい戦いが続いていきますので、我々はすぐにこの先のレースに向けて準備に入ります」

    「最後に、本日のレースで1-2フィニッシュを果たしたかつてのパートナーであるマクラーレンに祝福の言葉を贈ります」

  • ピエール・ガスリー、無念のリタイア 「レースまでに解決できなかった」

    ピエール・ガスリー、無念のリタイア 「レースまでに解決できなかった」

    アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、2021年F1イタリアGPをマシントラブルによりリタイアで終えた。

    前日のスプリント予選でクラッシュを喫したピエール・ガスリーは、スタートが最後尾となることが決まっていたことから、パワーユニット(PU)を交換。エナジーストアが新スペックとなったため、レギュレーションによってピットレーンスタートが決まった。

    しかし、レコノサンスラップでガスリーが異常を報告。これを修復してのスタートとなった。だが、問題は解決せず、1周目を終えてリタイアせざるを得なかった。

    レースウイークのスタートは素晴らしく、予選でも引き続きいいパフォーマンスが発揮できたけど、昨日のスプリント予選以降はとても残念な形になってしまった」とピエール・ガスリーはコメント。

    「レコノサンスラップで異常があることが分かったけど、レースまでに解決できなかった。僕らのホームレースだけに、2台とも走れないというのは厳しい結果だ」

    「マシンパフォーマンスがいいことは分かっているので、ハードワークをして次のレースの準備に取り組むことが重要だ」

  • 角田裕毅、マシン故障でスタートできず「切り替えて次戦にフォーカス」

    角田裕毅、マシン故障でスタートできず「切り替えて次戦にフォーカス」

    アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、2021年F1イタリアGPの決勝直前にマシンに問題が見つかったことで、レースをスタートすることなく週末を終えることになった。

    角田裕毅は、一度グリッドに着いたものの、こちらも問題が発覚し、グリッド上での修復を断念。ガレージに戻ったものの解決することができず、スタートに間に合わなかった。

    「グリッドへ向かうラップでメカニカルトラブルを発見しました」と角田裕毅はコメント。

    「グリッド上で解決しようとしたのですが、それができずにガレージへと引き返し、レースに間に合うようにトライしました。メカニックは問題を解決すべく頑張ってくれたのですが、不運にもスタートすることができませんでした」

    「走行距離が増やせずにこのマシンでの経験が積めなかったことは厳しいのですが、切り替えてロシアへとフォーカスしていきます」

  • 角田裕毅、スタート直前のブレーキ問題で出場を断念 / F1イタリアGP

    角田裕毅、スタート直前のブレーキ問題で出場を断念 / F1イタリアGP

    アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、2021年F1イタリアGPの決勝を残念ながらスタートできずに終えることになった。

    15番グリッドからスタートする予定だった角田裕毅。だが、決勝前のレコノサンスラップを終えた後、ブレーキに問題が発覚。グリッド上で修理することができず、ガレージにマシンを戻したが、アルファタウリ・ホンダはリタイアを決断。スタートすることなく週末を終えることになった。

    チームメイトのピエール・ガスリーもレコノサンスラップでペダルに問題を報告しており、レースには出場したものの、すぐにガレージにマシンを戻してリタイアとなった。

  • ホンダF1:2021年 第14戦 F1イタリアGP スプリント予選レポート

    ホンダF1:2021年 第14戦 F1イタリアGP スプリント予選レポート

    F1イタリアGPのスプリント予選では、マックス・フェルスタッペンが2位に入り、2ポイントを獲得。1位のバルテリ・ボッタス(メルセデス)がグリッドペナルティーを受けることから、明日の決勝レースではポールポジションからのスタートとなる。

    オープニングラップでは、3番グリッドからスタートしたフェルスタッペンが好発進。首位のボッタスに迫り、2番手にポジションを上げる。6番グリッドのピエール・ガスリーも素晴らしいスタートで、4番手を伺うが、ダニエル・リカルド(マクラーレン)と接触してフロントウイングにダメージを負う。

    このウイングがマシンの下に潜り込む形となり、ガスリーは高速コーナーのグランデでコントロールを失い、コースアウト。バリアに当たってしまい、リタイアとなった。このクラッシュによるダメージは現在調査中で、明日はピットレーンスタートの必要があるかを精査している。

    角田裕毅も、スタート直後にロバート・クビサ(アルファロメオ)と接触してフロントウイングを破損。ピットに戻って交換したため、最後尾から挽回を期す形に。また。セルジオ・ペレスは序盤のバトルでポジションを落とし、同じく追い上げのレースとなった。

    レッドブル・レーシング・ホンダの2台とガスリーはミディアムタイヤを選択したが、角田はソフトタイヤでスタート。この利点を活かし、8周目のターン1でニキータ・マゼピン(ハース)をオーバーテイクする。ここからさらに16番手までポジションを上げた角田は、明日のレースで15番グリッドからのスタートとなる。なお、このレース中に記録した最高速356km/hが、全体で最速となった。

    9周目、ペレスはランス・ストロール(アストンマーティン)にターン1で仕掛けるが、シケインをショートカットする形となったため、一度ポジションを返上。その次のラップの同じコーナーで、アウトサイドから抜き去り、9位に浮上。決勝では8番グリッドとなる。

    フェルスタッペンは、好調なペースを見せるも、リスクは犯さずにポジションを守り切って2位でフィニッシュ。明日はポールポジションを手にするとともに、2ポイントを獲得してドライバーズチャンピオンシップでのリードを5ポイントに拡大した。

    田辺豊治(ホンダF1)
    「今日のスプリント予選では、3番手からスタートしたレッドブル・レーシング・ホンダのフェルスタッペン選手がポジションを1つ上げて2位を獲得しました。本日トップでフィニッシュしたマシンのペナルティーが決定していますので、明日はフェルスタッペン選手がポールポジションからのスタートとなり、非常によい結果を得ることができました。チームメートのペレス選手はスタートでポジションを落としたものの、DRSトレインでオーバーテイクが難しい状況の中で、スタートポジションと同じ9位まで挽回して終了しました。6番グリッドからスタートしたスクーデリア・アルファタウリ・ホンダのガスリー選手が、スタート直後の混乱での接触によってリタイアとなったことは非常に残念に思っています。角田選手もスタート直後に接触があり、フロントウィングを交換。最後尾まで下がりましたが、そこからいいオーバーテイクを見せて16番手までポジションを取り戻すことができています。本日のスプリント予選は18ラップで行われましたが、本番レースは53ラップです。通常のレースフォーマットとは異なり、スタート時に使用するタイヤのコンパウントは自由になります。本日の結果を見直した上で、各チームはさらに戦闘力を上げるべく色々な検討を加えた戦略を立てて臨んでくるはずです。今日は2つのチームで明暗が分かれてしまいましたが、十分な準備をして、明日の本番レースでは4台のマシンがいいレースをできるように準備をして臨みます」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング・ホンダ)
    「僕らにとって、このようなコースで明日ポールポジションからスタートできるのは、とてもポジティブです。今日はいいスタートが切れて、予想以上に上手くいきました。チャンピオンシップポイントも獲得できましたし、明日先頭からスタートできるのも素晴らしいことです。今日はバルテリ(ボッタス/メルセデス)に近づくべく全力を尽くしましたが、明日はルイス(ハミルトン/メルセデス)が4番手からのスタートでペースも僕らよりいいと思うので、タフなレースになると予想しています。僕らがここではメルセデスより速さがないことは分かっています。明日はクリーンなスタートを決めて、序盤で少し差を広げられればと思いますし、終盤でそれが重要になるはずです。面白いバトルになるでしょうし、何が起きるかを見ながら、プッシュし続けて最良の結果を出せるように取り組んでいきます」

    セルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング・ホンダ)
    「明日のレースではチャンスがあると思います。8番手スタートで、戦略によって順位を上げる機会が増えるはずです。もう少し順位を上げておきたかったのですが、スタートがあまりよくなくて、追い抜きも厳しかったです。今夜はペース向上のためにハードワークに取り組みますが、レースを楽しみにしています。ストロールとのインシデントについては、行き場が全くなかったので縁石にヒットしてダメージを負わないようにコーナーをカットせざるを得ませんでしたが、可能な限りすぐにポジションを戻しました」

    角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ)
    「フラストレーションの溜まる一日でした。かなりいいスタートが決まり、いくつかポジションを上げてターン4へ入りましたが、クビサ選手と接触してフロントウイングにダメージを負ってしまいました。その交換のためにピットインした後は、挽回するドライビングができたと思いますし、順位を上げられました。マシンの感触はよく、ペースもかなりよかったです。ソフトタイヤでのチャンスを最大に活かせたので、この経験を明日のレースにもつなげたいです。厳しい戦いになると思いますが、ポイントを目指して順位を上げることが目標です」

    ピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ)
    「とても残念で、いい一日にはなりませんでした。ミディアムタイヤで素晴らしいスタートが決まり、ランド(ノリス/マクラーレン)とルイス(ハミルトン/メルセデス)をパスすることができました。ターン1でのダニエルの動きに少し驚き、彼の後部にわずかに接触してフロントウイングにダメージを負いました。最初はそれがどのくらいひどいのか分かりませんでしたが、完全に破損していて、ターン3ではマシンの下に入ってしまったので、全く曲がることができずにウォールへ真っすぐ行ってしまいました。明日の目標は、もちろんポイント獲得にトライすることです。今日は大きく順位を上げることが難しそうに見えたので、今夜はリプレイを見返し、オーバーテイクが可能な場所を検討します。ここでは何が起きてもおかしくありませんが、明日は挽回に向けてベストを尽くします」