カテゴリー: スクーデリア・アルファタウリ

  • ホンダF1:2021年 第16戦 F1トルコGP 金曜フリー走行レポート

    ホンダF1:2021年 第16戦 F1トルコGP 金曜フリー走行レポート

    F1トルコGPの初日がイスタンブール・パークで開幕し、特別デザインをまとったHondaパワーユニット勢4台のマシンがフリー走行2セッションに臨んだ。

    昨年のグリップ不足は改善し、FP1のタイムは1年前と比較して約6秒向上。昨年とは特性が大きく異なっていることから、各チームともマシンバランスをつかむことに時間を割いた。

    レッドブル・レーシング・ホンダは、マックス・フェルスタッペンがFP1で2番手タイムをマーク。セルジオ・ペレスが10番手に続いた。スクーデリア・アルファタウリ・ホンダも好調な滑り出しで、ピエール・ガスリーが8番手。角田裕毅は初走行のサーキットで習熟を深め、18番手でセッションを終えた。

    FP2では、角田がタイムを伸ばして11番手に。9番手となったガスリーに約0.1秒だった。このセッションでは風が強く厳しいコンディションとなり、ガスリーはターン6でハーフスピンを喫している。

    その中で、レッドブル・レーシング勢はマシンバランスを探りながらの走行だったが、2台ともにトップ5に入り、ペレスが4番手、フェルスタッペンが5番手となった。

    土曜は雨の可能性が予報されており、両チームとも予選に向けてさらなる向上を果たせるよう、走行データを見直していく。

    田辺豊治(ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日のトルコGP初日は、ホンダ PUを搭載した4台のマシンが、ドライコンディションの下で順調にプログラムを消化しました。新舗装で非常に滑りやすかった昨年と比較すると、路面のグリップが大きく向上しており、車体・PUともにその状況に合わせたセッティングの最適化を進めました。まだまだ改善の余地はありますので、今日収集したデータをもとに明日の予選、そしてレースに向けてさらなる調整を進めていきます。ここトルコGPでは、両チームとも、リアウイングに日本のファンの皆さまへの感謝を表した『ありがとう』のメッセージを入れています。また、レッドブル・レーシング・ホンダは、そのメッセージに加えてHondaがF1に初めて挑戦した当時の『白』を基調としたカラーリングを施したマシンで参戦しています。我々Hondaのメンバーも、チームメンバーともに一段と士気を高めて今週末のレースに臨みます」

    セルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング・ホンダ)
    「ポジティブな初日となり、今晩取り組むことを加味すると、予選ではよさそうです。今日は路面のグリップ量に驚きました。一般的なサーキットと同じくらいでしたが、安定はしていないので、まだ難しくはありました。コーナーの入口のほうが出口よりもグリップが少ない場面があったので、ドライバーとしてはその特性に合わせるのが難しいです。ここではメルセデスが強そうに見えますが、今夜取り組んでコンマ数秒向上させ、明日は戦えるようになればと思います。予選向けに一周を通じたバランスを取ろうとするとロングランペースが少し落ちますが、ここはオーバーテイクがしやすく、レースペースが重要なので、どこで妥協するかがカギになります。明日の予選は雨の可能性もありますが、天候がどうなろうともしっかりと準備をしていきます」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング・ホンダ)
    「ここはとても素晴らしいサーキットで、特にコンディションがいいと尚更ですが、今日は最高の一日にはならなかったので、今夜はやることが多くなりそうです。FP1とFP2で少し異なることを試しましたが、このコースでのデータはあまり多く持っていないので、まだ改善できる点を探しています。ルイス(ハミルトン/メルセデス)は決勝でグリッド降格ペナルティーを受けますが、僕らは自分たちのことに集中しなければなりません。いくつか試してみることがあるので、明日の予選までに改善を果たせればと思いますし、何ができるか確認していきます。レースウイークの残りの走行が楽しみです」

    ピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ)
    「今日はマシンの感触が最高とはいきませんでしたが、それでも僕らは2台ともにいいポジションにつけられたことはポジティブですし、明日はさらに向上できるはずです。アンダーステアになる場面が多く、マシンバランスにはあまり満足できていないので、対処していかなければなりません。これは他の多くのドライバーにも起きていると思うので、改善するために何ができるかを分析する必要があります。FP3でも引き続きパフォーマンスの向上に取り組んでいきたいです」

    角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ)
    「イスタンブール・パークはとても素晴らしいコースで、初めての走行を心から楽しみました。徐々に自信を深めることができて、午後にはいいペースを発揮できたと思います。今日のコンディションは風が強かったものの上々でしたが、明日は雨が降るかもしれないので、また難しくなるはずです。天候がどうなるか注視して、できる限り準備はしますが、ここまでのマシンバランスには満足していますし、大きな進歩を見せられていると思います」

  • ピエール・ガスリー 「アンダーステアが多くバランスに対処が必要」

    ピエール・ガスリー 「アンダーステアが多くバランスに対処が必要」

    アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、2021年F1トルコGPの金曜フリー走行を9番手タイムで終えた。

    フリー走行1回目で8番手タイムを記録したピエール・ガスリーは、フリー走行2回目のターン6でハーフスピンを喫するなどマシンに苦戦。9番手で初日の走行を終えた。

    「今日はマシンの感触が最高とはいなかったけど、それでも僕らは2台ともにいいポジションにつけられたことはポジティブだし、明日はさらに向上できるはずだ」とピエール・ガスリーはコメント。

    「アンダーステアになる場面が多く、マシンバランスにはあまり満足できていないので、対処していかなければならない。これは他の多くのドライバーにも起きていると思うので、改善するために何ができるかを分析する必要がある。FP3でも引き続きパフォーマンスの向上に取り組んでいきたい」

  • 角田裕毅、11番手タイムに手応え「大きな進歩を見せられている」

    角田裕毅、11番手タイムに手応え「大きな進歩を見せられている」

    アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、2021年F1トルコGPの金曜フリー走行を11番手タイムで終えた。

    イスタンブール・パークでの初走行となる角田裕毅は、FP1ではサーキットで習熟を深め、18番手でセッションを終了。FP2では、タイムを伸ばして11番手タイムを記録。「大きな進歩を見せられている」と自信をみせた。

    「イスタンブール・パークはとても素晴らしいコースで、初めての走行を心から楽しみました」と角田裕毅はコメント。

    「徐々に自信を深めることができて、午後にはいいペースを発揮できたと思います。今日のコンディションは風が強かったものの上々でしたが、明日は雨が降るかもしれないので、また難しくなるはずです」

    「天候がどうなるか注視して、できる限り準備はしますが、ここまでのマシンバランスには満足していますし、大きな進歩を見せられていると思います」

  • ピエール・ガスリー、レッドブルF1に不満も「ペレスに恨みはない」

    ピエール・ガスリー、レッドブルF1に不満も「ペレスに恨みはない」

    ピエール・ガスリーは、レッドブルF1が自分にもう一度チャンスを与えてくれないことに不満を感じてはいるが、セルジオ・ペレスに腹を立てているわけではないと語る。

    2019年にレッドブル・レーシングから“姉妹”チームのトロロッソ(現アルファタウリ)に降格させられて以降、ピエール・ガスリーはグリッド上で最も印象的なドライバーの一人に成長した。

    今年、セルジオ・ペレスがマックス・フェルスタッペンに匹敵することに苦労していることを受け、ピエール・ガスリーは2022年に自分にもう一度チャンスを与えられることを望んでいた。

    しかし、レッドブル・レーシングは2022年もセルジオ・ペレスの続投を決定。発表が行われたF1オランダGP後にピエール・ガスリーは失望と怒りが入り混じった感情を表明していた。

    「レッドブルはセルジオを続けることを好んでいる」とピエール・ガスリーは Canal Plus に語った。

    「特に先週末のザントフォールトでのパフォーマンスを見れば、彼がQ1で敗退して、チームメイトから1周遅れて8位でフィニッシュし、ドライバー・オブ・ザ・デイだったのは事実だ。でも、本当に理解できないことがいくつかある」

    だが、ピエール・ガスリーは、セルジオ・ペレスに対して強い感情を持っていないことを明らかにし、F1トルコGPで並んで座ったときに改めてその点を念押しした。

    「ちゃんとすべてを言い直したいと思う。セルジオとは何の関係もなかった」とピエール・ガスリーは語った。

    「それは自分の問題と言っていいし、個人的な契約と将来のためのレッドブルとの関係についてだった」

    「僕はトロロッソ(アルファタウリ)でチャンスが与えられた2018年よりも、非常に良いレベルでパフォーマンスを発揮していると思う。パフォーマンスを発揮して、経験も積んでいる」

    「今年に基づいて、自分はもっと良いチャンスに値するかもしれないと感じたけど、それが決断だ。それは僕のモチベーションを止めるものではない」

    多くの人は、ピエール・ガスリーにもう一度チャンスを与えることを躊躇していることを考えると、別の興味深いシートが空席になった場合、ガスリーはレッドブル・ファミリーを完全に去ることになるのではないかと考えている。

    しかし、ピエール・ガスリーは、自分の主な焦点はレッドブルと一緒にタイトルを獲得することにあると主張する。

    「キャリアの観点から、僕の目標は、セルジオのポジション、レッドブルにいることだ。勝利と表彰台を目指して戦うことができるマシンに乗りたいのは当然のことだ」とピエール・ガスリーは付け加えた。

    「それが僕の目標だ。それが僕が毎朝取り組んでいることであり、自分自身に取り組み、より良いドライバーになって、レースに勝つことを目指している。それが目標だ」

    「彼らは彼らの決定を下したし、僕はそれに満足している。彼らは非常に成功したシーズンを過ごしている」

    「これからも頑張ってチャンスをつかもうと思っている。それが僕が望んでいることだからね。ワールドチャンピオンを戦いたいと思っている」

  • 角田裕毅 「今週はもっと戦えるようにもう少し調整を重ねていきたい」

    角田裕毅 「今週はもっと戦えるようにもう少し調整を重ねていきたい」

    アルファタウリ・ホンダの角田裕毅が、2021年 第16戦 F1トルコGPへの意気込みを語った。

    「ロシアは本当に残念でした。予選までは全てが上手くいき、普段通り進んでいました。スパの時の比べて、インターミディエイト・タイヤでのドライビングに関して一歩前進できていたのに、土曜日の午後はコンマ数秒の差でQ3に進出できなかったので悔しかったです」と角田裕毅はコメント。

    「レースでは、グリップが殆どなくファーストラップでかなり順位を落としてしまい、その後はずっとダーティエアーに苦しめられました」

    「レース後はファクトリーで時間を過ごし、レースの反省をしたり、トルコに向けての準備やトレーニングをしました。自宅には自由に使えるシミュレーターがあるので、何度も走ってみました。もちろんレッドブルにある本格的なシミュレーターとは全然違いますが、今まで使ってきた物の中では一番リアルです」

    「シミュレーターの1番の主な利点はサーキットについて学べるという点と、ドライビングに磨きをかけられるという点です。また、過去のレースで起きた事を振り返ったり、特定のドライビングの練習もできます。自宅にシミュレーターを置くのはとても便利で、エンジニアたちと相談しながら、彼らが自分用に作成してくれたプランに基づいてFP1から予選までをシミュレーションできます」

    「去年、F2ではトルコでのレースはなかったので、イスタンブール・パーク・サーキットを走るのは今回が初めてになります。去年のF1を観ましたが、とても滑りやすいコンディションでした。 雨だったということもありますが、路面が新しいものだったということも原因だと思います。なので、今週は大丈夫であることを祈ります」

    「いつも通りのプログラムに従って、スピードを徐々に伸ばしていきたいと思います。過去5戦は安定はしていましたが、パフォーマンスとペースはあまり良くなかったです。なので今週は、もっと戦えるようにもう少し調整を重ねていきたいと思います。おそらくドライコンディションであり、サーキットのターン8ではフィジカル面が要求されてくるので厳しくなるとは思いますが、レースを楽しみにしています」

  • ホンダF1 山本雅史MDが語る 「特別デザインのF1マシンに込めた思い」

    ホンダF1 山本雅史MDが語る 「特別デザインのF1マシンに込めた思い」

    今週末のF1トルコGP。本来であれば、F1日本GPが行われる予定だったレースウイークに、レッドブル・レーシング、スクーデリア・アルファタウリともに、特別なデザインのマシンを走らせる。実現に至るまでの経緯を、ホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史が語った。

    鈴鹿サーキットで日本GPが開催される予定だった今週末は、代わりにイスタンブールでトルコGPが行われる。

    コロナ禍の影響により、2年連続で中止が決まったF1日本GPに、ホンダ F1のメンバーも無念の思いをにじませている。

    もちろん、安全が何よりも優先されることは当然だが、ホンダとしてはF1プロジェクトの最終年となっただけに、ホームの大観衆を前にレースをしたかったという思いがどうしても消えない。

    その願いは叶わないままに今週末を迎えてしまいたが、F1トルコGPでは、レッドブル・レーシング・ホンダのRB16Bが1戦限りの日本仕様カラーで参戦。スクーデリア・アルファタウリ・ホンダも普段と少し異なる姿のマシンを用意した。

    「レッドブルから鈴鹿のために何か特別なことをしようとホンダに持ち掛けてくれました。そこで、ホンダ初のF1優勝マシンであるRA272をインスパイアした、特別カラーのレーシングスーツというアイデアが出てきました」と山本雅史は説明する。

    「過去に、ホンダドライバー向けに白地に赤いラインの入ったレーシングスーツを制作したことがあり、ジェンソン・バトンがホンダ Racing THANKS DAYで着てくれました。それもあって、当初は鈴鹿で特別なスーツを用意するアイデアだったんです」

    「議論を重ねる中で、『マシンのカラーリングも変えてはどうだろう?』と提案しました。RA272をモチーフに、デザインは一緒に考えました。レッドブルがベースのデザインを作ってくれて、僕らからは日の丸をイメージした赤丸を入れられないかなど、細かい部分を提示していきました」

    レッドブルは、FIAF1から、このカラーリングでの走行許可を得なければならなかった。当初の予定通りにこのマシンで鈴鹿を走ることができれば「最高だったね」と山本MDは語るが、どのサーキットになっても、このカラーリングが発するメッセージは変わらない。

    「少し残念な気持ちはありますが、ホンダとしては、レッドブルと一緒にこういう取り組みができたことがとてもうれしいですね。実現に向けて尽力してくれたレッドブルには本当に感謝しています」と山本雅史は語る。

    「ファンの皆さんにはきっと喜んでもらえると思います。レッドブルとホンダがワンチームになって同じ目標を目指しているという姿が見せられることは、誇らしい気分です。こうして、世界中のファンの皆さんにお見せできるものがあるというのも、誇りに思います」

    「個人的には、ホンダのみんなが喜んでくれているのもうれしいですね。我々がワンチームなんだということを示すのは大切ですから」

    F1トルコGPでこうしたメッセージを発信するのは、レッドブルだけではない。スクーデリア・アルファタウリも、日本語で「ありがとう」と書かれたリアウイングで戦います。

    「この『ありがとう』は、もちろんレッドブルファミリーである、クリスチャン(ホーナー代表)、ヘルムート(マルコ氏)、フランツ(トスト代表)、そして4人のドライバーにも向けたものですが、一番伝えたいのは、ずっと応援し続けてくれたファンの皆さんです。僕らにとっては今年が最後の一年となりますが、どこかでこうしたメッセージを伝える機会が欲しいと思っていました」

    もしイスタンブールで勝利を収められれば、今回のスペシャルデザインは「レースウィニングマシン」として、もう一つ特別な意味合いが増えるはずだ。

    今回のカラーリングは、山本MDにとっては過去のどのデザインよりもお気に入りとなっているようだが、それ以上に、レッドブルとホンダの絆の象徴とも言えるこのマシンが、ホンダファンや従業員に長く愛されることを望んでいる。

    「いつか、青山にこのマシンをチャンピオン獲得マシンとして展示できれば、本当に特別な瞬間になると思います。その前に、ファンの皆さんに飾ってもらえるように、ミニカーを発注済みです。僕は準備がいいので、1/18と1/43の2種類を発注しました(笑)」と山本雅史は語る。

    金曜日のフリー走行で、このマシンがコースへ出ていく瞬間は、素晴らしいものになるはずだ。しかし、その瞬間からは、メルセデスとの厳しいチャンピオンシップ争いへ目を向けなければならない。

    今季は非常にドラマティックな戦いになっており、山本MDはまだ紆余曲折があるとにらんでいる。後から振り返ったときに、この特別カラーが歴史に残るような役割を果たしてくれれば理想だが、最後までファンの皆さんやレッドブルに感謝を示し続けることが大切だ。

    「今このポジションにいることはすごくうれしいですし、誇らしいです。ただ、ロシアでもそうだったように、メルセデスが強いコースがありますし、その逆でレッドブルが有利なところもあるので、一つひとつのレースに集中し、正しい戦い方ができれば、チャンピオンシップを手にすることができると思います」と山本雅史は語った。

    ホンダF1 2021年 F1トルコGP

  • ピエール・ガスリー 「何が必要なのかを把握する作業をしてきた」

    ピエール・ガスリー 「何が必要なのかを把握する作業をしてきた」

    アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーが、2021年 第16戦 F1トルコGPへの意気込みを語った。

    「ロシアではベストを尽くせず、貴重なチャンスを逃してしまった。あの時、可能な限りの準備のために自分たちは何ができたのか、そして今週のトルコにおいて再び前列でレースできるようになるには何が必要なのかを把握する作業をしてきた」とピエール・ガスリーはコメント。

    「ソチの後は少しだけフランスにいる家族と時間を共にした。またすぐに時差ボケも伴うほど遠い地でのレースに参戦するので、特に何もせず、主にリラックスしていた。少しだけマーケティング活動やスポンサー活動をしたけど、それ以外は普段のルーティーンとハードトレーニングをこなし、最善を尽くせるようエンジニアたちと会話を交わすようにしていた」

    「イスタンブール・パークを走ったのは去年が初めてだった。すごく好きなレイアウトだ。おもしろいコーナー、そしてテクニカルなサーキットとなっていてとてもユニークだ。実際に走ってみるとかなり複雑で、去年はとても楽しかった」

    「トリプルレフトのターン8は終わりが見えないようなコーナーなので、フィジカル面が重要になってくる。予選はエンジン全開で本当にすごく速いし、おそらく270から280 km/hは出ているのでGフォースは5Gに近い値になると思う」

    「去年は路面のグリップが弱く、マシンを思い通りのセットアップにするのが非常に難しかった。ウェットは少し複雑だったけど、ドライの場合はいいセットアップを見つけることができていた。ターマックを用いて路面の改善が施されていると思うので、今回は上手くいくと思う。どうなっているか見るべきだね。コーナーではいくつかのラインを取ることができるし、ドライブするには最高のサーキットなので非常に楽しみにしている」

    「競争力を発揮して、1つランキングが上位のアルピーヌとの差を縮めることができるよう祈っている」

  • 角田裕毅 「“ありがとう”は何より自分がホンダに対して思っていること」

    角田裕毅 「“ありがとう”は何より自分がホンダに対して思っていること」

    アルファタウリ・ホンダの角田裕毅が、ホンダが企画した“幻の日本GP”のコンテンツ『Scuderia AlphaTauri Honda Special Call Live Event』に参加。ホンダへの想い、これまでのシーズン、そして、トルコGPへの意気込みを語った。

    本来ならば今週末はF1日本GPが行われるはずだったが、新型コロナウイルスによって中止が決定。代わりに開催となるF1トルコGPでイスタンブール・パークとネットで繋がり、角田裕毅がチームメイトのピエール・ガスリーとともに参加した。

    アルファタウリ・ホンダF1は、今週末のF1トルコGPでホンダへの感謝を込めて『ありがとう』のメッセージをリアウイングに掲載する。

    このスペシャルリバリーについて角田裕毅は「リアウイングに書いてある『ありがとう』というメッセージは、すごく強いメッセージだと思いますし、何より自分が一番ホンダさんに対して思っていることなので、今年で撤退していまうのは残念ですけど、トルコGPは特に僕にとってすごく特別なラウンドになると思うので、ちょっと違うリバリー、日本のファン、ファクトリーにいてエンジンに携わっているホンダの人たちと一緒に戦うという感じのリバリーだと思います」と語る。

    デビューシーズンとなった今年、角田裕毅は開幕戦F1バーレーンGPで9位入賞という好スタートを切ったが、そこからミスが連発した。

    角田裕毅は、F1バーレーンGPがうまくいったことで“F1のことを軽視し過ぎてしまった”と語り、そこからリズムを崩し、自信も失っていたと振り返る。

    「バーレーンはすごくうまくいったというか、順調にきてて、ある意味そこで自信が満ち溢れすぎたというか、F1のことを少し軽視しすぎてしまって、そこから徐々にリズムが崩れてしまって、自分の自信だったりというのを一時期失ってしまったんですけど、そこから最後この8レースはうまくビルドアップできていると思いますし、今年はアップダウンの多い学びのシーズンだなと思います」

    残りのシーズについては「すごく楽しみですが、アブダビGPのみが自分が経験したことのあるコースなので、簡単にいかないとは思いますが、ファエンツァに移ってチームとうまくコミニュケーションがとれているので、それを生かして徐々にステップアップ、学んでいきたいなと思います」と語る。

    今年F1から撤退するホンダは、エンジンパフォーマンス面でメルセデスに匹敵するパフォーマンスを達成している。

    「僕は本当にラッキーで、ホンダさんがたぶん今年一番ベストなパフォーマンスの状態できていることの恩恵をすごく受けていると思いますし、ホンダさんの今年のエンジンのパフォーマンスがなかったら、それこそ今までの自分の良かったレースを走り切れなかったと思うし、すごく恩恵を受けていると思います」と角田裕毅は語る。

    「何より、今年最後の年なので、レッドブル・レーシング1位を取れたら最高だなと思います。僕らもチャンピオンシップ5位を目指してホンダさんの力を借りながら、戦っていきたいなと思います」

    最後にファンへのメッセージを求められた角田裕毅は「まずは自分のことを応援して頂いて本当にありがとうございます。いつもメッセージを見てますし、力強いパワーを貰ってます」とコメント。

    「本当に鈴鹿がなくなってしまったのは残念ですけど、トルコGPでは皆さんの想いを受け取って精一杯走ります。そして、ホンダのファクトリーの皆さんも本当にシーズンのなかでもエンジンが成長していると僕たちドライバーは感じていますし、何より、トラブル少なく、毎回思い切って走れるのは皆さんのおかげなので、本当にありがとうございます。その人たちの気持ちを背負って精一杯頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願いします」

  • 【アーカイブ】 Scuderia AlphaTauri Honda Special Call Live Event

    【アーカイブ】 Scuderia AlphaTauri Honda Special Call Live Event

    アルファタウリ・ホンダの角田裕毅とピエール・ガスリーが参加する『Scuderia AlphaTauri Honda Special Call Live Event』が10月7日(木)の19時50分からライブ配信された。

    ホンダは、今週末に鈴鹿サーキットで開催予定だったF1日本GPに代わり、ファンにその週末を楽しんで頂くためにオンライン上のイベント『Honda Japanese Virtual Grand Prix』をスタート。

    『Scuderia AlphaTauri Honda Special Call Live Event』は、ピエール・ガスリー、角田裕毅との公開オンラインライブセッション。トルコから中継でつなぎ、2人の声を直接、皆さまへ届けた。

  • ホンダF1 「スペシャルカラーリングは感謝の思いを込めたプレゼント」

    ホンダF1 「スペシャルカラーリングは感謝の思いを込めたプレゼント」

    ホンダの執行職ブランド・コミニュケーション部長を務める渡辺康治が、F1トルコGPでレッドブル・レーシングとスクーデリア・アルファタウリのF1マシンに施される特別デザインに込めた思いを語った。

    本来なら、今週末は鈴鹿サーキットでF1日本GPが開催されているはずだった。しかし、新型コロナウイルスの感染状況によって2連連続で中止が決定。ホンダのF1ラストイヤーにファンにその雄姿を見せることは叶わなかった。

    今週末はF1日本GPの代替レースとしてF1トルコGPが開催されるが、そこでレッドブル・レーシング・ホンダとスクーデリア・アルファタウリ・ホンダはF1マシンに特別なカラーリングを採用。

    1965年のF1メキシコGPでホンダがF1初優勝を獲得した伝説的なホンダRA 272車に触発されたホワイトのカラーリングを採用。

    一方、スクデリア・アルファタウリでは、ピエール・ガスリーと角田裕毅が運転するAT02のリアウイングに「ありがとう」をメッセージが掲載される。

    「今回の日本GPの非開催という決定は、状況を考えるとやむを得ないものではありますが、ホンダとしてラストイヤーにホーム・鈴鹿でレースができないことは、本当に残念に感じています」と渡辺康治はコメント。

    「今年はレッドブル・レーシング・ホンダ、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダとともにいいパフォーマンスを見せていることもあり、何としても鈴鹿サーキットでレースをしかったというのが本音です」

    「同様に、日本のファンの皆様も、ホンダ勢の鈴鹿での雄姿と、角田裕毅選手の母国グランプリデビューを心待ちにされていたのではないかと思っています」

    「今回のスペシャルカラーリング、そしてリアウイングの『ありがとう』のメッセージは、どんなときでも熱い声援を送り続けてくれた皆様に対する、ホンダと両チームからの感謝の思いを込めたプレゼントです」

    「皆さまの悔しい思いを、ほかの何かをもって埋め合わせることは難しいかもしれませんが、今週開催されるトルコGPでは、この特別デザインを施された4台のマシンに皆さまの思いも載せて、ともに戦いに挑むつもりです」

    「残念ながら、場所は鈴鹿ではありませんが、ホンダ勢の走りを思う存分にお楽しみいただけますと嬉しく思います」