カテゴリー: スクーデリア・アルファタウリ

  • アルファタウリF1代表 「アルボンは角田裕毅をコーチ役として助けている」

    アルファタウリF1代表 「アルボンは角田裕毅をコーチ役として助けている」

    アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストは、元レッドブルのF1ドライバーであるアレクサンダー・アルボンが、角田裕毅のコーチ役としてポジティブな影響を与えていると語る。

    昨年、レッドブル・ホンダのF1ドライバーを務めたアレクサンダー・アルボンだが、2021年のシートを失って、今季はレッドブルの両チームのリザーブドライバーを務めながら、レッドブルの支援を受けてDTMに参戦して6位でシーズンを終えた。

    先月、DTMのシーズンが終了し、アレクサンダー・アルボンは、ルーキーの角田裕毅のF1への順応を継続することを支援するためにコーチ役として関わっている。

    角田裕毅は「進歩はかなりゆっくりとしていました」とメキシコで語った。

    「F1が他のレーシングカテゴリーとどれほど違うかを実感しました。F1で焦ってしまうと、うまくいかない可能性があります」

    「今、達成しているペースで進歩し続けられることを願っています」

    数日前、レッドブルとアルファタウリがアレクサンダー・アルボンにピットから角田裕毅にアドバイスと経験を与えるように指示したという噂が浮上した。

    アレクサンダー・アルボンは、角田裕毅のコーチ役を務めているのかと質問されたフランツ・トストは「それは本当だ」と確認した。

    「アレックスは裕毅のところにやって来て、彼と話し、裕毅が求めていることは何でも、彼にトラックで説明している」とフランツ・トストはコメント。

    「裕毅はアレックスから多くの知識を得ており、それは彼にとって非常にポジティブだと思う」

    フランツ・トストは、DTMシーズンが終わったことで、アレクサンダー・アルボンのコーチとして役割がさらに強化されることを認める。

    「彼はレースをしていたので、来れる週末はそれほど多くはなかった」とフランツ・トストは語った。

    「彼がトラックにいるとき、裕毅をサポートしてくれないかと彼に言った。裕毅には彼が君を助けてくれるので、すべてをよりよく理解するよう彼に質問するよう伝えた」

    「それは非常にうまくいっている」

  • アルファタウリ・ホンダF1 「角田裕毅はマシンに自信をつけてきている」

    アルファタウリ・ホンダF1 「角田裕毅はマシンに自信をつけてきている」

    アルファタウリ・ホンダF1のチーフエンジニアを務めるジョナサン・エドルズが、2021年F1メキシコGPの金曜フリー走行を振り返った。

    F1メキシコGPの初日、ピエール・ガスリーはFP1で5番手、FP2で6番手タイムを記録。PU交換ペナルティでが決定している角田裕毅は、初めてのエルマノス・ロドリゲス・サーキットでFP1を11番手、FP2で8番手と着実な進歩をみせた。

    「メキシコに降り立ち、テストプランをこなして良いパフォーマンスを披露する事ができた」とジョナサン・エドルズ。

    「今週、裕毅のPUへのペナルティを受けねばならず、結果彼は後方のグリッドからスタートする事になるので、彼がフォーカスしているのは本番レースに向けたロングランだ。それでも彼のショートランは素晴らしく、マシンに対しての自信がついてきている」

    「ピエールに関しては金曜日の通常のノーマルなプランで、タイヤの具合の確認や今週末のコンディションに合わせたセットアップの最大化にフォーカスしていった」

    「FP1でのサーキットは非常に埃っぽくて、全体的なグリップとバランスは乏しいものだった。今日1日を通して改善はされたが、それでもまだ満足できるほどのバランスには至らなかったので、明日のショートランで糸口を見つける必要がある」

    「全体的に良い金曜日となった。パフォーマンスも良く、まだまだ改善の余地もある。日曜日に良いポイントを獲得できるように全力を尽くしていきたいと思う」

  • ピエール・ガスリー 「さらにパフォーマンスを向上できると思う」

    ピエール・ガスリー 「さらにパフォーマンスを向上できると思う」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、2021年F1メキシコGPの金曜フリー走行を6番手で終えた。

    「今日はとても満足のいく一日だった。両セッションともにトップ6以内で終え、マシンにもここまで多くのポジティブな面がありますし、明日はさらにパフォーマンスを向上できると思う」とピエール・ガスリー。

    「とても滑りやすいコンディションなのはあまりよくないけど、それでもかなりの競争力があるので、満足している」

    「レースを考えると、タイヤの感触もなかなかいい。いつもメキシコではハードタイヤでもそこまで厳しくないコースで、特に前回のオースティンよりはいいけど、ここまでのロングランについては満足しているので、明日に向けて今日の内容を分析していく」

  • 角田裕毅、PU交換でグリッド降格「レースにフォーカスして取り組んでいく」

    角田裕毅、PU交換でグリッド降格「レースにフォーカスして取り組んでいく」

    アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅は、2021年F1メキシコGPの金曜フリー走行を8番手で終えた。

    この日のFP1から、角田裕毅のマシンに新たなパワーユニット(PU)を投入。これによるグリッド降格ペナルティーで、決勝では最後尾スタートとなることから、フリー走行ではレースペースの向上に注力した。

    2年ぶりのF1開催でセッション序盤は路面のグリップが低い状態だったが、角田裕毅は初走行のサーキットで好調なペースを見せ、FP1では11番手、FP2では8番手タイムをマークした。

    「今日はとてもいい一日で、マシンバランスがよく、FP1から力強いペースを見せられたと思います」

    「ペナルティーが決まっているので、予選に向けたアプローチは異なりますが、多くの重要なデータが集められたので、今夜エンジニアが分析できるはずです」

    「今回は予選に向けた一周のタイムよりも、レースにフォーカスして取り組んでいくので、今日は多くのロングランをこなしました。ここまでマシンに対していい感触を得ています」

  • アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅、PU交換で最後尾スタート

    アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅、PU交換で最後尾スタート

    角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)とランス・ストロール(アストンマーティン)の2名がF1メキシコGPのフリー走行1回目に先立ってPUを交換。決勝での最後尾スタートが決定した。

    角田裕毅とランス・ストロールは、4番目のICE(内燃エンジン)、ターボチャージャー、MGU-Hを投入、ドライバーあたりの年間使用基数制限を3基を超過した。

    角田裕毅は4基目のMGU-K、ランス・ストロールは3基目のコントロールエレクトロニクスを投入。それぞれの交換で15グリッドを越える降格ペナルティとなり、最後尾スタートが決定した。

    ランス・ストロールの交換により、メルセデスF1ユーザーではランス・ストロール(マクラーレン)以外の全ドライバーが使用基数制限を超えたことになる。

    アストンマーティンは、2週間前にセバスチャン・ベッテルのPUを交換しているが、チーム代表を務めるオトマー・サフナウアーは、メルセデスのPUによって、ランス・ストロールもエンジンを交換する決定が下されたと語った。

    「問題は今年の初めに発見されていたと思う」とオトマー・サフナウアーは Sky Sports F1 に語った。

    「根本的な原因が修正されていることを願っているが、それによってドライバーごとに別のエンジンを取り付ける必要があった」

    角田裕毅、ランス・ストロール、そして、セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)は新たなエキゾーストを投入したが、それらは使用基数制限の範囲内となっている。

    No. ドライバー チーム ICE TC MGU
    -H
    MGU
    -K
    ES CE EX
    77 バルテリ・ボッタス メルセデス 6 5 5 4 2 3 6
    14 フェルナンド・アロンソ アルピーヌ 4 4 4 4 3 3 9
    10 ピエール・ガスリー アルファタウリ 4 4 4 4 3 3 7
    33 マックス・フェルスタッペン レッドブル 4 4 4 4 3 3 7
    22 角田裕毅 アルファタウリ 4 4 4 4 3 3 7
    55 カルロス・サインツ フェラーリ 4 4 4 3 3 3 7
    11 セルジオ・ペレス レッドブル 4 4 4 4 4 4 6
    16 シャルル・ルクレール フェラーリ 4 4 4 3 3 3 6
    5 セバスチャン・ベッテル アストンマーチン 4 4 4 3 2 2 5
    18 ランス・ストロール アストンマーチン 4 4 4 2 2 3 4
    3 ダニエル・リカルド マクラーレン 4 4 4 2 2 2 4
    31 ニコラス・ラティフィ ウィリアムズ 4 4 4 2 2 2 4
    63 ジョージ・ラッセル ウィリアムズ 4 4 4 2 2 2 4
    44 ルイス・ハミルトン メルセデス 4 3 3 3 2 2 4
    31 エステバン・オコン アルピーヌ 3 3 3 3 2 2 8
    7 キミ・ライコネン アルファロメオ 3 3 3 2 2 2 6
    99 アントニオ・ジョヴィナッツィ アルファロメオ 3 3 3 2 2 2 6
    4 ランド・ノリス マクラーレン 3 3 3 3 2 2 5
    47 ミック・シューマッハ ハース 3 3 3 2 2 2 5
    9 ニキータ・マゼピン ハース 3 3 3 2 2 2 5
  • ホンダF1:2021年 第18戦 F1メキシコGP プレビュー

    ホンダF1:2021年 第18戦 F1メキシコGP プレビュー

    2021年のF1シーズンは残り5戦と大詰めを迎え、今週末のメキシコシティGPからは今季3度目の3連戦となる。

    例年、熱狂的なファンが詰めかけるメキシコでのGPだが、今回は、セルジオ・ペレスがレッドブル・レーシング・ホンダ加入後、初めての母国GP。2戦連続のダブル表彰台を経ての母国凱旋となり、いつも以上に素晴らしい雰囲気の中でのレースが期待される。

    開催地のエルマノス・ロドリゲス・サーキットは、海抜約2300mの高地にあり、空力効果が下がるほか、パワーユニット(PU)へ負担が非常に大きくなることで知られている。

    前回の2019年は、マックス・フェルスタッペンが予選トップタイムをマーク。ホンダF1勢は4台すべてがトップ10以内でチェッカーフラッグを受けるなど、両チームとも力強い戦いを見せた。

    田辺豊治(ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今週末はレッドブル・レーシングのペレス選手の母国、メキシコでレースが開催されます。今シーズンも残り5戦となりました。まずはここメキシコから始まり、ブラジル、カタールにかけての3連戦に向かいます。今回のレースの舞台となるエルマノス・ロドリゲス・サーキットは、海抜約2300mに位置し、カレンダー中で最も標高が高いサーキットです。標高が高く気圧が低いので、空気密度が低くなることから、PUや車体に多くの影響を及ぼします。具体的には、ターボの仕事量が平地と比較して多くなったり、エアロ効率や冷却効率の低下などといったことが起こります。したがって、車体・PUともに平地とは異なる環境に合わせたセッティングや、エンジンキャリブレーションが求められます。過去のデータをもとに今年のPUに合わせたセッティングを準備し、さらに実際の走行データをもとに最適化を進めていきます。チャンピオンシップを戦う中で、ここから最終盤に向けて、一戦一戦が今まで以上に大切になります。チームとともに十分に準備を整え、いい戦いができるように最善を尽くして臨みます」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング・ホンダ)
    「アメリカGPで勝利を挙げられたのは最高の気分でした。ここ数戦はPU交換によるペナルティーや不運も重なって厳しい状況が続いていたので、チェコ(ペレス)とともに表彰台に立ててよかったです。とても満足のいく勝利で、いいペースを見せられたので、その勢いをさらに強化していきたいですし、チャンピオンシップ争いにおいても貴重なポイントを積み重ねることができたことも重要です。メキシコでは、これまで2勝を挙げていて、いい思い出があります。ここでレースができるのを楽しみにしていますし、しばらくこうした長旅ができていなかったので、尚更です。今年はチェコがチームに加わったことで、さらに僕らのファンが増えると思うので、サーキットで皆さんに会えるのが楽しみで、いい戦いができればと思います。ここからの3連戦は忙しくなるのは分かっていますが、楽しみですし、どうなるかエキサイティングな気持ちです。僕自身とチームにとっては、チャンピオンシップ争いに向けてこの3連戦を上手くやることが相当に重要です。移動も増えて時差も大きくなりますが、メキシコやブラジルのコースに戻るのはもちろん、カタールという新たなサーキットでのチャレンジも楽しみにしています」

    セルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング・ホンダ)
    「ホームGPを迎えるのはものすごくエキサイティングな気持ちで、本当に楽しみです。僕の母国は、キャリアを通じてずっと応援してくれていて、ファンの皆さんの前でレースをするのが大好きです。メキシコで受ける声援にはいつも驚かされますが、みんな僕のキャリアが始まった当時から長い年月にわたって常に応援し続けてくれています。そして、今年はついに母国での勝利という夢を持てるだけのチームとマシンであるというのも、素晴らしいことです。今週末は、大きな成果を残せるチャンスなので、できる限りの準備をして、どんな結果が残せるか見ていきます。メキシコシティでのショーランでは、レッドブル・レーシングのマシンを国内でも有数のストリートで走らせるので、本当に特別な時間になると思います。長い間夢見てきましたし、レッドブルのマシンで母国に戻ってくることができたのもとても特別な気持ちです。イベントの後には、チームのみんなにディナーをふるまう予定で、素晴らしいメキシコ料理と僕の国の伝統を味わってもらいたいです。メキシコでの時間を特別なものにするために、デザイナーと相談して素晴らしいヘルメットデザインを用意してもらいました。これまでの中で一番のデザインかもしれません。僕のヘルメットデザインは、国を代表しているという意識と、メキシコの文化や伝統を表現することを目指したものですが、それをこれまで以上に大きく素晴らしい形で見せたかったのです。ヘルメットのパッドも、メキシコ国旗の色に変更しました。それをかぶる瞬間が待ちきれませんし、メキシコの皆さんも気に入ってくれると思います!」

    ピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ)
    「オースティンでは、2台そろってトップ10入りできたはずで、アルピーヌとのポイント差をもう少し詰められたはずなので、リタイアは残念でした。ただ、2台ともQ3進出を果たし、レースウイークを通じてアストンマーティンやアルピーヌを上回っていたのは明らかで、全体的にはいい戦いができていました。ここ4戦で2度のDNFとはなっているものの、チャンピオンシップでの5位争いはまだまだ続いていきます。ここから3連戦が始まります。今回は2年ぶりに(メキシコ・ブラジルと)遠く離れた地での戦いとなります。時差が全く異なる厳しい環境になるので、休息とリカバリー、よい睡眠といったことが重要です。オースティンの後は、ヨーロッパに戻ってシミュレーター作業をしていたので、再び時差を超えたことになりますし、ここからまた長いフライトで大陸をまたいでメキシコに向かいます。すべてのレースで、100%の状態でいることが大切です。マシン自体は理解が進み、パッケージの持つベストを引き出せていますし、ここからいくつかのサーキットは僕らにとって相性がいいはずです。前回のメキシコは2019年で、9位フィニッシュでした。トップフォームでいなければならないコースの一つで、標高の高さがさらに厳しい状況を生み出します。その違いは、ランニングに出かければ気付きますが、マシンの中にいるとあまり分かりません。ただ、マシンにはパワーユニットやブレーキへの影響、冷却対策が必要な部分など多くの違いが出てきます。空力面では、最大のダウンフォースを付けて走りますが、空気の密度が薄いのでモンツァよりも小さなウイングのような感覚で、マシンのスライドも多くなります。例年、素晴らしいファンが集まりますが、今回はチェコ(ペレス)とレッドブルが好結果を残しているので、とても熱狂的になると思います。雰囲気は最高です」

    角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ)
    「オースティンは、Q3へ進み、ポイントを獲得できて、いいレースウイークになり、楽しむことができました。フリー走行ではマシンを改善しながらコースの習熟も進めて忙しかったのですが、安定したパフォーマンスを見せられ、向上し続けることができました。ペースがいいことは分かっていましたし、予選ではすべてを上手くまとめることができて、いいステップアップになりました。ここから3週連続でのレースになりますが、長いフライトで時差も大きくなるため、とてもタフなものになるはずです。3つとも僕にとっては初めてのサーキットで、どれもかなり難しそうです。さらに、ブラジルはスプリント予選フォーマットとなるので、フリー走行が少なくなってしまいます。セッションを通じて向上に取り組むという、自分のプランにこだわっていきます。メキシコシティでは、標高の影響がどうなるか、これまで経験がないので楽しみです。ヘルメットを被った状態では、首や腕などに負担がかかって厳しくなると想像していますが、一番は心拍数への影響があるようです。普段は全く問題がないのですが、ここ最近のメキシコへ向けたトレーニングでは、影響を考慮して持久力に重点を置いて取り組んできました。そして、メキシコシティには、ラテンアメリカ最大の日本人コミュニティーがあると聞いているので、美味しい日本食レストランを見つけられるはずです!この3連戦のサーキットは、シミュレーターでしか経験していません。メキシコは通常のサーキットと大きく異なる特別なコースだと思います。特に、セクター1は多くのタイトな90度コーナーがたくさんあり、時速60~70㎞というかなり低速なものも含まれます。標高によって空気が薄いので、空力によるダウンフォースにも大きな影響があると聞いているので、とても面白いとは思いますが、簡単にはいかないはずです」

  • ピエール・ガスリー 「アルピーヌとの5位争いはまだまだ続いていく」

    ピエール・ガスリー 「アルピーヌとの5位争いはまだまだ続いていく」

    アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーが、2021年 第18戦 F1メキシコGPへの意気込みを語った。

    前戦F1アメリカGPでは、ポイントを争っていたレース中盤にサスペンション故障によってリタイア。過去4戦で2回のリタイアと不運が続いているが、この3連戦はアルピーヌF1とのランキング5位争いで重要になるとピエール・ガスリーは語る。

    「オースティンでは、2台そろってトップ10入りできたはずだし、アルピーヌとのポイント差をもう少し詰められたはずなので、リタイアは残念だった」とピエール・ガスリー。

    「ただ、2台ともQ3進出を果たし、レースウイークを通じてアストンマーティンやアルピーヌを上回っていたのは明らかで、全体的にはいい戦いができていた。ここ4戦で2度のDNFとはなっているものの、チャンピオンシップでの5位争いはまだまだ続いていく」

    「ここから3連戦が始まる。今回は2年ぶりに(メキシコ・ブラジルと)遠く離れた地での戦いとなる。時差が全く異なる厳しい環境になるので、休息とリカバリー、よい睡眠といったことが重要だ」

    「オースティンの後は、ヨーロッパに戻ってシミュレーター作業をしていたので、再び時差を超えたことになるし、ここからまた長いフライトで大陸をまたいでメキシコに向かう。すべてのレースで、100%の状態でいることが大切だ」

    「マシン自体は理解が進み、パッケージの持つベストを引き出せているし、ここからいくつかのサーキットは僕らにとって相性がいいはずだ」

    「前回のメキシコは2019年で、9位フィニッシュだった。トップフォームでいなければならないコースの一つで、標高の高さがさらに厳しい状況を生み出す。その違いは、ランニングに出かければ気付くけど、マシンの中にいるとあまり分からない」

    「ただ、マシンにはパワーユニットやブレーキへの影響、冷却対策が必要な部分など多くの違いが出てくる。空力面では、最大のダウンフォースを付けて走るけど、空気の密度が薄いのでモンツァよりも小さなウイングのような感覚で、マシンのスライドも多くなる」

    「例年、素晴らしいファンが集まるけど、今回はチェコ(ペレス)とレッドブルが好結果を残しているので、とても熱狂的になると思う。雰囲気は最高だ」

  • 角田裕毅 「メキシコの標高がどのように影響するか興味深い」

    角田裕毅 「メキシコの標高がどのように影響するか興味深い」

    アルファタウリ・ホンダの角田裕毅が、2021年 第18戦 F1メキシコGPへの意気込みを語った。

    前戦F1アメリカGPで6戦ぶりの入賞となる9位フィニッシュを果たした角田裕毅。最近のレースでは、プラクティスでじっくりとビルドアップしていくアプリーチが奏功しており、今後登場するレースをしたことのないサーキットでも堅実な週末を目指していく。

    オースティンは、Q3へ進み、ポイントを獲得できて、いいレースウイークになり、楽しむことができました。フリー走行ではマシンを改善しながらコースの習熟も進めて忙しかったのですが、安定したパフォーマンスを見せられ、向上し続けることができました。ペースがいいことは分かっていましたし、予選ではすべてを上手くまとめることができて、いいステップアップになりました」と角田裕毅。

    「ここから3週連続でのレースになりますが、長いフライトで時差も大きくなるため、とてもタフなものになるはずです。3つとも僕にとっては初めてのサーキットで、どれもかなり難しそうです。さらに、ブラジルはスプリント予選フォーマットとなるので、フリー走行が少なくなってしまいます。セッションを通じて向上に取り組むという、自分のプランにこだわっていきます」

    「メキシコシティでは、標高の影響がどうなるか、これまで経験がないので楽しみです。ヘルメットを被った状態では、首や腕などに負担がかかって厳しくなると想像していますが、一番は心拍数への影響があるようです。普段は全く問題がないのですが、ここ最近のメキシコへ向けたトレーニングでは、影響を考慮して持久力に重点を置いて取り組んできました。そして、メキシコシティには、ラテンアメリカ最大の日本人コミュニティーがあると聞いているので、美味しい日本食レストランを見つけられるはずです!」

    「この3連戦のサーキットは、シミュレーターでしか経験していません。メキシコは通常のサーキットと大きく異なる特別なコースだと思います。特に、セクター1は多くのタイトな90度コーナーがたくさんあり、時速60~70㎞というかなり低速なものも含まれます。標高によって空気が薄いので、空力によるダウンフォースにも大きな影響があると聞いているので、とても面白いとは思いますが、簡単にはいかないはずです 」

  • F1特集:角田裕毅のキャリアを支えた重要人物が語る(1)F1への道筋

    F1特集:角田裕毅のキャリアを支えた重要人物が語る(1)F1への道筋

    F1公式サイトが角田裕毅を特集。『The rise of Japanese racing sensation Yuki Tsunoda』と題して、キャリアを支えたキーパーソンが語った。

    今年、7年ぶりのF1ドライバーとしてアルファタウリ・ホンダでF1デビューを果たした角田裕毅。デビュー戦でポイントを獲得して以来、スランプに陥ったが、最近のレースではそれを脱したようであり、F1のデビューシーズンを終えようとしている。

    F1公式サイトは、角田裕毅がこれまでのキャリアを通して働いた人々、そして、角田裕毅にインタビューを敢行した。

    2016年に鈴鹿サーキット・レーシング・スクールのメンバーだった角田裕毅は、選考会には落ちるも、中嶋悟によってホンダ・ドリーム・プロジェクトに加入する。2017年に全日本F4選手権を3位で終えると、1年後には14レース中7レースで勝利を挙げてチャンピオンを獲得。

    レッドブルのスーパーフォーミュラへの関与により、レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコとホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史との間に協力があり、二人は定期的に話をしていた。

    ヘルムート。マルコは、山本雅史に速いドライバーはいないかと尋ね、山本雅史は角田裕毅を含めた3名の名前を挙げた。ヘルムート・マrコは、彼らのデータを監視し、遠隔で彼らのアクションを観察したが、そのうちの1人である角田裕毅が際立ってた。

    角田裕毅は、ハンガリーでレッドブル・ジュニアチームのF3のテスト参加し、そこから歴史がスタートする。

    ブダペストのハンガロリングは、タイトでツイストなレイアウトによってドライバーを評価するテスト会場として好まれている。ラリーで負傷したロバート・クビサがF1への電撃復帰を果たす前にルノーで遡行している。

    角田裕毅はF3チームのモーターパークからテストに参加した。。

    ヘルムート・マルコ:「彼は特に速いコーナーですぐに競争力があった。彼はそこにいたどのドライバーよりも優れていた。私が結果を確認する。 よさそうなら、私は彼らと会う。裕毅はよさそうだった。我々は会議をした。 彼はヨーロッパのサーキットを知らなかったので、我々は彼をF3選手権とユーロ・フォーミュラ・オープン選手権(同じ年)に参戦させ、できるだけ多くの異なるサーキットで彼にできるだけ多くのマイレージを与えた」と語る。

    山本雅史:「レッドブルはハンガリーでのテストに裕毅を含めました。その日、彼らはダン・ティクタムを走らせていたのを覚えています。裕毅はホンダを代表してそこにいました。彼がいかに早くスピードを上げたかに私は非常に感銘を受けました。彼の才能が非常に自然に彼にもたらされたことは明らかでした。3日間のテストの後、彼はトップタイムを記録した。ヘルムートと話すと、彼も非常に感銘を受けていました。彼がF1に備えるための最短ルートだったので、我々はチャットして、F3が彼にとって最高の場所であることに同意しました」

    2018年後半にアンドレアス・イェンツァーの電話が鳴りました。ヘルムート・マルコからだった。二人は5~6年の関係があり、イエンツァーは以前にヘルムート・マルコの要請でミハエル・アメルミュラーやコリン・フレミングなどのジュニアを走らせた。

    「日本人のF4ドライバーがいる。彼は日本のチャンピオンだ。彼はホンダによって50%、レッドブルによって50%サポートされている。契約書を送ってくれ」

    イエンツァー・モータースポーツの創設者であるアンドレアス・イェンツァー:「裕毅と契約を結び、2018年のF1アブダビGP後の月曜日にヤス・マリーナで初めて会った。チームと一緒に週末を見るために彼をF1レースに招待したが、彼は『いいえ、僕は行かない』と言った。私は彼に理由を尋ねたところ、彼は『イェンツァーさん、僕はモータースポーツにはあまり興味がありません。僕は運転を楽しんでいます。メカニックやエンジニアと一緒に仕事をすることも楽しんでいます。ですが、レースを見るのは退屈です』と答えた」

    角田裕毅は2019年に多くのマイレージを獲得し、F3でイエンツァー・モータースポーツと16回レースを行い、シーズン途中に初勝利を収めて、ドライバーズチャンピオンシップを9位で終えた。その間に角田裕毅はユーロ・フォーミュラ・オープンで14戦を完了し、4位で終えた。彼のパフォーマンスは、彼の将来のボスであるアルファタウリのチームプリンシパルであるフランツ・トストを含む他の人々の注目を集めた。

    フランツ・トスト:「F3で彼に感銘を受けた。彼は本当に素晴らしい仕事をしていた。なぜなら、日本からヨーロッパに来るのはまったく異なる文化であり、彼はレーストラックを知らず、マシンも知らなかったからだ。これらのさまざまな要因をすべて考慮に入れて、彼は素晴らしい仕事をしていた。彼は最初から非常に競争力があり、初年度にレースで優勝もしている。これは印象的だった。ウェットでの彼のペースも特に強かった」

    ヘルムート・マルコは、角田裕毅の努力を認め、トレヴァー・カーリンの有名なチームからF2に参戦させることを決断した。F3と同じように、角田裕毅は新しい環境に慣れるのに少し時間がかかったが、シーズン途中からリズムを掴み、一貫性を劇的に向上させた。ヘルムート・マルコは角田裕毅にトップ3でフィニッシュするという野心的な目標を設定した。そして、角田裕毅はそれを達成した。

    カーリン・モータースポーツの創設者であるトレヴァー・カーリン:「彼は我々の隣のガレージにいて、私は彼がタイムシートの一番上に行くことに気づいていた。私は『あの子は誰でだ? 彼はかなり良さそうだ』と思った。私が気づいたのはそれだけだ。それから私はF3を見た。そして、彼は実力以上の力を発揮しているように見えた。彼はいくつかの信じられないほどのレースをし、本物の激しいレーサーだった。そのあと、ヘルムートは2019年の終わりにスパで私に会いに来て、彼は私のためのドライバーがいると言った。彼はリアム・ローソンやユーリ・ビップス、あるいはそのような人を意味していると思った。しかし、彼は角田裕毅と言った。私は『それは素晴らしい、本当に興味がある」と言った。我々は握手をして、そこで取引をした」

    ヘルムート・マルコ:「彼は準備ができていると確信していたので、彼をF2に参戦させた。彼はカーリンが抱えていたいくつかの技術的な問題による不運があった。いくつかのクラッシュがあり、無線では悪い言葉だけを使用っていた! 最初は誰も彼のことを認識していなかった。チャンピオンシップの間、彼らは皆シューマッハについて話していた。しかし、裕毅の方が速かった。彼をF1に入れるべきだということは明らかだった。そしてバーレーンでは、アルファタウリのデビュー時にすぐにそこにいた」

    角田裕毅がヨーロッパに渡ったとき、彼のF3ボスであるアンドレアス・イェンツァーは、スイスの拠点近くに拠点を設置し、有名なコーチング組織であるヒンツァ・パフォーマンスの新しい専任のパフォーマンスコーチであるダン・シンズとペアを組みませた。彼らはほとんどの時間を一緒に過ごしたし、角田裕毅を形にすることに集中することができた。彼が到着したとき、体重は約45kgであり、F3カーを扱うために身体を強化する必要がった。

    アンドレア・イェンツァー:「私は若いドライバーとたくさん仕事をしてきたが、彼らの多くにトレーニングを強制しなければならんかった。裕毅に関して、強制する必要はなかった。彼はその利点を見ていた。彼はとても勤勉だった。裕毅は一人暮らしだったが、朝に寝ているドライバーではなかった。彼はいつもスイスの夏を楽しみ、湖をサイクリングしたり、山を走ったりしていた。彼は一生懸命頑張っていた」

    山本雅史:「裕毅はこの機会を真摯に受け止めています。彼に休む時間はありません。彼は最高の仕事をすることに非常に集中しています。F1では、彼は常に集中し、常に自分自身をテストする必要があります。毎週、彼はより良いドライバーになるためにトレーニングなどをしています。」

    F1での短い時間の中で、角田裕毅はF1カーを速く運転することに加えて、食べ物とゲームの2つを愛していることが明らかになった。前者は食べることの喜びを強調し、後者は彼の日常の仕事と彼自身を最大限に活用するという完全なコミットメントにプラスの影響を与えている。

    トレヴァー・カーリン:「F1で日本の最高の希望であるというプレッシャーが彼の肩に重くのしかかっているとは思わない。彼がこれがただ彼がするために地球に置かれたものだと思っていると思う。そして、彼はそれをしている。それは彼の肩にプレッシャーを乗せるものではない。彼が本当に自分がそうあるべきだと思っているので、彼が配達しないときはとにかくイライラしている」

    「我々はF2の人たちのために、各サーキットに小さなシミュレーターを持っている。裕毅はそれに非常に多くの時間を費やしていた。彼はプラクティス前にシムでトラックを100周、予選前にさらに50周していた。彼の準備はかなり素晴らしかった。彼は運転が大好きだ。彼のチームメイトのユアン(ダルバラ)はタイムを設定すれば、裕毅はそれを打ち負かすだろう。そうするとユアンはそれを打ち負かそうとする。彼らはお互いのタイムを打ち負かそうとして、すべてのダウンタイムを費やしていた。楽しかった。彼らがクラッシュしても、たくさんの冗談などがあった。彼はチームの重要な一員だった」

  • レッドブルF1、角田裕毅のメンター役にアレクサンダー・アルボンを配置

    レッドブルF1、角田裕毅のメンター役にアレクサンダー・アルボンを配置

    レッドブルF1は、リザーブドライバーのアレクサンダー・アルボンに、アルファタウリ・ホンダF1のルーキーである角田裕毅がF1ドライバーとしての生活に落ち着くことを支援する役割を与えている。

    角田裕毅はF1バーレーンGPでポイントを獲得してデビュー戦で強い印象を与えたが、それ以来、合計6回の入賞を果たしているが、特にシーズン中盤まではミスが散在し、アップダウンの激しいシーズンとなった。

    ジュニアドライバーに冷酷なことで知られているレッドブルF1だが、パートナーであるホンダの育成ドライバーだる角田裕毅には幸いなことに時間が与えてられている。

    アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツトストは、角田裕毅が国際的なシングルシーターを2年しか経験せずにF1に到達し、今年の多くのトラックでレースをした経験がないことを指摘し、ミスは避けられないと擁護し続けている。

    そして、レッドブルF1は角田裕毅への信頼を失わず、2022年もアルファタウリへの残留を決定した。また、チームのリザーブドライバーであるアレクサンダー・アルボンを角田裕毅のサポート役につけた。

    2019年までレッドブル・レーシングのドライバーを務めたアレクサンダー・アルボンは、ドライバーコーチとしての役割ではなく、彼自身の経験から非公式な方法でアドバイスを提供する立場になると理解されている。

    来年、ウィリアムズでF1復帰することが決定しているアレクサンダー・アルボンは、レース週末にセッションの無線通信に耳を傾け、エンジニアリングブリーフィングに参加し、アドバイスを提供している。

    角田裕毅は速く走り、激しくレースする方法を知っているように感じるが、そのスピードを活かし、マシンの中でどのように感じているかをレースエンジニアに伝えるには、さらに多くの作業が必要だと考えられている。

    アレクサンダー・アルボンのサポートは、角田裕毅にアルファタウリとの統合をスピードアップさせ、エンジニアとの時間を増やして、F1ドライバーとして教育するためにアルファタウリの拠点であるイタリアに転居させるという異例の措置に続くものだ。

    フランツ・トストは、若いドライバーを指導するのに長けた一人であり、2006年にチームがトロロッソとしてF1に参加して以来、チーム代表として15人のドライバーを走らせ、トラックでの作業にかなりの時間を費やしている。

    角田裕毅は、F1アメリカGPで今シーズンここまでで最もクリーンな週末を過ごし、夏休み以来の初ポイントとなる9位でフィニッシュを果たしている。