カテゴリー: スクーデリア・アルファタウリ

  • ホンダF1 田辺豊治 「PU、車体、ドライバーのパッケージとして強かった」

    ホンダF1 田辺豊治 「PU、車体、ドライバーのパッケージとして強かった」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、ホンダF1パワーユニット勢は1-3-4フィニッシュという好成績を残した2021年のF1メキシコGPを振り返った。

    予選ではメルセデスの2台にフロントローを独占されたレッドブル・ホンダだったが、決勝ではマックス・フェルスタッペンがメキシコGPの決勝は、マックス・フェルスタッペンが独走劇を繰り広げて、今季9勝目。

    トップ4にホンダF1パワーユニット勢が3台入り、セルジオ・ペレスが母国での初表彰台登壇、ピエール・ガスリーが4位入賞を果たした。

    その結果、マックス・フェルスタッペンはドライバーズ選手権でルイス・ハミルトンとの差を19ポイントに拡大。レッドブル・ホンダはコンストラクターズ選手権で首位メルセデスに1ポイントまで迫った。また、アルファタウリ・ホンダは、ランキング5位のアルピーヌと同点に並んだ。

    「メキシコはホンダF1の長い歴史の中でも第1期のときに初優勝を達成した地です。そうした初優勝の地でよい形で優勝できたのはうれしいです」と田辺豊治はレース後の記者会見で語った。

    「今回のメキシコGPでは観客もフルに入り、我々のチームのドライバーである地元のセルジオ・ペレス選手がいることで、物凄い応援を受けた。その中でペレス選手もいいレースを見せた。前回と同じ1-3ですが、より強くなったレッドブル・ホンダを見せることができてうれしく思っています」

    ホンダのF1パワーユニット、特にターボは、標高が高く空気が薄いエルマノス・ロドリゲス・サーキットで強いとされてきた。しかし、田辺豊治は、決してパワーユニットだけの結果ではないと語る。

    「パワーユニット、車体、ドライバーを切り離して考えることはできません」と田辺豊治は語る。

    「特にパワーユニットと車体は難しい。その前提で、メキシコという高地でレッドブル・ホンダ、アルファタウリ・ホンダがパッケージとして非常に強かったと考えている。しかし、ハミルトン選手もペレス選手に追われていたとはいえ、確実に2位を獲得しており、簡単に我々の方がメルセデスより優れているとは言えないと思います」

    次戦は比較的標高が高くレッドブル・ホンダに有利とされるF1ブラジルGPとなる。

    ブラジルでの戦い方について「田辺豊治は実際には行なってみないと分からない部分はあります」と語る。

    「ブラジルは標高800m程度で、パワーユニットからするとプチ高地で、オーストリアなどと少しの差という程度です」。戦い方はいつもと同じです。できる準備をして、いろいろなオプションを準備しながら走り、データを見ながら最適化していきます」

  • レッドブルF1首脳、角田裕毅への批判撤回「エンジニアが警告すべきだった」

    レッドブルF1首脳、角田裕毅への批判撤回「エンジニアが警告すべきだった」

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、レッドブル・ホンダの2台の予選を“台無し”にした戦犯として名指ししていた角田裕毅への批判を撤回。レースエンジニアが角田にもっと早くに警告すべきだったと語った。

    PU交換によって最後尾グリッド降格ペナルティが決まっていた角田裕毅だが、チームメイトのピエール・ガスリーにトウを与えるためにQ3に進出した。

    その仕事を終えてピットに向かっている角田裕毅に、レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスが迫った。

    角田裕毅は、進路を空けるためにターン11でコース外に出た。しかし、セルジオ・ペレスはそれに釣られたのか、同じコーナーでコースオフ。タイムを更新することができなかった。

    さらに後ろから到着したマックス・フェルスタッペンは、コース外で埃が舞っているのを見て、二人がクラッシュしたと勘違いしてスローダウン。こちらもタイムを更新することができず、結果としてライバルのメルセデスF1のフロントロー独占を許すことになった。

    レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、マックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスのQ3最終アタックが角田裕毅に遭遇したことで妨げられたとして、彼のドライバーが『Tsunoda’d(ツノダされた』という造語を使って不満を露わにし、ヘルムート・マルコは「両方の車を殺した」と非難した。

    予想通り、メルセデスはソーシャルメディアでこの状況を楽しんでいた。

    「頭を上げて、裕毅。ヘイターたちをを失望させないでくれ」とメルセデスはTwitterで煽った。

    角田裕毅は、セルジオ・ペレスのラップを「台無しにしたとは思っていない」とし、「自分でミスをしただけだ」と語った。

    「何か間違ったことをしたかどうかをレッドブルと話し合う必要があるので、今は少し心配しています」

    角田裕毅の心配は解消されたようだ。レッドブル・レーシングがダブル表彰台を獲得したレース後、ヘルムート・マルコは、悪いのは角田裕毅ではなく、レースエンジニアだと語った。

    「(昨日)裕毅は何も間違ったことをしていなかった」とヘルムート・マルコは Sky Germany に語った。

    「チームはコース上で何が起こっているかを知っていたので、彼のレースエンジニアはもっと早く彼に警告すべきだった」
    会議で角田裕毅にどのような言葉を賭けたかと質問されたヘルムート・マルコは「エンジニアに責任があると彼に伝えた」と答えた。

  • 角田裕毅、不運な接触でリタイア「マシンパフォーマンスは力強かった」

    角田裕毅、不運な接触でリタイア「マシンパフォーマンスは力強かった」

    アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅は、2021年F1メキシコGPの決勝をリタイアで終えた。

    17番手スタートの角田裕毅は、コース上にストップしたボッタスのマシンを避けるために後方で起きた混乱に巻き込まれ、スピードを緩めたところエステバン・オコン(アルピーヌ)に接触される。これによってサスペンションにダメージを負い、残念ながらターン2で早々にリタイアとなった。

    「とても残念です。今回はマシンがずっとよかったので、簡単にはいかないにしてもポイント獲得のチャンスはあると思っていました」と角田裕毅。

    「不運にも左右にいたマシンに挟まれてしまい、接触されましたが、レースでは起こり得ることです。全体的には、レースウイークが上手く進み、マシンパフォーマンスも力強かったので、レースを完走できなかったことが残念です」

  • 【動画】 角田裕毅、エステバン・オコンに接触してリタイア

    【動画】 角田裕毅、エステバン・オコンに接触してリタイア

    アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、F1メキシコGPの決勝をリタイアで終えた。

    予選9番手からPU交換ペナルティによって17番グリッドからスタートすることになった角田裕毅。スタートで出遅れて18番手で1コーナーを通過する。

    2コーナーでインサイドから順位を上げようとするが、エステバン・オコン(アルピーヌ)に接触。マシンは宙に舞い、リタイアとなった。

    アウトサイドのミック・シューマッハ(ハース)にエステバン・オコンに接触してリタイア。

    当初はエステバン・オコンが2台にヒットしたように見えたが、実際には両サイドの2台がオコンにヒット。オコンはレースを続行し、14位でレースを終えた。

    動画の公開は終了しました
  • ホンダF1:2021年 第18戦 F1メキシコGP 予選レポート

    ホンダF1:2021年 第18戦 F1メキシコGP 予選レポート

    エルマノス・ロドリゲス・サーキットで行われたF1メキシコGPの予選では、ホンダF1パワーユニット勢4台がすべてQ3へ進出し、明日は3台がトップ5からのスタートとなる。

    Q1は、序盤にランス・ストロール(アストンマーティン)が最終コーナーでクラッシュしたことにより、赤旗中断となる。幸いにもドライバーは無事でしたが、バリアの修復に時間がかかり、20分以上にわたる中断を経て、セッションが再開。

    その後、マックス・フェルスタッペンが1回のみのアタックで3番手、ピエール・ガスリーが4番手、セルジオ・ペレスが6番手、角田裕毅が7番手と、全車がスムーズに突破を果たす。

    Q2では、決勝のスタートタイヤを考慮して、多くのマシンがミディアムタイヤを使用。ここではフェルスタッペンが圧倒的なペースを見せてトップタイムをマーク。同じくミディアムタイヤで臨んだペレスは7番手、チームメートのトウ(スリップストリーム)を受けて走ったガスリーが5番手となる。

    PU交換によるグリッド降格ペナルティーが決まっていた角田は、ソフトタイヤでQ2に臨み、3番手タイムとなった。

    Q3では、2回目のアタックでフェルスタッペンの目前を走行していたペレスが、ターン10でさらに前を走っていた角田の走りに影響されてオーバーランを喫し、それを見たフェルスタッペンはアクセルを緩める。これによって2台ともに自己ベストタイムを更新できなかったものの、フェルスタッペンが3番手、ペレスが4番手でともに2列目スタートを確保した。

    ガスリーは、レッドブルとメルセデスに次ぐ5番グリッドを獲得。角田は9番手となったが、ペナルティーを受けてグリッド降格により後方からのスタート。他に降格となるドライバーの予選順位を上回ったため、明日は17番手スタートとなる。

    田辺豊治(ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日のメキシコGP予選は、ホンダ勢の4台がQ3に進出し、レッドブル・レーシング・ホンダのフェルスタッペン選手が3番手、ペレス選手が4番手と揃ってセカンドローを獲得しました。FP3までと比較して、ライバルが予選で大きくタイムアップをしてきたことや、2台ともにQ3最後のアタックでクリーンなラップを走れなかったことにより、やや難しいセッションになったとも思っています。スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのガスリー選手は、昨日から調子のよさを見せており、今日の予選でもトップの2チームに次ぐ5番手と、いいポジションを得ることができています。PU交換のペナルティーによりグリッド降格が決まっている角田選手は、同様にペナルティーを受ける他のマシンよりも前でスタートすべく予選を戦い、3戦連続でQ3に進出して9番手のポジションを確保しました。マシンのペースはよいので、明日のレースでは多くのオーバーテイクが見られることを期待しています。このコースは1ラップの距離が短く、レースは71ラップとタフな戦いになりますが、ホンダ PUを搭載した4台のマシンがレースを最後まで全力で走り抜けるよう、準備を進めます」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング・ホンダ)
    「今日はタイヤを機能させるのにとても苦戦して、あちこちでスライドしていたので、3番手という結果は悪くありません。Q3の最初のアタックは最高の形ではなかったので、メルセデスとの差を見て妥当なものだと思いました。マシンのバランスをさらに向上させる必要があったので、いくつか変更を試みましたし、Q3の2回目のアタックはまずまずでした。前方で何が起きたのはよく分かりませんが、チェコ(ペレス)とユウキがワイドに膨らんで埃が舞い上がるのが見えたので、クラッシュが起きたのだと思いました。このコースでは以前にイエローフラッグ違反を取られたこともあったので、スローダウンしましたが、それで勢いもタイムも失ってしまいました。今週末はずっと競争力があったので、フロントロー独占ができずに残念です。明日はまた違う日なので、エキサイティングなレースになればと思いますし、最初のコーナーまで距離があるので、そこで何が起きるか見ていきましょう」

    セルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング・ホンダ)
    「リアウイングに変更を施したことで、マシンはFP3と同じ状態ではなかったのですが、セッション中に調整して最適な状態になっていました。ターン11で、前を走っていたユウキが突然コースオフして、最後のアタックが阻まれてしまいました。彼がおかしかったわけではなく、僕が近づきすぎていたので、ブレーキをかけざるを得ませんでした。そこでダウンフォースを失いましたが、不運にも多くのダーティーエア(前方からの乱気流)を浴びてコントロールを失って最後のアタックもできなくなってしまったのだと思います。予選を通してペースはあまりよくありませんでしたが、最後のアタックに向かうまでに改善できており、その前のアタックでもタイムは上がっていましたし、最後はコンマ数秒向上できたと思います。明日のレースに向けていいマシンに仕上げ、前を行くメルセデス勢にプレッシャーをかけるためにも、チーム全体で分析しなければなりません。明日はグリッドの位置よりもスタートのほうが重要だと思いますし、長いレースになるので上位を目指していきます。希望は持っていますし、ファンの皆さんにも楽しんでもらえればと思います。観衆は本当に素晴らしく、たくさんの愛情とサポートを届けてくれます。今は明日が楽しみですし、みんなとポディウムで一緒に祝福できればと思うので、全力を尽くします」

    ピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ)
    「今日もいい結果が出せて5番手というのはとてもうれしいです。チームは素晴らしい仕事でマシンを向上させ、それが上手く機能していました。このレースウイークではとても力強さを感じています。予選では全力を尽くし、6番手に0.3秒差で終えることができました。ユウキもとてもいい結果でしたし、Q3では僕にトウを与えて助けてくれました。明日もいい位置でフィニッシュできればと思います。自分たちのことに集中して、ここメキシコでできるだけ多くのポイントを獲得すべくトライしていきます」

    角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ)
    「今日の全体的なパフォーマンスに満足しています。明日のレースではペナルティーが決まっているので、予選での目標はチームメートを手助けすることでした。チャンピオンシップでの5位争いが続いている中、チームとして本当にいい仕事ができたと思います。今週末はいいペースを見せられているので、明日はポイント獲得に向けて追い上げを目指していきます」

  • 【動画】 角田裕毅のコースアウトはレッドブル勢を邪魔したのか?

    【動画】 角田裕毅のコースアウトはレッドブル勢を邪魔したのか?

    F1メキシコGPの予選後、レッドブル陣営からは角田裕毅の名前が飛び交った。

    PU交換ペナルティによってグリッド後方からスタートすることが決まっていた角田裕毅だが、バック・オブ・ザ・グリッドの最前列を目指すとともに、チームメイトのピエール・ガスリーにトウを与えるためにQ3に進出した。

    その仕事を終えてピットに向かっている角田裕毅に、レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスが迫った。

    角田裕毅は、道を上げるためにターン11のコース外に出た。しかし、セルジオ・ペレスはそれに釣られたのか、同じコーナーでコースオフ。タイムを更新することができなかった。

    さらに後ろから到着したマックス・フェルスタッペンは、コース外で埃が舞っているのを見て、二人がクラッシュしたと勘違いしてスローダウン。こちらもタイムを更新することができず、結果としてライバルのメルセデスF1のフロントロー独占を許すことになった。

    レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、マックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスのQ3最終アタックが角田裕毅に遭遇したことで妨げられたとして、彼のドライバーが『Tsunoda’d(ツノダされた』という造語を使って不満を露わにした。

    予選セッション後、クリスチャン・ホーナーは「角田裕毅につっかえてしまった!」とクリスチャン・ホーナーは語った。

    「どちらのドライバーも最終ラップでタイムアップしていた。マックスは0.25秒アップ、チェコは0.2秒弱くらいだったと思う。なぜ、角田裕毅がサーキットのあの部分でクルージングしていたのかわからない」

    セルジオ・ペレスは、角田裕毅に近づきすぎてダウンフォースを失ったと説明している。

    「裕毅に高速で抜いた。ここで高速でダウンフォースが不足すると、コースオフしてしまう」とセルジオ・ペレスは語った

    角田裕毅は、PU交換ペナルティによってグリッドの後ろからスタートすることを知って予選に入った。セルジオ・ペレスは、なぜ角田裕毅がその状況下でQ3に参加したのか疑問に思っている。

    「イライラした。Q3だ。彼はそこにいるべきではない。でも、仕方ないことだ」

    また、マックス・フェルスタッペンは「チェコ(ペレス)と(角田)裕毅がワイドに膨らんで埃が舞い上がるのが見えたので、クラッシュが起きたのだと思った。このコースでは以前にイエローフラッグ違反を取られたこともあったので、スローダウンしたけど、それで勢いもタイムも失ってしまった」と語っている。

    だが、フランツ・トストは、セルジオ・ペレスが彼に近づいていると警告されるとすぐに角田裕毅は邪魔にならないように移動したとし、何も悪いことをしないと主張した。

    「我々は無線で彼にレッドブルが来ると伝えた。彼は彼らが簡単に通り過ぎることができるようにトラックから外れた」とフランツ・トストは説明した。

    「そして、ペレスが彼についていった。裕毅のせいではない」

    フランツ・トストは、なぜセルジオ・ペレスが角田裕毅と同じコーナーでコースオフしたのかという質問に「正直なところ、なぜペレスもそこでコース外れたのか、私にはまったく分からない」と語った。

    「予選ラップで後ろから来ているマシンにスペースを作るためにすべてのドライバーが行うように、裕毅はサイドに行った。彼は予選ラップをしていなかった。それくらい簡単なことだ。したがって、私はそれについてまったく理解できない」

  • アルファタウリ・ホンダF1 「角田裕毅はガスリーをトウで助けた」

    アルファタウリ・ホンダF1 「角田裕毅はガスリーをトウで助けた」

    アルファタウリ・ホンダF1の車両パフォーマンス責任者を務めるギヨーム・デゾテウスが、2021年F1メキシコGPの予選を振り返った。

    アルファタウリ・ホンダF1は、ピエール・ガスリーがベスト・オブ・ザ・レストとなる5番グリッドを獲得。PU交換ペナルティが決定している角田裕毅お3戦連続Q3を果たしてガスリーをアシスト。9番手で予選を終えた。

    「ポジティブな金曜日を受けて、我々がフォーカスしたのは予選でマシンを最大限に活かすことができるよう調整することだった」とギヨーム・デゾテウス。

    「FP3では渋滞への対処法を見つけるのが難しく、ピエールはクリーンラップが取れず、ユウキもサーキットでクリーンスペースを見つけることに苦戦したようだ。しかしこうした苦難にも関わらず十分戦うことができていたので、午後に向けての自信となった」

    「予選はストロールの赤旗で始まったが、それは我々のプランが上手く実行された後だった。また、ユウキがQ2とQ3でピエールにトウを与え助けてくれたおかげでチームは5番グリッドを獲得することができたので、彼には感謝している。チームにとって素晴らしいアチーブメントであり、ここメキシコでパッケージの強さを示すことができた」

    「ユウキは完全に新しいパワーユニットを使用するため、かなり後ろからスタートする。彼はチームのライバルを何人か打ち負かしてくれて、すごく良い仕事をしてくれていた。現在コンストラクターズ・チャンピオンシップ5位のアルピーヌとの差が今までにないほど縮まっているので、この素晴らしいペースを多くのポイントに変えていく必要がある。我々はその力を持っているので、今夜慎重に戦略を検討し、明日全力を尽くしたいと思っている」

  • アルファタウリF1代表、角田裕毅を擁護「間違ったことはしていない」

    アルファタウリF1代表、角田裕毅を擁護「間違ったことはしていない」

    アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストは、F1メキシコGPの予選パフォーマンスを台無しにした非難した角田裕毅を擁護した。

    レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、マックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスのQ3最終アタックが角田裕毅に遭遇したことで妨げられたとして、彼のドライバーが『Tsunoda’d(ツノダされた』という造語を使って不満を露わにした。

    アタックラップを終えていた角田裕毅は、セルジオ・ペレスが迫ってきたことでターン11でコース外に逃れてスペースを空けたが、近づいていたペレスは乱気流によって同じコーナーでコースオフ。そのシーンを見ていたマックス・フェルスタッペンは、クラッシュでイエローフラッグが出ると勘違いしてバックオフした。

    フランツ・トストは、セルジオ・ペレスが彼に近づいていると警告されるとすぐに角田裕毅は邪魔にならないように移動したとし、何も悪いことをしないと主張した。

    「我々は無線で彼にレッドブルが来ると伝えた。彼は彼らが簡単に通り過ぎることができるようにトラックから外れた」とフランツ・トストは説明した。

    「そして、ペレスが彼についていった。裕毅のせいではない」

    「彼は間違ったことはしていない」とフランツ・トストは強調した。

    「彼は意図的にそれをした。我々は彼に『レッドブルが来ている、ペレスが来ている』と伝えた。彼は、彼らを邪魔したり、彼らの前にいないように意図的にトラックを離れた」

    フランツ・トストは、なぜセルジオ・ペレスが角田裕毅と同じコーナーでコースオフしたのかという質問に「正直なところ、なぜペレスもそこでコース外れたのか、私にはまったく分からない」と語った。

    「予選ラップで後ろから来ているマシンにスペースを作るためにすべてのドライバーが行うように、裕毅はサイドに行った。彼は予選ラップをしていなかった。それくらい簡単なことだ。したがって、私はそれについてまったく理解できない」

    セルジオ・ペレスは、角田裕毅に近づきすぎてダウンフォースを失ったと説明している。

    「裕毅に高速で抜いた。ここで高速でダウンフォースが不足すると、コースオフしてしまう」とセルジオ・ペレスは語った

    角田裕毅は、PU交換ペナルティによってグリッドの後ろからスタートすることを知って予選に入った。セルジオ・ペレスは、なぜ角田裕毅がその状況下でQ3に参加したのか疑問に思っている。

    「イライラした。Q3だ。彼はそこにいるべきではない。でも、仕方ないことだ」

    しかし、フランツ・トストは、マクラーレンもランド・ノリスをQ3に進出した点を指摘するとともに、ピエール・ガスリーにトウを与えるために仕事をしたと説明した。

    「彼はピエールにトウを与えた。それくらい簡単なことだ」

    「そして我々は今、ノリスの前にいたいと思っている。それが彼がそこにいた2つ目の理由だ」

  • ピエール・ガスリー、堂々5番手「角田裕毅がトウを与えて助けてくれた」

    ピエール・ガスリー、堂々5番手「角田裕毅がトウを与えて助けてくれた」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、2021年F1メキシコGPの予選でメルセデスとレッドブルに次ぐ5番グリッドを獲得。Q3でトウを与えてくれたチームメイトの角田裕毅のサポートにも触れた。

    「今日もいい結果が出せて5番手というのはとてもうれしい」とピエール・ガスリーはコメント。

    「チームは素晴らしい仕事でマシンを向上させ、それが上手く機能していた。このレースウイークではとても力強さを感じている」

    「予選では全力を尽くし、6番手に0.3秒差で終えることができた。ユウキもとてもいい結果だったし、Q3では僕にトウを与えて助けてくれた」

    「明日もいい位置でフィニッシュできればと思っている。自分たちのことに集中して、ここメキシコでできるだけ多くのポイントを獲得すべくトライしていく」

  • 角田裕毅 「自分に非はないがレッドブルとの話し合いが少し心配」

    角田裕毅 「自分に非はないがレッドブルとの話し合いが少し心配」

    アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅は、F1メキシコGPの予選Q3でセルジオ・ペレスのアタックを“台無しにしたとは思っていない”と主張しつつも、レッドブル上層部の反応を“心配している”と語る。

    角田裕毅は、PU交換ペナルティによってグリッド後方からのスタートが決定しており、F1メキシコGPの予選はそこまで重要視されていなかった。しかし、Q2をソフトタイヤでアタックするという戦略で3番手で通過した角田裕毅は、3戦連続でQ3進出を果たした。

    アルファタウリ・ホンダF1は、角田裕毅がQ3に進出することで、ピエール・ガスリーにスリップストリームを与えることができると考えた。ガスリーは5番グリッドからスタートする。

    しかし、角田裕毅が、最後の走行を終えてピットに戻っている際、レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスとマックス・フェルスタッペンはアタックラップ中だった。

    コーナーの早いシーケンスで、角田裕毅はセルジオ・ペレスの邪魔にならないようにコース外を走行したが、ペレスの気を散らすことになり、また、コース外に出たことで埃がまったため、マックス・フェルスタッペンはイエローフラッグが出ると思って減速した。

    レッドブル・ホンダF1は、フロントローをロックアウトすることを期待していたが、マックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスは、逆にメルセデスのバルテリ・ボッタスとルイス・ハミルトンに次ぐ3番手と4番手からスタートすることになった。

    レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは「角田裕毅につっかかった」と述べ、「なぜ彼がサーキットのあの部分をクルージングしていたのか理解できない」と苦言を呈した。

    「あれが両方のドライバーに影響を与えた。残念だ。二人とも苛立っている」

    しかし、角田裕毅は、セルジオ・ペレスのラップを「台無しにしたとは思っていない」とし、「自分でミスをしただけだ」と語った。

    また、角田裕毅は自分がマックス・フェルスタッペンのラップを妨害した可能性については気づかなかったと語る。

    「コースの外に出ました。それ以上何もできませんでした。どこへ行くべきだったんでしょうか?」と角田裕毅は語った。

    「ペレスとのギャップのカウントダウンを聞いていましたが、セクター2に入っていました。邪魔にならないようにもう一度チャンスがありました。彼らが僕に何を期待していたのかわかりません」

    逆に角田裕毅は「僕が間違ったことをしたと思いますか?」とメディアに尋ねさえした。

    「何か間違ったことをしたかどうかをレッドブルと話し合う必要があるので、今は少し心配しています」