カテゴリー: フェルナンド・アロンソ

  • フェルナンド・アロンソ F1バルセロナGPはPU交換でピットレーンスタート

    フェルナンド・アロンソ F1バルセロナGPはPU交換でピットレーンスタート

    フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)は、2026年F1バルセロナ・カタルーニャGP決勝をピットレーンからスタートすることになった。

    FIAのテクニカルデレゲートレポートによると、アロンソ車にはシーズン4基目となるMGU-K、エナジーストア(ES)、コントロールエレクトロニクス(PU-CE)が投入された。また、PU補機類(PU-ANC)も新たに搭載されている。

    アロンソは予選で22番手に終わっており、チームは決勝に向けてパワーユニット関連コンポーネントの交換を選択した。

    4基目のPUコンポーネントを投入
    レポートでは、アロンソの14号車に以下のコンポーネントが投入されたことが確認された。

    ■ MGU-K(4基目)
    ■ エナジーストア(ES/4基目)
    ■ コントロールエレクトロニクス(PU-CE/4基目)
    ■ PU補機類(PU-ANC/1基目)

    MGU-K、ES、PU-CEはいずれも年間使用上限である3基を超過しており、規則上のペナルティ対象となる。

    予選後は苦境を認める
    アロンソは予選後、自身の母国レースで最下位に沈んだ現状について率直な思いを語っていた。

    「マイク・クラックも言っていたが、ドライバーはアストンマーティンAMR26の不振の矢面に立たされる存在だ。もちろんメディアが質問するのは当然だと思う」

    一方で、同じ内容の質問が繰り返される状況には苛立ちも見せた。

    「毎週末同じ質問をされる。僕たちが最後尾にいることは分かっているし、現時点でマシンにはペースがない」

    「チームを苦しめたいなら、それでいい。おめでとう。でも僕たちは懸命に働いている」

    アロンソはまた、「現状ではポイント争いは現実的ではない」と認めつつも、決勝ではできる限りの結果を目指す姿勢を示していた。

    ピットレーンから母国GPに挑む
    さらにFIAは、これらのPUエレメントがテクニカルデレゲートの承認を得ることなく交換されたことを報告。案件はスチュワードに付託され、アロンソはピットレーンスタートとなった。

    もっとも、予選順位は22番手だったため、実質的な順位面での損失はほとんどない。アストンマーティンとしては、母国グランプリの決勝に向けて信頼性と将来のレース運営を優先した判断とみられる。

    モナコGPで今季初ポイントを獲得したアロンソだが、母国スペインでのレースはピットレーンからの追い上げという厳しい戦いになる。

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  • ラッセルとアロンソがアルピーヌF1候補に浮上 コラピントの去就に注目

    ラッセルとアロンソがアルピーヌF1候補に浮上 コラピントの去就に注目

    2026年シーズンに大きく戦闘力を向上させたアルピーヌは、来季以降のドライバー市場でも注目の存在となっている。現在のレギュラードライバーであるフランコ・コラピントの将来は不透明とされており、その後任候補として複数の有力ドライバーの名前が浮上している。

    その中にはフェルナンド・アロンソやジョージ・ラッセル、アレクサンダー・アルボンといった実力者も含まれているとされ、2027年のドライバー市場に新たな話題を提供している。

    アルピーヌ躍進で注目を集める2027年シート
    PlanetF1の報道によると、アルピーヌは2027年のドライバーラインアップに向けて複数の選択肢を検討しており、フェルナンド・アロンソの復帰案が有力候補として取り沙汰されている。

    アルピーヌは2026年からメルセデス製パワーユニットを搭載し、大きな飛躍を遂げた。2025年にはコンストラクターズランキング最下位に沈んだが、今季は上位争いに加わり、ランキング5位につけている。

    その原動力となっているのがピエール・ガスリーだ。ガスリーはモナコGPで表彰台を獲得し、再審の結果として3位が正式に認められたことで、チームの好調ぶりを印象付けた。

    こうした躍進によってアルピーヌの評価は大きく高まり、2027年に向けたドライバー市場でも魅力的な選択肢として見られるようになっている。一方で、コラピントには2027年以降の契約保証がないとされている。

    アロンソ復帰案が有力候補に
    報道によると、候補リストの中で最も現実味があると見られているのがアロンソだという。

    アロンソは現在アストンマーティンに所属しているが、契約は2026年末までとされている。また、アルピーヌのエグゼクティブアドバイザーを務めるフラビオ・ブリアトーレは現在もアロンソのマネジメントに関わっており、両者の関係は非常に深い。

    アロンソは2005年と2006年にルノーでワールドチャンピオンを獲得しており、エンストンへの復帰が実現すれば、キャリアを締めくくる象徴的な選択となる可能性がある。

    さらに報道では、ブリアトーレが2027年からのグッチとのタイトルスポンサー契約実現に重要な役割を果たしたとされており、これもアロンソ復帰説を後押しする材料のひとつとみられている。

    ラッセルとアルボンの名前も浮上
    一方で、候補はアロンソだけではない。

    同報道では、メルセデスのジョージ・ラッセルとウィリアムズのアレクサンダー・アルボンもアルピーヌの候補リストに含まれていると伝えられている。

    ラッセルについては、2027年に向けた契約延長オプションが2026年の成績に関連していることを本人が認めている。シーズン序盤はランキング首位を争っていたが、現在はチームメイトのアンドレア・キミ・アントネッリに大きく差をつけられている。

    また、マックス・フェルスタッペンが将来的にメルセデス移籍市場へ出てくる可能性も指摘されており、その場合はラッセルの立場にも影響が及ぶ可能性がある。

    アルボンについては2027年までウィリアムズとの契約があるとの見方もあるが、パドック内で高い評価を受けていることから候補として名前が挙がっているようだ。

    ガスリーの隣を誰が務めるのか
    ガスリーは少なくとも2028年までアルピーヌとの契約を結んでおり、2027年もチームに残留する見込みだ。

    そのため焦点となるのは、ガスリーのチームメイトを誰が務めるのかという点である。

    アロンソの復帰が実現すれば話題性は抜群だが、ラッセルやアルボンといった現役トップクラスのドライバーが市場に出る可能性もあり、アルピーヌにとっては魅力的な選択肢となる。

    現時点ではいずれも正式な交渉や契約が確認されたわけではなく、あくまで報道段階の情報である。しかし、躍進を続けるアルピーヌが2027年のドライバー市場で重要な存在になりつつあることは確かだ。

  • フェルナンド・アロンソ F1バルセロナGP予選「最悪のマシンと最悪のエンジン」

    フェルナンド・アロンソ F1バルセロナGP予選「最悪のマシンと最悪のエンジン」

    フェルナンド・アロンソはF1バルセロナ・カタルーニャGP予選で22番手に終わり、地元スペインのファンの前で厳しい結果を受け入れざるを得なかった。アストンマーティンAMR26の深刻な競争力不足に苦しむなか、レース後の取材ではメディアに対して苛立ちを見せる場面もあった。

    アストンマーティンは今季ここまで低迷が続いており、アロンソはマシンの欠陥について繰り返し説明を求められている。

    予選後のインタビューでは、チームの苦境に関する質問に対して皮肉を交えながら現状を語った。

    アロンソ「問題はいつもと同じ」
    予選最下位という結果についてアロンソは、もはや驚きはないと語った。

    「いつもの欠点と同じだ」

    さらに取材陣に対し、やや感情をあらわにしながら次のように続けた。

    「チームを苦しめたいのは分かっている。この状況が現実だし、その目的は達成できている。おめでとう」

    その上で、AMR26が抱える問題を具体的に列挙した。

    「エンジンは非常に悪い。おそらく最悪だ。エネルギー配分も悪いし、ギアボックスにも問題がある。空力面にも問題を抱えている」

    「すべて改善しようと取り組んでいる。シーズン後半には少しでも良いニュースを届けられればと思う」

    夏の大幅アップデートに期待
    アストンマーティンは現在のAMR26への細かな開発を事実上停止し、夏に投入予定の大規模アップデート版に開発リソースを集中している。

    アロンソはその方針を改めて説明した。

    「最悪のマシンと最悪のエンジンだ。僕たちはずっと明確に説明している。シーズン後半に新しいクルマと新しいエンジンが来る」

    「この戦略を選んだし、毎週末同じことを言っている。2週間後のオーストリアでも予選最下位だろう」

    また、この日の予選ではギアボックスの不具合が特に深刻だったという。

    「一番ひどかったのはギアボックスだ」

    「あるコーナーではサイドブレーキを引いたような状態になり、リアタイヤがロックした。別のコーナーではブレーキング中なのにスロットルが半分開いたままで、そのまま直進してしまった」

    「今は毎周回がコイントスみたいなものだ。予選は本当に難しかった」

    フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム) バルセロナ

    42戦連続の対ストロール予選勝利がストップ
    今回の予選では、ランス・ストロールが21番手、アロンソが22番手となり、アロンソの連続記録も途切れた。

    アロンソはこれまで42戦連続でストロールを予選で上回っていたが、その記録はバルセロナで終了した。

    それでもアロンソはチームメイトを高く評価した。

    「良い記録だった」

    「彼は以前セバスチャン・ベッテルとも組んでいたし、とても速いドライバーだ。見た目以上に差は小さいし、実際には前にいることも多い。みんなが覚えている以上にね」

    決勝への期待も薄い状況
    通常であれば好スタートでポジションアップを狙うアロンソだが、現在のマシンではそれすら意味がないと感じている。

    「むしろスタートで失敗して自分の位置に残った方がいい」

    「良いスタートを決めて11番手や12番手、14番手まで上がっても、最初の6周で6台に抜かれる」

    「それは楽しくない」

    アストンマーティンは7月のベルギー投入を目指す大規模アップデート車に望みを託している。しかし現状の競争力を見る限り、アロンソにとっては我慢の時間がまだ続きそうだ。

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  • フェルナンド・アロンソ 2027年アルピーヌF1復帰で「最後の1年」説が浮上

    フェルナンド・アロンソ 2027年アルピーヌF1復帰で「最後の1年」説が浮上

    フェルナンド・アロンソの将来について、F1パドックで新たな憶測が広がっている。2026年限りで現役引退する可能性を示唆した一方で、2027年にアルピーヌF1へ復帰するという驚きのシナリオが取り沙汰されている。

    アロンソはバルセロナ・カタルーニャGPを前に、「おそらくここで走る最後の母国GPになる」と語り、自身の将来について今夏に決断する考えを明かした。

    「今週末は特別なものになる。おそらくバルセロナでの最後のレースになるからだ。みんなに感謝したい。夏以降に続けるかどうかを決める」

    2018年末に一度F1を離れたアロンソは、その後世界耐久選手権(WEC)やインディ500への挑戦を経て、2021年にアルピーヌからF1へ復帰した。現在45歳となった2度のF1ワールドチャンピオンは、2026年シーズン終了後に現役生活へ終止符を打つ可能性があるとみられている。

    しかし、Motorsport Italiaによれば、アロンソの将来には2つの選択肢が存在するとされる。

    アストンマーティン残留の可能性
    まずひとつは、現在所属するアストンマーティンに残留するケースだ。

    チームはベルギーGPで投入予定の大規模アップデート仕様車に大きな期待を寄せている。事実上の「AMR26B」とも呼べるマシンで、シーズン序盤の苦戦から巻き返しを図る構えだ。

    アストンマーティンは2027年もホンダとのワークス体制を継続し、エイドリアン・ニューウェイの開発力も加わる。しかし、2027年の新レギュレーション下で即座に優勝争いができる保証はない。

    アルピーヌ復帰という驚きの選択肢
    一方で、バルセロナのパドックで注目を集めているのがアルピーヌ復帰説だ。

    現在のアルピーヌを率いるのは、アロンソのマネージャーでもあるフラビオ・ブリアトーレ。チーム再建を最優先課題としているが、アロンソにとって最後のシーズンとなる可能性がある2027年に、再び迎え入れる案は決して非現実的ではないという。

    実現すれば、アロンソとエンストン拠点チームの関係は4度目となる。

    最初はルノー時代の2003年から2006年。この期間にアロンソは2005年と2006年のワールドチャンピオンを獲得した。

    その後、マクラーレンとの決別を経て2008年から2009年に再加入。そして2021年にはアルピーヌからF1復帰を果たしている。

    2027年の復帰が実現すれば、「アロンソ第4章」と呼べるキャリア最終章になる。

    メルセデスPUも魅力
    この構想には感傷的な意味合いだけではなく、競争力という現実的な側面もある。

    アルピーヌは2027年からメルセデス製パワーユニットを搭載する。現時点では新規則下の勢力図は不透明だが、パドックではメルセデスPUへの期待が高い。

    そのため、現役最後にもう一度表彰台や上位争いを目指すのであれば、アルピーヌはアロンソにとって魅力的な選択肢になる可能性がある。

    バルセロナとの別れは本当だった
    アロンソが「最後のバルセロナ」と語った背景には、2027年のF1カレンダー事情もある。

    2027年からはサーキット・デ・バルセロナ=カタルーニャがスパ・フランコルシャンと同様に開催ローテーション制度へ組み込まれ、カレンダーから外れる予定となっている。

    そのため、アロンソが今年を最後のバルセロナGPと表現したのは事実に基づく発言だった。

    ただし、それはF1からの引退を意味するものではないかもしれない。

    2027年のグリッドにアロンソの姿が残っている可能性は、依然として消えていない。むしろ今、パドックではアルピーヌとの「最後のダンス」が現実味を帯び始めている。

  • フェルナンド・アロンソに警告処分 キャデラックF1は罰金 FIAがFP2裁定

    フェルナンド・アロンソに警告処分 キャデラックF1は罰金 FIAがFP2裁定

    FIAはF1バルセロナ・カタルーニャGPのフリー走行2回目(FP2)後、フェルナンド・アロンソとキャデラックF1に関する複数のインシデントについて裁定を発表した。アロンソには警告処分が科され、キャデラックF1には合計600ユーロ(約9万6000円)の罰金が科された。

    今回の裁定は、アルピーヌによるモナコGPの再審請求が認められた直後の忙しい一日となったスチュワードの追加審議の一環として行われた。

    アロンソはピットレーン出口横断で警告
    FP2の中盤、フェルナンド・アロンソがピットレーン出口のラインを横断した行為について審議対象となった。

    スチュワードはこの件について調査を行い、国際競技規則付則L第4章第6条c項違反と判断。アロンソには警告処分が科された。

    一方で、ドライバーズランキングや予選に影響するような重いペナルティは科されていない。

    キャデラックF1はピットレーン速度違反で罰金
    キャデラックF1の2台は、ともにピットレーン速度制限違反が認定された。

    まずバルテリ・ボッタスは制限速度80km/hを0.5km/h超過。これによりチームには100ユーロ(約1万6000円)の罰金が科された。

    さらにセルジオ・ペレスは4.4km/h超過していたことが判明。この違反に対して500ユーロ(約8万円)の罰金が科され、チームの合計罰金額は600ユーロとなった。

    フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム)

    アストンマーティンとホンダは苦戦認める
    アロンソはFP2を21番手で終え、アストンマーティンの厳しい状況が続いている。

    ホンダF1の折原伸太郎トラックサイドゼネラルマネージャー兼チーフエンジニアは、初日の走行を振り返った。

    「まず何よりも、このような情熱的なスペインのファンの前でレースができることはいつも喜びです。今年のバルセロナ・カタルーニャGPも例外ではありません」

    「今日のフリー走行は大きな問題なく進み、パワーユニットのセッティング調整を進めることができました」

    「残念ながら現時点でのペースは期待しているレベルには達していません。明日の予選に向けて収集したデータを活用し、セットアップを最適化していきます。現在のPUパッケージから可能な限りのパフォーマンスを引き出すことが目標です」

    アロンソ「おそらく最後のバルセロナ」
    2027年以降、バルセロナ・カタルーニャ・サーキットはF1カレンダーから外れる予定となっており、アロンソは今回が自身最後の母国バルセロナ戦になる可能性を認めた。

    「特別な週末になる。おそらくF1での最後のバルセロナになるだろう。だから皆に感謝したい」

    「この週末を楽しみたい。競争力はないだろうし、予選では長く走れないと思う。決勝ではそうならないことを願っているが、みんなが望むようなペースではない」

    「今回で23回目の母国GPになる。これまでのすべてが魔法のようなレースだった。そして最後になるかもしれない今回も、やはり特別なものになってほしい」

    アロンソはFP1を19番手、FP2を21番手で終えた。なお、アストンマーティンの金曜公式リリースではアロンソ本人のコメントは発表されておらず、現時点でF1公式チャンネルでもセッション後のインタビュー映像は公開されていない。

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    ・フェルナンド・アロンソ F1引退を今夏決断「バルセロナは最後かもしれない」

  • フェルナンド・アロンソ F1引退を今夏決断「バルセロナは最後かもしれない」

    フェルナンド・アロンソ F1引退を今夏決断「バルセロナは最後かもしれない」

    フェルナンド・アロンソが、自身のF1キャリアの終わりが近づいている可能性を改めて認めた。2026年限りでアストンマーティンとの契約が満了する中、今夏にも現役続行か引退かを決断する考えを明かしている。

    今週末のバルセロナ・カタルーニャGPを前に、アロンソは「おそらくF1で最後のバルセロナになる」と語り、母国ファンへの感謝を口にした。一方で、自身の将来についてはまだ結論を出しておらず、シーズン後半に判断すると説明している。

    バルセロナでの別れを意識
    バルセロナ・カタルーニャ・サーキットは2027年からベルギーGPとのローテーション開催に移行するため、次回の開催は2028年となる。

    そのため、来季以降の去就が不透明なアロンソにとって、今回が同地での最後のF1レースになる可能性が高い。

    「特別な週末になる。おそらくF1で最後のバルセロナになるだろうから、みんなに感謝を伝えたい」

    「週末を楽しみたいと思っている。競争力はないだろうし、予選で長く走ることもないだろう。決勝ではそうならないことを願っているが、みんなが望むようなペースではないと思う」

    「それでもファンにはこの週末を楽しんでほしい。バルセロナに来るたびに祝祭のような雰囲気だった。今回で23回目のグランプリになると思うが、どれも魔法のような時間だった。この最後のレースもそうであってほしい」

    去就は夏休み後に判断
    アロンソは以前から2026年以降も何らかの形でレース活動を続けたい考えを示していたが、現時点では将来について何も決めていないという。

    「今のところ何も考えていない。夏休みの後に続けるかどうか決断するつもりだ」

    「来年はバルセロナでレースが行われない。来年自分が何をしているかも分からないのに、2年後のことを確信するのはほぼ不可能だ」

    さらにアロンソは、今季のすべてのレースを“最後になるかもしれないグランプリ”という意識で戦っていることも明かした。

    「今年出場するすべてのレースが最後になる可能性があると思っている。オーストラリアも、中国も、モナコもそうだった」

    「そしてバルセロナは来年開催されないから、ここは少しだけその可能性が高い」

    フェルナンド・アロンソ カタルーニャ・サーキット

    『引退』よりも苦しいのは競争力不足
    ただし、アロンソ自身は引退が近づくことに特別な感傷は抱いていないという。

    むしろ現在のアストンマーティンの戦闘力不足こそが最大の苦しみだと語った。

    「僕にとって一番つらいのは、レースに勝てず競争力がないことだ」

    「これが最後かどうかは、それほど大きな影響はない」

    「自分のキャリアや人生には満足している。これから何かが得られれば歓迎するし、そうでなくても気持ちは変わらない」

    「子どもの頃に思い描いていた以上のものを手に入れた。スペインでレースをしていた頃はF1ドライバーになることすら夢見ていなかったし、その後パドック最高のチームで戦い、長いキャリアを築くことができた」

    「だから今起きていることはすべてプラスだ。ただ、僕たちは望むほど競争力がない。それが毎週末感じている最大の痛みだ。個人的な感情の面では、それほど難しいことではない」

    アロンソの決断が注目される夏へ
    来月45歳を迎えるアロンソは、今年初めに父親となったことで人生観に変化があったことも認めている。しかし、その一方で依然としてレースへの情熱は衰えていない。

    今回の発言からは、引退を強く意識しているというよりも、「いつ終わっても後悔はない」という境地に達していることがうかがえる。

    アストンマーティンは2026年シーズンも苦戦が続いており、モナコGPでようやく今季初ポイントを獲得したばかり。アロンソの最終判断は、チームの将来性や2027年以降の競争力も大きな材料になるとみられる。

    バルセロナ・カタルーニャGPは、母国ファンにとってだけでなく、F1史上屈指のキャリアを築いたアロンソにとっても特別な意味を持つ週末となりそうだ。

  • アストンマーティンF1 アロンソ引退論にデラロサが言及 「辞める理由はない」

    アストンマーティンF1 アロンソ引退論にデラロサが言及 「辞める理由はない」

    アストンマーティンのアンバサダーを務めるペドロ・デ・ラ・ロサは、フェルナンド・アロンソの引退時期について憶測することを避けながらも、そのパフォーマンスを考えれば現時点で引退する理由はないとの考えを示した。

    アロンソは2026年末で現在の契約が満了する予定で、来月には45歳を迎える。さらに、バルセロナ・カタルーニャGPが今後の開催ローテーションの影響で最後になる可能性もあり、将来に関する議論が再び注目を集めている。

    アロンソの将来は本人だけが決めること
    スペイン紙『El Mundo Deportivo』から、今週末のバルセロナ・カタルーニャGPがアロンソにとって同サーキット最後のレースになる可能性について質問されたデ・ラ・ロサは、明確な答えを避けた。

    「正直に言って、まったく分からない」

    さらに、それが本当に最後のレースになる可能性について問われると、次のように語った。

    「そうかもしれない。でも僕はそう考えていない」

    「最後にはならないと思っている」

    デ・ラ・ロサは、アロンソの将来は本人だけが決めるべき問題だと強調した。

    「これは非常に個人的な問題だ。彼自身が決断することであり、僕はそれを深く尊重している」

    「だからあまり考えたくない。今を楽しみたいんだ」

    チームの目標はアロンソが残りたくなるマシン作り
    アストンマーティンは2026年からホンダとのワークス体制を開始したものの、ここまで苦戦が続いている。しかしチーム内部では、エイドリアン・ニューウェイ主導による大型アップグレードに期待が寄せられている。

    デ・ラ・ロサは、チームとしてできることはアロンソを説得することではなく、残りたいと思えるマシンを作ることだと語った。

    「僕たちにできるのは、ドライバーたちが来たい、そして残りたいと思うようなクルマに改善することだけだ」

    「チームとしてそれが最高の状況だと思う」

    さらに、自身の考えとしてはアロンソに長く現役を続けてほしいと明かした。

    「僕が決められるなら、彼には何年も続けてほしいと思う」

    「もちろんフェルナンドにはこうしたことを考える権利がある。44歳なのだから当然だ」

    パフォーマンスを見れば引退の理由はない
    一方で、年齢だけを理由に引退を論じるべきではないとも主張した。

    「しかしフェルナンドをコース上のパフォーマンスで評価するなら、彼が引退しなければならない理由は何もない」

    アロンソは2026年シーズンも依然としてチームの中心的存在であり、実力面への評価は衰えていない。

    引退論より今のアロンソを楽しむべき
    デ・ラ・ロサは最後に、将来の議論ばかりに目を向けるのではなく、今なおグリッドで戦うスペイン人ドライバーたちの姿を楽しむべきだと訴えた。

    「フェルナンドを楽しもう。カルロスを楽しもう。そしてバルセロナ・カタルーニャGPを楽しもう」

    「物事は永遠ではない。何も永遠ではないんだ」

    「だから今この瞬間を生きよう。そして来るものは来る。その時に考えればいい」

  • アストンマーティン・ホンダF1 バルセロナで問われる真価「隠れる場所はない」

    アストンマーティン・ホンダF1 バルセロナで問われる真価「隠れる場所はない」

    アストンマーティンF1は、今週末のバルセロナ・カタルーニャGPがAMR26の実力を浮き彫りにする厳しい一戦になると認めた。マイク・クラックは、サーキット・デ・バルセロナ・カタルーニャについて「隠れる場所はない」と表現し、チームにとって現実を突きつけられる週末になるとの見方を示した。

    アストンマーティンは2026年シーズン序盤から苦戦が続いている。AMR26のパッケージ面の課題に加え、ホンダ製パワーユニットもライバルに対して劣勢とされ、チームは開幕からポイント獲得に苦しんできた。

    モナコGPでは予選で最後列に沈みながらも、ライバルのリタイアやペナルティに助けられる形で10位に入り、今季初ポイントを獲得した。しかし、バルセロナはモナコとはまったく異なる性格を持つ。空力効率、タイヤへの負荷、パワーユニット性能が総合的に問われるため、マシンの弱点を隠すことが難しい。

    バルセロナは実力を映す現実チェック
    アストンマーティンのチーフ・トラックサイド・オフィサーを務めるマイク・クラックは、木曜日にメディアに対し、今週末の見通しを率直に語った。

    「紙の上では、バルセロナは厳しい。非常に厳しい週末になる。バルセロナには隠れる場所がない」

    クラックは、バルセロナがアップグレードの効果やチームの本当の立ち位置を確認する場になると説明した。

    「通常、バルセロナの後には、自分たちがどこにいるのかが分かる。アップグレードを持ち込んだ場合もそうだし、バルセロナはペースの現実チェックになることが多い。我々はそのことを理解しておく必要がある」

    「だからこそ、ミスなく週末を進め、最大限の学びを得ることが重要だ」

    ドライバーにはどうすることもできない部分がある
    クラックは、AMR26の限界が明確に出る場合、フェルナンド・アロンソとランス・ストロールにとって精神的にも難しい週末になると認めた。

    「ドライバーにとっては最も厳しい週末になると思う。バルセロナはパッケージ全体に非常に厳しいサーキットだし、彼らにできることはそれほど多くない」

    「だから、我々は彼らを少し守る必要があるかもしれない。必要以上にネガティブなものを背負わせないためだ。彼らにどうにかできる問題ではないからだ」

    モナコでの1ポイントは、アストンマーティンにとって大きな意味を持つ結果だった。しかし、それは状況が好転したことを意味するものではない。バルセロナでは、AMR26が抱える根本的な課題がより明確になる可能性が高い。

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

    ホンダはFIAから性能差の情報を受領
    ホンダ製パワーユニットについては、ライバルに対して最大100馬力程度劣るとの噂も出ている。ホンダの折原伸太郎は木曜日、FIAから性能差に関する情報を受け取ったことを認めた。

    「はい、FIAから情報は受け取りました」

    「FIAが開示している範囲を超えて、詳細を話すことはできません。ただ、いくつかの数字は受け取っています」

    折原は、ホンダが夏に向けてエンジン性能の改善に集中していると説明した。

    「現在は、夏の期間に向けてエンジン性能を開発することに集中しています。燃焼性能の改善に取り組んでいますし、フリクションの低減にも取り組んでいます。それが性能向上につながるはずです」

    アストンマーティンとホンダにとって、状況を変えるためのアップグレードはまだ先にある。改善の方向性は見えているものの、バルセロナ・カタルーニャGPでは現状の実力が容赦なく示されることになりそうだ。

  • ホンダF1 アロンソとの確執は過去のもの 「再び一緒に戦えて嬉しい」

    ホンダF1 アロンソとの確執は過去のもの 「再び一緒に戦えて嬉しい」

    ホンダF1は、かつてマクラーレン時代に激しい対立があったフェルナンド・アロンソとの関係について、現在は何のわだかまりもないことを強調した。

    2026年からアストンマーティンへの独占パワーユニット供給を開始したホンダは、苦戦するシーズン序盤を過ごしているが、ホンダ・レーシング(HRC)の渡辺康治社長やF1プロジェクト責任者の角田哲史は、アロンソの存在が開発に欠かせないものだと高く評価している。

    マクラーレン時代の確執を乗り越えた現在の関係
    2015年から2017年にかけてのマクラーレン・ホンダ時代、アロンソは度重なる不振に強い不満を示していた。

    ホンダの母国レースである日本GPでは有名な「GP2エンジン」発言を残すなど、プロジェクトの失敗を巡って両者の関係悪化が大きく報じられた。

    そのため、ホンダが2026年からアストンマーティンと提携し、アロンソと再びタッグを組むことが決まった際には、過去の確執が影響するのではないかとの見方もあった。

    しかし現在、ホンダ側はアロンソとの協力関係を極めて前向きに捉えている。

    渡辺康治社長 「アロンソは歴代最高の一人」
    渡辺康治社長は、アロンソの技術的な貢献度の高さを強調した。

    「フェルナンド・アロンソと再び仕事ができることをとても嬉しく思っています」

    「彼は2度のワールドチャンピオンであるだけでなく、F1史上最高のドライバーのひとりです。マシンやパワーユニットに関する彼のフィードバックは非常に正確で、開発を前進させるうえで極めて価値があります」

    さらに渡辺康治社長は、現在の成績に満足していないことを認めながらも、将来的な成功に向けてアロンソとともに歩む考えを示した。

    「フェルナンド・アロンソとともにこのプロジェクトに取り組めることは素晴らしいことです」

    「まだ目指しているパフォーマンスレベルには到達していませんが、アストンマーティンとホンダは開発を続け、フェルナンド・アロンソとともにトップ争いができるよう努力していきます」

    ホンダF1 フェルナンド・アロンソ

    角田哲史 「再び一緒に仕事ができることは喜び」
    F1プロジェクト責任者の角田哲史も、今回の再会を特別なものだと表現した。

    「私にとってこれは2015年から2017年のプロジェクト以来の再会になります」

    「フェルナンド・アロンソのような卓越したドライバーと再び仕事ができることは大きな喜びです。彼のドライビング能力、知識、そしてレースへの情熱は非常に特別なレベルにあります」

    角田哲史は、現在のF1で重要性が増しているエネルギーマネジメントの分野においても、アロンソの意見が大きな武器になっていると説明した。

    エネルギーマネジメント開発で重要な存在
    2026年の新世代パワーユニットでは、電力活用の重要性が大幅に高まっており、ドライバーからのフィードバックの価値もこれまで以上に大きくなっている。

    角田哲史はアロンソの率直な指摘を歓迎している。

    「パワーユニット開発において、ドライバーからのフィードバックは極めて重要です。特にエネルギーマネジメントのような複雑さを増している分野ではなおさらです」

    「彼のコメントは時に非常に直接的ですが、それはプロフェッショナリズムの表れに過ぎません」

    「私たちは彼とともに戦い、再びグリッド前方へ戻りたいと考えています」

    シーズン序盤のアストンマーティン・ホンダは期待された結果を残せていない。しかしホンダ首脳陣の発言からは、マクラーレン時代の確執はすでに過去のものとなっており、アロンソを中心人物として長期的なプロジェクトを成功へ導こうとしている姿勢がうかがえる。

    Source: motor.es

  • フェルナンド・アロンソ 母国F1ファンへの責任感「国中が結果を気にしている」

    フェルナンド・アロンソ 母国F1ファンへの責任感「国中が結果を気にしている」

    フェルナンド・アロンソは、今週末のバルセロナ・カタルーニャGPを前に、自身がスペイン国内のF1人気拡大に果たした役割と、その重圧について率直に語った。アロンソは、自身の成績がファンの週末の気分を左右するほどの存在になったことに誇りを感じる一方で、大きな責任も背負っていると明かした。

    現在ではスペインで高い人気を誇るF1だが、アロンソがキャリアをスタートさせた当時は状況が大きく異なっていたという。

    カート時代にはF1参戦は現実味のない夢であり、自身や家族は将来的に地域レベルのモータースポーツ活動やメカニックとしての道を想像していたと振り返った。

    憧れだったカルロス・サインツと運命的な出会い
    アロンソは幼少期に大きな影響を受けた存在として、ラリー世界選手権(WRC)で活躍したカルロス・サインツの名前を挙げた。

    当時、スペイン人ドライバーは非常に少なく、サインツは国内モータースポーツ界最大のスターだった。アロンソは地元で開催されたイベントでサインツのコ・ドライバー役を務めた経験を振り返り、「スペインで最も重要なモータースポーツ選手と一緒に座れた特別な瞬間だった」と語った。

    また、国際的な憧れの存在としてはアイルトン・セナを挙げる一方、スペイン国内ではサインツこそが最大のインスピレーションだったと説明した。

    F1を身近なスポーツに変えた存在
    アロンソは、自身の活躍によってスペインにおけるF1人気が劇的に変化したことも振り返った。

    デビュー当時は国内での注目度が低く、家族はドイツのテレビ局を通じてレースを視聴していたという。しかし好成績を残し始めると、国全体がF1に関心を持つようになり、短期間で大きな変化が起きたと語った。

    さらに、ペドロ・デ・ラ・ロサやマルク・ジェネの存在も大きかったと明かした。自身が下位カテゴリーで戦っていた頃、知っているスペイン人ドライバーがF1で活躍する姿を見たことで、「F1は特別なエリートだけの世界ではない」と感じられるようになったという。

    『アロンソマニア』が生んだ責任感
    アロンソは、スペイン国内で絶大な人気を集めるようになったことで感じているプレッシャーについても率直に語った。

    「国中の人たちがF1そのもの以上に僕を追いかけているように感じるし、僕の結果次第でその人たちの午後が良いものになるかどうかが決まることもある」

    そう語ったアロンソは、サッカーファンが競技そのものよりも応援するクラブの結果を重視する感覚に近いと説明した。

    2006年スペインGPで感じた最大の重圧
    アロンソは、自身初の母国優勝となった2006年スペインGPを特に印象深いレースとして挙げた。

    予選でポールポジションを獲得したものの、当時は決勝スタート時の燃料搭載量で予選を戦うレギュレーションだったため、実際には優勝を保証する内容ではなかったという。

    しかし国内では優勝確実との期待が高まり、アロンソは「勝てなかったら国全体を失望させてしまうのではないか」と不安を抱えながら一夜を過ごしたと明かした。

    結果的には決勝日に気温が変化し、チームのタイヤに有利な状況となったことで優勝を達成。「大きな安堵だった」と振り返った。

    今も忘れられないファンの支え
    アロンソは最後に、長年にわたって応援を続けてくれたファンへの感謝を語った。

    20代前半の頃には、故郷アストゥリアスをはじめ、マドリードやバレンシアなど各地から大勢のファンがバスを連ねてバルセロナへ駆けつけていたという。

    「そんなことが起こるとはまったく予想していなかった」

    アロンソはそう振り返り、多くのファンから受けた支援が今も特別な思い出として残っていると語った。