カテゴリー: アレクサンダー・アルボン

  • 「アルボンが一貫性を見つければレッドブル・ホンダの強みになる」

    「アルボンが一貫性を見つければレッドブル・ホンダの強みになる」

    元F1ドライバーのジョニー・ハーバートは、2020年にアレクサンダー・アルボンが一貫性を見つけることができれば、レッドブル・ホンダにとって強みになると考えている。

    当初、日産からフォーミュラEに参戦予定だったアレクサンダー・アルボンだったが、F2での活躍が目に留まってトロロッソでF1デビュー。シーズン後半からは成績不振のピエール・ガスリーに代わってレッドブル・ホンダに昇格し、マックス・フェルスタッペンとチームを組んだ。

    レッドブルでの9戦中8戦でトップ6以上のフィニッシュを果たしたアレクサンダー・アルボンは、2020年もレッドブル・ホンダへの残留が決定。ジョニー・ハーバートは、レッドブル・ホンダがメルセデスにプレッシャーをかけるためにもアレクサンダー・アルボンがマックス・フェルスタッペンとともに一貫性を見つけることを期待していると語る。

    「今、レッドブルではマックスの隣にアレックスがいる。シーズン開幕時に彼はフォーミュラEで走ると思われていたが、彼は深く飛び込み、レッドブルで非常にうまくやった。彼は成長し、日本ではマックスと同じラップタイムで走った」

    「彼はマックスの一貫性を確保する必要があるが、チームからの信頼を得ている。もし、これら2つのチームがメルセデスにプレッシャーをかけることができれば、彼らは相手にミスを強いることができる」

  • 「アルボンにとって2020年は初めての本物のチャンス」と元F1ドライバー

    「アルボンにとって2020年は初めての本物のチャンス」と元F1ドライバー

    元F1ドライバーのカルン・チャンドックは、レッドブル・ホンダで完全な冬の準備を行ったアレクサンダー・アルボンにとって、2020年はF1での“初めての本物のチャンス”になると語る。

    元々、アレクサンダー・アルボンは2018/19年シーズンのフォーミュラEに日産e.damsから参戦することになっていたが、2019年にトロロッソからF1に参戦するために契約は解消された。

    シーズン序盤に安定したパフォーマンスを発揮したアレクサンダー・アルボンは、夏休み後からレッドブル・ホンダに昇格を果たした。

    アレクサンダー・アルボンは、シーズン途中でのレッドブル・ホンダへの移籍は“振出しに戻った”ような感覚だったと認め、今年はようやくフルシーズンに向けて準備をする機会を得られると語っている。

    「アレックス(アルボン)の激動のシーズンを忘れてはならない」とカルン・チャンドックは Autosport International Show で語った。

    「トロロッソとの契約は遅れ、半年後にトップチームのマシンに乗せられた」

    「そして、この世代で最も強力なドライバーのひとり(マックス・フェルスタッペン)と一緒に走り、パフォーマンスを発揮しなければならないという大きなプレッシャーがあった」

    「だから、2020年にアレックスはF1で初めて本物のチャンスを得ることになるだろう」

    マックス・フェルスタッペンは、F1グリッドで最速のドライバーであることを証明しているが、カルン・チャンドックはアレクサンダー・アルボンがフェルスタッペンにどれだけ近づくことができるかに興味をそそられていると語る。

    「バッテリーを充電し、準備を整えるために完全な冬を過ごしたことで、彼はこれからどのようなものを示すことができるだろうか」とカルン・チャンドックは語る。

    「彼は非常に優れたドライバーであり、チームも彼のことを知り、彼もチームのことを知っている。彼がマックス・フェルスタッペンにどれくらい近づけるか興味をそそられている」

  • アレクサンダー・アルボン 「フェルスタッペンの存在は学習が早まる」

    アレクサンダー・アルボン 「フェルスタッペンの存在は学習が早まる」

    レッドブル・ホンダのF1ドライバーであるアレクサンダー・アルボンは、マックス・フェルスタッペンのような強力なチームメイトがいることは“学習プロセスをスピードアップする良い方法”だと語る。

    2019年にトロロッソ・ホンダでF1デビューを果たしたアレクサンダー・アルボンは、夏休み後にピエール・ガスリーと交代でメインチームであるレッドブル・ホンダに昇格。

    レッドブル・ホンダでの9戦でアレクサンダー・アルボンは、マックス・フェルスタッペンの97ポイントに対して76ポイントを獲得する健闘をみせたが、純粋なペースではフェルスタッペンに優位性があるのは明らかであり、レッドブル・ホンダの3勝と9回の表彰台はすべてフェルスタッペンが獲得している。

    アレクサンダー・アルボンは、2020年もレッドブル・ホンダへの残留が決定。ガレージの反対側にマックス・フェルスタッペンがいることは困難な挑戦だと認めつつも、それは2年目のF1フルシーズンのポジティブな要因としても捉えていると語る。

    「彼が速いことは誰もが知っていることだし、誰もが彼がどんなドライバーかは知っている。そうだね、それは僕にとっても違いはない」とアレクサンダー・アルボンはコメント。

    「彼の速さに感謝している。それは僕にとって良いことだ。ほぼグリッド上で最速と言えるドライバーの一人と対抗する以上に優れた学習方法と準備方法ないと感じている」

    「学習プロセスをスピードアップする良い方法だ! 僕はそれをポジティブなことだと捉えている。良いことであり、ギャップを追いかけて、埋めることが目標だと思っている」

    「それが僕が望んでいることだ。僕にとっては彼の評判は良いことだ。自分自身を示し、自分自身を証明できる方法だと考えている」

    マックス・フェルスタッペンは2016年シーズン途中にレッドブルに昇格。2019年の傑出したパフォーマーのひとつだったが、アレクサンダー・アルボンはギャップを縮められない理由はないと考えている。

    「すべてが可能だ。『無理だ。家に帰ろう!』と思ったことはない」とアレクサンダー・アルボンはコメント。

    「でも、もちろん、彼は非常に速い。でも、それは正常なことだ。僕がコーナーで良いとき、自分がコーナーで速いことを知っている。そういうときは、総合的にコンマ2~3秒は彼よりも速い」

    「そんな風に対処している。でも、不可能なことは何もあない。それはただ彼がクルマに慣れているだけだ」

    「彼はチームで何年も費やしており、マシンからあらゆるタイムを引き出す方法を知っている。でも、僕にとってはまだ少し学習プロセスだ」

  • アレクサンダー・アルボン 「鈴鹿の予選はこの世のものとは思えない感覚」

    アレクサンダー・アルボン 「鈴鹿の予選はこの世のものとは思えない感覚」

    レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンは、2019年のF1デビューシーズンで最も印象的だったのは軽い燃料でF1マシンを走らせる予選だったとし、特に鈴鹿での予選は“この世のものとは思えない”感覚だったと語った。

    アレクサンダー・アルボンは、2019年にジェットコースターのようなF1デビューシーズンを過ごした。トロロッソ・ホンダで初めてF1マシンを走らせたアレクサンダー・アルボンは、前半戦で最もパドックを驚かせたドライバーのひとりであり、シーズン後半からはトップチームのレッドブル・ホンダのF1シートを手に入れた。

    そのようなシーズンのなかで最も“自分がF1にいる”“F1マシンを走ら得ている”と実感したのは予選だったと語る。

    「5歳の頃から経験したいと思っていたことだ。そして、それは本当に楽しかった」とアレクサンダー・アルボンは語る。

    「予選でタンクに燃料が少ない状態でこのような素晴らしいマシンをドライビングすることは本当に最高のフィーリングだ」

    「それがどんな感じかファンのみんなにも是非経験していもらいたい。僕たちがどんな感覚を得ているかをね。テレビでも印象的に見えるかもしれないけど、このようなクルマを運転する感覚はそれをはるかに上回っている。本当に物凄い」

    「鈴鹿での予選はこの世のものとは思えないくらいだ。本当に別世界だ。アメージングだよ」

    2019年についてアレクサンダー・アルボンは「素晴らしい一年だった」と改めて振り返る。「非現実的だったか? 確かにそうだね」

    F1デビューシーズンを終えても、アレクサンダー・アルボンは自分がまだF1の世界にいることが信じられないと語る。

    「どこかの時点で飲み込まなければならないと感じているけど、F1は超高速のスポーツだし、それにそって進まなければならない。僕にとっては来年に集中することが重要だ。可能な限りの準備しなければならない」

  • アレクサンダー・アルボン 「冬季テストでやっとF1マシンで実験ができる」

    アレクサンダー・アルボン 「冬季テストでやっとF1マシンで実験ができる」

    レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンは、2020年のF1世界選手権に先立ってレッドブルの新車『RB16』についてできるだけ多くのことを学べるようにプレシーズンテストで深く掘り下げていきたいと語る。

    今年トロロッソ・ホンダでF1デビューを果たしたアレクサンダー・アルボンは、夏休み後にピエール・ガスリーに代わってレッドブルに昇格。

    F1ブラジルGPのレース終盤にルイス・ハミルトンに接触されたことでノーポイントに終わった以外はすべてのレースでポイントを獲得し、デビューシーズンをランキング8位で終えた。

    だが、シーズン途中でレッドブル・ホンダに移籍したことで、RB15に精通する時間をほとんど得ることができず、レース週末にもセットアップを試す機会はほとんどなかった。

    2020年もレッドブル・ホンダへの残留が決定したアレクサンダー・アルボンは、2月にバルセロナで開催される6日間のプレシーズンテストでは、新車RB16を深く掘り下げていくことを決意していると語る。

    「グランプリの週末にそれほど変更することはできない。そこに夢中になってリスクを冒すことはできないからだ」とアレクサンダー・アルボンは語る。

    「でも、すでにチームは僕がマシンに望んでいるものを本当に理解していると思う。そこが僕たちが本気で集中していける部分だ。当然、テストの雰囲気は少し違ったものになるだろう」

    「FP1とFP2のように、セッションとそのようなことの間に4時間しなない場合とは異なり、より良い比較ができる」

    プレシーズンテストは、マシンで様々なことを試す多くの機会を提供するが、史上最多の22戦で開催される2020年はプレシーズンテストが8日間から6日間へと削減され、時間は刻々と過ぎていく。

    「なので、コース上で本当に良い時間を過ごせるだろう。自分の時間、スケジューリング、そしてそれを最大限に活用することに本当に集中しなければならない非常に重要な時間だ」

    「学習する時間であり、実験する時間だとも言える。メルボルンに着くまでにテストのためにたった3日間しかないので、まだ制限されているけど、もちろん、何もないよりはましだ」

  • アルボン 「レッドブル・ホンダ移籍は降り出しに戻ったような感覚だった」

    アルボン 「レッドブル・ホンダ移籍は降り出しに戻ったような感覚だった」

    アレクサンダー・アルボンは、レッドブル・ホンダへのシーズン途中での移籍は、ルーキーシーズンが“振り出しに戻った”ような感じだったと振り返る。

    アレクサンダー・アルボンは、日産とのフォーミュラE契約を解消して、レッドブルのジュニアチームであるトロロッソからF1デビュー。シェイクダウンテストまでF1マシンを走らせたことすらなかった。

    しかし、アレクサンダー・アルボンはシーズン前半のサプライズともいえるパフォーマンスを発揮。レッドブル・ホンダで期待された結果を残せなかったピエール・ガスリーに代わり、後半戦からマックス・フェルスタッペンのチームメイトとしてレッドブル・ホンダに昇格を果たした。

    9戦中8戦でトップ6フィニッシュを果たす成績を残したアレクサンダー・アルボンは、2020年もレッドブル・ホンダのF1ドライバーを務めることが決定している。

    アレクサンダー・アルボンは、2020年も同じチームに所属できることは安定性を大幅に向上させることになると考えている。

    「今はF1に慣れてきている。少なくともF1の環境にはね。もう少しノーマルなものになるはずだ」

    「今年はそれほどノーマルだとは感じられなかった。トロロッソと一緒に、F1、そして、F1がそのように動いているのかについて、かなりのことを学んだという感じだった。

    「そして、それが変わった。まるで少し振り出しに戻ったような感覚だった」

    「でも、少なくとも今はリアルに強固な基盤があるし、メルボルンに向けてより安定して取り組むことができる」

    アレクサンダー・アルボンは、オフシーズンの仕事の仕方は変わらないと語る。来年、レッドブルとシーズンをスタートするときも、グランプリデビューしたときと“同じ考え方”で臨み、セッションごとにチームと特定のエリアをプッシュして進歩していくことが目標だと語る。

    それでも、今年はシーズン中の移籍によって改善幅が限られていたため、来年はプレシーズンからマシンに取り組めることを異なる部分で楽しみにしていると語る。

    「グランプリの週末にそれほど変更することはできない。そこに夢中になってリスクを冒すことはできないからだ」とアレクサンダー・アルボンは語る。

    「でも、すでにチームは僕がマシンに望んでいるものを本当に理解していると思う。そこが僕たちが本気で集中していける部分だ。当然、テストの雰囲気は少し違ったものになるだろう」

    「FP1とFP2のように、セッションとそのようなことの間に4時間しなない場合とは異なり、より良い比較ができる」

    「なので、コース上で本当に良い時間を過ごせるだろう。自分の時間、スケジューリング、そしてそれを最大限に活用することに本当に集中しなければならない非常に重要な時間だ」

    「学習する時間であり、実験する時間だとも言える。メルボルンに着くまでにテストのためにたった3日間しかないので、まだ制限されているけど、もちろん、何もないよりはましだ」

  • 【動画】 レッドブル・ホンダのF1ドライバーからMerry Cristmas

    【動画】 レッドブル・ホンダのF1ドライバーからMerry Cristmas

    レッドブル・ホンダのF1ドライバーであるマックス・フェルスタッペンとアレクサンダー・アルボンがクリスマスを祝う動画メッセージを公開した。

    今年、レッドブル・ホンダはコンストラクターズ選手権を3位で終了。マックス・フェルスタッペンはドライバーズ選手権で自己ベストとなる3位、シーズン途中から加入したアレクサンダー・アルボンは8位でシーズンを終えた。

    マックス・フェルスタッペンは「今年のすべてのサポートに感謝しているよ。本当に大きな意味があった!メリークリスマス、来年会おう!」と語った。

  • アレクサンダー・アルボン 「子供の頃はシューマッハに夢中だった」

    アレクサンダー・アルボン 「子供の頃はシューマッハに夢中だった」

    レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンは、レースキャリアを振り返るなかで子供の頃はミハエル・シューマッハに夢中になっていたと回想した。

    「4歳の頃、ミハエル・シューマッハに本当に夢中だった」とアレクサンダー・アルボンは語る。

    「僕が泣いたり、かんしゃくをおこしたときは、いつもママがシューマッハのレースを見せてくれた。そうすると僕は静かになった」

    「シューマッハを見ているとはわからなかった。子供の頃はレースに勝っているドライバーを好きになる傾向にあるし、どの時点でミハエルは絶好調だった。とにかく彼は優れたドライバーのように思えたし、彼がいかに系統的でプロフェッショナルだったかに感銘を受けた」

    「自分の部屋を赤に塗っていた。僕のワードローブは赤だったし、布団カバーも赤だった。部屋はポスターで覆われていた。完全に狂信者だったね!」

    アレクサンダー・アルボンは、6歳のときにミハエル・シューマッハと出会っている。

    「父がシルバーストンのレースに連れていってくれて、ファンゾーンでレースのトップ3ドライバーを当てる大会に参加した」とアレクサンダー・アルボンは語る。

    「シューマッハを選んで、その後ルーベンス・バルチェロとファン・パブロ・モントーヤを選らんあ。彼らがお気に入りの3人のドライバーだったからね。そして、僕が勝った! フェラーリのホスピタリティに招待されて、シューマッハと会った。彼はサイン入りの帽子をくれた。まだ持っているよ!」

    だが、単なるファンでは終わらなかった。アレクサンダー・アルボンは、父親にゴーカートを買ってもらった瞬間から運転のスリルにのめり込み、家の近くのフィールドでレンガで8の字のトラックを作り、燃料がなくなるまで何時間も運転した。

    カートの世界選手権で優勝するなど、成功を収めたアレクサンダー・アルボンは、レッドブルの支援を得て2020年にフォーミュラ・ルノー2.0でシングルシーターにステップアップした。

    だが、そこで苦戦を強いられたアレクサンダー・アルボンは1ポイントも獲得できず、レッドブルのプログラムを1年で外される。

    「シングルシーターの最初のシーズンはうまくいかなかった」とアレクサンダー・アルボンは認める。

    「パフォーマンスを発揮できなかったので、蹴られた気分にはならなかったし、不当な扱いを受けたとも感じなかった。パフォーマンスを発揮できなければ、プログラムを続けることはでいない。だから、力強く挽回することが重要だった。自分自身を証明するための十分な時間があったとは感じていなかった。とにかく自分にできることを示す必要があった」

    レースを続けるための資金が必要だったアレクサンダー・アルボンは父親と一緒にタイに向かった。それに成功したアルボンは、KTRからフォーミュラ・ルノー2.0で2シーズンを戦い、最終年にはランキング3位を獲得。翌年にヨーロッパF3選手権で1シーズンを過ごし、GP3にステップアップしたアルボンは、チームメイトのシャルル・ルクレールに次ぐ2位でシーズンを終了。2017年にARTのF2シーズを確保した。

    だが、資金面は厳しかった。2018年の序盤、アレクサンダー・アルボンはレースシートを確保できていなかった。

    「レースができるチャンスは10%しかなかった」とアレクサンダー・アルボンは振り返る。

    だが、DAMSがアレクサンダー・アルボンに手を差し伸べた。1戦ごとの契約をアレクサンダー・アルボンと結び、資金を見つけるまでのより多くの時間を与えた。

    「DAMSは本当に親切にしてくれたし、チャンスを与えてくれた」

    アレクサンダー・アルボンは、最終戦までタイトル争いを繰り広げ、ランド・ノリスに次ぐランキング3位でシーズンを終えた。

    その活躍により、アレクサンダー・アルボンは、日産e.damsと2018-2019年シーズンに向けたフォーミュラEの契約を勝ち取った。

    「もう1シーズンF2を続けると余裕はなかったし、以前から最後のシーズンだった。その後、フォーミュラEのシートを手に入れた。それは多くの意味があった」

    しかし、そこにチャンスが舞い込んだ。アブダビでの最終戦後にドバイのモールで買い物をしていたときにレッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコから電話が鳴った。

    実は、フォーミュラEの役割とともに2019年のシミュレータードライバーの役割についてレッドブルと議論をしていたため、アレクサンダー・アルボンにとってはそれほど驚きではなかった。しかし、その電話はトロロッソのF1ドライバーを務めるというものだった。そして、7年ぶりにアルボンはレッドブル・ファミリーに戻ることになる。

    「帰りのフライトをキャンセルして、アブダビに戻り、ポストレーステストをチームと一緒に過ごした」

    アレクサンダー・アルボンはチャンスを無駄にせず、シーズン前半にトロロッソ・ホンダで16ポイントを獲得してレッドブル上層部に感銘を与えた。チームメイトのダニール・クビアトとは11ポイント差をつけられていたが、レッドブルが将来のドライバーとして見据えたのはアルボンだった。

    レッドブルは成績不振のピエール・ガスリーの後任としてわずか12戦しかF1経験のないアレクサンダー・アルボンを抜擢。レッドブルとの9戦中8戦をトップ6位でフィニッシュする結果を残したアルボンは2020年のレッドブル・ホンダのシートを確実にした。

    レッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは「毎戦、アレックスがどんどん良くなっているのがわかったと思う。ブラジルでの彼は不運だったが、初年度であることを考えれば、見事にうまくやっていると思う」とは語る。

    「彼は2チームにいたし、シーズン途中にここに来て、マックスがチームメイトになるというプレッシャーもあった。彼はそれに非常にうまく対処し、両手でチャンスを掴んだと思っている。彼のアプローチ、姿勢、レースクラフト、そして、フィードバックはチーム全体に感銘を与えた」

    アレクサンダー・アルボンの来年の目標について質問されたクリスチャン・ホーナーは「具体的な目標はない。彼は成長を続けなければならない」とコメント。

    「アレックスにとって、向こう1年で安定したセットアップを持ち、フルにプレシーズンの準備ができるのは、カートでのキャリア以来初めてとなるだろう。彼はそこから恩恵を受けるはずだ。彼はキャリアの途中で多くの逆境に直面してきたが、そのような状況のなかで人々のありのままの姿を目にしてきたと思う。アレックスはそのすべてに対処し、全ての状況からポジティブなものを手に入れてきた」

  • アレクサンダー・アルボン 「2018年にレースができる確率は10%だった」

    アレクサンダー・アルボン 「2018年にレースができる確率は10%だった」

    今年、レッドブル・ホンダのF1ドライバーの座まで上り詰めたアレクサンダー・アルボンだったが、それまでのキャリアの道のりは決して平地なものではなかった。

    カートの世界選手権で優勝するなど、成功を収めたアレクサンダー・アルボンは、レッドブルの支援を得て2020年にフォーミュラ・ルノー2.0でシングルシーターにステップアップした。

    だが、そこで苦戦を強いられたアレクサンダー・アルボンは1ポイントも獲得できず、レッドブルのプログラムを1年で外される。

    「シングルシーターの最初のシーズンはうまくいかなかった」とアレクサンダー・アルボンは認める。

    「パフォーマンスを発揮できなかったので、蹴られた気分にはならなかったし、不当な扱いを受けたとも感じなかった。パフォーマンスを発揮できなければ、プログラムを続けることはでいない。だから、力強く挽回することが重要だった。自分自身を証明するための十分な時間があったとは感じていなかった。とにかく自分にできることを示す必要があった」

    レースを続けるための資金が必要だったアレクサンダー・アルボンは父親と一緒にタイに向かった。それに成功したアルボンは、KTRからフォーミュラ・ルノー2.0で2シーズンを戦い、最終年にはランキング3位を獲得。翌年にヨーロッパF3選手権で1シーズンを過ごし、GP3にステップアップしたアルボンは、チームメイトのシャルル・ルクレールに次ぐ2位でシーズンを終了。2017年にARTのF2シーズを確保した。

    だが、資金面は厳しかった。2018年の序盤、アレクサンダー・アルボンはレースシートを確保できていなかった。

    「レースができるチャンスは10%しかなかった」とアレクサンダー・アルボンは振り返る。

    だが、DAMSがアレクサンダー・アルボンに手を差し伸べた。1戦ごとの契約をアレクサンダー・アルボンと結び、資金を見つけるまでのより多くの時間を与えた。

    「DAMSは本当に親切にしてくれたし、チャンスを与えてくれた」

    アレクサンダー・アルボンは、最終戦までタイトル争いを繰り広げ、ランド・ノリスに次ぐランキング3位でシーズンを終えた。

    その活躍により、アレクサンダー・アルボンは、日産e.damsと2018-2019年シーズンに向けたフォーミュラEの契約を勝ち取った。

    「もう1シーズンF2を続けると余裕はなかったし、以前から最後のシーズンだった。その後、フォーミュラEのシートを手に入れた。それは多くの意味があった」

    しかし、そこにチャンスが舞い込んだ。アブダビでの最終戦後にドバイのモールで買い物をしていたときにレッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコから電話が鳴った。

    実は、フォーミュラEの役割とともに2019年のシミュレータードライバーの役割についてレッドブルと議論をしていたため、アレクサンダー・アルボンにとってはそれほど驚きではなかった。しかし、その電話はトロロッソのF1ドライバーを務めるというものだった。そして、7年ぶりにアルボンはレッドブル・ファミリーに戻ることになる。

    「帰りのフライトをキャンセルして、アブダビに戻り、ポストレーステストをチームと一緒に過ごした」

    アレクサンダー・アルボンはチャンスを無駄にせず、シーズン前半にトロロッソ・ホンダで16ポイントを獲得してレッドブル上層部に感銘を与えた。チームメイトのダニール・クビアトとは11ポイント差をつけられていたが、レッドブルが将来のドライバーとして見据えたのはアルボンだった。

    レッドブルは成績不振のピエール・ガスリーの後任としてわずか12戦しかF1経験のないアレクサンダー・アルボンを抜擢。レッドブルとの9戦中8戦をトップ6位でフィニッシュする結果を残したアルボンは2020年のレッドブル・ホンダのシートを確実にした。

    レッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは「毎戦、アレックスがどんどん良くなっているのがわかったと思う。ブラジルでの彼は不運だったが、初年度であることを考えれば、見事にうまくやっていると思う」とは語る。

    「彼は2チームにいたし、シーズン途中にここに来て、マックスがチームメイトになるというプレッシャーもあった。彼はそれに非常にうまく対処し、両手でチャンスを掴んだと思っている。彼のアプローチ、姿勢、レースクラフト、そして、フィードバックはチーム全体に感銘を与えた」

    アレクサンダー・アルボンの来年の目標について質問されたクリスチャン・ホーナーは「具体的な目標はない。彼は成長を続けなければならない」とコメント。

    「アレックスにとって、向こう1年で安定したセットアップを持ち、フルにプレシーズンの準備ができるのは、カートでのキャリア以来初めてとなるだろう。彼はそこから恩恵を受けるはずだ。彼はキャリアの途中で多くの逆境に直面してきたが、そのような状況のなかで人々のありのままの姿を目にしてきたと思う。アレックスはそのすべてに対処し、全ての状況からポジティブなものを手に入れてきた」

  • アレクサンダー・アルボン 「駄目でもトロロッソに戻れるという心境だった」

    アレクサンダー・アルボン 「駄目でもトロロッソに戻れるという心境だった」

    アレクサンダー・アルボンは、シーズン途中のレッドブル・ホンダへの昇格で“うまくやる必要がある”とは考えず、“駄目ならトロロッソに戻れる”という気持ちで挑んだことが良かったと考えている。

    2018年は予算不足によってF2で一戦ごとの契約という崖っぷちのような状況だったアレクサンダー・アルボンだが、ランキング3位を獲得するパフォーマンスを発揮。

    一時は日産からフォーミュラEに参戦する契約を結んでいたが、土壇場でレッドブルが獲得を決めて、トロロッソからF1デビューを果たすことになった。

    シェイクダウンテストまでF1マシンを走らせたことさえなかったアレクサンダー・アルボンだが、前半戦に優れたレースクラフトを披露。シーズン後半は成績不振のピエール・ガスリーに代わってトップチームのレッドブル・ホンダに昇進。最終ラップでルイス・ハミルトンに衝突されて入賞を逃したF1ブラジルGPを除いてレッドブルとの全てのレースをトップ6以上でフィニッシュし、2020年もチームへの残留が決まった。

    「正直なところ、あまり実感が沸いてけど、同時にレッドブルにいるので、とても奇妙な感じだだ」とアレクサンダー・アルボンはコメント。

    「最初の1年を通して漂っているような感じだった。何も意識していないような感じだったし、それは良かったんだと思う!」

    「プレッシャーを感じていのたからね。それは良いことだ。でも、冬の間にそれについて振り返るつもりだし、本当に自分自身のための時間をとろうと思っている」

    「実際に何が起こったのかはほぼ自覚はしている。最初の年にトップチームにいたのは2007年のマクラーレンでその機会を得たルイス(ハミルトン)だったと思う。それが最後に起ったときだし、10年以上前のことだ」

    アレクサンダー・アルボンは、トロロッソに戻るというセーフティネットのオプションがあったことが、レッドブル・ホンダにステップアップするプレッシャーに対処するのに役立っていると語る。

    「それについて考えすぎているのは助けにならないということを意識的に認識しなければならない」とアレクサンダー・アルボンは語る。

    「常にそこにあることだ。心の奥底で意思決定が行われているなどで実際に何が起こっていることだ」

    「でも、同時に何かを証明できるのは結果だけだ」

    「だから、あなたは自分のドライビングに集中し、マシン、チームからベストを引き出さなければならない。両方とも新しい環境だった。僕としては“うまくやる必要ある”とは思わなかった。というよりも、“僕にはチャンスがあるんだ“という気持ちでいた」

    「違った考え方もしていた。正しいか間違っているかに関わらず、うまくいかなかったとしても、トロロッソでチャンスがあるはずだといつも思っていた。だから、生きるか死ぬかというよな状況ではなかった」