カテゴリー: アレクサンダー・アルボン

  • アレクサンダー・アルボン 「タイヤ選択が正しくなかったかもしれない」

    アレクサンダー・アルボン 「タイヤ選択が正しくなかったかもしれない」

    レッドブル・ホンダF1のアレクサンダー・アルボンは、2020年のF1世界選手権 第7戦 F1ベルギーGPの決勝レースを6位で終えた。

    5番グリッドからソフトタイヤでスタートしたアレクサンダー・アルボンは、オープニングラップでエステバン・オコン(ルノー)にポジションを奪われるも、ミディアムへと交換したピットストップで取り戻す。

    その後、タイヤをいたわりながらポジションを守っていたが、最終ラップでオコンにオーバーテイクを許し、6位でのチェッカーフラッグを受けた。

    「何をしても難しい状況で、フラストレーションの溜まるレースだった」とアレクサンダー・アルボンは語る。

    「レース前から、ルノー勢はダウンフォースを低くして最高速が速いので、オーバーテイクが難しいと分かっていたが、それを実際のレースで証明する形になってしまった。ソフトタイヤでのスタートはなかなかいいと感じていたし、ピットクルーが素晴らしい作業をしてくれて、オコンの前に出ることもできた。ミディアムタイヤでここまでデグラデーションが大きいとは思っていなかったけど、もしかしたらタイヤ選択が正しくなかったのかもしれない。できる限りのプッシュをしてオーバーテイクを試みたが、タイヤが終わってしまった」

    「モンツァのことを考える前に、まずはこれを振り返ってみる。ただ、チャンピオンシップで4位にポジションが上がったのはいいことだし、前進していることの証でもあると思る」

    関連:F1ベルギーGP 結果:ルイス・ハミルトンが2戦連続ポール・トゥ・ウィン。レッドブルF1のフェルスタッペンが3位表彰台

  • アレクサンダー・アルボン 「ミスがなければ4番手も可能だった」

    アレクサンダー・アルボン 「ミスがなければ4番手も可能だった」

    レッドブル・ホンダF1のアレクサンダー・アルボンは、2020年のF1世界選手権 第7戦 F1ベルギーGPの予選を5番手で終えた。

    「5番手という結果には満足している。4番手も可能だったと思うけど、最後のスティントのターン1で小さなミスをしてしまい、タイムをロスしてしまった。あれがなければ4番手につけることも可能だったと思う」とアレクサンダー・アルボンは語る。

    「ベストラップはQ2でまだ改善すべき点はあるけど、ひとまず満足している。この週末はFP1のスタートからマシンの調子がよく、その状態が持続している。マシンに微調整をほどこし、それがいい結果につながっている。一歩前進できたし、さらに前進させることができればいいと思う」

    「明日の決勝はマックス(フェルスタッペン)とは異なる戦略で、ソフトタイヤでのスタートとなる。このサーキットはターン1までの距離が短いので、スタートが重要になる。明日の展開は分からないけど、雨が降る可能性もあり、エキサイティングなレースになるだろう」

    関連:F1ベルギーGP 予選:ハミルトンが圧巻のポールでメルセデスが1列目独占。フェルスタッペンは2番手まで0.015秒差

  • レッドブルF1代表 「アルボンは1年前にガスリーより良い仕事をしていた」

    レッドブルF1代表 「アルボンは1年前にガスリーより良い仕事をしていた」

    レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、アレクサンダー・アルボンを擁護し続けている。F1ベルギーGPの記者会見では1年前にピエール・ガスリーよりもはるかにより仕事をしていたと語った。

    現時点でアレクサンダー・アルボンはマックス・フェルスタッペンのパフォーマンスに匹敵することができておらず、フェルスタッペンの孤軍奮闘が続いている。

    その一方で1年前にアレクサンダー・アルボンと交代でトロロッソ(現アルファタウリ・ホンダ)に降格したピエール・ガスリーは、予選でアルボンを上回るラップタイムを記録することもあり、今年は1年前とは逆の交代劇があるのではないかとの見方もある。

    しかし、クリスチャン・ホーナーは、1年前の時点でアレクサンダー・アルボンはピエール・ガスリーよりも良い仕事をしていたと説明。今年の癖の強いマシンにアルボンが対応してくれば、結果はついていると主張する。

    「当然ながら、この話題については誰もが意見を持っていると思うが、彼らはあまり事実を把握していない」とクリスチャン・ホーナーは語る。

    「アレックスは今年の難しいマシンで良い仕事をしていると思っている。去年とは異なるマシンだが、12か月前よりも運転が難しいマシンだと言っていいだろう」

    「12か月前にマシンに乗ったとき、彼はシーズンのその時点までピエールがこなしていたよりもはるかに素晴らしい仕事をしていた」

    「アレックスにはまだ表面化されていない多くの才能があると思っている。日曜日の彼のレースは非常に強力だが、シングルラップではマシンに苦戦している」

    「もちろん、マックスはマシンの最大限を引き出すことは非常に得意だ。シューマッハであれ、セナであれ、偉大なドライバーを振り返れば、それらのドライバーと並ぶことは非常に困難だったと思う。現時点でマシンの並んでいるシートは似たような状況にあると思っている」

    「アレックスは良くなっていくだけだ。彼はまだかなり若く、経験が浅い。F1レーシングのまだ2シーズン目であり、我々は彼をサポートし、成長させられるようにできる限りのことをやっている」

    「我々が見てきたように、彼はシーズン開幕戦でほぼ勝利を収めていたドライバーだ。戦略的に我々には鋭さがあった。もちろん、彼はそのレースはルイスによって変えられてしまった。彼は表彰台を争っていたし、昨年末のブラジルでは表彰台に上がっているはずだった」

    「彼は今後のレースで実力で表彰台を目指いた戦う日曜日がもっと多くなっていくと思っている。チームは彼を信頼し、信じている。我々は自分たちの選択に満足している」

  • アレクサンダー・アルボン 「チームとの初レースの経験が役立っている」

    アレクサンダー・アルボン 「チームとの初レースの経験が役立っている」

    レッドブル・ホンダF1のアレクサンダー・アルボンは、2020年のF1世界選手権 第7戦 F1ベルギーGP初日のフリー走行を4番手タイムで終えた。

    午前中のFP1を6番手タイムで終えたアレクサンダー・アルボンは、午後のFP2でトップタイムを記録したチームメイトのマックス・フェルスタッペンから0.390秒差の4番手につけた。

    「今日は希望の持てる一日で、序盤のラップからマシンの感触はよかった。コーナーでのバランスがよく、正しい方向性に進めているのでうれしい」とアレクサンダー・アルボンは語る。

    「昨年、このチームに加入して初めてのレースがここスパだったけど、そのときの経験がかなり役立っていて、何が必要で、何が不要かといったことを理解してこのレースウイークに入ることができた」

    「まだフリー走行の段階なので、他のマシンがどうなのかを語ることは難しい。みんなエンジンモードや燃料搭載量を変えたり、最高速を重視したセッティングにしたりしていたので、明日どうなるか見ていきたいと思う」

    「タイム差は驚くほど接近しているので、マシンの向上を続けてできることを探していかなければならないけど、明日も僅差になるはずだ」

    関連:F1ベルギーGP フリー走行2回目:ホンダPUのフェルスタッペンが初日首位

  • アレクサンダー・アルボン 「スパはすべてが始まったサーキット」

    アレクサンダー・アルボン 「スパはすべてが始まったサーキット」

    レッドブル・ホンダF1のアレクサンダー・アルボンが、2020年のF1世界選手権 第7戦 F1ベルギーGPへの意気込みを語った。

    昨年、トロロッソでF1デビューを果たしたアレクサンダー・アルボンは、1年前のF1ベルギーGPからピエール・ガスリーに代わってレッドブル・レーシングに昇格。スパ・フランコルシャンは“すべてが始まったサーキット”だと語る。

    「開幕以降連戦が続いていて非常に忙しいけど、F1はいつも忙しいものだ。今はシーズンに全力で取り組んでいて、毎週内容の濃いレースが続いている。ここまで6戦を終え、マシンのどの部分に手を入れていけばいいか分かっているし、ファクトリーのメンバーがより速く、よりドライブしやすいマシンにするために全身全霊で作業を進めてくれている。ライバルも同じかもしれないけど、今はなにが機能してなにが機能していないかを一つずつ試しながら着実に前進できており、すべてがうまくいっていると感じている」とアレクサンダー・アルボンは語る。

    「前回の3連戦のあとにレースのない週末を挟むことができた。その間、僕はあまり多くのことはせずにリラックスして自分自身の充電に努めた。3連戦は本当に忙しいのでリラックスできてよかったけど、当然のことながらトレーニングも欠かさずに行った。レースをこれだけ続けると自然にそれがトレーニングになっているけど、それをきちんと維持してシャープな状態でいるのは大切だし、エンジニアのためにも体重を増やさない必要がある! リラックスの方法は現在のコロナ禍の状態ではあまり選択肢が多くない。基本的には屋内にいるよう細心の注意を払いつつ、料理をしたりNetflixを見たりと割と普通なことをしていた。少しだけハイキングもして、心拍を上げるトレーニングにもなるので、そこで走ったりもしていた」

    「スパは昨年レッドブルのドライバーとしてデビューを飾った地だけど、この1年間は信じられないくらいのスピードで過ぎていった。1年が経ったとは思えない。昨年ここで得たものを今年トライできるので、今年のレースが待ち遠しい。昨年とはマシンが違うものの、それでも似ている部分はあるし、昨年感じたことを覚えているので、それに比べて今年僕たちになにができるのか楽しみにしている。今年はいくつかいいレースができているし、スパではオーバーテイクも可能なので、早くここでレースをしてみたい気持ちだ。昨年のレースにはいい思い出があるし、今年もいい仕事ができると思っている。何よりスパはいいサーキットで、F1カレンダーのなかでもベストなトラックの一つだと感じている」

    「昨年の今ごろ、僕はチームのことをなにも知らない状態でチームに合流した。もちろんチームにいい印象を与えたいのでいい仕事をしなければと思っていた。それまでトロロッソと6カ月だけF1のシーズンを過ごしただけだったので、チームにだれも知っている人はおらず、ビッグチームで仕事をするのも初めての経験だった。今は全員を知っていますし、チームにも溶け込めている。僕らは毎週進化をみせているし、そんな中ですべてが始まったサーキットに戻れることをうれしく思っている」

    「昨年のレースでは、チームからプレッシャーをかけられたわけではなかったけど、できる限りのことをしていい結果を残したいと思っていた。その時のことはとてもよく覚えている。今年については、予選モードに関する制約のスタートがスパからモンツァに変わったので、そのことがどう影響するかをみてみたいと思う。ここではストレートが占める割合が多いのでメルセデスが速いと思うし、簡単な週末になるとは思っていない。とはいえ、同じようなことを想定して臨んだシルバーストーンで僕たちはスピードをみせられたので、今週もどうなるか楽しみにしている。どのサーキットでもタイヤや温度に関してどのレベルであれば自分たちのアドバンテージになるのかを予測するのは難しいけど、それでもスパでのレースはいつも本当に楽しい。過去には僕たちはここであまりいい成績を残していないけど、いいサーキットですし、なにより今年はサプライズに満ちたシーズンなので、どのような状況になるか実際に走ってみて確かめたいと思う」

    関連:2020年 F1ベルギーGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • 「レッドブルF1はアルボンを精神的に支えることが重要」とハイドフェルド

    「レッドブルF1はアルボンを精神的に支えることが重要」とハイドフェルド

    レッドブル・ホンダF1は、苦戦を強いられているアレクサンダー・アルボンを引き続きサポートすることが“非常に重要”だと元F1ドライバーのニック・ハイドフェルドは主張。

    アレクサンダー・アルボンは、昨年中盤に成績不振のピエール・ガスリーに代わってレッドブル・ホンダF1に昇格して高い評価を得た。しかし、今シーズンは序盤からマックス・フェルスタッペンに匹敵することができず、プレッシャーは高まっている。

    だが、注目すべきは、過去にドライバーに対して非常に冷酷な評価をしてきたことの多いレッドブルが、アレクサンダー・アルボンに対してヘルムート・マルコ(モータースポーツアドバイザー)もクリスチャン・ホーナー(チーム)も公にサポートを表明していることだ。

    元F1ドライバーのニック・ハイドフェルドは、アレクサンダー・アルボンが“タイのレッドブルのオーナー一族から特別なサポートを受けていると言われている”と指摘する。

    「現時点で彼の自信ははひどく傷ついている」とニック・ハイドフェルドは Sky Deutschland に語った。

    「精神的なサポートは彼にとって非常に重要だ」

    また、ニック・ハイドフェルドは、ピエール・ガスリーがマックス・フェルスタッペンに匹敵することに苦戦したことも指摘する。

    「今はそれがアレクサンダー・アルボンにも起こっている」とニック・ハイドフェルドは語る。

    「彼はマシンに馴染めていない。もちろん、それはフェルスタッペンのために開発されたものであるという部分が大きい。それでも、非常に大きなタイムギャップを説明することは難しい」

    実際、ニック・ハイドフェルドは、もし、レッドブルがメルセデスともっと近ければ、チームがアレクサンダー・アルボンをそれほど頑固にサポートし続けるとは“想像できない”と語る。

    「そうなれば、アルボンが絡むことができていないことは、おそらくかなり決定的な不利益になるだろう。チームは重要な戦略的機会を失うだろうからね」とニック・ハイドフェルドは語る。

    ニック・ハイドフェルドは、メルセデスに匹敵することに苦しんでいるのは、レッドブルやホンダF1、ドライバーの問題よりも、メルセデスの実力によるところが大きいと考えている。

    「彼らは毎年イノベーションを思いつき、技術的に実現可能なものの限界を押し上げ続けている」とニック・ハイドフェルドは語る。

    「毎シーズン、彼らは新たにモチベーションを作り出し、彼らが明確なナンバー1であることを示しています。彼らは過ちから学んでいる。それらが彼らの大きな強みだ」

  • レッドブルF1 特集:誰にも干渉されないドライバーの“聖域”

    レッドブルF1 特集:誰にも干渉されないドライバーの“聖域”

    レッドブル・ホンダ RB16のコックピットを降りてメディア対応やチームとのデブリーフィングを済ませたアレクサンダー・アルボンとマックス・フェルスタッペンが過ごす場所、それがドライバーズルームだ。知られざるドライバーの聖域に迫る。

    F1のTV中継では、パドックやガレージ裏側の風景がよく映されるが、パドックの人混みをかき分けて走ったり、キックスクーターに乗ったりしているドライバーたちが映り込む時がある。彼らは一体どこへ向かっているのだろうと不思議に思ったことはないだろうか?

    彼らが向かっているのは、おそらく各自専用のドライバーズルームだ。ドライバーズルームはF1の喧騒の中で平穏が得られるプライベートな空間だが、この “聖域” はどこに位置し、その内部はどうなっているのだろうか?

    アレクサンダー・アルボンは、アストンマーティン・レッドブル・レーシングのドライバーズルームは「F1で一番クール」としている。ドライバーズルームは彼らが各セッション後にリラックスしたり、緊張をほぐしたりするための空間だ。

    ドライバーズルームの設置場所
    ヨーロッパラウンドでは、ドライバーズルームはレッドブルF1エナジーステーション(F1 Holzhaus)に併設されるが、自宅さながらに寛げるように究極のプライバシーが保たれている。

    エナジーステーション内のマックス・フェルスタッペンとアレクサンダー・アルボンのドライバーズルームは究極のプライバシーが確保できる専用空間で、ひとりきりの時間を過ごせるように一般の目には触れないようになっている。

    ドライバー両名の部屋は隣合わせだが、プライベートは確保されている。チームクルーが問い合わせできるようにドアを開けたままにしておくか、誰にも干渉されないようにドアを閉じておくかはドライバーの自由だ。また、ドライバーズルームはドライバーが家族と水入らずの時間を過ごしたり、レース以外の話題について話したりできる空間でもある。

    フライアウェイレースでは完全に異なる設営方法になるため、ドライバーズルームはパドック内の仮設チームホスピタリティの一部として設営される。それでも、ドライバーたちにとって我が家のように寛げる空間であることに変わりはない。フライアウェイレースのドライバーズルームはパーテーションで区切られるが、マッサージテーブルやレーシングスーツ用ハンガーレールを配置したり、ギアを置いたりするスペースは十分にある。フライアウェイのドライバーたちはこのドライバーズルーム以外では、チームホスピタリティエリアなどを使ってF1パドックの喧噪から解放されている。

    フライアウェイレースのドライバーズルームはヨーロッパラウンドほど豪華ではないが、サーキットでの4日間における唯一の専用空間であることに変わりはない。

    パドックを一望できるモダンな空間
    ドライバーズルームは様々なアイテムで構成されており、レーシングスーツ(1レースにつき6着用意される)、ヘルメット、ドリンクボトル、小型デスク、トレーナーが施術できるマッサージテーブルなどが含まれる。ヨーロッパラウンドではさらにソファ、TV、シャワー、レッドブル・エナジードリンク用クーラーも置かれる。

    また、ドライバーが自分でギアやアイテムを持ち込む時もある。アレクサンダー・アルボンは愛用のヘッドフォンや空間を心地よい香りにするディフューザーなどを持ち込んでいる。

    「僕は香りにとても敏感だから、周囲を良い香りにしておきたいんだ。僕とトレーナーがドライバーズルームの中にずっといると、良い香りにはならないからね」

    アレクサンダー・アルボンのドライバーズルームには日焼け止めクリームも常備されている。アレクサンダー・アルボンは冗談めかして次のように語る。

    「これは僕のトレーナー用だよ。彼はアイルランド人だから日焼け止めが必要なんだ。すぐロブスターみたいに真っ赤になっちゃうからね」

    多目的な空間
    ドライバーズルームはドライバーのプライベートな空間だ。世界を転戦する生活を送っているマックス・フェルスタッペンとアレクサンダー・アルボンにとって自室と呼べるこのような空間は有り難い。ドライバーズルームはドライバーたちがリラックスしたり、次のセッションに向けて集中したりするために使われている。レースウィークエンドで対応しなければならないメディアやその他の邪魔から離れて閉じこもることができるのだ。

    「1日のほとんどをドライバーズルームで過ごしているよ。1日で最長4時間を過ごしている。F1 Holzhausでは、パフォーマンス、マシンのセットアップ、ドライビングに関連するその他部分についてエンジニアリングチームと仕事をしている。そのあとでドライバーズルームに戻り、自分のドライビングや次のセッションに向けて変えたい部分について考える。この空間で集中を高めたり、自分のことだけを考えたりできるのは有り難いね」

    その他の使い方
    サーキットでの4日間を通じて、ドライバーズルームはここまで紹介してきた以外の用途でも使用されている。
    マックス・フェルスタッペンとアレクサンダー・アルボンは多くのファンを抱えているため、彼らのための記念品やグッズにサインをする必要がある。そのため、レースウィークエンドでは、サインを入れるキャップやその他のアイテムが詰め込まれた箱がドライバーズルームに届けられる。

    また、ドライバーがセッションの合間にひとりになって集中を高めたい時は、トレーナーがドライバーズルームへ食事を運んでいる。

    突き詰めて言えば、ドライバーズルームは、自分たちの好きなように使うことができるドライバーの専用空間なのだ。

    唯一の同居人?
    ドライバーと同じくらい長い時間をドライバーズルームで過ごしている他の唯一の人物が、彼らの専属トレーナーだ。ドライバーにマッサージを施したり、リラックスや緊張を解く手助けをしたりしている彼らは、最高のコンディションで次のセッションを迎えられるようにドライバーの睡眠・食事・水分補給・準備のタイミングも管理している。

    また、トレーナーはドライバーがF1やレース以外のトピックについて話したい時の相手にもなる。トレーナーはドライバーの感情を掴み取り、ドライバーが気分を紛らわせたり、集中を取り戻したりするのを助けている。

    アレクサンダー・アルボンのリクエスト
    アレクサンダー・アルボンは「このような空間が持てているのはとてもラッキーだ」と語っているが、ドライバーズルームをさらに快適な空間にするためのアイディアをいくつか持っている。

    「ジャグジーやレトロなゲーム機、それかプロジェクターを追加したいね!」

  • レッドブルF1上層部 「アルボンのスペインGPの結果はエンジニアの責任」

    レッドブルF1上層部 「アルボンのスペインGPの結果はエンジニアの責任」

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、アレクサンダー・アルボンがF1スペインGPで残念な8位フィニッシュとなったのはレースエンジニアの責任だと語った。

    アレクサンダー・アルボンは、1回目のピットストップで誰も避けていたハードタイヤを装着。そのタイヤ戦略は成功とはほど遠く、最終的にスターティンググリッドよりも2つポジションを下げてフィニッシュすることになった。

    だが、早期に後方からの追い上げを強いられてアレクサンダー・アルボンは、その後、ミディアムとソフトでオーバーテイクを連発してポジションを上げている。

    昨年中盤に当時のトロロッソからレッドブルに昇格したアレクサンダー・アルボンだが、序盤戦の結果でそのシートが脅かされていると考えられている。2019年の最後の3か月は有望だったが、その進歩は横ばいとなっており、チームメイトのマックス・フェルスタッペンのペースに匹敵することができていない。

    ヘルムート・マルコは、F1スペインGPでのアレクサンダー・アルボンは“最悪のレース”だと説明したが、アルボン自身を責めることは拒否した。

    アレクサンダー・アルボンは、F1イギリスGP前にレースエンジニアを交代。マイク・ラッグに代わってサイモン・レニーが担当している。

    アレクサンダー・アルボンのレッドブルのシートは危険に晒されているかと質問されたヘルムート・マルコは「バルセロナでのパフォーマンスは、戦略を含め、彼のレースエンジニアの頭の中にある」と SpeedWeek にコメント。

    「アレックスは愚かに映ったが、彼のせいではなかった。彼の最悪のレースだったが、彼がパフォーマンスを発揮し続けている限り、そのような議論からは外れている」

    また、ヘルムート・マルコは、アルファタウリでチームメイトのピエール・ガスリーに負けているダニール・クビアトもシート喪失の危機になるとの見方を否定した。

    一部報道では、ゲルハルト・ベルガーの甥にあたるルーカス・アウアーがダニール・クビアトの公認候補だという噂さえある。現在、アウアーはDTMに参戦している。

    「確かにダニールは期待どおりのパフォーマンスを発揮していない」とヘルムト・マルコは語った。

    「しかし、我々はまだハーフタイムの直前です。アウアーは私のリストに載っていない」

    「F2の(角田)裕毅とF3の(リアム)ローソンは、現在スーパーライセンスの資格があるポジションにいる。しかし、クビアトを交代することは考えていない」

    アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表フランツ・トストは、今シーズン、F2で3回の表彰台フィニッシュを達成している角田裕毅は“遅かれ早かれ”チームに所属することになると語っている。

  • レッドブルF1代表 「フェルスタッペンの隣はF1で最も厳しいシート」

    レッドブルF1代表 「フェルスタッペンの隣はF1で最も厳しいシート」

    レッドブル・ホンダF1のチーム代表クリスチャン・ホーナーは、アレクサンダー・アルボン、そして、メルセデスのバルテリ・ボッタスに同情している。

    二人はこの世代でも最高のドライバーの2つのチームメイトであり、1人は7回目のF1ワールドチャンピオンを目指し、もう1人は未来のF1を背負うチャンピオイインになると期待されている。

    バルテリ・ボッタスは、2017年以来メルセデスF1でルイス・ハミルトンのチームメイトを務めているが、事実上、理想的なウイングマンとして扱われている。時にハミルトンに挑戦することもあるが、通常は2番手を演じている。

    レッドブル・ホンダでは、マックス・フェルスタッペンが紛れもなくチームのナンバー1であり、隣のガレージは影に覆われることになる。とは言え、アレクサンダー・アルボンは2019年にトロロッソ・ホンダでF1デビューシーズンで印象的なパフォーマンスを見せ、成績不振のピエール・ガスリーに代わってトップチームのシートを手に入れている。

    アレクサンダー・アルボンはレッドブル・ホンダでの初シーズンで急激な学習曲線を示し、レースでは印象的な走りを見せたものの、純粋なマフォーマンスではマックス・フェルスタッペンに匹敵することはできなかったが、フルシーズンとなる今年は高い期待がかけられていた。

    しかし、今シーズンは予選ペース不足が堅調に表れ、6戦すべてでマックス・フェルスタッペンにほぼ0.5秒の差をつけられて敗れている。また、フェルスタッペンが5つの表彰台を獲得してランキング2位に位置しているのに対し、アルボンはまだ表彰台に手が届いておらず、ランキング6位に沈んでいる。

    レッドブルは、冷酷なドライバー育成プログラムで知られており、早くもアルボンの降格が囁かれ始めている。

    レッドブル・ホンダF1のクリスチャン・ホーナーは、バルテリ・ボッタスとアレクサンダー・アルボンの状況を比較する。

    「二人とも羨ましがられるシートに座っているが、バルテリはアレックスよりも多くの経験を持ってい」とクリスチャン・ホーナーは F1 Nation podcast に語った。

    「現時点のF1で最も好調なドライバーであるマックスと対峙することはどのドライバーにとっても難しいだろう。アレックスはまだ非常に若く、経験が浅い。彼は2シーズン目にわずか6戦しか戦っていないし、我々は彼にポテンシャルを見ている」

    F1チームは二人のドライバーを比較するデータに精通しており、レッドブル・ホンダはアレクサンダー・アルボンの弱点がどこにあるかをよく理解している。

    「日曜日の彼のレースクラフトは非常に強く、彼にとってすべてがまとまるのは時間の問題だと思う」とクリスチャン・ホーナーは続ける。

    「だが、マックスとルイスのチームメイトになるのは、おそらくF1で最も厳しいシートの2つだと思う」

    クリスチャン・ホーナーは、マックス・フェルスタッペンの優れた点を以下のように評価する。

    「今年、すべてのグランプリの走りにおいて、彼は信じられないほど高いレベルで提供している」とクリスチャン・ホーナーは称賛する。

    「彼の一貫性はまさにそこにあり、彼がレースでいかにコントロールできているかだと私は思う。彼がマシンの中でどれほどリラックスしているか、どれだけの能力を持っているかは本当に印象的だ」

    マックス・フェルスタッペンとアレクサンダー・アルボンの差は歴然としたものになっているが、クリスチャン・ホーナーは、アルボンへの信頼を保っている。

    「彼はレースクラフトでチーム全体に感銘を与えており、今シーズンを通して信じられないほどうまくレースしている」

    「我々のマシンは、現時点ではワンラップを走行するのが少し難しいし、特定のエリアでは少し危なっかしいところがある。マックスはそれでも運転することに自信を持っているが、アレックスはもう少し落ち着いたマシンを必要としている」

    「それはマシンを改良することで実現すると思う。うまくいけば、アレックスの土曜日のパフォーマンスは向上するだろう。彼は経験と勘によりも、非常に深く考えるドライバーであり、マシンを理解しようとしている。マックスはその点ではるかに堅牢だが、彼はマシンが何をしているかに非常に敏感です」

    「アレックスに関しては、シートに座り、より快適に感じることが重要・・・F1では考えすぎてしまうことがある。彼に必要なのは経験だけだ。時間が経てば、それはやってくると思う」

  • レッドブルF1代表、不振のアルボンを擁護 「全幅の信頼を寄せている」

    レッドブルF1代表、不振のアルボンを擁護 「全幅の信頼を寄せている」

    レッドブル・ホンダF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、現在アレクサンダー・アルボンがパフォーマンス不振に混乱している可能性が高いことが認めるも、チームとして彼が向上できるように全力を尽くしていると主張する。

    今シーズン、アレクサンダー・アルボンは、チームメイトのマkックス・フェルスタッペンと比較して予選ペースが主な弱点となっている。それでも、先週末のF1スペインGPではQ3に進出し、今季ベストリザルトとなる6番グリッドを獲得した。

    しかし、マックス・フェルスタッペンがレースウィナーのルイス・ハミルトン(メルセデス)に次ぐ2位でフィニッシュした一方で、アレクサンダー・アルボンは8位と振るわなかった。その結果には、早めのピットストップで第2スティントでアルボンにハードタイヤを履かせるというレッドブルの奇妙な戦略も影響している。

    このタイヤ交換によって、アレクサンダー・アルボンは後半にミディアムタイヤに交換するまで混戦のミッドフィールドに巻き込まれることになった。

    クリスチャン・ホーナーは、この戦略が部分的にアレクサンダー・アルボンの妨げになったことを認めるが、それよりもRB16の微妙のバランスの方が大きな要因だったと主張する。

    「問題は、アレックスが走行中に良いバランスを得られていないことだ」とクリスチャン・ホーナーは語る。

    「3つのすべてのタイヤコンパウンドでバランスが十分でなかったことで、彼は信じられないほど早くにタイヤを使い果たしてしまった。レースのかなりの部分を汚れた空気のなかで走行していたことでタイヤを消耗させてしまった」

    「我々はスティントを長くすることができなかった。ハード、ソフト、ミディアムのどれも長持ちさせることがでなかった。彼はタイヤ自体の問題にとても苛立っていた」

    アレクサンダー・アルボンは、F1スペインGPの結果によって、ドライバーズ選手権でマックス・フェルスタッペンに55ポイント差をつけられることになったが、クリスチャン・ホーナーは、レッドブル・ホンダとしてアルボンがマックス・フェルスタッペンのパフォーマンスレベルにより近づけるように全力を尽くしていると主張する。

    「シミュレーターで2台のマシンの間のドライビング特性やスタイルを調査している。なぜマックスの方がマシンからより多くのパフォーマンスを引き出せているのなどね」

    「我々は彼のガレージのエンジニアリング面を強化しており、アレックスには全幅の信頼を寄せている。シルバーストンで実証したように、彼は非常に速いレーシングドライバーになる能力を持っている」

    「現時点では、彼に関してすべてのことが理解可能なわけではない。我々はそれを乗り越えるために彼を手助けをしなければならない」

    「現在のところ、マシンの運転は困難だが、時間をかけていくつかのことを改善させれば、彼がこの状況を乗り越える助けになるだろう」