マルコ・ベッツェッキ MotoGPサンマリノGPでコースレコード更新のポール

マルコ・ベッツェッキ MotoGPサンマリノGPでコースレコード更新のポール

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2026年MotoGP第14戦サンマリノGPの予選が9月12日(土)、ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで行われ、アプリリアのマルコ・ベッツェッキが1分29秒982のコースレコードを樹立してポールポジションを獲得した。

ベッツェッキはミサノで史上初となる1分29秒台に突入。ドゥカティのマルク・マルケスを0.198秒差で退け、2戦連続となるポールポジションを手にした。3番手にはQ1から勝ち上がったグレシーニのフェルミン・アルデグエルが入り、フロントロウを確保した。

ベッツェッキが史上初の1分29秒台
金曜日からベッツェッキとマルク・マルケスによる一騎打ちが予想されていたが、Q2で最初に強烈なタイムを叩き出したのはベッツェッキだった。

序盤はアレックス・マルケスが1分30秒733でトップに立ったものの、その直後のアタックで転倒。一方、マルク・マルケスも高速のクルボーネを通過した際に激しいハンドルの振れに見舞われ、最初のフライングラップを断念した。

マルク・マルケスは続くアタックで1分30秒504を記録してトップに浮上したが、その直後にベッツェッキが圧巻のラップを披露した。

第3セクターまでにライバル勢へ約0.6秒のリードを築くと、そのまま1分29秒982でフィニッシュ。フランチェスコ・バニャイアが2024年に記録した従来のベストラップ1分30秒031を更新し、ミサノで初めて1分30秒の壁を破った。

マルク・マルケスは最後のアタックで2番手
ベッツェッキ自身もその後はタイムを更新できなかったが、ライバルも1分29秒台には届かなかった。

マルク・マルケスは2回目のランでも序盤にミスを犯したものの、最後のアタックで1分30秒180まで短縮。ベッツェッキとの差を0.198秒まで縮め、2番グリッドを確保した。

Q1から進出したアルデグエルは終盤に1分30秒350をマークして3番手に浮上。ファビオ・ディ・ジャンアントニオを4番手へ押し下げ、グレシーニにフロントロウをもたらした。ディ・ジャンアントニオは終盤にターン4で転倒している。

マルティン5番手 マリーニがホンダ最上位6番手
ランキング首位のホルヘ・マルティンは、ベッツェッキから0.587秒差の5番手。ホンダ勢ではルカ・マリーニが0.627秒差の6番手につけ、2列目を確保した。

7番手はKTMのペドロ・アコスタ、8番手はVR46のフランコ・モルビデリ。序盤に転倒したアレックス・マルケスはセッション終盤にも再びクラッシュし、9番手に終わった。

Q1から勝ち上がったラウル・フェルナンデスが10番手。ヨハン・ザルコが11番手、テック3で代役参戦しているポル・エスパルガロが12番手となった。

なお、ザルコについてはベッツェッキの走行を妨害した可能性があるとして審議対象となっている。

バニャイアはQ1敗退 ミサノ自己ワースト14番手
Q1ではラウル・フェルナンデスとアルデグエルがQ2進出を獲得。ファビオ・クアルタラロは13番手となり、Q2進出を逃した。

さらに苦戦したのがドゥカティのフランチェスコ・バニャイアだった。リアのグリップに苦しみ、1分30秒916で14番手。セッション終了後には苛立ちを露わにタンクを叩く姿も見られた。

バニャイアにとって14番手はミサノでのMotoGP自己ワースト予選順位。ファクトリー・ドゥカティのライダーとして臨む最後の母国ミサノ戦で、厳しいグリッドからスプリントと決勝を迎えることになった。

2026年MotoGP サンマリノGP 予選結果

2026年MotoGP サンマリノGP 予選結果
1.マルコ・ベッツェッキ(アプリリア)-1分29秒982
2.マルク・マルケス(ドゥカティ)-+0.198秒
3.フェルミン・アルデグエル(グレシーニ・ドゥカティ)-+0.368秒
4.ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(VR46ドゥカティ)-+0.404秒
5.ホルヘ・マルティン(アプリリア)-+0.587秒
6.ルカ・マリーニ(ホンダ)-+0.627秒
7.ペドロ・アコスタ(KTM)-+0.658秒
8.フランコ・モルビデリ(VR46ドゥカティ)-+0.661秒
9.アレックス・マルケス(グレシーニ・ドゥカティ)-+0.714秒
10.ラウル・フェルナンデス(トラックハウス・アプリリア)-+0.871秒
11.ヨハン・ザルコ(LCRホンダ)-+0.905秒
12.ポル・エスパルガロ(テック3 KTM)-+1.198秒
13.ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)-1分30秒799
14.フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティ)-1分30秒916
15.ディオゴ・モレイラ(LCRホンダ)-1分30秒966
16.エネア・バスティアニーニ(テック3 KTM)-1分31秒113
17.ジョアン・ミル(ホンダ)-1分31秒149
18.ジャック・ミラー(プラマック・ヤマハ)-1分31秒413
19.ブラッド・ビンダー(KTM)-1分31秒552
20.アレックス・リンス(ヤマハ)-1分31秒593
21.トプラク・ラズガットリオグル(プラマック・ヤマハ)-1分32秒264

ベッツェッキは母国ミサノでレコードを塗り替える完璧な予選を披露し、マルク・マルケスとの直接対決を制した。0.198秒差の両者がフロントロウに並ぶなか、13周で争われるスプリントでもベッツェッキが速さを維持できるかが焦点となる。