元レーシングドライバーでF1解説者としても活動してきたダニカ・パトリックが、SNSに投稿した休暇中の写真をめぐって寄せられた体型への批判に反論した。
44歳のパトリックは現在、ヨーロッパ各地のビーチリゾートを巡る休暇を楽しんでいる。そのなかで黄色のビキニ姿でビーチに立つ写真をSNSに投稿したところ、「ハンバーガーを食べた方がいい」といった体型を揶揄するコメントや、痩せすぎではないかと心配する声が相次いだ。
「もっと食べろ」の声に食事内容を公開
パトリックはこうした反応を受け、24時間で消えるストーリーズ機能を使って自身の食事を公開。批判に対して皮肉を交えながら反論した。
「前回の投稿を見て、たくさんの人からもっと食べろと言われたから、私が食べているものをもっと見せてあげる」
「これはランチ。朝食は卵3個と卵白2個、それに自家製サワードウの大きなスライスをバターとブルーベリージャムで食べた」
さらに、パドルボードを漕ぐ姿を投稿し、自身の身体づくりについて説明した。
「本気でウエイトトレーニングをして、しっかりタンパク質を摂らなければ――卵2個だけとかじゃなくて――筋肉はつかない」
「そして筋肉が増えれば増えるほど、もっと食べられる!!!!! 以上」
パトリックは、細身に見える自身の体型が食事を制限した結果ではなく、ウエイトトレーニングと十分なタンパク質摂取によって維持しているものだと強調した形だ。
批判だけでなく擁護のコメントも
一方、パトリックの投稿に寄せられた反応は否定的なものばかりではなかった。
あるフォロワーは「その年齢でスリムで健康的な身体を維持している人を、どうして批判できるのか分からない」とコメント。身体を鍛え、健康を維持しようとする姿勢を支持する声も寄せられた。
パトリックは現役引退後、F1中継を含むモータースポーツの解説者として活動してきた。Sky Sports F1にも出演していたが、2025年シーズン限りで同局を離れ、2026年F1オーストラリアGPを前にSNSを通じて退任を明らかにしている。
インディカーで女性唯一の勝者
近年はF1のテレビ解説者として知られるパトリックだが、現役時代にはインディカーとNASCARで活躍した。
特にインディカーでは2008年のインディ・ジャパン300で優勝。インディカー・シリーズでレースに勝利した史上初、そして現在も唯一の女性ドライバーという記録を持つ。
インディカーで6年間戦った後はNASCARへ活動の場を移し、2012年から2018年まで参戦。デイトナ500では女性ドライバーとして初めてポールポジションを獲得するなど、米国モータースポーツ界を代表する女性ドライバーのひとりとなった。
現役を退いてからもモータースポーツ界で高い知名度を保つパトリック。今回のSNSでの反論では、外見だけを見て食生活を決めつける声に対し、自身がトレーニングと食事の両面から身体づくりに取り組んでいることを示した。
