カテゴリー: マックス・フェルスタッペン

  • マックス・フェルスタッペン、F1の“シューマッハ型ドライバー”としての評価

    マックス・フェルスタッペン、F1の“シューマッハ型ドライバー”としての評価

    F1ジャーナリストのジェームス・アレンは、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンを、7度のF1ワールドチャンピオンであるミハエル・シューマッハに重ね合わせた。

    アレンは元フェラーリ代表のロス・ブラウンがかつて語ったエピソードを引用し、フェルスタッペンの“勝てないレースでも勝つ”資質を称賛している。

    28歳のフェルスタッペンは、2025年シーズン後半に入り、タイトル争いを再び盛り上げている。モンツァとバクーで優勝し、シンガポールとザントフォールトで2位を獲得。中盤戦で苦戦したレッドブルだが、近戦ではマクラーレンに肉薄する速さを取り戻した。

    アレンはCameroon F1にこう語った。

    「ロス・ブラウンはかつてミハエル・シューマッハについて“彼は勝つべきレースを勝つだけでなく、勝てないはずのレースでも勝つ。それが偉大なドライバーの証だ”と言っていた。マックスにも同じことが言えるんじゃないか?」

    フェルスタッペンは現在、シューマッハに続いて史上2人目となる5年連続ドライバーズタイトルを目指しており、残り6戦と3スプリントを前に、首位オスカー・ピアストリとの差は63ポイントに縮まっている。

    ローラン・メキース「フェルスタッペンの感性がRB21の進化を導いた」
    レッドブル・レーシングのチーム代表ローラン・メキースは、フェルスタッペンがマシン開発に果たした大きな貢献を称えた。モータースポーツウィークの取材に対し、メキースは次のように語っている。

    「ミルトンキーンズでは全員がレース1から今に至るまで、クルマのポテンシャルを解き放つために懸命に働いてきた。ここ数週間の進歩は本当に素晴らしい。決して諦めなかった全員の努力の賜物だし、マックスの感性が我々に新しい方向を示してくれた。その結果、パフォーマンスを引き出す道が見つかった」

    さらに、アップグレードの進化についてこう付け加えた。

    「単一の“魔法の弾丸”なんてものはない。多くのアップデートを重ね、さまざまな方法を試してきた。それらが組み合わさって、今ではほとんどのサーキットで競争力を持つパッケージになった。シーズン初期のアップグレードを今と比べて“もしあの時こうしていれば”とは考えない。我々は過去ではなく未来を見ている」

    フェルスタッペンは、RB21の勢いを維持しながら、シーズン終盤で逆転タイトルを狙う。

    フェルスタッペンが“勝てないレースを勝つ”理由
    ジェームス・アレンの指摘は、フェルスタッペンが持つ真の強さを浮き彫りにしている。彼は単なるスピードドライバーではなく、戦略的状況判断とメカニカル感性でチームを導く存在だ。
    RB21の開発では、セットアップの方向性を見極め、タイヤマネジメントの改善や空力バランスの最適化にも関与した。メキースが「マックスの感性」と表現したのは、まさにこの技術的洞察力を指す。

    中盤戦の不振から短期間で復調した背景には、フェルスタッペン自身が“マシンを感じ取り、合わせていく”能力を持っていることが大きい。
    そして、その姿勢こそがロス・ブラウンがシューマッハに見いだした「勝てないレースを勝つ男」と同じ系譜にある。

    残り6戦+3スプリント。彼がこの逆境からタイトル5連覇を成し遂げれば、シューマッハと同列に語られる“F1史上屈指の完全支配者”という評価は、もはや揺るがないだろう。

    Source: sportskeeda.com

  • マックス・フェルスタッペン レッドブルF1新体制「メキースは誠実で信頼できる」

    マックス・フェルスタッペン レッドブルF1新体制「メキースは誠実で信頼できる」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は、長年チームを率いたクリスチャン・ホーナーの退任後、ローラン・メキースが新たに指揮を執るチーム体制について語り、その誠実なリーダーシップを称賛した。

    ホーナーの退任は、レッドブルでの20年間にわたる指導の幕引きとなった。彼はチームを率いてドライバーズタイトル8回、コンストラクターズタイトル6回を獲得。フェルスタッペンにとっても、4連覇を成し遂げた黄金期はホーナー体制のもとで築かれたものだった。

    しかし、2024年シーズンにはチームの競争力が低下し、マクラーレンやフェラーリ、メルセデスに後れを取る場面も増加。2025年シーズン中盤にはホーナーが正式に解任され、レーシングブルズで指揮を執っていたローラン・メキースがチーム代表に就任した。

    フェルスタッペンは、新たなリーダーの下での雰囲気を前向きに捉えている。

    「これまでのところ、すごくうまくいっている」とフェルスタッペンは英Channel 4に語った。

    「チームに加わったばかりでマシン全体を作り直すことはできないけど、ローランは自分のやっていることについて常に誠実だ。そこが僕は好きなんだ。彼は“みんなの一員”という感じで、僕たちはとても良い関係を築けている」

    一方で、フェルスタッペンはホーナー時代を振り返り、強い感謝の気持ちも示した。

    「クリスチャンのもとで僕たちは本当に多くの素晴らしい成果を挙げた」と彼は続けた。

    「特に2021年のタイトルを獲得したときのあの感情、チーム全体が一体となったあの瞬間は一生忘れられない。あの年を通して得た経験は特別だった」

    「今のチームは違う戦略を取っているけど、ローランと一緒に仕事をするのを楽しんでいるし、これからの数年が本当に楽しみなんだ」

    マックス・フェルスタッペン レッドブル・レーシング

    変わらないフェルスタッペンの姿勢
    2025年前半は苦戦を強いられたフェルスタッペンだが、夏休み明け以降はモンツァとバクーで連勝し、シンガポールでも2位を獲得。再びチャンピオン争いの中心に戻ってきた。

    それでも彼は、外部からの期待やプレッシャーに左右されることはないと強調する。

    「僕自身が一番の批評家なんだ。だから他人が何を期待しようと関係ない」とフェルスタッペンは語った。

    彼はマクラーレン勢を追う“挑戦者”の立場にあるが、メンタリティはこれまでと変わらないという。

    「追われる側でも、追う側でも、僕の考え方はまったく同じだ」とフェルスタッペンは言う。

    「レースはシンプルなものだ。スロットルペダル、ブレーキペダル、ステアリングホイール──それが僕のやるべきこと。モノゴトを複雑に考えすぎる人が多いけど、僕はできるだけシンプルに保つようにしている」

    メキース体制の成熟が鍵となる後半戦
    レッドブルは2025年後半戦で再び上位に食い込む兆しを見せており、フェルスタッペンの安定した走りとメキースの冷静なリーダーシップが融合しつつある。
    メキースはチーム全体の戦略を再構築し、“人のつながり”を重視するアプローチを取っているとされる。ホーナー時代のカリスマ的統率から、より組織的で協調的な運営へと移行する過程にあるのだ。

    フェルスタッペンにとって、それは単なる変化ではなく、進化の一歩でもある。残り6戦、彼とレッドブルが再び王座争いを盛り上げることができるかに注目が集まる。

    Source: motorsportweek.com

  • フェルスタッペン F1シンガポールGPで激昂「今すぐ角田裕毅をどかせろ!」

    フェルスタッペン F1シンガポールGPで激昂「今すぐ角田裕毅をどかせろ!」

    マックス・フェルスタッペンはF1シンガポールGPで2位フィニッシュを果たしたものの、終盤にはチームメイトの角田裕毅に対して苛立ちをあらわにした。残り8周、ランド・ノリスとの激しい2位争いの最中、周回遅れとなっていた角田裕毅に対し「今すぐどかせろ!」と無線で叫ぶ場面があった。

    夏休み明け4戦連続でトップ2を維持するフェルスタッペンとは対照的に、角田裕毅は12位に終わり、レッドブル加入後6度目の周回遅れを喫した。チーム内の明暗が再び際立つ週末となった。

    マックス・フェルスタッペンは日曜のF1シンガポールGPで2位に入り、夏休み以降の好調を維持した。一方、チームメイトの角田裕毅は12位でフィニッシュした。

    フェルスタッペンはサマーブレイク以降の4戦すべてでトップ2に入り、合計86ポイントを獲得している。一方の角田裕毅の得点は10ポイントにとどまる。

    16戦をともに戦った両者のポイント差は、フェルスタッペン237対角田裕毅17と、驚くほどの開きがついている。角田裕毅がQ3に進出したのはこの間わずか6回であるのに対し、世界王者は100%の進出率を維持している。

    角田裕毅はレッドブル加入後、6度も周回遅れを経験している。

    レース終盤、フェルスタッペンは角田裕毅を周回遅れにした。これがレッドブル加入後6度目の青旗提示だった。

    フェルスタッペン「角田をどかせてくれ」
    残り8周ほどの時点でフェルスタッペンはランド・ノリスとの激しい2位争いを繰り広げていた。ノリスはタイヤの状態で優位に立っており、フェルスタッペンには大きなプレッシャーがかかっていた。

    この状況でフェルスタッペンは無線で「角田をどかせてくれ」とチームに訴えた。マリーナベイ市街地ではオーバーテイクが難しいため、前方のトラフィックが数少ないチャンスを左右する要因のひとつだった。

    角田裕毅は青旗を無視したわけではなかったが、フェルスタッペンは明らかに乱気流の影響を受けていると感じていた。角田裕毅は減速する際、ノリスをブロックしないよう両者を同時に先行させたが、その際フェルスタッペンには一瞬DRSの恩恵を与えていた。

    その時のジャンピエロ・ランビアーゼ(レースエンジニア)との無線のやり取りは次の通り。

    ランビアーゼ:「前方はユウキ」
    フェルスタッペン:「ノリスとのギャップは?聞こえてる?」
    フェルスタッペン:「ユウキをどかせてくれ、今すぐ!」
    ランビアーゼ:「検討中だ、マックス」

    マックス・フェルスタッペンと角田裕毅(レッドブル・レーシング)

    ランド・ノリスの“異例の見解”:「角田はフェルスタッペンに悪影響を与えている」
    ドイツのジャーナリストによると、角田裕毅はシンガポールでの不振を受け、2026年のF1グリッドに残らない可能性が高いという。

    報道では、レッドブルはアメリカ/メキシコのダブルヘッダー期間(10月18〜20日)中に来季のドライバーラインナップを決定するとされており、今回のシンガポールは角田裕毅にとって数少ないアピールの機会だった。

    角田裕毅は現在、昇格が確実視されるアイザック・ハジャーの影響で、レッドブルではなくレーシングブルズのシートを争っているとみられており、キャリアとしては後退を意味する。

    一方ノリスは、「角田はフェルスタッペンのレベルを引き上げる刺激になっていない」と語った。つまり、フェルスタッペンはチームメイトにポイントを脅かされる心配がなく、その点でタイトル争い中の自分とオスカー・ピアストリの関係とは対照的だという。

    Source: F1 Oversteer

  • マックス・フェルスタッペン F1王座防衛の望み薄「今日勝つ必要があった」

    マックス・フェルスタッペン F1王座防衛の望み薄「今日勝つ必要があった」

    マックス・フェルスタッペンのF1ワールドチャンピオン防衛へのわずかな望みは、シンガポールのナイトレースの下でついに尽きたかもしれない。

    レッドブルで2位を獲得する好走を見せたものの、オランダ人ドライバーはこの結果がタイトル争いをつなぎとめるには十分でなかったと認めた。

    モンツァとバクーでの連勝を経てマリーナベイ入りしたフェルスタッペンは、シーズン終盤にかけての逆襲を期待されていた。レッドブルのマシンRB21はかつて弱点とされたサーキットでも速さを取り戻し、チームは再び上昇基調にあった。

    しかし、シンガポールでは現実に引き戻された。ジョージ・ラッセルとメルセデスが完璧な勝利を収める中、フェルスタッペンはマクラーレン勢2台の前で2位に入るのが精一杯で、ドライバーズランキングに影響を与えるには遠く及ばなかった。

    タイトル争いの可能性について問われると、フェルスタッペンの答えは率直だった。

    「そのためには勝たないといけない。支配的でなければならない」と彼は語った。

    「僕たちはそれができていない。少なくともこの週末はね。だから十分に追いつけていない。今日勝つ必要があったけど、そうはならなかったんだ」

    その現実的な口調は、タイトル争いの厳しい数字を反映していた。残り6戦で、オスカー・ピアストリとの差は63ポイントに広がっている。

    マックス・フェルスタッペン レッドブル・レーシング

    序盤で失ったポイントがあまりに多かった
    それでもフェルスタッペンは敗北に沈むことはなかった。むしろ、自身のパフォーマンスとレッドブルの競争力回復を冷静に受け止めていた。

    「そういうものだよ。シーズン序盤であまりにも多くのポイントを失った。それは明らかだ。でも僕たちは1戦ごとにベストを尽くすしかない」と彼は続けた。

    「できる限りのことはやった。このトラックはまだ僕たちの得意な場所じゃないと思う。マシンにとってもね。でもそれでも2位というのは素晴らしい結果だと思う」

    フェルスタッペンのこの冷静さは、彼のF1キャリアを通じて変わらない信条の一部だ。タイトルが指の間からすり抜けていくように見えても、彼はF1の世界で運命がどれほど急に変わるかを誰よりもよく知っている。

    そして、レッドブルが再び調子を取り戻しつつある今、たとえタイトル争いが遠のいても、彼にとって戦う理由はまだある。誇りのために、勝利のために、そして最後のチェッカーフラッグが振られるその瞬間まで、自分が決して諦めないドライバーであることを再び証明するために。

  • マックス・フェルスタッペン 「2位が現実的に手にできる最高の結果だった」

    マックス・フェルスタッペン 「2位が現実的に手にできる最高の結果だった」

    マックス・フェルスタッペンは、日曜夜のシンガポールGPで2位に入った後、「かなり苦労した」と明かし、レッドブルRB21での走りに複雑な感情を抱いたと語った。

    レッドブルは今回、ローダウンフォース仕様で連勝を飾ったモンツァとバクーの後、高ダウンフォース仕様のマリーナベイ市街地サーキットでその進歩を確認する狙いだった。

    フェルスタッペンは予選2位、決勝でも2位を維持して好調を続けたが、現世界王者にとってコックピット内では思いのほか苦しいレースとなった。

    フェルスタッペンはレース中、特にシフトの問題を訴え、ロックアップしてターン14の壁に接触しそうになった際には「運転できない」とまで無線で嘆いていた。それでもなんとか生き残り、ジョージ・ラッセル(メルセデス)とランド・ノリス(マクラーレン)の間でチェッカーを受けた。

    「正直言って、もう少し楽なレースを期待していた」とフェルスタッペンは振り返った。「何らかの理由で、今日はダウンシフトとアップシフトの両方でかなり苦しんだ。それがブレーキング中にすごく押し出されるような感覚を与えていて、市街地サーキットでは絶対に避けたいことなんだ」

    「残念ながら、マシンは自分が望んでいた状態ではなかった。週末を通していくつかのセットアップ上の決断をしたけど、その点について学ぶことがあると思う」

    「プラクティスでロングランをきちんとできなかったのも助けにならなかった。でも、なぜレースでうまくいかなかったのかは謎ではない。しっかり分析する必要があるだけだ」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング) F1シンガポールGP

    それでもフェルスタッペンは次のように続けた。「仮にバランスが完璧だったとしても、2位が現実的に手にできる最高の結果だったと思う。ここでは抜けないからね。見ての通り、1時間以上もランドを後ろに従えていたけど、彼の方が明らかに速かった。それでも抜けなかったんだ」

    「スタートではソフトタイヤを選んで違う戦略を取った。グリッドの左側がとても汚れていることは週末の間に計測していたから、リスクを取る必要があった。僕にとって最初のスティントは、できるだけ長く持たせることがすべてだった」

    週末を通してマクラーレン勢よりも上位で終えたことをどう受け止めるか問われると、フェルスタッペンは慎重な姿勢を崩さなかった。

    「もっと競争力はあったけど、依然として得意なレイアウトではないと思う」とフェルスタッペンは語った。「ただ、他のサーキットではもっと僕たちに合う場所もあるかもしれない。だからレースごとに見ていくしかない」

    今回の結果により、フェルスタッペンはドライバーズ選手権でさらに差を詰め、ランド・ノリスとの差を41点、首位オスカー・ピアストリとの差を63点に縮めた。

  • マックス・フェルスタッペン 「ノリスのせいでダウンフォースを失った」

    マックス・フェルスタッペン 「ノリスのせいでダウンフォースを失った」

    マックス・フェルスタッペンは、シンガポールGPの土曜予選で2番手に終わった後、複雑な心境を語った。最後のアタックで前方のトラフィックに遭遇し、ポールポジション獲得のチャンスを逃したと感じている。

    レッドブルのフェルスタッペンは、マリーナベイ・ストリート・サーキットでのQ3終盤、メルセデスのジョージ・ラッセルの好タイムを上回ろうとプッシュしていたが、最終セクターでランド・ノリス(マクラーレン)の背後に迫ってしまった。

    最終的にラッセルから0.182秒差の2番手で終えたフェルスタッペンは、過去数年にわたり苦戦してきたこのサーキットでレッドブルが競争力を示したことを評価しつつも、「もし完全にクリアなラップがあれば」という思いを拭えなかった。

    予選直後、無線で苛立ちをあらわにしていたフェルスタッペンはインタビューでこう語った。

    「前を2秒差でクルージングしているマシンがいると、こういうことが起きるんだ」

    さらに詳しく説明しながら続けた。

    「誰もがクリーンエアを探して走っているけど、もちろん何人かは途中でラップを諦めることもある。僕がターン16に到着したとき、前に2〜3秒差でクルマがいた。それじゃ駄目なんだ。そうなるとダウンフォースを失う。それが全てだ」

    「それで少なくともポールを狙うチャンスを失った。すごく接戦になったと思うけど、ジョージは最初のラップが本当に強かった。いずれにしても彼を倒すのは簡単じゃなかったと思う。でもポテンシャルは確実にあった」

    マックス・フェルスタッペン F1シンガポールGP
    フェルスタッペンは、ポールを逃した悔しさをにじませながらも、モンツァやバクーのような低ダウンフォースとはまったく異なる条件でマシンが好調だったことに手応えを感じている。

    「すごく良いね。週末を通して全体的にすごく安定している。クルマの動きは本当に良くて、ここ2戦と同じように調子がいい。こういうハイダウンフォースのトラックで予選でもこれだけ競争力があるのは、とても有望だ」

    フェルスタッペンは、日曜の決勝でタイトル争いのライバルとの差を縮めるべく挑む。オスカー・ピアストリとランド・ノリスのマクラーレン勢は、それぞれ3番手と5番手からスタートする。

  • フェルスタッペン F1シンガポールGP初日「満足しているがまだ改善の余地」

    フェルスタッペン F1シンガポールGP初日「満足しているがまだ改善の余地」

    マックス・フェルスタッペンは、2025年F1シンガポールGP金曜走行後「かなり満足」と語りつつ、レッドブルが明日の上位争いに加わるには「もう少しペースが必要」と認めた。

    現世界王者のフェルスタッペンは、ここまで2戦連続で圧倒的な勝利を挙げ、残り7戦でマクラーレン勢オスカー・ピアストリとランド・ノリスに対するタイトル戦線への巻き返しを狙っている。

    フェルスタッペンは金曜の2回の1時間セッションをいずれも3番手で終え、いずれもトップから0.3秒以内の差に収まった。シンガポールは現行カレンダーで唯一、まだ勝利を挙げていない舞台だ。

    「悪くはなかった」とフェルスタッペンは金曜走行について聞かれ答えた。「FP1はなかなか良い形で始まったと思うし、いろいろなことに慣れていったけど、クルマの状態も悪くなかった。ここ2戦と同じように大きな問題はなかったし、FP2ではいくつか試したことがあって、その一部は良かった。だからもう少し最適化する必要がある。全体的に、そして概して、かなり満足しているけど、明日の前方争いをするには間違いなくもう少しペースが必要だ」

    フェルスタッペンは「完全にセットアップを大きく変える必要があるわけではない」と認め、週末を通じてのパフォーマンス向上は細かい調整次第だと説明した。

    「本当に小さな細部だ。フロントグリップ、リアグリップ、ラップを通してタイヤを生かすこと。ここではタイヤがすぐにオーバーヒートするから、そういう部分をもう少し良くして、うまくウィンドウに入れられれば、もっとプッシュできるようになるはずだ」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング) F1シンガポールGP

  • マックス・フェルスタッペン 2026年のGT3参戦はF1新レギュレーション次第

    マックス・フェルスタッペン 2026年のGT3参戦はF1新レギュレーション次第

    マックス・フェルスタッペンは、今年残りはGT3活動を休止するものの、来年のニュルブルクリンク24時間レースに出場する意欲を示した。ただし、それは2026年F1新レギュレーションの複雑さに大きく左右されると語った。

    フェルスタッペンは先週末、友人でGTレーサーのクリス・ルルハムとともにエミール・フレイ・レーシングのフェラーリ296 GT3をドライブし、ニュルブルクリンク耐久シリーズ(NLS)第9戦で優勝を飾った。

    残りのF1シーズンは過密で他の参戦機会も限られるため、今年のGT3参戦は一旦休止する予定だというが、来年はさらに多くの参戦を望んでいる。

    問題は2026年のF1規則だ。フェルスタッペンは、新車の複雑さによりドライバーが理解に時間を費やす必要が出てくると予想しており、比較的安定していたここ4年間とは異なると指摘する。

    そのため来年のスケジュールは直前に判断するとしつつも、ニュルブルクリンク24時間レースへの参戦を強く望んでいる。

    「すごく楽しかったよ。しばらく準備してきたんだ」とGT3勝利についてフェルスタッペンは語った。「ウェットでもドライでも走れて、経験をどんどん積めて、とてもいい2日間だった。もちろん勝つことができたのはボーナスだね。でも自分がより良いドライバーになれるかって? もう何年もシミュレーターでやってきたことだから、実際に走ってもあまり違いはないけど、役立たないことはないと思うよ」

    「(来年については)正直、多くのことに左右される。まずF1だ。来年の規則はすごく複雑になると思うし、未知の部分もある。おそらく今のように規則末期の単純さよりも、もっと慌ただしくなるだろう。さらにGT3チームのプログラムや、来年どのクルマで走るのかなど、まだ決まっていないことが多い。だからチームのドライバーたちの予定も含めて、前もってしっかり計画を立てるのは難しいんだ。僕たちは戻ってきたいと思っているけど、来年いくつのレースに出られるかはまだ分からない。でももし機会があって、僕がやりたいと感じ、F1の状況が許せば、もちろん出たいね」

    マックス・フェルスタッペン GT3

    フェルスタッペンは、仮に来年GT3で多くのレースに出られなくても、F1引退後にスポーツカーレースに十分挑戦できる機会があると強調した。

    F1が依然として最優先であるため、他のレースがカレンダーの都合で重なっても落胆することはないと語る。

    「F1は僕のメインの目標だし、レース数は多いけど、それが僕の契約だから、不満や失望はないよ」とフェルスタッペン。「ただ、これをずっと続けられるわけじゃないことも分かっている。だからGT3チームをしっかり運営して、稼働できるようにしておくことが大事なんだ。その状態なら、僕は簡単に飛び入り参加できる」

    「F1は24戦もあるから、他の素晴らしいレースを逃すこともある。でも僕はまだ若い。だからそういうレースは後でいくらでも取り戻せるんだ」

  • ENHYPEN、F1シンガポールGPを前にマックス・フェルスタッペンと対面

    ENHYPEN、F1シンガポールGPを前にマックス・フェルスタッペンと対面

    K-popグループENHYPENのメンバーたちは、シンガポールで開催されるF1シンガポールGPに先立ち、オラクル・レッドブル・レーシングのガレージを訪問し、マックス・フェルスタッペンと対面した。

    シンガポールでは今後3日間にわたり、2つの大きなイベントが開催される。ひとつはもちろん2025年F1シンガポールGPであり、エルトン・ジョン、G-DRAGON、フー・ファイターズ、スマッシング・パンプキンズといった大物アーティストの公演も予定されている。

    もうひとつは、K-popボーイズグループENHYPENのシンガポール・インドア・スタジアムでのコンサートだ。両イベントは10月3日から5日まで、まったく同じ日程で行われる。

    それにもかかわらず、ENHYPENのメンバーであるジェイ、ジェイク、ジョンウォン、ソンフンは、オラクル・レッドブル・レーシングのガレージツアーや、スーパースタードライバーのマックス・フェルスタッペンとの対面を果たすことができた。

    オラクル・レッドブル・レーシングのSNSに投稿された動画では、大のレーシングファンとして知られるジェイが、フェルスタッペンのGT3デビュー戦勝利を祝福する姿が映し出されている。

    「レースを見てたの?」と驚いた様子で尋ねるフェルスタッペンに、ジェイは「もちろん」と答えた。

    フェルスタッペンはENHYPENにユニフォームやキャップへサインをした後、「週末いっぱいシンガポールにいるの?」と質問。これに対し、ジェイクが彼らのスケジュールが重なっていることを明かした。

    「それは完璧だね!」とフェルスタッペンは応じた。

    ENHYPENの他のメンバーにはヒスン、ソヌ、ニキがいる。彼らはワールドツアー「Walk The Line」の一環としてシンガポール公演を行う。デビューから5年で、ENHYPENはBillboard 200のトップ10に5枚のアルバムを送り込み、直近では『Desire: Unleash』をリリースしている。

    一方、マックス・フェルスタッペンは、現在ランキング首位に立つオスカー・ピアストリとの差を縮めるべく、シンガポールGPに臨む。

  • マックス・フェルスタッペン F1シンガポールGPに慎重「競争力は未知数」

    マックス・フェルスタッペン F1シンガポールGPに慎重「競争力は未知数」

    モンツァとバクーでの連勝を経てシンガポールに乗り込むマックス・フェルスタッペンだが、勢いがある一方で自信は必ずしも十分ではない。直近の勝利により世界選手権争いに再び加わったものの、27歳の彼はシンガポール特有のタイトで曲がりくねったレイアウトに警戒心を示している。

    マリーナベイ・サーキットは、厳しいタイヤ摩耗とハイダウンフォースの要求で知られており、これまでレッドブルにとっては障害となってきた。

    フェルスタッペンもこれを認め、チームのRB21は通常ローダウンフォースで力を発揮してきたと語った。

    「ええ、つまり直近の2戦はローダウンフォースで低デグラデーションだった」と4度のワールドチャンピオンは言った。

    「ここはタイヤへの負担が大きく、ハイダウンフォースだ。正直、我々のマシンがハイダウンフォースのセットアップでベストかどうかは分からない。ローダウンフォースで走る方が効率的なんだ」

    「だから様子を見ないといけない。去年は2位だったけど、勝つにはかなり差があった。だから、もう少し競争力を持てるといいんだが」

    「正直言って、この週末が我々にどう作用するのか分からない。ただ待つしかないんだ」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル) F1 シンガポールGP

    マクラーレンの脅威を前にした慎重な楽観論
    フェルスタッペンはまた、今季レッドブルが苦戦したもう一つのハイダウンフォース・サーキット、ザントフォールトとの比較にも言及した。

    「そしてザントフォールトはハイダウンフォースで、ハイデグだった。ええ、あそこで我々は特に強くはなかった。だから同じようにならないことを願っている」と彼は認めた。

    「ただ、我々のマシンの走らせ方を考えると、少しは良くなると思う。でも、どれだけ良くなるのかは分からない」

    マクラーレンが依然として倒すべきチームであることは変わらず、前戦バクーでの不調にもかかわらず優位に立っている。フェルスタッペンの慎重な口調は、この週末の予測不能さを浮き彫りにしている。

    シンガポール初勝利、あるいは表彰台の可能性を否定してはいないが、オランダ人ドライバーはマリーナベイの蒸し暑いストリートでの厳しい戦いを覚悟している。

    今のところ、この選手権争いの当事者は手の内を隠し、どんな挑戦が待ち受けても対応できるよう備えている。