カテゴリー: マックス・フェルスタッペン

  • マックス・フェルスタッペン 「メルセデスとの差を受け入れなければならない」

    マックス・フェルスタッペン 「メルセデスとの差を受け入れなければならない」

    レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、F1イギリスGPの予選で3番グリッドを獲得。しかし、ポールポジションを獲得したルイス・ハミルトン(メルセデス)から1秒差をつけられた。

    マックス・フェルスタッペンは、シルバーストンでもメルセデスに最も近いドライバーだった。しかし、1発のスピードで調整するにはマシンは遅すぎた。3番グリッドは彼にできる精一杯の結果だったとフェルスタッペンは語る。

    「Q3の最後のラップ自体は本当に良かった。でも、予選の早い段階でメルセデスが速すぎることは明らかだった。過去3戦と同じようにね。僕たちはそれを受け入れて、自分たちにできることをやっていかなければならない」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「ハンガリーの後なので3番手は良いスターティングポジションだと思う。それについては満足していると思う。レースではメルセデスにもう少し近づけると思う。彼らと戦うつもりだとまではいわないけど、3番手スタートならば少なくとも戦うチャンスはあると思う」

    「予選はうまくいった。僕たちにできることをした。ギャップは大きいけど、ベストを尽したし、現時点ではそれが3番手だ。良いスタートを切って、マシンからすべてを引き出して、できるだけ多くのポイントを獲得したい」

    シルバーストンは、非常に風が強いオープンなトラックであり、特に空力に敏感なF1マシンには大きな影響を与える。

    「過去数年でこのような新しいマシンは風の影響をモロに受けるようになった。ウイングがかなりついているし、マシンの幅もとても広い。ここシルバーストンでは特にね」

    「例えば、昨日は低速コーナーでとてもトリッキーだったけど、今日は風向きが分かって、完全に異なるマシンになっていた。幸いにもいい方向に進んでくれたし、運転していてはるかに楽しかった」

    関連:F1イギリスGP 予選:ハミルトンPP獲得でメルセデスが1列目独占。3番手のフェルスタッペンとは1秒差

  • マックス・フェルスタッペン 「進歩はしているが低速コーナーで不十分」

    マックス・フェルスタッペン 「進歩はしているが低速コーナーで不十分」

    レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、シルバーストンでのRB16は開幕3戦と比較して進化はしているものの、特に低速コーナーでは不十分だと語る。

    レッドブル・ホンダF1は、開幕3戦での空力問題に対応するためにシルバーストンにいくつかの空力アップデートをもたらした。

    マシンの状態についてマックス・フェルスタッペンは「進歩しているけど、まだ僕が望んでいる方法ではない。特に遅いコーナーでは足りません」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「金曜日はとても暑く、風も理想的ではなかった。土曜日には気温が下がり風向も変化するため、状況は完全に変化する。これらのマシンは非常に風に敏感で、風の方向によって大きな違いが生まれる」

    「残りの週末で気温が高くなるか見てみたい。メルセデスは暑いとそれほど多くのパワーを使用できないため、少し遅い。どうなるか見てみよう」

  • マックス・フェルスタッペン 「改善を重ねた新しいパーツはいい方向に作用」

    マックス・フェルスタッペン 「改善を重ねた新しいパーツはいい方向に作用」

    レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、チームが改善を重ねた新しいマシンパーツはいい方向に作用しており“安心”していると語る。

    FP1は気温が34℃に達する中で行われたが、フェルスタッペンは1分27秒422と後続におよそ0.5秒差のトップタイムをマークする好スタートを切る。FP2はさらに気温が上がる中で行われた。

    マックス・フェルスタッペンは、新品ソフトタイヤでの走行でロマン・グロージャンにブロックされ、さらにアレクサンダー・アルボンのクラッシュによる赤旗中断もあり、思うようなアタックができず14番手でセッションを終えた。

    「FP2でアタックラップ中にブロックされてしまい、思うようなアタックができずに終わってしまった」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「しかし今日は悪くない初日になったと思う。改善を重ねた新しいマシンパーツをテストしましたが、いい方向に作用しているようなので安心している。もちろんまだ多くの改善点は残されているし、レースウイークの金曜日は他のチームが何をしているのかは分からない。マシンにいい手応えは感じているけど、引き続き改善に努めていく」

    「ロングランでも調子はよさそうだけど、このレースウイークにかけて天気が変動していきそうなので、どう状況が変わっていくかはまだ分からない。総合的にはポジティブな初日を迎えることができたと思う。明日、自分たちが本当にどのポジションにいるかが分かるだろう」

  • マックス・フェルスタッペン、14番手も「悪い1日ではなかった」

    マックス・フェルスタッペン、14番手も「悪い1日ではなかった」

    レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、F1イギリスGPのフリー走行を14番手で終えたが、“悪い1日ではなかった”と振り返る。

    フリー走行1回目にトップタイムを記録したマックス・フェルスタッペンは、フリー走行2回目にミディアムタイヤで走行を開始。セッションも中盤に差し掛かる頃、マックス・フェルスタッペンはソフトタイヤでクイックラップを開始したが、ロマン・グロージャンに妨げられて、ラップをキャンセルしなければならなかった。

    『僕は故意にあんなことはしない。あんなガキみたいなことはしない』と無線で怒鳴ったフェルスタッペン。

    さらに不運は続き、チームメイトのアレクサンダー・アルボンがターン15でクラッシュ。赤旗が出たことでまたもラップを完了することができなかった。

    その後、残り13分でユーズドのミディアムタイヤでロングランで走行したマックス・フェルスタッペンはタイムシートでは14番手まで落ちた。

    しかし、フリー走行2回目を終えたマックス・フェルスタッペンは「僕たちにとって悪い1日ではなかった」とコメント。

    「マシンははるかに機能しているし、それには満足している。改善できることはいくつかあるので、そこに取り組んでいくつもりだ。ロングランも悪くないし、全体的にポジティブな一日だった」

  • マックス・フェルスタッペン 「メルセデスとの差に埋めるには時間が必要」

    マックス・フェルスタッペン 「メルセデスとの差に埋めるには時間が必要」

    レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、F1イギリスGPに先立ち、2020年シーズン中にメルセデスに追いつけるように自分自身を鼓舞していると明かした。

    マックス・フェルスタッペンは、2020年の開幕3戦で2回の表彰台を獲得しているが、レッドブル・ホンダのパッケージは勝利をかけてメルセデスと戦るレベルにはまだ到達していない。

    F1イギリスGPに先立って会見を行ったマックス・フェルスタッペンは、メルセデスと比較したレッドブル・ホンダのパフォーマンス不足に苛立っているように見えるかもしれないが、それは勝ちたいという意志の表れだと語った。

    「いつもベストを尽くそうと思って週末に臨んでいる」とマックス・フェルスタッペンは語った。

    「もちろん、毎週末に勝利を争えることをわかって週末に臨みたいけど、現時点ではそうではない」

    「僕たちはとにかく学び、改善しようと努力しているし、できればシーズン後半か来年には再びその立場にいられることを願っている。もちろん、それは簡単なことではないし、メルセデスでも非常に一生懸命に働いている。でも、彼らを苦しめることができれば、それは本当に素晴らしいことだ」

    「でも、僕がイライラしてここに座っているわけではないし、いろんなことに当たり散らすつもりはない。もちろん、少しも動揺していないわけではないけどね。でも、最終的にそれは僕が勝ちたいと思っていて、改善したいと思っているからだ。チームの全員がそうだと思っている」

    「僕たち全員が勝ちたいと思っている。お互いにプッシュしあえるのは良いことだと思う。それは悪いことではない。もし僕が『気にしていないよ。トラックに来ているだけだからね。自分の仕事をやって、家に帰るよ』といった感じでここに座っていたら、それは間違った態度だ」

    マックス・フェルスタッペンは、レッドブル・ホンダがRB16の問題を解決するためにどのようなことに取り組んでいた方法についても説明した。今年、フェルスタッペンとチームメイトのアレクサンダー・アルボンは特に低速コーナーで多くのスピンを喫している。

    「僕たちはまだマシンについて学んでいる」とマックス・フェルスタッペンは語った。

    「多くの新しいパーツ、異なるパーツをマシンに搭載して、機能するもの、機能しないもの、まだ改善の余地がある場所を見極めていく・・・1週間からそこらで解決できるものではない。そのためにはもう少し時間がかかるけど、僕たちはそれに取り組んでいるし、正しい方向に進んでいるかどうかはコース上で試してみることで分かるだろう」

    「どんなマシンでも限界で運転するのは難しい。だが、少し予測不可能になるときがあるし、そこはトリッキーだ。でも、正直、(ハンガリーでの)日曜日のレースではバランスがとても良かったと思う。とにかく現時点では少し遅すぎる」

    予選でのメルセデスに対する赤字についてどう感じているかと質問されたマックス・フェルスタッペンは「難しいね。昨年ここに来て『大丈夫、当たって砕けろだ』と思っていたし、予選では0.2秒以内(0.183秒)だった」

    「それは多くのことに依存する可能性がある。確かに彼らは支配的なチームであり、とても速いだろう。わからないけどね。コンマ2秒から1秒・・・本当にわからない。1秒にならないことを願っているよ! 0.5秒以内に収まればいい感じだと思う」

  • マックス・フェルスタッペン 「次のトリプルヘッダーを楽しみにしている」

    マックス・フェルスタッペン 「次のトリプルヘッダーを楽しみにしている」

    レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンが、2020年のF1世界選手権 第4戦 F1イギリスGPへの意気込みを語った。

    開幕3戦で2回の表彰台を獲得したマックス・フェルスタッペン。特に前戦F1ハンガリーGPではスタート前のクラッシュによって出場さえ危ぶまれるなか、メカニックたちの懸命な作業によってなんとか復活し、2位表彰台を獲得した。

    F1イギリスGPを前にマックス・フェルスタッペンは、メカニックたちの頑張りを称えた。

    「トリプルヘッダーの後、チームが家族と一緒に自宅で休暇を取ることができたのは良いことだ。特にハンガリーでのレース前はちょっと余計なストレスをかけてしまったからね!」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「グリッドで僕のクルマで作業をしてくれたメカニックたちのビデオを観た。彼らが達成したことは物凄いことだったし、あのような想定外の状況でも彼ら全員がオペレーション方法と何をすべきかをわかっていたのはクールだった。彼らがいなければ、僕はレースをスタートすることさえできなかっただろう」

    開幕3戦に続き、F1イギリスGPからレースは3週連続で開催されることになる。シルバーストンはF1でも屈指の高速サーキット。今週末は晴れの予報となっているものの、“ブリティッシュウェザー”に翻弄される可能性も十分にある。

    「次のトリプルヘッダーを楽しみにしている。シルバーストンはドライブするには本当に素晴らしいトラックだ。シルバーストンのコーナーはめちゃくちゃ速いし、コプスは全開だ! マゴッツも7速ギアで全開だし、それだけでもクレイジーだけど、特に予選ではもはやブレーキを踏むことさえしない。ただシフトダウンするだけだ」とマックス・フェルスタッペンは語る。

    「シルバーストンでは正しいウイングレベルに設定する必要があるし、もちろん、低速コーナーのためにはより多くのダウンフォースとグリップがあった方がいい。もちろん、イギリスは夏ではあるけど、シルバーストンでは雨が降ることもある(笑)。でも、僕はそのようなコンディションが好きだし、状況が混ざり合う可能性があるので、雨は気にならない」

    関連:2020年 F1イギリスGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • レッドブルF1、新型コロナ対策でアクセスパスを交換しながらマシン修復

    レッドブルF1、新型コロナ対策でアクセスパスを交換しながらマシン修復

    レッドブル・ホンダF1のメカニックたちは、F1ハンガリーGPがスタートする15分前に修復不可能とみられたマックス・フェルスタッペンのマシンを修理して多くの称賛を受けたが、グリッド上でマシンを修理する難しさだけでなく、新型コロナウイルス対策による制限とも戦うことになった。

    ピットからダミーグリッドへ向かうレコノサンスラップでマックス・フェルスタッペンはターン12でコントロールを失ってウオールにヒット。フロントウイングと左フロントサスペンションが損傷を負った。

    レッドブルのチーフメカニックはピットではなく、グリッドにマシンを持ち込んでマックス・フェルスタッペンのRB16を修理することを選択。しかし、そこで物流的な問題が引き起こされた。厳格な新型コロナウイルス対策によって、損傷を評価し、修復する知識とスキルを持ったスタッフの全員がグリッドに入ることはできなかった。

    F1は、ソーシャルディスタンスを維持した作業を求めており、レース開始にむけた準備段階のスターティンググリッドに入れるメカニックの数は制限されている。そのグループには特別なアクセスパスが与えられている。レッドブル・ホンダF1は、修理作業のなかで希望するすべてのスタッフをマックス・フェルスタッペンの33号車に関与されるため、チーム内で素早くアクセスパスを交換しながら作業を進めなければならなかった。

    「すべてのメカニックがスターティンググリッドに立ち会ったり、そこで作業することが認められているわけではない」とレッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは Auto Motor und Sport に語った。

    「我々はアクセスパスを自分たちの間でスライドさせなければならなかった。たとえば、カーボンファイバーパーツのダメージを自分のデバイスで検出するX線の専門家はこれに依存していた」

    だが、最終的にレッドブルF1のメカニックは、フォーメーションラップの25秒前にすべての修復作業を完璧に完了させた。

    新型コロナウイルスの影響により、グリッド上での作業時間は30分から20分に、フォーメーションラップのためにメカニックがピットを離れなければならない時間も5分から3分に短縮され、昨年と比較して12分少ない状況のなかで、パルクフェルメ規則によって予選時とまったく同じ状態にマシンを戻して見せた。

    このメカニックの頑張りもあり、マックス・フェルスタッペンは2位表彰台を獲得。ヘルムート・マルコはスタッフたちを称賛した。

    「私たちがクオリティを持っているのは確かだ。スタッフたちは前例のないスピードと正確さで仕事をしてくれた」

    関連:【動画】 レッドブル・ホンダF1のマシン修復作業 – 激動の20分間完全版

  • レッドブルF1のメカニック、マックス・フェルスタッペンに“お土産”

    レッドブルF1のメカニック、マックス・フェルスタッペンに“お土産”

    レッドブルF1のメカニックは、F1ハンガリーGPで2位表彰台を獲得したマックス・フェルスタッペンにある“お土産”を渡した。

    マックス・フェルスタッペンがハンガリーGP決勝レースのスターティンググリッドに着く前にクラッシュした瞬間、誰もが彼の出走を疑った。フォーメーションラップまで20分。フェルスタッペン自身もレース出走をはんば諦めていた。

    新型コロナウイルスの影響により、スタートまでの手順は変更となり、グリッド上での作業時間は30分から20分に短縮され、フォーメーションラップのためにメカニックがピットを離れなければならない時間も5分から3分に短縮された。昨年と比較して12分少ない状況。

    しかし、チーフメカニックの瞬時の判断によってピットではなく、グリッドへと導かれたマシンに対し、メカニックたちは超人的なハードワークでマックス・フェルスタッペンのRB16を超高速で修復。フェルスタッペンはレースに出走できたばかりか、2位表彰台も獲得した。

    レース後、ピットレーンで祝福を受けているマックス・フェルスタッペンに対して、メカニックは交換した左フロントサスペンションのパーツを手渡した。今後の教訓とともに素晴らしい思い出となるだろう。

  • マックス・フェルスタッペン 「アロンソと再び戦えるのは楽しみ」

    マックス・フェルスタッペン 「アロンソと再び戦えるのは楽しみ」

    レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、2021年にフェルナンド・アロンソと再び戦うことを楽しみにしていると語る。

    2018年にF1を離れていた2回のF1ワールドチャンピオンのフェルナンド・アロンソだが、2021年にルノーF1から復帰することが決定。また、同じスペイン出身のカルロス・サインツはフェラーリF1への移籍が決定している。

    フェルナンド・アロンソのF1復帰について質問されたマックス・フェルスタッペンは、一般的に前世代のベストドライバーの一人であるアロンソの復帰をポジティブに受け止めていると語る。

    「直接対決ではフェルナンドは非常に難しいし、来年は彼とたくさん戦うことができることを願っている。マシン次第でもあるけどね」とマックス・フェルスタッペンは AS にコメント。

    フェルナンド・アロンソは、ルノーF1は2021年に上位を争う可能性は低く、2022年に焦点を当てていると語っている。レギュレーションが大きく変わる2022年にルノーF1が競争力の高いマシンを生み出せば、アロンソとフェルスタッペンはより頻繁にコースで戦う可能性がある。

    もう一人のスペイン人であるカルロス・サインツは、2021年にフェラーリF1に移籍する。トロロッソでマックス・フェルスタッペンと同時にF1キャリアをスタートさせたサインツは、定期的にバトルをしていた。

    「カルロスは優れたドライバーでもあり、彼は来年フェラーリでシャルル・ルクレールと良いカップルになるだろう」とマックス・フェルスタッペンは語った。

    今年、マックス・フェルスタッペンは、史上最年少F1ワールドチャンピオンを獲得する最後のチャンスだが、開幕3戦ではメルセデスとの大きなギャップが明らかになった。

    「タイトルは僕にとって常に価値があるものだ。良いマシンがあっても、タイトルを獲得できるかどうか確信が持てないものだ。リタイアしたり、ミスを犯したりする可能性がある。私にとって、どのタイトルにも違いはない」

  • レッドブル・ホンダF1の驚異的なマシン修復作業にライバル勢からも拍手

    レッドブル・ホンダF1の驚異的なマシン修復作業にライバル勢からも拍手

    レッドブル・ホンダF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、F1ハンガリーGPの決勝直前にマックス・フェルスタッペンのマシンを修復して見せたメカニックたちに、グリッド上のライバルからも拍手が送られたと述べた。

    マックス・フェルスタッペンがハンガリーGP決勝レースのスターティンググリッドに着く前にクラッシュした瞬間、誰もが彼の出走を疑った。

    しかし、レッドブル・ホンダF1のメカニックたちが超人的なハードワークで彼のRB16を超高速で修復したため、マックス・フェルスタッペンはレースに出走できたばかりか、2位表彰台も獲得した。

    クリスチャン・ホーナーは、マックス・フェルスタッペンのクラッシュを次のように振り返る。

    「アウトラップをモニタリングしていると、まず、ターン6・ターン7でマックスが外へ膨らんだのが見えた。そして、どこでグリップが得られるのかを確認しようとしていたマックスは、ターン12へ向かいながら8速に合わせようとした。8速に合わせるためには全開で走る必要があるのだが、当日のサーキットの路面状態はマックスが思っていたよりも滑りやすく、タイヤもまだ冷えていた。彼がバリアに突っ込んだ瞬間はチーム全員が目を疑った」

    「幸運なことに、マックスのエンジンは無事だったので、バリアから戻ることができた。ダメージがどれだけ深刻なのかは分かっておらず、彼をピットへ呼び戻すかどうかをすぐに判断しなければならなかった。しかし、ピットではなくグリッドへ向かわせることにした。グリッド上で作業が終われば、ポジションを失わなくて済むからだ。メカニックたちがマックスのRB16をグリッド後方で受けて前へ押していったが、時間内に修復作業が完了するかどうかはまったく分かっていなかった」

    「スクリーン上ですでにトラックロッドとプッシュロッドが破損しているのを確認していたが、サスペンションのウィッシュボーンとアップライトの状態は分かっていなかった。これらが破損していたらゲームオーバーになっていた」

    「面白いことに、私は特にストレスを感じていなかった。マシンが修復可能な状態なら、私たちのメカニックたちならやってくれるだろうと思っていた。マックスがグリッドに着くと、メカニックたちはすぐに仕事に取り掛かったが、コンポーネントをひとつも壊すことなく細部まで調査していくことが何よりも重要だった」

    「調査の結果、問題ないことが分かったので、あとは時間内にパーツをすべて交換するだけになったのだが、これは非常に大変な作業になる。なぜなら、各パーツは非常に複雑なデザインをしているからだ。狭いスペースで指を動かし続けることができる優れたピアニストにならなければならない。F1マシンはそのくらいタイトにデザインされている」

    「全員がそれぞれの仕事をしてくれた。フロントエンド、ナンバーワンメカニック、チーフメカニックたちがシームレスに作業をしていった。もちろん、修復作業だけではなく決勝レーススタート前のいつもの準備も進めていかなければならなかったので、チームは見事な連携を取っていた」

    「制限時間の5分前にチーフメカニックが問題なさそうだということをウインクで伝えてくれた。そして25秒前にホイールを装着することができた」

    「グリッドを離れたあと、他のチームのメカニックたちが拍手で讃えてくれた。あれはチームワークの鑑だった。全員がシンクロして時間と戦い、仕事を終わらせた。あの “Don’t Crack Under Pressure” ぶりにはチームパートナーのタグ・ホイヤーも誇りに思っただろう!(編注:“Don’t Crack Under Pressure / プレッシャーに負けるな” はタグ・ホイヤーのキャンペーンコピー)」

    「ガレージに戻ったメカニックたちは興奮していたが、もちろん、すぐに落ち着かなければならなかった。なぜなら、ピットストップを担当するのも彼らだからだ。そして彼らはレース中に2秒切りのピットストップをやってのけ、3戦連続でピットストップ最速記録をマークした。驚異的なチームパフォーマンスだった」

    関連:【動画】 レッドブル・ホンダF1のマシン修復作業 – 激動の20分間完全版