カテゴリー: マックス・フェルスタッペン

  • マックス・フェルスタッペン、51GのクラッシュでRB16Bのシートが破損

    マックス・フェルスタッペン、51GのクラッシュでRB16Bのシートが破損

    レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、F1イギリスGPの51Gのクラッシュにより、マックス・フェルスタッペンのRB16Bの“シートが壊れていた”と明かした。

    マックス・フェルスタッペンは、F1イギリスGPのオープニングラップのコプスでインサイドからオーバーテイクを試みたルイス・ハミルトンと接触し、バリアに高速でクラッシュした。

    接触によってコースを外れたマックス・フェルスタッペンは、グラベルトラップを通り抜けたが、スピードはほとんど落ちず、タイヤバリアに51Gの衝撃でぶつかった。

    レッドブル・ホンダ RB16Bに“約180万ドル(約2億円)”相当の損害を被ったマックス・フェルスタッペンは、サーキットのメディカルセンターに運ばれたが、眩暈を訴えたことで、さらなる検査のためにコベントリー病院にヘリコプターで搬送された。

    クリスチャン・ホーナーは、クラッシュ後の最初の数分間、マックス・フェルスタッペンがチームの無線にすぐに応答しなかったときの恐怖を振り返った。
    「マックスが彼のレースキャリアで経験した最大の事故だった」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「マックスがチームの無線に応答できなかったときは時間が止まった。あの瞬間はドライバーの安全以外のことはすべてを忘れるものだ。我々全員にとって家族のような人であり、我々のスポーツにおけるリスクと報酬を思い出させる出来事だった」

    「彼がようやく話すことができ、彼がメディカルチームによってマシンから助けられたのを見たときの安堵は非常に大きかった。いくらかぼんやりしていてサポートを必要としていたが、信じられないほどの気持ちだった」

    「実際にマックスのシートを壊すほどの衝撃であり、これらのマシン、ヘイロー、バリアシステムの安全基準に多大な感謝をしなければならない」

    「マシンは非常に簡単にひっくり返ることができた。最初に対応した医療チームが最初に懸念を表明したものだったが、幸いなことにそうではなかった」

    「51GのGフォースが測定された衝撃の大きさのため、医療スタッフは、内部の怪我や脳震盪などの神経学的な懸念がないことを確認する必要があった」

    「シルバーストーンのメディカルセンターでの予備チェックを完了した後、内部的または神経学的に厄介なことが何も起こっていないことを確認するために、マックスはCTおよびMRIスキャンのためにコベントリー病院にヘリコプターで運ばれるべきであると決定された。FIAは我々と同じようにその趣旨の声明を発表し、誰もが状況を認識できるようにした」

    「マックスは綿密に監視され、その後22:00頃に病院から解放され、翌日帰宅することができた。私は月曜日の朝に彼と再び話をした。彼は、タイソン・フューリー(ボクサー)と数ラウンドをしたように感じていた」

    「彼は打撲傷を負ったが、我々全員がそうであるように、メディカルチームに幸運と感謝を感じていた。真のマックススタイルであり、彼はすでにそれを頭から離して、ハンガリーを楽しみにしようとしていた」

    クリスチャン・ホーナーは、マックス・フェルスタッペンを支援し、シルバーストンの失望を利用して次線F1ハンガリーGPでのモチベーションを高めた。

    「マックスはシルバーストンをひきずるつもりはなく、コース上で語りたいと思っている」とクリスチャン・ホーナーは語った。

    「彼はこの事件から気持ちを切り替えて、我々と同じように、残りのシーズンのための追加のモチベーションとしてそれを使用することを決意している」

  • フェルスタッペン 「F1はインディカーのような同一マシンにはならない」

    フェルスタッペン 「F1はインディカーのような同一マシンにはならない」

    レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、2022年のF1レギュレーションによってF1マシンはより制限されることになるが、それでもインディカーのようなほぼワンメークのような状況にはならないと考えている。

    2022年に導入される次世代F1マシンは、ドライバーがより追従できるようにすることを目的として空力が設計されており、オーバーテイクの機会が増えることが期待されている。

    したがって、マシン設計に関する技術規則は、この目的を逸脱する方法を見つけることができないように厳しく制限される。しかし、マックス・フェルスタッペンは、すべてのチームがほぼ同じシャシーを使用するインディカーのようになることは心配していないと語る。

    「僕たちはまだインディカーからは遠く離れていると思うし、そこは大丈夫だと思う」とマックス・フェルスタッペンは語った。

    「でも、もちろん、今後数年間で、それらがどちらの方向に進むのか、何が許可され、何が許可されないのかが分かってくるだろう。でも、現時点ではそれを批判しても意味はない。すべてがどうなるかを確認する必要がある」

    F1マシンの外観が非常に異なったものになるだけでなく、2022年F1マシンはおそらく1周あたり2秒は遅くなることが予想されている。

    しかし、マックス・フェルスタッペンは、オーバーテイクの機会を切望しており、マシンが少し遅くなることは問題ないと語る。

    「僕たちはいつだって1周をでできるだけ速く走りたいと思っているのは確かだ。でも、そうだね、現時点ではオーバーテイクは非常に難しい」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「最終的に良いレースができるのであれば、3~4秒くらい遅くなっても構わない。それは常にギブアンドテイクだ」

    「もちろん、僕たちが今持っているマシンでは、コーナーを非常に速く通過し、ブレーキを遅らせることができれば、誰かブレーキで抜くようなことは非常に難しい。それはごく普通のことだ」

    「結局のところ、より良いレースをするために別のマシンが必要だと言ったのは僕たちだったあけだし、F1が最終的にこの解決策に行きついた。来年のレースがどうなるか楽しみだね」

  • レッドブルF1がメルセデスとのフェルスタッペン争奪戦を制した方法

    レッドブルF1がメルセデスとのフェルスタッペン争奪戦を制した方法

    レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーが、どのようにしてメルセデスを打つ負かし、驚異的な才能を持った16歳のマックス・フェルスタッペンとの契約を勝ち取ったのかを説明した。

    カートの“情報網”がマックス・フェルスタッペンのポテンシャルを検知した後、ヘルムート・マルコとニキ・ラウダとの間での争奪戦となった。

    この戦いに勝ったのはレッドブルであり、マックス・フェルスタッペンは、17歳の誕生日から6か月も経たないうちにF1オーストラリアGPで“姉妹”チームのトロ
    ・ロッソでF1最年少デビューを果たした。

    わずか14か月後、マックス・フェルスタッペンはレッドブルのシニアチームに昇格し、F1スペインGPのチームとのデビュー戦で目覚ましい勝利を収め、F1で最年少ラップリードし、表彰台獲得、そして、ウィナーの記録を同じ日に更新した。

    23歳になったマックス・フェルスタッペンは、2021年のドライバーズランキングをリードしている。クリスチャン・ホーナーは、2014年にフェルスタッペンと契約することがどれほど激しい闘争だったかを振り返った。

    「カートの情報網とコミュニケーションを取っている連絡先を通して最初にマックスのことを認識した」とクリスチャン・ホーナーは The Sun に語った。

    「しかし、彼の才能が突然際立ったのは、彼がF3に入ったときだった」

    「それはシルバーストンでの彼の最初のレースだった。ジュニアレースをまったくしておらず、当時は大きなステップと考えられていたF3に直接飛び込んだ男が、突然フロントを走り、レースに勝った」

    「それに彼は従来のフロントランニングチームに属していないマシンでそれを行っていた」

    「そのことで、彼が将来の潜在的なスターであることが明らかになり、その時点で、レッドブルのアドバイザーであるヘルムート・マルコは彼がやっていることにより注意を向け始めた」

    「2014年にホッケンハイムで私はヘルムートと夕食に行った。彼はニキ・ラウダがどのようにしてメルセデスがマックスに契約しようとしているかについて話した。そして、彼は私に私の考えを尋ねた。

    「それを知った私は『絶対に獲りに行こう。それはメルセデスは彼に提供できないものだ』と言った」

    「ニキは懸命にプッシュしていた。彼の獲得は、ややニキとヘルムートとのオーストリアのプライドを賭けた戦いだった」

    「我々もアドバンテージは、トロロッソのコックピットを利用できたことと、そのリスクを冒せたことだ」

    「それで我々は契約に同意した。そして彼が鈴鹿でのF1日本GPで最初のプラクティスで運転するためにその年の後半に最初にマシンに乗った瞬間から彼はセンセーショナルだった」

  • レッドブルF1、フェルスタッペンのマシン修理費用は総額2億円

    レッドブルF1、フェルスタッペンのマシン修理費用は総額2億円

    レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、F1イギリスGPの1周目でルイス・ハミルトンとの接触でクラッシュしたマックス・フェルスタッペンのRB16Bが大破したことでチームが被った総額は180万ドル(約1億9700万円)だったことを明らかにした。

    レース直後、レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、マックス・フェルスタッペンのマシンの修理費用は約75万ユーロ(約9700万円)だと語っていたが、それだけでは済まなかったようだ。

    クリスチャン・ホーナーは、チームの公式サイトで公開されたコラムで、ルイス・ハミルトンとメルセデスF1に対する批判を続けた。

    「あのクラッシュは我々に約180万ドルの負担をかけた。あのような事故は予算上限の時代に大きな影響を及ぼした」とクリスチャン・ホーナーは語った。

    マックス・フェルスタッペンは、クラッシュ後、自力でマシンから降りてサーキットのメディカルセンターに運ばれ、その後、コベントリー病院に搬送され、コンピューター断層撮影と磁気共鳴画像スキャンで内部の怪我をチェックした。

    クリスチャン・ホーナーは、メルセデスF1がそのような状況下でルイス・ハミルトンに勝利を祝うことを控えるように言わなかったと批判した。

    「それに事故の結果として享受したお祝いの程度にもまだ失望している」とクリスチャン・ホーナーは語った。

    「メルセデスチームはクラッシュの重大さを認識していた。マックスが病院に搬送され、さらなる検査が必要であることは広く報告されていた」

    「ドライバーに状況を知らせないなど想像できない。さらに、ドライバーが必要な抑制を示さない場合に備えて、彼らはドライバーを保護することもできるはずだ。ドライバーにペナルティが科せられたインシデントの結果である場合は特にそうだ」

    クリスチャン・ホーナーは、マックス・フェルスタッペンが51Gの影響を受けた後、当初は「チームの無線に応答できなかった」と指摘した。

    「あの瞬間はドライバーの安全以外のことはすべてを忘れるものだ。我々全員にとって家族のような人であり、我々のスポーツにおけるリスクと報酬を思い出させる出来事だった」

    「彼がようやく話すことができ、彼がメディカルチームによってマシンから助けられたのを見たときの安堵は非常に大きかった。いくらかぼんやりしていてサポートを必要としていたが、信じられないほどの気持ちだった」

    クリスチャン・ホーナーは、レッドブル陣営のルイス・ハミルトンに対する批判は、本質的に個人的なものであると感じたとするメルセデスF1のチーム代表トト・ヴォルフの最近の発言にも不快感を露わにした。

    「病院にドライバーがいて、怪我の程度がまだ明らかにされていない時点だったし、マシンはめちゃくちゃに壊れ、スチュワードは責任があると見られるドライバーにペナルティを科した。不当な扱いを受けていると感じているか、勝利を収めたかにかかわらず、関係者全員にとって感情的になるのは当然のことだ」とクリスチャン・ホーナーは述べた。

    スチュワードは、クラッシュの“主”な責任はルイス・ハミルトンにあったと判断したが、クリスチャン・ホーナーは“完”に責任があったと感じている。

    クリスチャン・ホーナーは、ルイス・ハミルトンのマシンは、マックス・フェルスタッペンに接触していなければ、コーナーが曲がり切れていなかったはずだと主張する。

    「インシデントをよく見ると、ハミルトンがレースでルクレールを追い抜いたときと比較して、マックスはより広いラインを取ってコプスに入っていた」とクリスチャン・ホーナーは語った。

    「ハミルトンは遅れてブレーキをかけ、コーナーをオーバーシュートしていた」

    「彼は消してコーナーの頂点を捕らえることはできないほどのスピードで走行しており、コプスを通過した彼の軌道は、ブレーキングをしても決してマックスを避けられるものではなかったし、事故後も非常にワイドに走っていた」

    「現在、ハミルトンは競争力のあるマシンの乗ったライバルに出会ったというのが現実だ。両方のドライバーがお互いに敬意を示す必要があることに同意するが、ハミルトンは日曜日に攻撃者だった」

    クリスチャン・ホーナーは、レッドブルF1がスチュワードレにインシデントの見直しを要求するかどうかをまだ検討している示唆した。

  • F1:フェルスタッペンとハミルトンのライバル関係は“セナプロ時代”の再来?

    F1:フェルスタッペンとハミルトンのライバル関係は“セナプロ時代”の再来?

    ルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンのライバル関係は、アイルトン・セナとアラン・プロストの“セナプロ時代”を少し思い出される。そう語るのは元F1ドライバーのラルフ・シューマッハだ。

    ホンダF1の5連勝を挙げたのは、まさにアイルトン・セナとアラン・プロストを要したマクラーレン・ホンダで11連勝を挙げた“黄金時代”である1988年以来。ホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史はマックス・フェルスタッペンのセナの面影を重ねるなど、何かと33年前のF1が話題になるようになってきた。

    F1イギリスGPでは、ポイントリーダのマックス・フェルスタッペンとランキング2位のルイス・ハミルトンが接触。フェルスタッペンは大クラッシュを喫して病院へと搬送された。

    ラルフ・シューマッハは、ルイスハミルトンとマックスフェルスタッペンの“ハミフェル時代”のタイトル争いが最終的に怪我に終わる可能性があることを心配している。

    「戦いは頭に浮かぶ。誰も怪我をしないことを願っている」とラルフ・シューマッハは Sport Bildに語った。

    「ハミルトンとフェルスタッペンは、セナとプロストをゆっくりと思い出させてくれる。お互いの扱い方についてね」

    ラルフ・シューマッハは、ルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンが同じ世に2021年のF1世界選手権でお互いを打ち負かすことを同じように決意していると考えている。23歳のフェルスタッペンにとって最初のタイトルであり、ハミルトンにとっては記録的な8番目のタイトルとなる。

    「ルイスは本当に兄の7回のワールドタイトル記録を破りたいと思っていると思う」とラルフ・シューマッハは語った。

    「メルセデスの方がはまだ優れたエンジンを持っているが、マシンに何らかの問題がある。彼らは現在、より多くのダウンフォースを稼ぐために多くのウイングを使用しているが、ストレートでは非常に遅いという事実がそれを示している」

    また、ラルフ・シューマッハは、メルセデスが現在のレギュレーション時代を一度もタイトルを失うことなく完了することを決意していると考えている。

    「ワークスチームが辞め、メルセデスは将来エンジンを供給したいという噂がある。したがって、マクラーレンはカスタマーチームとしてより大きな役割を果たすと思う」とラルフ・シューマッハは語る。

    「これは、トト・ヴォルフが投資家として個人的につながっているアストンマーティンと似ている。チームの所有構造を含め、メルセデスでは多くの変化がある」

    また、トト・ヴォルフがマックス・フェルスタッペンにアプローチしたという事実も、レッドブルとメルセデスの関係は特に緊張させていると考えている。

    「私にとって、ハミルトンの契約延長は、マックスがメルセデスにノーと言ったことを意味する。メルセデスは実際に彼に未来を託すことを望んでいたと思う。そして、ルイスは唯一の選択肢だった」とラルフ・シューマッハは語った。

    「レッドブルは明らかに前に出ており、まだすべてを示してはいない。メルセデスが今年の流れを変えることができるかどうか疑問に思っている」

  • フェルナンド・アロンソ 「フェルスタッペンに何かを期待してF1を観ていた」

    フェルナンド・アロンソ 「フェルスタッペンに何かを期待してF1を観ていた」

    フェルナンド・アロンソは、F1を離れていた昨年、マックス・フェルスタッペンが何かエキサイティングなことを起こしてくれることを期待してテレビを見ていたと明かす。

    2001年にF1キャリアを開始したフェルナンド・アロンソは、2019年と2020年にF1を離れて他のモータースポーツカテゴリーで活躍した後、今年、アルピーヌでF1復帰を果たした。

    年齢を重ねるにつれてF1に喜びを失っていたことを認めるフェルナンド・アロンソだが、パドックから離れている間も、可能であればF1レースを観戦していた。

    そして、フェルナンド・アロンソは、2020年にシルバーストンで開催された70周年記念GPで優勝し、最終戦アブダビGPで再び勝利を挙げてシーズンを締めくくるまで9回の表彰台を獲得したマックス・フェルスタッペンがメルセデスに挑む姿に興奮を覚えたと語る。

    「去年、レースをしていないときにテレビをつけたときは、そのレースでマックスが何をするかを見ていた。何かやってくれそうなのは彼だけだったからね」とフェルナンド・アロンソは Soymotor.com のインタビューで語った。

    「(バルテリ)ボッタスが(ルイス)ハミルトンを混乱させることはないよね。そして、何も奇妙なことが起こらなければハミルトンが勝つことは分かっていた」

    「でも…『oh、フェルスタッペン』という感じだったね。彼が最前列からスタートするかどうか、マシンがうまくいくかどうか…カリスマ性の要素など、いろいろと重要なものを持っていると思う」

    マックス・フェルスタッペンに興奮しているのはフェルナンド・アロンソだけではない。パンデミックの制限が許せば、オレンジ色を観にまとったファン“オレンジ・アーミー”がサーキットに詰めかけた。

    マックス・フェルスタッペンのサポーターの大群を見て懐かしさを感じるかどうかを質問されたフェルナンド・アロンソは「それについては考えていない」と語った。

    「感嘆してそれを見ているし、この場合はフェルスタッペンに人々が興奮しているのを見るのを楽しんでいる。でも、自分もそれを直接体験できたことは興奮だった。僕とルノーにとって何年もわたってそのようなブルーの潮流があった」

    「羨望の的としては見ていないし、彼らを称賛して見ている。また、サーキット全体が僕たちを応援してくれることが十分に幸運なことであることも分かっている」

  • ロス・ブラウン 「クラッシュやペナルティでのF1タイトル決定は望まない」

    ロス・ブラウン 「クラッシュやペナルティでのF1タイトル決定は望まない」

    F1のマネージングディレクターを務めるロス・ブラウンは、F1イギリスGPの1周目でのルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンのクラッシュはとても損をしたように感じており、今後のタイトル争いでそのようなことが繰り返さなれないことを望んでいる。

    タイトルを争う両者は、F1イギリスGPのオープニングラップのコプスで接触。ルイス・ハミルトンの左フロントタイヤと接触したマックス・フェルスタッペンはバリアに激しくぶつかった。

    マックス・フェルスタッペンが予防的な検査のために病院にいっている間にルイス・ハミルトンは勝利の歓喜に沸いていた。レッドブルF1のクリスチャン・ホーナーは、ルイス・ハミルトンの勝利を“中身のない”ものだと非難した。

    また、レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ルイス・ハミルトンの出場停止を求め、マックスの父親であるヨス・フェルスタッペンは、失格にするべきだと主張した。

    最終的にルイス・ハミルトンに科せられたのは10秒のタイムペナルティと2点のペナルティポイントだった。

    F1のマネージングディレクターを務めるロス・ブラウンは、今年のタイトル争いがこれ以上の大きなクラッシュやペナルティで決することがないことを望んでいる。

    「再びタイトルの主役たちによる再びホイール・トゥ・ホイールのバトルを目にしたが、今回は衝突で終わり、マックスのレースは終わった」とロス・ブラウンは Formula1.com のコラムに書いた。

    「マックスが予防的検査のために病院に行く前に、マシンから降りて歩いているのを見るのは大きな安堵だった」

    「このような問題では常にそうであるように善悪について幅広い意見がある。明らかなことは、我々はスリル満点の戦いを奪われたことだ。誰もチャンピオンシップがクラッシュやペナルティで決定することを望んでいないし、今回のケースではどちらのドライバーにも深刻なリスクがあった」

    「両方のドライバーが反省しなければならないことだ。素晴らしい戦いが拒否されたと思うので、将来的にこのような事件を回避できることを願っている。彼らは半周激しく競い合い、スリル満点だった。もしそれがレース全体だったらグランプリがどれほどドラマチックだったか想像してみてほしい」

    ペナルティを消化した後、ルイス・ハミルトンはこれまでで最大の挽回のひとつを見せ、フェラーリのシャルル・ルクレールを残り3周で追い抜いてリードを奪い、シルバーストンで8回目の勝利を収めた。

    その結果、25ポイントを獲得したルイス・ハミルトンはドライバーズランキングでマックス・フェルスタッペンとの差を8ポイントまで縮めて次戦F1ハンガリーGPに臨む。

  • メルセデスF1代表 「レッドブル陣営が感情的な反応をするのは理解できる」

    メルセデスF1代表 「レッドブル陣営が感情的な反応をするのは理解できる」

    メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは、F1イギリスGPでのルイス・ハミルトンとのインシデントによって、マックス・フェルスタッペンの父親とレッドブル陣営が感情的な反応をするのは“理解できる”と語る。

    ヨス・フェルスタッペンとトト・ヴォルフとの関係は、実際にはマックス・フェルスタッペンがジュニアカテゴリーにいた頃にまで遡るが、息子がまだ入院している間にメルセデスF1が勝利を祝ったことで「今後はもう自分に電話をかけてくる必要はない」と“絶縁宣言”をしたと f1-insider.com が報じた。

    ヨス・フェルスタッペンは、それを報じたドイツ語のサイトとそのような話をしてはいないと否定している。

    しかし、トト・ヴォルフは、ヨス・フェルスタッペンの感情的な反応を理解していると語る。

    「デュエル(決闘)は非常に競争が激しい」とトト・ヴォルフは RTL に語った。

    「もちろん、息子が重大な事故に遭えば、父親が非常に感情的に反応することは理解している。したがって、その観点からは理解できる」

    「そういった感情的な側面を理解しなければならない。だが、レッドブルと我々との競争は、以前からすでに厳しいものだった」

    そして、トト・ヴォルフは、ルイス・ハミルトンを擁護し続けている。

    「レーシングドライバーは、コース上でのレースに関しては引くべきではない。つまり、自分ラインやアドバンテージをキープできる必要があり、そのためにひじを突き出すこともある」とトト・ヴォルフは説明した。

    トト・ヴォルフは、今回の接触の結果は悪いものになったと認めるが、マックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンは「もう子供ではない」と主張する。

    「もちろん、衝突自体は1000の個別の画像に分解できるし、それに基づいて意見を組み立てることができる。しかし、同じくらい多くの反論がある。つまり、ルイスはマックスを半分以上抜いていて、マックスはエイペックスにターンインしてきた」と語った。

    「こういった場合、あなたは明確に責任を割り当てることはできない。私はそれを50-50のシナリオとして見ている」

    「ルイスは過去に誰かをコースから追い出したり、衝突したりするつもりはないことを証明してきた。実際、彼は疑わしい場合には自分自身を諦めて状況から一歩退き、衝突を避けてきた」

    ルイス・ハミルトンとメルセデスF1が、レース後のお祝いであそこまで歓喜るべきではなかったというレッドブルF1とヨス・フェルスタッペンの主張に関して、トト・ヴォルフは「もちろん、感情はここで沸騰する」と認めた。

    「もし、我々が反対側の立場だったら、同じようにそれを見ていただろう。だが、個人的な主張を非常に迅速に出すようなことは我々はしなかっただろうね」

    トト・ヴォルフは、メルセデスF1はレース後の祝賀会を通して、マックス・フェルスタッペンが基本的に無傷で「比較的うまくやっている」ことを「常に知把握していた」と語った。

    「それが我々の反応をした理由だ」とトト・ヴォルフは語った。

    「しかし、もちろん、我々は誰もが異なる意見を持っていることを受け入れる。自身のやり方で異なる視点で伝えることができる」

  • ホンダF1、フェルスタッペンのパワーユニットの生存を徹底調査

    ホンダF1、フェルスタッペンのパワーユニットの生存を徹底調査

    ホンダF1は、F1イギリスGPでの高速クラッシュにとって51Gの衝撃をマシンに受けたマックス・フェルスタッペンのパワーユニットコンポ―年tpが回収可能かどうかをHRD-Sakuraで徹底的に調査している。

    レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、F1イギリスGPのオープニングラップでルイス・ハミルトンと絡み合った後、コプスコーナーのバリアに高速でクラッシュ。フェルスタッペンに怪我はなかったが、シャシーは大破した。

    F1のパワーユニットは6つのコンポーネントで構成されており、各ドライバーはシーズンを通して使用できる各コンポーネントの使用基数に制限がある。

    内燃機関(エンジン)、MGU-H、MGU-K、ターボチャージャーは3基まで、エネルギーストア、コントロールエレクトロニクスは2基まて許可されている。

    F1イギリスGPでは、マックス・フェルスタッペンは、3基が許可されているコンポーネントの2基目、2基が許可されているものは1基目の状態だった。

    マックス・フェルスタッペンは、第7戦F1フランスGPに先立って新しいエンジンを導入しただけであり、現在のコンポーネントは予想されるライフサイクルの範囲内にしっかりと収まっていた。

    F1イギリスGPでマックス・フェルスタッペンのマシンに搭載されていたパワーユニットは、被害の程度を評価するために日本のHRD-Sakuraに贈られている。

    「最初にクルマがつり上げられているのを見たときにはかなりひどい状況だと思いましたが、映像で見るより実車のダメージは小さいように見えます」と田辺豊治は語る。

    「しかし、クルマに乗せたままでは分からないので、ファクトリーできちんと確認して計測、判断する必要があります」

    ホンダF1が、マックス・フェルスタッペンのパワーユニットを救うことができない場合、シーズン後半のイベントでチャンピオンシップリーダーがグリッドペナルティに直面する可能性が高くなる。

    「この結果は我々が望んでいたものではありませんが、チャンピオンシップの戦いはしばしばこのようなものになる可能性があり、シーズンの残りの間も続くことを我々は知っています」とホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は語った。

    「この長いシーズンには、強いライバルとの戦いがさらに難しくなることが予想されますが、いつものように最善を尽くします」

  • メルセデスF1首脳 「ハミルトンの追い抜きはFIAのガイダンスに準拠」

    メルセデスF1首脳 「ハミルトンの追い抜きはFIAのガイダンスに準拠」

    メルセデスF1の最高技術責任者を務めるジェイムズ・アリソンは、マックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンとのインシデントについてスチュワードに概説。ガイダンスに準拠しているため無実であると考えている。

    スチュワードは、F1イギリスGPのオープニングラップでのマックス・フェルスタッペンとの接触について、ルイス・ハミルトンに10秒のタイムペナルティを科した。

    しかし、ジェイムズ・アリソンは、スチュワードが裁定の要因として協調したエイペックスの到達に義務はないとしてペナルティに同意していない。

    「コプスが速いコーナーであろうと遅いコーナーであろうと、違いがないのは確かだと思う」とジェイムズ・アリソンはメルセデスF1のビデオで説明した。

    「それはオーバーテイクに関係するルールについてであり、ルイスがそれらのルールに関して何か悪いことをしたとは思わなかった」

    「レースの後半、ルイスはまったく同じガイダンスを使用して、コプスでさらに2回のオーバーテイクを行ったが、どちらの場合もコンタクトはなかった。個人的には厳しい決断だったと感じている」

    「結局、我々の結果には何の違いもなかったが、コーナーのエイペックスに到達する義務がないこと、車全体をが他のマシンの前にでている必要がないことを理解していない人もいると思う」

    「その観点から見れば、後ろから来る車に衝突が起こらないようにする義務があると思うかもしれないが、スチュワード文書を見るとルイスは何も間違っったことはしていないと思う」

    ルイス・ハミルトンは、5月のF1スペインGP以来からのメルセデスの未勝利に終止符を打った。ドライバーズランキングでマックス・フェルスタッペンとの差をわずか8ポイントまで縮め、コンストラクターズチャンピオンシップではメルセデスはレッドブルと4ポイント差まで縮めた。

    ジェイムズ・アリソンは、メルセデスは、オーバーテイクの善悪について、スチュワードがFIAの内部ガイダンスに従っているかどうかについて懸念していると語る。

    「我々ちに関する限り、ルイスが行った操作は、FIAのオーバーテイクガイドに完全に準拠していた」とジェイムズ・アリソンは語る。

    「コーナーの内側でオーバーテイクをしている場合、ガイダンスでは、実質的に並んでいる必要がある。前にいる必要はない。コーナーに到着するときに実質的に並んでいることを必要としている」

    「ルイスは間違いなくほぼ並んでいた。彼のフロントアスクルは、フェルスタッペンの車の中点をはるかに超えていた。実質的に並んでいる必要があり、コーナーを作ることができるというガイダンスを満たしている」

    「コーナーを作るとは、コーナーを通過し、トラックを離れたり、車のコントロールを失ったりしないことを意味する。それらを満たす必要がある」

    「コーナーを曲がることができ、他の車と実質的に並んでいるなら、コーナーはあなたのものだ。つまり、先頭に立つ必要があるということではなく、自分の位置を譲る必要がないということだ。後退する必要はなく、他の車にはぶつからないようにする義務がある」

    「したがって、FIAスチュワードに提供されたメモに従い、ルイスに何が起こったのかをフレームごとに見ると、彼は実質的にそれに加えて、彼は絶対にコーナーを作ったはずであり、実際にコーナーを作っていたので、ポジションを譲る必要はなかった」