カテゴリー: トロロッソ

  • トロ・ロッソ 「ホンダのF1パワーユニットの信頼性が鍵を握る」

    トロ・ロッソ 「ホンダのF1パワーユニットの信頼性が鍵を握る」

    トロ・ロッソのテクニカルディレクターを務めるジェームス・キーは、新生トロロッソ・ホンダにとってF1プレシーズンテストでホンダが信頼性のあるF1パワーユニットを準備することが鍵を握ると語る。

    ホンダは過去にプレシーズンテストで信頼性問題に苦しんでおり、特に2015年と2017年は信頼性トラブルが多発して走行距離を稼ぐことができず、その後のシーズに大きな影響を与えることになった。

    今年、ホンダはトロ・ロッソと新たなパートナーシップを開始するが、パワーユニットは昨年導入したコンセプトの進化版であり、信頼性には自信をみせている。

    ホンダの信頼性のあるF1パワーユニットを得られることが最大の願いかと質問されたジェームス・キーは「そうだね、大きな違いになる思う」と RACER にコメント。

    「我々とホンダはチームとして一丸となって仕事をしている。そのような状況を築くことが両者にとって重要だ」

    「2015年と2016年に走らせたフェラーリ製のエンジンは非常に確立されたエンジンだった。シーズン全体でそうだった。全ての問題が解決され、結果として我々は非常に信頼性の高いユニットを得ることができ、冬季テストで本当に多くのことをこなすことができた。それはチームにとってもドライバーにとっても本当に有益なことだった。それが違いを生んだ」

    トロ・ロッソは、ルノーのカスタマーだった際にプレシーズンテストで信頼性トラブルに見舞われて十分な走行ができないことを経験している。

    「我々は様々な経験をしている! 去年は2014年の半分の走行距離しか走れなかったし、2014年はごくわずかなマイレージしか稼げなかった。それは全てパワーユニットに関連したことだった。なので、信頼性は重要な課題だと思う」

    「我々がどの位置にいるか見てみよう。もちろん、それはホンダにとっても本当に重要なことだ。その時点でOKであることを願っている」

    「ある程度の初期トラブルはあるかもしれないが、それがテストの目的だ。どうなるかは決してわからないが、それがトロ・ロッソとホンダの両サイドにとっての目標だ」

    トロロッソ・ホンダは、プレシーズンテスト初日となる2月26日(月)にカタロニア・サーキットのピットレーンで201年F1マシン『STR13』を披露。報道では、その5日前の2月21日にフィルミングデーを利用してイタリアのミサノ・サーキットでホンダのF1パワーユニットを搭載したマシンのシェイクダウンを実施するとされている。

  • ブレンドン・ハートレー、トロロッソ・ホンダ仕様のF1ヘルメットを公開

    ブレンドン・ハートレー、トロロッソ・ホンダ仕様のF1ヘルメットを公開

    2018年にトロロッソ・ホンダのF1ドライバーを務めるブレンドン・ハートレーが、“レッドブル・トロロッソ・ホンダ”仕様のF1ヘルメットをチラ見せた。

    ホンダは2018年からトロ・ロッソにF1パワーユニットを供給。チームはトロ・ロッソの親会社であるレッドブルの名を冠し、『レッドブル・トロロッソ・ホンダ』としてシーズンを戦う。

    2018年にドライバーを務めるブレンドン・ハートレーは、自身のInstgramのストーリー機能を使ってヘルメットを公開。ザイロン製のバイザー部分にレッドブルとホンダのロゴが並んだ新しいヘルメットを公開した。

    また、これまでのヘルメットサイドは、これまでの赤牛+黄色い円のレッドブルロゴではなく、昨年ルノーに移籍したカルロス・サインツが採用したデザインと同様にシルバーのラインでロゴが描かれていることが確認できる。

    「今日はロンドンでフォトシューティング。新しいヘルメットにとても満足している」とブレンドン・ハートレーは述べた。

    トロロッソ・ホンダは、F1プレシーズンテストがスタートする2月26日(月)にバルセロナのカタロニア・サーキットで2018年F1マシン『STR14』を公開。報道では、プレシーズンテストに先駆けて2月21日にイタリアのミサノ・サーキットでSTR14のシェイクダウンを実施すると伝えられてる。

    ブレンドン・ハートレー F1

  • トロロッソ・ホンダ 「2018年の目標はF1コンストラクターズ選手権4位」

    トロロッソ・ホンダ 「2018年の目標はF1コンストラクターズ選手権4位」

    トロ・ロッソのチーム代表フランツ・トストは、ホンダのワークスエンジンを搭載する2018年にトロロッソ・ホンダにはコンストラクターズ選手権4位を争う力があると考えている。

    過去数シーズン、トロ・ロッソはコンストラクターズ選手権でトップ5フィニッシュを目標に掲げてきたが、2016年はフェラーリの1年落ちのパワーユニット、昨年はルノーのパワーユニットの信頼性不足によってその努力は妨げられてきた。

    ホンダとのワークスパートナーシップにむけて、フランツ・トストは、過去に手が届かなかったのはメルセデス、フェラーリ、レッドブルだけであり、2018年も目標は同じでなければならないと主張した。

    まだホンダのF1パワーユニットで走行してはいないこともあり、2018年のトロロッソ・ホンダの目標について質問されたフランツ・トストは「それに答えるのは難しい」と RACER にコメント。

    「我々はもう一度トップ5以内でフィニッシュしなければならない。それは2017年と同じストーリーだ。上位3位はないし、それは忘れよう。別のリーグであり、別世界だ。彼らには良い大きな財政リソースがあり、はるかに大きなチームだ。だが、4位以降のポジションは全てが可能だ。フォース・インディアは我々と似たような予算で運営している。ウィリアムズもそうだ」

    「マクラーレンもかなり競争力をつけてくると思うし、ルノーも前進を果たすだろう。だが、4位以降のポジションはすべてが可能だ。我々はもう一度良いマシン、競争力のあるマシンを造らなければならない。我々には成功したポジションを争うための材料は揃っている」

    フランツ・トストは、マクラーレンとルノーの競争力は測るのは難しいが、過去数年のチームのリソースを元に考えれば、トロ・ロッソにはウィリアムズやフォース・インディアの前に出るために大きく欠けているものはないと語る。

    「この段階でウィリアムズとフォース・インディアが、この冬でどれくらいのことを達成してくるかはわからない。彼らは突然1億ポンド(約153億円)のスポンサーシップを見つけてくるかもしれない」とフランツ・トストはコメント。

    「だが、我々は同じようなレベルで仕事をしているし、我々が彼らに近づけないという言い訳はできない。彼らを倒すことはもうひとつの課題だが、そのレベルに到達しなければならない」

    トロロッソ・ホンダは、2018年にピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーという二人合わせて9戦のグランプリ経験しかない経験の浅いドライバーラインナップで戦う。だが、ライバルに見据えるウィリアムズもルーキーのセルゲイ・シロトキン(22歳)とランス・ストロール(19歳)という最年少ラインナップを起用する。

    トロロッソ・ホンダは、プレシーズンテスト初日となる2月26日(月)にカタロニア・サーキットのピットレーンで201年F1マシン『STR13』を披露。報道では、その5日前の2月21日にフィルミングデーを利用してイタリアのミサノ・サーキットでホンダのF1パワーユニットを搭載したマシンのシェイクダウンを実施するとされている。

  • トロ・ロッソ、新カラーリングのロゴを公開

    トロ・ロッソ、新カラーリングのロゴを公開

    トロ・ロッソは、新しいカラーリングのロゴを公開。ソーシャルメディアのプロフィール画像などを更新している。

    トロ・ロッソは、2015年にレッドブルがミナルディを買収して設立。レッドブルの若手ドライバーを育成するジュニアチームとして誕生した。チーム名のスクーデリア・トロ・ロッソ(Scuderia Toro Rosso)は、Scuderiaがチーム、Toroが雄牛、Rossoが赤を意味し、英語に訳すとTeam Red Bullとなる。

    2016年までネイビー、レッド、ゴールドのロゴを採用してきたトロ・ロッソだが、昨年からマシンカラーをレッドブル缶をイメージしたカラーリングに変更。トロ・ロッソ STR12は、トロ・ロッソが今季マシンの“ベストドレッサー賞”と自信をみせるほど人気のあるカラーリングとなった。

    トロ・ロッソは、今年からホンダをワークスパートナーに迎え、さらに親会社のレッドブルの名前を掲げ「レッドブル・トロロッソ・ホンダ(RED BULL TORO ROSSO HONDA)」のチーム名で参戦。シャシー名はスクーデリア・トロロッソを継続する。

    新しいカラーリングのロゴについて、ホンダF1も「いい感じですね。我々は特に赤が好きです」とTwitterでリプライ。

    新生トロロッソ・ホンダは、プレシーズンテストが開始する2月26日の朝にバルセロナのカタロニア・サーキットで2018年F1マシン『STR13』を披露。すでにSTR13はFIAの義務的なクラッシュテストに合格しており、発表に先駆けて2月21日にイタリアのミサノ・サーキットでフィルミングデーを利用してSTR13のシェイクダウンを実施するとされている。

  • トロロッソ・ホンダ、2018年F1マシン『STR13』を2月26日に正式発表

    トロロッソ・ホンダ、2018年F1マシン『STR13』を2月26日に正式発表

    トロロッソ・ホンダは、2018年F1マシン『STR13』を2月26日(月)にバルセロナのカタロニア・サーキットのピットレーンでお披露目することを正式発表した。

    ホンダのF1パワーユニットを搭載することで注目を集めているトロ・ロッソは、これまで2月25日(日)にSTR13を発表すると報じられていたが、トロ・ロッソはソーシャルメディアを通じて正式な発表日を報告。

    新生トロロッソ・ホンダの第1弾マシンとなる『STR13』は、プレシーズンテスト初日となる2月26日(月)の朝にスペイン・バルセロナのカタロニア・サーキットのピットレーンでお披露目されることが決定した。

    すでにトロロッソ・ホンダ STR13は、FIAのクラッシュテストに合格しており、プレシーズンテストにむけて準備を進めている。報道では発表前の2月21日にフィルミングデーを利用してイタリアのミサノ・サーキットでシェイクダウンテストを実施するとされている。

    2018年のトロロッソ・ホンダのドライバーは、ピエールガスリーとブレンドン・ハートレーが務める。

    トロ・ロッソのチーム代表フランツ・トストは、ホンダとの作業の初期段階に満足していると語り、すでに独占契約によってトロ・ロッソは他のカスタマーの要求に対処することがないことのメリットに感じていると述べた。

    「ホンダと一緒に大きな変化を迎えることになるだろう。我々は昨シーズンの最後の月からミーティングを開始しているが、協力関係は本当にうまくいっていると言わなければならない。彼らは信頼性のある強力なエンジンを生み出してくれると確信している」

    「トロ・ロッソはこの提携から利益しか見い出せないと思っている。今年、我々はホンダからエンジンの供給を受ける唯一のチームなので、我々はお互いにだけ集中することができる」

    「エンジンを車に合わせるためのあらゆる設計をする必要が出た際にすでにそれを目の当たりにしている。他チームに妥協を要求する必要はなく、我々が望むようにそれを進めることができる。ホンダに関しては非常に楽観的だ」

    ホンダとの契約は、トロ・ロッソにとって初のワークスパートナーシップであり、フランツ・トストはチームにとってエキサイティングなマイルストーンだと語る。

    「トロ・ロッソにとって新しいことであり、特別なことだ。パフォーマンスを改善するためにこのチャンスを最高のカタチで生かせることを願っている」

    2018年 F1マシン 発表スケジュール
    2月15日(木):ウィリアムズ
    2月20日(火):ザウバー
    2月20日(火):ルノー
    2月22日(木):フェラーリ
    2月22日(木):メルセデス
    2月23日(金):マクラーレン
    2月26日(月):トロ・ロッソ

  • トロ・ロッソ 「ホンダとのこれまでの作業は非常にポジティブ」

    トロ・ロッソ 「ホンダとのこれまでの作業は非常にポジティブ」

    トロ・ロッソのテクニカルディレクターを務めるジェームス・キーは、ホンダとのパートナーシップの初年度となる今シーズン、トロロッソ・ホンダは“いくつかのサプライズをもたらす”と考えている。

    マクラーレンとホンダとのパートナーシップ解消は、この冬、トロ・ロッソにルノーのカスマターパワーユニットからホンダへとワークスパワーユニットへの変更をもたらした。

    ホンダは、マクラーレンとの過去3年間で絶えず苦戦を強いられてきたが、現在のパワーユニットのコンセプトで2年目を迎える。

    ジェームス・キーは、トロ・ロッソの視点ではホンダとのワークスパートナーシップは多くのポジティブな変化を見い出していると語る。

    「ホンダとの作業、ワークスチームとしての作業は、我々にとってまったく異なる世界だった」とジェームス・キーは RACER にコメント。

    「パワーユニットサプライヤーとのこのような強力なコラボレーションはトロ・ロッソにとって新しいことだが、本当に歓迎すべき状況だ」

    「ホンダは一緒に仕事をすることは素晴らしいと言わざるを得ない。我々はかなり強い共通の目標を共有しているし、これまでは非常に良い作業関係を築いている。まったくこのままの状態が継続しない理由は見当たらない」

    ジェームス・キーは、最近の歴史を元にしてトロ・ロッソとホンダのパートナーシップが成功しないとの見方は間違っていると警告。トロ・ロッソもホンダも2017年の期待外れなシーズンから挽回できると信じて仕事をしていると語る。

    「我々の仕事の仕方で本当に良いと思っていることは、お互いに非常に透明であることだ。懸念や問題点があれば、我々は常にそこを強調している」とジェームス・キーは語る。

    「例えば、ホンダは昨年見舞われていた問題について非常に正直だし、それらがどのような状況にあるかを話してくれている。我々は同じことをやってきた。我々の目標を達成する方法について本当にオープンに議論してきたが、全てのデータやリソースはバックアップされている」

    「素晴らしい経験だったと思う。ホンダのような重要な大企業と仕事をする唯一のチームであり、それは大きな責任なので懸命に仕事をしている。だが、我々がやってきた方法、現時点で我々が取り組んでいる方法は非常にポジティブなものだと思う」

    「今年、我々はいくつかサプライズをもたらすだろうと考えている。もちろん、疑問な部分もたくさんあるし、トラックに出てみるまで決してわからない。だが、ホンダ側で彼らが本当にかなり懸命に仕事をしているのは確かだし、彼らはポジティブにスタートを切りたいと望んでいる」

  • トロロッソ・ホンダ、新車STR13を2月21日にシェイクダウン

    トロロッソ・ホンダ、新車STR13を2月21日にシェイクダウン

    トロロッソ・ホンダは、2018年F1マシン『STR13』を2月21日(水)にフィルミングデーを利用してイタリアのミサノ・サーキットでシェイクダウンさせると報じられている。

    2018年からホンダのF1パワーユニットを搭載するトロ・ロッソは、先週、STR13のシャシーがFIAの義務的なクラッシュテストに合格したことを報告している。

    2018年のプレシーズンテストは2月26日(月)にバルセロナのカタロニア・サーキットでスタートするが、トロロッソ・ホンダは、2018年型のホンダ製パワーユニットを搭載するマシンのシステムチェックを行うためにフィルミングデーを利用して新車STR13のシェイクダウンテストを実施する。

    F1レギュレーションでは、シーズンにつき2日間のフィルミングデーが許されている。走行距離は100km以内となっており、タイヤはプロモーションタイヤが指定されている。

    ホンダは、マクラーレンとのパートナーシップを開始した2015年のプレシーズンテストで複数のトラブルに見舞われて最初の4日間のテストでは124周しか走行できなかった。

    すでに3年の経験を積んだホンダが2018年のプレシーズンテストでそのような失態を起こすことはないかもしれないが、事前にシステムのチェックができることは安心材料となる。

    また、ホンダの2018年F1パワーユニットは前年コンセプトの“進化版”であり、最新型に不具合が発生した場合は、2017年型を搭載するというバックアッププランがある。

    トロロッソ・ホンダは、シェイクダウンの4日後の2月25日(日)にSTR13をカタロニア・サーキットのピットレーンで披露。翌日からプレシーズンテストに望むことになる。

  • トロロッソ・ホンダ 「STR13のHaloはもう少し“F1的”な見栄えになる」

    トロロッソ・ホンダ 「STR13のHaloはもう少し“F1的”な見栄えになる」

    トロロッソ・ホンダのテクニカルディレクターを務めるジェームス・キーは、2018年マシン『STR13』に搭載されるHaloは、空力フェアリングのおかげで以前にテストされたものと比較して“もう少しF1らしい”見た目に仕上がっていると語る。

    FIAは、昨シーズンの中盤になって2018年から安全面を向上させるためにコックピット保護デバイス『Halo』を搭載することを決定。

    F1関係者は安全性の向上という点には納得しているものの、ファンからその見た目に批判的な意見が多い。

    しかし、ジェームス・キーは、空力への影響を最小限に抑えるために小さなフェアリングやウィングレットを追加する自由があることが、ある程度は見栄えを改善する助けになったと語る。

    Haloな見た目への影響について質問されたジェームス・キーは「どうなるか様子を見てみなければならないと思う」と RACER にコメント。

    「空力的なものがあるので、以前に目にしたフレームよりもう少しF1的な見栄えになると思うと言っておこう。チームはHalo周りの空力を最適化するための作業に少し時間をかけることができたので、見た目はもう少し洗練されたものになるだろう」

    「だが、私の直感では見慣れてくると思う。いろいろな議論や意見はあると思う。それらのすべては間違いなく有効なものだ。だが、最終的に慣れると思うし、すぐにレースについて心配することに戻るだろう」

    トロロッソ・ホンダの第1号マシンとなるSTR13は、先週全てのクラッシュテストに合格しており、マシンはプレシーズンテストにむけてホモロゲートされた。

    ジェームス・キーは、Haloの追加によって、今年のテストはより大きな挑戦になったと認める。

    「2つの理由から本当に厳しくなったと思う」とジェームス・キーはコメント。

    「ひとつは新しいツトであり、そこには常に未知のものがある。Haloのテストは新しくものなので歴史的に参考にできるものはないし、以前と比較して非常に異なる。また、それらはかなり厳しいテストでもある。ドライバー周りが非常に頑丈なフレームでなければならないのはもちろんのこと、それが遵守されていることを確認するためにかなり重い負荷とトリッキーな条件が求められる」

    「かなり新しいテストであることは明らかだし、シャシー設計に加えなければならない新たな要求だ。もちろん、最初にそれにトライするときは全員が少しナーバスになる。だが、予定通りに機能させることができて嬉しく思っている」

    トロロッソ・ホンダは、プレシーズンテスト開始の前日となる2月25日にカタロニア・サーキットのピットレーンで2018年F1マシン『STR13』を発表する。

  • スクーデリア・トロ・ロッソ:歴代F1マシン

    スクーデリア・トロ・ロッソ:歴代F1マシン

    トロ・ロッソは、ホンダのF1パワーユニットを搭載した第1号マシン『STR13』を2月25日(日)にバルセロナで発表する。

    トロ・ロッソは、2015年にレッドブルがミナルディを買収して設立。レッドブルの若手ドライバーを育成するジュニアチームとして誕生した。チーム名のスクーデリア・トロ・ロッソ(Scuderia Toro Rosso)は、Scuderiaがチーム、Toroが雄牛、Rossoが赤を意味し、英語に訳すとTeam Red Bullとなる。

    当初はレッドブル・テクノロジーが開発したレッドブルと同じシャシーを使用していたが、2010年から他チームとのマシンデザイン共有が完全に認められなくなり、独自にマシンを開発している。

    STR1 (2006年)
    トロ・ロッソ STR1Toro Rosso STR1
    トロ・ロッソの最初のF1マシン。2005年のレッドブル RB1を2006年のレギュレーションに合わせて改修。特例としてコスワース製3りったー V10エンジンを搭載。ドライバーはヴィタントニオ・リウッツィとスコット・スピードが務め、F1アメリカGPではリウッツィが8位入賞してチームに初ポイントをもたらした。コンストラクターズ選手権9位。

    STR2 (2007年)
    トロ・ロッソ STR2Toro Rosso STR2
    レッドブル RB3と共通のデザインを採用。だが、エンジンはレッドブルとは異なりフェラーリ製のV8エンジンを搭載。ドライバーはヴィタントニオ・リウッツィとスコット・スピードでシーズンをスタートしたが、第11戦からセバスチャン・ベッテルがスコット・スピードに代わって加入。中国GPでダブル入賞を果たした。コンストラクターズ選手権7位。

    STR3 (2008年)
    トロ・ロッソ STR3Toro Rosso STR3
    前年モデルSTR2の正常進化版。シャークフィンやエアロパーツなど、RB4のものが搭載された。ドライバーはセバスチャン・ベッテルとセバスチャン・ブルデーが務め、第14戦F1中国GPではセバスチャン・ベッテルがチーム初となるポール・トゥ・ウィンを達成。レッドブルよりも先の勝利を飾り、コンストラクターズ選手権でもレッドブルを上回り、6位でシーズンを終えた。

    STR4 (2009年)
    トロ・ロッソ STR4Toro Rosso STR4
    レッドブル RB5と各部分は共通。セバスチャン・ブルデーとセバスチャン・ブエミでシーズンをスタートし、第10戦ハンガリーGPからはブルーに変わってハイメ・アルグエルスアリがF1デビューを果たした。コンストラクターズ選手権10位。

    STR5 (2010年)
    トロ・ロッソ STR5Toro Rosso STR5
    コンコルド協定の関係から他チームとのデザイン共有が認められなくなり、トロ・ロッソとしては初めての自社デザインした完全自社製マシン。しかし、基本デザインはSTR4をベースにしている。ドライバーはセバスチャン・ブエミとハイメ・アルグエルスアリが務めた。コンストラクターズ選手権9位。

    STR6 (2011年)
    トロ・ロッソ STR6Toro Rosso STR6
    コンストラクターとして独立してから2作目となるSTR6は、ダブルフロアを採用するなど、トロ・ロッソとのしての個性を打ち出したデザイン。フェラーリ製のKERSを搭載した。ドライバーはセバスチャン・ブエミとハイメ・アルグエルスアリ。コンストラクターズ選手権8位。

    STR7 (2012年)
    トロ・ロッソ STR7Toro Rosso STR77
    前年マシンのコンセプトをさらに発展。段差ノーズが特徴のシーズン。ドライバーはジャン・エリック・ベルニュとダニエル・リカルドが務めた。コンストラクターズ選手権9位。

    STR8 (2013年)
    トロ・ロッソ STR8Toro Rosso STR8
    ジョルジオ・アスカネッリに代わって、ジョームス・キーがテクニカルディレクターとして加入。しかし、STR8の開発にはあまり関与していない。ダブルフロアが廃止となり、一般的なサイドポッド形状となった。ドライバーはジャン・エリック・ベルニュとダニエル・リカルド。コンストラクターズ選手権8位。

    STR9 (2014年)
    トロ・ロッソ STR9Toro Rosso STR9
    ジョームス・キーの指揮による初のマシン。不評だった突起ノーズを採用。エンジンはレッドブルと同じルノー製に変更。ダニエル・リカルドがレッドブルに昇格し、ダニール・クビアトとジャン・エリック・ベルニュがドライバーを務めた。コンストラクターズ選手権7位。

    STR10 (2015年)
    トロ・ロッソ STR10Toro Rosso STR10
    酷評されたノーズ先端の突起自体はなくなり、先端が三角形にロングノーズとなった。ドライバーは、マックス・フェルスタッペンとカルロス・サインツが務めた。コンストラクターズ選手権7位。

    STR11 (2016年)
    トロ・ロッソ STR11Toro Rosso STR11
    レッドブルとルノーとの関係が悪化したあおりを受け、1年落ちのフェラーリ製エンジンを搭載。フェラーリのパワーユニットに適合させるためにロングホイールベース化された。前年と同じマックス・フェルスタッペンとカルロス・サインツでシーズンをスタートしたが、第5戦スペインGPからフェルスタッペンがレッドブルに移籍し、ダニール・クビアトが降格する形で復帰した。コンストラクターズ選手権7位。

    STR12 (2017年)
    トロ・ロッソ STR12Toro Rosso STR12
    レッドブルと同じルノー製エンジンを搭載。カラーリングが大きく変わり、レッドブル缶を思わせるブルーとシルバーの新コンセップトを採用。ダニール・クビアトとカルロス・サインツでシーズンをスタートしたが、サインツはレッドブルに移籍、クビアトは解雇となり、後半戦はピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーがドライバーを務めた。コンストラクターズ選手権7位。

  • トロロッソ・ホンダにとって3基のF1エンジン使用制限は“頭痛の種”

    トロロッソ・ホンダにとって3基のF1エンジン使用制限は“頭痛の種”

    トロロッソ・ホンダにとって、2018年の新しいF1エンジン制限は“頭痛の種”になる可能性がチーム代表のフランツ・トストは認識している。

    2018年からはF1カレンダーが21戦に拡大されるにも関わらず、ドライバーが年間に使用できるF1エンジン、ターボチャージャー、MGU-Hは3基までとなり、MGU-K、コントロールエレクトロニクス、エネルギーストアは年間2基に削減される。

    トロ・ロッソが新たにエンジンパートナーとして迎えるホンダは、過去3年間でパワーユニットの信頼性に苦しんできた。

    ホンダが3年間に投入したコンポーネントは、ICE(内燃機関)が56基、ターボチャージャーとMGU-Hが各61基、MGU-Kが48基、エネルギーストアが36基、コントロールエレクトロニクスが39基。(合計301基/144基)。エンジン関連のグリッド降格ペナルティは、F1復帰した2015年に305グリッド、2年目の2016年は140グリッドと半分以下となったが、パワーユニットを一新した2017年は初年度を上回る380グリッド降格ペナルティを科せられている。

    ホンダとの新しいパートナーシップの成功を確信しているフランツ・トストだが、それでも信頼性は問題をはらんでいることを認識していると語る。

    パワーユニットコンポーネントの使用数について質問されたフランツ・トストは「そこは主にホンダが耐久性をどのようにコントロールしていくかによるが、容易でないことは確かだ」と Speed Week にコメント。

    「ユニット数の削減は我々に頭痛の種を与えていくだろう」

    だが、フランツ・トストは、ホンダが信頼性を向上させてくれると楽観的に捉えている。

    「ホンダは素晴らしいインフラを提供している。そこは誰も異論は唱えないだろう」とフランツ・トストは語る。

    「彼らはとてもグレバーであり、技術者のモチベーションも高い。過去の欠点を認め、全員がそれを排除しようとしている」