カテゴリー: トロロッソ

  • トロロッソ 「169周はプレシーズンテストでのチーム最長記録」

    トロロッソ 「169周はプレシーズンテストでのチーム最長記録」

    トロロッソのテクニカルディレクターを務めるジェームス・キーが、F1バルセロナ合同テスト3日目の作業を振り返った。

    この日もホンダのF1パワーユニットはノートラブルに順調に周回を重ね、トロロッソ・ホンダとしてだけでなく、現在のパワーユニットレギュレーションが導入されて以降のホンダ、そして、トロロッソのチーム最長周回数となる169周を走破した。

    ピエール・ガスリーはテスト3日目の3番手タイムとなる1分18秒363を記録し、トロロッソ・ホンダ STR13、そして、ホンダ RA618Hは、信頼性だけでなく、パフォーマンス面でも改善を示した。

    ジェームス・キーは「ガスリーにとってもチームにとってもタフな一日だったと思うが、169周を走り切ることができてよかった」とコメント。

    「この周回数は、現在のパワーユニットレギュレーションになって以降、プレシーズンテスト中のチーム最長記録になる」

    「午前中はマシンのセットアップに少し手こずったが、午後にはそれも解決できた。午前中は、少ない燃料でよりソフトなタイヤを使い、ショートランのテスト、そして、午後はさまざまなレースランのテストを行った。燃料を多く積んでのロングランでは、マシンのセットアップで大きく進歩することができ、ガスリーにとっても得るものが多かったと思う」

    「さらに終盤は、午前中に得たセットアップをさらに進歩させるべく、再びショートランを行った。シーズン開幕に向けてピットストップの練習を行えたことも、ピットクルーにとっては重要だ」」

    「ガスリーにとってのテスト最終日は、予定していた周回やプログラムをこなすことができて非常に実りあるものだったし、テスト結果から多くを学ぶことができた。明日のハートレーの走行も同じように充実したものにしたい」

    関連:F1バルセロナテスト3日目 結果:トロロッソ・ホンダが堂々3番手タイム!

  • トロロッソ 「ホンダのF1エンジンでマクラーレンを倒す」

    トロロッソ 「ホンダのF1エンジンでマクラーレンを倒す」

    トロロッソのチーム代表フランツ・トストは、2018年のF1世界選手権でトロロッソ・ホンダはマクラーレンよりも競争力があると考えている。

    2018年のF1世界選手権ではマクラーレンとトロロッソは事実上パワーユニットを交換する形となった。マクラーレンは、3年間の結果を出せなかったホンダを切り、今年からルノーのF1パワーユニットを搭載している。

    一方、トロロッソは新たにホンダの“ワークスチーム”となり、今シーズンの結果次第ではレッドブルが2019年にホンダのF1パワーユニットを搭載する可能性が報じられている。

    過去3年間、ホンダがマクラーレンと結果を出せなかったのは事実であり、多くの人々はトロロッソはマクラーレンのとばっちりを受けたと考えていた。

    だが、これまでのプレシーズンテストでホンダのF1パワーユニットは安定した信頼性をみせており、対照的にマクラーレンにはトラブルが続発している。

    トロロッソのチーム代表フランツ・トストは、ホンダとの新しい契約によってチームはグリッド順位を上げられると考えており、ホンダの元パートナーであるマクラーレンを上回れると考えている。

    「我々はホンダのエンジンに満足している。ホンダのエンジンは素晴らしい仕事をしている」とフランツ・トストは Sky Sports にコメント。

    「彼らが非常に競争力のあるパッケージを我々に供給してくれると確信している。シーズン終了までには追いつくと確信しているし、非常に競争力のあるクルマになっているだろう」

    「我々の目標はミッドフィールドのトップにいることだ」

    ルノーのエンジンを搭載したマクラーレン MCL33は信頼性トラブルに苦しんでおり、すでに設計について多くの懸念の声が挙がっている。

    しかし、フランツ・トストはライバルの不調を利用するのではなく、正々堂々と勝ちにいくと主張。マクラーレンはホンダを切って、“安全”なルノーのパワーユニットを選択するというミスを犯したと感じていると述べた。

    「マクラーレンについては気にしてはいない」とフランツ・トストはコメント。

    「最終的に我々は彼らよりも競争力のあるパッケージを得られると確信している」

  • トロロッソ・ホンダ、3月17日(土)に六本木ヒルズでファンイベントを開催

    トロロッソ・ホンダ、3月17日(土)に六本木ヒルズでファンイベントを開催

    トロロッソ・ホンダが、3月17日(土)に六本木ヒルズアリーナでF1開幕前イベント『Red Bull Toro Rosso Honda DAY in TOKYO』を開催することが発表された。

    ホンダとトロロッソが結成した「レッドブル・トロロッソ・ホンダ(Red Bull Toro Rosso Honda)」が、東京・港区の六本木ヒルズアリーナで開幕前イベントを開催。チームから、代表のフランツ・トストと、ドライバーのピエール・ガスリー、ブレンドン・ハートレーをゲストに迎え、ファンの皆さまとともに、かつてない世界観で新シーズンへのキックオフを行う。

    当日は、メインセレモニーの前から、レッドブル・トロロッソ・ホンダならではのパフォーマンスショーが展開。BMX・MTBによるジャンプショー、ブレイクダンスなど世界トップアスリートたちの技が会場を魅了し、一大エンターテインメント空間に様変わる。そしてレッドブル・トロロッソ・ホンダのお披露目と融合し…

    新たな歴史の幕が開く瞬間を、ぜひ一緒に迎えよう!

    <開催概要>
    日時 2018年3月17日(土) 14:00~16:00(メインセレモニー/15:00~16:00)(予定)
    ※開始・終了時間は変更となる場合があります。
    会場 六本木ヒルズアリーナ
    参加条件 どなたでも無料でご参加いただけます

    *当日、イベントエリア内ではテレビ・WEBなどのメディアによる取材、またSNSアカウントでの発信が予定されております。これらのメディアにおいて撮影されたお客様の画像・音声の肖像権は、本田技研工業株式会社に帰属いたします。撮影されることを望まないお客様は、自主的に撮影場所を避けていただくようお願い致します。

  • ブレンドン・ハートレー 「ホンダはトロロッソの期待に応えている」

    ブレンドン・ハートレー 「ホンダはトロロッソの期待に応えている」

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、ホンダが2018年のF1世界選手権にむけて競争力と信頼性のあるF1エンジンを生産するというシーズン前の期待にまさに応えてくれていると述べた。

    過去3年間、ホンダはマクラーレンと悲惨な3年間を過ごしてきたが、新生トロロッソ・ホンダは、これまでの6日間のプレシーズンテストでエンジン関連の問題に見舞われることなく、順調に走行距離を延ばしている。

    7日(水)のテスト2日目は、午後にセンサーの小さなトラブルが発生して1時間が犠牲になったが、ブレンドン・ハートレーは119周を走行し、トップタイムを記録したレッドブルのダニエル・リカルドから1.7秒差の5番手タイムを記録した。

    ホンダのF1エンジンについて質問されたブレンドン・ハートレーは「今回もホンダはいくつかアップデートを持ち込んでいる」とコメント。

    「彼らは懸命に作業しているし、これまで信頼性問題はゼロだ。本当にスムーズなスタートが切れているし、本当にポジティブだ」

    ブレンドン・ハートレーは、冬の間にホンダの信頼性について心配することに時間を費やすことはなかったと語る。

    「正直、ここに来る前から本当にポジティブだったし、楽観的だった。到着する前でさえ、悪いと予想するポイントはなかった」

    「3~4週間前にファクトリーに行ったとき、全員からひそかな自信を感じた。ファエンツァのファクトリーでホンダからの初期の兆候についての何度かミーティングに参加していたし、ここに来る前から高い期待を抱いていた。そして、まさにその通りになっている」

    「今年の計画は1年を通して大きな改善を果たしていくことだ。昨年みたいに滑り落ちることなくね。良いスタートだけど、まだまだやるべき仕事はある」

  • トロロッソ・ホンダ:第2回 F1バルセロナ合同テスト 2日目レポート

    トロロッソ・ホンダ:第2回 F1バルセロナ合同テスト 2日目レポート

    トロロッソ・ホンダは、第2回F1バルセロナ合同テストの2日目にブレンドン・ハートレーが走行を担当。プログラムの遅れを取り戻すべく精力的に周回を重ねトータル119周を走行した。

    第2回プレシーズンテストの2日目は、前日より気温はやや低いものの、正午には日差しも強くなる好コンディションの中でプログラムを実施。トロロッソ・ホンダは前日のトラブルを修復して、テストに臨んだ。

    先週のテストでは雪の影響で長時間の走行ができなかったブレンドン・ハートレーが2日目の走行を担当。ハートレーは、午前9時の開始とともにコースインし、途中マシンのセット変更作業を挟みながら、ランチブレイクまでに53周を走行した。テスト後半は午後2時44分にコースインし、順調にテストプログラムをこなしながら66周を周回。テスト終盤には、チームベストとなる1分19秒823のラップタイムをマークした。トータル119周を走った2日目は、順調なテストデイとなった。

    第2回プレシーズンテストは、3月6日から9日までの4日間、スペイン・バルセロナのカタロニア・サーキットで行われる。

    ブレンドン・ハートレー
    「今日は実りのある日となった。午後に細かいトラブルがいくつか発生したが、時間をかけることなく修復できたので、最後には多くの燃料を積んだ状態でのロングランもテストできた。STR13をだんだんと理解できるようになってきている。僕にとってはテスト1の初日以来久しぶりの走行となったが、マシンが非常に仕上がってきておりとても素晴らしい。この2日間での幾つかのトラブルも問題なく解決されているので、全体的にとても上手くいっていると思う。午前中、今までと違ったマシンのセッティングだったせいかハンドリングが難しく感じた。スピンもしたが、シーズン開幕前のテストで起こったので、かえってよかった。ロングランでのテストの感触もよく、最終的にとても満足できる結果となった」

    ジェームス・キー (トロロッソ テクニカルディレクター)
    「2週に渡って行われているテストの中で、今日初めてSTR13のメカニカルかつ空力性能に関する重要なテストプログラムを行った。先週のテスト初日以来のドライブになるハートレー選手には安定した走行を重ねることが必要だったが、何回か走行を中断する小さな問題もあり、午前中はいい形で走行をすることが難しかった。しかし、午後はテスト時間終了までの間に、実りのあるテストを行うことができた。レースのスティントと同じぐらいのロングランをし、ソフトタイヤで短距離走行も試したので、テスト2の後半に向けたいい準備となった。これからのマシンセッティングの方向性を決めるのにあたり重要となってくるデータを得ることもできた。エンジンは今日の走行を通して安定していて、ホンダのパワーユニットの性能向上を感じている。全体的に今日は忙しくもあり充実した日となったが、残り2日間も同じくいい結果に繋げられるようにしていきたい」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「バルセロナは昨日に続き今日も青空が広がり、日本の春のような暖かさでした。テストに適したコンディションの中、ここまであまり周回を重ねられていなかったハートレー選手がドライブしました。今日もシャシー、PUともに実戦を想定したプログラムを組んでいましたので、ロングランも含めて119周を周回できたことはポジティブに捉えています。途中小さなトラブルでマシンが止まる場面はありましたが、すぐに問題を特定し、最小限のロスでトラックにマシンを送り出すことができました。チームの迅速な作業に感謝しています。テスト開始から6日間の走行を行ってきました。天候の影響で予定通りにプログラムを消化できない日もありましたが、時間を無駄にすることなく、開幕戦に向け「トロロッソ・ホンダ」がワンチームとして日々前進している実感があります。残り2日、このいい流れを維持し、実りある形でテストを終えたいと思います」

  • トロロッソ 「ホンダのF1パワーユニットの性能向上を感じている」

    トロロッソ 「ホンダのF1パワーユニットの性能向上を感じている」

    トロロッソ・ホンダは、F1バルセロナ合同テスト2日目にブレンドン・ハートレーが119周を走行。トップ3チームのドライバーに次ぐ5番手タイムを記録した。

    前日のテスト初日ではブレーキシステムのトラブルによって午後に走行することができなかったトロロッソ・ホンダだが、チームは前日のトラブルを修復して順調に走行。途中小さなトラブルでマシンが止まる場面もあったが、ロスは最小限に抑えて順調なテストデイを送った。

    トロロッソのテクニカルディレクターを務めるジェームス・キーは「エンジンは今日の走行を通して安定しており、ホンダのパワーユニットの性能向上を感じている」とコメント。

    「今日は初めてSTR13のメカニカルかつ空力性能に関する重要なテストプログラムを行った。先週のテスト初日以来のドライブになるハートレーには安定した走行を重ねることが必要だったが、何回か走行を中断する小さな問題もあり、午前中はいい形で走行をすることが難しかった。だが、午後はテスト時間終了までの間に、実りのあるテストを行うことができた」

    「レースのスティントと同じぐらいのロングランをし、ソフトタイヤで短距離走行も試したので、テスト2の後半に向けたいい準備となった。これからのマシンセッティングの方向性を決めるのにあたり重要となってくるデータを得ることもできた」

    「全体的に今日は忙しくもあり充実した日となったが、残り2日間も同じくいい結果に繋げられるようにしていきたい」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は「今日もシャシー、パワーユニットともに実戦を想定したプログラムを組んでいましたので、ロングランも含めて119周を周回できたことはポジティブに捉えています」とコメント。

    「途中小さなトラブルでマシンが止まる場面はありましたが、すぐに問題を特定し、最小限のロスでトラックにマシンを送り出すことができました。チームの迅速な作業に感謝しています」

    「開幕戦に向け「トロロッソ・ホンダ」がワンチームとして日々前進している実感があります。残り2日、このいい流れを維持し、実りある形でテストを終えたいと思います」

    走行を担当したブレンドン・ハートレーは「STR13をだんだんと理解できるようになってきている」とコメント。

    「午後に細かいトラブルがいくつか発生したが、時間をかけることなく修復できたので、最後には多くの燃料を積んだ状態でのロングランもテストできた」

    僕にとってはテスト1の初日以来久しぶりの走行となりましたが、マシンが非常に仕上がってきておりとても素晴らしい。この2日間での幾つかのトラブルも問題なく解決されているので、全体的にとても上手くいっていると思う」

    「午前中、今までと違ったマシンのセッティングだったせいかハンドリングが難しく感じた。スピンもしたけど、シーズン開幕前のテストで起こったので、かえってよかった。ロングランでのテストの感触もいいし、最終的にとても満足できる結果となった」

    関連:F1バルセロナテスト2日目 結果:ダニエル・リカルドが最速タイム

  • トロロッソ・ホンダ:第2回 F1バルセロナ合同テスト 1日目レポート

    トロロッソ・ホンダ:第2回 F1バルセロナ合同テスト 1日目レポート

    トロロッソ・ホンダは、第2回テストの初日にピエール・ガスリーが走行を担当。しかし、午後に起きたトラブル修復に時間を費やし、54周走行にとどまった。

    スペイン・バルセロナでの第2回プレシーズンテストが開始。初日は好天に恵まれ、正午過ぎには18℃まで気温が上がるなど、好コンディションで幕を開けた。トロロッソ・ホンダは、午前9時から午後1時までのテスト前半で、ピエール・ガスリーが53周を走行。前週の第1回テストの順調な流れをそのままに、精力的にテストプログラムをこなした。

    しかし、昼休みを挟んだあとの午後のセッション、コースへ出たガスリーが1周してピットへ戻ると、車体のトラブル対応に予想以上の時間を費やし、再びコースインすることはできなかった。結局、このあとは走行できず、テスト初日はトータル54周の走行で終了している。

    ピエール・ガスリー
    「今日はパフォーマンス面では、とてもいいテスト結果になったと思う。午後にブレーキシステムに小さな問題が発生してしまい、予想よりも修復に時間がかかってしまったため、思ったよりも周回数を走ることができなかったのが残念だ。でも、それもテストの一環だと思っているよ! 今のところ、上手く進んでいる。マシンも調子がいいし、先週に比べて段々と仕上がってきているので、僕たちはチームとして正しい方向に進んでいると思う」

    ジェームス・キー (トロロッソ テクニカルディレクター)
    「先週よりも実戦に近いコンディションでテストができたので、午前中は実りある時間を過ごせまた。先週学んだことをもとにセットアップも色々と変えて試し、ピエールもマシンに満足してくれている。エンジニアたちが頑張り、テストの間の短い時間の中で解析を行って、よりよい方向性を見出してくれた。また、空力面の作業として、さらなる測定を行ったほか、温度の高い状況下でのシャシーセットアップの進捗やタイヤ性能の初期分析を行うことができた。残念ながら、午後にブレーキに問題が発生してしまい、その原因をつかんで解決するのに時間がかかってしまった。ブレーキのような重要な部位についてはどんな小さな問題でも万全の対策が必要であり、やむを得ないことだったと思っている。ただ、それによって午後の走行時間がほとんど取れませんでしたので、今日は夜を徹して明日のテストへ向けて修復・改善に急ぐ。テスト項目もまだまだある中で貴重な走行時間を失うことになってしまい、ドライバーとホンダには申し訳なく思っている。残りのテストへ向けて最善を尽くし、明日からの3日間を有効活用していきたいと思う」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日のテスト2初日は、朝からバルセロナらしい晴天で気温も上昇しました。寒かった先週と比較すると大きく異なり、レースに近いコンディションでテストを行うことができました。このテスト2からは、より実際のレースを意識したプログラムを計画しています。チームは多くの種類のタイヤを使い、それぞれの特性に合わせたセッティングを試し、PUとしてもそれらの状況下で適切なセッティングの熟成を進めます。今日は午後に車体側の問題が見つかり、マシンを長く止めることになりました。走行時間を失ったことは残念ですが、このような事象を発見することもテストの目的の一つです。その点では有意義だったと思います。明日以降ノートラブルでプログラムを消化できるよう、チームと準備を進めます」

  • トロロッソ、ブレーキシステムに問題 「ホンダとドライバーに申し訳ない」

    トロロッソ、ブレーキシステムに問題 「ホンダとドライバーに申し訳ない」

    トロロッソ・ホンダは、F1バルセロナ合同テスト初日にブレーキシステムにトラブルが発生。テクニカルディレクターを務めるジェームス・キーは「ドライバーとホンダに申し訳ない」と述べた。

    3月6日(火)に第2回目のF1プレシーズンテストがバルセロナのカタロニア・サーキットでスタート。快晴のコンディションのなかトロロッソ・ホンダはピエール・ガスリーがテストを担当。午前中の時点では53周を走行し、全体の4番手タイムで昼休みを迎えた。

    しかし、午後にブレーキシステムにトラブルが発生。1周の確認ラップしかできず、合計54周で走行を終えることになった。

    トロロッソのテクニカルディレクターを務めるジェームス・キーは「残念ながら、午後にブレーキに問題が発生してしまい、その原因をつかんで解決するのに時間がかかってしまった」と説明。

    「ブレーキのような重要な部位についてはどんな小さな問題でも万全の対策が必要であり、やむを得ないことだったと思っている。ただ、それによって午後の走行時間がほとんど取れなかったので、今日は夜を徹して明日のテストへ向けて修復・改善に急ぐ」

    「テスト項目もまだまだある中で貴重な走行時間を失うことになってしまい、ドライバーとホンダには申し訳なく思っています。残りのテストへ向けて最善を尽くし、明日からの3日間を有効活用していきたいと思う」

    だが、走行を担当し、ソフトタイヤでトップから0.557秒差の5番手タイムを記録したピエール・ガスリーは、トロロッソ・ホンダのマシンの改善に手応えを感じていると語る。

    「今日はパフォーマンス面では、とてもいいテスト結果になったと思う」とピエール・ガスリーはコメント。

    「午後にブレーキシステムに小さな問題が発生してしまい、予想よりも修復に時間がかかってしまったため、思ったよりも周回数を走ることができなかったのが残念だ。でも、それもテストの一環だと思っている!」

    「今のところ、上手く進んでいる。マシンも調子がいいし、先週に比べて段々と仕上がってきているので、僕たちはチームとして正しい方向に進んでいると思う」

    ホンダのテクニカルディレクターを務める田辺豊治は今日は午後に車体側の問題が見つかり、マシンを長く止めることになりました。走行時間を失ったことは残念ですが、このような事象を発見することもテストの目的の一つです。その点では有意義だったと思います。明日以降ノートラブルでプログラムを消化できるよう、チームと準備を進めます」と述べ、チームとしての一体感を示した。

    トロロッソ・ホンダは、テスト2日目はブレンドン・ハートレーがステアリングを握る。

    関連:F1バルセロナテスト1日目 結果:セバスチャン・ベッテルがトップタイム

  • トロロッソ 「ホンダF1のワークスパートナーという“大きな責任”がある」

    トロロッソ 「ホンダF1のワークスパートナーという“大きな責任”がある」

    トロロッソのテクニカルディレクターを務めるジェームス・キーは、新たにエンジン契約を結んだホンダが進歩できるようにワークスパートナーとして手助けするという“大きな責任”をもって仕事に挑んでいると語る。

    昨年、マクラーレンがホンダとのパートナーシップを解消したことで、今年からトロロッソはルノーからホンダにF1パワーユニットを変更。トロロッソの13年の歴史で初めて“ワークスチーム”としてホンダからF1エンジンの独占供給を受ける。

    トロロッソの新車『STR13』は、ホンダのF1パワーユニットに合わせてギアボックスとリアエンドのデザインを一新。ルノーとは異なり、ターボを分割するホンダのF1パワーユニットによて異なるパッケージグが要求された。その変更作業にとって比較的小規模なトロロッソは、忙しい冬の期間を過ごした。

    先週バルセロナで開始されたF1プレシーズンテストでは、新生“トロロッソ・ホンダ”は素晴らしいスタートを切り、大きなエンジントラブルに見舞われることなく、全チームで最多の324周を走行してF1パドックを驚かせた。

    「ホンダのF1エンジンのインストレーションで我々が気づいたのは、ルノーのものとは基本的に異なるということだった。そこには全く共通性がない」とジェームス・キーはコメント。

    「ギアボックスの内部はレッドブル・テクノロジーと共通だが、それらは共同で設計されている。例えば、オイルシステムは我々のものであり、メインケースは完全に我々のものだ。電子システムやコントロールシステムもそうだ。完全にトロロッソ製だ。互角性に完全な違いがあるので、異なるエンジンを搭載するにはその方法を採らなければならない」

    「シャシーのデザインは明らかに異なるものになっているし、ギアボックスも違う。それは全て我々が手掛けたものだ」

    「もう一つはそれがワークス契約だということだ。本格的な協力体制だ。全てのダイナモテスト、R&Dリグテスト、いくつかのエリアの共同開発、共同設計作業などがある。来年の設計作業もすでに進行している。その全てが我々のパートナーシップでは非常にユニークなことだ」

    「実際、そのすべては責任が重い。我々はそれを楽しみにしていたし、ポジティブなプレッシャーだ。だが、ホンダが一緒に仕事をするチームと進歩するために必要なレベルに引き上げるのは大きな責任だ。共通性は確かに少ない」

    ホンダとのワークス契約はトロロッソに追加のリソースをもたらしたが、それと同時にカスタマーだった今までとは異なり、かつて経験したことのないほど作業負担は増えたとジェームス・キーは語る。

    「夢見ていたいろいろなことがいっぺんに玄関に届けられるようなものだ。『何てことだ!やることが山盛りだ!』という気分だ」とジェームス・キーは語る。

    「シャシー面ではエンジンに関連した特定のシステムのリグテストを11月に開始した。12月にはダイナモでギアボックスをテストを実施し、それ以降はまずはミルトンキーンズで、それから日本でも同様のテストを続けている。そのため、ギアボックスは日本とミルトンキーンズの両方にある」

    「冷却システムなどのテストにも取り組んできた。そういった部分ではプレッシャーはある。過去に経験はないが、同時に素晴らしい機会でもある。チームにはこれまでより多くのパーツをどんどん製造し、イタリアだけでなくヨーロッパ、日本までを含めてエンジニアリングサポートをしなければというプレッシャーがかかっている」

    「作業量は大幅に増えたが、全てに正当な理由があるし、ホンダにはそのような観点を見通すためにチームとの緊密な関係が必要だ。例えば、ギアボックスはエンジンサプライヤーにとって極めて重要だ」

    昨年9月に契約が発表されてからホンダと仕事をしてきたジェームス・キーは、トロロッソ・ホンダが初のF1プレシーズンテストでスムーズなスタートを切ったことに驚かないと語る。

    「去年の状況を見れば驚くかもしれないが、しばらく彼らと仕事をしてきた我々としては驚きではない」とコメント。

    「彼らが有している施設、何が何でも成功させなければならないという必死の決意を見れば、もう私にとっては驚きではない」

    「もちろん、コースに出てみるまで決してどうなるかはわからなかった。だが、大きな問題はまったくなかったと言わなければならない。小さなストップがあったがどれも我々側のものだった」

    「彼らとの作業は非常にスムーズだった。我々は非常に一体となっている。彼らは非常に開放的であり、全ての会議に出席しているので、我々全員が何が進行しているかを把握しているし、我々はすべてを最適化するために協力している。これまでのところは非常にスムーズだし、それが続いていくと確信している」

  • ピエール・ガスリー 「日本でホンダと仕事をした経験が役立っている」

    ピエール・ガスリー 「日本でホンダと仕事をした経験が役立っている」

    ピエール・ガスリーは、昨年日本でホンダとスーパーフォーミュラに参戦した経験が、2018年に新たにトロロッソのパートナーとなったホンダF1との仕事を容易にしていると感じていると語る。

    先週のF1バルセロナ合同テストで、ピエール・ガスリーは全ドライバーのなかで最多の229周を走破。ホンダのF1パワーユニットには4日間で大きな問題は発生せず、2015年にF1に復帰してから最も生産的な冬季テストを過ごした。

    2017年、レッドブルはピエール・ガスリーを日本のスーパーフォーミュラに送り込み、ガスリーはホンダが支援するTEAM MUGENで2勝を挙げてタイトルを争った。

    ピエール・ガスリーは、ホンダと仕事をした経験がトロロッソの新たなパートナーシップの基盤を築き、移行フェーズに役立ったとし、昨年予想していたよりもはるかに有用だったと述べた。

    「ホンダの事は去年から知っている。最終的に当時考えていたよりもさらに良い経験になった」

    「彼らとのコミュニケーションに役立っているのは確かだ。彼らの仕事のやり方、彼らと仕事をするにはどのようなことが必要か、状況にどのようにアプローチする必要があるかを少しは知っているからね」

    「今のところまったく問題はない。とにかくエンジニアにはっきりとしたフィードバックを与え、自分たちにできるエリアを改善しようとする。それが重要だ」

    今週の2回目のプレシーズンテストで3月25日の開幕戦オーストラリアGPに向けて最後の2日間のテストを行うピエール・ガスリーは、テストを通してすぐに改善を見い出すことができたと語る。

    「シーズン前に4日間のテストを実施するのは初めてのことだし、実際にとても速くなっている。開幕戦までにあと2日しかクルマに乗れないのは若手ドライバーにとってちょっと異様なことだ」

    「コースに出るすべてのラップを最大限に生かす必要があると本当に感じている。だから、かなり多くのラップを走れたことには本当に満足できた」

    「昨日(3日目)のように1日を逃してしまうと、開幕戦までにクルマでフィーリングを掴んで経験を積むことにかなり大きな影響を及ぼす」

    「今、本当にポジティブなのはそれが理由だ」