カテゴリー: トロロッソ

  • ホンダF1:ピエール・ガスリーの新スペックPUにトラブル発生

    ホンダF1:ピエール・ガスリーの新スペックPUにトラブル発生

    ホンダF1は、6月9日(土)に行われたカナダGPのフリー走行3回目にピエール・ガスリーのパワーユニットに不具合が見つかったため、予選にむけてパワーユニット全体を以前のバージョンに戻したことを明らかにした。

    フリー走行3回目ではブレンドン・ハートレーが24周を走行して12番手タイム(1分13秒076)を記録したのに対し、ピエール・ガスリーは終盤にタイムを更新できず、19周の走行で15番手タイム(1分13秒334)で終えていた。

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は、ピエール・ガスリーが搭載していた新スペックのパワーユニットにパワー低下が見られたため、予防措置として予選にむけてパワーユニット全体の以前のバージョンに交換しいたことを明らかにした。

    「午前中のフリープラクティス終盤にピエールのエンジンがパワー低下を示しました。予防措置として我々はユニット全体を交換する決断をしました」と田辺豊治はコメント。

    「ピエールのこのパワーユニットは以前に使用していたものなので、この変更によってペナルティが発生することはありません」

    「これから問題の原因を特定するためにすべてを詳しく調査していきます」

    F1カナダGPの予選では、新スペックのブレンドン・ハートレーがQ2に進出して12番グリッドを獲得したのに対し、旧スペックのピエール・ガスリーはQ1で敗退して16番手だった。

    ブレンドン・ハートレーのQ1でのタイムは1分12秒587、ピエール・ガスリーのタイムは1分13秒047でその差は0.460秒。ピエール・ガスリーはQ1で最後のアタックができておらず、ドライバーの力量もあるが、10馬力あたりのタイム差を0.15秒差と想定して単純計算するとホンダは新スペックのパワーユニットで約30馬力アップを果たしていることになる。

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  • トロロッソ・ホンダ 「ホンダのF1エンジンは非常にポジティブなステップ」

    トロロッソ・ホンダ 「ホンダのF1エンジンは非常にポジティブなステップ」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーは、F1カナダGPで導入されたアップグレード版のホンダのF1エンジンのパフォーマンスをモナコと比較して測定するのは困難ではあるものの、“非常にポジティブなステップ”だと口を揃える。

    2019年のエンジンサプライヤーを検討しているレッドブル・レーシングは、ルノーと比較してホンダの最新仕様のF1パワーユニットがどれくらいの進歩を果たしたを精査している。

    ピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーは、ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットのコース特性によってコックピットから以前のレースと比較して進歩を判断するのは難しいものの、F1カナダGPの初日のプラクティスの初期の印象とエンジニアからのフィードバックに基づいて、トロロッソ・ホンダは新しいパワーユニットに満足していると語る。

    エンジンマップの問題によって1回目のプラクティスの中断を余儀なくされたピエール・ガスリーは「ストレートの短いフルダウンフォースのモナコからローダウンフォースのカナダに来ているので、実際に比較するのは難しい」とコメント。

    「だから、僕たちはデータに関して明確な比較はしていない。でも、エンジニアは、良くなっている、速くなっていると言っている。それが最も重要なことだ」

    ブレンドン・ハートレーは、エンジンはまだ微調整が必要だが、ドライバビリティは良い兆候だったと語る。

    「僕が理解していることでは、全員が初日にまったく問題が発生しなかったエンジンに本当に満足している」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「信頼性の問題はなかった。ドライバビリティは素晴らしい。まだ少しチューニングする部分はあるし、最大限を引き出そうとしているところだけど、あらゆる点でとてもポジティブだった」

    「全員が内容に満足している。でも、もっと多くのポテンシャルはあるし、クルマの中から劇的な違いを感じることができたと言えば嘘になるだろう。でも、とてもポジティブなステップだ」

    ブレンドン・ハートレーは、ホンダのF1パワーユニットがパワーセンシティブなジル・ヴィルヌーヴ・サーキットでいかに重要な役割を果たしているかを認識していると語る。

    「とても長いストレートのある馬力が大きな役割を果たすトラックだし、デプロイメントも重要だ。僕たちは良いステップを確認できている」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「これからエンジンだけでなく、タイヤ、空力、メカニカルなどクルマから最大限を引き出せるようにすべてをまとめなければならない」

    「だから、全員が各自のエリアで懸命に作業している。でも、かなりポジティブな一日だったと思う」

  • トロロッソ・ホンダ:F1カナダGP 金曜フリー走行 レポート

    トロロッソ・ホンダ:F1カナダGP 金曜フリー走行 レポート

    トロロッソ・ホンダは、新PUを投入したハイスピードサーキットのF1カナダGP初日のフリー走行において、FP1でピエール・ガスリーが10番手、FP2でブレンドン・ハートレーが12番手となり、順調にプログラムを消化した。

    2018年シーズン第7戦カナダGPは、モントリオールのジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで開催される。その初日となる金曜日にFP1、FP2が行われた。今回、ホンダはアップデートを行ったパワーユニットを投入し、パワーユニットにとって負荷の大きい高速コースに挑む。

    午前10時、快晴で迎えたFP1ではマシン、ドライバーともに初めての走行であることから、ウルトラソフトタイヤ、スーパーソフトタイヤで多くの周回を消化することを目標に進めた。ピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーがともに順調に周回を重ね、予定されていたプログラムを消化。セッション終盤にはガスリーがベストラップを刻み10番手、ハートレーは16番手のタイムで終えている。

    強い日差しの中、気温21℃で迎えたFP2は午後2時にスタート。ブレンドン・ハートレー、ピエール・ガスリーともにショートランでのアタックとロングランを行い、順調に周回しセッティングを進めた。ベストラップはハートレーが1分13秒889で12番手。ガスリーはベストラップのセクター3でわずかにミスし、1分14秒486で18番手に終わった。

    パワーユニットとしては、新たなスペックの投入により各部の機能確認や作動チェックから始めた。また通常通りのエネルギーマネジメントの調整と、コース特性に合わせたドライバビリティの調整を行い、トラブルなく初日を終えている。

    F1カナダGPは9日(土)、午前11時(日本時間10日午前0時)よりFP3、午後2時(日本時間10日午前3時)より予選が行われる。

    ピエール・ガスリー (10番手/18番手)
    「ここモントリオールで初めてのサーキットを走ることができ、色々な発見があったことはよかったですし、週末をポジティブなかたちでスタートすることができました。 非常にエキサイティングかつ難しいサーキットだったので、最初の数周は本当に楽しむことができました。FP1ではマシンの感触もよく、10番手で終えることができ、好調なスタートになりました。気温が上がったFP2でも変わらずマシンはよく機能していましたが、ショートランの最中に小さな問題があったので、本当のペースはまだ発揮できていません。ブレンドンのタイムで分かるように、僕たちにはトップ10を争える速さがあると思います。今夜はまだ少しやるべきことがありますが、マシンの感触はいいので、あとは明日に向けて正しいセッティングを見つけるだけです」

    ブレンドン・ハートレー (16番手/12番手)
    「モントリオールでの初日は順調だったと思います。非常に難しいトラックですが、特にFP1では路面がかなり汚れていたので、なおさら難しかったです。いくらかチャレンジもありましたが、ここで初めて走ることができ、楽しかったです。シケインでは曲がり切れなかった箇所もありましたが、ウォールに激突するのは避けられましたし、FP1ではマシンに小さな問題がありましたが、それらは全てFP2で改善することができました。エアロパーツのテストも行い、よく機能しているのを確認できました。ここではトラクションが非常に重要なのですが、いいセッティングをいくつか見つけられたのでよかったです。各コーナーの出口は全て重要で、中には複雑なレイアウトになっている箇所もあります。まだやるべきことはありますが、中団グループでのバトルにはうまく溶け込めていると思います」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日はアップデートを行ったPUを2台のマシンに投入しました。忙しい一日ではありましたが、それぞれのPUともに問題なく機能しており、グランプリ週末をいいかたちでスタートできました。マシンのセッティングを煮詰めると言う点では通常の金曜日と変わりませんが、午前、午後のセッションともにトラブルフリーで全てのプログラムを消化できたことはよかったと思います」

    ジョナサン・エドルズ (トロロッソ チーフエンジニア)
    「全体的に言って、カナダでの初日は生産性の高い一日となりました。ピエールもブレンドンもここで走るのは初めてだったので、前戦モナコと同じく、できるだけコンスタントに多くの周回数をこなすことを目標にしました。もちろん、アップデートを施した新しいパワーユニットも投入していたこともあり、マッピングの調整などを行いましたが、事前の想定通りに作動していたと思います。大きな問題もなく、ドライバビリティも良好でした。FP1では、メカニカル面とエアロ面でのテストを行いつつ、このトラックでの正しいセッティングを探りました。FP1では想定どおりのマシンの挙動を確認できたので、FP2では特にピエールのマシンに更なる変更を加えました。FP2では、特にブレンドンが順位からもわかるようにいい走りを見せていました。ピエールのマシンに関しては少し変更を加え過ぎてしまったかもしれません。彼はマシンが100%快適だとは感じなかったようで、FP1より順位が落ちてしまったのはそのせいです。今日学んだことを合わせ、セッティングを最適化すればその問題は解決できるでしょう。ハイパーソフトタイヤは走行中、ささくれや劣化が見られ、多くのチームがその問題にぶつかっていたと思います。我々のマシンに関して言えば、タイヤはしっかりとコントロールされていました。今夜は、明日の予選、またレースに向けて最適なセッティングを見つけるべく、多くの仕事をこなさなければなりません」

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  • トロロッソ 「ホンダのアップデート版パワーユニットは期待通り」

    トロロッソ 「ホンダのアップデート版パワーユニットは期待通り」

    トロロッソのチーフエンジニアを務めるジョナサン・エドルズが、F1カナダGP初日のフリー走行でのトロロッソ・ホンダの作業、そして、今回のグランプリで投入されたホンダのアップデート版パワーユニットについて語った。

    「全体的に我々にとってかなり生産的なカナダでの金曜日だったと言える」とジョナサン・エドルズはコメント。

    「我々のドライバーはトラックを知らないし、ここに来たこともなかったので、モナコと同様にドライバーに可能限り一貫性のあるクルマを与えて多くの周回数を走らせるを計画だった」

    「我々はここで次の新しいパワーユニットを搭載した。アップデート版のパワーユニットは通常のマッピング作業を実施する必要があったし、すべてが期待通りに完璧に機能している。問題はなく、ドライバビリティも非常に良い」

    「1回目のセッションではこのトラックでのセットアップにベストな妥協点を見つけるためにいくつかメカニカル面と空力面のテストを実施した。1回目のセッションですべてが期待通りに機能していたので、特にピエールのクルマにFP2にむけてさらなる変更を施した」

    「FP2はかなりスタンダードなプランを進め、ブレンドンはとても良いセッションを行っていた。彼の最終順位はそれを反映している。ピエールに関してセットアップ変更が少し離れすぎていたと思う。彼はクルマを100%快適に感じいることができていなかったし、あまりラップをまとめることができなかった。彼がタイムシートの下位で終えたのはそれが理由だ。全てをまとめて、セットアップを最適化することができれば、それを改善できることはわかっている」

    「ハイパーソフトはややグレイニングとデグラデーションに苦しんだし、多くのチームがそれに苦労していたと思う。我々のクルマはハイパーソフトをかなりコントロールできていたように思う」

    「明日にむけたベストなセットアップと日曜日にむけて適切な戦略を決定するために今夜検討しなければならないことはたくさんある」

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  • ピエール・ガスリー 「ホンダF1の新スペックPUはルノーに匹敵できる」

    ピエール・ガスリー 「ホンダF1の新スペックPUはルノーに匹敵できる」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1カナダGPで導入されるアップグレード版のホンダのF1エンジンはパフォーマンス面でルノーに匹敵できると考えている。

    ホンダはマクラーレンとの厳しい3年間を終え、今年からトロロッソと新たなパートナーシップを開始。今季型のエンジンは優れた信頼性を発揮しており、今後はパフォーマンス向上を目指していくことになる。

    ホンダは、F1カナダGPで主にICE(エンジン)のパフォーマンス面での向上を図った新しいパワーユニットを2台のマシンに投入する。

    ホンダとトロロッソは今週末のアップグレードに過度に期待をかけないようにしているが、ピエール・ガスリーはホンダのパフォーマンスがルノーに匹敵することを期待していると語る。

    「献身性という点で言えば、ホンダがやっていることは本当に印象的だ」とピエール・ガスリーはコメント。

    「彼らはいい加減な気持ちでここにいるわけではない。彼らはマクラーレンとの厳しい年月を経て、F1に留まっているんだからね」

    「彼らはF1で最高のエンジンを実現するためのマテリアルと経験を有していることを本気で示したいと思っている。彼らが何かを望んでいるとき、彼らはそれを達成するために持っているすべてを尽くす」

    「以前にスーパーフォーミュラに参戦したときにも言ったけど、彼らはこれまで一緒に働いたなかで最も献身的な人々だ」

    ピエール・ガスリーは、F1カナダGPの金曜フリー走行でアップグレード版パワーユニットのパフォーマンスを確認することに“興奮”していると認めるが、その一方で過去にレッドブルのリザーブドライバーを務めいた際にルノーのエンジンアップグレードが失敗したことを間近で経験しているため、少し慎重になっているとも語る。

    厳しいミッドフィールドのバトルにおいてホンダのF1パワーユニットのパフォーマンス向上はどれくらい重要かと質問されたピエール・ガスリーは「大きいステップを果たせれば、僕たちはランキングで前進するはずだ」とコメント。

    「僕たちがそれを証明できることを本気で願っている。でも、過去3年間にレッドブルのリザーブドライバーとして見てきたなかで、エンジンに何かを期待してもトラックであまりそれが証明されないことがあることも経験してい」

    「なので、あまり興奮しすぎたくはない。ちょっと慎重になっているのはそれが理由だ」

    「データで純粋な数値を確認したいし、その後、明確な答えが得られるだろう」

    「今までのホンダは、ルノーに比べてやや遅れていたけど、今週末で匹敵できることを期待しているし、少なくとも彼らと同程度になれることを願っている」

    ピエール・ガスリーは、ホンダとルノーのパフォーマンスが拮抗していることが、レッドブルの来シーズンのエンジン決定を困難にしていると考えている。

    「彼らが出来る限り決定を延期しているのはそれが理由だと思う。ホンダとルノーはお互いに本当に拮抗しているからね」とピエール・ガスリーはコメント。

    「新しいメーカーと一緒になることは、かなり多くの新しい仕事や新しい関係を意味するし、来年のマシンの設計という点でかなり大きな変化をもたらす」

    「少なくともルノーに関しては彼らが何を持っているかをわかっている。難しい決定だと思うよ」

    関連:2018年 F1カナダGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ブレンドン・ハートレー、F1シート喪失の質問に苛立ち 「馬鹿げてる」

    ブレンドン・ハートレー、F1シート喪失の質問に苛立ち 「馬鹿げてる」

    ブレンドン・ハートレーは、トロロッソ・ホンダが自分の後任としてランド・ノリスを起用することをマクラーレンにオファーしたとの“噂”についてコメントするのは「馬鹿げてる」と苛立ちを露わにした。

    今年トロロッソ・ホンダでF1フル参戦を果たしたブレンドン・ハートレーだが、チームメイトのピエール・ガスリーが18ポイントを獲得しているのに対し、まだ1ポイントしか獲得できておらず、ミスも目立っている。

    F1スペインGPの週末、レッドブルはトロロッソ・ホンダでのブレンドン・ハートレーのパフォーマンスに不満を抱いており、シーズン途中にハートレーがシートを喪失するとの噂が広まった。

    そして、今週、トロロッソ・ホンダが、ブレンドン・ハートレーの後任としてマクラーレンのリザーブドライバーを務めるランド・ノリスにオファーをしたと報じられた。報道によると、トロロッソ・ホンダからのオファーは、7月1日にレッドブル・リンクで開催されるF1オーストラリアGPでブレンドン・ハートレーに代えてランド・ノリスを走らせるというものだったというが、マクラーレンはそれを拒否したとされている。

    実際、マクラレーンおよびランド・ノリスはその報道を否定も肯定もしておらず、ランド・ノリス自身も「そのような話があったことを光栄に思っているけど、僕はF2に集中しているし、マクラーレンにコミットしている。この種のことはマネジメントに任せている」とのコメントを発表している。

    F1カナダGPに先駆けてランド・ノリスの件について質問されたブレンドン・ハートレーは、単なる憶測に過ぎないとそれらの報道を否定した。

    「噂について答えるのはこれで2戦続けてのことだ。まったく噂に過ぎないし、噂についてコメントするのは馬鹿げていると思う」とブレンドン・ハートレーは Autosport にコメント。

    「僕は自分の契約の内容をよく知っているし、自分がこれまで舞台裏でマシンを開発するためにトロ・ロッソとやってきた仕事に自信を持っている」

    「モナコの予選は思い通りにいかなかったけど、週末はずっとかなりの手応えを感じていた。今週末も同じようにアプローチしていく。アップグレードが投入されるのはポジティブなことだ。良い週末にしたい」

    「でも、噂についてコメントしてもあまり意味がないことだ思う。F1では常に噂がつきものだ」

    「さっきも言ったけど、僕は自分の契約内容を知っているし、自分が舞台裏でやってきた仕事のこともわかっている。自分にはここにいるだけの能力があることを知っているし、F1で良い仕事をしているという自信がある」

    ブレンドン・ハートレーは、過去にパフォーマンス不足によってレッドブルのプログラムから切られている。昨年、ダニール・クビアトの後任としてジュニアチームでトロロッソに呼び戻されたが、まだ1ポイントしか獲得できていないことは、自身のパフォーマンスを示すフェアな指標ではないと考えている。

    「確かにポイントを獲得できていないけど、それが可能なのはわかっている。噂についてコメントするなんて馬鹿げてる。ただの噂に過ぎないからね」

    「フランツ(トスト:チーム代表)とはまだ話していない。正直、僕は今週末に集中している。わざわざ話す必要性が見い出せない」

    「もちろん、状況は完全に計画通りには進んでいないし、僕は1戦でしかポイントを獲得できていない。でも、それらのレースの多くで僕たちはノーポイントだった」

    「ピエールは2レースでしかポイントを獲得していない。状況が違えば僕もそれができていたかもしれない。僕が状況を変えられない理由はない」

    「F1では人々はすぐに忘れてしまうものだと思うし、前戦のことしか覚えていない。今週末の後には異なる見出しが躍っていることを期待しているよ」

    関連:2018年 F1カナダGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • トロロッソ・ホンダ:F1カナダGP プレビュー

    トロロッソ・ホンダ:F1カナダGP プレビュー

    トロロッソ・ホンダのドライバーを務めるピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレー、そして、ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が2018年のF1世界選手権 第7戦 カナダGPへの意気込みを語った。

    高速ストレートとハードブレーキングを強いられるジル・ヴィルヌーヴ・サーキットでは、エネルギー回生が重要なポイントになる。ドライバーにはミリ単位のマシン操作が求められ、わずかでもミスをすれば、最終コーナーにそびえる“チャンピオンズ・ウォール”の餌食になってしまう。

    ルーキーのピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーは、カナダ自体を訪れるのが初めて。金曜日からトラブルなく周回を重ねることが重要となる。また、パワーセンシティブなジル・ヴィルヌーヴ・サーキットでのF1カナダGPに向けて、ホンダF1はICE(内燃エンジン)のパフォーマンス面での向上を図ったアップグレード版のF1パワーユニットを投入。報道では40馬力のパワーアップがなされるとされており、新しいホンダのF1パワーユニットがどのようなパフォーマンスを発揮するかに期待が集まる。

    ピエール・ガスリー
    「カナダに来るのはこれが初めてなのですが、モントリオールで行われるカナダGPはシーズンを通してのハイライトの一つだと皆が言っています。特別な雰囲気があり、レースが開催される街もすばらしい場所だからです。なので、初めてのカナダGPを非常に楽しみにしています。このトラックにはいくつかのロングストレートセクションがあるので、オーバーテイクのチャンスもありそうです。なかなか複雑なトラックだと思います。ウォールは近すぎず離れすぎずの距離にあり、最終シケインには、F1サーキットの中でも難所として数えられる“チャンピオンズ・ウォール”もあります。このトラックでは、ダウンフォースを削ってトップスピードを速めなくてはいけないため、マシンのドライビングは容易ではありません。多くのコーナーがなかったとしても、このトラックの難しさはそこまで変わらないでしょう。でも、多くのドライバーが気に入っているサーキットなので、僕も楽しみです。カナダで話されるフランス語は、アクセントや使う単語も若干異なるとのことですが、僕はフランス語を話すので、現地の人ともコミュニケーションが取れるはずです」

    ブレンドン・ハートレー
    「これまでカナダを訪れたことはありませんが、多くのドライバーからジル・ヴィルヌーヴ・サーキットはカレンダーの中でも最高のトラックの一つだと言われてきました。なのでモナコを終え、すぐに次のハイライトに向かうような気持ちですね。ここは部分的に僕が好きな市街地サーキットとなっているので、楽しみです。今のところ、このサーキットではシミュレーターでしか走ったことがありませんが、モナコよりずっと速く、数カ所を除いてウォールもそこまで近くありません。また、レース以外でもこのモントリオールという街はとても楽しい場所だと聞きました。カナダGPでは、過去に何度もすばらしいレースが繰り広げられてきたので、自分がその一部となれることを楽しみにしています。チームはマシンから最大限のパフォーマンスを引き出すべく懸命に働いてくれており、モナコで投入したエアロパーツもよく機能していました。なので、今週末に向けては楽観的です」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今回のカナダGPには主にICEのパフォーマンス面での向上を図り、新しいパワーユニット(PU)を2台のマシンに投入します。ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットは長いストレートを有し、フルスロットルの頻度が60%を超えるサーキットです。また、ストレートのあとには低速コーナーが控えており、その立ち上がりでのドライバビリティも重要になります。こういった背景からPUが一つのキーとなるため、伝統的にチームが新しいエンジンを投入するグランプリにもなってきました。エネルギーマネジメントや燃費についても簡単なサーキットではありませんが、セーフティーカー導入などに合わせて臨機応変に対応し、いい結果を残せるよう、レース全体をマネジメントしていきたいと思います」

    関連:2018年 F1カナダGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • マクラーレン、ランド・ノリスのトロロッソ・ホンダへのローン移籍を拒否

    マクラーレン、ランド・ノリスのトロロッソ・ホンダへのローン移籍を拒否

    マクラーレンは、ブレンドン・ハートレーの後任としてシーズン途中にランド・ノリスを起用したいとのトロロッソ・ホンダからのオファーを拒否していたことが明らかになった。

    F1スペインGPの週末、レッドブルはトロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーのパフォーマンスに不満を抱いており、シーズン途中にハートレーがシートを喪失するとの噂が広まった。

    BBC の報道によると、レッドブルはF1スペインGP前に今季マクラーレンのリザーブドライバーを務めるランド・ノリス(18歳)をブレンドン・ハートレーに代えて走らせるという契約をマクラーレンにオファーしたが、マクラーレンはそのオファーを拒否し、ランド・ノリスをフォーミュラ2に専念させることを選んだという。

    レッドブルからのオファーは、7月1日にレッドブル・リンクで開催されるF1オーストラリアGPでブレンドン・ハートレーに代えてランド・ノリスを走らせるというものだったという。また、契約が破綻したもうひとつの条件として、トロロッソ・ホンダ側は来シーズンにランド・ノリスを走らせるための優先オプションを得ることを望んだとされている。

    今季マクラーレンは、フェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンを起用しているが、アロンソに関しては2019年にマクラーレンとインディカー参戦が噂されており、バンドーンに関しては今シーズン限りでのシート喪失が噂されている。そのため、マクラーレンは2019年にランド・ノリスをレースシートに昇格させるという選択肢が残されている。

    マクラーレンは、永続的にランド・ノリスをレッドブルに奪われることを恐れ、また若い才能にあまりに早い段階で注目を浴びさせることを避けたいと考えたとされている。

    この報道についてマクラーレンの広報担当は「他チームから我々のドライバーにアプローチがあることは驚くことではありません。彼らも我々と同じように才能のあるドライバーと考えているのは明らかです」とコメントした。

    また、報道後、ランド・ノリス自身も「そのような話があったことを光栄に思っているけど、僕はF2に集中しているし、マクラーレンにコミットしている。この種のことはマネジメントに任せている」とマクラーレンの広報を通じてコメントを発表した。

    ランド・ノリスは、昨年のヨーロッパF3選手権への参戦初年度で圧倒的な強さでチャンピオンを獲得し、今季のマクラーレンのリザーブドライバーに就任。イギリス出身ということもあり、次世代のルイス・ハミルトンとも呼ばれて注目されている逸材だ。今年はフォーミュラ2に初参戦し、開幕戦のバーレーンで優勝。チャンピオンシップを27ポイントリードしている。

    マクラーレンからランド・ノリスをローン移籍で獲得するという決定は、ヘルムート・マルコが率いるレッドブルの上層部が行ったとされている。

    レッドブルのドライバープログラムは無情なことで知られており、レッドブルの姉妹チームであるトロロッソは、ジュニアドライバーの一人がパフォーマンスが悪い場合にドライバーラインナップを変更してきた歴史がある。実際、ブレンドン・ハートレーが昨シーズン後半にF1のチャンスを得たのは、不振のダニール・クビアトが解雇されたからである。また、レッドブルのドライバープラグラムを率いるヘルムート・マルコは若い才能を起用することに接触的であり、2016年のF1スペインGP直前にダニール・クビアトに代えてマックス・フェルスタッペンをトロロッソからレッドブル・レーシングに昇格させている。

    いずれにしろ、今回の報道で、レッドブルがブレンドン・ハートレーの解雇を検討していることは明確となった。今季トロロッソ・ホンダでF1フル参戦を果たしたブレンドン・ハートレーは、チームメイトのピエール・ガスリーが18ポイントを獲得しているのに対し、度重なるミスもあり、まだ1ポイントしか獲得できていない。

  • トロロッソ・ホンダ:ブレンドン・ハートレーの後任にランド・ノリス?

    トロロッソ・ホンダ:ブレンドン・ハートレーの後任にランド・ノリス?

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーの後任候補として、レッドブルはマクラーレンの注目の新人ランド・ノリスのローン移籍での獲得を検討していると MOTORSPORT WEEK が報じている。

    ブレンドン・ハートレーとチームメイトのピエール・ガスリーは、昨シーズン後半にダニール・クビアトの解雇、ホンダとのエンジン契約に絡んだカルロス・サインツのルノー移籍にともなって、トロロッソでF1デビューを果たした。

    レッドブルの姉妹チームであるトロロッソは、ジュニアドライバーの一人がパフォーマンスが悪い場合にドライバーラインナップを変更してきた歴史があり、これまで複数の情報源が18ポイントを獲得しているピエール・ガスリーと比較して1ポイントしか獲得できていないブレンドン・ハートレーがシート喪失の危機にあると報じている。

    F1スペインGPの週末には、元ザウバーのF1ドライバーを務めたメルセデスの契約ドライバーであるパスカル・ウェーレインがブレンドン・ハートレーの後任を務めるという噂が広まったが、ハートレーは自分には契約があるとしてこの噂を一蹴している。

    「噂を聞いて驚いている。僕には契約がある。F1では常に多くの噂があるし、ドラバーとしてはあまり記事を読まない方がいいと思う」とブレンドン・ハートレーは語っている。

    現在、レッドブルはジュニアドライバーが枯渇。最も年長なドライバーはダニエル・ティクトゥムだが、まだヨーロッパF3選手権への参戦を開始したばかりであり、少なくとも2020年まではF1昇格は難しいと見られている。それはホンダの育成ドライバーである福住仁嶺も同じことが言える。

    したがって、レッドブルは外部に目を向けなければならないが、最新の噂では現在フォーミュラ2をリードするランド・ノリスをマクラーレンからローン移籍で獲得することを検討しているとされている。

    マクラーレンは、フェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンを起用しているが、アロンソに関しては2019年にマクラーレンとインディカー参戦が噂されており、バンドーンに関しては今シーズン限りでのシート喪失が噂されている。そのため、フル参戦にむけてランド・ノリスにF1での経験を積ませておくことはマクラーレンにとってもメリットとなる。

    レッドブルは、ブレンドン・ハートレーに実力を証明するためにあと数レースのチャンスを与えるとされている。

    これまでブレンドン・ハートレーの後任候補には、パルカル・ウェーレイン、アントニオ・ジョヴィナッツィ、フェリックス・ローゼンクヴィスト、ロバート・クビサといった名前が挙げられている。

  • ブレンドン・ハートレー 「F1でレースを楽しめていないときがある」

    ブレンドン・ハートレー 「F1でレースを楽しめていないときがある」

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、F1で自分がレースを楽しんでいる理由を思い出さなければならないときがあると打ち明ける。

    過去にレッドブルのジュニアプログラムを外されたブレンドン・ハートレーだが、ポルシェでのWEC参戦でル・マン24時間レースを制し、2度のWECチャンピオンを獲得。

    WECでの成績が認められ、ブレンドン・ハートレーはトロロッソでF1参戦するチャンスが与えられ、2017年にシーズン後半4戦に参戦。今年はトロロッソ・ホンダでフルタイムのF1シートを勝ち取った。

    ブレンドン・ハートレーは、ポルシェとトロロッソ・ホンダには“多くの類似点”があるが、F1の方が個人にかかるプレッシャーは大きいと語る。

    「F1では基本、週に1回の割合で数多くのメディア対応があるので、より多く注目を浴びているように感じる」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「いくつかの点でF1の方がより多くのプレッシャーがあるように感じられる。ドライバーは3人ではなく1人だしね」

    「僕はそれを楽しんでいる。でも、多くのプレッシャーがかかるので、自分がなぜそれをしているのか、なぜそれを楽しんでいるかを思い出さなればならなくなるときがある」

    ブレンドン・ハートレーは、スポーツカーの最高峰であるLMP1クラスでも同じように高いプレシャーはあったと語る。

    「F1では、あらゆるプレッシャーに巻き込まれて、喜びを見失いやすい。どうして僕たち全員がここいるのかをね」

    「本当にプロになるときは、それは他のどのスポーツでも変わらないと思うけどね」

    ブレンドン・ハートレーは、昨年F1デビューを果たした際、LMP1でのポルシェでのドライブングがF1のための“完璧な準備”だったと感じたと語る。

    現在F1で使用されているV6ターボハイブリッドエンジンとポルシェが採用していたテクノロジーは異なるが、ブレンドン・ハートレーは耐久レースで電気エネルギーの使い方や燃料やタイヤの管理を経験してきた。

    しかし、その経験はまだ結果として現れてはいない。チームメイトのピエール・ガスリーが18ポイントを獲得しているのに対し、ブレンドン・ハートレーはまだ1ポイントしか獲得できていない。

    ブレンドン・ハートレーは、トロロッソ・ホンダが好パフォーマンスを発揮し、ピエール・ガスリーが4位入賞を果たしたバーレーンで大量ポイント獲得のチャンスを逃したことが大きな挫折だったと述べた。

    「僕にとってベストなスタートでなかったと皆さんが主張するかもしれない」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「でも、実際に開幕3戦を振り返ると、3戦中2戦で僕はチームメイトを予選で上回っている」

    「バーレーンであのような強力なクルマを生かせなかったことは本当に失望している。絶え間ない学習プロセスだ。F1には週単位で変化して、絶えずアップデートされる目標がある」

    前戦モナコGPではプラクティスではポイントの有力候補に挙げられたブレンドン・ハートレーだが、予選ではQ1敗退。レースではピエール・ガスリーが7位で入賞した一方で、ハートレーは終盤にシャルル・ルクレールに追突されてリタイアしている。

    結果が出ていないだけでなく、ミスも多いことでブレンドン・ハートレーがトロロッソ・ホンダのシート喪失をするのではないかとの推測は続いている。