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  • トヨタ:エンジン温度上昇の問題は解決 / WRC ラリー・メキシコ デイ3

    トヨタ:エンジン温度上昇の問題は解決 / WRC ラリー・メキシコ デイ3

    3月11日(土)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第3戦ラリー・メキシコの競技3日目デイ3がレオンを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing WRTのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)は、前日よりもふたつ順位を上げ総合6位に浮上した。

    また、ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC #11号車)は、ラトバラとわずか0.3秒差の総合7位で長い1日を走りきった。

    ラリー・メキシコの競技3日目デイ3は、サービスパークが置かれるレオンの周辺で9本、計157.57kmのSSが行われた。前日のデイ2は気温が高かったため、ヤリスWRCを含む多くのクルマのエンジンに温度上昇の問題が発生した。TOYOTA GAZOO Racing WRTのエンジニアは問題の原因を探り、デイ3に向けてエンジンのマッピングを変更するなど入念な対策を実施した。その結果ヤリスWRCは2台とも大きな問題を発生することなくデイ3を走行。午後のステージでは降雨を予想してソフトタイヤを選択したが、雨は降らずクルマ本来のパフォーマンスを完全に発揮させることができなかった。また、ラトバラはSS11の終盤コーナリングラインが膨らみ、タイヤが岩に当たりパンクをしたが大事には至らず。前日の8位から6位にポジションを上げた。前日総合4位のハンニネンは、体調を崩しながらも着実な走りでラトバラと0.3秒差の7位につけ、TOYOTA GAZOO Racing WRT は2台揃っての完走、そしてポイント獲得という目標に向かって大きく前進した。

    ラリー・メキシコでは毎年、「暑さ」と「薄い空気」が大きな問題となる。ラリーの中心となるレオンの気温は3月でも30度前後に到達。エンジンと、ブレーキに特に厳しいラリーとして知られている。今年からWRカーのレギュレーションが変更され、エンジンの出力が従来よりも大幅に上がったため、冷却はさらに厳しくなった。また、メキシコはWRCの中でもっとも標高が高いエリアが舞台となり、SSの最高地点は2,700mを超える。高地では空気中の酸素量が減るため、エンジンは20~25%程度のパワーダウンを余儀なくされる。エンジンエンジニアにとって、メキシコはもっとも難しく、そして挑戦のしがいがあるラリーなのである。

    明日の最終日デイ4は、サービスパークが置かれるレオンの東側エリアで2本のSSが行われる。SSの合計距離は54.9kmと短いが、最終ステージのSS19は、上位タイムを記録した選手に対しボーナスポイントが与えられる、パワーステージとなる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    チームスタッフの素晴らしい働きにより、昨日発生したエンジン温度上昇の問題は解決されました。しかし、今日はタイヤ選択とパンクによりやや遅れをとってしまいました。ヤリ-マティとミーカは彼らができる中で最善を尽くして戦い、ユホは体調不良にも関わらずよく頑張ったと思います。明日はラリー最終日となりますが、2台揃って完走し、ドライバーズポイントとマニュファクチャラーズポイントの両方を獲得する事が我々の目標です。すべての状況を考えると、我々の今日までの戦いには満足しています。

    ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC#10号車)
    昨日発生したエンジン温度上昇の問題をエンジニアとメカニックが解決してくれたおかげで、今日は1日を通してクルマの調子が良く、昨日よりもエンジンのパワーを上げて走ることができました。ただし、タイヤの選択については正解ではありませんでした。午後は雨が降ると予想してソフトタイヤを選んだのですが、結局雨は降らず、タイヤが路面に対して柔らかすぎたため、摩耗が進んでしまったのが残念でした。明日の最終日は現在の順位を守り、パワーステージでも良い走りをしてなるべく多くのポイントを獲得したいと思います。

    ユホ・ハンニネン(ヤリスWRC#11号車)
    ヤリ-マティと同じように、私も午後のステージではソフトタイヤを選び摩耗に苦労しました。また、どれだけ走りに影響したのかは分かりませんが体調も優れず、走行中はまだ良かったのですが、SSをフィニッシュしてクルマを止めると具合が悪くなってしまいました。ただし、チームのサポートにより午後はだいぶ回復しました。ヤリスWRCは、エンジニアとメカニックの努力により、今日は1日を通して問題なく走ることができ、走行距離を増やすことができました。多くのデータが蓄積されたことで、今後は同じようなコンディションに対して、より正しく対処することができるでしょう。

  • 【WRC】 ラリー・メキシコ 3日目:クリス・ミークが首位をキープ

    【WRC】 ラリー・メキシコ 3日目:クリス・ミークが首位をキープ

    2017年 WRC 第3戦 ラリー・メキシコが2日目を迎え、クリス・ミーク(シトロエン)が総合首位をキープした。

    2番手のセバスチャン・オジェ(Mスポーツ)はSS13でまさかのスピン。これにより首位のクリス・ミークとの差は一気に広がり、最終的にクリス・ミークとの差は30.9秒まで広がった。

    3番手にはティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)、4番手にはオット・タナク(Mスポーツ)が続いた。

    トヨタ勢は、ヤリ・マティ・ラトバラが6番手、ユホ・ハンニネンが7番手で3日目を終えた。

    2017 WRC 第3戦 ラリーメキシコ 3日目

    順位 ドライバー マシン タイム
    1 クリス・ミーク シトロエン C3 WRC M 2:47:33.3
    2 セバスチャン・オジェ フォード フィエスタRS WRC M +30.9
    3 ティエリー・ヌービル ヒュンダイi20クーペWRC M +1:10.5
    5 オット・タナク フォード フィエスタRS WRC M +2:12.6
    7 ヘイデン・パドン ヒュンダイi20クーペWRC M +3:25.5
    8 ヤリ‐マティ・ラトバラ トヨタ ヤリスWRC M +4:32.6
    4 ユホ・ハンニネン トヨタ ヤリスWRC M +4:32.9
    6 ダニ・ソルド ヒュンダイi20クーペWRC M +5:16.1
    9 エルフィン・エバンス フォード フィエスタRS WRC WRC2 +8:41.9
    10 ポンタス・ティデマンド シュコダ ファビアR5 WRC2 +9:26.4
  • トヨタ:ユホ・ハンニネンが4位につける / WRCラリー・メキシコ デイ2

    トヨタ:ユホ・ハンニネンが4位につける / WRCラリー・メキシコ デイ2

    3月10日(金)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第3戦ラリー・メキシコの競技2日目デイ2が行われ、TOYOTA GAZOO Racing WRTのユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC #11号車)が4位につけた。

    また、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)は前日と順位は変わらず、8位でデイ2を走りきった。

    9日(木)の夜にメキシコシティのストリートステージで開幕したラリー・メキシコは、サービスパークがあるレオンの近郊で10日の午前中に競技が行われる予定だった。しかし、ラリーカーをメキシコシティからレオンへと運搬するトランスポーターが、予期されていなかった道路閉鎖に伴う交通渋滞により10日朝までにレオンのサービスパークに到着しなかったため、大会主催者はデイ2午前中のSS2とSS3をキャンセルすることを決断。そのため、デイ2の競技はSS2の再走ステージとして設定されていたSS4から始まることとなり、午後4時14分に競技がスタートした。SS4をスタート後しばらくすると、両ドライバーはエンジン温度の上昇に気がつき、温度を下げるため、通常はリエゾン区間で使用する出力を絞ったロードセクション・モードに切り替えながら走行。そのためタイムをロスしたが、それでも5本のSSを走りきりサービスパークへと帰還した。チームは温度上昇の原因究明と対策に全力で取り組み、早期の問題解決を目指す。

    シーズン最初のグラベルイベントであるラリー・メキシコは、SSの出走順がタイムに大きな影響を及ぼす。ドライコンディションのグラベルロードは、道の表面に滑りやすい小さな砂利やダストがたまっているため非常に滑りやすい。しかし、何台か競技車両が走行すると路面はクリーンになりタイヤのグリップ力が高まる。つまり、ドライのグラベルコースでは、出走順がはやい選手がどうしても不利になるのだ。ラリー・メキシコでは、最初のグラベルステージとなるデイ2の出走順はここまでのドライバーズ選手権のランキング順となり、選手権トップのラトバラはもっとも不利な先頭走者を担った。そのため、タイムロスを避けることは不可能に近かった。

    明日のデイ3は、サービスパークが置かれるレオンの北〜東にかけてのエリアで9本のSSが予定されている。まず午前中に3本のグラベルステージを走行し、選手は1度レオンのサービスパークに戻り30分間のサービスを受ける。その後、午前中に走行した3本のSSを再走した後に、レオンのミニサーキットで2本のスーパーSSを戦う。そして、1日の最後にはサービスパークすぐ横のストリートステージを走行する。全9本のSSの合計距離は157.57km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は347.54kmとなる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    高い気温、そして高い標高という、ふたつの難題が重なるラリー・メキシコは、我々にとって大きな挑戦になるだろうと思っていました。今日、2台のクルマに起こった問題に関しては、幸運にも解決の糸口が見つかったと信じています。そして、困難な1日だったにも関わらず、2台のクルマがSSを走りきりサービスパークに戻って来たという事が何よりも重要です。ユホは4位と表彰台が見える位置につけ、ヤリ-マティも難しい状況で良い仕事をしました。明日も彼らの頑張りに期待したいと思います。

    ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC#10号車)
    デイ2は、タフな1日になるだろうとあらかじめ覚悟していましたが、こんなにタフになるとは!というのが正直な感想です。走行距離が長いエル・ショコラテ(SS4)では、どうしてもエンジンの温度が上昇しやすいのですが、今日も走行中に温度が上がってしまったため、ロードセクション・モードに切り替えて温度が下がるのを待ち、その後ステージ・モードに戻すという操作を繰り返しました。また、他の距離が短いSSでも多少温度が上がる傾向が見られました。このようにいくつか問題は起こりましたが、大切なのは1日を走りきりサービスパークに戻ってきたということです。明日が、今日よりも良い1日となることを期待しています。

    ユホ・ハンニネン(ヤリスWRC#11号車)
    今日のデイ2はとても大変な1日となり、出走順のアドバンテージをうまく結果に結びつけることができませんでした。出走順が後方だったので良いコンディションの道を走れたはずなのですが、それでも路面があまりにも滑りやすかったことにショックを受けました。もしかしたら選んだタイヤが今日の路面に対しては硬すぎたのかもしれません。また、ヤリ-マティと同じように、私のクルマのエンジンも温度が上がってしまいました。でも、エンジニアとメカニックが一丸となって、明日までに問題を解決してくれると信じています。

  • 【WRC】 ラリー・メキシコ 2日目:クリス・ミークが首位に浮上

    【WRC】 ラリー・メキシコ 2日目:クリス・ミークが首位に浮上

    2017年 WRC 第3戦 ラリー・メキシコが2日目を迎え、クリス・ミーク(シトロエン)が総合首位に浮上した。

    2日目がSS2とSS3がキャンセル。今大会最長となる54.90kmのコースであるSS4「エル・ショコラテ」からスタートした。

    クリス・ミークは、SS4で今シーズン初のステージ優勝を果たし、SS7でもトップに立ち、2位にセバスチャン・オジェ(Mスポーツ)に20秒のアドバンテージを築いた。

    初日の首位だったユホ・ハンニネン(トヨタ)は、トップから1分27秒差の4位に後退。ヤリ-マティ・ラトバラは8位で2日目を終えた。

    2017 WRC 第3戦 ラリーメキシコ 2日目

    順位 ドライバー マシン タイム
    1 クリス・ミーク シトロエン C3 WRC M 1:01:33.8
    2 セバスチャン・オジェ フォード フィエスタRS WRC M 1:01:54.7
    3 ティエリー・ヌービル ヒュンダイi20クーペWRC M 1:02:30.5
    4 ユホ・ハンニネン トヨタ ヤリスWRC M 1:03:01.1
    5 オット・タナク フォード フィエスタRS WRC M 1:03:06.7
    6 ステファン・ルフェーブル シトロエン C3 WRC M 1:03:26.6
    7 ヘイデン・パドン ヒュンダイi20クーペWRC M 1:03:35.9
    8 ヤリ‐マティ・ラトバラ トヨタ ヤリスWRC M 1:04:04.6
    9 ポンタス・ティデマンド シュコダ ファビアR5 WRC2 1:04:58.1
    10 エリック・カミリー フォード フィエスタR5 WRC2 1:05:33.5
  • トヨタ:ユホ・ハンイネンが首位発進 / WRCラリー・メキシコ デイ1

    トヨタ:ユホ・ハンイネンが首位発進 / WRCラリー・メキシコ デイ1

    3月9日(木)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第3戦ラリー・メキシコが開幕。メキシコの首都であるメキシコシティでSS1が行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing WRTのユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(#11号車)がベストタイムを記録し、首位に立った。

    一方、第2戦ラリー・スウェーデンの勝者であるヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)は、総合8位につけている。

    ラリー・メキシコ初の試みとなる首都メキシコシティでのSS1は、市中心部の歴史的地区「ソカロ」に設けられたターマック(舗装路)の市街地ステージが戦いの舞台に。全長1.57kmのコースを2回走行し、その合計タイムがSS1の結果となる。大勢の観客が見守る中、競技は夕方6時過ぎにスタート。走行1回目は雨で滑りやすいコンディションとなったが、比較的雨が弱い時に走行したハンニネンがトップタイムを記録。その後雨量が増え、ラトバラは8番手タイムで1回目の走行を終えた。2回目の走行が始まる頃には雨は止み、路面は徐々に乾いていった。ハンニネンは落ち着いた走りで5番手タイムを記録。2回の走行の合計タイムで総合トップに立った。また、ラトバラは2回目の走行でも8番手タイムを記録し、総合8位で競技初日を走りきった。

    メキシコシティ中心部のソカロは、歴史的な建造部に囲まれた広場である。最近では映画、007シリーズ「スペクター」のオープニングで激しいアクションシーンの舞台となった。そして、今回のラリー・メキシコでは映画に負けないぐらいスペクタクルなラリーショーが、大観衆の前で展開された。ソカロでのSS1のために、ラリーカーは8日夜にラリーのホストタウンであるレオンから積車で約400km陸送された。また、選手たちは9日の早朝チャーター機でメキシコシティに飛んだ。そしてSS1の終了後、ふたたび飛行機でレオンに戻るというハードなスケジュールとなった。しかしメキシコシティでのSS1は大成功に終わり、ラリー・メキシコの歴史に新たなる1ページが書き加えられた。

    競技2日目となる明日のデイ2は、サービスパークが置かれるレオンの周辺でグラベルステージが行われる。SS2と、その再走ステージであるSS4「エル・ショコラテ」は今大会最長となる54.90kmのコース。また、SS6はかつて銀鉱で栄えたグアナファトの市街地でのストリートステージで、選手たちは狭い地下道の舗装SSを走行する。そして1日の最後にはミニサーキットでのスーパーSSが2本用意されるなど、コースは実にバリエーション豊か。SSは全7本でその合計距離は154.85km。リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は418.82kmとなる。

    ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC#10号車)
    SS1のように距離の短い市街地SSは、リスクを冒して走っても大幅にタイムを縮めることが難しいので、とにかく注意して走りました。重要なのは大勢の人に素晴らしいショーを楽しんでもらえたということです。1回目の走行は雨でコースが濡れていたため非常に滑りやすく感じましたが、2回目はかなり乾いていました。長い移動の1日が終わり、明日からが本当の意味での競技スタートになります。

    ユホ・ハンニネン(ヤリスWRC#11号車)
    走行1回目は雨で路面が濡れていましたが、タイヤは思っていたよりもグリップしました。とにかくミスを犯さないように気をつけて走りましたが、ヤリスWRCのフィーリングはとても良く、運転が簡単に感じられました。それでもトップタイムを記録し、初めて自分がWRCの総合首位になった事に驚いています。素晴らしいマシンを用意してくれたチームに感謝したいですね。ラリーは明日からが本当の戦いとなりますが、幸いにして朝がそれほど早くないので、今晩はゆっくりと休んでリフレッシュし、自信を持って明日の戦いに臨みたいと思います。

  • 【WRC】 ラリー・メキシコ:トヨタのユホ・ハンニネンが初日のトップ

    【WRC】 ラリー・メキシコ:トヨタのユホ・ハンニネンが初日のトップ

    WRC 第3戦 ラリー・メキシコの9日(木)に開幕。トヨタのユホ・ハンニネンが初日のトップに立った。

    オープニングステージは、メキシコシティの中心部の歴史的地区「ソカロ」でSS1として1.57kmのショートステージを2回走行。トヨタのユホ・ハンニネンが2位のオット・タナク(Mスポーツ)に1.6秒差をつけて初日の首位に立った。

    前戦で優勝したヤリ-マティ・ラトバラは8位で初日を終えている。

    選手たちは走行終了後飛行機でレオンへと戻り、10日(金)からのグラベルステージに臨む。

    2017 WRC 第3戦 ラリーメキシコ 初日

    順位 ドライバー マシン タイム
    1 ユホ・ハンニネン トヨタ ヤリスWRC M 3分37秒2
    2 オット・タナク フォード フィエスタRS WRC M 3分38秒8
    3 クリス・ミーク シトロエン C3 WRC M 3分38秒8
    4 ティエリー・ヌービル ヒュンダイi20クーペWRC M 3分39秒8
    5 ヘイデン・パドン ヒュンダイi20クーペWRC M 3分40秒4
    6 セバスチャン・オジェ フォード フィエスタRS WRC M 3分41秒2
    7 ダニ・ソルド ヒュンダイi20クーペWRC M 3分43秒2
    8 ヤリ‐マティ・ラトバラ トヨタ ヤリスWRC M 3分43秒4
    9 ポンタス・ティデマンド シュコダ ファビアR5 WRC2 3分43秒9
    10 ロレンツォ・ベルテリ フォード・フィエスタRS WRC WRC 3分47秒5
  • トヨタ:WRC 第3戦 ラリー・メキシコ シェイクダウン レポート

    トヨタ:WRC 第3戦 ラリー・メキシコ シェイクダウン レポート

    3月8日(水)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第3戦ラリー・メキシコのシェイクダウンがラリーの中心となるレオンの近郊で行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing WRTのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)が4番手タイムを、ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC#11号車)が10番手タイムを記録。明日の競技開始に向けての最終準備作業を完了した。

    高い気温と高い標高という、ふたつの困難な要素が戦いの鍵を握るラリー・メキシコは、チームにとって新たなる挑戦となる。ヤリスWRCにとってメキシコでの初走行となったシェイクダウンでは、ラリー本番のSSに近いタフな路面コンディションの5.31kmのグラベルコースを複数回走行。システムの最終チェックを行なうと共に、ラリー本番を想定した全開走行も実施してヤリスWRCのメキシコの道でのパフォーマンスを確認した。

    ラリー・メキシコは2004年に初めてWRCのカレンダー入りを果たしたが、メキシコにおけるモータースポーツの歴史は非常に長い。1950年から1954年にかけて行なわれた有名な「カレラ・パナメリカーナ」は、メキシコ国内を縦断する公道レースとして世界中で話題になった。1954年に優勝したウンベルト・マリオーリの平均速度は222km/hと、とてつもなくハイスピードなレースだった。メキシコではモータースポーツの人気が非常に高く、今年はWRC以外にも、F1や、TOYOTA GAZOO Racing が参戦するFIA世界耐久選手権(WEC)など、ワールドクラスのモータースポーツイベントの開催が予定されている。

    競技初日は、レオンから約400km離れたメキシコシティでオープニングステージが行なわれる。そのため、シェイクダウンを終えたラリーマシンは、トランスポーターに載せられて陸路メキシコシティへと旅立った。メキシコシティでは市の中心部の歴史的地区「ソカロ」でSS1として1.57kmのショートステージを2回走行する。競技開始は18時05分からと遅いスタートとなり、選手たちは走行終了後飛行機でレオンへと戻り、10日(金)からのグラベルステージに臨む。

    トム・フォウラー (チーフエンジニア)
    通常、他のラリーでは、タイヤをセーブするためシェイクダウンを全開で走る事は少ないのですが、今回はメキシコ特有の高い標高にエンジンのマッピングを適合させるため、あえて全開走行を行ないました。走行ごとにチューニング作業を行なった結果、エンジンの最適化が進み、最終的に2台のマシンともに満足できるタイムを記録しました。また、マシンには何も問題が生じなかったため、シェイクダウンではパフォーマンスの向上作業に集中することができました。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #10号車)
    シェイクダウン最初の走行ではマシンのセッティングにあまり満足できなかったのですが、その後エンジンのマッピングを変更し、ダンパーの減衰力を調整したところ2回目の走行ではフィーリングがかなり良くなりました。そして、3回目の走行では本当に満足できるセッティングに仕上げることができました。これで、明日からの競技に自信を持って臨むことができますが、ラリー・メキシコはとても気温が高くタフなイベントであり、スプリントラリーというよりも耐久ラリー的な傾向が強いため、心して臨むつもりです。

    ユホ・ハンニネン (ヤリスWRC #11号車)
    全体的にとても良いフィーリングでシェイクダウンを走り終える事ができました。マシンには何も問題が発生しなかったため、エンジンのマッピング作業に集中し、良いセッティングを見つけることができたと思います。ラリー・メキシコはとても難しく長いラリーなので、競技最終日の日曜日がはるか先の事に感じられます。明日の木曜日はSS1を戦うためメキシコシティに向かいますが、メキシコはとても熱狂的で素晴らしいファンが多いので、今からとても楽しみです。

  • 【WRC】 ラリー・メキシコ:ティエリー・ヌービルがシェイクダウン首位

    【WRC】 ラリー・メキシコ:ティエリー・ヌービルがシェイクダウン首位

    WRC 第3戦 ラリー・メキシコのシェイクダウンテストが8日(水)に行われ、ヒュンダイのティエリー・ヌービルがトップタイムを記録した。

    シーズン最初のグラベルラリーとなるラリー・メキシコ。シェイクダウンはレオン近郊に設けられた5.31kmのステージで行われ、ティエリー・ヌービルが3分45秒8でトップタイムをマーク。2番手は1.7秒差でセバスチャン・オジェ(Mスポーツ)、3番手にはクリス・ミーク(シトロエン)が続いた。

    トヨタは、前戦で優勝したヤリ-マティ・ラトバラが4番手、ユホ・ハンニネンが10番手だった。

    オープニングステージは初の試みとして首都メキシコシティで実施。「007 スペクター」のオープニングシーンで、ドラマチックなヘリコプターチェイスでジェームズ・ボンドが登場したソカロ広場が舞台となる。

    2017 WRC 第3戦 ラリーメキシコ シェイクダウンステージ

    順位 ドライバー マシン タイム
    1 ティエリー・ヌービル ヒュンダイi20クーペWRC M 3分45秒8
    2 セバスチャン・オジェ フォード フィエスタWRC M 3分47秒5
    3 クリス・ミーク シトロエン C3 WRC M 3分48秒0
    4 ヤリ‐マティ・ラトバラ トヨタ ヤリスWRC M 3分48秒3
    5 ヘイデン・パドン ヒュンダイi20クーペWRC M 3分48秒6
    6 ダニ・ソルド ヒュンダイi20クーペWRC M 3分48秒7
    7 エルフィン・エバンス フォード フィエスタWRC M 3分48秒9
    8 オット・タナク フォード フィエスタWRC M 3分50秒3
    9 ステファン・ルフェーブル シトロエン DS3 WRC RC1 3分50秒6
    10 ユホ・ハンニネン トヨタ ヤリスWRC M 3分50秒7
  • トヨタ:WRC 第3戦 ラリー・メキシコ プレビュー

    トヨタ:WRC 第3戦 ラリー・メキシコ プレビュー

    TOYOTA GAZOO Racingは、3月9日(木)から12日(日)にかけて開催されるFIA世界ラリー選手権(WRC)第3戦ラリー・メキシコに、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)とユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(#11号車)の、2台のヤリスWRCで参戦する。メキシコの厳しい未舗装路から多くの事を学ぶべく、3戦連続となる2台完走を目指す。

    2月に行なわれた第2戦ラリー・スウェーデンでは、ラトバラ/アンティラ組が、トヨタにとって1999年以来18年ぶりとなるWRC総合優勝を実現。チームの志気はさらに高まったが、今季最初のグラベルイベントであるメキシコはトヨタにとって未知なるラリーであり、新たな挑戦となる。

    ラリー・メキシコは、2004年に初めてWRCのカレンダー入りを果たし、以降シーズン最初のグラベルラリーとして定着している。3月のメキシコは外気温が摂氏30度前後に達し、かなり暑い。そして、タイムアタックが行われるスペシャルステージ(SS)は海抜1,800m〜2,737mの高地が舞台となるため、最高地点周辺では空気密度の減少によりエンジンの最高出力が通常よりも20%程度低下すると言われている。ドライバー、マシン、エンジニアにとってメキシコは、他のグラベルラリー以上にタフさが求められる1戦である。

    今年もラリー・メキシコはグアナファト州のレオンを中心に開催されるが、初の試みとして首都メキシコシティでオープニングステージが予定されている。9日(木)の夜に、市の中心部の観光名所ソカロ(憲法広場)で、全長1.57kmの市街地SSが2本行なわれ、競技開始。翌日10日(金)よりレオン周辺でグラベルステージがスタートするが、SS2は全長54.9kmと非常に長く、今季ここまでのところ最長のSSとなる。また、同日夕方のSS6では、ユネスコ世界遺産に指定されているグアナファトの町中で、かつて銀鉱のために設けられた地下道をコースに含む市街地SSが予定されており、盛りだくさんな1日となる。そして11日(土)、12日(日)と計4日間にわたる競技は、ボーナスのドライバーズポイントがかかるパワーステージのSS19で幕を閉じる。SSの合計距離は370.46km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は897.68kmとなっている。

    ラトバラは2016年にメキシコ初優勝を果たしているが、前戦からの好調を維持して走りきることを目標とする。一方、ハンニネンは2011年に1度出場したのみで経験は十分とはいえないが、得意とするグラベルラリーで今季のベストリザルトを狙う。チームは、メキシコを想定したテストを2月末にスペインで実施し、ラトバラとハンニネンは、チームと共にヤリスWRCをラリー・メキシコ仕様に仕立てあげた。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    我々がこれまでに実施してきたテストは大部分がグラベルのコースだったので、メキシコに向けてはそれなりに自信を持っています。しかし、ひとつだけ読めないのは、高い気温と高い標高の組み合わせがどのように影響するかということです。昨年、我々はスペインのグラベルコースで気温が40度に達するような状況でテストを行ないました。また、エンジニアは高地でのエンジンマッピングについて開発作業を続けてきました。しかし、実際にこのふたつの要素が一緒になった時にどうなるのかは、分かりません。前戦ラリー・スウェーデンでは優勝という、信じられないような結果を得ることができましたが、地に足を着け、より一層成長できるよう本戦もハードに仕事をしたいと思います。現在、WRCは全マニュファクチャラーの力が拮抗しており、最速タイムを競い合っています。これは、このスポーツにとって素晴らしい事だと思います。

    ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC #10号車)
    昨年優勝したラリー・メキシコには、とても良い思い出があります。しかし、勝つことができた理由の1つは、私は出走順が遅かったため、早い出走順の選手たちが苦労しながら走って掃除をしてくれた、クリーンな状態のグラベルコースを走行することができたことだと思います。今年は逆の立場になりますし、5位以内に入る事ができたら、喜ぶべきでしょう。今後については、常にベストを尽くし、安定性を保つことができれば、1年が終る頃には選手権で良い位置にいるかもしれません。もっとも、今年は我々のチームにとって最初のシーズンなので、それが1番の目的ではありませんが。ラリー・メキシコは、いつもとても良い雰囲気です。去年、メキシコのファンは私の事を「ラ・バラ」と呼んでくれましたが、それは「弾丸」という意味だそうです。ファンの皆さんに喜んで頂けるように頑張りたいですね。

    ユホ・ハンニネン(ヤリスWRC #11号車)
    ラリー・メキシコは2011年に1度出たきりですが、個人的に好きなラリーです。グラベルのコースを走るのは常に楽しいですが、金曜日に用意されるロングSSの「エル・ショコラテ」は、私にとって非常に大きなチャンスとなるかもしれません。今回、私の出走順は良いはずなので、それを最大限に活用して戦いたいと思います。前戦のスウェーデンは私自身にとっては良いラリーではありませんでしたが、今後の戦い方について多くの事を学べました。特に、事前のテストを通じて、自分自身が準備ができていると確信を得た状態になることが重要です。ラリー・メキシコに向けたテストは、サスペンション等のセッティングを多少変えた程度ですが、とても満足のできる内容で、自信を持って本番に臨むことができます。エンジニアの皆がエンジンに施した仕事は完璧で、高い標高でもいつも通りに運転できるのではないか、とさえ思っています。

  • WRC応援番組「地球の走り方」・・・第2回は2月27日に放送

    WRC応援番組「地球の走り方」・・・第2回は2月27日に放送

    アンジャッシュがMCを務めるWRC応援番組「地球の走り方 〜世界ラリー応援宣言〜」の第2回が2月27日(月)の深夜0:50からテレビ朝日で放送される。ゲストは中川翔子。

    「地球の走り方 〜世界ラリー応援宣言〜」は、アンジャッシュらが毎月、世界ラリーの魅力と各大会の詳細を徹底紹介。アンジャッシュらが世界ラリー選手権を分かりやすくご紹介し、ラリーの“凄さ”や“楽しみ方”を伝えていく。

    今シーズン、18年ぶりに世界ラリーに復帰し参戦したトヨタ。開幕戦は2位、そして第2戦では見事優勝。トヨタが勝利を掴んだ第2戦のスウェーデンラリーをたっぷりと伝える。

    第2部では、今、ブレイク間近と言われている若手芸人「ブリリアン」が世界ラリー応援芸人として、第2戦のスウェーデンラリーで現地取材を敢行。現地の様子や最新の情報を徹底リポートする。

    「地球の走り方 〜世界ラリー応援宣言〜」

    「地球の走り方 〜世界ラリー応援宣言〜」

    2017年2月27日(月)第2回
    深夜0:50〜1:20放送(第1部)
    深夜2:00〜2:25放送(第2部)
    テレビ朝日 ※一部地域を除く