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  • 【WRC】トヨタ:WRC 第7戦 ラリー・イタリア 初日レポート

    【WRC】トヨタ:WRC 第7戦 ラリー・イタリア 初日レポート

    6月8日(木)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第7戦ラリー・イタリア サルディニアが、サルディニア島北西部のアルゲーロで開幕。競技初日デイ1として、スーパーSS1本がアルゲーロ近くのイッティリで行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)が総合11位、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC#12号車)が総合12位、ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC#11号車)が総合13位となった。

    ラリー・イタリア サルディニアの競技初日は、大勢の観客が見守る中、全長2kmのスーパーSSで華やかにスタートした。コースはグラベル(未舗装路)とターマック(舗装路)のミックスサーフェスで、途中にウォータースプラッシュ(川渡り)も設けられた。そのため、ラリーカーの通過で水が溢れコースはとても滑りやすい状態となり、走行距離は短くとも気を抜く事が許されないトリッキーなステージとなった。ヤリスWRCのステアリングを握る3名のドライバーは、いずれも着実にスーパーSSを走行し、その後夜間のパルクフェルメ(車両保管)が設定される島北東部のオルビアへと向かった。

    競技2日目となる6月9日(金)のデイ2は、サルディニア島北東部の都市オルビアを基点に、島の北部で8本のSSが行われる。SS2、3、4、5と、その再走ステージであるSS6、7、8、9はいずれもグラベル(未舗装路)が中心のSS。8本のSSの合計距離は125.46km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は583.92kmとなっている。

    トム・フォウラー(チーフ・エンジニア)

    サルディニア島でのテストは、いつものようにイベントの直前ではなく、少し前に行なったので、今朝のシェイクダウンでは通常よりも多く走りました。前戦のラリー・ポルトガルではクルマの進化を確認する事ができたため、今回は主にサスペンションに関してさらに改良を施してラリーに臨みます。今晩のスーパーSSは距離が短いため、リスクを冒さず走りきる事を重視しました。ラリーの本当のスタートは明日です。サルディニア島の典型的なSSといえる、ツイスティで低速なステージは、トリッキーな場所も多いので十分に注意して走る必要があります。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #10号車)

    シェイクダウンでのクルマのフィーリングは良かったと思います。しかし、ラリーは明日からが本番です。3番手という明日のスタート順はこのラリーで勝つためには少々不利なので、もし表彰台に立つ事ができたならば上出来でしょう。今晩のスーパーSSは、自分としては良い走りだったと思ったのですが、タイムはそれほど良くありませんでした。とはいえ、とても距離の短いSSなので問題はありません。

    ユホ・ハンニネン (ヤリスWRC #11号車)

    レッキ(コースの下見走行)、シェイクダウンとすべて順調に進み、ラリーに向けて良い準備をする事ができました。スーパーSSでは、ウォータースプラッシュ後のコーナーが水で非常に滑りやすくなっていたため、スライドしてクルマのサイドをヒットしてしまいましたが、幸いにも大きなダメージはありませんでした。

    エサペッカ・ラッピ(ヤリスWRC #12号車)

    私の仕事はクルマのデータを収集する事だと理解しているので、集中して戦いに臨みます。いずれにせよ、このラリーは注意深く走る事が重要です。スーパーSSは素晴らしいショーステージでしたが、路面がとても滑りやすく、かなりドリフトしてしまいました。明日からのSSに関しては、とにかく冷静さを保つ事が大切です。リスクを冒すよりも、少し抑えて走ったほうが、きっと良い結果を得られるでしょう。

    関連:【WRC】 ラリー・イタリア:ティエリー・ヌービルが初日の首位

  • 【WRC】 ラリー・イタリア:ティエリー・ヌービルが初日の首位

    【WRC】 ラリー・イタリア:ティエリー・ヌービルが初日の首位

    WRC 第7戦 ラリー・イタリアが8日(木)に開幕。ティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)が初日の首位に立った。

    ラリー・イタリア サルディニアの競技初日は、大勢の観客が見守る中、全長2kmのスーパーSSで華やかにスタートした。コースはグラベル(未舗装路)とターマック(舗装路)のミックスサーフェスで、途中にウォータースプラッシュ(川渡り)も設けられた。

    そのため、ラリーカーの通過で水が溢れコースはとても滑りやすい状態となり、走行距離は短くとも気を抜く事が許されないトリッキーなステージとなった。

    初日の首位に立ったのはティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)。タイムは2分01秒8。2番手には0.2秒差でオット・タナク(Mスポーツ)、3番手にはダニ・ソルド(ヒュンダイ)が続いた。

    トヨタは、前戦に続く3台体制で参戦。ヤリ-マティ・ラトバラが11位、エサペッカ・ラッピが12位、ユホ・ハンニネンが13位とトップ10圏外で初日を終えた。

    2017 WRC 第7戦 ラリーイタリア初日 結果

    順位 ドライバー マシン タイム
    1 ティエリー・ヌービル ヒュンダイi20クーペWRC M 2m01.8s
    2 オット・タナク フォード フィエスタWRC M +0.2s
    3 ダニ・ソルド ヒュンダイi20クーペWRC M +0.4s
    4 エルフィン・エバンス フォード フィエスタ WRC M +0.5s
    5 ヘイデン・パッドン ヒュンダイi20クーペWRC M +0.9s
    6 セバスチャン・オジェ フォード フィエスタWRC M +0.9s
    7 マッズ・オストベルグ フォード フィエスタWRC   +1.0s
    8 アンドレアス・ミケルセン シトロエン C3 WRC M +1.1s
    9 クリス・ミーク シトロエン C3 WRC M +1.2s
    10 クレイグ・ブリーン シトロエン C3 WRC M +1.6s
  • 【WRC】 ラリー・イタリア:ダニ・ソルドがシェイクダウン首位

    【WRC】 ラリー・イタリア:ダニ・ソルドがシェイクダウン首位

    WRC 第7戦 ラリー・イタリアのシェイクダウンテストが8日(木)に行われ、ヒュンダイのダニ・ソルドがトップタイムを記録した。

    ラリー・イタリア サルディニアは、地中海のイタリア領サルディニア島が戦いの舞台。6月のサルディニア島は気温がかなり高くなることが多く、全開で走行するラリーカーのエンジンの温度は上昇しやすい。また、タイヤの温度もかなり上がり、ドライビングによる摩耗のコントロールが勝負に大きな影響を及ぼす。

    トップタイムは、ダニ・ソルド(ヒュンダイ)の2分31秒8。2番手には0.2秒でティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)、3番手にはヤリ‐マティ・ラトバラ(トヨタ)が続いた。

    トヨタは、前戦に続く3台体制で臨み、エサペッカ・ラッピが4番手タイム、ユホ・ハンニネンが9番手タイムでシェイクダウンステージを終えた。

    ラリーは8日(木)の夜に、アルゲーロの東側に位置するイッティリで2kmのスーパーSSが行われ、競技スタート。そのまま島北西部の都市オルビアに移動し、ラリーカーはパルクフェルメ(車両保管)に入る。

    2017 WRC 第7戦 ラリーイタリア シェイクダウンステージ

    順位 ドライバー マシン タイム
    1 ダニ・ソルド ヒュンダイi20クーペWRC M 2分31秒8
    2 ティエリー・ヌービル ヒュンダイi20クーペWRC M +0.2
    3 ヤリ‐マティ・ラトバラ トヨタ ヤリスWRC M +1.1
    4 エサペッカ・ラッピ トヨタ ヤリスWRC M +1.3
    5 アンドレアス・ミケルセン シトロエン C3 WRC M +1.3
    6 ヘイデン・パッドン ヒュンダイi20クーペWRC M +1.4
    7 クリス・ミーク シトロエン C3 WRC M +1.8
    8 セバスチャン・オジェ フォード フィエスタWRC M +1.9
    9 ユホ・ハンニネン トヨタ ヤリスWRC M +2.4
    10 マッズ・オストベルグ フォード フィエスタWRC   +3.3
  • 【WRC】 トヨタ:WRC 第7戦 ラリー・イタリア プレビュー

    【WRC】 トヨタ:WRC 第7戦 ラリー・イタリア プレビュー

    トヨタは、6月8日(木)から11日(日)にかけて開催されるFIA世界ラリー選手権(WRC)第7戦ラリー・イタリア サルディニアに、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)、ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(#11号車)、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム(#12号車)の3台のヤリスWRCで参戦する。できる限り多くの実戦データを収集し、クルマの開発を加速させるため、前戦に続く3台体制で今季4回目となるグラベル(未舗装路)ラリーに臨む。

    ラリー・イタリア サルディニアは、地中海のイタリア領サルディニア島が戦いの舞台となる。ラリーカーの整備作業を行なうサービスパークは、島北西部のアルゲーロに置かれ、島の北西部から北東部にかけてSS(スペシャルステージ)が設定される。ラリー・イタリア サルディニアのSSは、全体的に道幅が狭くツイスティで、道のすぐ脇まで木々が迫るコースが多い。道のコンディションは硬軟様々で、軟らかい道の表面は目の細かい砂のようなグラベルに覆われている。しかし、その下には硬質な岩盤や石が隠れており、ラリーカーが通過するたびに路面の状態はどんどんと変化し荒れていく。そして、同じSSを2回目に走行する際は、より轍(わだち)が深くなるため、慎重に車高セッティングを行う必要がある。6月のサルディニア島は気温がかなり高くなることが多く、全開で走行するラリーカーのエンジンの温度は上昇しやすい。また、タイヤの温度もかなり上がり、ドライビングによる摩耗のコントロールが勝負に大きな影響を及ぼす。

    ラリーは8日(木)の夜に、アルゲーロの東側に位置するイッティリで2kmのスーパーSSが行われ、競技スタート。そのまま島北西部の都市オルビアに移動し、ラリーカーはパルクフェルメ(車両保管)に入る。そして翌日9日(金)の朝から本格的なグラベルコースでの戦いが始まり、島の北部で8本のSSが行われる。10日(土)は、やはり島の北部で6本のSSが実施され、その合計距離は143.16kmと4日間でもっとも長い距離を走る1日となる。そして競技最終日の11日(日)は島の北西部で4本の短いSSが行われ、そのうちファイナルステージのSS19は、上位のタイムを記録した選手に対してボーナスの選手権ポイントが付与される、パワーステージに設定されている。ラリー全体でのSSの数は全部で19本、計312.66km。移動区間(リエゾン)を含めた総走行距離は、1496.37kmとなる。

    現在ドライバーズランキング3位のラトバラは、2009年にラリー・イタリア サルディニアで総合優勝しており、それ以外に4回表彰台に上がっている。ハンニネンは過去に4回出場経験があり、2011年大会ではサポート選手権のSWRC(スーパー2000世界ラリー選手権)で2位に入った。また、前戦と同様開発ドライバーとしての役割を担って出場するラッピは、過去にR5カーで2回このラリーに出場している。

    トミ・マキネン(チーム代表)

    ラリー・イタリア サルディニアは、とても大変なラリーです。我々のクルマの仕様は前戦ラリー・ポルトガルとあまり大きくは変わりませんが、ポルトガルで学習したいくつかの事が、イタリアで役立つであろうと期待しています。サルディニアは気温がかなり高くなると予想され、パンクの可能性も高まります。しかし、我々の選手は皆プロですので、うまく対処してくれるはずです。3台揃っての完走が私の希望であり、その上で何ポイントか獲得できれば、なお良しです。サルディニアでは、エサペッカに協力をしてもらい、実戦の場での開発を予定していますが、何よりも重要なのは走行距離を伸ばし、可能な限り多くを学ぶ事です。

    ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC #10号車)

    ラリー・イタリア サルディニアへの出場をとても楽しみにしていますが、きっとラリー・ポルトガルよりも暑く、路面が滑りやすく、そして出走順がより大きな影響を及ぼすでしょう。路面は場所によって非常に硬いため、それほど荒れもせず、またコースを2回目に走行する際もコンディションはそれほど悪くはなりません。ただし、路上の石は跳ね飛ばされることなく道の上に留まり続けるため、パンクの可能性が高く、ダンパーにダメージを受ける危険性もあります。それを避けるためには、コーナー内側の石に注意して走るなど、ドライビングスタイルを少し変える必要があります。

    ユホ・ハンニネン(ヤリスWRC #11号車)

    第5戦ラリー・アルゼンチンの前にサルディニア島でテストを行ないました。かなり前の事ですし、今よりも気温は低かったのですが、それでもサルディニアの道に対する理解を深める事ができました。暑いラリーとなることでタイヤ選択に関してはよりシンプルになり、あまり迷わなくて済むのは良い事だと思います。我々にとってポルトガルはとても良いラリーとなり、多くの学びを得ました。ですので、今回もクリーンな走りをできれば、さらに多くのポイントを獲得できるチャンスがあると考えています。グラベルSSでの初日の出走順は私たちにとって有利に働くはずですので、それを最後まで活用して戦うべきだと心得ています。

    エサペッカ・ラッピ(ヤリスWRC #12号車)

    ラリー・イタリア サルディニアは常に、純粋に速さを競うよりも、リタイアせず生き残る事が重要なイベントです。ですので、トラブルやアクシデントと無縁で最後まで走り切り、フィニッシュする事を目標に置いています。サルディニアではテストのためにいくつか新しいパーツを装着して走る予定なので、完走してデータをチームに提供する事が私の任務です。ラリー・ポルトガルでの結果を受け、周囲の期待の高まりを感じますが、私自身は変わらず自分の任務に集中して臨みます。サルディニアを前にフィンランドで1日テストを行ない、クルマのセットアップに対する理解を深めました。もちろんフィンランドとサルディニアでは条件が違いますが、それでも約150kmを走り、異なるサスペンションのセッティングを試す事ができたので、とても有効でした。

  • 【WRC】 トヨタ:WRC 第6戦 ラリー・ポルトガル 最終日レポート

    【WRC】 トヨタ:WRC 第6戦 ラリー・ポルトガル 最終日レポート

    5月21日(日)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第6戦ラリー・ポルトガルの競技最終日デイ4がポルトガル北部で行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC #11号車)が総合7位で、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)が総合9位で、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC #12号車)が総合10位でフィニッシュ。初の3台体制で臨んだラリーで、幾多の困難を乗り越え全車が完走を果たした。

    ラリー・ポルトガルの競技4日目デイ4は、サービスパークが置かれるマトジニョスの北~東北エリアで4本、計42.93kmのグラベル(未舗装路)SSが行われた。ハンニネンは安定感のある走りを続け、SS18では5番手タイムを記録。前日よりも少し体調が好転したラトバラは、ミスなく4本のSSを走破し9位の座を堅持した。そしてラッピは、今回がワールドラリーカーでの初ラリーであったにも関わらず、10位でフィニッシュしポイントを獲得。さらに、ボーナスポイントがかかる「パワーステージ」のSS19では、4番手タイムを記録してボーナスの選手権ポイントを加算した。それぞれの選手が様々な困難に対峙したタフな1戦ではあったが、終わってみれば全車がトップ10以内で完走を果たし、ポイントを獲得するなどTOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamにとっては実り多きラリーだった。

    FIA世界ラリー選手権(WRC)次戦は、3週間後の6月8日から11日にかけてイタリアのサルディニア島で開催される、シリーズ第7戦「ラリー・イタリア サルディニア」。ラリー・ポルトガルと似た砂状の、軟らかいグラベル(未舗装路)コースが戦いの舞台となる。6月のサルディニア島は気温が高くなることが多いため、次回もタフなラリーとなることが予想される。TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamはラリー・ポルトガルに続き、ラトバラ、ハンニネン、ラッピのヤリスWRC3台体制でラリー・イタリア サルディニアに臨む。

    トミ・マキネン (チーム代表)

    今回もまた非常に難しいラリーでしたが、将来に向けていろいろなことを学びました。そして、3台のヤリスWRCがすべて完走したことに満足しています。我々の中で最上位だったユホは、一貫して堅実な走りで7位に入り、ポイントを加算しました。もしも小さなトラブルに見舞われなければ、きっとさらに上の順位でフィニッシュしていたはずです。今回も彼は我々のプログラムにとって大事な貢献をしてくれました。ヤリ-マティは昨日かなり体調が悪く心配でしたが、彼は体調不良を乗り越え最後まで戦い抜きました。そしてエサペッカは、今回がヤリスWRCでのデビュー戦だったにも関わらず3ポイントを獲得するという、素晴らしい働きをしてくれました。彼が今回急激にスピードを高めていったことに感銘を受け、彼の将来は明るいと確信しました。チームは、ここまでに学んできたことをとても効率的に吸収しています。コ・ドライバーを含む選手全員と、すべてのチームスタッフに感謝しています。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #10号車)

    これまでのキャリアで、もっとも身体的に辛いラリーでした。昨日は本当に体調が悪かったのですが、病院で夜を過ごし点滴を受けた結果、今日はかなり回復し、最後まで走りきってポイントを獲得できました。大変なラリーが終わったので、これからの2日間はひたすら寝続けると思います。次戦サルディニアの前にテストの予定はないので、ゆっくりと体を休め、そして万全の体調で次のラリーに臨みたいと思います。

    ユホ・ハンニネン (ヤリスWRC #11号車)

    今回のラリー・ポルトガルは、前戦のラリー・アルゼンティーナほどではありませんが、それでもかなりトリッキーなラリーでした。このラリーに対する経験は十分ではありませんでしたが、それでも最後まで走りきりポイントを獲得できたのでハッピーです。もっとも重要なのは、このラリーから多くを学び、そして全体的にクリーンな走りをできたことです。お陰で自信を持つことができました。今日は、今後に向けていくつか新しいことを試しました。また、ファフェのステージには信じられないほど多くの観客が集まり、素晴らしい経験でした。ラリーを見に来てくれた観客の皆さんにも、感謝の気持ちを捧げたいと思います。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC #12号車)

    いろいろな意味で、今回は予想通りに行かないラリーでしたが、今の自分たちに適切なスピードを見出だすことができたと思います。それは本当に重要なことなので、満足しています。今日の最初の2本のSSではタイヤを温存したので、残る2本のSSでは思い切り攻めることができました。そして最後のファフェのパワーステージのビッグジャンプでは息をのむ着地となりましたが、少なくともヤリスWRCのサスペンションがいかに丈夫かを証明できたと思います。ラリーが始まる前、実は密かにポイントを獲得できるのではないかと期待していたのですが、パワーステージでもボーナスポイントを得られるとは、夢にも思っていませんでした。

    関連:【WRC】 ラリー・ポルトガル:セバスチャン・オジェが今季2勝目

  • 【WRC】 ラリー・ポルトガル:セバスチャン・オジェが今季2勝目

    【WRC】 ラリー・ポルトガル:セバスチャン・オジェが今季2勝目

    WRC 第6戦 ラリー・ポルトガルが21日(日)に最終日を迎え、セバスチャン・オジェ(Mスポーツ)が今季2勝目を挙げた。

    デイ4は、マトジニョスの東~東北で4本、計42.93kmのSSが設定。リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は254.04kmと、4日間でもっとも短い1日だが、途中に整備を行なうサービスは設けられないため、クルマを壊さぬように細心の注意を払って走る必要がある。

    SS16と、その再走ステージとなるSS19「ファフェ」はビッグジャンプで知られる名物ステージであり、毎年多くの観客がSSを訪れる。そして最後のステージとなるSS19は、トップ5タイムを刻んだ選手にボーナスの選手権ポイントが付与される「パワーステージ」に設定された。

    優勝はセバスチャン・オジェ(Mスポーツ)。2位には15.6秒差でティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)、3位にはダニ・ソルド(ヒュンダイ)が続いた。

    セバスチャン・オジェは、この勝利でマルク・アレンが持っているポルトガルでの5勝記録に並ぶことになった。

    「間違いなく最高の気分だ」とセバスチャン・オジェはコメント。

    「また表彰台の頂点にのぼることができて感激している。チームのおかげだ。新しいクルマは完璧だった。素晴らしい。モンテでも新しいクルマで勝利したし、ここでも勝ったからね!」

    トヨタは、ユホ・ハンニネンが7位、ヤリ-マティ・ラトバラが9位、エサペッカ・ラッピが10位に入り、3台揃って入賞を果たした。

    2017 WRC 第5戦 ラリーポルトガル 結果

    順位 ドライバー マシン タイム
    1 セバスチャン・オジェ フォード フィエスタWRC M 3:42:55.7.6
    2 ティエリー・ヌービル ヒュンダイi20クーペWRC M +15.6
    3 ダニ・ソルド ヒュンダイi20クーペWRC M +1:01.7
    4 オット・タナク フォード フィエスタWRC M +1:30.2
    5 クレイグ・ブリーン シトロエン C3 WRC M +1:57.4
    6 エルフィン・エバンス フォード フィエスタWRC M +3:01.6
    7 ユホ・ハンニネン トヨタ ヤリスWRC M +3:48.9
    8 マッズ・オストベルグ フォード フィエスタWRC   +5:29.7
    9 ヤリ-マティ・ラトバラ トヨタ ヤリスWRC M +5:43.6
    10 エサペッカ・ラッピ トヨタ ヤリスWRC M +8:13.3
  • 【WRC】 トヨタ:WRC 第6戦 ラリー・ポルトガル 3日目レポート

    【WRC】 トヨタ:WRC 第6戦 ラリー・ポルトガル 3日目レポート

    5月20日(土)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第6戦 ラリー・ポルトガルの競技3日目となるデイ3がポルトガル北部で行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC#11号車)が総合7位に、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)が総合9位に、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC#12号車) が総合11位につけた。各選手とも、それぞれ異なる困難に直面したが、それでも全員がすべてのステージを走りきり、ヤリスWRCは全車が明日の競技最終日に駒を進めることになった。

    ラリー・ポルトガルの競技3日目デイ3は、サービスパークが置かれるマトジニョス の北~東北エリアで6本のグラベル(未舗装路)SSが行われた。ハンニネンは堅実な走りを続けていたが、午後のステージの途中でクルマが一時的にストップするトラブルに見舞われタイムを失った。ラトバラは、胃痛に苦しみながらもSS14ではトップ3タイムを記録し、総合9位に順位を上げた。今回がヤリスWRCでのデビュー戦となったラッピは、徐々にクルマに慣れ良いタイムを刻んでいたが、SS15でルーズグラベルに乗った際に走行ラインがワイドに膨らみ、クルマの右リヤを壁にヒットし破損。サスペンションとブレーキにダメージを負い、大幅にタイムを失うことになった。このようにデイ3では各クルーとも何かしら問題に直面したが、今ラリーでもっとも長い1日を揃って走破し、貴重な経験を積むことに成功した。

    競技最終日となる5月21日(日)のデイ4は、マトジニョスの東~東北で4本、計42.93kmのSSが設定される。リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は254.04kmと、4日間でもっとも短い1日だ。しかし途中に整備を行なうサービスは設けられないため、クルマを壊さぬように細心の注意を払って走る必要がある。SS16と、その再走ステージとなるSS19「ファフェ」はビッグジャンプで知られる名物ステージであり、毎年多くの観客がSSを訪れる。そして最後のステージとなるSS19は、トップ5タイムを刻んだ選手にボーナスの選手権ポイントが付与される「パワーステージ」に設定されている。最初のSSは午前9時過ぎにスタートし、ウイナーは午後3時45分からマトジニョスで行われる表彰式で、優勝トロフィーを受け取る。

    トミ・マキネン (チーム代表)

    今日はクルマとタイヤに大きな負担がかる、とてもハードな1日でした。コースは昨日とは大きく違い、より硬い路面の上に砂のようなグラベルが乗るロードコンディションでした。エサペッカは終盤まで非常に良いペースで走っていましたが、最後のSSでは小さなミスを冒してしまいました。しかし、私は彼を責めるつもりは全くなく、今日起こったことから彼が多くを学んだと信じています。ヤリ-マティは体調が優れなかったにも関わらず、昨日に続き良いタイムを刻みました。もし昨日転倒していなければ、きっと上位争いに参加できていたはずです。そして、ユホは今日も堅実な走りを実践し、3人の中でトップの位置につけチームを牽引するなど期待に応えてくれました。彼のクルマに起こった小さなトラブルに関しては、今晩精査します。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #10号車)

    今日は胃がとても痛み、何も食べ物を受け付けないぐらい酷い体調で1日をスタートしました。しかし、幸いにして、体調はだんだんと良くなっていきました。クルマは、小さなトラブルこそありましたが、走りは大きく進化したと思います。特に、ステージを2回目に走行する際のサスペンションのセッティングは、昨日よりもかなり良くなり、正しい方向に向かっていると思いました。今日のコースは昨日よりも硬く、ルーズグラベルによる影響は大きくなりましたが、午後の2回目の走行時でも道はそれほど荒れていませんでした。ここまでのところ、我々はこのラリーから多くのことを吸収しています。

    ユホ・ハンニネン (ヤリスWRC #11号車)

    最終ステージでは、前を走るエサペッカのクルマのダストが見えたその直後に、彼は迅速に道を譲ってくれました。彼らクルーと、それを指示したチームの采配に心から感謝します。午後のSS14ではなぜかクルマが止まってしまい1分程度を失い、タイムをロスしました。しかし、今晩チームが問題を解決してくれると信じています。コースは全体的に昨日よりも良いコンディションだったと思いますが、私は今日のステージの経験がないため、着実な走りに徹しました。タイヤのグリップは1日を通して変わりやすく一定ではないと感じましたが、特に大きな問題はありませんでした。明日も冷静さを失わずに走り、良い順位でフィニッシュできることを願っています。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC #12号車)

    最後のSSの、アスファルトの上にルーズグラベルが乗ったセクションでミスを冒しクルマのリヤをコース脇の壁にぶつけてしまいました。その結果右のリヤにダメージを受け、ブレーキディスクも失ってしまいましたが、サービスパークまで戻れたのは幸運でした。また、今日の午前中の2本目のSSでは私のミスで走行中にエンジンが止まり、再スタートするまでに1分程かかってしまいました。このように今日はいくつか失敗を冒し、またタイヤ選択に関しても見誤った部分はありますが、これも成長の過程の一部であると思っています。また、今日は昨日よりも路面が滑りやすく、そのためブレーキのタイミングが少し早すぎたと感じることが多かった1日でした。

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  • 【WRC】 ラリー・ポルトガル:セバスチャン・オジェが総合首位に浮上

    【WRC】 ラリー・ポルトガル:セバスチャン・オジェが総合首位に浮上

    WRC 第6戦 ラリー・ポルトガルが20日(土)に3日目を迎え、セバスチャン・オジェ(Mスポーツ)が総合首位に立った。

    デイ3は、サービスパークが置かれるポルトガル北部マトジニョスの東~東北エリアで6本のSSが行われた。SS12およびその再走ステージであるSS15は全長37.55kmで今大会最長。SSの合計距離は154.56kmと4日間でもっとも長く、リエゾン(移動区間)を含めた総走行距離は601.64kmに達する。

    トップに立ったのはセバスチャン・オジェ(Mスポーツ)。2番手のティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)に16.8秒差をつけた。3番手にはダニ・ソルド(ヒュンダイ)が続いた。

    トヨタ勢は、ユホ・ハンニネンが7番手、ヤリ-マティ・ラトバラが9番手、エサペッカ・ラッピが11番手だった。

    2017 WRC 第5戦 ラリーポルトガル 3日目

    順位 ドライバー マシン タイム
    1 セバスチャン・オジェ フォード フィエスタWRC M 3:15:24.6
    2 ティエリー・ヌービル ヒュンダイi20クーペWRC M +16.8
    3 ダニ・ソルド ヒュンダイi20クーペWRC M +51.3
    4 オット・タナク フォード フィエスタWRC M +1:29.6
    5 クレイグ・ブリーン シトロエン C3 WRC M +1:32.4
    6 エルフィン・エバンス フォード フィエスタWRC M +3:01.8
    7 ユホ・ハンニネン トヨタ ヤリスWRC M +3:29.8
    8 マッズ・オストベルグ フォード フィエスタWRC   +5:16.6
    9 ヤリ-マティ・ラトバラ トヨタ ヤリスWRC M +5:32.7
    10 アンドレアス・ミケルセン シュコダ ファビア R5 WRC2 +7:06.6
  • 【WRC】 トヨタ:WRC 第6戦 ラリー・ポルトガル 2日目レポート

    【WRC】 トヨタ:WRC 第6戦 ラリー・ポルトガル 2日目レポート

    5月19日(金)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第6戦ラリー・ポルトガルの競技2日目となるデイ2がポルトガル北部で行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC#11号車)が総合7位に、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC#12号車) が総合8位につけた。また、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)は、SS7で横転し大幅にタイムロスしたが、総合13位で競技2日目を走り切った。

    ラリー・ポルトガルの競技2日目デイ2は、サービスパークが置かれるマトジニョスの北~東北エリアで6本のグラベル(未舗装路)SSと、2本の市街地SSが行われた。ラトバラはSS2で2番手タイムを、SS3ではトップタイムを記録するなど午前中は好調を維持し、一時は総合トップに立った。しかし午後の最後のグラベルステージとなるSS7で不運にも転倒し、大幅にタイムを失い順位を落としてしまった。ハンニネンとラッピは難しいロードコンディションながら安定した走りを続け、前日よりも順位を上げることに成功。ヤリスWRCは、3台すべてが競技3日目のデイ3に駒を進めることになった。

    競技3日目となる5月20日(土)のデイ3は、サービスパークが置かれるポルトガル北部マトジニョスの東~東北エリアで6本のSSが行われる。SS12およびその再走ステージであるSS15は全長37.55kmで今大会最長。SSの合計距離は154.56kmと4日間でもっとも長く、リエゾン(移動区間)を含めた総走行距離は601.64kmに達する。

    トミ・マキネン (チーム代表)

    今日は、ラリー・ポルトガルの厳しさを痛感した1日でした。1回目の走行時から道はすでに掘れており、コースがどんどんと荒れていくのは明らかでした。ですので、出走順の違いによるアドバンテージはあまりなかったと思います。ヤリ-マティはそのような路面コンディションを活かし午前中トップに立ちましたが、午後はさらにコンディションが悪化し、不運にもアクシデントに遭遇してしまいました。ユホはそのような難しい状況ながら素晴らしい走りを実践し、トラブルを避け我々の中では最高の順位で1日を終えました。そして、エサペッカはヤリスWRCで臨んだ初めてのラリーで完璧なスタートを切り、与えられた仕事をきちんと成し遂げました。明日は、今日よりも気温が高くなると予想されるので、きっと大変な1日となるでしょう。しかし、それを乗り越えていくことでチームとして成長できるのです。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #10号車)

    コースは予想していたよりもかなり荒れていましたが、それでも思い切り攻めることできました。そして、自分がラリーをリードしたことに驚きました。今日、最後のグラベルステージはかなり荒れており、クルマが滑っているような奇妙なフィーリングでした。スライドを止められなかった結果コース脇のバンクに当たり、2輪が浮いた状態となって転倒してしまいました。タイムをかなり失い、クルマにもダメージを受けましたが、何とかサービスパークに戻ることができました。今日はヤリスWRCが優勝を競えるクルマであることを見せられたので、気持ちを切り替えて、明日以降はポイントを獲得するために戦います。

    ユホ・ハンニネン (ヤリスWRC #11号車)

    他の選手と比べると、大きなトラブルもなく概ね良い1日でした。朝は少し慎重に行き過ぎたと思いますが、それでも多くの場合において、慎重さを欠くよりは良い結果を得られるものです。午後は荒れた路面に対応するためにクルマのセッティングを少し変えましたが、それでもかなり大変でした。クルマに少しダメージを負いフロントフェンダーを失ってしまいましたが、あまり大きな影響はなかったと思います。今日はヤリスWRCの速さと強さが証明されたので、明日のステージが楽しみです。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC #12号車)

    午後のSSではインタークーラーに穴が開いてしまい、パワーダウンでタイムをかなり失いましたが、全体的には良い1日となり満足しています。とにかくリスクを冒さないように心がけ、自分のペースを保ち続けました。コースは予想よりも軟らかく、滑りやすかったですが、自信を持つことができました。低速コーナーに関しては、自分でもうまく走れたと思います。高速コーナーについてはもっと速く走れたはずですが、今の時点ではまだ完全には自信を持っていないので攻めきれませんでした。

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    【WRC】 ラリー・ポルトガル:オット・タナクが総合首位に浮上

    WRC 第6戦 ラリー・ポルトガルが19日(金)に2日目を迎え、オット・タナク(Mスポーツ)が総合首位に立った。

    デイ2は、サービスパークが置かれるマトジニョスの北~北東エリアで8本のSSが行われた。SS2、3、4と、その再走ステージとなるSS5、6、7は自然の中の未舗装路が舞台。1日の最後にはSS8およびSS9はブラガの街中に設けられるショートステージが舞台となった。

    トップに立ったのはオット・タナク(Mスポーツ)。2番手のダニ・ソルド(ヒュンダイ)に4.6秒差をつけた。2番手にはセバスチャン・オジェ(Mスポーツ)が続いた。

    トヨタ勢は、ユホ・ハンニネンが7番手、エサペッカ・ラッピが8番手、ヤリ-マティ・ラトバラがSS7で横転し大幅にタイムロスして13番手だった。

    2017 WRC 第5戦 ラリーポルトガル 2日目

    順位 ドライバー マシン タイム
    1 オット・タナク フォード フィエスタWRC M 1:37:18.5
    2 ダニ・ソルド ヒュンダイi20クーペWRC M +4.6
    3 セバスチャン・オジェ フォード フィエスタWRC M +5.0
    4 ティエリー・ヌービル ヒュンダイi20クーペWRC M +11.1
    5 クレイグ・ブリーン シトロエン C3 WRC M +12.9
    6 エルフィン・エバンス フォード フィエスタWRC M +12.9
    7 ユホ・ハンニネン トヨタ ヤリスWRC M +18.3
    8 エサペッカ・ラッピ トヨタ ヤリスWRC M +52.0
    9 アンドレアス・ミケルセン シュコダ ファビア R5 WRC2 +1:12.3
    10 マッズ・オストベルグ フォード フィエスタWRC   +3:17.8