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  • 【WRC】 トヨタ:WRC 第8戦 ラリー・ポーランド 初日レポート

    【WRC】 トヨタ:WRC 第8戦 ラリー・ポーランド 初日レポート

    6月29日(木)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第8戦ラリー・ポーランドが、ポーランド北東部のミコワイキで開幕。競技初日デイ1として、スーパーSS1本が特設コースのミコワイキ・アリーナで行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)が総合4位、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC#12号車)が総合6位、ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC#11号車)が総合34位となった。

    29日(木)の朝に行われたシェイクダウンは、前日夜の激しい雷雨により、コースの多くの部分が泥状となり、非常に滑りやすい路面コンディションとなった。ミコワイキ周辺の天気は不順で、強い雨により予定されていたセレモニアルスタートは中止に。しかしオープニングステージとなるSS1は、予定どおりサービスパークのすぐ横にある「ミコワイキ・アリーナ」で午後7時過ぎよりスタート。全長2.5kmのコースで2台同時スタート形式で行われ、不安定な天気にも関わらず大勢の観客が集まった。スーパーSSのコースもまた雨で泥状となっていたため、トヨタのドライバーは皆、慎重な走りに徹した。ラトバラは3人の中では最上位となる4位でSSをフィニッシュ。ラッピはエンジンに問題が発生するも6番手タイムを記録した。ハンニネンはジャンプスタートにより10秒のペナルティタイムを課せられ、総合34位で初日を終える事になった。

    競技2日目となる6月30日(金)のデイ2は、ポーランド北東部ミコワイキのサービスパークを基点として、ミコワイキの東側エリアを中心に9本のSSが行われる。SS2、3、4、5と、その再走ステージであるSS6、7、8、9はいずれもグラベル(未舗装路)が中心のステージ。そして1日の最後には、SS1と同じコースのミコワイキ・アリーナで、スーパーSSが予定されている。9本のSSの合計距離は111.84km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は585.24kmとなっている。

    トム・フォウラー (チーフ・エンジニア)

    シェイクダウンでは、雨で泥状になって非常に滑りやすい路面と砂状の路面が混在し、グリップレベルが不安定なコースでした。スピード域が高いコースに向けて主にエンジンに関する準備を進めましたが、すべて計画どおりに進みました。夜に行われたスーパーSSのコースは雨でとても滑りやすかったため、我々のドライバーは皆、注意深く走行しました。勝負はスーパーSSで決まるわけではないので、大きなリスクを負うべきではありません。ラリーの本当のスタートは明日です。エサペッカのクルマに発生した問題に関しては原因をほぼ把握しているので、明日のスタート前のサービスで解決を試みます。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #10号車)

    シェイクダウンでクルマは良い感じでしたが、路面コンディションが一定ではなかったので、正確なフィーリングを得るのは簡単ではありませんでした。それでも、タイムには満足しています。スーパーSSのスタートでは小さなミスをしてしまいましたが、クルマのフィーリングはよくなり、順位も良い位置につけられたので、明日以降が楽しみです。

    ユホ・ハンニネン (ヤリスWRC #11号車)

    ラリー・ポーランドは、きっと大きなチャレンジになるでしょう。レッキ(コースの事前下見走行)の段階ではコースは完全にドライで、路面は硬く締まっていましたが、ラリーが始まる前に雨が降ったら路面は軟質な泥状となり本当に滑りやすくなります。スーパーSSには大勢の人がおり、走ってみると路面はグリップの変化が大きく大変でした。ジャンプスタートにより10秒のペナルティを受けてしまったのは残念ですが、遅れを取り戻せるように明日以降頑張りたいと思います。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC #12号車)

    ポーランドは今季もっともスピードが高いイベントのひとつですが、路面の軟らかさに関しても全ラリーの中で上位にくると思います。大地の中を通る道は排水路がないため、雨が降ると水が逃げずに溜まってしまい非常に滑りやすくなります。しかし、そのような道を速度を落とすことなく全開で走るのですからとてもスリリングです。スーパーSSではエンジンに小さな問題が発生しましたが、エンジニアは明日のスタートまでにきっと問題を解決してくれることでしょう。

    関連:【WRC】 ラリー・ポーランド:エルフィン・エバンスが初日の首位

  • 【WRC】 ラリー・ポーランド:エルフィン・エバンスが初日の首位

    【WRC】 ラリー・ポーランド:エルフィン・エバンスが初日の首位

    WRC 世界ラリー選手権 第8戦 ラリー・ポーランドが29日(木)に開幕。Mスポーツのエルフィン・エバンスが初日の首位に立った。

    ミコワイキ周辺の天気は不順で、強い雨により予定されていたセレモニアルスタートは中止に。だが、SS1は、予定どおりサービスパークのすぐ横にある「ミコワイキ・アリーナ」で午後7時過ぎよりスタート。全長2.5kmのコースで2台同時スタート形式で行われた。

    雨で泥状となったコースのなかでトップタイムを記録したのはMスポーツのエルフィン・エバンス(1分44秒4)。2番手には0.8秒差でティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)、3番手には0.9秒差でセバスチャン・オジェが続いた。

    トヨタは、ヤリ-マティ・ラトバラが4番手、エサペッカ・ラッピが6番手、ユホ・ハンニネンはジャンプスタートにより10秒のペナルティタイムを課せられ、総合34番手で初日を終えた。

    2017 WRC 第8戦 ラリーポーランド初日 結果

    順位 ドライバー マシン タイム
    1 エルフィン・エバンス フォード フィエスタ WRC M 1:44.4s
    2 ティエリー・ヌービル ヒュンダイi20クーペWRC M +0.8s
    3 セバスチャン・オジェ フォード フィエスタWRC M +0.9s
    4 ヤリ-マティ・ラトバラ トヨタ ヤリス WRC M +1.3s
    5 オット・タナク フォード フィエスタWRC M +1.4s
    6 エサペッカ・ラッピ トヨタ ヤリス WRC M +1.5s
    7 ヘイデン・パッドン ヒュンダイi20クーペWRC M +1.5s
    8 クレイグ・ブリーン シトロエン C3 WRC M +1.5s
    9 アンドレアス・ミケルセン シトロエン C3 WRC M +1.6s
    10 ダニ・ソルド ヒュンダイi20クーペWRC M +1.8s
  • 【WRC】 ラリー・ポーランド:ティエリー・ヌービルがシェイクダウン首位

    【WRC】 ラリー・ポーランド:ティエリー・ヌービルがシェイクダウン首位

    WRC 世界ラリー選手権 第8戦 ラリー・ポーランドのシェイクダウンテストが29日(木)に行われ、ヒュンダイのティエリー・ヌービルがトップタイムを記録した。

    ラリー・ポーランドは、非常にハイスピードなグラベルコースが特徴。SSの平均時速は、WRCを代表する超高速イベントであるラリー・フィンランドに迫り、今シーズンこれまでに行われてきた他のグラベルラリーとは、コースのキャラクターが大きく異なる。

    シェイクダウンは、サービスパークの置かれるミコワイキからほど近い場所に設定された4.9Kmのステージで実施。

    トップタイムはティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)の2分12秒1。2番手には0.2秒差でオット・タナク(Mスポーツ)、3番手にはヘイデン・パッドク(ヒュンダイ)が続いた。

    トヨタは、ヤリ-マティ・ラトバラが5番手タイム、エサペッカ・ラッピが7番手タイム、ユホ・ハンイネンが9番手タイムだった。

    2017 WRC 第7戦 ラリーポーランド シェイクダウンステージ

    順位 ドライバー マシン タイム
    1 ティエリー・ヌービル ヒュンダイi20クーペWRC 2:12.1
    2 オット・タナク フォード フィエスタWRC 2:12.3
    3 ヘイデン・パッドン ヒュンダイi20クーペWRC 2:12.7
    4 セバスチャン・オジェ フォード フィエスタWRC 2:13.1
    5 ヤリ‐マティ・ラトバラ トヨタ ヤリスWRC 2:13.3
    6 ダニ・ソルド ヒュンダイi20クーペWRC 2:13.8
    7 エサペッカ・ラッピ トヨタ ヤリスWRC 2:14.2
    8 マッズ・オストベルグ フォード フィエスタWRC 2:14.5
    9 ユホ・ハンニネン トヨタ ヤリスWRC 2:14.7
    10 テーム・スニネン フォード フィエスタWRC 2:15.2
    10 アンドレアス・ミケルセン シトロエン C3 WRC 2:15.2
  • 【WRC】 トヨタ:WRC 第8戦 ラリー・ポーランド プレビュー

    【WRC】 トヨタ:WRC 第8戦 ラリー・ポーランド プレビュー

    TOYOTA GAZOO Racingは、6月29日(木)から7月2日(日)にかけて開催されるFIA世界ラリー選手権(WRC)第8戦ラリー・ポーランドに、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)、ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(#11号車)、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム(#12号車)の、3台のヤリスWRCで参戦する。ポーランド北東部を舞台とする、今シーズン最初の超高速グラベル(未舗装路)ラリーで、クルマをさらに鍛え、好リザルトを得るべくチーム一丸となって臨む。

    初開催は1921年と、ラリー・ポーランドは非常に長い歴史を誇るラリーである。1973年にWRCがスタートすると、その初年度からシリーズの1戦に組み込まれ大きな注目を集めた。以降は長年WRCのカレンダーには含まれなかったが、2009年に2度目のWRC開催を実現し、2014年以降は毎年WRCの1戦として開催されている。

    ラリー・ポーランドは、非常にハイスピードなグラベルコースが特徴である。SS(スペシャルステージ)の平均時速は、WRCを代表する超高速イベントであるラリー・フィンランドに迫り、今シーズンこれまでに行われてきた他のグラベルラリーとは、コースのキャラクターが大きく異なる。そのため、チームにとってラリー・ポーランドは新たなるチャレンジとなり、ヤリスWRCの総合性能をさらに高める良いチャンスとなる。

    ポーランドのSS は緩やかなハイスピードコーナーが多く、アクセルの全開区間が長い。目の細かい砂状のグラベルに覆われた路面は全体的に軟らかめで平坦。ラリー・フィンランドのグラベルコースと共通点が多いが、道幅は全体的にフィンランドよりも狭く、大きなジャンプも少ない。

    ラリーの中心となるのは、ポーランド北東部マズールィ地方のミコワイキ。競技はミコワイキに設けられた全長2.50kmのスーパーSSコースで6月29日(木)にスタートし、翌日30日(金)から、ミコワイキ周辺で本格的なグラベルのSSが行われる。そして30日(金)、7月1日(土)ともに1日の最後には、ミコワイキでのスーパーSSが予定されている。競技最終日の2日(日)には4本のSSが設定され、最終ステージのSS23は、トップ5タイムを記録した選手にボーナスの選手権ポイントが付与される、パワーステージとなる。4日間を通してのSSの数は23本で、その合計距離は326.64km。リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は、1422.63kmとなる。

    ラリー・ポーランドを前に、チームはポーランドと似たコース条件が得られるエストニアでグラベルテストを実施。3名のドライバーはヤリスWRCの改善に注力した。

    トミ・マキネン (チーム代表)

    ポーランドは、これまでのラリーとは違う新たなる挑戦となり、興味深い戦いになるでしょう。コースはフィンランドと似ている部分もありますが、ジャンプが 少なく、路面が軟らかいのが特徴です。我々のヤリスWRCは空力性能の高さが強みです。ハイスピードなポーランドの道は、車を鍛える良い舞台となるでしょう。ここ数戦はクルマに大きな負担がかかるグラベルラリーが続きましたが、ポーランドはそれほど苛酷ではないと思います。もっとも、実際にコースを走ってみないと分かりませんし、私はラリー・ポーランドに出た事がないので予想は難しいですが。選手は皆、どのように戦うべきかを十分に理解しているので、私としては、彼らが目標に向かって集中力を保てるようにサポートしていきます。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #10号車)

    エストニアでは、ポーランドに向けた、とても良いテストができました。テストでは雨の走行も行ないましたが、ポーランドでは去年も最終日に雨が降り、今年のラリー期間中も暑い日が続いた後には降雨の可能性があるので、とても有効だったと思います。テストでは主にダンパーの改善を進めた結果、特にクルマの安定性の向上に手応えを感じました。我々はフィンランドのハイスピードな道でヤリスWRCの開発テストを続けてきたので、速度の高いポーランドの道との相性は良いのではないかと思います。

    ユホ・ハンニネン (ヤリスWRC #11号車)

    しっかりと準備をして臨んだ、前戦ラリー・イタリア サルディニアではクルマの進化に満足しました。我々のクルマは、速度の低いラリーよりも、高いラリーのほうが合っていると思うので、ポーランドに関しては自信を持っています。速度の高いラリーではセットアップをあまり気にする事なく、運転に集中する事ができます。テストでは、これまでも改良を続けてきたサスペンションにさらに変更を加え、良い反応を得る事ができました。グラベルラリーで問題となる出走順に関しては、サルディニアほどは大きな差が出ないと思いますが、それでも金曜日は重要な1日となるでしょう。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC #12号車)

    ポーランド前に行なったテストは、私にとってとても意味のあるものでした。低速なサルディニアのコースとはまた違う、アクセル全開のハイスピードな道で経験を積む事ができたからです。実際のポーランドの道は路面が少し砂状で軟らかいと思いますが、それでもテストで走った道との共通点は多いと思います。サルディニアでは良い結果を得る事ができましたが、ポーランドの道は性質が全く異なるので同じような結果が出せるかどうかわかりませんが、全力を尽くします。ミスのない走りを続け、トラブルなくフィニッシュを目指し、できるだけ多くの学びを得たいと思っています。

  • 【WRC】トヨタ:WRC 第7戦 ラリー・イタリア 結果 … ラトバラが2位

    【WRC】トヨタ:WRC 第7戦 ラリー・イタリア 結果 … ラトバラが2位

    6月11日(日)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第7戦ラリー・イタリア サルディニアの競技最終日デイ4がサルディニア島の北西部で行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)が総合2位、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC#12号車)が総合4位、ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC#11号車)が総合6位でフィニッシュ。前戦のラリー・ポルトガルに続き、全車が完走を果たした。

    ラリー・イタリア サルディニアの最終日デイ4は、島北東部アルゲーロのサービスパークを中心に4本、計42.04kmのSSが行なわれた。風光明媚な地中海沿岸近くにグラベル(未舗装路)のSSが設定され、大勢の観客がラリーを見にSSを訪れた。オープニングステージのSS16は午前8時半過ぎにスタート。総合2位のラトバラは逆転優勝を目指して全開アタックを敢行し、2番手タイムを記録。1位オット・タナク(Mスポーツ フォード)との差を18.8秒に縮めた。しかし、続くSS17でラトバラはコーナリング中にエンジンがストップ。再始動に時間を要し、差は25.5秒に広がってしまった。 SS16の再走SSであるSS18では、ラッピがベストタイムを、ラトバラが2番手タイムを記録。そして、パワーステージに指定された最終ステージのSS19では、ラッピが今大会最多となる6本目のベストタイムを刻み、ボーナスの選手権ポイント5点を獲得した。ラトバラは最後までアタックを続けたが、追い上げ及ばず2位でラリーを終えた。また、ラッピはヤリスWRCでの2戦目にして4位フィニッシュを果たし、ハンニネンはパワーステアリングのトラブルを乗り越え6位で完走。全選手が完走を果たし、ポイントを獲得した。

    FIA世界ラリー選手権(WRC)次戦は6月29日から7月2日にかけてポーランド北部のミコワイキを中心に開催される、シリーズ第8戦「ラリー・ポーランド」。シリーズ屈指のハイスピードグラベルラリーとして知られるこのイベントに、ラトバラ、ハンニネン、ラッピが臨む。

    トミ・マキネン(チーム代表)

    我々にとっては、間違いなく今年もっとも力強いラリーのひとつだったと思います。ヤリ-マティは優勝まで12.3秒差に迫り、エサペッカは多くのSSベストタイムを記録して、彼自身のベストリザルトを更新しました。そしてユホは金曜日に一時ラリーをリードし、最終的には選手権でのポジションアップに成功しました。参戦初年度の前半でこのような素晴らしい結果を残す事ができたのは、ドライバー、コ・ドライバー、エンジニア、メカニック、そしてチームのお陰です。皆さんに心から感謝いたします。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #10号車)

    最終日にトップとの差を縮め、2位でフィニッシュできた事に満足しています。しかし、今日だけで2回ミスを冒してしまったことが悔やまれます。まず、今朝の2本目のSSで深い轍(わだち)の中を2速ギヤで走っていたところエンジンを止めてしまいました。そして、同じSSを2回目に走行した時には、ジャンクションで轍がかなり深くなっていたため、うまくターンできず薮の中を突っ切るしかありませんでした。とはいえ、チームにとってはリザルト、パフォーマンスの両面でとても良いラリーだったと思います。

    ユホ・ハンニネン (ヤリスWRC #11号車)

    昨日に続き、今日もステアリング系のトラブルが断続的に発生し、少しタイムを失ってしまいました。また、金曜日最後のSSでミスを冒した事が悔やまれます。あのミスがなければ、土曜日はもっと有利な出走順となり最終結果も違ったものになっていたかもしれないので、少し残念です。しかし、今回はラリー中にいろいろな事を試し、将来に向けて有効な情報を集める事ができたので、とてもよいなラリーでした。6位は自分にとってヤリスWRCでのベストリザルトとなり、選手権ポイントを獲得する事もできました。

    エサペッカ・ラッピ(ヤリスWRC #12号車)

    多くのドライバーがベストタイムを狙い全力でアタックするパワーステージで、トップタイムを記録した事にとても満足しています。もはや順位が変わるような状況ではなかったので、午前中の2本のSSではタイヤを温存して走り、そのためタイムもあまり良くありませんでした。そしてパワーステージの1本前のSSではスピードの感覚を確かめるため少しハードに攻め、パワーステージではクリーンな走りを心がけながらも全開アタックを行ないました。今回のラリーでは、低速でツイスティな道での走りかたを学習する事ができたので、次は速度の高い道の走りかたを勉強したいと思っています。

  • 【WRC】 ラリー・イタリア 結果:オット・タナクが初の総合優勝

    【WRC】 ラリー・イタリア 結果:オット・タナクが初の総合優勝

    WRC 第7戦 ラリー・イタリアが11日(日)に最終日を迎え、オット・タナク(Mスポーツ)が初の総合首位を果たした。2位にはヤリ-マティ・ラトバラが続いた。

    競技最終日は、サービスパークが置かれるサルディニア島北西部の都市アルゲーロを中心に、島の北西部で4本のSSが行われた。SS16、17と、その再走ステージであるSS18、19はグラベル中心のSSとなり、最終ステージのSS19はトップ5タイムを記録した選手に対し、ボーナスの選手権ポイントが与えられるパワーステージに指定された。

    4本のSSの合計距離は42.04km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は90.13km。

    優勝はオット・タナク(Mスポーツ)。前日に首位に浮上したタナクは、ヤリ-マティ・ラトバラの追撃を受けるが、そのラトバラがS17でエンジンがストール。その後、安定した走りをみせ、自身初のWRC総合優勝を飾った。

    2位には12.3秒差でヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ)、3にはティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)が続いた。

    他のトヨタ勢ではエサペッカ・ラッピが4位、ユホ・ハンニネンが6位と好成績を収めた。

    2017 WRC 第7戦 ラリーイタリア 結果

    順位 ドライバー マシン タイム
    1 オット・タナク フォード フィエスタWRC M 3:25:15.1
    2 ヤリ-マティ・ラトバラ トヨタ ヤリス WRC M +12.3s
    3 ティエリー・ヌービル ヒュンダイi20クーペWRC M +1:07.7s
    4 エサペッカ・ラッピ トヨタ ヤリス WRC M +2:12.9s
    5 セバスチャン・オジェ フォード フィエスタWRC M +3:25.3s
    6 ユホ・ハンニネン トヨタ ヤリス WRC M +3:38.5s
    7 マッズ・オストベルグ フォード フィエスタWRC   +6:31.8s
    8 アンドレアス・ミケルセン シトロエン C3 WRC M +8.07.8s
    9 エリック・カミリー フォード フィエスタR5   +11:15.8s
    10 ヤン・コペッキー シュコダ ファビオ R5 WRC2 +11:21.4s

  • 【WRC】トヨタ:WRC 第7戦 ラリー・イタリア 3日目レポート

    【WRC】トヨタ:WRC 第7戦 ラリー・イタリア 3日目レポート

    6月10日(土)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第7戦ラリー・イタリア サルディニアの競技3日目デイ3がサルディニア島の北部で行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)が総合2位、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC#12号車)が総合4位、ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC#11号車)が総合5位につけ、全選手が前日よりも順位を上げた。

    ラリー・イタリア サルディニアのデイ3は、島北東部アルゲーロのサービスパークを中心に6本、計143.16kmのSSが行なわれた。好天により気温はかなり上がり、乾燥したグラベル(未舗装路)は滑りやすく、そしてタイヤとブレーキに厳しい路面コンディションとなった。そのため多くの選手がパンクやアクシデントに遭遇したが、ヤリスWRCを駆る3クルーは、大きなミスやトラブルなく6本のタフなSSを走破。ラトバラは、SS12で前を走っていた選手がパンクで遅れたため、コース上で追いついてしまい、なおかつ土煙による視界不良でタイムを失ったが、それでも順位を前日の4位から、2位に上げる事に成功した。
    競技4日目最終日となる6月11日(日)のデイ4は、サービスパークが置かれるサルディニア島北西部の都市アルゲーロを中心に、島の北西部で4本のSSが行われる。SS16、17と、その再走ステージであるSS18、19はグラベル中心のSSとなり、最終ステージのSS19はトップ5タイムを記録した選手に対し、ボーナスの選手権ポイントが与えられるパワーステージに指定されている。4本のSSの合計距離は42.04km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は90.13kmとなっている。

    トミ・マキネン (チーム代表)

    今年もっともタフなラリーだと思われるサルディニアで、ヤリスWRCは全車が5位以内に入っています。選手とクルマの強さが証明された形ですが、エンジニアとメカニックの貢献も忘れるべきではありません。彼らは各サービスで多くの作業をこなし、限られた時間内できっちりと仕事を終え、タイムペナルティを受ける事なくクルマを送り出しているのです。彼らの素晴らしい働きにも感謝しています。今日もクルマに大きなトラブルはなく、またパンクもありませんでしたが、それがこのラリーでは非常に重要である事は、周りを見ればきっと理解できるでしょう。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #10号車)

    本日最後のSSではタイヤが完全に摩耗し、ブレーキ温度も上がってしまいました。しかし、それ以外はうまく行き、コースに合わせてクルマを改善する事ができました。午前中最後のSS12では、パンクして遅れた他のクルマの後ろをしばらく走り、土煙の中で前が見えず10秒程度を失いました。どうやら、すぐ後ろを走る自分たちに気がつかなかったようですが、決して少なくないタイムロスですので、チームとして主催者にアピールしました。失ったタイムを少しでも取り戻す事ができるのではないかと、期待しています。

    ユホ・ハンニネン (ヤリスWRC #11号車)

    最後のステージでスピンした際にパワーステアリングに問題が起こり、タイムをロスした以外は良い1日でした。午後のステージでは、タイヤに大きな負担をかけないように全開アタックをひかえ、タイヤをうまく持たせるように気をつけて走り、また、路面が荒れると予想して、日中のサービスで車高を上げて足まわりを硬めましたが、それは正解だったと思います。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC #12号車)

    今日は出走順が3番手だったので、道の表面には滑りやすいルーズグラベルが多く、それを「掃除」しながら走るのは大変でした。自分にとっては新しい経験となりましたが、多くを学べたのは良い事だと思います。思い切り攻めるのではなく、ミスのないスムーズな走りを心がけました。午前、午後の両方で最後のSSが近づくにつれてブレーキが厳しくなっていったので、クルマに問題が起こらないように、かなり注意深く走りました。また、午後は気温が上がり、路面がザラついてタイヤには厳しいコンディションとなったので、タイヤを労って走りましたが、それは正しい判断だったと思います。

    関連:【WRC】 ラリー・イタリア 3日目:オット・タナクが首位に浮上

  • 【WRC】 ラリー・イタリア 3日目:オット・タナクが首位に浮上

    【WRC】 ラリー・イタリア 3日目:オット・タナクが首位に浮上

    WRC 第7戦 ラリー・イタリアが10日(土)に3日目を迎え、オット・タナク(Mスポーツ)が総合首位に躍り出た。

    競技3日目は、サービスパークが置かれるサルディニア島北西部の都市アルゲーロを中心に、島の北部で6本のSSが行われた。SS10、11、12と、その再走ステージであるSS13、14、15はすべてグラベル(未舗装路)が中心のSS。6本のSSの合計距離は143.16km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は625.94kmで、4日間でもっとも長い距離を走る1日となった。

    首位に立ったのはオット・タナク(Mスポーツ)。2番手には24.3秒差でトヨタのヤリ-マティ・ラトバラが浮上。3番手にはティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)が続いた。

    トヨタは、エサペッカ・ラッピが4番手、ユホ・ハンニネンが5番手と巻き返しをみせている。

    前日まで首位に立っていたヘイデン・パッドンはSS13でのクラッシュによりリタイアに終わった。

    2017 WRC 第7戦 ラリーイタリア3日目 結果

    順位 ドライバー マシン タイム
    3 オット・タナク フォード フィエスタWRC M 2:56:37.3
    4 ヤリ-マティ・ラトバラ トヨタ ヤリス WRC M +24.3
    2 ティエリー・ヌービル ヒュンダイi20クーペWRC M +1:02.2
    8 エサペッカ・ラッピ トヨタ ヤリス WRC M +2:10.8
    6 ユホ・ハンニネン トヨタ ヤリス WRC M +2:42.1
    7 セバスチャン・オジェ フォード フィエスタWRC M +3:26.1
    5 マッズ・オストベルグ フォード フィエスタWRC   +3:56.0
    9 アンドレアス・ミケルセン シトロエン C3 WRC WRC2 +7:47.6
    1 ヤン・コペッキー シュコダ ファビオ R5 M +9:52.9
    10 エリック・カミリー フォード フィエスタR5   +9;53.8
  • 【WRC】トヨタ:WRC 第7戦 ラリー・イタリア 2日目レポート

    【WRC】トヨタ:WRC 第7戦 ラリー・イタリア 2日目レポート

    6月9日(金)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第7戦ラリー・イタリア サルディニアの競技2日目デイ2がサルディニア島の北部で行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)が総合4位、ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC#11号車)が総合6位、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC#12号車)が総合8位につけた。全部で8本行われたデイ2のSSで、ハンニネンがSS3で、ラッピがSS5、6、7でベストタイムを記録するなど、ヤリスWRCはタフなグラベルロードで高いパフォーマンスを発揮した。

    ラリー・イタリア サルディニアのデイ2は、デイ1の夜にパルクフェルメ(車両保管)が設定された島北東部のオルビアからスタート。島北東部アルゲーロのサービスパークでのデイタイムサービスをはさみ、4本のステージを各2回走行した。晴天に恵まれたサルディニア島北部は気温がかなり上昇し、グラベル(未舗装路)のコースはほぼドライコンディション。路面は砂や浮き砂利で非常に滑りやすく、パンクの危険性も高い難しい走行条件となり、多くのラリーカーがアクシデントやトラブルに遭遇した。午前中に一時ラリーをリードし、午後は総合2位につけていたハンニネンも、1日の最後のSSのフィニッシュ近くでスピンしたが、それでもヤリスWRCは前日に続き全車が全ステージを走破。トータルで4本のSSベストタイムを記録するなど実りある1日となった。

    競技3日目となる6月10日(土)のデイ3は、サービスパークが置かれるサルディニア島北西部の都市アルゲーロを中心に、島の北部で6本のSSが行われる。SS10、11、12と、その再走ステージであるSS13、14、15はすべてグラベル(未舗装路)が中心のSS。6本のSSの合計距離は143.16km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は625.94kmで、4日間でもっとも長い距離を走る1日となる。

    トミ・マキネン (チーム代表)

    気温の上昇はクルマだけではなく、選手やタイヤにとっても厳しく、予想していたように、とても大変な1日になりました。しかし、今日はとてもポジティブな1日でもありました。ユホは、最後のSSでスピンするまでは完璧に戦いを進めていましたし、エサペッカは3本のSSベストタイムを記録しました。そしてヤリ-マティは上位争いに加わっています。スタッフ全員の努力に感謝すると共に、それが報われる事を期待しています。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #10号車)

    朝のステージは道の表面が大量のルーズグラベルで覆われていたため、とても滑りやすく感じました。今日の3本目のSSではクルマの下面のサンプガードをヒットし、スターターモーターを破損してしまいました。1度エンジンが止まると再始動できなくなるため、とにかくエンジンがストップしないように注意して走りました。日中のサービスで問題は完全に解決しましたが、午後はボンネット上に留めてあったラリープレートが走行中に外れて目の前でバタバタと動き、少々気が散りました。午前中のSSはやや浮き沈みが大きかったと思いますが、午後のパフォーマンスには満足しています。明日は白熱した戦いになると思いますが、自信を持って戦い抜くつもりです。

    ユホ・ハンニネン (ヤリスWRC #11号車)

    本日最後のSSのフィニッシュ近くでクルマのフロントセクションにダメージを受け、タイムを失ってしまいました。橋の近くでブレーキングをした際に路面が非常に滑りやすく、スピンして壁にフロント部分が当たってしまったのです。その結果ラジエ-ターパイプが破損しましたが、応急処置を施しサービスパークまで戻って来る事ができました。スピンするまでは特に大きな問題もなく、調子も良かっただけに残念です。今日の路面はとても滑りやすかったのですが、駆動力がしっかりと路面に伝わっていると感じました。きっとダンパーの改善作業が上手くいっているのだと思います。午後は路面がかなり荒れており轍(わだち)も深くなっていたので、注意深く走った結果少しペースが落ちてしまいました。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC #12号車)

    今日、我々が記録したタイムは自分たちの予想以上でとても驚いています。特に午前中のステージではセカンドギヤを失っていたのでなおさらですが、通常の前進6速ではなく、5速でも十分に戦えるのではないかと思ってしまったほどです。日中のサービスではクルマのセッティングを大きく変えたところ、午後のステージではフィーリングがさらに良くなり、それが好タイムに繋がりました。残念ながら午後のステージで左フロントダンパーが破損してしまいましたが、それまでは完璧でした。競争はかなりハイレベルですが、何とか良いタイムを刻もうと努力しています。

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    WRC 第7戦 ラリー・イタリアが9日(金)に2日目を迎え、ヘイデン・パッドン(ヒュンダイ)が総合首位に躍り出た。

    競技2日目となる6月9日(金)は、サルディニア島北東部の都市オルビアを基点に、島の北部で8本のSSが行われた。SS2、3、4、5と、その再走ステージであるSS6、7、8、9はいずれもグラベル(未舗装路)が中心のSS。8本のSSの合計距離は125.46km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は583.92km。

    2日目の首位に立ったのはヘイデン・パッドン(ヒュンダイ)。2番手に8.2秒差でティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)、3番手にはオット・タナク(Mスポーツ)が続いた。

    3台体制のトヨタは、ヤリ-マティ・ラトバラが4番手、ユホ・ハンニネンが6番手、エサペッカ・ラッピが8番手と初日から巻き返しをみせている。

    2017 WRC 第7戦 ラリーイタリア2日目 結果

    順位 ドライバー マシン タイム
    1 ヘイデン・パッドン ヒュンダイi20クーペWRC M 1:31:02.6
    2 ティエリー・ヌービル ヒュンダイi20クーペWRC M +8.2s
    3 オット・タナク フォード フィエスタWRC M +9.5s
    4 ヤリ-マティ・ラトバラ トヨタ ヤリス WRC M +9.8s
    5 マッズ・オストベルグ フォード フィエスタWRC   +14.7s
    6 ユホ・ハンニネン トヨタ ヤリス WRC M +38.0s
    7 セバスチャン・オジェ フォード フィエスタWRC M +41.0s
    8 エサペッカ・ラッピ トヨタ ヤリス WRC M +1:05.3s
    9 アンドレアス・ミケルセン シトロエン C3 WRC M +1:57.9s
    10 エリック・カミリー フォード フィエスタR5 M +4:08.0s