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  • アントニオ・ジョビナッツィ、2023年にフェラーリからWECに参戦

    アントニオ・ジョビナッツィ、2023年にフェラーリからWECに参戦

    フェラーリは、2023年のFIA 世界耐久選手権(WEC)のハイパーカークラスに2台の499Pで参戦するドライバーラインナップを発表。元F1ドライバーのアントニオ・ジョビナッツィが参戦が発表された。また、ジョビナッツィはスクーデリア・フェラーリのリザーブドライバーも継続する。

    フェラーリは、イモラのフィナーリ モンディアーリで2023年に2台のハイパーカー『499P』でWEC参戦するドライバーラインナップを発表。

    跳ね馬を世界選手権のトップクラスに戻すために選ばれたドライバーは、才能と経験、スピードとスタミナ、耐久レースに不可欠な資質のユニークな組み合わせを表している。

    アントニオ・ジョビナッツィは、2021年末にアルファロメオのF1シートを喪失。2022年はスクーデリア・フェラーリのリザーブドライバーを務め、2023年のハースF1チームのドライバー候補に挙げられていたが、シートを獲得することはできなかった。

    フェラーリ GT スポーティング アクティビティ部門の責任者、アントネッロ・コレッタは「クルーを選択したことで、セブリングでのデビュー前にプログラムの最後のステップを完了しすることができた」とコメント。

    「7月の499Pの最初のシェイクダウン以来、我々はフェラーリファミリーのドライバーを巻き込んでノンストップで作業を進めてした。選ばれたドライバーに関する決定は、我々が戦うレースだけでなく、チャンピオンシップ中に継続する成長にも関係している。スピードだけでなく、開発と一貫性に関して彼らに何を求めることができるかについて、我々は非常に明確だ」

    499P (カーナンバー50)
    フェラーリ 499P ナーナンバ―50
    アントニオ・フォコ、ミゲル・モリーナ、ニクラス・ニールセンの3人のドライバーが、フェラーリが最後に耐久クラスのトップクラスでレースをしてから経過した年数をマークするために選ばれたナンバー50を誇らしげに付けた車に乗り込む。

    1996年生まれのイタリア人のアントニオ・フォコは、耐久レースシーンで最も才能のあるドライバーの1人としての地位を急速に確立しており、スペイン人のミゲル・モリーナと共にバーレーン8時間耐久レースで優勝し、マニュファクチャラーズワールドチャンピオンシップの優勝に決定的な役割を果たした。

    1989年生まれのミゲル・モリーナは、2021年にヨーロピアン・ル・マン・シリーズでチャンピオンを獲得し、クルーに経験と決意をもたらす。

    1997年生まれのデンマーク人のニクラス・ニールセンは、LMP2 Pro-Amクラスでワールドチャンピオンになった後、2018年からフェラーリ チャレンジで常に跳ね馬のハンドルを握ってきた。

    アントニオ・フォコ
    「50年ぶりにフェラーリが世界耐久選手権のトップクラスに戻ってきたことは歴史的なことであり、このプログラムに参加できることは僕にとって大きな喜びだ。それは僕たち全員にとって大きな責任だけど、同時に、僕たち全員が、素晴らしい仕事をすることに非常に意欲的だ。個人的には、その誕生と発展を目の当たりにしてきた僕にとって特別なこの新しいプログラムを楽しみにしている。僕たちはテストに懸命に取り組んでいるし、セブリングでレースをすることを楽しみにしている」

    ミゲル・モリーナ
    「この機会をいただけて光栄だ。僕を信じてくれたフェラーリに感謝したい。FIAWECのトップクラスでのレースは、僕のキャリアの中で最も重要なスポーツの成果の1つだ。世界選手権のトップクラスでの最後のレースから50年という重要な年にフェラーリを代表できることを嬉しく思う。自分の気持ちを言葉で説明することはできない。この目標は僕のキャリアの頂点であり、僕が長い間追い求めてきた夢だからね」

    ニクラス・ニールセン
    「今の気持ちを説明するのは難しい。2017年に初めてフェラーリでレースに出場し、現在はハイパーカー・プログラムに参加している。世界耐久選手権のデビューシーズンに499Pを運転する最初の6人のドライバーの1人であることは信じられないことだ。フェラーリ、アントネッロ、そしてアマト・フェラーリが僕に寄せてくれたサポートと信頼をとても誇りに思い、嬉しく思っている。これまでのところ素晴らしい旅だった。それが長く続くことを願っている。チームメイトと一緒に仕事を始めるのが待ちきれない。ハイパーカーを運転することは、僕のキャリアにとって大きな前進だ」

    499P (ナンバー 51)
    フェラーリ 499P ナーナンバ―51
    アレッサンドロ・ピア・グイディ、ジェームス・カラド、アントニオ・ジョビナッツィが、フェラーリの歴史の中で最も成功したナンバー 51 の車の共有する。LMGTE Proクラスで2年連続(通算3人目)のワールドチャンピオンとなった1983年生まれのイタリア人のアレッサンドロ・ピエール・グイディと、1989年生まれのイギリス人のジェームス・カラドが、一緒にトップクラスのウィナーの月桂樹を目指す。

    現在、このパートナーシップは、世界選手権で6シーズン目を迎えており、他に類を見ない勝利のリストを誇っている。LMGTEProクラスで2回連続でチャンピオンに輝いた人はいない。39回のスタートから11回の勝利と23回の表彰台を獲得している。

    そこに加わるのがアントニオ・ジョビナッツィだ。2017年からスクーデリア・フェラーリに所属しているジョビナッツィは、2023年もリザーブドライバーとして継続する。

    アレッサンドロ・ピア・ギディ
    「ハイパーカーのレースに参加する6人のドライバーの1人として選ばれたことを非常に誇りに思う。車の重要性、そして歴史的にも僕たちにとって非常に明白だ。公式のフェラーリを運転することは誇りに思うことだけど、499Pはさらに一歩進んでいる。僕たちはフェラーリのためにレースをするし、大きな期待が寄せられている。大きなシーズンが控えているけど、準備を万全に整えている。セブリングはもうすぐで最初のレースに向けてテストを行う必要があるけど、実際のレベルはヨーロッパのレースで明らかになるだろう」

    ジェームズ・カラド
    「ル・マン・ハイパーカー・プロジェクトに参加できることを嬉しく思う。レースでの総合優勝とフェラーリカラーでのチャンピオン争いは夢の実現だ。僕は499Pの開発に携わっており、このFIA WECシーズンに向けたそのポテンシャルを知っている。これからもチーム一丸となって、関わっている全員のために全力で戦っていく。この機会を与えてくれたフェラーリ、特にアントネッロに感謝したい」

    アントニオ・ジョビナッツィ
    「499Pのデビューは、跳ね馬の歴史において決定的な瞬間となるだろう。この並外れた瞬間に参加できることは、僕にとって大きな名誉です。僕たちは謙虚に対応する大きな責任があることを知っているけど、自分たちの強さを認識しており、この大きな挑戦に備える準備ができている」

  • プジョー、2022年のWEC復活にむけてレベリオンとタッグ!

    プジョー、2022年のWEC復活にむけてレベリオンとタッグ!

    プジョーは、2020年のWEC(世界耐久選手権)復活にむけてレベリオン・レーシングとタッグを組むことを発表した。

    今年11月、プジョーは2022/2023年のシーズンからWECのハイパーカーの新しいトップカテゴリに参戦することを発表していた。プジョー・スポールとレベルリオン・レーシングは、2020年1月からチームを結成し、プロジェクトを進めていく。

    ジャン=フィリップ・アンパラト(プジョー・オートモビルCEO)
    「プジョーは、ガソリンとディーゼルの両方で、耐久レースの最も記憶に残る瞬間を築いてきた。今日、我々はハイブリッド電化技術に基づいた新しい冒険に注意を向けている。我々は最近のシリーズへの参戦発表が暖かく歓迎されたことを嬉しく思っている。特に競技とパワーユニト面の刺激的なシフトは、プジョー・スポールのエンジニアを搭載したマシンの発表に伴う。特に主要なパートナーと協力して作業しているので、このプログラムには非常に熱心だ。レベルオン・コーポレーションの情熱、完璧さへの探求、パフォーマンスクレデンシャルは、厳格な基準、鋭いデザイン、感情であるプジョー自身の価値観に完全に適合している」

    ジーン-マルク・フィノット(PSモータースポーツディレクター)
    「プログラムは2022年にキックオフされる。耐久レースのビッグネームの1つとチームを組むことができて非常に嬉しく思っている。FIA WECでのレベリオン・レーシングの経験はチームにとって強力な資産となり、これはチームの上海での最近の勝利によって裏付けられている。役割はそれぞれのコンピテンシーに応じて分割され、ベルサイユサトリー(フランス、パリ近郊)を拠点する」

    アレクサンドル・ペシ(レベリオン・コーポレーション会長)
    「両社の情熱が我々を代弁していると思う。一緒にチームを作り、成功する記録を楽しみにしている」

    カリム・ボウハドラ(レベルオン・コーポレーションCEO)
    「我々は若く、野心的で、“反逆者”だ! プジョーと同じ価値観を共有していることを誇りに思う! プジョー・スポールの技術的ノウハウとレベリオン・レーシングの経験の組み合わせは、野心が明確に表示されたこの新しい持久時代を始める決定的な資産になるだろう」

  • トヨタ、山下健太をバーレーンでのWECルーキーテストに起用

    トヨタ、山下健太をバーレーンでのWECルーキーテストに起用

    TOYOTA GAZOO Racingは12月15日にバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われるFIA世界耐久選手権(WEC)ルーキーテストに、トーマス・ローランと山下健太を参加させる。

    今季、TOYOTA GAZOO Racingのテスト兼リザーブドライバーを務めている21歳のローランは、WECの主催で行われるルーキーテストに参加し、さらに経験を積んでく。ローランは2017年のWECルーキーテストで初めてTS050 HYBRIDをドライブし、その後はLMP2クラスで上位を争っている。

    トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム(TDP)の一員である山下健太もこのルーキーテストに参加します。TOYOTA GAZOO RacingのWECチャレンジプログラムとして今季よりLMP2クラスにフル参戦している山下は、新たなステップとしてTS050 HYBRIDのテストに参加。自身初めてLMP1カーをドライブすることとなる。

    24歳の山下健太は今季、その才能を開花させ、LEXUS LC500で参戦した日本のSUPER GTでチャンピオンを獲得した。同時に彼はWECのLMP2クラスにハイクラス・レーシングから参戦し、初めて走るサーキットでもその速さを示している。

    また、今季最終戦を待たずしてフォーミュラ2チャンピオンを決めているニック・デ・フリースが、このテストに参加することが先月発表されている。オランダ人の彼は山下健太と同様、ドイツ・ケルンにあるTOYOTA GAZOO Racingの本拠地でシート合わせとシミュレータ訓練を行うこととなる。

    村田久武 TOYOTA GAZOO Racing WECチーム代表:
    トーマス・ローランを再びTS050 HYBRIDのコックピットに迎えると共に、非常に才能豊かな若手ドライバーである山下健太とニック・デ・フリースが、初めてTS050 HYBRIDをドライブし、何を感じ、どれだけ適応してくれるのかが大変楽しみです。彼らのドライバーとしてのキャリアの中で、今回のテストは非常に貴重な経験となるでしょう。また7月のプロローグ以来のドライブとなるトーマスが、この間のTS050 HYBRIDの進化をどう感じ取ってくれるのかについても注目しています。

  • WEC | トヨタ 第3戦 上海4時間レース 決勝レポート

    WEC | トヨタ 第3戦 上海4時間レース 決勝レポート

    11月10日(日)、2019-2020年FIA世界耐久選手権(WEC)の第3戦となる上海4時間レースが行われ、TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS050 HYBRIDは2位、3位フィニッシュ。ダブルで表彰台を獲得した。

    同一ポイントでシーズンをリードする2台のTS050 HYBRIDは、最大のサクセス・ハンディキャップを課されて、ノン・ハイブリッドLMP1クラス車両のライバル勢に挑戦することになったが、我慢のレース展開と迅速なピット作業でタイムを稼ぎ、予選グリッドよりも上位でフィニッシュした。

    セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴、ブレンドン・ハートレーの3人のTS050 HYBRID 8号車は、優勝したレベリオン1号車に続く2位でフィニッシュし、ドライバーズランキングで3点差リードの首位となった。マイク・コンウェイ、小林可夢偉、ホセ・マリア・ロペスの7号車は3位となり、ドライバーズランキングは2位。

    その結果、TS050 HYBRIDの連勝記録は7でストップすることになったが、TS050 HYBRIDにとっての最後のシーズンは、27点差でチームランキング首位を維持している。

    好天の下、本日正午にスタートを切った決勝レースでは、2列目4番手グリッドの7号車小林がスタート直後にレベリオン1号車をかわしてジネッタ5号車に次ぐ3位へとポジションアップ。一方、8号車のブエミは5番手スタートから一旦はLMP2クラス車両にかわされるも、その後4位へと浮上した。

    12周目、ブエミは小林をかわして3位へ。スタートから45分が経過したところで2台のTS050 HYBRIDは最初のピットへと向かい、燃料給油のみでピットアウト。迅速なピット作業のおかげで2台のTS050 HYBRIDは、前を行くジネッタとの差を10秒詰めてコースへと復帰した。

    その後、8号車のブエミはタイヤ無交換ながら、ジネッタ5号車を上回るペースでかわし、さらに首位へと浮上。8号車は新しいタイヤに履き替えたレベリオン1号車にかわされる40周目まで首位の座を守った。

    一方、TS050 HYBRID 7号車と2台のジネッタは1周目のスタート/フィニッシュラインを越える前に追い越しをしたとしてドライブスルーペナルティを課され、小林の7号車は5位へとポジションダウン。

    スタートから90分を過ぎた頃、チームは最初のドライバー交代を行い、2位に付ける8号車はハートレーへと交代。しかし、首位で逃げるレベリオン1号車との差は30秒以上に広がっており、3位で続くロペスの7号車とも同程度の差がついていた。

    レース中盤、上位勢はタイヤの摩耗と周回遅れによる激しいコース上の混雑に苦しむも、順位の大きな変動なくレースが進んだ。2位の8号車は73周目にハートレーから中嶋へとドライバー交代。同時にピットへ向かった3位の7号車もロペスからコンウェイへとドライバー交代を行い、2台のTS050 HYBRIDはプッシュを続けながら、逆転への機会を待った。

    しかし、首位を行くレベリオン1号車は着実に4時間を走り抜き、2位で追う8号車に対し66.984秒差でトップチェッカー。コンウェイの7号車はそれから70.783秒差遅れの3位でチェッカーを受けた。

    TOYOTA GAZOO Racingは約1か月後の12月14日に決勝を迎えるWEC第4戦バーレーン8時間レースで、再び表彰台の中央に返り咲くべく、挑戦していく。

    村田久武 TOYOTA GAZOO Racing WECチーム代表:
    今日のレース、特に最初の2時間は、LMP1の全車両による大激戦となりました。優勝したレベリオンチームの皆様、本当におめでとうございます。今夜は盛大にお祝いしてください。我々はチーム一丸となり全力を尽くした結果、両車共に表彰台に上り、貴重なチャンピオンシップポイントを獲得することが出来ました。超高効率なTS050 HYBRIDの最適化に加え、的確な戦略、完璧なピット作業によりこの結果を成し遂げたチームを誇りに思います。また私の気持ちは既に来月に行われる次のバーレーン戦に向いています。ファンの皆様にさらにエキサイティングなレースをお届け出来ればと思います。

    TS050 HYBRID 7号車 :
    3位 (トップと1周差), 124周、ピットストップ6回、グリッド:4番手、最速ラップ:1分50秒159

    小林可夢偉(7号車):
    2台揃っての表彰台は、チームにとって予想外の好結果です。勝ったレベリオンに祝福を送るとともに、素晴らしい仕事をしてくれたチームと、TS050 HYBRIDから最大限の性能を引き出すべく全力で戦い続けてくれたマイク、ホセに感謝します。私が担当したレースのスタートでは、2台のジネッタと素晴らしいバトルが出来ましたが、上位を守るだけのスピードはありませんでした。次戦では今日とは違うレースができることを期待しています。

    マイク・コンウェイ(7号車):
    可能な限りハードにアタックしましたが、ドライブスルーペナルティを受けてタイムをロスし、8号車との差を詰めることができませんでした。今日はとても難しいレースで終わってしまいましたが、次戦バーレーンでは状況が好転すると期待しています。今日のレベリオン1号車のレース展開は勝利に値する素晴らしい内容でした。

    ホセ・マリア・ロペス(7号車):
    今日は厳しいレースでした。特にコース上の混雑の中で、ほかの車両を追い越すのが大変でした。レースウィーク当初よりも、車両のパフォーマンスが落ちているように感じられました。しかし我々はベストを尽くし、2台揃っての表彰台という、予想していた以上の結果でレースを終えることができたので、最終的な結果としては満足しています。

    TS050 HYBRID 8号車 :
    2位 (トップと1分6秒984差), 125周、ピットストップ5回、グリッド:5番手、最速ラップ:1分50秒330

    中嶋一貴(8号車):
    今日は、TS050 HYBRIDをとても気持ちよく運転でき、レースを楽しむことができましたが、レベリオンに追いつくには明らかにスピードが足りませんでした。今日の彼らは勝利に値する戦いぶりでした。我々は最善を尽くし,TS050 HYBRIDから全てのパフォーマンスを引き出すことができましたので、更に長い距離で戦うことになる次戦バーレーンでの勝利へ向けての自信に繋がると思います。

    セバスチャン・ブエミ(8号車):
    全体的に見て、今日のレースに満足しています。これ以上の結果は難しかったと思います。我々はベストを尽くし、クリーンなレースを行い、チームメイトも最高の仕事をしたので、よかったと思います。優勝したレベリオンに祝福を送ります。彼らと戦えるチャンスがもう少しあればよかったと思っていましたが、彼らはミスをすることなく走り抜き、我々にはスピードが足りませんでした。

    ブレンドン・ハートレー(8号車):
    我々は限界以上のパフォーマンスで、2台揃っての表彰台フィニッシュを果たしました。LMP1クラスのライバルと素晴らしいバトルを繰り広げましたが、それだけではなく、LMP2クラスをかわすのも大変なレースでした。レベリオンの1号車は速かったですし、ミスも犯すこともなくレースを戦い、勝利に値する走りだったと思います。我々は彼らにプレッシャーを与えるべく全力を尽くしましたが、届きませんでした。

    WEC第3戦 上海4時間 決勝結果(LMP1クラス)

    順位 No. ドライバー名 チーム/車種 周回 トップとの差
    1 1 ブルーノ・セナ
    グスタボ・メネゼス
    ノルマン・ナト
    レベリオン・レーシング/
    レベリオンR13・ギブソン
    125 –
    2 8 セバスチャン・ブエミ
    中嶋一貴
    ブレンドン・ハートレー
    TOYOTA GAZOO Racing/
    トヨタ TS050 HYBRID
    125 1:06.984
    3 7 マイク・コンウェイ
    小林可夢偉
    ホセ・マリア・ロペス
    TOYOTA GAZOO Racing/
    トヨタ TS050 HYBRID
    124 1 Lap
    4 5 ジョーダン・キング
    ベン・ハンリー
    イゴール・オルトツェフ
    チームLNT/
    ジネッタG60-LT-P1・AER
    124 1 Lap
    5 6 チャーリー・ロバートソン
    マイク・シンプソン
    ガイ・スミス
    チームLNT/
    ジネッタG60-LT-P1・AER
    123 2 Laps
  • WEC 上海4時間 | レベリオンが優勝、トヨタは2-3フィニッシュ

    WEC 上海4時間 | レベリオンが優勝、トヨタは2-3フィニッシュ

    2019-2020年FIA世界耐久選手権(WEC)の第3戦となる上海4時間レースの決勝レースが行われ、レベリオン・レーシングの1号車(ブルーノ・セナ/グスタボ・メネゼス/ノルマン・ナト)が優勝した。

    レベルオンの優勝は第3戦シルバーストン以来。その時はトヨタの2台が失格となっており、コース上で決着をつけての優勝は初めてとなる。

    2位はトヨタ8号車(セバスチャン・ブエミ/中嶋一貴/ブレンドン・ハートレー)、3位にはトヨタ7号車(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ・マリア・ロペス)が続いた。

    トヨタは今季より採用されたサクセス・ハンディキャップによって苦戦を強いられた。今回の上海戦では、2台のTS050 HYBRIDはハイブリッド・パワーが約45%、燃料が7.5%削減されるとともに、最低重量も2018年の同大会に比べて28kg増加されていた。

    順位 No. ドライバー名 チーム/車種 周回 GAP
    1 1 ブルーノ・セナ
    グスタボ・メネゼス
    ノルマン・ナト
    レベリオン・レーシング/
    レベリオンR13・ギブソン
    125  
    2 8 セバスチャン・ブエミ
    中嶋一貴
    ブレンドン・ハートレー
    TOYOTA GAZOO Racing/
    トヨタ TS050 HYBRID
    125 1:06,984
    3 7 マイク・コンウェイ
    小林可夢偉
    ホセ・マリア・ロペス
    TOYOTA GAZOO Racing/
    トヨタ TS050 HYBRID
    124 1LAP
    4 5 ジョーダン・キング
    ベン・ハンリー
    イゴール・オルトツェフ
    チームLNT/
    ジネッタG60-LT-P1・AER
    124 1:10.783
    5 6 チャーリー・ロバートソン
    マイク・シンプソン
    ガイ・スミス
    チームLNT/
    ジネッタG60-LT-P1・AER
    123 1LAP
  • WEC | トヨタ 2019-2020 第3戦 上海4時間レース 公式予選レポート

    WEC | トヨタ 2019-2020 第3戦 上海4時間レース 公式予選レポート

    WEC史上に残る最長の連続ポールポジション記録は10でストップ。
    11月9日(土)、2019-2020年FIA世界耐久選手権(WEC)の第3戦となる上海4時間レースの予選が行われ、TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS050 HYBRIDは、4番手、5番手グリッドから決勝レースに挑むことになった。

    TS050 HYBRID 7号車は、最初にアタックした小林可夢偉が1分46秒513というタイムをマーク。これは昨年の予選ベストタイムに3.805秒も劣るタイムだった。ハイブリッド・パワー、燃料消費量、そして最低重量に課されたサクセス・ハンディキャップの影響がはっきりとわかった結果となった。

    マイク・コンウェイと小林、そしてホセ・マリア・ロペスの3名がドライブする7号車は4番手グリッドとなり、ポールポジションのレベリオン1号車とは1.343秒差、セバスチャン・ブエミと中嶋一貴、ブレンドン・ハートレーの8号車はポールポジションより2.288秒遅れの5番手になった。

    この結果、TOYOTA GAZOO Racingが2018年のスパ6時間以来継続してきた、WEC史上に残る最長の連続ポールポジション記録は10でストップすることになった。

    好天の下、1周5.451kmの上海国際サーキットで行われた予選は、サクセス・ハンディキャップにより2台のTS050 HYBRIDはポールポジション争いにおいて苦戦を強いられることになったが、ドライバーはセッション序盤から懸命なアタックを続けた。

    7号車の小林が最初にアタックに入り、セクター1では最速タイムをマーク。続いて中嶋の8号車もアタックに入った。

    日曜日の決勝レースを最優先し、TS050 HYBRIDの2台ともに、2人目のドライバー交代時にはタイヤを交換せずに新品タイヤを温存した。コンウェイはクリーンなアタックラップで平均タイムを4番手につけたたが、ハートレーはコース上の混雑に阻まれ、1度目のアタックを断念。続く周回でもアタックを続けたが、タイヤの摩耗が進み、5番手グリッドに終わった。

    理想的な予選結果にはならなかったが、チームはTS050 HYBRIDにとって最後の中国戦となる今大会を力強く戦い抜くために、レース戦略やピットストップ、そしてタイヤの選択などを最適化し、ノン・ハイブリッドのLMP1クラス車両勢に挑戦し、表彰台を目指す。

    TS050 HYBRID 7号車
    (小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス)
    公式練習3回目 : 1番手 (1分47秒184), 28周
    公式予選 : 4番手 (平均1分47秒235)

    小林可夢偉(7号車):
    結果を見て分かるとおり、我々にとって苦しい予選でした。予選開始前から我々2台のTS050 HYBRIDはポールポジションではなく、2列目を争うことになるだろうと予想していました。4番手を取れたのはよくできたという結果ですし、後は決勝レースをミスなく、クリーンに戦い抜くことに集中しなくてはなりません。

    マイク・コンウェイ(7号車):
    厳しい予選になることは分かっていましたし、4,5番手という結果も予想通りです。もう少し速く走ることも可能でしたが、明日の決勝レースでも使用するタイヤを温存しました。明日も厳しいレースになるでしょうが、ベストを尽くし、4時間後のゴールを目指します。今までのレースのように圧倒的なペースは望めませんが、ライバルと接戦になれるよう、よいポジションを維持しながらのレースを展開したいと思います。

    TS050 HYBRID 8号車
    (中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、ブレンドン・ハートレー)
    公式練習3回目 : 5番手 (1分50秒477), 25周
    公式予選 : 5番手 (平均1分48秒180)

    中嶋一貴(8号車):
    難しい予選となってしまいました。ベストを尽くしましたが、チームメイトの7号車にはラップタイムで僅かに届かず、ポールポジションの車両とは大差になりました。まだまだクルマのパフォーマンスを最大限に引き出せたとは思っていないので、今日の走行データを分析し、決勝レースまで更に改善していきます。

    ブレンドン・ハートレー(8号車):
    ポールポジション争いには加われないだろうと思っていたので、我々は新品タイヤを1セット決勝レースへ向けて残すという決断をしました。アタックラップ1周目は、ピットアウトしてきた車両が直前に出てくるなど、コース上の混雑に阻まれたため、一旦アタックは諦め、残り1周に掛けましたが、いくつかの小さなミスをしてしまいました。今まで、決勝レースに向けて集中してきたので、ライバルと僅差のバトルができることを望んでいますし、そのために全力を尽くします。

    WEC 第3戦 上海4時間レース 公式予選結果(LMP1クラス)

    順位 No. ドライバー名 チーム/車種 平均タイム
    1 1 ブルーノ・セナ
    グスタボ・メネゼス
    ノルマン・ナト
    レベリオン・レーシング/
    レベリオンR13・ギブソン
    1:45.892
    2 6 チャーリー・ロバートソン
    マイク・シンプソン
    ガイ・スミス
    チームLNT/
    ジネッタG60-LT-P1・AER
    1:47.092
    3 5 ジョーダン・キング
    ベン・ハンリー
    イゴール・オルトツェフ
    チームLNT/
    ジネッタG60-LT-P1・AER
    1:47.109
    4 7 マイク・コンウェイ
    小林可夢偉
    ホセ・マリア・ロペス
    TOYOTA GAZOO Racing/
    トヨタ TS050 HYBRID
    1:47.235
    5 8 セバスチャン・ブエミ
    中嶋一貴
    ブレンドン・ハートレー
    TOYOTA GAZOO Racing/
    トヨタ TS050 HYBRID
    1:48.180
  • WEC | トヨタ 2019-2020 第3戦 上海4時間レース 公式練習初日レポート

    WEC | トヨタ 2019-2020 第3戦 上海4時間レース 公式練習初日レポート

    2019-2020年FIA世界耐久選手権(WEC)の第3戦となる上海4時間レースが中国・上海の上海国際サーキットで開幕。初日となる11月8日(金)は2度にわたる1時間半の練習走行が行われ、新たな戦いに挑むTOYOTA GAZOO Racingは、2台のTS050 HYBRIDが2番手、4番手につけた。

    TS050 HYBRIDは2017年に上海国際サーキットでのコースレコードを記録しており、そのタイムは1分42秒526と、初めて同コースでのWECを戦った2012年に比べ、使用燃料が37.5%減らされていたにもかかわらず、5秒速いタイムをマークしていた。しかし、今日は、このWECチャンピオン車両にとって、そのエネルギー効率への大きな挑戦となった。

    今季より採用されたサクセス・ハンディキャップにより、今回の上海戦では、2台のTS050 HYBRIDはハイブリッド・パワーが約45%、燃料が7.5%削減されるとともに、最低重量も2018年の同大会に比べて28kg増加されており、その結果、今日のベストタイムは昨年の公式練習タイムよりも3秒遅くなった。

    初日の3時間の走行を終え、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴、ブレンドン・ハートレーのTS050 HYBRID 8号車がトップのジネッタ6号車から0.061秒遅れの2番手。マイク・コンウェイと小林可夢偉、ホセ・マリア・ロペスの7号車は0.852秒遅い4番手につけた。

    TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS050 HYBRIDは今季ここまでの2戦で勝利を分け合っており、ドライバーズ選手権ポイントも同一。これにより、2台が同じサクセス・ハンディキャップを課されるという状況となり、ノン・ハイブリッドのLMP1クラス車両も速く、日曜日の決勝はエキサイティングなレース展開が期待される。

    TS050 HYBRIDにとって、大きな挑戦となることが予想されるこの週末、合計3時間にわたる今日の練習走行は、燃料消費、空力性能、車両セットアップ面で最大限の性能を引き出すための非常に重要な機会となった。

    2台のTS050 HYBRIDはどちらもトラブル無く初日を終え、合計915kmを走破。TS050 HYBRIDにとって最後の中国戦となる日曜日の決勝レースへ向け、車両セットアップと戦略の鍵となる多くの重要なデータを収集することができた。

    TS050 HYBRID 7号車
    (小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス)
    公式練習1回目 : 4番手 (1分50秒085), 41周
    公式練習2回目 : 4番手 (1分48秒979), 41周

    小林可夢偉(7号車)
    今週末は、我々にとって非常に厳しいレースなると思いますが、諦めずに戦い続けます。TS050 HYBRIDは非常にエネルギー効率の良い車両ですが、コース上の全域でサクセス・ハンディキャップの影響を受けているため、走行は簡単なものではありません。最も重要な事は、レースで出来るだけ多くのポイントを獲得することですが、明日の予選についても、決して諦めず、最後まで出来ることをトライしていきます。

    マイク・コンウェイ(7号車)
    今日の練習走行では、主として車両バランスの向上に努めました。特に午後は、より良いセットアップを見つけるのに苦労しました。 今週は大変なチャレンジになりそうです。LMP2クラスの車両を追い抜くことが難しく、ノン・ハイブリッドのLMP1クラス車両と互角に戦えるかどうかは分かりませんが、タフな週末に全力で挑みます。

    ホセ・マリア・ロペス(7号車)
    サクセス・ハンディキャップにより、車両性能が大きく制限されています。TS050 HYBRIDはそれに合わせて設計はされていないため、今日の練習走行中、適切な車両セットアップ見つけるのに苦労しました。このような状況では、ミスを犯さず完璧なレースをすることでよりチャンスが生まれます。難しいことはわかっていますが、ベストを尽くします。

    TS050 HYBRID 8号車
    (中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、ブレンドン・ハートレー)
    公式練習1回目 : 5番手 (1分50秒544), 43周
    公式練習2回目 : 2番手 (1分48秒188), 43周

    中嶋一貴(8号車)
    今回ここで速さを求めるのは確かに難しく、最大限のパフォーマンスを引き出し、ベストを尽くそうとトライしています。このコースはタイヤ摩耗やエネルギー消費管理の面でも非常に難しく、加えて我々はLMP2車両やGT車両をパスするのにも苦戦するなど、現時点ではまだやるべきことが多く残っています。やりがいがあることは確かですし、可能な限りよい結果を目指してプッシュしていきます。

    セバスチャン・ブエミ(8号車)
    車両信頼性に関する課題はなく、良い一日でした。サクセス・ハンディキャップにより、昨年とは状況が全く異なるので、昨年よりもかなりタイムの遅い現状に合わせ、車両セットアップの最適化作業に取り組みました。最適解を見出すべく更に作業を続け、明日からの予選と最も重要な決勝に挑みます。

    ブレンドン・ハートレー(8号車)
    車両セットアップと戦略面での作業に取り組み、我々にとっては順調な一日でした。幾つかの面で進歩も遂げましたが、ハイブリッド・エネルギーが今までのように使えなくなるとクルマは全く変わってしまうため、ノン・ハイブリッドのLMP1クラス車両よりも遅くなることを受け入れざるを得ません。厳しい週末になることは間違いありませんが、全ての面で最適化を進め、レースでできる限りの結果を得るべく努力を続けます。

    WEC 第3戦 上海4時間レース 公式練習1回目結果(LMP1クラス)

    順位 No. ドライバー名 チーム/車種 周回 ベストタイム
    1 1 ブルーノ・セナ
    グスタボ・メネゼス
    ノルマン・ナト
    レベリオン・レーシング/
    レベリオンR13・ギブソン
    33 1:48.761
    2 5 ジョーダン・キング
    ベン・ハンリー
    イゴール・オルトツェフ
    チームLNT/
    ジネッタG60-LT-P1・AER
    11 1:49.183
    3 6 チャーリー・ロバートソン
    マイク・シンプソン
    ガイ・スミス
    チームLNT/
    ジネッタG60-LT-P1・AER
    25 1:49.234
    4 7 マイク・コンウェイ
    小林可夢偉
    ホセ・マリア・ロペス
    TOYOTA GAZOO Racing/
    トヨタ TS050 HYBRID
    41 1:50.085
    5 8 セバスチャン・ブエミ
    中嶋一貴
    ブレンドン・ハートレー
    TOYOTA GAZOO Racing/
    トヨタ TS050 HYBRID
    43 1:50.544

    WEC 第3戦 上海4時間レース 公式練習2回目結果(LMP1クラス)

    順位 No. ドライバー名 チーム/車種 周回 ベストタイム
    1 6 チャーリー・ロバートソン
    マイク・シンプソン
    ガイ・スミス
    チームLNT/
    ジネッタG60-LT-P1・AER
    31 1:48.127
    2 8 セバスチャン・ブエミ
    中嶋一貴
    ブレンドン・ハートレー
    TOYOTA GAZOO Racing/
    トヨタ TS050 HYBRID
    43 1:48.188
    3 1 ブルーノ・セナ
    グスタボ・メネゼス
    ノルマン・ナト
    レベリオン・レーシング/
    レベリオンR13・ギブソン
    33 1:48.288
    4 7 マイク・コンウェイ
    小林可夢偉
    ホセ・マリア・ロペス
    TOYOTA GAZOO Racing/
    トヨタ TS050 HYBRID
    41 1:48.979
    5 5 ジョーダン・キング
    ベン・ハンリー
    イゴール・オルトツェフ
    チームLNT/
    ジネッタG60-LT-P1・AER
    20 1:49.678
  • WEC | トヨタ 2019-2020 第3戦 上海4時間 プレビュー

    WEC | トヨタ 2019-2020 第3戦 上海4時間 プレビュー

    TOYOTA GAZOO Racingは11月8日(金)から10日(日)にかけて中国の上海インターナショナル・サーキットで行われる、2019-2020年シーズンFIA世界耐久選手権(WEC)第3戦、上海4時間レースに、かつてない激戦の覚悟を持って臨む。

    昨シーズンのチャンピオンであり、2018年、2019年のル・マンウィナーであるTOYOTA GAZOO Racing の2台のTS050 HYBRIDは、開幕戦のシルバーストン4時間、そして先月の第2戦富士6時間レース共に1-2フィニッシュを果たした結果、来る第3戦上海では、1周あたり2.74秒という、これまで以上のハンディキャップで挑むこととなる。

    第1戦シルバーストンではマイク・コンウェイ、小林可夢偉、ホセ・マリア・ロペスのTS050 HYBRID 7号車が優勝。そして第2戦富士ではセバスチャン・ブエミ、中嶋一貴、ブレンドン・ハートレーの8号車が勝利の栄冠を勝ち取り、どちらのレースもチームメイトの車両が2位で続き、2台のTS050 HYBRIDは1位と2位を入れ替えながら1-2フィニッシュを果たした。その結果、同一ポイントで第3戦に臨むこととなり、チームは同じ条件での戦いを楽しみにしている。

    チームは、これまで上海で行われた全7戦のうち、4勝を挙げており、今週末の上海戦も、もちろん1-2フィニッシュを目指す。しかし、今年の大会はLMP1クラスのノン・ハイブリッド勢のライバルであるレベリオン、ジネッタとの戦いがこれまで以上に厳しいものになることが予想される。

    これまでのWEC上海戦は全て6時間レースとして、概ね1000km以上を走破して戦われてきたが、今年は日曜日正午スタート、初めての4時間レースとして行われる。走行セッションは8日(金)、1時間半ずつ2回の練習走行で開始される。

    村田久武 TOYOTA GAZOO Racing WECチーム代表:
    開幕戦シルバーストン、富士と連続1-2勝利することが出来、上海ではTS050 HYBRIDのさらなる効率向上へ挑戦するのが大変楽しみです。チャンピオンシップのリードを拡げるべく、チーム一丸となって全力で戦います。上海では新生WECが始まった2012年以降毎年レースが開催されていて、この間の効率と速さの向上には目を見張るものがあります。2012年と2018年を比べると、ラップ当たり37.5%燃料が低減されているにも関わらず、ラップタイムが5秒以上も速くなっていることに驚かされます。これはTOYOTA GAZOO Racingが技術の限界への挑戦を続けてきた賜物です。TS050 HYBRIDの最後の上海レースで、ファンの皆様にワクワクするレースをお届けすると共に、更なるマイルストーンを刻みたいと思います。

    小林可夢偉(7号車):
    昨年の上海は悪天候の中でしたが、勝利することができて良かったと思います。上海戦の期間は天候が不安定な時期で、天気の予測が難しいです。前戦富士ではハンディキャップの面で消化不良のレースだっただけに、同じ条件で8号車と再び戦えるのが楽しみです。上海では2台揃って今まで以上のハンディキャップが課されるため、新たな挑戦となることを、もちろん分かっています。我々はこれまでもTS050 HYBRIDで、限られた燃料消費量から多くのパフォーマンスを引き出して戦ってきました。TS050 HYBRIDにとって最後の中国戦となる次戦も、全力で勝利を目指します。

    マイク・コンウェイ(7号車):
    上海で昨年勝利を挙げられたのは良い思い出です。今年も表彰台の中央に立てることを願っています。8号車とは接戦になると思いますが、この週末、ノン・ハイブリッド勢はかつてない程強力なはずなので、容易な戦いにはならないでしょうが、準備はできていますし挑戦が楽しみです。


    ホセ・マリア・ロペス(7号車):
    上海は他に類を見ないコースレイアウトで、WEC全戦中、挑戦のし甲斐があるサーキットのひとつです。このコースをTS050 HYBRIDの圧倒的なパワーとダウンフォースで走るのはとても楽しいものです。昨年我々は上海で勝つことができました。私にとってはWECでの2勝目であり、激しい雨で非常に難しいレースでしたが最高の気分でした。今年は良い天候の下で、また良いレースができることを願っています。

    中嶋一貴(8号車):
    上海は厳しいレースになると思いますが、チームはそのチャレンジを楽しんでしますし、ベストを尽くします。予想されるノン・ハイブリッド勢の車両性能を考えると、全ての面において、ミスの許されない、完璧な戦いが求められるでしょう。決勝レースへ向けて適切なセットアップを見出し、許容された出力エネルギーから最大限のパフォーマンスを引き出すべく、全力で挑む必要があります。我々TS050 HYBRID2台の接近戦もエキサイティングなものになると思います。

    セバスチャン・ブエミ(8号車):
    私にとって上海は、いつも良いレースができるサーキットです。アウディやポルシェと戦っていた時も、上海では強さを発揮してきました。このコースでのライバルメーカーとの接戦は最高の経験でした。コースレイアウトも本当に独特です。特に最初の3つのコーナーは非常に低速で難しいです。このセクションはタイヤにも厳しいのですが、私は大好きです。今回も厳しい挑戦となるでしょうが、上海に行くのが本当に楽しみです。力強いレースができることを期待しています。

    ブレンドン・ハートレー(8号車):
    チームメイトと同一ポイントで上海に向かうことになり、加えて、ノン・ハイブリッド勢も接近してくるはずなので、エキサイティングなレースになると思いますし、誰もがそれを楽しみにしているでしょう。個人的には初めてTS050 HYBRIDで上海を走るのが楽しみですし、乗るたびに感激するLMP1ハイブリッド車両のパフォーマンスを早く上海で味わいたいです。

  • WEC 第2戦 富士6時間:TS050 HYBRID最後の富士レースで1-2フィニッシュ

    WEC 第2戦 富士6時間:TS050 HYBRID最後の富士レースで1-2フィニッシュ

    10月6日(日)、静岡県の富士スピードウェイで2019-2010年FIA世界耐久選手権(WEC)の第2戦 富士6時間レースが行われ、TOYOTA GAZOO RacingのTS050 HYBRID 8号車がポール・トゥ・ウィンで今季初勝利を飾った。7号車も2位で続き、TS050 HYBRIDにとっては最後となる母国レースを1-2フィニッシュという最高の結果で終えた。

    WEC世界チャンピオンとして富士スピードウェイに凱旋したTOYOTA GAZOO Racingは、2012年にハイブリッド車両でWECに復帰して以来、8回開催された母国富士戦で7勝目を挙げ、今季開幕から2連勝を飾った。

    セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴、ブレンドン・ハートレーのTS050 HYBRID 8号車がポール・トゥ・ウィンで勝利を挙げ、マイク・コンウェイ、小林可夢偉、ホセ・マリア・ロペスの7号車が2位に入るという、開幕戦とは逆順の1-2フィニッシュを飾ったことで、この2台は全くの同ポイントでドライバーズランキング首位に並んだ。TOYOTA GAZOO Racingはチームランキングでも首位の座を守り、2位のレベリオンを35ポイントリードしている。

    選手権ポイントに応じて課されるハンディキャップシステムが今大会からLMP1クラスに導入され、その影響がスタート直後から表れた。

    1周あたり1秒相当のハンディキャップを課された8号車は、ブエミがポールポジションからスタート。4番手グリッドから好ダッシュを見せたジネッタ5号車をなんとか抑え1コーナーをトップで守ったが、1周あたり1.4秒相当の苦しいハンディキャップを負う7号車の小林は、その後方で序盤から2位争いを強いられた。

    スタート後、レベリオン1号車の先行を許した7号車の小林は、序盤戦、最終コーナーで1号車をパスするも、ハンディキャップの影響で最高速が上がらないために1コーナー進入で抜き返される、という展開を数周にわたって繰り返した。燃料使用量やハイブリッド・ブーストを規制されるサクセス・ハンディキャップにより、7号車は、最高速でレベリオンよりも40km/hも遅いため、苦しい展開の小林でしたがチャンスを狙っていた。

    周回遅れが多く現れ始めた12周目、レベリオン1号車を抜いた小林が2位を守り切りTOYOTA GAZOO Racingの1-2体制になると、ピットでの迅速な作業にも助けられ、その後は2台のTS050 HYBRIDが着実に3位以下のライバルとの差を拡げていった。2位の7号車は後続との差は拡げていったものの、首位の8号車とは1周あたり0.4秒相当のサクセス・ハンディキャップが響き、じりじりと離されることとなった。

    2時間が経過し、ドライバー交代したハートレーとコンウェイのドライブ中に、弱い雨が降り始めた。更に1時間ほどが経過すると、路面は完全にウエット状態となり、2台のTS050 HYBRIDはハイブリッド・インターミディエイト・タイヤ(溝なしウエットタイヤ)に交換。それぞれ中嶋とロペスへドライバー交代を行った。

    その後、雨は止んで路面は乾き、最後の90分間は再びブエミが8号車、小林が7号車に搭乗。2台の差は30秒ほどで安定したまま周回が重ねられ、ブエミがTS050 HYBRIDにとって最後の母国レースでのチェッカーをトップで受けた。33秒955差で小林の7号車が2位フィニッシュ。3位は2周遅れのレベリオンの1号車となった。

    この結果、ブエミはWECで最多勝利記録となる通算16勝目をマーク。中嶋にとっては4度目の母国戦勝利を果たした。そして、ハートレーはTOYOTA GAZOO Racingのドライバーとして初めて表彰台の中央に立った。

    チームは開幕から2戦連続での1-2フィニッシュを飾り、11月10日(日)に決勝が行われる次戦上海4時間レースではサクセス・ハンディキャップが更に追加されるが、2台のTS050 HYBRIDは同ポイントで並ぶため、同じサクセス・ハンディキャップが課されることとなる。

    TS050 HYBRID 7号車 :
    (小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス)
    決勝 : 2位 (トップと33秒955差), 232周、ピットストップ8回、グリッド:2番手、ファステストラップ:1分27秒353

    TS050 HYBRID 8号車 :
    (中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、ブレンドン・ハートレー)
    決勝 : 1位, 232周、ピットストップ9回、グリッド:1番手、ファステストラップ:1分26秒657

    村田久武 TOYOTA GAZOO Racing WECチーム代表:
    母国レースである富士で1-2勝利を飾ることが出来、チーム全員がとても喜んでいます。TOYOTA GAZOO Racingにとって、富士は非常に大切なレースなので1-2勝利は大きな目標でした。これを成し遂げたチーム、富士スピードウェイに駆けつけてくれた多くの熱心なファンの皆様のサポートに感謝します。TS050 HYBRIDにとっての最後の富士レースを楽しんで頂けたと思います。次の上海はさらに厳しいサクセス・ハンディキャップが課せられることになりますが、新たな挑戦を楽しみにしています。

    小林可夢偉(7号車):
    まずは8号車のメンバーに祝福を送りたいと思います。またチームとして達成したかった1-2フィニッシュに満足しています。課せられたサクセス・ハンディキャップが8号車より重かったため、我々7号車として今日は最良の結果と思います。レース中は、プッシュし続け、諦めず走り切り、できる限りのことをして、結果は納得のいくレースだったので、チームとしてうれしく思います。レースの終わった今は、次戦上海での、僅差が予想される戦いが待ち遠しいです。

    マイク・コンウェイ(7号車):
    今日の決勝レースは、チームとして1-2フィニッシュが目標だったので、達成できて満足です。7号車で優勝したいと思っていましたが、難しい内容となりました。我々は力の限り戦い、天候の変化に対しても、しっかりとミスのないよう走りましたが、レース中は終始8号車を追いかける形となり、できることはそれだけでした。次戦の上海では、勝利したいと思っています。

    ホセ・マリア・ロペス(7号車):
    今日は満足のいくレース結果であり、ミスなく、また、車両性能を最大限に生かし、やるべきことをやりました。課せられたサクセス・ハンディキャップからすると、レースのペースはとても速く、8号車に大きな遅れをとらずに終えましたが、大事だったのは、ホームレースで1-2フィニッシュを達成することでした。チーム全体が素晴らしい仕事をしてくれましたし、日本のファンの皆様の大きな声援にチームメンバー全員が感謝しています。また、TS050 HYBRIDでの日本で最後のレースが目標通りとなり、嬉しく、また格別な思いです。

    中嶋一貴(8号車):
    母国ファンの皆様が見守る中、ここ富士でまた勝てて最高です。チーム全員で祝いたいと思います。TS050 HYBRIDにとって最後の日本でのレースで1-2フィニッシュを果たせたというのは大きいです。TS050 HYBRIDとは多くの感動的な経験を積み重ねてきました。古くからの友人に、母国で最後の勝利をプレゼントできたような気持ちです。路面コンディションが二転三転する難しいレースでしたが、終始ペースを保ち、インターミディエイトタイヤでも速さを示せました。首位でレースをコントロールし、周回遅れの処理も上手くいき、本当に満足のいくレースでした。

    セバスチャン・ブエミ(8号車):
    今日のレースとその結果に本当に満足しています。決して楽ではありませんでしたが、難コンディション下でコントロールしながらクリーンにレースを戦えました。ハードワークで支えてくれたチームに本当に感謝しています。もちろん、応援してくれる日本のファンの皆様やゲストの方々の前で勝利し、皆で祝えたことは本当に素晴らしいです。7号車と同ポイントで臨む次戦上海を楽しみにしています。

    ブレンドン・ハートレー(8号車):
    TOYOTA GAZOO Racingでの初めての勝利を飾ることが出来、本当に最高の気分です。特にそれがチームの母国であれば尚更です。富士でのTS050 HYBRID最後のレースを勝利で飾れた、この瞬間をじっくり味わいたいと思います。我々8号車はとてもクリーンにレースを戦い、一貴はインターミディエイトタイヤで素晴らしい走りを見せてくれました。我々は7号車に対してサクセス・ハンディキャップでの優位性を持っていたのでこの結果となりましたが、上海では同じハンディキャップとなるため、また僅差のレースになると思います。

  • WEC | 第2戦 富士6時間:トヨタが予選最前列グリッドを独占

    WEC | 第2戦 富士6時間:トヨタが予選最前列グリッドを独占

    10月5日(土)、静岡県の富士スピードウェイで2019-2010年FIA世界耐久選手権(WEC)の第2戦 富士6時間レースの予選が行われ、TOYOTA GAZOO RacingのTS050 HYBRID 8号車が今季初のポールポジションを獲得。7号車も2番手で続き、2台のTS050 HYBRIDは前戦の1-2フィニッシュでサクセス・ハンディキャップを課されながらも、最後の母国戦で最前列グリッドに並んで決勝レースをスタートすることとなった。

    ル・マン24レース時間以外のWEC戦の予選は、2人のドライバーがアタックし、それぞれの最速タイムの平均でグリッドを決定する。

    TS050 HYBRID 8号車は中嶋一貴が最初の予選アタックを担当、1分24秒台の好タイムをマークすると、ブレンドン・ハートレーへと交代し、平均タイム1分25秒013で今季初のポールポジションを獲得した。

    一方、ドライバーズランキング首位につける7号車は、ホセ・マリア・ロペスのアタックで暫定2番手につけた後、交代した小林可夢偉がアタックラップで4輪コースオフの判定でタイム抹消。

    その直後、7号車と僅差でタイムを競っていたジネッタ6号車がスピンを喫し、ヘアピンを立ち上がったコース上にストップ。セッションは残り3分半ほどで赤旗となった。10分ほどの中断の後にセッションが再開されると、小林は既に使用し摩耗したタイヤで、1周のみのアタックへ。LMP2カーで混雑するコースをかいくぐりながらも好タイムをマークして2番手を守り、TOYOTA GAZOO Racingにとって母国レースでのフロントローを独占する結果となった。

    8号車は第一ドライバーの中嶋が全体トップの最速ラップを叩き出すと、第二ドライバーのハートレーも、コース上の混雑により1周目のアタックは諦めたものの、次の周には好走をみせ、TOYOTA GAZOO Racingでの初の予選アタックでポールポジションを獲得。TOYOTA GAZOO Racingは昨年から9戦連続でのポールポジションとなった。この勢いを維持して明日は7戦連続勝利を目指す。

    明日6日(日)は午前11時に6時間の長丁場の決勝レースへのスタートが切られる。

    TS050 HYBRID 7号車
    (小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス)
    公式練習3回目 : 2番手 (1分25秒827), 34周
    公式予選 : 2番手 (平均1分25秒803)

    小林可夢偉(7号車):
    8号車のポールポジション獲得を祝福したいと思います。我々7号車もベストを尽くしましたが、課されたサクセス・ハンディキャップの影響で期待以上の結果にはなりませんでした。ポールポジションは難しいと分かっていたので、今日の結果は驚くことではないと思っています。最初のアタックで4輪コースオフの判定をとられましたが、結果的に大きな問題にはならなかったので、予選の内容に満足しています。

    ホセ・マリア・ロペス(7号車):
    我々7号車は、サクセス・ハンディキャップにより8号車のスピードに追いつくことが難しいことはわかっていました。リスクを冒す理由はないので、今日は慎重に走りました。特に金曜日の結果から、トップ3以内に入れるかどうか確信できなかったこともあり、今日の予選は順調に周回をこなすことができ、結果に満足しています。最終的に、我々チーム2台がグリッド最前列を独占し、非常に良い結果になりました。

    TS050 HYBRID 8号車
    (中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、ブレンドン・ハートレー)
    公式練習3回目 : 1番手 (1分25秒621), 32周
    公式予選 : 1番手 (平均1分25秒013)

    中嶋一貴(8号車):
    富士でポールポジションを獲得できてとても嬉しいです。TS050 HYBRIDのポテンシャルの全てを引き出し、ミスのないアタックができたと思います。予選開始前には、ノン・ハイブリッド勢がどれほどのタイムを出してくるか予測できなかったので心配でしたが、それだけにポールポジションは格別です。ホームレースを最前列からスタートできるのは良いことですし、6時間そのポジションを守れるように頑張ります。

    ブレンドン・ハートレー(8号車):
    TOYOTA GAZOO Racingで私自身初めてとなるポールポジションを獲得できて最高の気分です。一貴が1周目で素晴らしいタイムを叩き出したので、私も1周目から全開で行きましたが、最終セクターでコース上の混雑に阻まれてしまい、もう1周アタックせざるを得ませんでしたが、それでもポールポジション獲得には充分なタイムをマークできました。予想したほどノン・ハイブリッド勢のタイムが上がってきませんでしたが、明日の決勝レースは接戦になると思います。

    WEC 第2戦 富士6時間レース 公式予選結果(LMP1クラス)

    順位 No. ドライバー名 チーム/車種 平均タイム
    1 8 セバスチャン・ブエミ
    中嶋一貴
    ブレンドン・ハートレー
    TOYOTA GAZOO Racing/
    トヨタ TS050 HYBRID
    1:25.013
    2 7 マイク・コンウェイ
    小林可夢偉
    ホセ・マリア・ロペス
    TOYOTA GAZOO Racing/
    トヨタ TS050 HYBRID
    1:25.803
    3 1 ブルーノ・セナ
    グスタボ・メネゼス
    ノルマン・ナト
    レベリオン・レーシング/
    レベリオンR13・ギブソン
    1:26.163
    4 5 ルカ・ギオット
    ベン・ハンリー
    イゴール・オルトツェフ
    チームLNT/
    ジネッタG60-LT-P1・AER
    1:26.820
    5 6 チャーリー・ロバートソン
    マイク・シンプソン
    ガイ・スミス
    チームLNT/
    ジネッタG60-LT-P1・AER
    –