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  • ネルソン・ピケJr. 日産のLMP1カーをテスト

    ネルソン・ピケJr. 日産のLMP1カーをテスト

    ネルソン・ピケJr.は、今月初めに日産のLMP1カーをテスト。しかし、日産でレースをすることはないと主張している。

    ネルソン・ピケJr.は、12月9日にNOLAでNissan GT-R LM NISMOをテスト。2回の計測ラップを走っただけだったが、同じくテストに関したメモ・ロジャースとブルーノ・ジュンケイラよりも速いタイムを記録した。

    「楽しいクルマだったよ。とても速いし、運転していて楽しい」とネルソン・ピケJr.は Motorsport.com にコメント。

    「違ったクルマを運転するときは、いつも学べるし、僕にとって違ったことをするのは楽しみだ。それを楽しんだよ」

    「より違った感じのクルマだったね。確かに新しいテクノロジーがあるし、ちょっと違っているけど、僕はキャリアでいろいろと運転してきたので、本当に感銘を受けることを見つけるのは難しいと思う」

    「人生であらゆるタイプを運転してきたので、クルマを不快に感じるのは難しいんだ」

    「現時点ではただのテストだ。彼らはNOLAでテストをするためにドライバーを必要としていた。そういうことだ」

    日産はまだ2016年のWECに参戦するドライバーを発表していないが、 Motorsport.com は、ハリー・ティンクネル、ヤン・マーデンボロー、松田次生が2016年もチームの一員である続けると予想している。3人はNOLAでのテストでも走行している。

    日産は2月にもNOLAでテストを継続する予定であり、そこで初めて新しいハイブリットテストがクルマに搭載されるとみられている。

  • 【WEC】 アレックス・ブルツ、トヨタのアドバイザー兼アンバサダーに就任

    【WEC】 アレックス・ブルツ、トヨタのアドバイザー兼アンバサダーに就任

    トヨタは、アレックス・ブルツをチームのアドバイザー兼アンバサダー(親善大使)に任命した。

    アレックス・ブルツは先月行われた2015年WEC最終戦バーレーン6時間レースで、長いレーシングドライバーとしてのキャリアに終止符を打ちった。

    その最後のレースで3位表彰台を獲得し有終の美を飾った。

    アレックス・ブルツは、2016年からTOYOTA GAZOO Racingのアドバイザーとして、ドライバーやチームを見守りアシストすると共に、トヨタがWEC LMP1クラスで採用するハイブリッド技術開発のサポートという任につく。アレックス・ブルツは、TOYOTA GAZOO Racingでドライバーとして活躍した4年間、これらの分野ですでに優れた実績を上げている。現在もF1グランプリにおけるGPDA(Grand Prix Drivers’ Association )会長や、コースデザイン、ドライバー育成などのビジネスに携わっているが、今後は、トヨタにおけるアドバイザーという新しい役目が加わりる。

    アレックス・ブルツは、TOYOTA GAZOO RacingがWECプロジェクトを開始した2011年末からチームと共に戦い続けてきた。2012年には、トヨタがWECで初めてポールポジションを獲得すると同時に初優勝を飾ったサンパウロ6時間レースの立役者でもあり、また2014年のFIA世界耐久選手権マニュファクチャラーズタイトル獲得にも、ドライバーとして重要な役割を果たした。

    佐藤俊男 (チーム代表)
    アレックスが新しい役割でチームに残ってくれることになり、本当に嬉しく思います。トップカテゴリーにおける彼の経験と知見がかけがえのないものであることは明らかですし、これからもチームにとって重要な役目を担ってくれることを期待しています。彼は、2度のル・マンウィナーであり、優れた人格者として我々のドライバーやエンジニアにアドバイスをしてくれるでしょう。アレックスがTOYOTA GAZOO Racingファミリーの一員に留まり、新しいポジション、アンバサダーとして一緒に働いてくれることが楽しみです。

    アレックス・ブルツ (チームアドバイザー件アンバサダー)
    私のレーシングドライバーとしてのキャリアの終わりが、私とモータースポーツの関係の終わりではないことを日頃から願っていたので、トヨタと新しいスタートを切ることが出来るのはとても嬉しいことです。このプロジェクトの最初からずっと一緒にやって来て多くの経験がありますから、チームの将来へと携われることでわくわくしています。2016年の新型車両で、WECは、さらに競争激化して行くでしょう。我々が再び先頭集団で戦えるよう、やるべきことはたくさんあるので胸が高鳴ります。

  • ポルシェ、2016シーズンの919ハイブリッドのドライバー6名が決定

    ポルシェ、2016シーズンの919ハイブリッドのドライバー6名が決定

    ポルシェは、919ハイブリッドで参戦する2016年のFIA世界耐久選手権(WEC)のレギュラードライバーがティモ・ベルンハルト/ブレンドン・ハートレー/マーク・ウェバー組、ロマン・デュマ/ニール・ジャニ/マルク・リープ組となることを発表。2組のトリオの組み合わせは3年連続となる。

    またポルシェは、コストの効率化のためVWグループの姉妹会社であるアウディとともに2016年のWECおよびル・マン24時間に今年度の3台ではなく2台体制で参戦することに合意した。

    フリッツ・エンツィンガー (LMP1担当副社長)
    「勝者に変化の必要はないという言葉の通りです。両方のトリオは素晴らしいパフォーマンスをトラックで見せています。彼らはLMP1プログラムが始まった時から同じ時間を過ごし、919ハイブリッドの開発にも多大な貢献をしています。我々はトップドライバーである6名の誇りに思い2016年のWECおよびル・マン24時間で共に戦えることを嬉しく思います」

    アンドレア・ザイドル (チーム監督)
    「ドライバーとも話していましたが、私たちはお互いを信頼しあい、心を許せるチームとして順調に進化しています。ドライバーたちの活躍を抜きにして、ポルシェは2015シーズンにおいてこれほどの成績を残すことはできませんでした。チームワークという観点では、最終戦でベルンハルト/ハートレー/ウェバー組がドライバーズタイトルを獲得するため、デュマ/ジャニ/リープ組が挙げた勝利が思い浮かびます。これによりWECでチャンピオンになるためには2組の強力なトリオが必要だということを改めて証明しました。今後も、チームを継続および強化していきます」。

    WECのトップカテゴリーに復帰して2シーズン目でポルシェ ワークスチームは、栄光あるル・マン24時間でのワン・ツー・フィニッシュおよび1986年以来のマニュファクチュアラーズタイトルを獲得した。

    ベルンハルト/ハートレー/ウェバー組は、4つの6時間レース(ニュルブルクリンク、オースティン、富士、上海)で優勝、166ポイントでドライバーズタイトルを獲得しました。919ハイブリッドは全8戦すべての予選でポールポジションおよび2番グリッドを得ている。ベルンハルト/ハートレー/ウェバー組は5回、デュマ/ジャニ/リープ組は3回ポールポジションからスタートを切った。

    史上まれにみる複雑な919ハイブリッドは、これまで存在したレーシングカーの単なる模倣ではなくアイデアの集合体として生まれてきた。ハイブリッドシステムは、市販車でも採用されているターボエンジンによるライトサイジングから生まれた2リッターの直噴4気筒エンジンと、前輪のブレーキおよび排気熱による回生エネルギーを貯蔵するため最先端リチウムイオンバッテリーから成っている。

    WECにおいても特徴的な排気熱を利用した回生システムは、加速時にもエネルギーを発電し、919ハイブリッドはシステム全体でおよそ1,000PSを発生。これらの技術はミッションEの800Vテクノロジーなど、すでにロードゴーイングスポーツカーの開発にも活用されている。

  • マーク・ウェバー 「ポルシェとチャンピオンになれたことを誇りに思う」

    マーク・ウェバー 「ポルシェとチャンピオンになれたことを誇りに思う」

    マーク・ウェバーは、2015年 FIA世界耐久選手権(WEC)のLMP1クラスのドライバー世界チャンピオンを獲得した。

    F1を引退し、2014年にポルシェに加入したマーク・ウェバー。2年目となる今年、ティモ・ベルンハルト、ブレンドン・ハートレーとともにポルシェ919ハイブリッド No. 17を走らせて念願のドライバー世界チャンピオンを獲得した。

    最終戦バーレーンを5位でフィニッシュし、チャンピオンを決めたマーク・ウェバーは「今日は、チームの資質が明らかになった日だった」とコメント。

    「今シーズン、何日かは物事が非常にスムーズに行ったこともあったけど、僕たちは冷徹なまでの正確さによって勝利を挙げてきた。今日は、必死で戦わなければならなかった。メカニック達とドライバー達がスピリットを見せつけた」

    「メカニック達には感謝しきれない。クルマをガレージに入れたピットストップには、言いようもないほどのストレスを感じた。そんなプレッシャーの中で、僕たちが世界チャンピオンになれたのは驚くべきことだ」

    「ティモとブレンドン、そしてポルシェと共に世界チャンピオンになれたことを非常に誇りに思う。これは、1986年のデレック・ベル以来だ。チームにとって、素晴らしい日になった」

  • フォルクスワーゲン・グループ、モータースポーツ活動は継続の意向

    フォルクスワーゲン・グループ、モータースポーツ活動は継続の意向

    フォルクスワーゲンの新CEOマティアス・ミュラーは、排ガス不正問題が同グループのモータースポーツ活動に影響を及ぼすことはないと述べた。

    フォルクスワーゲンは、アメリカ合衆国での排ガス規制逃れ問題を受けて9月にマルティン・ウィンターコーンCEOが辞任。

    新任のマティアス・ミュラーは、スキャンダルによってフォルクスワーゲン、アウディ、ポルシェのレースおよびラリープログラムを打ち切ることはないと述べた。

    「モーータースポーツはグループとブランドにとって非常に重要であり、モータースポーツ・プログラムが打ち切りや大幅な縮小の危険にさらされることはない」とマティアス・ミュラーは述べた。

    「基本的に我々はモータースポーツの努力を疑ってはいない」

    マティアス・ミュラーは、2015年シーズンは「驚くべき成功と全チームの大きな努力による素晴らしいシーズンだった」と述べた。

    だが、WECのGTEプロクラスに関しては、ポルシェは来シーズンのGTEレギュレーションに沿った新型911の開発に集中するために活動規模を縮小する方向で進んでいるとみられている。

  • 【WEC】 ポルシェ、LMP1ドライバータイトルを獲得

    【WEC】 ポルシェ、LMP1ドライバータイトルを獲得

    ポルシェは、バーレーンで開催されたFIA世界耐久選手権(WEC)において、ティモ・ベルンハルト / ブレンドン・ハートレー / マーク・ウェバー(オーストラリア)組が5位に入り、この結果、LMP1クラスのドライバー世界チャンピオンを獲得した。

    ロマン・デュマ / ニール・ジャニ / マルク・リープ組は、待望の今シーズン初優勝を飾り、ポルシェ919ハイブリッドは6連勝と今年2つ目のタイトルで今シーズンを締め括った。

    最終戦となったWEC第8戦およびドライバー部門のチャンピオンシップ争いはスリルに満ちたレースとなった。ベルンハルト / ハートレー / ウェバーは、ランキング2位のカーナンバー7(アウディ)に13ポイント差でスタート。今シーズン、ル・マンで優勝を飾り、すでにマニュファクチュアラータイトルを確定しているポルシェの勢いを考えると、バーレーンでのドライバータイトル獲得は難しくないように思われた。しかし、スタート後30分で、カーナンバー17はピットに戻り、長い時間をかけて修理を行わなければならなかった。その後、ドライバー達は最後方から全力で追い上げ、最終的に5位でのフィニッシュとなった。アウディから決定的なポイントを奪ったのは、もう1台のポルシェ919ハイブリッドだった。

    カーナンバー17のレース展開:
    スターティングドライバーのティモ・ベルンハルトは、16周目までリードを守った。17周目、スタート後ほぼ30分の時点で、彼は無線でエンジンのパワーダウンを報告し、ピットに入る。メカニック達がエンジンのアクチュエーターのトラブルを8分43秒で修理し、トップから4.5周遅れでレースに復帰。最初に予定されたピットストップに入った時点で、先頭車両は52周を完了していた。ベルンハルトは4周遅れながら、32台中10位以内のポジションでレースに戻った。その後、ハートレーにドライバー交替し、ニュータイヤで追撃を開始した。ハートレーは79周終了時点でピットにて給油とタイヤ交換を行い、そのままコックピットに留まった。110周を終了し、ハートレーはクルマをマーク・ウェバーに渡した。その後カーナンバー8のアウディのピットストップが修理のため長引き、ウェバーは5位に浮上する。144周を終えて、彼は給油とタイヤ交換のためピットに戻った。154周後、アクチュエーターのトラブルによりウェバーは再びピットに呼び戻されるが、順位を落とさずレースに戻った。183周終了後、最後のピットストップで少量の燃料を給油し5位でフィニッシュ。ベルンハルト / ハートレー / ウェバー組は世界チャンピオンとなった。

    カーナンバー18のレース展開:
    ロマン・デュマは、最初の9周はもう1台のポルシェ919ハイブリッドに続く2位のポジションを維持した。10周目、彼はカーナンバー8のアウディにオーバーテークされる。ポルシェのチームメートが修理のために長時間のピットストップを行っている間、デュマは2位に上がり、アウディが給油のためにピットに入った時点でトップに立つ。29周した後、デュマはピットに戻り、給油とタイヤ交換を行い、そのままレースを続けた。59周を終えて、彼はクルマをマルク・リープに託し、彼は89周を終了した時点でタイヤを交換。100周目のフルコース・イエロー後のリスタートで、リープはカーナンバー7のアウディのペースを上回りまったが、再度順位を落とした。その後のスリル溢れる一騎打ちは、リープがリードを奪って決着した。119周目、2人のライバルはフルコース・イエローを使ってピットに戻り、ドライバー交替を行った。ニール・ジャニがトップのポルシェを引き継いだ。彼は、147周目を終えた時点で、給油とタイヤ交換をした。176周を終えてジャニは最後のピットストップを行い、その後、199周を終えてチェッカーフラッグを受け、待望の今シーズン初優勝を飾った。

    フリッツ・エンツィンガー (LMP1担当副社長)
    「神経の細い人には無理なレースでした。カーナンバー17が抱えた問題のため、常に新たな状況に直面していました。カーナンバー18が優勝することで、カーナンバー17にタイトルを贈った瞬間を目の当たりにしたら、それを上回るチームワークを想像することさえできません。シーズンでの全予選1位通過、そしてル・マン以降の全レースでの優勝は、驚くべき成果です。ポルシェ、ヴァイザッハのチームおよびここサーキットのクルーに感謝します。私は共に成長してきたチームを非常に誇りに思っています。彼らと仕事ができたのは、この上ない喜びです」

    アンドレア・ザイドル (チーム監督)
    「素晴らしいレースでした。まずは、ティモ・ベルンハルト、ブレンドン・ハートレーとマーク・ウェバーの世界チャンピオンタイトルの獲得を祝したいと思います。彼らには十分にその資格があります。今日のレースは、非常に難しいレースでした。しかし、今回も、私達は困難に対処する能力があることを証明できました。これは、完璧なシーズンに花を添えるものです。ここサーキットとヴァイザッハのチームに感謝します。また、プログラムの最初から私達をサポートし、この成功の大きな要因となったすべてのテクニカルパートナーとスポンサーにも感謝の意を表します。明日から、新たなシーズンが始まります」

    ティモ・ベルンハルト (ポルシェ919ハイブリッド No. 17)
    「絶好のスタートを切り、後続車に差をつけることができました。しかし、最初のスティントの半分ほどで、スロットルにエンジンがついてこなくなりました。メカニック達は、これを驚く程の早さで修理してくれ、とても感謝しています。私は追い上げることができ、好調でした。あの修理の後は、冷静さを保ちながら、戦い続けることに尽きました。私達にはスピードがあることを知っていました。厳しいシーズンを締め括る、厳しいレースでした」

    ブレンドン・ハートレー (ポルシェ919ハイブリッド No. 17)
    「2回のスティントをトラブルなく全力でドライブし、2台のトヨタを捉えようとしていました。このレースで私達は1秒1秒が決定的なものであることを思い知らされました。ピットクルーは、優れた仕事で919ハイブリッドをレースに戻してくれました。そして、カーナンバー18がリードを保つことが絶対的に重要でした。真のチームワークです。素晴らしいレースでした」

    マーク・ウェバー (ポルシェ919ハイブリッド No. 17)
    「今日は、チームの資質が明らかになった日でした。今シーズン、何日かは物事が非常にスムーズに行ったこともありましたが、私達は冷徹なまでの正確さによって勝利を挙げてきました。今日は、必死で戦わなければなりませんでした。メカニック達とドライバー達がスピリットを見せつけたのです。メカニック達には感謝しきれません。クルマをガレージに入れたピットストップには、言いようもないほどのストレスを感じました。そんなプレッシャーの中で、私達が世界チャンピオンになれたのは驚くべきことです。私は、ティモとブレンドン、そしてポルシェと共に世界チャンピオンになれたことを非常に誇りに思います。これは、1986年のデレック・ベル以来です。チームにとって、素晴らしい日になりました」

    ロマン・デュマ (ポルシェ919ハイブリッド No. 18)
    「最初の2時間をドライブしましたが、本当に難しいレースでした。私達は、ブレーキトラブルに悩まされ、さまざまな理由で苦労しました。しかしレース後半で気温が下がったときに、よい方向に向かうことを期待していました」。

    ニール・ジャニ (ポルシェ919ハイブリッド No. 18)
    「私達3人にとって、この優勝は待ちに待ったものでした。何度もポールポジションを獲得しながら、さまざまな理由で勝利の栄冠を手にすることができませんでした。今日、ようやくそれを手にすることができて、本当によかったです。私は、スピードをマネージメントすることができ、リスクを取らずにリードを保って安全にレースを終えることができました」。

    マルク・リープ (ポルシェ919ハイブリッド No. 18)
    「最初のスティントで、クルマは期待したほど良い状態ではありませんでした。タイヤが厳しく、コースがひどく混雑したため、最初の数周でいくらかタイムをロスしました。しかし、自分のリズムを掴んだ後はすべてが上手く行きました。私の2回目のスティントでは、919ハイブリッドのパフォーマンスも非常に良くなり、とても順調でした。アウディとのバトルは厳しかった反面、愉しむこともできました。彼は新品のタイヤで、私のタイヤは減っていました。ですから、あまり有利な条件ではありませんでしたが、クルマの調子が上がったため彼を抜いてトップに立つことができました」

  • 【WEC】 アウディ、ドライバーズタイトル争いでシーズン2位を獲得

    【WEC】 アウディ、ドライバーズタイトル争いでシーズン2位を獲得

    アウディは、FIA世界耐久選手権(WEC)の最終戦で素晴らしい強さを発揮したものの、僅差でドライバーズタイトルを獲得することができなかった。

    ランキング2位で最終戦を迎えたマルセル ファスラー / アンドレ ロッテラー / ブノワ トレルイエ組が逆転のために全力を尽くしたが、わずか5ポイント差により、この3人組による2012年以来2度目、またアウディスポーツとして2013年以来3度目のドライバーズタイトル獲得は果たせなかった。

    今年もっともスリリングな展開を見せた最終戦は、アウディの優勢で始まった。レース序盤、ルーカス ディ グラッシ / ロイック デュバル / オリバー ジャービス組のアウディ R18 e-tron quattroゼッケン8号車が、もう1台のアウディ R18 e-tron quattroを従えトップを快走していた。

    年間ドライバーズタイトル争いのライバルのポルシェがコースアウトに見舞われたために、アウディはドライバーズタイトル獲得に向けて周回を重ねていった。

    しかし、ロイック デュバルがドライブ中に、ゼッケン8号車のブレーキディスクに不具合が発生し、その修復の為に8周の遅れを生じてしまった。ファスラー / ロッテラー / トレルイエ組はレース終了まで激しいバトルを繰り広げ、2位でフィニッシュ。しかし、ポルシェのティモ ベルンハルト / ブレンドン ハートレー / マーク ウェバー組は、今回のレースを5位以内でフィニッシュすれば、年間ドライバーズタイトルを獲得できる状況だった。ディ グラッシ / デュバル / ジャービス組は6位でフィニッシュした。

    アウディモータースポーツ副代表のディエター ガスは「ポルシェチームの今大会の優勝と、年間ドライバーズタイトル獲得を心から祝福します。アウディスポーツが第5戦まで大会をリードし、その後最終戦の最終ラップまで白熱のタイトル争いを繰り広げたことで、耐久レースを愛する方々に、スリリングなシーズンを見ていただけたと思っています。今シーズン、我がチームのパフォーマンスは非常に優れたものでしたが、残念なことに年間タイトル奪取にはわずかに及びませんでした」と述べた。

    しかし、現在でもアウディの足跡の素晴らしさは揺るぎない地位を保っている。FIA世界耐久選手権(WEC)開幕から4年間の歴史を振り返ってみると、アウディはもっとも成功したマニュファクチャラーとなっている。これまで開催された全32大会で、アウディ R18 e-tron quattroは、15回の優勝を獲得。LMP1クラスでこれほど高い優勝率を誇るチームは他に例がない。

    さらにアウディは、2012年以降の4年間で2回のドライバーズタイトルと、同じく2回のマニュファクチャラーズタイトルを獲得している。マルセル ファスラー / アンドレ ロッテラー / ブノワ トレルイエ組は、ワールドタイトル獲得はもちろん、今日までに10回の総合優勝獲得経験を誇っている。彼らの優勝率は31.3%と、他のドライバーの追従を許さない高いレベル。2015年シーズン、彼らは全ての大会で表彰台を獲得しているが、これは参加チームの内で唯一、彼らだけが成し遂げた偉業となっている。

    アウディスポーツLMPプロジェクトリーダーのクリス レインケは「我がチームの関係者すべてに対し感謝と敬意を抱いています。アウディスポーツのメンバー、ドライバー、そして他のすべての関係者が決して諦めずに、優れたパフォーマンスを常に発揮し続けるというアウディの気質に則った素晴らしい働きを見せてくれました。今シーズンは、幾度となく極めて厳しい状況を迎え、最終的にわずか数ポイント差でタイトルを譲りました。しかしながら、我がアウディはこの4年間、依然として強いチームであり続けています。年間ドライバーズタイトルを獲得したポルシェには、心から祝福を申しあげます」と述べた。

  • トヨタ、TS040 HYBRIDの最終戦を3位表彰台で締め括る

    トヨタ、TS040 HYBRIDの最終戦を3位表彰台で締め括る

    2015年FIA世界耐久選手権(WEC)が幕を閉じた。トヨタは最終戦バーレーン6時間レースを3位表彰台で終え、2016年シーズンからの新たな挑戦に向けて準備に入る。

    最後まで気の抜けないレースだったが、3位に入ったTS040 HYBRID #2号車でステファン・サラザン、マイク・コンウェイと共に自身最後のレースを終えたアレックス・ブルツは、満足げな表情でトロフィーを受け取った。

    このレースはアレックス・ブルツにとってトヨタで走った28レース中12回目の表彰台だった。その12回の表彰台には5回の優勝も含まれている。

    アレックス・ブルツは1991年にレースを始め、以来素晴らしい成績を収めて来た。その輝かしいキャリアの中には、2度のル・マン24時間レース優勝、そして12年にも及ぶF1レースドライバー、テストドライバーの実績がある。

    最後まで激しい戦いが続けられた6時間に及ぶレースでは、ライバルがトラブルに苦しむ中、高い信頼性を武器にTS040 HYBRID #2号車が3位表彰台に、アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴の#1号車も4位に入った。

    レースは午後3時にスタートを切り、#1号車はブエミが、#2号車はブルツがドライブ、それぞれ5位、6位を走行していたが、レース開始30分頃ポルシェの1台がピットへ入り、2台のTS040 HYBRIDはひとつずつ順位を上げた。

    スタートから2時間半が経過した頃、中嶋一貴の駆る#1号車がLMP2クラスの車両と接触、フロントカウルの交換を強いられた。その結果、#2号車が#1号車の前に出ることになった。さらに、レースの折り返し地点を過ぎた頃、2位を走っていたアウディの1台がピットへ入り15分間を費やした。その結果、2台のTS040 HYBRIDは3位、4位に順位を上げ、表彰台獲得の可能性が高まった。

    ゴールまで2台のTS040 HYBRIDは非常に力強く、安定したレースを展開したが、最後まで#1号車が#2号車をプッシュし続けた。誰もがひとつでも上の順位を狙うレースでは、例えチームメイト同士でも同様で、手を抜くことはなかったが、その結果、#2号車は見事に3位表彰台を獲得、#1号車は僅かな差で4位に甘んじた。

    レースは俊足を誇ったポルシェ#18号車が優勝、同チームの#17号車に乗るブレンドン・ハートレー/マーク・ウェバー/ティモ・ベルンハルトが新しいドライバーズ・チャンピオンに輝いた。1年前にデビッドソンとブエミが獲得した栄光を、今年はポルシェチームのドライバーが引き継いだ。

    長いシーズンを終え、トヨタはマニュファクチャラーズ選手権3位を獲得、デビッドソンとブエミがドライバーズ選手権5位、ブルツとサラザン、コンウェイが6位にランクされた。この5人の得点はまったく同じだが、#1号車が上位入賞の回数が多いことで順位に差が付いた。中嶋は怪我のためにスパのレースを欠席したため、選手権7位だった。

    今日のバーレーン6時間レースで、TS040 HYBRIDはその役目を終えることになった。2シーズンに渡って16レースを戦い、優勝5回、表彰台獲得14回の大記録を残した。その多くは世界チャンピオンに輝いた2014年シーズンに打ち立てたもの。2016年シーズンに向けては、現在後継車を開発中。3月にポールリカールで行われるプロローグ・テストがお披露目となるが、それに先駆けて1月から本格的なテストに入る。

    佐藤俊男 チーム代表:
    最後にまた表彰台獲得が出来、とても嬉しく思います。厳しいシーズンをこうして終わることが出来たことは、来シーズンへの準備に一層の励みとなります。そして今回はアレックスが引退となる特別なレースでしたが、とても良い形で彼のレース人生を締め括ることが出来ました。彼のチームへの多大な貢献に、改めて感謝したいと思います。また、今日のこの成績のために完璧に仕事をこなしてくれたチーム全員に感謝しています。そして最後に今年一年応援して頂いたファンの皆様に心から感謝申し上げます。

    TS040 HYBRID #1号車:
    (アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴)
    決勝レース: 4位 196周、ピットストップ6回、グリッド:5番手
    最高ラップタイム:1分44秒314

    アンソニー・デビッドソン:
    厳しいシーズンを通じ、非常に頑張ったチーム全員へのご褒美ともいうべき表彰台で終わることが出来て本当に良かったと思います。今年、私のどんな要求にも応えてくれたチームクルーの全員に感謝しています。特にアレックスが最後のレースで表彰台に上がれたのはとても嬉しく思います。彼のこれからの新たな仕事に、敬意を表し期待をします。我々はベストを尽くしましたが、今日は我々#1号車の日ではなかったことが心残りです。

    セバスチャン・ブエミ:
    #2号車は表彰台を獲得出来て、本当に良かったと思います。一方我々は、満足の行かないレースでした。我々も表彰台に上がれると思っていましたからなおさらです。速さはありましたが、上手く結果に繋がりませんでした。アレックスが最後のレースを表彰台で終えられたのはとても嬉しく思います。このことはチームのモチベーションにとって良いことですし、来年は必ずもっと強くなって戻って来ます。

    中嶋一貴:
    個人的には非常に難しいレースでした。私は最初のスティントでLMP2車両と接触し、結局それで表彰台を逃すことになってしまいました。しかし、2度目のスティントでは再び戦えるようになったのが嬉しかったです。今年1年のチームクルーの努力には本当に感謝しています。チームとして、特にアレックスが再び表彰台に戻れたことを本当に喜んでいます。タフな1年でしたが、来年は必ず反撃に転じます。

    TS040 HYBRID #2号車:
    (アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
    決勝レース: 3位 164周、ピットストップ6回、グリッド:6番手
    最高ラップタイム:1分44秒793

    アレックス・ブルツ:
    ライバルがトラブルに見舞われたという幸運はありますが、我々はミス無くレースを戦い、私にとっての最後のレースで3位フィニッシュが出来ました。最後までチームメイトとのぎりぎりのバトルを、ドキドキしながらピットで見守っていました。共に戦い続けて来たチームとの最後のレースを表彰台で終えることが出来、とても幸せです。ポルシェチームのドライバーとマニュファクチャラー両タイトル獲得を祝福します。彼らは今年、シリーズのレベルをさらに向上させましたが、トヨタの反撃を願っています。この数年、TOYOTA GAZOO Racingは私にとって家族のようなものでした。必ず再び選手権争いで上位に復帰してくれるはずです。来年への戦いはもう始まっています。

    ステファン・サラザン:
    今日はちょっとした幸運により表彰台に上ることが出来ましたが、レースを楽しみ、チームにとっても素晴らしい結果となりました。我々は決して諦めることなく、メカニック、エンジニア、そしてドライバーの全員がずっと全力を尽くして来ました。冬のオフシーズンで、我々は強さを取り戻すべく多くの作業をすることになると思いますが、きっと強くなって戻って来ます。TOYOTA GAZOO Racingでずっと一緒のチームで戦って来たアレックスにはとても感謝しています。彼と同じ車両で戦うのは素晴らしい経験で、多くのことを学び、楽しい日々でした。素晴らしいチームメイトと共に最終戦を表彰台で終えられて嬉しいです。

    マイク・コンウェイ:
    表彰台に上り、今大会で引退するアレックスにトロフィーを渡せたことは最高です。厳しいチームメイトとのバトルの一日でした。私はそのバトルを楽しみ、ポジションを守ったままフィニッシュ出来ました。しかし、接近戦でずっとプッシュし続けなくてはなりませんでした。アレックスとステファンも素晴らしい仕事をしてくれました。最高のシーズン締め括りとなり、来年へ向けて、良い励みとなりました。来年はさらに多くの表彰台を獲得したいと思います。来年が楽しみです。

  • トヨタ、3列目からWEC最終戦バーレーン6時間決勝へ

    トヨタ、3列目からWEC最終戦バーレーン6時間決勝へ

    11月20日(金)、FIA世界耐久選手権(WEC)最終戦バーレーン6時間レースの予選が行われた。トヨタの2台のTS040 HYBRIDは5番手、6番手のスターティング・グリッドを獲得し、明日の決勝レースではこのスタート位置から表彰台を狙う。

    午後5時30分から行われる予定だったLMP1クラスの予選は、先駆けて行われたGTクラスの予選中にサーキットの灯りが落ちるというトラブルのために20分遅れてスタートした。

    20分間行われた公式練習3回目では、アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴のTS040 HYBRID #1号車が、アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイの#2号車のタイムを上回り、5番手グリッドを獲得した。#2号車は僅かに遅れて6番手グリッドを獲得、予選が終了した時にはサーキットは暗闇に包まれて、気温も摂氏24度と低く、クルマにもドライバーにもタイムアタックしやすい条件だった。

    WECの予選は1台につき2人のドライバーが最低1周のタイムアタックを行い、2人のベストタイムの平均値で決勝レースのスタート順位が決まる。

    #1号車はデビッドソンがまずタイムアタック、それを中嶋が引き継ぎ、5番手のタイムを記録した。明日のレースのスタートは、予選に参加しなかったブエミが担当する。#2号車はこのバーレーン6時間レースが最後のレースになるブルツが予選第1ドライバーとして走り、サラザンにバトンタッチしたが、6番手のグリッドに甘んじた。ブルツは昨年このレースで勝利を上げている。

    ポールポジションを獲得した#17号車ポルシェとTS040 HYBRID#1号車のタイム差は2秒422。

    TS040 HYBRID #1号車:
    (アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴)
    公式練習3回目:5番手(1分43秒794)29周
    予選:  5番手(平均1分42秒158)

    アンソニー・デビッドソン:
    今日の予選では、我々のTS040 HYBRIDの持てる全てを引き出せたと思います。ラップタイムも、今の我々のポジションを現実的に表していると言えます。私のラップも、一貴と同様に上手く行って満足しています。明日は、タイヤの消耗をいかにコントロールするかが課題でしょうが、そこは我々チームの強みの一つだと思っています。何が出来るかを見極め、ひたすらプッシュしていきます。

    中嶋一貴:
    2台のトヨタTS040 HYBRID同士の接戦という予選でした。予選用に良く仕上がっていましたし、アンソニーが非常に良いラップタイムを刻みました。最後のセクターでは彼にかないませんでした。明日のレースは、タイヤのグリップと車両のバランスという点で、違う状況になると思います。#1と#2の面白い競争になるでしょうし、それを楽しめるようにしたいと思います。

    TS040 HYBRID #2号車:
    (アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
    公式練習3回目:6番手(1分44秒051)24周
    予選:  6番手(平均1分42秒462)

    アレックス・ブルツ:
    興味深かったのは、トヨタの全てのドライバーのラップタイム差が、体重差を明確に反映していたことです。私のラップタイムはとても良く、あと0.05秒は速く走れたと思いますが、満足しています。コーナーでアンダーステア症状に見舞われましたが、大きな問題にはなりませんでした。新しいタイヤと軽い燃料での走りは好調だったので、明日の決勝レースを楽しみにしています。明日は暑く、風も強い中でのレースになるでしょうし、レースの3分の2は夜の走行になりますが、セットアップの妥協点を見出す必要があります。#1号車とレースで争えることを望んでおり、それが我々の目標です。

    ステファン・サラザン:
    今日はアレックスにとって最後の予選セッションということで特別な一日でした。私は新しいタイヤで充分なプッシュが出来ず、やや安全に走り過ぎてしまいました。しかし、TS040 HYBRIDは決勝レースに向けて順調な仕上がりで、どこまでやれるか楽しみです。アレックスのためにも、チーム全員でプッシュし、力強いレースが出来ることを望んでいます。彼はとても素晴らしいチームメイトです。

  • トヨタ:WEC 2015年 第8戦 バーレーン6時間レース 公式練習レポート

    トヨタ:WEC 2015年 第8戦 バーレーン6時間レース 公式練習レポート

    2015年のFIA世界耐久選手権(WEC)もいよいよシーズン最終戦、バーレーン6時間レースを迎えた。トヨタはこの最終戦で有終の美を飾るために、開幕1日目の11月19日(木)を忙しく終えた。

    この日、練習走行は2回行われ、1回目のセッションではアンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴のTS040 HYBRID #1号車は5番手、2回目には6番手のタイムをマークした。

    アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイの#2号車は1回目を6番手、2回目を5番手で終えた。#2号車は昨年のバーレーン6時間レースで勝利を飾っている。

    21日(土)に行われる決勝レースは、トヨタにとってひとつの時代の区切りを意味するものになる。トヨタがWECへの挑戦を開始した2012年からチームの中心的ドライバーとして活動を共にしてきた、アレックス・ブルツの最後のレースになる。同時に、2014年のマニュファクチャラーズ・タイトルを獲得したTS040 HYBRIDの最後のレースでもある。2015年、トヨタは新開発の強力なレーシングカーでWECを戦うことになる。

    その最後のレースを前に、トヨタは引退するブルツを囲んでチーム全員で記念写真を撮影。また、特別な記念品として、ブルツ本人が2015年に使用したレーシングスーツをフレームに入れて贈呈した。

    練習走行1回目は高温の日中に始まり、終了した時には夕暮れが近づいていたが、2回目の走行が始まったときには日はとっぷりと暮れていた。この条件下で走ることで、ドライバーは午後3時に始まり9時に終わる決勝レースでの全条件を経験したことになる。

    練習走行では、2台のTS040 HYBRIDはレースに向けてベストなセッティングを見出す作業に追われた。空力及びメカニカル・セッティングはもちろん、ハイブリッドの回生、ブーストのセッティングなどを見直し、最適値を出す作業。レギュレーションにより、TS040 HYBRIDはバーレーン・サーキットでは1周につき最大3.69MJのエネルギーが使用出来るが、チームは最も効率良く回生、放出ができるように調整を行った。

    また、タイヤの性能確認も重要な仕事。ミシュランが提供する2種類のドライコンパウンド・タイヤに関して、性能と耐久性のテストを行った。それらのすべてのテストを通し、2台のTS040 HYBRIDの合計走行周回数は149周にも及んだ。バーレーンのコースは1周5.412kmですから、806kmを越える走行距離。

    明日の金曜日には午前11時から3回目の練習走行が行われ、午後7時30分から公式予選が行われる。決勝レースは土曜日の午後3時にスタートする。

    アンソニー・デビッドソン:
    ピットで走行を待つTS040 HYBRID 1号車  安定したコンディションの下で、TS040 HYBRIDの最適バランスを見つけようと注力しました。車両バランス、特にリアについてはもう少し改善が必要です。我々は良い方向に向いていますが、レースに向けてもう少し煮詰める必要があります。

    セバスチャン・ブエミ:
    今日は上手く行きました。信頼性の問題もなく安定していたので、多くの周回をこなし、豊富なデータを集めることが出来ました。いつもと同じようにこれからそれらを吟味し、TS040 HYBRIDの戦闘力を最大限引き出すことが目標です。

    中嶋一貴:
    私がここで最後にレースを走ってからずいぶん経ちますが、このように良い天候に恵まれてこのバーレーンに戻れたのは嬉しいです。2回の練習走行のセッションの間にセットアップを変え、2回目の練習走行では改善が見られたので、まずまずの出来だったと思います。アレックスと少しばかり競い合えて楽しかったですが、この週末が彼の最後のレースとはいえ、まだまだ彼に学ぶべきところがあると思いました。

    アレックス・ブルツ:
    練習走行の1回目から2回目にかけて大きく改善出来、今は期待したところまで来ていると思います。TS040 HYBRIDでのロングランを試せたのは良かったです。どれを取ってみても、非常に上手く最適化が出来、満足の行くセッションでした。また、一貴と共にセッションを走れたのが楽しかったですね。

    ステファン・サラザン:
    セットアップにおいて幾つか試し、TS040 HYBRIDの仕上がりには満足しています。我々にとって非常に良い訓練になるので、まだまだプッシュし、集中して行きます。チーム一丸となり、全てをぶつけることで来シーズンへの良い足がかりになると思っています。

    マイク・コンウェイ:
    今日は我々にとっては標準的な練習走行の日だったので、それほど記すべきところはないように思います。我々は色々なテストをし、セットアップでいくつかの手法を試してみました。コースの状況は最初のセッションからは少し良くなりましたが、それでもかなりタイヤには厳しいです。急激にタイヤのグリップが落ちるので、タイヤとコース上の混雑について上手くコントロールしていく必要があります。