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  • SUPER GT第6戦SUGO Astemo HRC PRELUDE-GTが4年ぶり優勝 ホンダ3連勝

    SUPER GT第6戦SUGO Astemo HRC PRELUDE-GTが4年ぶり優勝 ホンダ3連勝

    2026年SUPER GT第6戦「SUGO GT 300km RACE」の決勝が9月20日(日)、宮城県のスポーツランドSUGOで行われ、GT500クラスはNo.17 Astemo HRC PRELUDE-GT(塚越広大/野村勇斗)が優勝した。

    塚越とチームにとっては2022年第7戦オートポリス以来、約4年ぶりの勝利となり、野村はGT500初優勝を飾った。

    GT300クラスでは、ポールポジションからスタートしたNo.60 Syntium LMcorsa LC500 GT(吉本大樹/河野駿佑)が勝利。タイヤ無交換作戦を採ったNo.56 リアライズ日産メカニックチャレンジGT-Rを終盤に逆転し、ポール・トゥ・ウインでSUGO戦2連覇を達成した。

    Astemo HRC PRELUDE-GTが戦略で逆転
    台風25号の接近が遅れた影響で決勝前には雨が上がり、路面には一部に湿り気が残っていたものの、GT500の全車がスリックタイヤを選択。3.586kmのスポーツランドSUGOを84周する約300kmのレースがスタートした。

    序盤に主導権を握ったのは、ポールポジションのNo.64 Modulo HRC PRELUDE-GT(大草りき/イゴール・オオムラ・フラガ)だった。大草が快調なペースでトップを走り、予選2番手からスタートしたNo.17 Astemo HRC PRELUDE-GTの野村を徐々に引き離していった。

    17号車はNo.19 WedsSport BANDOH GR Supra(国本雄資/阪口晴南)にも先行され、一時は3番手まで後退。しかし、32周目に早めのピットストップを選択したことがレースの流れを大きく変えた。

    翌33周目に64号車がピットインし、19号車も37周目にピット作業を行ったが、17号車はアンダーカットに成功。塚越が実質的なトップに浮上した。

    一方、序盤をリードした64号車は後半にペースを上げることができず後退。19号車も順位を落とし、予選4番手からスタートしたNo.100 STANLEY HRC PRELUDE-GT(山本尚貴/牧野任祐)が2番手へ浮上した。

    しかし66周目、No.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra(関口雄飛/サッシャ・フェネストラズ)が100号車を攻略して2番手へ。トップを走る17号車を追った。

    それでも塚越は終盤まで安定したペースを維持。39号車に4.729秒のリードを築いて84周を走り切り、Astemo HRC PRELUDE-GTに今季初勝利をもたらした。正式結果では39号車が2位、100号車が3位となった。

    塚越と17号車にとっては2022年第7戦オートポリス以来となる約4年ぶりの優勝。今季GT500へステップアップした野村にとっては、GT500参戦初勝利となった。

    また、Honda HRC PRELUDE-GTは第4戦富士から3戦連続で勝利。今季からGT500に投入されたPRELUDE-GTがシーズン後半に入って勢いを加速させる結果となった。

    ポイントリーダーのNo.36 au TOM’S GR Supra(坪井翔/山下健太)は予選11番手から追い上げて4位。No.37 Deloitte TOM’S GR Supra(笹原右京/ジュリアーノ・アレジ)が5位、19号車が6位に続いた。

    塚越広大「まだ言葉が出ません。ただ本当に嬉しいです」
    約4年ぶりの勝利を手にした塚越は、レース直後の喜びを語った。

    「終わったばかりで気持ちが落ち着いてなくて、まだ4年ぶりの勝利への言葉が出ません。ただ本当に嬉しいです。17号車のPRELUDE-GTとしていろいろ積み上げてきて、それを結果に残すことができて、スポンサーさんやチームに感謝です…」

    GT500初優勝となった野村も、前半スティントで64号車を追ったレースを振り返った。

    「ありがとうございます。できれば前半、自分の担当でトップの64号車を抜きたかったのですが、64号車も速くて。それにタイヤマネージメントもしなくてはならなくて、それでも前半の終盤はきつくなってしまいました。セーフティカーも入りましたが、なんとか良い形で後半の塚越選手につなぐことができました」

    GT300はSyntium LMcorsa LC500 GTがポール・トゥ・ウイン
    GT300では、ポールポジションからスタートしたNo.60 Syntium LMcorsa LC500 GTの吉本が序盤からトップをキープ。No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)らを従えてレースをリードした。

    ピットストップを迎えると状況が変化する。No.56 リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/木村偉織)がタイヤ無交換作戦を採り、60号車の前へ浮上。後半は河野が56号車を追いかける展開となった。

    タイヤ交換によるロスを省いた56号車だったが、終盤になるにつれてペースが低下。河野はその差を詰めるとオーバーテイクを決め、再びトップを奪還した。

    その後は60号車がリードを守って80周を走破。2位の56号車に6.104秒差をつけ、昨年に続くSUGO戦2連覇をポール・トゥ・ウインで達成した。3位にはNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORTが入り、今季初表彰台を獲得した。

    さらに河野は1分18秒207を記録してGT300のファステストラップも獲得。予選ポール、決勝優勝、ファステストラップと、60号車にとって充実したSUGOラウンドとなった。

    吉本大樹「本当に完璧なレースができました」
    吉本はポール・トゥ・ウインを喜びながら、56号車のタイヤ無交換作戦には驚かされたと明かした。

    「本当に完璧なレースができました。でも、56号車がタイヤ無交換作戦とは思ってなかったので、ピットアウト後に先行されて厳しいなとヒヤリとしました。でもポール・トゥ・ウイン、それと河野選手の後半のペースが良くて、ファステストラップも獲れましたので、完璧なレースウィークで終えることができました。本当にありがとうございました」

    河野もSUGOでの2年連続優勝に喜びを示した。

    「2年連続でSUGOを勝利で終えられて、嬉しいです。去年も今年も1つ前の鈴鹿で悔しい思いをして、鈴鹿と共に得意とするSUGOは勝たなければと思って、ここに来たので。決勝は他チームもそうですが僕らもタイヤが厳しくて、それをセーブしながら、それでも56号車にタイヤ無交換で前に出られました。でも僕の方のペースが良くてプッシュし続けて勝てました。とても良いレースができたと思います。ピットも良い仕事をしてくれました。本当に良い週末になりました。ありがとうございました」

    2026年SUPER GT 第6戦SUGO

    2026年SUPER GT 第6戦SUGO 決勝結果
    GT500 決勝結果
    1位 No.17 Astemo HRC PRELUDE-GT(塚越広大/野村勇斗)
    2位 No.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra(関口雄飛/サッシャ・フェネストラズ)
    3位 No.100 STANLEY HRC PRELUDE-GT(山本尚貴/牧野任祐)
    4位 No.36 au TOM’S GR Supra(坪井翔/山下健太)
    5位 No.37 Deloitte TOM’S GR Supra(笹原右京/ジュリアーノ・アレジ)
    6位 No.19 WedsSport BANDOH GR Supra(国本雄資/阪口晴南)
    7位 No.24 リアライズコーポレーション Z(名取鉄平/三宅淳詞)
    8位 No.23 MOTUL Niterra Z(高星明誠/佐々木大樹)
    9位 No.8 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT(太田格之進/大津弘樹)
    10位 No.38 KeePer CERUMO GR Supra(大湯都史樹/小林利徠斗)
    11位 No.14 ENEOS X PRIME GR Supra(福住仁嶺/大嶋和也)
    12位 No.64 Modulo HRC PRELUDE-GT(大草りき/イゴール・オオムラ・フラガ)
    13位 No.12 TRS IMPUL with SDG Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)
    リタイア No.16 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT(野尻智紀/佐藤蓮)

    GT300 決勝結果
    1位 No.60 Syntium LMcorsa LC500 GT(吉本大樹/河野駿佑)
    2位 No.56 リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/木村偉織)
    3位 No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)
    4位 No.666 seven x seven PORSCHE GT3R EVO(スヴェン・ミューラー/渡会太一)
    5位 No.18 UPGARAGE AMG GT3(小林崇志/新原光太郎)
    6位 No.11 GAINER TANAX Z(富田竜一郎/大木一輝)
    7位 No.87 OPEN HOUSE Lamborghini GT3(元嶋佑弥/松浦孝亮)
    8位 No.88 VENTENY Lamborghini GT3(小暮卓史/ダニール・クビアト)
    9位 No.6 UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI(片山義章/ニクラス・クルッテン)
    10位 No.4 グッドスマイル 初音ミク AMG(谷口信輝/片岡龍也)
    11位 No.45 PONOS FERRARI 296 EVO(篠原拓朗/川端伸太朗)
    12位 No.9 PACIFIC ウマ娘 NAC BMW(冨林勇佑/藤原優汰)
    13位 No.7 CARGUY Ferrari 296 GT3 EVO(ザック・オサリバン/梅垣清)
    14位 No.25 HOPPY Schatz GR Supra GT(松井孝允/洞地遼大)
    15位 No.31 apr LC500h GT(小高一斗/小山美姫)
    16位 No.65 LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/菅波冬悟)
    17位 No.2 HYPER WATER INGING GR86 GT(堤優威/卜部和久)
    18位 No.360 RUNUP × SOL GT-R(荒川麟/金丸ユウ)
    19位 No.62 HELM MOTORSPORTS GT-R(平木湧也/平木玲次)
    20位 No.52 Green Brave GR Supra GT(吉田広樹/野中誠太)
    21位 No.777 D’station Vantage GT3(藤井誠暢/チャーリー・ファグ)
    22位 No.26 ANEST IWATA GAINER Z(安田裕信/リ・ジョンウ)
    23位 No.48 健康ケーズフロンティアWMニルズGT-R(藤原大暉/ジェームス・プル)
    24位 No.96 K-tunes RC F GT3(新田守男/高木真一)
    25位 No.20 シェイドレーシング RC F GT3(平中克幸/清水英志郎)
    26位 No.5 マッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号(塩津佑介/佐藤公哉)
    リタイア No.30 apr GR86 GT(永井宏明/平良響)
    リタイア No.32 ENEOS X PRIME AMG GT3(石浦宏明/鈴木斗輝哉)
    リタイア No.22 アールキューズ AMG GT3(加納政樹/和田久)

    第6戦SUGOは、GT500でPRELUDE-GTが3連勝を達成し、GT300ではSyntium LMcorsa LC500 GTがSUGO連覇を果たして幕を閉じた。決勝日の観客動員は1万9000人で、予選日の1万1100人と合わせて2日間で3万100人が来場した。

  • スーパーGT第4戦富士:STANLEY HRC プレリュードGTが今季初優勝

    スーパーGT第4戦富士:STANLEY HRC プレリュードGTが今季初優勝

    スーパーGT第4戦「FUJI GT 300km RACE」の決勝が8月2日に富士スピードウェイで行われ、GT500クラスは100号車「STANLEY HRC PRELUDE-GT」の山本尚貴/牧野任祐組が今季初優勝を飾った。

    レースはスタート直後に64号車「Modulo HRC PRELUDE-GT」のイゴール・オオムラ・フラガが絡む大クラッシュで赤旗中断となる波乱の展開となったが、再開後はホンダ勢が主導権を握り、新型HRC PRELUDE-GTに初勝利をもたらした。

    スタート直後の大クラッシュで赤旗中断
    事前の降雨によりレースはセーフティカー先導でスタート。5周目に実質的なレースが始まった直後、メインストレートで64号車「Modulo HRC PRELUDE-GT」のイゴール・オオムラ・フラガ、23号車「MOTUL Niterra Z」の高星明誠、12号車「TRS IMPUL with SDG Z」のベルトラン・バゲットが接触する大事故が発生した。

    フラガのマシンは宙を舞う激しいクラッシュとなり、レースは赤旗中断。フラガは意識のある状態で車両から救出され、精密検査のため病院へ搬送された。事故原因を作ったと判断されたバゲットには90秒のストップ・アンド・ホールドペナルティが科され、高星もフロント左側を損傷して大きく順位を落とした。

    約35分の中断後にレースは再開された。

    山本尚貴が首位奪取 ホンダ勢がレースを支配
    再スタート後、ポールポジションの8号車「#8 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT」を駆る大津弘樹は、1コーナーで100号車の山本尚貴にかわされ首位を明け渡した。

    3番手には17号車「Astemo HRC PRELUDE-GT」の野村勇斗が続き、HRC PRELUDE-GT勢が上位を占める展開となる。

    ピットウインドウが近づくと37号車「Deloitte TOM’S GR Supra」の笹原右京が鮮やかなオーバーテイクを決めて3番手へ浮上。さらに38号車「KeePer CERUMO GR Supra」の小林利徠斗も順位を上げ、トヨタ勢が反撃を開始した。

    牧野任祐が逃げ切り 新型プレリュードに初勝利
    ピットストップでは100号車が25周目、8号車が24周目にドライバー交代を実施。一方で37号車はスティントを延ばしたことで実質的に順位を上げ、ジュリアーノ・アレジが2番手でコースへ復帰した。

    終盤まで牧野任祐がリードを築いたが、59周目にGT300クラスの周回遅れを利用した太田格之進がアレジを攻略して2番手へ浮上。残り周回で牧野との差を一気に縮め、最終ラップには約1秒差まで迫った。

    それでも牧野は冷静な走りで逃げ切り、100号車「STANLEY HRC PRELUDE-GT」が66周を走破して今季初優勝。新型HRC PRELUDE-GTにとって参戦3戦目で初勝利となった。

    2位はわずか0.662秒差で8号車「#8 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT」、3位には37号車「Deloitte TOM’S GR Supra」が続いた。

    昨年王者の36号車「au TOM’S GR Supra」は11番手スタートから4位まで追い上げ、80kgのサクセスウェイトを搭載しながらランキング首位を守った。5位は17号車「Astemo HRC PRELUDE-GT」、6位は38号車「KeePer CERUMO GR Supra」が入った。

    一方、日産勢はスタート直後のアクシデントが響き、24号車「リアライズコーポレーション Z」の11位が最高位。ポイント獲得を逃す厳しい一戦となった。

    GT300はGreen Brave GR Supra GTが今季初優勝
    GT300クラスは52号車「Green Brave GR Supra GT」の野中誠太/吉田広樹組が優勝を飾った。

    序盤は45号車「PONOS FERRARI 296 EVO」がレースをリードしたが、野中が着実に順位を上げ、ピットストップではフロントタイヤ2本交換のみを選択して逆転に成功。終盤は吉田が45号車の川端伸太朗との激しいサイド・バイ・サイドの攻防を制してトップを守り切った。

    2位には32号車「ENEOS X PRIME AMG GT3」の石浦宏明/鈴木斗輝哉組、3位には7号車「CARGUY Ferrari 296 GT3 EVO」のザック・オサリバン/梅垣清組が入り、45号車「PONOS FERRARI 296 EVO」は4位でフィニッシュした。

    GT300ランキングでは、7位でフィニッシュした2号車「HYPER WATER INGING GR86 GT」が首位を維持。5位に入った56号車「リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R」が2ポイント差で追う展開となった。

    大クラッシュによる赤旗中断という波乱の一戦となった富士大会だったが、GT500では新型HRC PRELUDE-GTが待望の初優勝を達成。シーズン後半戦に向けてタイトル争いはさらに激しさを増しそうだ。

    GT500決勝結果(第4戦 富士)

    1位 #100 STANLEY HRC PRELUDE-GT(山本 尚貴/牧野 任祐)
    2位 #8 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT(太田 格之進/大津 弘樹)
    3位 #37 Deloitte TOM’S GR Supra(笹原 右京/ジュリアーノ・アレジ)
    4位 #36 au TOM’S GR Supra(坪井 翔/山下 健太)
    5位 #17 Astemo HRC PRELUDE-GT(塚越 広大/野村 勇斗)
    6位 #38 KeePer CERUMO GR Supra(大湯 都史樹/小林 利徠斗)
    7位 #14 ENEOS X PRIME GR Supra(福住 仁嶺/大嶋 和也)
    8位 #39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra(関口 雄飛/サッシャ・フェネストラズ)
    9位 #16 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT(野尻 智紀/佐藤 蓮)
    10位 #19 WedsSport BANDOH GR Supra(国本 雄資/阪口 晴南)
    11位 #24 リアライズコーポレーション Z(名取 鉄平/三宅 淳詞)
    12位 #12 TRS IMPUL with SDG Z(平峰 一貴/ベルトラン・バゲット)
    13位 #23 MOTUL Niterra Z(千代 勝正/高星 明誠)
    14位 #64 Modulo HRC PRELUDE-GT(大草 りき/イゴール・オオムラ・フラガ)

  • スーパーGT第4戦富士 フラガが宙を舞う大クラッシュ 赤旗中断で病院搬送

    スーパーGT第4戦富士 フラガが宙を舞う大クラッシュ 赤旗中断で病院搬送

    富士スピードウェイで8月2日に開催されている2026スーパーGT第4戦決勝で、スタート直後にGT500クラスの64号車Modulo HRC PRELUDE-GTが宙を舞う大クラッシュを喫した。事故を受けてレースは赤旗中断となり、コース上では救助活動と安全確認が行われた。

    ドライバーのイゴール・オオムラ・フラガはレスキュー隊によって救出され、病院へ搬送。

    NAKAJIMA RACINGは意識ははっきりしており、大きな怪我はなさそうだと発表した。その後、決勝レースは14時15分にセーフティカー先導で再開された。

    セーフティカー明けに3台が絡むアクシデント
    決勝前には雨が降ったものの、スタート時には天候が回復。路面が乾き始めたことから、多くのマシンがスリックタイヤでスタートを迎えた。

    レースはセーフティカー先導で始まり、リスタート直後のホームストレートで64号車Modulo HRC PRELUDE-GT、23号車MOTUL Niterra Z、12号車TRS IMPUL with SDG Zが絡むアクシデントが発生した。

    接触した64号車はバランスを崩して浮き上がり、コース上へ激しく着地。マシンは大きく損傷し、レースコントロールは直ちに赤旗を提示した。

    フラガは病院で精密検査へ
    フラガはレスキュー隊の支援を受けて車両から救出され、救急車で搬送された。

    NAKAJIMA RACINGはSNSで、「意思表示もできており意識ははっきりしています。大きな怪我はなさそうですが、念のため精密検査を受けるために病院に向かいました」と発表。現時点では意識ははっきりしており、精密検査を受けるため病院へ搬送されたことを明らかにした。

    レースは14時15分に再開
    事故後は車両回収とコースの点検・清掃が行われ、安全確認が完了したことから、決勝は14時15分にセーフティカー先導で再開された。

    また、競技審査の結果、12号車TRS IMPUL with SDG Zには他車との接触により90秒のペナルティストップが科されたほか、最初のセーフティカー後のリスタート手順に関する違反でドライブスルーペナルティも裁定された。

    ドライバーの無事が確認され安堵
    スタート直後に発生した大きな事故はレースを一時中断させる事態となったが、フラガの意識が確認され、病院で精密検査を受けることが発表された。今後は事故原因についても主催者による調査が進められる見込みだ。

  • SUPER GTマレーシア大会延期決定 中東情勢悪化と輸送費高騰が直撃

    SUPER GTマレーシア大会延期決定 中東情勢悪化と輸送費高騰が直撃

    HARO Sports & Entertainment Sdn.Bhd.とGTアソシエイションは4月8日、2026 AUTOBACS SUPER GT Rd.3 MALAYSIA GT 300km RACE driven by TOYOTA GAZOO RACINGの延期を発表した。

    今回の判断は、中東情勢の悪化と先行きの不透明感を含む世界情勢を総合的に評価した結果によるものだ。SUPER GTのカレンダーで日本国外開催はマレーシア大会のみであり、情勢変化が運営や物流に与える影響が特に大きかったことが、決断の背景にある。

    唯一の海外戦に重くのしかかった運営と物流の課題
    HARO SportsとGTAは、現在の世界情勢が運営面と物流面の双方で重大な課題をもたらしていると説明した。

    とりわけマレーシア大会は、SUPER GTにおいて日本以外で開催される唯一のイベントであるため、国際情勢の変化が大会の計画と実施に不釣り合いなほど大きな影響を及ぼす状況にあった。

    加えて、国際輸送費と航空運賃が大幅に上昇しており、大会関係者、ステークホルダー、そしてファンが期待する水準でイベントを実現するうえで、さらなる負担となっていた。

    HARO SportsとGTAが理解と支援に謝意
    両者は声明の中で、まず中東情勢の影響を受けているすべての人々へ見舞いの意を表した。

    「初めに、現在の中東情勢の影響を受けているすべての方々に、心よりお見舞い申し上げます。平和的かつ和解的な解決がもたらされることを祈念いたします」

    HARO Sportsのマネージング・パートナーであるファーリザル・ハッサンは、マレーシア大会2年目として目指していた形ではなかったとしつつ、関係者への感謝を示した。

    「これはマレーシア大会2年目として私たちが思い描いていた形では決してありませんが、この困難な状況下において、GTA、チームの皆様、そしてパートナー、スポンサー、メディア、そしてファンの皆様をはじめとする全ての関係者の皆様から、多大なるご支援とご理解を賜りましたことを心より感謝申し上げます。マレーシア開催が戻ってくる時には、これまでの倍以上にエキサイティングなイベントにすることをお約束します」

    GTAの坂東正明代表取締役も、開催準備を進めてきたマレーシア側関係者への謝意を述べ、日本国内の関係者にも理解を求めた。

    「大会開催に向け準備を進めていただいていたHARO Sports ならびに全てのマレーシア関係各位に感謝申し上げます。難しい決断でしたが、日本のファン、エントラント、スポンサー、メディアの皆様にもご理解を賜り感謝いたします。再びマレーシアのファンの皆様にエキサイティングなSUPER GTをお楽しみいただけるよう、引き続きHARO Sports ならびにマレーシアの皆様との協力関係を築いて参ります」

    延期は一時的措置 マレーシア再開催への意思は維持
    今回の延期について、HARO SportsとGTAは一時的な措置であることを強調している。

    両者は、安全かつ安定した環境のもとで質の高いイベントを開催できる状況が整い次第、SUPER GTを再びマレーシアへ招致する決意を改めて示した。今後の最新情報は、公式チャンネルを通じて案内される予定だ。

  • SUPER GT セパン戦中止の可能性 マレーシア政府要請と燃料懸念が影響

    SUPER GT セパン戦中止の可能性 マレーシア政府要請と燃料懸念が影響

    SUPER GTの2026年第3戦として6月に予定されているセパン戦が、中止となる可能性が高まっている。海外メディアSportscar365によると、マレーシア政府の要請を受けた判断とみられ、シリーズ日程にも影響が及ぶ見通しだ。

    背景には燃料不足への懸念がある。政府は国家的意義の薄い大規模イベントの抑制を求めており、昨年復活したセパン戦もその対象となった可能性が高い。加えて、日本からの輸送コストの高騰も、開催見送りの判断を後押ししたとされる。

    この決定が正式に確定すれば、2026年のSUPER GTは当初予定されていた8戦から7戦へと縮小する可能性がある。現在、主催するGTAは代替開催の是非について各チームの意向を確認しているとみられており、国内ラウンドへの置き換えが焦点となる。

    政府要請が直撃 セパン戦中止の構図
    今回の中止判断の中心にあるのは、マレーシア政府の方針だ。燃料供給への懸念を背景に、国家的優先度の低い大規模イベントの開催抑制が求められており、セパン戦はその影響を直接受けた形となる。

    中東情勢の緊張が続く中で、エネルギー供給リスクは地域全体に波及している。すでに複数のモータースポーツイベントにも影響が出ており、今回の判断もその流れの中に位置付けられる。

    輸送コスト高騰が開催断念を後押し
    物流面の問題も今回の判断を後押しした要因のひとつだ。日本からマレーシアへの車両や機材の輸送、人員移動にかかるコストは近年大きく上昇しており、海外ラウンド開催のハードルは確実に高まっている。

    結果として、政府要請という外的要因に加え、経済的負担という現実的な課題が重なり、開催見送りという結論に傾いた構図だ。

    7戦制と長期ブレークの現実
    セパン戦が正式に中止となった場合、シリーズは7戦制となる可能性が高い。さらに、5月上旬の富士戦から8月の次戦まで約3か月の空白期間が生じる見通しで、シーズン構成にも大きな影響が及ぶ。

    この期間にはGT500クラスのシーズン中タイヤテストが組み込まれる可能性があるが、選手権の流れやファンへの露出という観点では課題も残る。

    海外展開の不確実性が浮き彫りに
    セパン戦は2025年に復活し、3年契約の初年度として成功を収めていた。観客動員の面でも高い実績を残しており、SUPER GTの海外展開再強化の象徴と位置付けられていた。

    しかし今回の事態は、政治・経済・エネルギーといった外部要因によって、その計画が大きく左右される現実を示している。海外ラウンドの安定開催には依然として不確実性が伴っており、シリーズの今後の戦略にも影響を与える可能性がある。

    正式発表は開幕戦前後に行われる可能性があるとみられるが、この一件は単なる1戦の中止にとどまらず、SUPER GTの国際展開の行方を左右する重要な局面となりそうだ。

  • 日産、2026年SUPER GTでZをGT500に3台投入 KONDOがブリヂストンへ

    日産、2026年SUPER GTでZをGT500に3台投入 KONDOがブリヂストンへ

    日産自動車と日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)は4日、2026年シーズンのモータースポーツ活動概要を発表した。SUPER GT GT500クラスでは、Nissan Z NISMO GT500を3台体制で投入し、ワークスおよびサテライト各陣営で戦う。

    NMCのCEOを務める真田裕は、モータースポーツを「技術を極限まで磨き上げる場」であり「挑戦し続ける精神そのもの」と位置づけ、フォーミュラEでの実績に加え、SUPER GT GT500に向けても開幕戦へ向けた車両アップデートを全力で進めていると強調した。

    2026年SUPER GT GT500はZで3台体制
    日産/NMCは、2026年SUPER GT GT500クラスにおいて、TEAM IMPUL、NISMO、KONDO RACINGの3チームから3台のNissan Z NISMO GT500をエントリーする。全車がブリヂストンタイヤを装着し、陣営としての足並みを揃える体制となった。

    12号車はTEAM IMPULが「TRS IMPUL with SDG Z」を投入し、平峰一貴とベルトラン・バゲットがドライブする。23号車はNISMOの「MOTUL Niterra Z」で、千代勝正と高星明誠がステアリングを握る。そして24号車はKONDO RACINGの「リアライズコーポレーションZ」で、名取鉄平と三宅淳詞がコンビを組む。

    日産陣営のリザーブドライバーは佐々木大樹が務め、TEAM IMPULの総監督は引き続き星野一義が担当する。NISMOでは新たに中島健がチーム代表に就任し、体制強化が図られた。さらに、柳田真孝がエグゼクティブアドバイザー、ロニー・クインタレッリがNISMOアンバサダー兼アドバイザーとして、昨年に続きドライバー陣を支える。

    日産 SUPER GT KONDO RACING

    KONDO RACING、GT500でブリヂストンへ転向
    KONDO RACINGにとって2026年は大きな転換点となる。長年GT500クラスで使用してきた横浜ゴムから、ブリヂストンへとタイヤサプライヤーを変更した。

    近藤真彦監督は、2006年から続いた横浜ゴムとの関係に深い感謝を示したうえで、新たな挑戦への決意を語った。

    「これまで数々のレースを共に戦い、喜びも悔しさも分かち合ってきた。心より感謝している。このたびブリヂストンとともに新たな挑戦をスタートする。環境が変わることは簡単ではないが、これまで培ってきた経験とチーム力を最大限に発揮し、さらなる高みを目指したい」

    新体制の24号車には、名取鉄平と三宅淳詞が起用された。三宅はGT500初参戦となるシーズンに向け、次のように意気込みを示している。

    「今年からKONDO RACINGからSUPER GT GT500クラスに参戦することになった。名取選手と力を合わせて、優勝、チャンピオンを目指して全力を尽くす」

    GT300も含めたKONDO RACINGの2026年布陣
    KONDO RACINGはGT500に加え、GT300クラスにも56号車「リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R」を投入する。GT300では、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラと木村偉織がドライバーを務め、ヨコハマタイヤを装着する体制となる。

    GT300からのステップアップや新たな挑戦が交錯する2026年シーズン。日産はZを軸に据えたGT500の3台体制と、KONDO RACINGの新パートナーシップを武器に、SUPER GTの舞台で再び存在感を示す構えだ。

  • SUPER GT:太田格之進がARTAからGT500復帰? 松下信治シート喪失の噂

    SUPER GT:太田格之進がARTAからGT500復帰? 松下信治シート喪失の噂

    ホンダのファクトリードライバーである太田格之進は、2026年のSUPER GT復帰にあたりARTAからGT500クラスに参戦する見通しで、ホンダ陣営のGT500ラインアップに加わる3人の新顔のうちの1人になるとSportscar365が報じている。

    太田格之進は1年のブランクを経て日本最高峰のスポーツカーレースへ復帰する見込みで、同時にアキュラ・メイヤー・シャンク・レーシングからIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権に2戦限定で参戦する計画も進んでいる。

    太田格之進は先月、牧野任祐、山本尚貴とともに、来季からシビック・タイプR-GTに代わって投入されるホンダの新型車両「HRCプレリュードGT」を富士スピードウェイでテストしている。

    当初は牧野任祐と太田格之進を組ませる案があると見られていたが、ホンダはドライバー編成について方針転換したようだ。

    2020年チャンピオンである牧野任祐と山本尚貴は、引き続きTEAM KUNIMITSUでコンビを組む見通しで、太田格之進は2台体制のARTAに加わる方向となっている。

    この動きにより、松下信治はGT500のシートを失うと理解されている。松下信治はホンダ陣営で4シーズンを過ごし、直近2年間はARTAの8号車シビックを野尻智紀と共有していた。それ以前には、日産陣営のチーム・インパルで1シーズンを戦っている。

    一方で、野尻智紀、佐藤蓮、大津弘樹は、チーム無限が運営する2台体制のARTAに残留する見通しだが、どのような組み合わせになるかはまだ明らかになっていない。

    リアルレーシングも2026年に向けて新体制となる見込みで、野村勇斗がGT300から昇格し、今季は塚越広大とルーキーシーズンを戦った小出峻に代わって起用される可能性が高い。小出峻は太田格之進が空けたシートを埋める形で今季参戦していた。

    小出峻はGT500のリザーブドライバーとして、引き続きホンダ陣営にとどまると見られている。

    野村勇斗に加え、ブラジル人のイゴール・フラガもGT300から昇格し、引退した伊沢拓也に代わってNAKAJIMA RACINGで大草りきと組む見通しだ。

    ホンダのGT500ドライバーラインアップの正式発表は、今月中にも行われる見込みとなっている。

    プレリュードGT、セパンでオフシーズンテストへ
    プレリュードGTのテストは来月、トヨタ、日産とともにマレーシアのセパンで行われる恒例のオフシーズンテストで継続される予定だ。

    走行は1月22日から26日までの4日間(1月24日は休止)にわたって行われ、ARTAの8号車、NAKAJIMA RACING車両、そして99号車のテストカーが参加する予定となっている。

    このセパンテストは、プレリュードGTにとってダンロップタイヤでの初走行となる。これまで菅生と富士で行われた走行は、すべてブリヂストンタイヤで実施されていた。

    太田格之進は、アキュラ・メイヤー・シャンク・レーシングからロレックス24時間デイトナおよび事前のロア・ビフォア・ザ・24に出場するため、このセパンテストには参加しない。

    アップガレージ、リアルレーシングとの提携へ
    ホンダと関係のあるGT300チーム、チーム・アップガレージは、セルブスジャパンとの関係が終了したことにより、来季から新たな運営体制となる見込みだ。

    パドック関係者によれば、今季からメルセデスAMG GT3エボを投入しているチーム・アップガレージは、リアルレーシングと提携する動きがあるとされている。

    これにより、2019年にホンダNSX GT3へスイッチした際から続いていたセルブスジャパンとの6年間の関係に終止符が打たれることになる。同チームは、その後も車両をメルセデスAMGに変更した際に、平野亮をリードエンジニアとして起用し、セルブスジャパンが運営を担ってきた。

    スーパー・フォーミュラにも参戦する野村勇斗に代わって、2026年のラインアップで小林崇志と組むドライバーが誰になるかは、現時点では明らかになっていない。

    一方、TEAM KUNIMITSUにエンジニアリングサポートを提供しているセルブスジャパンは、CarGuy MKS Racingとの関係を通じて、引き続きGT300に関与する予定となっている。

    Source: Sportscar365

  • スーパーGT:au TOM’Sがタイトル3連覇、GT300はLEON AMGが戴冠

    スーパーGT:au TOM’Sがタイトル3連覇、GT300はLEON AMGが戴冠

    スーパーGT2025シーズンの最終戦『MOTEGI GT 300km RACE GRAND FINAL』が11月2日、栃木県・モビリティリゾートもてぎで行われた。GT500クラスは1号車 au TOM’S GR Supra(坪井翔/山下健太)が今季3勝目を挙げ、シリーズチャンピオン3連覇を達成。GT300クラスでは5号車 マッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号(塩津佑介/木村偉織)が優勝し、タイトルは65号車 LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/菅波冬悟)が獲得した。

    勝は曇り空の下、路面ドライでスタート。GT500クラスではポールシッターの坪井が序盤からリードを守り、スティントを交代した山下が終盤まで安定したペースを維持した。12号車 TRS IMPUL with SDG Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)との接戦となったものの、わずか0.254秒差で逃げ切り、トヨタ勢がシーズンを締めくくる勝利を飾った。

    一方、GT300クラスはマッハ号がスタートから主導権を握り、59周を走破してトップチェッカー。2位にはSUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)、3位には666号車 seven×seven PORSCHE GT3R(H.キング/藤波清斗)が続いた。シリーズ争いでは、安定してポイントを重ねたLEON PYRAMID AMGが王座を確定させた。

    【GT500クラス 決勝上位結果】
    1位:#1 au TOM’S GR Supra(坪井翔/山下健太)
    2位:#12 TRS IMPUL with SDG Z(平峰一貴/B.バゲット)
    3位:#23 MOTUL AUTECH Z(千代勝正/高星明誠)
    4位:#100 STANLEY CIVIC TYPE R-GT(山本尚貴/牧野任祐)
    5位:#39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra(関口雄飛/S.フェネストラズ)
    6位:#37 Deloitte TOM’S GR Supra(笹原右京/G.アレジ)
    7位:#8 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT(野尻智紀/松下信治)
    8位:#38 KeePer CERUMO GR Supra(石浦宏明/大湯都史樹)
    9位:#16 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT(大津弘樹/佐藤蓮)
    10位:#3 Niterra MOTUL Z(佐々木大樹/三宅淳詞)

    【GT300クラス 決勝上位結果】
    1位:#5 マッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号(塩津佑介/木村偉織)
    2位:#61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)
    3位:#666 seven×seven PORSCHE GT3R(H.キング/藤波清斗)
    4位:#56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R(J.P.デ・オリベイラ/平手晃平)
    5位:#52 Green Brave GR Supra GT(吉田広樹/野中誠太)
    6位:#65 LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/菅波冬悟)
    7位:#7 CARGUY Ferrari 296 GT3(Z.オサリバン/小林利徠斗)
    8位:#4 グッドスマイル 初音ミク AMG(谷口信輝/片岡龍也)
    9位:#2 HYPER WATER INGING GR86 GT(堤優威/平良響)
    10位:#18 UPGARAGE AMG GT3(小林崇志/野村勇斗)

  • 松田次生 2025年シーズンをもってSUPER GTでの活動を終了

    松田次生 2025年シーズンをもってSUPER GTでの活動を終了

    日産モータースポーツ&カスタマイズは、SUPER GT GT500クラスに参戦している松田次生が今シーズンをもって同シリーズでの活動を終了すると発表した。

    松田は2006年に日産/NISMOと契約し、フェアレディZ(Z33)、Nissan GT-R(R35)、そして現在のフェアレディZ(RZ34)のGT500仕様車で20シーズンにわたりSUPER GTに参戦。Nissan GT-R NISMO GT500で2度のシリーズチャンピオンを獲得し、シリーズ最多となる25勝※、JGTC/SUPER GT通算202戦※、総獲得ポイント1267※という偉大な記録を残した。

    ※他メーカーでの勝利数、参戦数を含む。最終戦もてぎは含まず。

    NMCは「これまで松田選手を応援し、サポートしてくださったファンや関係者の皆さまに感謝し、最後のレースとなる第8戦もてぎでの走りに注目してほしい」としている。

    松田次生
    「第6戦SUGOで25勝を達成し、まだやれるという気持ちがありつつも、目標を達成した時点で降りるのが僕らしいのではないかと思い自分で決断しました。また、SUGOではGT500で初優勝をした若い後輩の姿を見た時に、次の世代にバトンを繋げられたような、嬉しいような寂しいような不思議な気持ちになりました。長い間熱く応援していただいたファンの皆さま、サポートをしていただいた日産、苦楽を共にしてきたNISMO、TEAM IMPUL、KONDO RACING、タイヤメーカー各社、ずっと支えて下さったスポンサーの皆さま、僕のレース活動に携わって下さった全ての皆さま、そして家族に心の底から感謝しています。僕はレースが、そしてサーキットで皆さんが応援してくれているあの何とも言えない緊張感が、また何よりもクルマを走らせることが大好きです。SUPER GTは卒業しますが、レーシングドライバー松田次生はずっと卒業せずに走り続けます」

    真田裕 NMC社長
    「日産系ドライバーとして20年間にわたり、素晴らしいドライビングでファンの皆さまや私たちを魅了してくれたことはもとより、GT500クラスの車両やタイヤの開発においても大きく貢献していただきましたことに深く感謝しています。松田選手のクルマに対する情熱は大変熱く、レースに限らずドリフトから市販車両にまでおよび、歴代のZやスカイライン、GT-Rと幅広くクルマを楽しむことに加え、知識も非常に豊富です。これからも引き続き、日産/NMCの様々な活動に携わっていただきたいと考えています。まずは最終戦もてぎを全力で戦っていただけるように、しっかりサポートして参ります」

  • ホンダ スーパーGTもてぎで2026年GT500「プレリュード」を初披露デモラン

    ホンダ スーパーGTもてぎで2026年GT500「プレリュード」を初披露デモラン

    ホンダ・レーシング(HRC)は、2026年シーズンのSUPER GT GT500クラス参戦を見据え、「プレリュード」をベースに開発した新型プロトタイプマシンを初披露する。デモランは11月2日(日)にモビリティリゾートもてぎで開催される最終戦「MOTEGI GT 300km RACE GRAND FINAL」の決勝前に実施される予定だ。

    2025年シーズンを締めくくる最終戦の舞台で、ホンダが新時代のGT500マシンとして送り出す「プレリュード」ベースのプロトタイプが初めて公の場に登場する。ファンにとっては、ホンダの新たな挑戦と進化の方向性を象徴する瞬間となりそうだ。

    「プレリュード」ベースの新型GT500プロトタイプ
    新型マシンは「PRELUDE(プレリュード)」をベースに開発されたGT500クラス用プロトタイプ。11月2日(日)決勝日の午前10時15分から10時35分にかけて、「SUPER GT Honda 2026 プロトタイプマシン デモンストレーションラン」として、モビリティリゾートもてぎのレーシングコースで一般公開デモ走行が行われる。

    2025年シーズンの最終戦に華を添えるとともに、ホンダが2026年に向けて挑む新時代のマシン開発の方向性を示す注目のプログラムとなる。

    ホンダコレクションホールでも「Honda Sound Demonstration」開催
    また、併設のホンダコレクションホールでは、SUPER GT最終戦の開催にあわせて「Honda Sound Demonstration」を実施。

    11月1日(土)は13:00と16:30、11月2日(日)は9:00と16:30に開催され、観戦チケットを持つ来場者は中庭から観覧できる。

    最終日の16:30回には元ホンダワークスドライバーの道上 龍氏がゲスト出演予定。イベントでは、HSV-010 GT(2010年)のエンジン始動や、バラードスポーツ CR-X(1983年)、プレリュード(1987年)、ビート(1991年)のデモンストレーション走行が披露される。

    ホンダの歴史を彩った名車たちとともに、来季GT500マシンのサウンドをいち早く体感できる貴重な機会となりそうだ。

    ■イベント概要
    名称:SUPER GT Honda 2026 プロトタイプマシン デモンストレーションラン

    日時:2025年11月2日(日)10:15〜10:35

    会場:モビリティリゾートもてぎ レーシングコース

    ■Honda Sound Demonstration日時:11月1日(土)13:00/16:30、11月2日(日)9:00/16:30
    会場:ホンダコレクションホール 中庭

    出演:道上 龍(11月2日16:30回のみ)

    展示車両:HSV-010 GT(2010年)、バラードスポーツ CR-X(1983年)、プレリュード(1987年)、ビート(1991年)

    Source: ホンダモビリティランド株式会社 プレスリリース