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  • 【MotoGP】 ホンダ:第5戦 フランスGP 予選レポート

    【MotoGP】 ホンダ:第5戦 フランスGP 予選レポート

    MotoGP フランスGPの予選は、終日、青空が広がる絶好のコンディションとなり、フロントローに並んだ3選手のタイム差が、わずか0.196秒差という厳しい戦いになった。その中で、フリー走行で総合2番手につけて予選Q2に進出したマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、予選でも快調にラップを刻み、開幕戦カタールGP以来、今季2度目のフロントローに並ぶこととなった。

    初日も転倒の多かったMotoGPクラスだが、2日目も路面コンディションとタイヤのマッチングが非常にシビアな一日となり、フリー走行、予選Q1、Q2と転倒の多い一日となった。厳しいコンディションの中でマルケスも午前中のフリー走行で転倒したが、決勝に向けて大きくセットアップを進め、FP3、FP4では1分32秒台のハイペースでラップを刻み、アメリカズGP、スペインGPに続く3連勝に向けて大きく前進した。

    初日8番手のダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、午前中3回目のフリー走行でタイムを更新できず、トップから1秒差に16台という大接戦の中で16番手へとポジションを落とした。そのため、フリー走行11番手以下のQ1から予選へ。しかし、ペドロサはQ1できっちりと実力を発揮。2番手タイムをマークしてQ2に進出し、10番グリッドへとポジションを回復した。4列目と決していいグリッドではないが、ル・マンはペドロサが得意とするサーキットの一つであり、追い上げのレースに挑む。

    初日に転倒の影響で11番手と出遅れたカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)は、2日目のフリー走行でも大接戦の中で11番手。ペドロサ同様、Q1から予選に挑むことになった。クラッチローは、予選Q1前のFP4で今大会2度目の転倒。さらにQ1でもハイサイドで転倒を喫した。

    その結果、クラッチローはQ1で3番手。わずかの差でQ2進出を逃し、13番グリッドが確定した。転倒したクラッチローは、投げ出された際に尻からコース上に落下し、医務室に運ばれた。さらに、検査のため市内の病院に運ばれ、走行できるどうかの検査を受けている。そのため、本日のコメントはない。

    前戦スペインGPでベストリザルトの9位でフィニッシュしたフランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、今大会、着実にタイムを短縮して16番手。決勝では2戦連続シングルフィニッシュとベストリザルトを狙う。前日のフリー走行で転倒して右足を痛めた中上貴晶(IDEMITSU LCR Honda)は、痛み止めを飲んで2日目の走行に挑んだ。足の痛みの影響はそれほどなかったが、難しい路面コンディションの中でタイヤパフォーマンスをうまく引き出せず19番手。トーマス・ルティ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)もセッションをこなすごとにタイムを短縮したが21番手。ルーキー3選手は、後方から追い上げのレースに挑む。

    マルク・マルケス(MotoGP 2番手)
    「予選はとてもうまくいきました。速く走れることを期待していましたが、1分31秒2は本当に速いタイムでした。ヨハン(ザルコ、今大会がホームGP)はほかになにか違う力があったのだと思いますし、今大会のポールポジションは彼にふさわしいと感じました。このサーキットは苦手な場所の一つなので、今日の結果は非常にうれしいです。まだ少し苦戦していますが、自分だけではなく、全体的に転倒の多いレースウイークになっています。アスファルトのグリップは最高です。そのためにマシンを寝かせすぎてしまいます。そしてプッシュしすぎてしまうので転倒のリスクが高まります。午前中は気温が低かったのですが、午後のセッションも、新品のタイヤでは、プッシュできるまで時間を要しました。これは明日へ向けてとても重要なことで、考慮しなければならない点です。今日はたくさんのタイヤを試しましたが、まだ決まっていません。決勝では、最良のコンパウンドを選び、うまくレースをすることが重要になります。明日の一番のライバルは(アンドレア)ドヴィツィオーゾだと思います。彼はフロントローではありませんが、絶対前に出てくると思います」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 10番手)
    「ラップタイムは接近していて、その差は本当にわずかですが、それがかなり重要です。残念ながら予選はあまりうまくいきませんでした。この結果にはあまり満足していません。全体的にも、ここまではあまり満足していません。今夜一生懸命取り組んで解決策を探します。今のところ、どのパートでも少し足りないものがあります。このサーキットでは、それが結果的に大きなギャップになります。もし、もう一歩前進することができれば、コース全体におけるスピードを上げられると思います。これがポジティブなことです。なにができるか様子を見て、明日は完全にレースに集中したいです」

    フランコ・モルビデリ(MotoGP 16番手)
    「金曜日に比べて前進できたし、とてもポジティブな日になりました。チームはいい仕事をしてくれました。このサーキットではトップスピードに苦戦していますが、あらゆるところでタイムを縮めようとがんばっています。そのためにはコーナースピードも必要になります。レースでは速いライダーのスリップストリームを使えることを願っています」

    中上貴晶(MotoGP 19番手)
    「昨日に比べればちょっと風が強く、タイヤ温度をキープするのが難しい一日でした。ミシュランからもコース上であまりペースを落とさないようにと言われていました。そういう理由もあったのかもしれませんが、今日も転倒車の多い一日でした。今日はFP4でソフトを試しましたが、思ったよりも耐久性があり、明日の決勝もソフトで走るかもしれません。フロントは、ミディアムでいくと思います。今回はFP1からFP2にかけて多少よくなったのですが、2日目は少し足踏みしてしまいました。グリッドはよくありませんが、レースは長いし、リアタイヤのマネージメントも難しいコースなので、最後までしっかり走ってチャンスを逃さないようにしたいです。昨日の転倒で右足を痛めていますが、今日は痛み止めを飲んで走り、そのおかげで足の痛みはそれほどタイムに影響しませんでした」

    トーマス・ルティ(MotoGP 21番手)
    「予選でベストラップをマークした周回は、イエローフラッグが出ていたときで少し運がありませんでした。もっと速いタイムが出せたと思うし、少し残念です。全体的には前進できました。特にFP4では、レースを想定して周回しましたが、前進することができました。レースに向けた最終的なセットアップとタイヤ選択のためにデータをチェックしたいと思います」

  • 【MotoGP】 モビスター・ヤマハ:第5戦 フランスGP 予選レポート

    【MotoGP】 モビスター・ヤマハ:第5戦 フランスGP 予選レポート

    ブガッティ・サーキットで行われたMotoGP 第5戦 フランスGPの予選で、Movistar Yamaha MotoGPのマーベリック・ビニャーレスとバレンティーノ・ロッシは、Q2をそれぞれ8番手と9番手で終了し、明日の決勝は3列目からスタートすることとなった。

    マーベリック・ビニャーレスはスタートを遅らせて最後から2番目にコースイン。最初のアタックで一気に3番手に上がり、ヨハン・ザルコ、バレンティーノ・ロッシに続いてヤマハの1-2-3を形成した。

    そのあと最後にスタートしたライダーが上回り4番手に後退。その後も懸命のアタックを続けたマーベリック・ビニャーレスだったが思うように挽回できず、残り6分、9番手でピットに戻った。

    コース復帰後すぐさまペースを上げてゆき、第1セクションでファステストタイムを記録して7番手へ浮上し、さらに次のアタックでは1分31秒781へ更新したが、ポジションは8番手へ下げてセッションを終了した。トップとの差は0.599秒だった。

    一方のバレンティーノ・ロッシはフリープラクティス第4セッションで転倒があったが、幸い怪我はなく、Q2では真っ先にピットを出て行った。順調に2番手まで上げたあともチャレンジを続け、次のラップではふたつのセクションでファステストラップを記録。しかしその他のセクションでトップを守り切れず、ラップタイムは更新したもののポジションを上げることはできなかった。

    8番手でピットに戻ったバレンティーノ・ロッシは2分後に再びコースイン。そして2ラップ連続でタイムを更新したが、最終的にはトップから0.715秒差の1分31秒900で9番手。明日の決勝はマーベリック・ビニャーレスと並び3列目からスタートする。

    マーベリック・ビニャーレス (予選8番手/1分31秒784)
    「午前中のセッションは非常に好調で、すべてのラップでプッシュして走りを楽しむことができました。しかし午後はコンディションが変化し、午前中は楽に1分31秒前半が出ていたので、そのあたりを予想していたのですが… 決勝でどこまでポテンシャルを発揮できるか、今の時点では確信を持つことができていません。昨年のようなパフォーマンスを再現するのは簡単ではありませんが、明日のウォームアップでは、もう一歩前を目指し、決勝は少しでも多くのポイントを獲得できるようベストを尽くします」

    バレンティーノ・ロッシ (予選9番手/1分31秒900)
    「フリープラクティスでは、残念ながら小さなミスがあり転倒してしまいました。でもペース自体は決して悪くなかったと思っています。Q2では新タイヤに履き替え、ペースアップを狙っていったのですが、最終ラップでミスをしてしまいました。明日のウォームアップでしっかりとペースをつかみ、正しいタイヤチョイスを行いたいと思います。決勝ではトップ5を目指して最大限までプッシュしていくつもりです。トップ3の後ろは、3~4台が私と同等のペースなので、スタート後の数ラップが非常に重要になるでしょう」

    マッシモ・メレガリ (チームディレクター)
    「フリープラクティス第3セッションは非常に順調だったので、Q2の結果が予想外のものとなり残念です。予選の激しさは承知していますが、ビニャーレス選手とロッシ選手は3列目からのスタートとなりました。厳しい状況ではありますが、ここまでのペースを見れば必ずよい走りを取り戻し、上位争いを展開してくれると信じています。チームはこのあと、今日のデータを分析し何らかの答を出したいと思っています。午後になればまたコンディションが変わるので大きな変更は考えていませんが、ウォームアップでは何か新しいものを試して、その結果を決勝に生かしせるよう努力を続けます」

  • 【MotoGP】 第5戦フランスGP 予選:ヨハン・ザルコがポールポジション

    【MotoGP】 第5戦フランスGP 予選:ヨハン・ザルコがポールポジション

    MotoGP 第5戦フランスGPの予選が19日(土)、ルマンのブガッティ・サーキットで行われ、ヨハン・ザルコ(ヤマハ・テック3)がポールポジションを獲得した。

    気温23℃、路面温度45℃というドライコンディションのなか、ヨハン・ザルコは1分31秒185をマーク。開幕戦に次ぐ、今季2度目のポールポジションを獲得した。

    2番手には0.108秒差でマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)、3番手には0.196秒差でダニロ・ペトルッチ(アルマ・プラマック))が続き、フロントローに並ぶ。

    2列目、アンドレア・アインノーネ(スズキ)、アンドレア・ドヴィツィオーゾとホルヘ・ロレンソのドゥカティ勢。

    3列目には、ジャック・ミラー(アルマ・プラマック)、マーベリック・ビニャーレスとバレンティーノ・ロッシのモビスター・ヤマハ勢が並ぶ。

    中上貴晶(LCR・ホンダ)は、7列目19番手から決勝をスタートする。

    2018年 MotoGP 第5戦 フランスGP 予選 結果

    順位 No. Rider Team Time
    1 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3 1分31秒185
    2 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム 1分31秒293
    3 9 ダニロ・ペトルッチ アルマ・プラマック・レーシング 1分31秒381
    4 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター 1分31秒454
    5 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム 1分31秒553
    6 99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム 1分31秒590
    7 43 ジャック・ミラー アルマ・プラマック・レーシング 1分31秒663
    8 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP 1分31秒784
    9 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP 1分31秒900
    10 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム 1分32秒024
    11 53 ティト・ラバット レアーレ・アビンティア・レーシング 1分32秒397
    12 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分32秒455
    13 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ・カストロール 1分32秒315
    14 55 ハフィス・シャリン モンスター・ヤマハ・テック3 1分32秒397
    15 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター 1分32秒401
    16 21 フランコ・モルビデリ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分32秒770
    17 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分32秒795
    18 44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分32秒988
    19 30 中上貴晶 LCR・ホンダ・イデミツ 1分33秒062
    20 19 アルバロ・バウティスタ アンヘル・ニエト・チーム 1分33秒324
    21 12 トーマス・ルティ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分33秒439
    22 45 スコット・レディング アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分33秒676
    23 10 ザビエル・シメオン レアーレ・アビンティア・レーシング 1分33秒802
    24 17 カレル・アブラハム アンヘル・ニエト・チーム 1分33秒839
  • 【MotoGP】 ホンダ:第5戦 フランスGP 初日レポート

    【MotoGP】 ホンダ:第5戦 フランスGP 初日レポート

    MotoGP 第5戦フランスGPのフリー走行は、アメリカズGP、スペインGPと2戦連続で優勝しているマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が好調なスタートを切り、FP1でトップタイム、FP2で2番手タイムをマーク、総合2番手で初日を終えた。前戦スペインGPを終えて、スペインGPの行われたヘレス、続いてイタリアGPの行われるムジェロでテストを実施して、今大会の準備を進めてきた。その成果もあって、FP1では1分33秒台から32秒へとアベレージタイムを上げ、FP2では1分32秒台で連続ラップをこなし、決勝に向けて順調にセットアップを進めた。

    ル・マンでは、2014年に優勝しているが、以降はポールポジション(PP)を獲得するも、決勝ではなかなか結果を残せなかった。昨年の大会では、コーナーの立ち上がりに課題を抱えていたことからコーナーでタイムを短縮しようと奮闘したが、転倒リタイアに終わった。今年はRC213Vの仕上がりもよく、ル・マンでもそのパフォーマンスを存分に引き出すことに成功した。予選では、今季2回目のPP獲得に挑む。

    前戦スペインGPで不運の転倒を喫し、リタイアに終わっているダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)も、ヘレスとムジェロでテストを実施、ル・マンに向けて準備を進めてきた。今大会は今季初の表彰台、今季初の優勝を目指すが、その戦いに向けてセットアップに集中し、初日総合8番手だった。ル・マンでは13年に優勝しているが、それ以降はル・マンの不安定な天候の影響もあり、思うように力を発揮できなかった。今年はRC213Vの仕上がりのよさに自信を深めていたが、ここまでは不運のレースが続き、結果を残せていない。今大会は悪い流れに終止符を打つ意気込みだ。

    前戦スペインGPでPPを獲得するも決勝で転倒リタイアに終わったカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)は、その雪辱に闘志を燃やしている。FP1では4番手タイムとまずまずのスタートを切ったが、FP2では左の7コーナーで転倒を喫し11番手とポジションを落とした。2日目のフリー走行と予選では、ばん回に挑む。

    ルーキー勢は、中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)が17番手、フランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が20番手、トーマス・ルティ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が23番手だった。中上とモルビデリはFP2で転倒、ルティはFP1でそれぞれ転倒を喫し、思うようにタイムを更新できなかった。しかし、3選手ともにル・マンを得意とするだけに、2日目のフリー走行と予選でタイムの短縮とポジションアップに挑む。

    毎年大接戦となるル・マンの戦い。初日のフリー走行ではトップから1秒差以内に16台という厳しい戦いとなった。

    マルク・マルケス (MotoGP 2番手)
    「今日は両セッションをドライで走ることができました。今週は、引き続き天気はよさそうで、ル・マンではあまりないレースウイークになりそうです。そのため、レースのセットアップに取り組むことができました。またタイヤテストに集中できたし、タイヤのフィーリングを理解することができました。フロントのハードだけが今日は試せませんでしたが、リアタイヤはすべてテストすることができました。今日はハードのリアタイヤで自己最速タイムを出しました。それで10周ほど連続ラップすることができたし、ポジティブな初日になりました。ここの戦いは大接戦になるので、セットアップがとても重要になります。引き続きセットアップに取り組まなければなりません」

    ダニ・ペドロサ (MotoGP 8番手)
    「ヘレスで転倒したあとのテストでは、少し痛みがあり、今日はいいペースをつかむのに苦戦しました。午前中は体調が100%ではなかったので、うまくスタートできませんでした。その後少しずつ前進し、午後はまずまずの結果になりました。これはポジティブなことです。最後のスティントで、新しいカウルを使いました。特にこのサーキットではウィリーをコントロールするのに少し役立ちそうです。マシンは全体的にバランスがよくなりましたが、もっと理解するためにさらに取り組んでいきたいです。明日はタイヤテストに集中して取り組みます。また、セットアップも細かい部分をいくつか調整したいです」

    カル・クラッチロー (MotoGP 11番手)
    「FP2でトップ10に入ることができなかったときは、いい睡眠を取ることができません。でも、今回はいいペースがあることに疑いはありません。全体的にはとてもいい日でした。マシンのフロントの感触が完ぺきではありませんでしたが、ペースはよかったです。ハードリアタイヤをFP2の最後に使いました。セッションスタートからフロントタイヤは同じものを使いましたが、コンディションがあまりよくありませんでした。1コーナーで危うく転びそうになり、その1周後の5コーナーで転倒しました。転倒は完全に僕のミスです。少しはらんでしまったのですが、曲がらずまっすぐ進むべきでした。曲がろうとしてバンプに当たってしまいました。でもいいペースをつかめたことはとてもうれしいです。明日はもっといい日になることを願っています」

    中上貴晶 (MotoGP 17番手)
    「今日はリアのグリップがちょっと足りず、12コーナーで転倒してしまいました。自分としてはグリップがよくないのでゆっくりアクセルを開けたのですが、あっという間に飛ばされました。Moto2時代もハイサイドはほとんど経験なかったですが、久しぶりのハイサイドでした。今日はスペインGP後の公式テストで試したウイング効果のあるカウルを使用しました。午前中はスタンダードと比較テスト。午後は完全にウイング効果のあるカウルで走行しました。ル・マンは、狭くてコーナー間が短く、フィジカル的にはハードです。今日の転倒で右足を強く打ちましたが、大きなケガがなくてよかったです。明日は痛み止めを飲んで走るかもしれませんが、今晩は明日に向けてできるだけ足を回復させる処置をしたいです」

  • 【MotoGP】 ヤマハ:第5戦 フランスGP 初日レポート

    【MotoGP】 ヤマハ:第5戦 フランスGP 初日レポート

    MotoGP 第5戦 フランスGPの初日、Movistar Yamaha MotoGPのバレンティーノ・ロッシは、ドライコンディションとなった両セッションで決勝に向けた準備を行いながら総合3位を獲得し、好調なスタートを切った。一方のマーベリック・ビニャーレスはいつものように、セッションのなかで周回を重ねるうちに少しずつペースアップ。第1セッションの最後にはユーズドタイヤでファステストラップを記録し、第2セッションでも勢いを維持して総合4位で初日を終えた。

    ロッシは第1セッションの開始早々に暫定トップに浮上すると、その後は主にタイヤのコンビネーションの向上に取り組みさらにタイムを更新し1分32秒777をマークしてトップから0.301秒差の6番手につけた。第2セッションも好調をキープし、開始から10分後にはコース前半でトップペースの走りを披露。しかし後半で前方を阻まれたためタイムアタックを断念せざるを得なかった。終盤の10分では全体のペースが上がったが、マシンバランスを追求してきたロッシは1分32秒179まで更新して3番手に浮上。トップとの差を0.243秒に短縮して初日を終了した。

    チームメイトのビニャーレスは気温の低かった第1セッションで好調。早々にベースセッティングを作り上げると4分後にはトップに立ち、その後は様々なオプションのチェックを行った。終盤になると1分32秒543に短縮して再びトップに浮上したが、そのあと3番手としてチェッカー。トップとの差はわずか0.067秒だった。
    午後からの第2セッションでも、初めは新しいセッティングをテストするなどの作業に集中し、後半になるとタイムアタックを開始。残り10分でピットに戻りタイヤを履き替えると、これでこの日の自己ベストとなる1分32秒204を記録し、トップから0.268秒差の4番手で初日を終了した。

    初日の総合成績では、ほとんどのライダーが第2セッションでラップタイムを更新したため、ロッシとビニャーレスは、そのまま総合3番手と4番手につけた。

    ル・マンでのホームレースを迎えたMonster Yamaha Tech3のヨハン・ザルコはウイーク初日、地元の大声援に応えるようにフリープラクティスの両セッションで5番手を獲得した。チームメイトのハフィス・シャーリンは、コースを覚えながら少しずつペースを上げて19番手。トップにわずか1.499秒差まで近づいている。ウイーク2日目となる明日は、現地時間9:55にフリープラクティス第3セッションがスタートする。

    Movistar Yamaha MotoGP
    バレンティーノ・ロッシ (フリー走行総合3番手/1分32秒179)
    「順調にスタートすることができました。第1セッションから手応えをつかみ、午後になって気温が上がってもハイペースをキープ。セッティングやタイヤの様々なオプションをテストし、それが最終的に好タイムにつながりました。まだ金曜日の段階ではありますが、ここでトップ3に入れたのはとてもよかったと思います。今回はマシンが非常によく走ってくれているので思い通りにプッシュすることができ、ユーズドタイヤでもペースは悪くありません。明日以降もタイヤやマシンバランスなどをチェックする予定ですが、今日の時点でとても好調。よいスタートができたと思っています」

    マーベリック・ビニャーレス (フリー走行総合4番手/1分33秒204)
    「午後のセッションでは新しいことを試しましたが、それがうまくいかずピットのなかで多くの時間を過ごすことになってしまいました。とくにフロントにミディアムタイヤを履いたとき、感触をつかむまでに数ラップかかってしまいなかなかペースを上げることができなかったのです。それでも終盤になるとフィーリングがよくなり、2ラップにわたってハイペースを維持して走ることができました。まだ課題は残っていますが、現時点ですでにコースのすべての場所でマシンがよく走ってくれています。僕自身も気持ちよく乗れているので、明日の予選では上位を狙っていきます。今日は全体的にとても満足しています。明日も楽しみです」

    マッシモ・メレガリ (チームディレクター)
    「第1セッション、第2セッションともによい状況で、ウイークを好調にスタートすることができました。ル・マンが相性のよいサーキットであることはわかっていましたが、今日の結果はそれを裏付けるものとなりました。ロッシ選手もビニャーレス選手も第1セッションの開始早々から、ハイペース、ハイスピードを記録しながら気持ちよく乗れていました。マーベリックは第2セッションでピット内に留まる時間もありましたが、そうした作業を通して、様々なセッティングやタイヤスペックを試して価値あるデータを収集することができたのでよかったと思います。またそれぞれのセッションで路面温度が大きく変化したにもかかわらず、私たちはしっかり対応することができました。今週も厳しいチャレンジを覚悟していますが、明日のフリープラクティス第3セッションでもう一歩前進を図ります。自信はあります」

    Monster Yamaha Tech3
    ヨハン・ザルコ (フリー走行総合5番手/1分32秒279)
    「好天に恵まれ好調なスタートを切ることができました。このようなすばらしいコンディションは久しぶりと言っていいと思います。それでも序盤はタイヤのグリップを慎重に見極める必要があったわけですが、ヤマハのマシンはいつもここで順調に走ってくれますし、実際に素早くフィーリングをつかむことができました。セッティングも順調に進み、第2セッションでは好タイムも出ましたが、もう少し縮めたかったので残念に思います。明日も良好なコンディションになって欲しいですし、その中で大きな成果を得られるようにベストを尽くします」

    ハフィス・シャーリン (フリー走行総合19番手/1分33秒435)
    「順調に初日を終えました。テキサスでの転倒から自信を取り戻すことができましたし、体調も開幕時と同様のところまで回復しています。マシンについては第1コーナー出口で少し違和感があり、明日以降はブレーキングの向上に取り組みます。僕たちは常にステップ・バイ・ステップで前との差を詰めていっています。ベストルーキーからも大きく離されているわけではないので、周回を重ねていく中でマシンをしっかりと理解し、ライディングスタイルを合わせてペースを上げていきたいと思います。M1のセットアップに関しては、変更点は多くありません。だからこそ、僕自身がマシンに順応することがより重要だと考えています」

  • 【MotoGP】 ドゥカティ、アンドレア・ドヴィツィオーゾとの契約を2年延長

    【MotoGP】 ドゥカティ、アンドレア・ドヴィツィオーゾとの契約を2年延長

    ドゥカディは、アンドレア・ドヴィツィオーゾとの契約を2020年末まで延長することを発表した。

    ドゥカティ・チームは18日(土)、32歳のイタリア人ライダー、アンドレア・ドヴィツィオーゾとの間で、2019年からの2年契約に関して合意したことを発表。2013年から始まったパートナーシップは、2020年末まで継続されることとなった。

    アンドレア・ドヴィツィオーゾは、2017年シーズンを総合2位で終えて、今年は序盤4戦を終えて総合5位に位置している。

    初日のフリー走行をトップタイムで終えたアンドレア・ドヴィツィオーゾは「今日はドゥカティとの2年契約を発表できたから、僕たちにとって本当に素晴らしいな1日だ」とコメント。

    「僕たちは一緒に今日まで素晴らしい仕事をしてきたと思う。でも、まだ十分ではない。僕たちはもっと多くのことを望んでいる。今回合意に達したことで、平静に仕事を進め、さらに良い結果を獲得することできるだろう。タイトルを獲得するために必要な時間は2年半。これが目標だ。これほど長い間、ドゥカティから参戦できるとは思ってもいなかった。本当に素晴らしい歴史だ。」

    「午前も午後も速かった。セッティングに関して、僕たちは一歩前進した。中古タイヤと新品タイヤで速かったけど、沢山のライダーたちが良いペースで走っているから、仕事を続け、改良しなければならない」

  • 【MotoGP】 第5戦 フランスGP FP2:A.ドヴィツィオーゾがトップタイム

    【MotoGP】 第5戦 フランスGP FP2:A.ドヴィツィオーゾがトップタイム

    MotoGP 第5戦フランスGPのフリー走行2回目が18日(金)、ルマンのブガッティ・サーキットで行われ、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)が初日の総合1番手に進出した。

    気温21度、路面温度42度のドライコンディションの中、アンドレア・ドヴィツィオーゾはサーキットベストラップ(1分31秒975)を更新。2番手には0.168秒差でマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)、3番手には0.243秒差でバレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ)が続いた。

    マーベリック・ビニャーレス(モビスター・ヤマハ)、ヨハン・ザルコ(ヤマハ・テック3)までがトップ5入り。

    以下、ジャック・ミラー(アルマ・プラマック)、ポル・エスパルガロ(KTM)、ダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ)、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)、ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)がトップ10入り。

    フリー走行1で18番手の中上貴晶(LCR・ホンダ)は、今季3度目の転倒を喫してトップから1.136秒差の17番手だった。

    2018年 MotoGP 第5戦 フランスGP フリー走行2回目

    順位 No. Rider Team Time
    1 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム 1分31秒936
    2 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム 1分32秒104
    3 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP 1分32秒179
    4 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP 1分32秒204
    5 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3 1分32秒279
    6 43 ジャック・ミラー アルマ・プラマック・レーシング 1分32秒302
    7 44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分32秒414
    8 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム 1分32秒466
    9 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分32秒572
    10 99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム 1分32秒576
    11 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ・カストロール 1分32秒586
    12 53 ティト・ラバット レアーレ・アビンティア・レーシング 1分32秒617
    13 9 ダニロ・ペトルッチ アルマ・プラマック・レーシング 1分32秒647
    14 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター 1分32秒752
    15 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター 1分32秒803
    16 19 アルバロ・バウティスタ アンヘル・ニエト・チーム 1分32秒851
    17 30 中上貴晶 LCR・ホンダ・イデミツ 1分33秒072
    18 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分33秒318
    19 55 ハフィス・シャリン モンスター・ヤマハ・テック3 1分33秒435
    20 21 フランコ・モルビデリ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分33秒667
    21 45 スコット・レディング アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分33秒830
    22 17 カレル・アブラハム アンヘル・ニエト・チーム 1分33秒942
    23 12 トーマス・ルティ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分34秒089
    24 10 ザビエル・シメオン レアーレ・アビンティア・レーシング 1分34秒331
  • 【MotoGP】 第5戦 フランスGP FP1:マルク・マルケスがトップタイム

    【MotoGP】 第5戦 フランスGP FP1:マルク・マルケスがトップタイム

    MotoGP 第5戦フランスGPのフリー走行1回目が18日(金)にルマンのブガッティ・サーキットで行われ、マルク・マルケスがトップタイムをマークした。

    気温15度、路面温度25度のドライコンディションのセッションはスタート。マルク・マルケスは1分32秒476を記録してタイムシートのトップに立った。2番手には0.025秒差でアンドレア・ドビツィオーゾ(ドゥカティ)、3番手にはマーベリック・ビニャーレス(モビスター・ヤマハ)が続いた。

    以下、カル・クラッチロー(LCR・ホンダ)、ヨハン・ザルコ(ヤマハ・テック3)、バレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ)、アンドレア・イアンノーネ
    スズキ)、ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)、ブラッドリー・スミス(KTM)、ポル・エスパルガロ(KTM)がトップ10入り。

    中上貴晶(LCR・ホンダ)は、トップから1.357秒差の18番手だった。

    2018年 MotoGP 第5戦 フランスGP フリー走行1回目

    順位 No. Rider Team Time
    1 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム 1分32秒476
    2 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム 1分32秒501
    3 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP 1分32秒543
    4 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ・カストロール 1分32秒734
    5 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3 1分32秒755
    6 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP 1分32秒777
    7 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター 1分32秒919
    8 99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム 1分33秒084
    9 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分33秒157
    10 44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分33秒245
    11 9 ダニロ・ペトルッチ アルマ・プラマック・レーシング 1分33秒254
    12 43 ジャック・ミラー アルマ・プラマック・レーシング 1分33秒268
    13 53 ティト・ラバット レアーレ・アビンティア・レーシング 1分33秒326
    14 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分33秒380
    15 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム 1分33秒389
    16 19 アルバロ・バウティスタ アンヘル・ニエト・チーム 1分33秒492
    17 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター 1分33秒692
    18 30 中上貴晶 LCR・ホンダ・イデミツ 1分33秒833
    19 45 スコット・レディング アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分33秒851
    20 17 カレル・アブラハム アンヘル・ニエト・チーム 1分34秒333
    21 21 フランコ・モルビデリ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分34秒509
    22 55 ハフィス・シャリン モンスター・ヤマハ・テック3 1分34秒600
    23 10 ザビエル・シメオン レアーレ・アビンティア・レーシング 1分35秒224
    24 12 トーマス・ルティ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分35秒232
  • 【MotoGP】 スズキ、アレックス・リンスと2年契約延長を発表

    【MotoGP】 スズキ、アレックス・リンスと2年契約延長を発表

    MotoGPに参戦するチームスズキエクスターとアレックス・リンスは、2019年、2020年に関する契約延長を交わしたことを発表した。

    この2年の契約延長は、現在MotoGPを同チームで戦っているアレックス・リンスと、スズキのより強力な関係を作り出すもので、マシン開発をさらに前進させるためにも非常に意味のあるものでもある。

    アレックス・リンスは2017年にチームへ加わり、MotoGPクラスへのデビューを果たした。シーズン序盤は初のMotoGPクラスということと、さらには転倒による負傷などもあり苦戦を強いられたが、中盤以降は着実に進化していった。そして現在でもさらにライディングを進化させながら、同時にマシンに関しても的確な開発作業を行ってきている。

    スズキとアレックスの良好な関係は2018シーズン中も続いており、冬のテストでは非常に速いタイムと力強い走りを見せ、今年のアルゼンチンGPでは彼にとって初の表彰台となる3位を獲得している。

    アレックス・リンス
    「契約を延長することができてとても嬉しく思います。まだMoto2にいる頃からMotoGPへのステップアップを考えていたわけですが、私にとってスズキファクトリーはそのころからいつも憧れていて最も魅力的でした。昨年のMotoGPデビューは非常に厳しいもので、2016年のバレンシアテストでは背中の負傷を、トレーニング中には足首のケガを、さらにオースティンでは腕の負傷がありました。そのため、2レース後は非常に厳しい時を過ごしていましたが、継続してチームとともに前進しようとトライし続けることで、徐々に状況を変えることができました。厳しい状況の中でもチームとスズキはサポートしてくれたため、とても心強く、自信を持ってチャレンジし続けることができました。そうして今年のアルゼンチンGPでは自分自身にとって初表彰台となる3位を獲得することができました。チームは成績が良くても上手くいかなくても、いつでも最高のサポートをしてくれます。このプロジェクトは本当に素晴らしいもので、その環境の中でレースを戦うことができて、とても幸せを感じています。このプロジェクトをさらに進めることで、どこにたどり着くことができるのか、努力を続けながら見ていきたいと考えています。」

    佐原伸一 (プロジェクトリーダー)
    「アレックスと契約延長することができたことは、我々にとって非常に光栄なことです。我々のチームに加わることで彼のMotoGPライダーとしてのキャリアがスタートしたわけですが、その環境の中で彼が成長していくのを見守るだけでなく、彼自身とともに我々も成長していくことを狙ってアレックスとのプロジェクトをスタートさせました。成功への旅は、時には誤りから学び、ステップバイステップで前進するために時間を掛けなければならないと考えています。アレックスとともに我々は着実な進歩を遂げています。さらにこの関係が2年以上続くということは、我々にとって大変喜ばしいことです。」

    ダビデ・ブリビオ (チームマネージャー)
    「2019年、2020年とアレックスとの契約を更新することができたことをとても嬉しく思っています。アレックスは着実な成長を遂げてきています。さらに彼とともにレースを戦うことができるのですから、より良い結果が得られると確信しています。我々チームスタッフはもちろん、日本で我々のレースを支えてくれるスズキのエンジニアの方々とともにさらにハードワークを続け、アレックスの走りを支えていきます。ともにこのエキサイティングなプロジェクトを前進させましょう!」

  • 【MotoGP】 ヤマハ:第5戦 フランスGP プレビュー

    【MotoGP】 ヤマハ:第5戦 フランスGP プレビュー

    MotoGP 第5戦 フランスGPが今週末にル・マンで開催される。Movistar Yamaha MotoGPは、ヘレス(スペイン)とムジェロ(イタリア)でテストを成功させた。今週は、フランスはル・マンのブガッティ・サーキットで第5戦に臨む。

    昨年はマーベリック・ビニャーレスがここで優勝を果たし、同時にヤマハの通算500勝目を達成。2016年にも3位獲得と活躍しており、今年は3年連続の表彰台を目指す。

    マーベリック・ビニャーレスは、第4戦終了時点でトップから20ポイント差のランキング3位。先週のテストの成果を活かして、できるだけ多くのポイントを獲得し、トップとの差を縮めることが目標となる。

    バレーンティーノ・ロッシは、昨年は優勝争いを展開しながら2位走行中に転倒してしまったため、今年こそは大観衆とともに表彰台獲得の喜びを分かち合うことがターゲットとなる。過去には最高峰クラスにおいて優勝3回(2002年、2005年、2008年)、2位6回(2003年、2010年、2012年、2014年、2015年、2016年)、3位3回(2000年、2001年、2011年)と、多くの好成績を残している。今シーズンは第4戦終了時点でランキング6位につけている。

    1965年に建設されたブガッティ・サーキットは、ル・マンの町からわずか数キロに位置する。1960年代後半に初めてMotoGPが開催され、1996年に安全性向上のための改修工事が始まるまで継続された。2000年に再びGPカレンダーに追加されたコースは全長4.2km。5つの左コーナーと9つの右コーナーを持ち、そこではブレーキングを遅らせてハードに加速するためのリアエンド・トラクションが要求される。

    Monster Yamaha Tech3 Team のヨハン・ザルコは、第4戦で2位を獲得と健闘し、シリーズポイントを合計58としてランキング2位に浮上している。ホーム・グランプリを迎える第5戦ル・マンでは自身初の最高峰クラス優勝を狙う。一方、チームメイト、ハフィス・シャーリンは、チームのホームであるフランスでルーキートップ奪回を目指す。前回スペインGPでは怪我の痛みに耐えながらの走行となったが、今回は体調を回復して臨む。フリープラクティスは現地時間、金曜日9:55にスタートする。

    Movistar Yamaha MotoGP
    マーベリック・ビニャーレス
    「ヘレスでのレースは今年も非常に厳しいものとなってしまいましたが、先週行ったテストは幸い順調に運びました。あともう少しでパーフェクト・セッティングが見つかりそうなので、ポジティブな気持ちでル・マンへ向かうことができます。去年はここで優勝してとても良い思い出が残っています。だから今年もそれを再現したいと思っています。ル・マンはヤマハと相性の良いコース。私のライディング・スタイルにも合っているので、きっといい仕事ができると思います。頂点を目指してベストを尽くします」

    バレーンティーノ・ロッシ
    「ヤマハはここで何度も好成績を残してきました。そうした記録を見る限り、今年もきっと良い走りができるはずです。とは言え現時点では、どんなことも予測不可能。ライバルたちがみなとても手強いので、そのなかで私たちのポテンシャルがどのようなものなのかを見極めなければなりません。前回のヘレスよりも進歩していることを期待しますが、ライバルと比較してどのあたりに位置しているのかがまだわからないからです。私もチームスタッフもいつもと同様、良い走りができるようにベストを尽くして頑張ります」

    マッシモ・メレガリ (チームディレクター)
    「両ライダーをはじめチームの誰もが、前回のスペインGP以後、2回のテストを行いほぼノンストップで取り組んでいます。ル・マンはヤマハのマシンやふたりのライダーと相性が良く、昨年はマーベリックがヤマハ500勝目を達成。バレンティーノもここで何度も表彰台に上っています。勢いをつかむための相性のよいコースです。好天が予報されているので、ふたりが昨年と同じように、見ごたえある上位争いを展開してくれることを期待します」

    Monster Yamaha Tech3
    ヨハン・ザルコ
    「ランキング2位で、ホーム・グランプリを迎えられることをうれしく思います。ヘレスでは好調と幸運が重なって表彰台に上ることができましたが、このことが大きなモチベーションになって、明るく前向きな気持ちでフランスGPをスタートできそうです。好天を期待していますが、今はマシンが非常に好調なので、もしも雨が降ったとしてもリラックスして乗れると思います。昨年はここでMotoGP初表彰台を獲得し、シーズン最高とも言えるレースができました。今年は優勝を目標にしているので、冷静さをキープして、チームとともにしっかり取り組んでいきたいと思います。私たちの大勢のファンが、サーキットに集結して力を与えてくれるでしょう。それは同時にプレッシャーにもなるかもしれませんが、それをさらに大きな力に変えてフル・パフォーマンスを発揮できるようがんばります」

    ハフィス・シャーリン
    「ル・マンを楽しみにしています。私のチームクルーはみなフランス人なので、大勢のサポーターの支えを借りてベストを尽くし、これまでの3戦同様、良いレースを続けていきたいと思います。前回のヘレスは、ウイーク序盤で自転車に乗っていて転倒してしまい、怪我のため苦しい戦いを強いられました。今は痛みもなくなり、体調は100%に戻っています。他のルーキーたちに全力で挑み、できるだけ多くのポイントを獲得することを目標に、以前と同様の力強いパフォーマンスをお見せしたいと思います。チームにとって非常に大切なこの大会を心から楽しみにしています」

    エルベ・ポンシャラル (チームマネジャー)
    「チームのスタッフ全員のホームレースとなるフランスGPは非常に特別な大会です。Tech3はもちろんのこと、現チームはフランス人ライダーも擁しています。これは以前にはあまりなかったことです。しかもそのライダー、ヨハン・ザルコは現在ランキング2位と好調を維持しています。みなさんもご存知のように、昨年はフロントローからスタートしてヤマハ勢3台がトップ争いを展開。ヨハンがしばらくレースをリードすると、観客席から大歓声が上がりました。そしてロッシ、ビニャーレスとの激しいバトルの末に、ザルコは2位でチェッカーを受けたのです。本当にすばらしい気持ちでした。ファンのみなさんは、去年同様、あるいはそれ以上の活躍を期待しているでしょう。でも現時点で、優勝の可能性について多くを語るのは避けたいと思います。私たちはいつものように最善を尽くし、コース上のザルコを信頼し、その上でファンのみなさまの温かいサポートにできるだけ応えられるよう頑張るだけです。レースはひとつひとつが新しいストーリーです。いつもゼロから始めなければなりません。ザルコをはじめMonster Yamaha Tech3のチームクルー全員が非常に良い仕事をして成果をあげていますが、今年は多くのライダー、多くのマニュファクチャラーが力をつけているので、そのなかで私たちとしては、できるだけみなさまを喜ばせられるようベストを尽くすだけです。プレッシャーは大きいと思いますが、それに影響されないようにしていきたいと思います。素晴らしいショーとファンのサポートを享受し、ベストを尽くします。そして開幕以来、続いている好調をここでも継続したいと思います」