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  • WEC:トヨタ 2024年 第3戦 スパ6時間 予選 レポート

    WEC:トヨタ 2024年 第3戦 スパ6時間 予選 レポート

    5月10日(金)、ベルギーのスパ・フランコルシャン・サーキットで、FIA世界耐久選手権(WEC)第3戦スパ・フランコルシャン6時間レースの予選とハイパーポールが行われ、TOYOTA GAZOO Racing(TGR)のGR010 HYBRIDは8号車がハイパーポールへ進出し7番手、7号車は15番手グリッドから明日の決勝に臨むこととなった。

    セバスチャン・ブエミ、ブレンドン・ハートレー、平川亮のGR010 HYBRID 8号車は予選で2番手タイムをマークし、ハイパーポールへの進出を果たしたものの、ハイパーポールセッションでは7番手となった。また、小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ニック・デ・フリースのGR010 HYBRID 7号車は15番手となった。

    ハイパーカーのライバル達の強力なパフォーマンスの前に苦戦を強いられた予選結果となり、TGRの2台のGR010 HYBRIDは、トップ6圏外から決勝をスタートすることになるが、ハートレーが予選で、タイヤ摩耗が著しいスパに最も適合したミディアムタイヤで好パフォーマンスを見せたことは明るい材料であり、明日のレースで上位争いに挑む。

    ここスパで7連勝中のTGRは、3週間前の前戦イモラでも、的確なレース戦略とミスの無いドライビング、迅速なピット作業によってパフォーマンス不足を補い、今季初優勝を飾っており、今大会もその再現が期待される。

    暖かな気候の下、ドライコンディションで午後3時50分より開始された予選は、TGRの2台にとって明暗の分かれるセッションとなった。8号車のハートレーは最初のアタックラップで2分2秒586という好タイムをマークし、その時点でのタイムシートのトップに立った。セッション終盤、ライバルにかわされたものの、僅差となった予選を2番手で終え、ハイパーポールセッション進出を決めると共に、決勝での自信も深めることとなった。一方7号車の小林は、最後までクリーンラップを得ることができず、諦めずにアタックを続けたが、タイヤグリップのピークを過ぎてしまい、タイム更新はならず。15番手でハイパーポール進出を逃した。

    予選上位10台によって争われたハイパーポールでは、規定により全車がソフトタイヤを装着してのアタックとなり、ハートレーは最初のアタックラップでベストタイムをマーク。その時点では暫定2番手だったが、セッション後半はライバル勢がタイムを上げてきたことで順位を落とし、最終的に8号車は7番手グリッドとなった

    オーバーテイクが比較的しやすいスパだが、タイヤの摩耗対策が大きな課題。TGRは、11日(土)午後1時(日本時間午後8時)にスタートが切られる決勝レースで追い上げ、世界選手権ポイントを獲得するためにもドライバー、エンジニア、そしてメカニックと、チーム一丸となって全19台のハイパーカーによるバトルへ挑む。

    小林可夢偉(チーム代表 兼 7号車 ドライバー)
    予選でのクルマの感触があまり良くなく、苦戦しました。何が原因だったのか、解決策を見出しているところです。残念ながら15番手と後方からのスタートとなりますが、6時間の長いレースですし、ここスパはイモラよりもずっとオーバーテイクがしやすいサーキットなので、明日の決勝では挽回できることを願っています。タイヤの摩耗は激しいですが、我々はこのコースでの経験が豊富ですし、それらを活かして上位争いを目指します。

    ブレンドン・ハートレー(8号車 ドライバー)
    7番手グリッドという結果は望んでいたものではありませんでしたが、チームを誇りに思います。予選でのミディアムタイヤ装着時は、本当に素晴らしいクルマでした。素晴らしいラップを刻むことができ、セッション2番手という結果には満足しています。ハイパーポールでは全車がソフトタイヤを装着することになりましたが、ずっとソフトタイヤは使っていなかったので、満足いくクルマにはなりませんでした。何台かが予選に匹敵するタイムをマークしていたのには驚きましたが、私にはできませんでした。クリーンなラップも取れませんでしたが、最終的にはできることは全てやりました。ミディアムタイヤ装着時の感触は満足いくものですし、決勝での戦いには自信があります。

  • WEC 第2戦 イモラ6時間 決勝:トヨタ7号車が今季初勝利

    WEC 第2戦 イモラ6時間 決勝:トヨタ7号車が今季初勝利

    FIA世界耐久選手権(WEC)第2戦イモラ6時間レースの決勝が4月21日(日)にイタリアのイモラ・サーキットで行われ、6番手からスタートしたTOYOTA GAZOO Racing(TGR)のGR010 HYBRID 7号車が逆転の今季初勝利を飾った。8番手スタートのGR010 HYBRID 8号車もポジションを上げ、5位フィニッシュを果たした。

    小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ニック・デ・フリースの駆るGR010 HYBRID 7号車は、降雨によりコンディションが大きく変わった難しいレースを、完璧なドライビングと優れた戦略により戦い抜き、19台のハイパーカーによる激戦を制した。

    また、セバスチャン・ブエミ、ブレンドン・ハートレー、平川亮のGR010 HYBRID 8号車も8番手スタートから順位を上げて5位入賞を果たし、チームにとって素晴らしい一日となった。

    TGRにとって今季初となったこの勝利により、WECのマニュファクチャラーズ選手権ではポルシェとの差を9ポイントに縮め、また7号車のクルーは、ドライバーズ選手権でトップと16ポイント差の2位で、5月11日(土)にベルギーのスパで行われる次の第3戦へと向かうことになRu。

    6番手からスタートした7号車のコンウェイは、1周目から素晴らしいファイティングスピリットを見せ、5位へとポジションアップ。しかし、8番手スタートのブエミはコース幅が狭く、追い抜きの非常に難しいイモラ・サーキットの洗礼を受け、ポジションキープで序盤の周回を重ねた。

    コース上での追い抜きが難しいイモラで、チームは優れた戦略と完璧なピット作業によってポジションを上げていき、2時間を過ぎたところで、7号車のコンウェイは3位でデ・フリースへとドライバー交代。8号車のブエミも5位で平川へとステアリングを託した。

    3位でコースに復帰したデ・フリースは前を行く2台のフェラーリに激しくプレッシャーをかけ続け、フルコースイエローからの再スタートのタイミングで絶好のダッシュを決めて2位へと浮上。その直後、首位のフェラーリ51号車がピットインしたことで、7号車が首位に立った。

    3時間半が経過したところでコースアウト車両撤去のためバーチャル・セーフティカーが出されると、各車ピットへ。ここで7号車は小林、8号車はハートレーへと最後のドライバーチェンジを行った。

    2台がコースへ復帰してまもなくセーフティカー先導走行へと移行すると、その間に雨が降り始め、路面コンディションが一気にウェットへと変化。グリーンフラッグが振られるとすぐに2台のGR010 HYBRIDはピットへ向かい、ウェットタイヤへと交換。この早めの判断が功を奏し、小林の7号車は2位に20秒以上の大差をつけての首位に。ハートレーの8号車も3番手に浮上した。

    レースが残り1時間となったところで2台のGR010 HYBRIDは最後のピットストップを行い、スリックタイヤへと交換。その少し後にライバル勢も続いて最後のピットへ向かったことで小林の7号車は2台のポルシェを従えての首位に返り咲いた。

    ハートレーはピットアウト直後、まだ湿っている路面でのタイヤ温度を上げるのに苦しみ、2度にわたってグラベルエリアへとコースオフを喫したが、無事コースへ復帰。タイヤが温まると、ハートレーはその時点でのファステストラップを連発しながら追い上げ4位へとポジションをアップ、さらに3位のポルシェに迫った。

    しかし、2台のGR010 HYBRIDは最後のピットがライバル勢よりもやや早めのタイミングだったため、最後まで追加の給油無しで走り切るために、ややペースを落とした燃料をセーブする効率的な走行を強いられることとなった。

    終盤、首位を行く7号車の小林は2位のポルシェからの猛烈な追い上げを受け、最後の30分は1秒差以内での息詰まる首位攻防戦が続いたが、小林は見事これをしのぎ切り、トップでチェッカー。2位のポルシェ6号車に7.081秒差をつけて、TGRと7号車にとってのWECイタリアラウンド2連勝を飾った。8号車のハートレーは、最終ラップにフェラーリ50号車にかわされたが、5位でフィニッシュし貴重なポイント獲得を果たした。

    小林可夢偉(チーム代表 兼 7号車 ドライバー):
    とてもタフなレースで、本当に驚くべき勝利です。我々のGR010 HYBRIDはこの週末最速ではありませんでしたが、チームが素晴らしい仕事をしてくれました。マイクとニックも最高の走りで、上位争いへとポジションを上げて私にバトンを託してくれました。私の担当スティントでは、雨の中スリックタイヤで首位を守らなくてはならなかったので、最初から大変なプレッシャーとなりました。ウェットタイヤへ交換した我々の判断は的確で、後続との差を広げることができ、その後もウェットタイヤで良いペースを維持できました。最後のスティントは、燃料が最後までもつか確信が持てなかったので、燃料セーブに全力を尽くしました。本当に大変でした。優勝を争えたのは、戦略面でもチームが本当に素晴らしい仕事をしてくれたおかげです。最高の仕事をしてくれた皆に感謝しています。

    マイク・コンウェイ(7号車 ドライバー):
    最後まで本当に緊迫したレースでした。可夢偉は最後、燃料をセーブしながら首位を守るという、素晴らしい仕事を成し遂げました。いつものように彼はプレッシャーを跳ね除ける走りで、走っていた彼の心拍数よりもピット内で見ていた私の心拍数の方がきっと高かったのではないかと思います。ニックのスティントも見事でした。私が担当したスタートでは、混乱に巻き込まれることなく、上位を目指しました。ここイモラでの、私にとって初めてのレースは最高に楽しかったです。ピットクルーの作業は素晴らしく、戦略もこれ以上無いほど良かったです。チームとトヨタの全員でこの勝利を祝いたいと思います。

    ニック・デ・フリース(7号車 ドライバー):
    私自身、久しぶりに表彰台の中央に立つことができて最高の気分ですし、チームメイトとそれを共有できたことも嬉しいです。可夢偉とマイクと一緒に同じ車で戦って勝てたことは本当に嬉しいですし、誇りに思います。彼らと、チームみんなの最高の仕事に本当に感謝しています。全ての戦略が的確で、全てのスティントで力強く走ることができ、誰もミスすることなく走り抜いたことで驚きのパフォーマンスを示せました。全員が完璧なレースを戦った結果で、真に勝利に値すると思います。

    セバスチャン・ブエミ(8号車 ドライバー):
    見事なパフォーマンスで勝利を飾った7号車、おめでとう。カタールでの戦いからここでの勝利へと導いた、素晴らしい復活劇です。我々の8号車にとっては難しいレースとなってしまいました。私は8番手からのスタートでしたが、追い抜きが難しい中での戦いを強いられました。それでもポジションを上げていき、表彰台を争い、最終的に5位でフィニッシュできました。満足いく結果ではありませんが、チームにとっては素晴らしい一日でしたし、我々も次戦スパでは力強く上位争いに加われるよう努力を続けます。

    ブレンドン・ハートレー(8号車 ドライバー):
    フェラーリのホームコースでの優勝を果たしたチームに、最高の祝福を贈ります。フェラーリの方が速いことは明らかでしたが、7号車は適切なタイミングで適切なカードを切って、見事な走りでトップフィニッシュを果たしました。我々8号車にとっては厳しい一日でした。表彰台まであと一歩でしたし、ここでのレースは最高でした。私の最後のスティントは、燃料をセーブしながらの走りを強いられ、ファイナルラップでポジションを落とすことになってしまったのは悔しいです。最終的な結果は望み通りではありませんでしたが、チームのパフォーマンスは素晴らしかったです。

    平川亮(8号車 ドライバー):
    優勝した7号車のみんなと、表彰台の中央に返り咲いたチームを祝福します。勝てるとは誰も想像していなかったと思いますが、チームが素晴らしいパフォーマンスを発揮し、クルマから全てを引き出してくれました。チームがこの好結果を達成できたことはとても嬉しいです。我々8号車は、ファイナルラップで4位を失うことになったのが少し残念ですが、レースでは起こり得ることですし、この悔しさをバネにして、次戦ではもっと強くなって戻ってこなくてはなりません。

    WEC(FIA 世界耐久選手権)

  • WEC 第2戦 イモラ6時間 予選:トヨタは6番手と8番手に沈む

    WEC 第2戦 イモラ6時間 予選:トヨタは6番手と8番手に沈む

    FIA世界耐久選手権(WEC)第2戦イモラ6時間レースのスターティンググリッドを決定する予選とハイパーポールが4月20日(土)にイタリアのイモラ・サーキットで行われ、TOYOTA GAZOO Racing(TGR)のGR010 HYBRIDは7号車が6番手、8号車は8番手グリッドを獲得した。

    小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ニック・デ・フリースの駆るGR010 HYBRID 7号車は小林がアタックを担当し、1分30秒410で6番手。

    ディフェンディングチャンピオンのセバスチャン・ブエミ、ブレンドン・ハートレー、平川亮のGR010 HYBRID 8号車はハートレーのアタックで僅差の8番手となった。

    この日の午後に行われた予選では、地元のフェラーリ勢が圧倒的な速さを見せポールポジションを獲得した。GR010 HYBRIDは開幕戦のカタール同様、車両重量、車両バランスとタイヤ性能を引き出すのに苦労し、それが今日の結果にも反映されることとなった。

    予選では後塵を拝することとなったが、TGRはチャンピオン獲得の経験や戦略の知見を総動員し、明日21日(日)の決勝レースにおいて最高のパフォーマンスを引き出し、6年連続のチャンピオン獲得へ向けて努力を続ける。

    今季のWECでは予選のフォーマットが変更された。まず初めにハイパーカー19台全車による予選が行われ、その後上位10台が、続いて行われるハイパーポールへと進む。

    晴れた北イタリアの午後3時25分、12分間の予選セッションが開始。1周4.909kmのサーキットで19台のハイパーカーが一斉にアタックに向かい、セッション序盤はタイヤを暖めながら、目まぐるしく順位が入れ替わる展開となった。残り3分で、8号車のハートレーが3番手となる、このセッションでのベストタイムをマークし、7号車の小林も4番手タイムでこれに続いた。そのすぐ後、スピンした車両により赤旗が出されセッションが中断。残り2分弱で再開されたものの、上位の順位は入れ替わることなく、2台のGR010 HYBRIDは共にハイパーポール進出を果たした。

    遠方に暗い雲が現れ、サーキットもやや雲に覆われ始めたが、続いて行われた10分間のハイパーポールセッションもドライコンディションで推移。8号車のハートレーは残り2分のアタック中にスピンを喫したが、そのまま走行を継続し、最後のアタックで8番手タイムをマークした。7号車の小林も最後の最後に更新したタイムで6番手グリッドを獲得した。

    この週末、ここまでは地元のフェラーリ勢が圧倒的な強さを見せており、TGRはやや苦戦を強いられているが、カタールでポイント獲得を果たした力強いチームワークで、決勝レースでは今季初の表彰台を目指す。6時間で争われる決勝レースは21日(日)現地時間午後1時(日本時間午後8時)にスタートが切られる。

    小林可夢偉(チーム代表 兼 7号車 ドライバー)
    できることは全てやりましたが、残念ながらやはりフェラーリには届かず、約1秒差をつけられてしまいました。我々7号車が6番手、ブレンドンの8号車が8番手という結果は、決勝を考えれば悪い位置ではありませんし、ポジションを上げていくチャンスはあると思っています。このコースはとても狭く、LMGT3車両もいるので、追い抜くのは難しいでしょう。色々なことが起こると思いますが、そんな中でも自分たちの走りを貫き、タイトル争いのためにもまた好結果を残せればと思っています。

    ブレンドン・ハートレー(8号車 ドライバー)
    燃料が少なくクルマが軽い状態、かつ新品タイヤでこのコースを攻めるのは最高でした。昔ながらの素晴らしいコースで、とても楽しかったです。残念ながら、予選の結果は期待通りとはいきませんでした。トップ6の速さはあったと思いますが、アタックラップで何度か他車に引っかかってしまいました。また、ハイパーポールではスピンを喫してしまい、万全だったとは言えません。4番グリッドまで行ける可能性があったかも知れませんが、しかし結果は結果ですので、今は決勝に集中し、良いスタートを決めて表彰台を争いたいと思います。

  • WECプロローグ カタールへの貨物の遅れで月曜日に延期

    WECプロローグ カタールへの貨物の遅れで月曜日に延期

    WEC(FIA 世界耐久選手権)のプロローグは、カタールへの海上貨物の到着が遅れたため、月曜日に延期された。

    2日間のプレシーズンテストは、当初2月24~25日の週末に予定されていたが、首都ドーハの北に位置するロサイル・インターナショナル・サーキットで2月26~27日に行われることになった。

    月曜日には計3回のテストセッションが予定されており、現地時間8:30から夜22:00まで行われる。火曜日にはさらに4時間の走行が予定されている。

    これにより、プロローグ終了後、2月29日(木)に開催される2024年WEC開幕戦カタール1812kmの最初の2回のプラクティスセッションまで、わずか1日の間隔となる。

    「このスケジュール変更は、現在進行中の地政学的な情勢により、スエズ運河と紅海を航行する船舶に大幅な遅れが生じているためであると金曜日朝に発表された声明には書かれている。

    「その結果、カタールのドーハにあるロサイル・インターナショナル・サーキットに到着する海上貨物の一部が遅れている」

    「WECチームにテスト準備のための十分な時間を与えるため、プロローグの開始を遅らせることを決定した」

    「翌週末の開幕戦カタール1812kmのスケジュールに変更はなく、レースは3月2日(土)午前11時(現地時間)にスタートする」

    いくつかのチームは、選手権が初めてカタールを訪れるのを前に、金曜日に車両や重要な機材がカタールに到着するのを待っていた。

    海上輸送でカタールに直接到着するはずだったコンテナ数個は、紅海の航路が寸断されたため、サウジアラビアで荷揚げされた。その後、陸路でドーハに送られたが、1500kmの道のりを1日かけて移動しなければならなかった。

    紅海はスエズ運河とともにヨーロッパとアジアを結ぶ重要なゲートウェイを形成しており、世界貿易のかなりの部分を占めている。しかし、イエメンのフーシ派軍事組織がこの地域を通過するコンテナ船を攻撃し始めて以来、大規模な混乱が起きており、いくつかの船はアフリカの先端を回る長旅を余儀なくされている。

    同様の船舶問題はすでに1月にドバイ24時間レースの2週間延期を余儀なくさせ、デイトナで開催されるIMSAスポーツカー選手権の開幕戦と不運にも衝突してしまった。

    現状では、ロサイルでのWEC初戦は予定通り3月2日に開催され、カタールがかつてのセブリングから開幕戦の座を引き継ぐ。

  • AFコルセ WEC参戦フェラーリ499Pのイエローのカラーリングを披露

    AFコルセ WEC参戦フェラーリ499Pのイエローのカラーリングを披露

    AFコルセは、2024年のFIA 世界耐久選手権(WEC)にカスタマーベースで参戦する3台目のフェラーリ499Pル・マン・ハイパーカーのイエローを主体としたカラーリングを公開した。

    フェラーリ83号車は、イタリアのマニュファクチャラーの本拠地モデナの色であるジャッロ・モデナ・イエローをメインカラーとし、コックピットとマシンのサイドには赤いストライプが施されている。

    AFコルセと共同で運営されるフェラーリのファクトリーチームも、今年は2台の499Pにイエローを多用している。

    AFコルセは、チームと契約したロバート・クビサのパーソナルスポンサーであるポーランドの石油会社オーレンからスポンサーを受ける。クビサは、今年から3台目のプライベートマシンを投入するAFコルセと直接契約している唯一のドライバーである。チームメイトのロバート・シュワルツマンとイーフェイはともにフェラーリのファクトリー登録ドライバーである。

    AFコルセによると、このペイントスキームの目的は、2024年にWECのハイパーカー・クラスにも参戦する2台のフルファクトリーエントリーと、3台目のカスタマー運営マシンを差別化することだという。

    チームは、ル・マン24時間レースで優勝した2023年型フェラーリのカラーリングを反転させ、フェラーリの豊かなレース史の一部を形成してきた赤のアクセントを残しつつ、イエローの外観を与えた。

    フェラーリが主にイエローのカラーリングで登場するのはこれが初めてではない。1961年のベルギーGPでは、当時ル・マンを3度制したオリビエ・ジェンデビアンがイエロー一色に塗られたフェラーリ156のワークスF1マシンで参戦している。

    AFコルセが率いる3台目のフェラーリ・エントリーは、WEC参戦2シーズン目におけるイタリアン・メーカーの攻勢を強化するものだ。

    復帰戦のル・マンでは歴史的勝利を飾ったフェラーリだが、残りの6戦ではトヨタのベンチマークとなるような安定した走りを見せることはできなかった。

    AFコルセは、2024年に19台で構成されるハイパーカー・グリッドに並ぶ3つのカスタマーチームのうちの1つであり、プロトン・コンペティションとイオタも単独でエントリーする。

    プロトンはポルシェ963を1台投入し、イオタは2024年にトップクラスの座に就いた後、ドイツ車から2台目のLMDhマシンを投入する。

    AFコルセ FIA 世界耐久選手権 WEC

  • トヨタ 2024年WEC参戦の“マットブラック”GR010ハイブリッド 画像&動画

    トヨタ 2024年WEC参戦の“マットブラック”GR010ハイブリッド 画像&動画

    トヨタは、2024年のFIA世界耐久選手権(WEC)に参戦するGR010ハイブリッドでカラーリングをブラックに変更する。

    トヨタは2016年からLMP1マシンに、2021年からはハイパーカーのGR010ハイブリッドに白と赤のカラーリングを採用してきた。しかし、2024年には新しいカラーリングで登場し、GR010ハイブリッドは黒を基調とし、赤と白の閃光を放つ。

    マットブラックのカラーリングは、負け嫌いを表す「速さ」をイメージするとともに、競技車両がモータースポーツを起点としたもっといいクルマづくりに繋がっていく「プロトタイプ」であり、ここから進化していくことを表している。

    トヨタ 2024 WEC GR010ハイブリッドトヨタ 2024 WEC GR010ハイブリッド(2)トヨタ 2024 WEC GR010ハイブリッド(3)トヨタ 2024 WEC GR010ハイブリッド(4)トヨタ 2024 WEC GR010ハイブリッド(5)トヨタ 2024 WEC GR010ハイブリッド(6)トヨタ 2024 WEC GR010ハイブリッド(7)

  • トヨタ 2024年のWRC/WEC車両はマッドブラックの新カラーリング

    トヨタ 2024年のWRC/WEC車両はマッドブラックの新カラーリング

    トヨタは、2024年のFIA世界ラリー選手権(WRC)、FIA世界耐久選手権(WEC)に参戦する車両の新しいカラーリングを発表した。

    世界選手権と戦うGR YARIS Rally1 HYBRID、GR010 HYBRIDが纏う新たなマットブラックのカラーリングは、負け嫌いを表す「速さ」をイメージするとともに、競技車両がモータースポーツを起点としたもっといいクルマづくりに繋がっていく「プロトタイプ」であり、ここから進化していくことを表している。

    新しいカラーリングはWRC、WECだけでなく、今後TOYOTA GAZOO Racingが参戦する競技にも展開される。

    トヨタ 世界ラリー選手権 2024

  • WEC:トヨタ 最終戦バーレーン8時間で今季3度目のフロントロー独占

    WEC:トヨタ 最終戦バーレーン8時間で今季3度目のフロントロー独占

    FIA世界耐久選手権(WEC)今季最終戦となるバーレーン8時間の予選が11月3日(金)にバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われ、トヨタ(TOYOTA GAZOO Racing/TGR)の2台のGR010 HYBRIDが予選1、2番手を獲得。決勝は最前列に並んでスタートすることとなった。

    ブレンドン・ハートレーがアタックを担当したGR010 HYBRID 8号車が、1分46秒564という圧倒的なタイムでポールポジションを獲得。小林可夢偉の7号車はチームメイトから0.489秒遅れの2番手で続き、チームに予選1-2をもたらした。

  • WEC:トヨタ 2023年 第7戦 バーレーン8時間 公式練習レポート

    WEC:トヨタ 2023年 第7戦 バーレーン8時間 公式練習レポート

    FIA世界耐久選手権(WEC)の2023年最終戦となる第7戦バーレーン8時間の公式練習走行が11月2日(木)に中東バーレーンのバーレーン・インターナショナル・サーキットで開始され、トヨタ(TOYOTA GAZOO Racing/TGR)は難しいコンディションとなった初日から順調なスタートを切った。

    4日(土)の決勝でドライバーズチャンピオン決定の舞台となるバーレーン・インターナショナル・サーキットはこの日、強風と強い雨により赤旗が出されるなど波乱の幕開けとなったが、TGRの2台のGR010 HYBRIDは2回のセッション共に1-2のタイムをマークした。

    TGRは既に、5年連続でのマニュファクチャラーズチャンピオンは確定しており、これまでに開催されてきた11戦で8勝を挙げるなど相性の良いここバーレーンで、ドライバーズチャンピオンも決めるべく、絶好のポジションにつけている。

    ディフェンディングチャンピオンであるGR010 HYBRID 8号車のセバスチャン・ブエミ、ブレンドン・ハートレー、平川亮は、チームメイトの7号車小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペスに15ポイント差をつけてドライバーズタイトル争いをリードしており、また、最大39ポイントが獲得できる今大会、フェラーリの2台もまだ逆転タイトルの可能性を残している。

    小林が公式練習第2回目で記録した1分46秒851がこの日の最速タイムとなり、7号車の逆転タイトルへ向けた強い決意を示す滑り出しとなった。8号車は、ハートレーが同じく夜のセッションで記録したタイムで総合2番手につけた。

    正午過ぎに開始された公式練習第1回目は、開始からわずか9分後、この地域では珍しい豪雨を伴う悪天候となり、赤旗が出された。45分間の中断の後にセッションは再開されたが、この雨により路面は完全なウェットコンディションとなっており、延長されたセッションで2台のGR010 HYBRIDは、ウェットタイヤでの走行テストという新たなプログラムをこなすこととなった。

    このセッションでは、その後ラップタイムを更新できるまでに路面コンディションは改善せず、7号車がセッション開始直後に小林が刻んだタイムでタイムシートのトップをキープ。ブエミの8号車がこれに続き、バーレーンの最初のセッションはTGRの1-2で幕を開けた。

    日没後に開始された公式練習第2回目までには天候は回復し、路面もドライに。照明に照らされた1周5.412kmのサーキットで、チームはようやく今大会使用できるミディアム、及びハードのドライタイヤを評価する機会を得ることとなった。

    公式練習第1回目から行われてきた空力やメカニカルのセットアップは、豪雨による赤旗でいったん中断されたものの、この夜のセッションで再開され、タイヤの摩耗が厳しいサーキットとして知られるバーレーンでの最良の妥協点を見出すべく、ドライバー、エンジニア共に集中的な作業を続けた。

    公式練習第2回目も、1時間ほどが経過したところでGTカーのアクシデントにより赤旗が出され、18分ほどの中断の後にセッションが再開。チームにとって有意義なものとなったこの2回のセッションで、2台は合計159周、860kmを走破した。

    予選と決勝へ向けた最後の準備となる公式練習第3回目は3日(金)の正午より実施され、その後、日没直後の現地時間午後5時5分(日本時間午後11時5分)よりハイパーカークラスの予選が行われる。8時間で争われる決勝レースは4日(土)現地時間午後2時(日本時間午後8時)にスタートが切られる。

    小林可夢偉(チーム代表 兼 7号車 ドライバー)
    これまでのところ全て順調に進んでおり、異なるコンディション下においても、我々のパフォーマンスも非常に競争力が高いように見えます。公式練習第2回目はタイヤ評価において非常に重要で、より理解が進んでいます。我々はGR010 HYBRIDと共にここバーレーンで多くの経験がありますが、ことタイヤに関しては、今季はタイヤウォーマー無しなのでほぼゼロから学び直しです。とは言え今日はポジティブな一日で、この勢いを維持できるよう頑張ります。

    マイク・コンウェイ(7号車 ドライバー)
    我々はウェットでもドライでも、全てのコンディションで力強いように見えました。雨はここバーレーンではめったにないことなので、ウェットコンディションでの走行ができたのは幸運でした。最初のセッションでは数周したところで突然空が暗くなり、いきなり大雨になりましたが、少なくとも我々は、万が一に備えた準備ができています。我々7号車が明日ポールポジションを取れればタイトル争いの一助になりますし、もちろんそれも狙っています。しかし、決勝へ向けての準備が最優先です。

    ホセ・マリア・ロペス(7号車 ドライバー)
    興味深く、有意義な一日でした。マイクと可夢偉が素晴らしい仕事をしてくれたおかげで、今日を最速で終えることができました。今日はスリックとウェットタイヤの両方で走行しました。周回数は少なかったですが、結果には満足しており、明日はもっと周回を重ねたいと思っています。いつものように、我々の2台は僅差の争いですし、タイトル争いは難しいものになると思いますが、レースは何が起こるかわかりませんし、戦い続けます。

    セバスチャン・ブエミ(8号車 ドライバー)
    盛りだくさんな一日でした。予選シミュレーションを含め、明日のために多くの周回を重ねました。激戦になることは間違いなく、そのためにも全てを正しく進める必要があります。このサーキットはタイヤの摩耗が非常に激しいので、可能な限り最良のセットアップを見出すことと、正しいタイヤの使用を選択することが非常に重要となります。7号車と8号車でそれぞれ準備作業を分担し、時間を最大限有効に活用しているので、良いレースができることを期待しています。

    ブレンドン・ハートレー(8号車 ドライバー)
    雨のコンディションでバーレーンを走るのは初めてで、ここで何年もレースをしてきたにもかかわらず、新しい体験ができました。特に、コース上で水が溜まりやすい場所が見えるなど、興味深い経験でした。天候の件を除けば、比較的クリーンな一日でした。ライバルがどう動いてくるかわかりませんが、今のところ我々は速さを示せていると思います。様々なセットアップや異なるタイヤコンパウンドを試すことができました。このコースはタイヤの摩耗が非常に激しいので、決勝レースではそれが大きなポイントになるでしょう。

    平川亮(8号車 ドライバー)
    昼間の雨は、ここでは見たことがないような激しさでした。ウェットコンディションも上手くこなすことができましたが、これからの数日、同じようなコンディションにはならないことを願っています。今日は多くの周回を重ねられたので、クルマとタイヤの挙動を把握することができました。タイヤは摩耗が激しいので、決勝レースではそれを上手くコントロールする必要がありますが、全体的には好調なスタートが切れたと思いますし、この調子でプッシュを続けます。

  • WEC 富士6時間:安田レイが決勝前の国歌独唱を担当

    WEC 富士6時間:安田レイが決勝前の国歌独唱を担当

    2023年 WEC 富士6時間レースの決勝前に行われる国歌独唱を安田レイが務めることが決定した。

    「FIA 世界耐久選手権 士6時間耐久レース (WEC FUJI)」は2023年9月8日(金)~10日(日)に富士スピードウェイで開催される、

    9月10日(日)の決勝レース直前に行われる国歌独唱を安田レイが務めることが決定した。

    安田レイは、自身のSNSで初の国家独唱にもう緊張しております。頑張ります!」と投稿した。

    安田レイ
    1993年4月15日、アメリカ・ノースカロライナ州生まれ。3歳で日本ヘ。10歳の頃、母親が聴いていた宇多田ヒカルに衝撃を受けてシンガーソングライターを志す。
    13歳で音楽ユニット『元気ロケッツ』に参加。20歳を迎えた2013年、「自身の歌声をもっともっとたくさんの人々の心に直接届けたい』という強い想いを胸に、同年7月シングル「Best of My Love』にてソロデビュー。その後も、ドラマやアニメ主題歌、CMタイアップ曲など、 話題の楽曲を次々とリリース。2015年11月にリリースした「あしたいろ』は、TBS系ドラマ「結婚式の前日に』主題歌として共感を呼び、その年の活躍が認められ、「第57回輝く!日本レコード大賞』新人賞を受賞。配信シーンでの活躍が顕著で、これまでにリリースした1stAL「Will』2ndAL「PRISM』がともにiTunesにてJ-POP1位、総合2位を獲得。ファッション分野、ラジオDJとしての活動も行い、さらなる活躍が期待されている。