タグ: F1

  • ヤルノ・トゥルーリ F1ドイツGPを振り返る

    ヤルノ・トゥルーリ F1ドイツGPを振り返る

    ヤルノ・トゥルーリが、F1ドイツGPを振り返った。1周目の接触もあり、ドイツGPを17位で終えたトゥルーリ。トゥルーリは、TF109が低い路面温度には合っていないと考えている。

    あなたにとって、ドイツGPの週末は如何でしたか?
    寒かったね! 天候は夏というよりは冬のテストのようだった。路面温度がとても低く、時々雨も降ったりして、我々にとってはありがたくない状況だった。我々のマシンはもっと暖かい状況で最高の性能を発揮するから、この週末の天気予報を見た時から、自分たちにとって理想的な状況になりそうもないことは分かっていた。実際、その通りになったね。

    フリー走行は順調だったように見えましたが、予選に向けた手応えは如何でしたか?
    フリー走行での僕たちのパフォーマンスにはかなり満足していたし、金曜日の2度のフリー走行ではいずれもトップ6に入っていたから、僕は自信を持っていた。もちろん、金曜日以降に自分がどの順位になるのかを正確に知るのは難しい。というのも、他チームのドライバーがどんなプログラムで走っているのか分からないからね。でも僕はかなり期待していた。今年はモナコGP以外の予選で常に第3セッションに進み、トップ6争いをしてきたから、今回もまたそれを目標にしていたんだ。

    何が起こったのでしょう?
    詰まる所、我々にとっては、天候やコースのコンディションの巡り合わせが悪かったということだ。数分だけ降った雨が、僕の予選を台無しにしてしまった。第1セッションは全く問題なく突破できたが、第2セッション中に天候が頻繁に変わった。そうした状況の場合、常にタイヤの選択が外れるリスクが生じる。第2セッションの終盤にかけて雨が止み、コース状況がある程度改善された際に、タイヤを上手く機能させるための条件の幅がかなり狭くなってしまった。オプションタイヤに変えるタイミングがほんの少し遅く、そしてまた雨が降り始めたんだ。

    レースに向けて、どんな気持ちでしたか?
    なによりも、天候がどうなるのかを把握する必要があった。土曜日の段階ではウェットレースになりそうだったが、雨は日曜日の朝に降り、レースの際のコース状況はそれなりに良さそうだった。まだかなり寒かったけどね。14番グリッドからスタートするわけだから、高望みはとてもできなかったけど、それでも基本的に自分たちのマシンの競争力が高いことは分かっていたから、可能な限りハードに攻めて、順位を幾つか上げていこうと決心していた。自分たちのレース戦略にも自信があったし、それに、我々はどんな時でも絶対にあきらめたりはしないからね。

    1周目に何が起こったのか説明してもらえますか?
    ニュルブルクリンクの場合はいつも同じことが起こる。最初の幾つかのコーナーがとてもタイトで、ポジション争いが激しいんだ。中団グリッドからスタートする場合は、どのレースであれいつも慌ただしい状況になるが、別のクルマが僕の前を横切って、僕のフロントウイングを踏みつけるまでは、全てが順調だった。自分の目では破損した個所が見えなかったものの、自分のウイングのどこかがおかしいことは感じ取れていた。それで、ピットインしてウイングを交換しなければならなかったんだ。

    その後のあなたのレースは如何でしたか?
    当然ながら、余分なピットストップを強いられた時は、レースから何かを得ることが非常に難しくなる。ピットストップのすぐ後の僕はかなり速かった。ラップタイムを確認してみると分かると思うけど、僕のラップタイムはトップ6の数台と同じか、あるいはそれ以上に速かったんだ。だから、隊列の後ろを走っているクルマにあっという間に追いつくことができた。ところが、その後はレースの最後までずっと渋滞に捕まってしまい、まともな結果を手にする機会も失ってしまった。

    レース中のTF109の根本的な速さをどう評価していますか?
    上位のクルマとまともに比較するのは難しい。僕は渋滞の後ろにかなり長く捕まっていたからね。でも、レース終盤にかけて、固めのタイヤを履いていた際には数周ほどクリアラップが取れて、速いタイムを刻むことができた。最終的に僕はこのレースの最速ラップで2番手となるタイムを出したが、このことは、もし状況が違った形になっていたなら、我々は遥かに良い結果を手にできたことを示している。でも、物事を振り返ってもしょうがない。僕は常に前を向いているし、今はハンガリーでもっと実力に見合った結果を手にすることに集中している。

    では、ハンガリーGPを前に、どんな気持ちなのでしょう?
    そうだね、気温に関してはニュルブルクリンクより遥かに良好だと思う。これは間違いない。我々のクルマは暖かい天候になった方が競争力が高まるので、そうした状況は我々に合っているはずだ。これまでもハンガリーでは良い成績を収めてきたが、毎年状況は変わるから、どんなことを期待したら良いのか、正確には分からない。もちろん我々はでき得る限りハードにプッシュしていく。我々のクルマには、ニュルブルクリンクでの結果に表れている以上の大きなポテンシャルがあるからね。

  • クリスチャン・クリエン、BMWザウバーで2010年にF1復帰か

    クリスチャン・クリエン、BMWザウバーで2010年にF1復帰か

    クリスチャン・クリエンが、2010年にBMWザウバーでF1復帰する契約を有していると報じられている。

    クリチャン・クリエンは、2006年にレッドブルのシートを失ったあと、2007年はホンダF1チームでテストドライバーを務め、2008年からBMWザウバーのリザーブドライバーとして2シーズンを過ごしている。

    報じられたところでは、クリエンの契約は2010年のレースシートが保証されているという。

    クリスチャン・クリエンは、ニック・ハイドフェルドと交代になると考えられている。ハイドフェルドは、他チームと将来について交渉を行っていることを認めている。

    しかし、クリエンは「ドライバー・マーケットについて話すには、まだ早すぎるよ」とコメントしている。

  • ハイメ・アルグエルスアリ 「ブルデーの仕事は終わった」

    ハイメ・アルグエルスアリ 「ブルデーの仕事は終わった」

    ハイメ・アルグエルスアリは、トロ・ロッソでのセバスチャン・ブルデーの仕事は終わったと考えている。

    トロ・ロッソは、ドイツGPでセバスチャン・ブルデーの将来を吟味していたが、ブルデーはマシントラブルによりリタイアに終わった。

    「彼は非常に良いドライバーです」とハイメ・アルグエルスアリは語る。

    「でも今年、彼は与えられたサポートほど尽力していないように思える。僕は、レッドブルの決断が正しいと心から信じているけど、シーズンの途中で誰かがチームを去るのを見るのは決して良いことではない」

    報じられたところでは、ハイメ・アルグエルスアリは、ブルデーに代わってハンガリーGPからF1に参戦するとされている。

    トロ・ロッソは決定についてコメントしておらず、セバスチャン・ブルデーは週末にトロ・ロッソと問題について話し合うことはなかったと語っている。

  • ホンダ 「F1は魅力的ではなくなった」

    ホンダ 「F1は魅力的ではなくなった」

    ホンダの新社長となった伊東孝紳は、F1はもはや魅力的ではないと語り、F1復帰を考えていないことを明らかにした。

    ホンダは昨年、経済状況を理由にF1から撤退。後継チームとなったブラウンGPは、メルセデス・エンジンを使用し、現在ドライバーズとコンストラクターズの両方のチャンピオンシップをリードしている。

    伊東社長は、技術の制限によってF1がホンダにとって魅力的ではなくなったと語り、F1復帰には関心がないことを認めた。

    「我々がF1を撤退しなければならなかったことは、本当に残念だった」

    「一方で、F1は制限が増加し、企業が持つ様々な強みをテストできる場ではなくなった」

    「新しい分野にチャレンジする余地はほとんどないので、シリーズの現状を考えると、たとえ経済状況が回復しても復帰したいとは考えていない」

  • セバスチャン・ローブ 「僕の発言が誤解を生んでしまった」

    セバスチャン・ローブ 「僕の発言が誤解を生んでしまった」

    セバスチャン・ローブは、2010年にF1に転向することはないと説明した。

    今週初め、トロ・ロッソがセバスチャン・ブルデーを解雇した場合、ローブが後任ドライバー候補になると報じられ、セバスチャン・ローブも「F1とラリーのカレンダーが重ならない限り、可能であることは知られていることだ。トロ・ロッソに場所があるなら、手に入れたいね」とコメントしていた。

    だが、セバスチャン・ローブはこの報道を否定。WRCチャンピオンのために全力を注いでおり、発言が誤解を生んでしまったことに驚いていると説明した。

    セバスチャン・ローブ

    僕は自分の優先事項が何か理解している。それは世界ラリー選手権(WRC)だ。“F1マシンに乗りたいか?”と聞かれたドライバーからどんな答えを期待するだろうか。僕らは6度目のドライバーズタイトルと5度目のマニュファクチャラータイトルを手にしたいと願っているので、残り4戦のWRCで身を粉にして働かなければならない。現時点では、僕はその目標のために全エネルギーを注いでいる。僕の発言が誤解され、噂として伝わってしまったことには少し驚いている。セバスチャン・ブルデーに関してメディアに何かを宣言するというのは、僕のスタイルではない。

  • シトロエン、セバスチャン・ローブのF1転向を否定

    シトロエン、セバスチャン・ローブのF1転向を否定

    シトロエンは、トロ・ロッソ解雇の噂があるセバスチャン・ブルデーの後任として、セバスチャン・ローブが意欲を示したことに対し、声明を発表。今シーズン、セバスチャン・ローブのF1転向を否定した。

    トロ・ロッソと同じく、セバスチャン・ローブがWRCで所属するシトロエンのメインスポンサーはレッドブルであり、セバスチャン・ローブは昨年11月にレッドブルのF1マシンをテストしていた。

    セバスチャン・ローブは、「F1とラリーのカレンダーが重ならない限り、可能であることは知られていることだ。トロ・ロッソに場所があるなら、手に入れたいね」とコメントしていた。

    シトロエン プレスリリース

    最近、メディアで流れている噂や推測について、シトロエン・レーシングとセバスチャン・ローブは状況をはっきりさせておきたい。

    世界選手権で52勝を挙げ、5度の世界タイトルを手にするなど、史上最も成功を収めたラリードライバーであるセバスチャン・ローブは、シトロエンとともに今シーズン、唯一の目標を頂いている。それはWRCのドライバーズタイトルとマニュファクチャラーズタイトルを防衛することだ。セバスチャン・ローブは今年末までシトロエンと契約しており、2010年の交渉も最終段階にある。

    多くの一流スポーツマン同様、セバスチャン・ローブは新鮮な気持ちで挑戦を楽しんでいる。2008年待つにはレッドブルのF1マシン、プジョー908HDi FAPのテストドライブを行った。しかし、F1マシンをドライブしたいという彼の欲望や、パートナーに関連する様々なチャンスがあったとしても、2009年にシトロエンが抱いている目標以上に優先することはないだろう。

  • ライコネンとスーティルにお咎めなし (F1ドイツGP)

    ライコネンとスーティルにお咎めなし (F1ドイツGP)

    スチュワードは、ドイツGPでのキミ・ライコネン(フェラーリ)とエイドリアン・スーティル(フォース・インディア)の接触をレーシングインシデントと判断。彼らは処罰を免れた。

    スーティルの1回目のピットストップ後、ライコネンとスーティルは1コーナーでポジション争いを行い接触。ポイントフィニッシュが期待されていたスーティルは、フロントウイングを破損し、ピットストップを余儀なくされた。

    この件はレース後の審議対象となっていたが、両ドライバーはお互いにレース事故だと考えており、スチュワードもそれに同意した。

    「普通のレースでの出来事だ。僕たちはポジションを守ろうとしていたし、僕は彼をアウトサイドに導こうとしたけど、彼は留まった。残念ながら、僕たちは接触して、彼はフロントウイングを失った。異常なことではない。単なるレーシングインシデントだし、小さな接触だ。でも彼にとってはあまり良くはなかったね」とライコネンは語る。

    ライコネンとスーティルの事故は、昨年のモナコGPでの一件を思い起こさせたが、ライコネンは偶然なことだと語る。

    「僕の責任でもないし、彼の責任でもない。確かに去年は僕の責任だったけど、それがレースだ。僕たちはお互いレースをしているし、残念ながら、彼はウイングを失った」

  • バリチェロ激怒 「チームが勝ちを奪った」 (F1ドイツGP)

    バリチェロ激怒 「チームが勝ちを奪った」 (F1ドイツGP)

    ルーベンス・バリチェロは、ドイツGPのあと「レースに負ける良いお手本だ」とブラウンGPを非難した。

    第1スティントをトップで戦ったバリチェロだが、上位4人が2ストップ戦略だったのに比べ、ブラウンGPは両方のドライバーに3ストップ戦略を選択し、さらにバリチェロはバトンにも先行を許して6位でフィニッシュした。

    「今日の進行にはかなりムカついている。レースに負ける非常に良いお手本だね」とバリチェロは語る。

    「僕はやらなけれならないことは全てした。1コーナーにトップで入って、それが僕がしたことだ」

    「そのあと、要するに彼ら(ブラウンGP)は、僕をレースに負けさせたんだ。このようなことが続けば、僕たちは最終的に両方のチャンピオンシップを失うだろう。そうなれば最悪だ」

    3ストップ戦略は間違った選択だったかもしれないが、2回目のピットストップで給油リグが故障せず、彼のピットクルーが予備の給油リグに変更すること強いられなければ、4位でフィニッシュできる可能性はあった。

    「正直なところ、今は飛行機に乗って、家に帰りたいね。チームの誰とも話したくない。あれやこれやとさと言い訳するだろうからね。聞きたくないよ。本当にムカついている」

    ドイツGPを終え、ルーベンス・バリチェロは、ドライバーズランキングで、セバスチャン・ベッテルとマーク・ウェバーに抜かれて4位に後退した。

    関連:F1ドイツGP:マーク・ウェバーが初優勝!レッドブルが1-2フィニッシュ!

  • F1ドイツGP 決勝 (ドライバーコメント)

    F1ドイツGP 決勝 (ドライバーコメント)

    FORMULA 1 GROSSER PREIS SANTANDER VON DEUTSCHLAND 2009

    1位 マーク・ウェバー (レッドブル)
    「最高の日だった。シルバーストンでも優勝の可能性も高かったので、その後は優勝を切望していた。昨日、ポールポジションを達成できたので、今日のレースは優勝を狙える良いポジションだと言うことも分かっていた。唯一の試練は雨だろうと考えていたが、雨も降らなかった。今日の優勝は難しかった。スタートでルーベンスを完全に見失ってしまった。彼が左に少しそれたと思ったので、右へ寄ったらば衝突してしまった。いつものぼくのスタイルじゃないけれど、それでドライブスルー・ペナルティを科せられたので、遅れを取り返さなければならなかった。しかし、担当エンジニアのおかげで冷静さを保つことができ、必用な場面では全力でプッシュすることができたので最高の日だった。今年の冬は大変だったが、冬期テストでセバスチャンがクルマのポテンシャルを証明してくれたおかげで、ひどい痛みに耐えながらのリハビリ中もぼくはモチベーションをとても高くキープすることができた。怪我から立ち直れたのも、周囲の人々がサポートしてくれたおかげだ。チームも非常に辛抱強く見守ってくれた。この冬ぼくを支えてくれたデートリッヒ・マシテッツ、レッドブル、そしてレッドブル・レーシングのみんなに感謝したい。そして、これまでぼくを応援してくれたオーストリアのみんなにも感謝する。ぼくに対して懐疑的だった人も少しいたので、彼らにもハローと言っておこう。ぼくの今日までの道程を支えてくれた人々全員にとって、今日は最高の日だ」

    2位 セバスチャン・ベッテル (レッドブル)
    「マーク、おめでとう。今日の彼は無敵だった。誰よりも速かったので、この勝利は当然だと思う。ぼくも最終的にはポジションを取り戻すことができたので、今日のリザルトにはとても満足している。スタートで失敗した上にKERS搭載車に囲まれていた ― マクラーレンの2台とフィリペ(マッサ)までに抜かれてしまった。4番手グリッドからのスタートで、第1コーナーでは8位ぐらいだったので、かなり難しかった。そして、第1スティントはソフトタイヤ で苦労した上に、ひどい渋滞の中にいた。もっと速く走ることはできたが、フィリペはぼくが近づくたびにあの特別なボタンを使ったので、彼を抜くのは不可能だった。しかし、正しい戦略のおかげで、2位までポジションを取り戻すことができてラッキーだった。でも、フィリペもプッシュし続けていたので、最後まで厳しいレースだった。戦わなければならなかったが、今回もチームは1−2フィニッシュを達成することができたので、ぼくはハッピーだ。もちろん優勝したかったので2位で満足なんて言ったらば嘘になるが、昨日のマークはぼくよりも良い仕事をしたので、彼が優勝したのは当然だ。お互いが切磋琢磨している関係なので、今後のレースが楽しみだ」

    3位 フェリペ・マッサ (フェラーリ)
    「最後に表彰台に上ってから本当に長かったよ!非常に難しいシーズン前半のあとで、本当に表彰台を望んでいたんだ。ほんの少しだけど、僕たちは改善しているし、今シーズン勝利を取り戻すためにできることは全てやるつもりだ。できる限り、イタリア国歌とブラジル国歌を聞けるようになりたいね!スタートは素晴らしかったし、この結果は戦略が鍵となった。最初の15周は、後ろのベッテルを抑えるのに苦労したけど、そおあとは彼も少しタイヤに苦労していたと思う。僕もタイヤに苦しんでいたし、もう少し先にピットストップできていたら、もう1つ順位が高かったかもしれないね。でも、後からこのようなことを言うのは簡単さ。でも、レース前は表彰台で追われるとは思っていなかった。トップ5でも十分すぎると思っていたからね。でも、理論的には僕たちより早いマシンが僕たちより後ろで終わっているで、チャンスがあることがわかった。この方向を続けなければならない」

    4位 ニコ・ロズベルグ (ウィリアムズ)
    「素晴らしい結果だ。15番手スタートだったので、正直あまり期待していなかったけど、オープニングラップではチャンスを利用して、9番手まであがったんだ!他のみんなより燃料を積んでいたけど、懸命にプッシュを続けた。ヘイキ・コバライネンが後ろにトラフィックを作ってくれたのも幸運だったし、助けになったよ。燃料システムに問題もあったので、かなり波乱に富んでいたし、レース結果をいっそう良くしてくれた。僕たちはクルマをコンスタントに改善させているし、開発も良さそうだ。僕たちのペースは間違いなく上がっているからね。今はハンガリーを楽しみにしている。再び良い結果を出せるレースだと思うからね」

    5位 ジェンソン・バトン (ブラウンGP)
    「ポイントはすべて貴重なものだけど、レースはひどい始まりだったし、調子は良くならなかった。スタートが悪くて、ターン1のあとで5位に後退してしまい、2周目のはじめにマッサの前にでることができたけど、コバライネンを追い抜くことができなかった。彼のペースはその時点での僕たちのペースとはかけ離れていたけど、最後まで言う抜けなかった。僕たちはグレニングに苦しんでいたし、両方のタイヤにずっとデグラーデションが出ていて、うまく働かなかった。ルーベンスの2回目のピットストップでの給油リグの問題もレースに影響を与えた。僕たちはトラックでとても接近していたし、彼はプライムタイヤに苦しんでいた。全体的にタフだったし、チームには期待はずれな一日だった。マークの初勝利におめでとうと言いたいし、それがどれくらい素晴らしいことかはわかっているので、本当に嬉しく思う。2週間後のハンガリーが待ちきれない。新しいパーツを持ち込む予定だし、レッドブルと戦うためにも、もっと暖かい天候になることを願っている」

    6位 ルーベンス・バリチェロ (ブラウンGP)
    「スタートは素晴らしかったし、接触はあったけど、1コーナーでマークの前に出られた本当に嬉しかった。1周目でリードして、6位でフィニッシュすることは、もちろんかなり期待外れだよ。物事の組み合わせだったし、チームと話さなければならない。優勝するには、レッドブルと比べて十分なペースがなかったけど、2回目のピットストップで給油リグに問題が生じて、リグを交換しなければならなかったことが表彰台を犠牲にした。そのせいでロズベルグの後ろに落ちてしまい、その数周は最後のピットストップでジェンソンが僕の前に出るのに十分なものだった。今回のレースは忘れて、ハンガリーに向けて懸命に作業をして、レッドブルに追いつかなければならない。マークの初勝利におめでとうと言いたい」

    7位 フェルナンド・アロンソ (ルノー)
    「スタートが良くなくて、1コーナーまでにたくさんのポジションを失ってしまったので、難しいレースだった。そのあとのレースはタフだったし、トラフィックに捕まってしまった。でも、ファステストラップを出したし、数ポイント獲得できたので、マシンは明らかに改善した。週末から得た最も重要なことは、僕たちがコンペティティブで、次のレースに向けて楽観的になれるということだ」

    8位 ヘイキ・コバライネン (フェラーリ)
    「金曜日に僕が今日ポイントを獲れると言われていても、信じられんかっただろうね。今週末は難しかった。タイヤを働かせて、グリップを見い出すのが難しかったけど、全てのセッションでプッシュを続け、物事がうまく回り始めた。予選はうまくいったし、KERSがスタートで6番手から3番手まで上がるのに役立った。そこからは防戦一方だった。ずっとプッシュしていたし、ポイントを稼ぐことは厳しい道のりだったので、満足していいと思う。KERSがレースをさせてくれたのは間違いないし、完全なエアロパッケージが得られるハンガリーGPを楽しみにしている。再び前進しているように思えるので、チーム全体にとって良いことだと思う」

    9位 ティモ・グロック (トヨタ)
    「オーバーテイクが難しいトラックのレースで、ピットレーンからスタートし、9位でフィニッシュしたので、今日のパフォーマンスにはおおむね満足している。天候の影響を受けた昨日の予選の経験を生かした今日の戦略は良かった。しかし、第1スティントで渋滞にあい、それがタイムに響いたのは残念だ。レース中、渋滞なしで走行できたのはわずか4周ほどだったが、周りにクルマがいない時は、僕はとても速かった。もし渋滞がなければ、ポイント圏内に入賞するチャンスは十分にあった。ピットストップ後、僕は(ヘイキ・)コバライネンよりも速かったものの、抜くことはできなかった。一生懸命走り、2回、オーバーテイクを試みたが、上手く行かなかった。予選でもっと良いポジションを取り、決勝に臨む必要がある。次のGPでは、そうしたい」

    10位 ニック・ハイドフェルド (BMWザウバー)
    「今日はポイントを獲れるスピードがあったので、とてもがっかりしている。今年あまりないことだからね。いくつかのことがうまくいかなかった。スタートは最初の数メートルは良かったし、ポジションを上げようとした。でも、エイドリアン・スーティルに抑えられて、とても厳しかった。そのあとの第1スティントは重い燃料だったので簡単ではなかった。でもミドルスティントでは、ロバートを含めた遅いクルマの後ろでタイムを失うまでは、追い上げることができた。そのあとのピットストップは不運だった。ピットを離れる準備ができていたのに、ルノーが入ってきて、待たなければならなかったんだ。ロリポップが上がるまでの間、年を取っていくようさえに感じたよ」

    11位 ジャンカルロ・フィジケラ (フォース・インディア)
    「昨日の予選のあと、難しいレースになると思っていたけど、本当に楽しかったし、再びポイントに近づくことができた。スタートは良かったし、オープニングタップでたくさんのクルマをオーバーテイクした。第1スティントの終わりごとはソフトタイヤに多くのグレイニングが出始めていたけど、かなり簡単に追いついて、追い越すことができた。第2スティントもかなり良かったし、レース終盤は前のグループに本当に近づいていた。もう数周あったら、何台か追い抜いて、11位のためにコバライネンにチャレンジできたかもしれない。ポイントは獲れなかったけど、今週末にはかなり満足していいと思う。僕たちは前進しているし、もっと多くの開発が届けば、もっと素晴らしいレースができると思う」

    12位 中嶋一貴 (ウィリアムズ)
    「最初のラップでレースは決まってしまいました。ヤルノに当てられて、オースオフしかけてしまい、その過程で後方に落ちてしまいました。そこでレースが台無しになってしまったので残念です。でも、ペースは良かったと思うし、間違いなくポイントに近づいていると思います。戦略もうまく働いていたけど、今となっては、あまり重要なことではないですね」

    13位 ネルソン・ピケJr. (ルノー)
    「簡単なレースではなかったし、良い結果が出せなくて落ち込んでいる。タイヤのウォームアップに音大があって、スタートで後退してしまった。そのあとトラフィックに捕まってしまい、レースの後半に巻き返すのが難しくなった。午後ずっと本当に懸命にプッシュしていたけど、新しいパーツを装着しているフェルナンドのペースに対抗することはできなかった」

    14位 ロバート・クビサ (BMWザウバー)
    「スタートはとてもうまくいったし、1周目にたくさんポジションを上げられた。タイヤのデグラデーションが多かったけど、第1スティントはかなり良かった。僕の前のニコ・ロズベルグは、プライムを履いていて本当に速かったね。第2スティントでプライムに変更して、その数周後にタイヤの内圧が正しくないことに気付いた。残念なことに、それによって多くのラップタイムを失ったし、まだ残り20周もあったんだ。チームのみんなはとても一生懸命働いているし、週末ごとに少しずつ良くなっているけど、上位とのギャップはまだ大きいね」

    15位 エイドリアン・スーティル (フォース・インディア)
    「良い週末だったし、次のレースはすぐにやって来るので、今回の結果に落ち込むべきではない。全ての開発がうまくいることを示しているし、僕たちはずっとコンペティティブになった。僕にとっては良いレースだったよ。スタートは少し難しくて1つポジションを失った。第1スティントは本当にうまくいったし、1回目のピットストップ前には2番手に上がっていて、とても有望に思えた。ピットレーンを出た時、キミがコーナーの外側にいるのが見えたので、ラインを守ろうとした。でも、彼は外側にいって、彼と接触してしまい、フロントウイングの一部を失ってしまった。ピットインしなければならなかったので、そのときにレースは終わったと思ったよ。でも、何が起こるかわからないので、懸命にプッシュを続けた。全体として、僕たちは多くのことを学んだと思う。トップ10でスタートするのは初めてだったし、そこには違ったレースがあったよ! チームのみんながもっと多くの開発を届けるためにプッシュしているので、きっとポイントを獲れると思う」

    16位 セバスチャン・ブエミ (トロ・ロッソ)
    「良いスタートだったし、オープニングタップもうまく行ったけど、難しいレースだった。ピットストップでソフトタイヤを履いた時、タイヤの温度を上げるのが難しくて、グリップ不足に苦労したし、スライドし続けていた。最終スティントも同じだったよ。ポジティブな結果ではないけど、次のレースでは新しいアップデートがあるし、もっとコンペティティブになれるだろう」

    17位 ヤルノ・トゥルーリ (トヨタ)
    「第1コーナーで、僕のレースの大勢が決ってしまった。複数のクルマがポジション取りのために競い合うなか、突然、僕を追い抜き、フロントウィングに乗ってきたクルマがいた。ぶつけられたウィングの個所は見えなかったけど、何かがおかしいと感じ、ピットに入り、フロントウィングを交換した。その後、クルマは調子良かったが、残念なことに、相手に追いつけば、渋滞にはまってしまい、何もできなかった。レースの後半、前を走るクルマがいない時には、速いラップを何周か刻み、レース全体で、2番目に速いラップを記録したが遅すぎた」

    18位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
    「僕のレースは、事実上ターン1で終わってしまった。ターン1まではかなり良い出だしだった。ブレーキング時に後ろがタップしたように感じて、まっすぐ行ってしまった。空気の抜けたタイヤが、リアにダメージを与えたんだと思う。氷の上をドライブしているような感じだった。今週末の前に予想していたより、僕たちの先には多くの可能性があるから、今後のためにエンジンとギアボックスをセーブするように提案したんだ。でも、それがレースだし、僕たちは進み続ける。今週末で最高のことは、アップグレードが成功したことだ。チームはここ数週間にわたって素晴らしい仕事をしてくれたし、次のレースをすでに楽しみにしているよ」

    –位 キミ・ライコネン (フェラーリ)
    「ドイツは間違いなく運がないね。僕にはどうすることもできない問題でよって何度リタイアを強いられたかわからないし、今回は破片まであった。良い結果が出せると思っていたので残念だ。スタートではマシンをドライブするのが少し難しかったけど、それは誰にとっても同じだと思う。14周くらいで、何が正しくないかが分かり始めて、状況を管理しようとした。そのあと、多くのパワーが失われはじめて、どうすることもできないのでチームは僕をピットに招いた。スーティルとの事故? あのようなことはレースでは起こるものだし、お互いに話したけど、彼もそう思っていると思う。あとはスチュワードがすることさ」

    –位 セバスチャン・ブルデー (トロ・ロッソ)
    「暖かいラップでは、オプションタイヤはそれほど良くなかったので、プライムでスタートすることに決めた。それは良い判断だったと思う。でも、そのあとハイドロリックの圧力が失われはじめて、パワーステアリング、クラッチがおかしくなって、遂には全てを失ってリタイアしなければならなかった。僕たちは後方で戦っていたけど、重い燃料を積んでいて、良い戦略があったと思うので、もちろん残念だ。プライムでさえ、前のドライバーとのギャップを保つことができていたからね」

  • ブリヂストン:F1ドイツGP レースレポート

    ブリヂストン:F1ドイツGP レースレポート

    ブリヂストンが、2009年F1第9戦 ドイツGPの決勝レースを振り返った。

    ニュルブルクリンクで開催されたドイツGP決勝は、スーパーソフト・ミディアム・ミディアムの2ストップ戦略で戦ったレッドブル・レーシングのマーク・ウェバーが、難しいコンディションの中で開催されたハイペースのレースで自身初のF1優勝を飾った。

    スタート時に回避可能な衝突の原因を作ったとしてウェバーにはドライブスルー・ペナルティが科せられたが、彼は2位のチームメイトのセバスチャン・ベッテルを9.2秒引き離してのフィニッシュ。3位はスクーデリア・フェラーリ・マールボロのフィリペ・マッサだった。

    ベッテルはスーパーソフト・ミディアム・スーパーソフトのタイヤ戦略、マッサはスーパーソフト・スーパーソフト・ミディアムの戦略で今季初の表彰台を達成した。

    浜島裕英 (ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部長)
    「130戦目で初のグランプリ優勝を果たしたマーク・ウェバーにお祝いを申し上げます。まさに日本の諺の「継続は力なり」を示してくれました。ブリヂストン・タイヤを使ってこの優勝が成し遂げられたことを我々は非常に嬉しく思っています。タイヤのテクニカルな面からも今回は非常にスリリングなレースでした。気温や路面コンディションといった条件を考えると、レースのほぼ最後までどれが優れたレース用タイヤかを決めるのがとても難しかったと思います。ドライバーやストラテジストも今日は頭を沢山使わなければならなかったと思いますが、同じチームのドライバーでも異なる戦略を使うなど、バラエティーに富んだ戦略が見られました」

    「路面コンディションは序盤、殆どラバーののっておらず、スーパーソフト・タイヤでスタートした選手の中にはグレーニングや性能の落ちという問題が発生した人もいました。また、ミディアム・コンパウンドをとてもうまく使いこなした選手もいます。特にフェルナンド・アロンソがこのタイヤで最速ラップタイムを記録する素晴らしい走りを披露してくれました。一方で、他の選手は同じタイヤでもグリップや性能を引き出す温度のマネージメントに苦しんだようです。この全てがさらにレースを興味深いものとしました」