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  • フェルナンド・アロンソ F1ベルギーGP予選21番手「プロとして最高の仕事を続ける」

    フェルナンド・アロンソ F1ベルギーGP予選21番手「プロとして最高の仕事を続ける」

    フェルナンド・アロンソは、2026年F1ベルギーGP予選を21番手で終え、今季を通じて苦しむアストンマーティンのパフォーマンス不足を改めて認めながらも、「最高のレベルで戦い続ける」と決意を語った。

    アロンソとランス・ストロールはともに最後列に沈み、パワーユニット交換によるグリッド降格ペナルティを受けて決勝に臨む。それでもアロンソは、どのような状況でもプロフェッショナルとして最善を尽くす姿勢は変わらないと強調した。

    「今日は厳しい予選だったが、予想していたとおりだった」

    「シーズンを通してペース不足に苦しんでいるし、このようなサーキットではその差がさらに明確になる。それでも予選ではベストを尽くしたし、明日のレースでも全力を尽くすつもりだ」

    決勝では上位争いは難しいとしながらも、スタート直後にはチャンスがあると期待を寄せた。

    「特にスタート直後や最初の数コーナーでは、いつも何かしらアクションがある。そこは楽しみたいし、その後はレースペースがどうなのかを見ていきたい」

    フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム)

    また、ポイント争いが難しい状況でも、チームとしてやるべきことは変わらないと語った。

    「この10戦と同じように、常に最高のプロフェッショナリズムを持って臨む」

    「現実を受け止めているし、ポイントを獲得したり大きな結果を争えるだけの速さがないことも分かっている。それでも、ドライビング、ピットストップ、戦略、スタートなど、すべてにおいて最高のレベルでパフォーマンスを発揮しなければならない」

    「最終的な順位がどうであれ、自分たちは常に最高の仕事をする必要がある」

    アストンマーティンは次戦ハンガリーGPで大型アップグレードの投入を予定しており、ベルギーGPは厳しい戦いを覚悟しながらも、現状で得られる最大限の結果を目指して決勝に臨む。

  • ランス・ストロール F1ベルギーGP予選最下位「レースで得られるものはない」

    ランス・ストロール F1ベルギーGP予選最下位「レースで得られるものはない」

    ランス・ストロールは、2026年F1ベルギーGP予選を22番手で終え、「今週末は乗り切るしかない」と現状の厳しさを認めた。アストンマーティンは予選で最後列を占め、ストロールとフェルナンド・アロンソはともにパワーユニット交換によるグリッド降格ペナルティを受けて決勝に臨む。

    ストロールは予選前にセットアップ変更を施し一定の改善は得られたものの、シーズン前半から続く根本的な課題は解消されていないと説明。

    アストンマーティンは次戦ハンガリーGPで投入予定の大型アップグレードに期待を寄せている。

    「予選前にマシンへいくつか変更を加えた。いくつかの面では改善できたので、それはポジティブだった」

    「それ以外は、シーズン前半を通して直面してきたのと同じ課題だった」

    また、予選では狙っていた理想的なトウ(スリップストリーム)を得られず、コンマ数秒を失ったこともタイムに影響したと振り返った。

    「予選では狙っていた完璧なトウを得ることができなかった。そのせいでコンマ数秒を失った」

    「それ以外については、今日のペースは予想どおりだった。ここでは戦えるものがあまりないことは分かっている。今週末を乗り切り、ブダペストで予定しているアップグレードに集中することが重要だ」

    ランス・ストロール(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム)

    決勝についても、大きな期待は抱いていないことを率直に明かした。

    「明日はとにかくレースを走り切るしかない」

    「このレースで得られるものはほとんどないことは分かっている。ブダペストで投入するアップグレードがパフォーマンスを大きく改善してくれるかどうか、それを待っている状況だ」

    アストンマーティンは次戦ハンガリーGPで今季最大規模のアップグレードパッケージを投入する予定となっており、ストロールも今季巻き返しの鍵として大きな期待を寄せている。

    【関連】
    ・アストンマーティン・ホンダF1 「ハンガリーでも遅ければPUだけでは解決しない」

  • キャデラックF1 左右非対称リバリーを終了した理由

    キャデラックF1 左右非対称リバリーを終了した理由

    キャデラックF1のチーム代表グレアム・ロードンが、ベルギーGPで開幕当初の左右非対称リバリーを終了した理由について説明した。チームは「F1に新しい価値観を持ち込む」という理念のもと、シーズン中も積極的にリバリーを変更し続ける方針を貫いている。

    2026年にF1へ新規参戦したキャデラックは、シーズン開幕時に左右非対称の白黒デザインを採用し、スーパーボウルのハーフタイムショーで華々しくお披露目した。

    しかし、マイアミGPやイギリスGPでは特別リバリーを導入し、ベルギーGPでは左右非対称デザインを廃止した新たなカラーリングで走行している。

    開幕時の左右非対称デザインは「新しいアプローチ」
    金曜日のFIA公式記者会見でリバリー変更の理由を問われたグレアム・ロードンは、当初の左右非対称デザインにはチームの姿勢を象徴する意味があったと説明した。

    「これまでにもいくつかのリバリーを使ってきた。最初は、あなたが言うように左右非対称のリバリーで、スーパーボウルのハーフタイムショーで発表した。それもチームがF1に少し違ったアプローチを持ち込みたいという考えを示す方法だった」

    「我々はF1にいくつか新しいことを持ち込みたいと言ってきたし、それは非常に前向きな取り組みだった。そのリバリーをしばらく使用した後、マイアミでは新しいデザインを採用したが、ファンから非常に好評だった。その反応も考慮した」

    キャデラック F1

    現在のリバリーはマイアミ仕様がベース
    ロードンによると、ベルギーGPで採用しているリバリーは、好評だったマイアミGP仕様をベースに発展させたものだという。

    「現在のリバリーは、実際にはマイアミ仕様によく似ている。その間には、アメリカ独立宣言署名250周年を記念した特別リバリーも導入した」

    キャデラックはマイアミGPでは星条旗をモチーフにしたデザインを採用し、イギリスGPではアメリカ独立宣言署名250周年を記念した赤・白・青の特別カラーリングを披露するなど、シーズンを通して積極的にブランドイメージを発信してきた。

    リバリー変更も「限界へ挑戦」の一環
    ロードンは、リバリーを変更し続ける姿勢はマシン開発への取り組みと共通する考え方だと語る。

    「チームとして、リバリーだけでなくアップグレードを見ても、我々はマシンにかなり多くの改良を投入しているチームだと思う」

    「それもF1参戦へのアプローチを反映したものだ。我々の目標は単にF1に参戦することではなく、他のチームと同じように限界へ挑戦し続けることだった」

    「我々はただ現状に満足しているわけではない。マシンをアップグレードし、リバリーでもさまざまな挑戦を続けている。そして、ファンからの反応も非常に良いものになっている」

    キャデラックは2026年の新規参戦チームとして、マシン開発だけでなくブランド戦略においても従来のF1チームとは異なるアプローチを打ち出している。左右非対称リバリーの終了も、その時々で最適なデザインを追求し続ける姿勢の表れと言えそうだ。

  • 【動画】レッドブルF1のトウ戦略 ハジャーがフェルスタッペンをフロントローへ導く

    【動画】レッドブルF1のトウ戦略 ハジャーがフェルスタッペンをフロントローへ導く

    レッドブル・レーシングは、F1ベルギーGP予選でマックス・フェルスタッペンをフロントローに送り込むため、アイザック・ハジャーを使ったトウ戦略を実行した。パワーユニット交換によって決勝を最後尾からスタートするハジャーがQ3でフェルスタッペンをサポートし、チームとして2番グリッド獲得に貢献した。

    フェルスタッペンはポールポジションのアンドレア・キミ・アントネッリに0.3秒以上届かなかったものの、最終アタックで2番手に浮上。

    本人もハジャーのトウがなければ、予選順位は6番手前後まで下がっていた可能性があると認めている。

    最後尾スタートのハジャーをトウ役に起用
    ハジャーはベルギーGPを前に複数のパワーユニットコンポーネントを交換したため、決勝では最後尾からスタートすることが決まっていた。

    通常の予選順位が決勝のスタート位置に影響しない状況を踏まえ、レッドブルはQ3でハジャーをフェルスタッペンのトウ役として起用した。

    2回のアタックでハジャーはスタブロー通過後にペースを落とし、フェルスタッペンに最終シケインまでトウを与えた。最後のアタックではブランシモンで両車が接触しかけるほど接近しながら、理想的なタイミングでトウを成立させた。

    フェルスタッペンはその最終アタックで2番手タイムを記録し、日曜日の決勝をフロントローからスタートすることになった。

    フェルスタッペン「トウがなければ6番手だった」
    フェルスタッペンは予選後、ハジャーの協力が結果を大きく左右したと説明した。

    「間違いなく助けになった。そうでなければ僕はここには立っていなかった」

    「トウがなければ、たぶん6番手くらいだったと思う。アイザックは最後尾からスタートすることが分かっているなかで、最終セクターで本当にいい仕事をして、僕にトウを与えてくれた。だから僕たちはここに立てている」

    スパ・フランコルシャンはケメルストレートだけでなく、スタブローからブランシモン、最終シケインへと続く区間でもスリップストリームの効果が大きい。前方のマシンの後方に入ることで空気抵抗が減少し、最高速を伸ばすことができる。

    一方で、前走車との間隔やタイミングを正確に合わせる必要があり、少しでもずれればアタックそのものを失うリスクもある。レッドブルはハジャーのスタート位置を踏まえ、1台の予選結果よりもフェルスタッペンのグリッドを優先する判断を下した。

    ハジャー「チームにとって正しいことだった」
    ハジャーはQ3で自身のタイムを記録せず、フェルスタッペンにトウを与える役割に専念した。それでも、チームの決断に迷いはなかったと語る。

    「僕が本当に彼を2番手に押し上げたのかは分からない。たぶん少しは助けになったと思う。でも彼自身がとてもいい走りをしていたし、いずれにしても前方にはいただろう」

    「そこにボーナスを与えることは、間違いなく正しい判断だった。チームのためにも、彼のためにも嬉しい」

    決勝を最後尾からスタートするハジャーにとって、Q3で自己ベストを狙うメリットは小さかった。レッドブルはその状況を利用し、フェルスタッペンのポールポジション獲得の可能性を少しでも高める戦略を選択した。

    結果的にポールには届かなかったものの、フェルスタッペンは僅差の上位争いを制し、2番グリッドを確保した。


    アントネッリには届かずもフロントローを確保
    フェルスタッペンはアントネッリから0.3秒以上遅れた一方で、フェルスタッペンから7番手のオスカー・ピアストリまでの差も約0.3秒しかなかった。

    つまり、ハジャーのトウによるわずかなタイム短縮がなければ、フェルスタッペンは複数台に先行を許していた可能性が高い。本人が「6番手くらい」と語ったのも、その僅差を物語っている。

    「明日は周りのドライバーをミラーで見ながら走ることになると思う。でも少なくとも今日は本当にいい結果だった」

    「マシンは週末を通してかなり良かった。もちろんキミのレベルではなかったかもしれないけど、チームとしてうまくやり切り、フロントローに並べたことには満足している」

    レッドブルのトウ戦略はフェルスタッペンをポールポジションへ導くことはできなかったが、混戦の予選で2番手を獲得するうえで決定的な役割を果たした。最後尾スタートが決まっていたハジャーをサポート役に回し、エースの決勝スタート位置を最大化したチーム判断は、大きな成果をもたらした。

  • ホンダF1 ベルギーGP予選で苦戦 折原伸太郎「厳しい戦いは予想どおり」

    ホンダF1 ベルギーGP予選で苦戦 折原伸太郎「厳しい戦いは予想どおり」

    ホンダは、2026年F1第10戦ベルギーGPの予選で厳しい結果を迎えた。アストンマーティンはフェルナンド・アロンソが21番手、ランス・ストロールが22番手に終わり、2台揃ってQ1敗退となった。

    ベルギーGP2日目はスパ・フランコルシャンでフリー走行3回目と予選が行われた。パワーユニットへの負荷が大きい高速サーキットで、アストンマーティン・ホンダは週末を通して苦戦。

    予選でもライバルとの差を埋めることはできず、決勝は最後尾付近から追い上げを目指すことになった。

    ホンダF1トラックサイド・ゼネラルマネージャー兼チーフエンジニアの折原伸太郎は、今回の結果は想定の範囲内だったとしながらも、エネルギーマネジメントの改善には手応えを感じていると語った。

    「このサーキットがパワーユニットにとって非常に厳しいことは事前から認識していたため、予選結果についてもある程度は予想どおりでした」と折原はコメント。

    「そのような中でも、Aston Martin Aramco Formula One Teamと連携しながら、エネルギーマネジメントの運用面ではレースごとに改善を積み重ねられており、その点は前向きな材料だと考えています」

    アストンマーティンは今季ここまで苦戦が続いており、ホンダも現行パワーユニットの運用改善を進めながらパフォーマンス向上に取り組んでいる。厳しい予選結果となったものの、決勝では改善を続けるエネルギーマネジメントを武器に、一つでも上位でのフィニッシュを目指す。

    ホンダF1 本田技研工業 / アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

  • F1ベルギーGP予選 アントネッリ今季6回目PP フェルスタッペンを0.317秒差で撃破

    F1ベルギーGP予選 アントネッリ今季6回目PP フェルスタッペンを0.317秒差で撃破

    アンドレア・キミ・アントネッリが圧巻の走りで2026年F1第10戦ベルギーGP予選を制し、今季6回目のポールポジションを獲得した。メルセデスの若きエースは最終アタックで1分44秒361を記録し、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)に0.317秒差をつける快走を披露した。

    予選はメルセデス、レッドブル・レーシング、フェラーリ、マクラーレンによる激しいポール争いとなったほか、赤旗中断やQ3開始の遅延、複数のグリッド降格など話題に事欠かないセッションとなった。

    3番手タイムを記録したランド・ノリス(マクラーレン)はパワーユニット交換に伴う10グリッド降格を受けるため、決勝は13番グリッドから追い上げを図ることになる。

    ■ Q1:ノリス最速 アストンマーティン勢は揃って敗退
    気温、路面温度ともに上昇したコンディションの中、18分間のQ1がスタート。序盤はマックス・フェルスタッペンが1分45秒930を記録してトップに立つと、アイザック・ハジャーやアービッド・リンドブラッドが好タイムを刻む。

    その後、ランド・ノリスが1分45秒865でフェルスタッペンを0.065秒上回りトップタイムを記録。メルセデス勢はアンドレア・キミ・アントネッリが5番手、ジョージ・ラッセルがその直後と、やや慎重な滑り出しとなった。

    終盤のアタックでは各車がタイムを更新し、ピエール・ガスリー、フランコ・コラピント、ニコ・ヒュルケンベルグらがQ2進出を決める一方、アレクサンダー・アルボンはわずか0.007秒差で敗退。エステバン・オコン、バルテリ・ボッタス、セルジオ・ペレス、フェルナンド・アロンソ、ランス・ストロールとともにQ1で姿を消した。

    ■ Q2:ローソンは0.038秒届かず ヒュルケンベルグにトラブル
    Q2ではアントネッリがいきなり1分45秒142を記録し首位へ浮上。ルクレール、ノリス、ハミルトンが続き、フェルスタッペンは約0.45秒差の5番手につけた。

    残り時間ではガブリエル・ボルトレトやハジャーがタイムを伸ばし、最後までQ3進出争いは大接戦となる。

    リアム・ローソンは渾身のアタックを披露したものの、ボルトレトとの差はわずか0.038秒。惜しくも11番手となりQ3進出を逃した。

    Q2敗退はローソン、ガスリー、コラピント、ヒュルケンベルグ、カルロス・サインツJr.、オリバー・ベアマンの6人となった。

    さらにセッション終了直後にはQ3開始の遅延がアナウンスされた。ヒュルケンベルグのマシンに油圧系トラブルが発生し、コース上でストップ。マーシャルによる車両回収のため、Q3開始は約14分遅れることになった。

    ■ 四つ巴となったQ3 赤旗で最後の一発勝負へ
    16時50分にスタートしたQ3では、ハジャーが使用済みタイヤで先行し、フェルスタッペンのスリップストリーム役を担当する戦略を採用した。

    1回目のアタックではフェルスタッペンがトップに立ったものの、直後にアントネッリがこれを更新。さらにルクレールが2番手へ浮上すると、最後にノリスが全体トップタイムを記録し、アントネッリ、ルクレール、フェルスタッペンまで4人が0.2秒以内にひしめく大接戦となった。

    しかし残り7分、オスカー・ピアストリがスタブローでグラベルにタイヤを落としたことで砂利がコース上へ飛散。赤旗が提示され、全車に最後の1アタックだけが許される展開となった。

    ■ アントネッリが圧巻の最終アタックで今季6回目のPP
    セッション再開後、再びハジャーがフェルスタッペンを牽引。レッドブル・レーシングはケメルストレートでスリップストリームを最大限活用し、フェルスタッペンは1分44秒678を記録して暫定トップへ浮上した。

    しかし、その直後だった。

    アントネッリは全セクターをまとめ切る完璧なラップを披露し、1分44秒361を記録。フェルスタッペンを0.317秒突き放し、一気にポールポジションを奪い返した。

    ラッセルは最終セクターでタイムを失い4番手、ルクレールも更新できず5番手。ノリスは13コーナーで右タイヤをグラベルへ落としたことでアタックを断念し、タイム更新はならなかった。

    結果としてアントネッリが今季6回目のポールポジションを獲得。フロントローにはフェルスタッペンが並び、ノリスの10グリッド降格により決勝はラッセルが3番手、ルクレールが4番手からスタートする。

    2026年F1 ベルギーGP 予選

    ■ アントネッリ「最後は本当にクリーンなラップだった」
    ポールポジションを獲得したアントネッリは「最高だ。簡単な予選ではなかった。路面コンディションは大きく変化していたけど、周回ごとに改善することができた」と振り返った。

    「最後のラップは本当に良かった。とてもクリーンにまとめることができたので、とても満足している。明日はフェルスタッペンが隣にいるので、良いスタートを決めて先行することが重要になる」

    フェルスタッペンは「トウは間違いなく助けになった。なければ6番手くらいだったかもしれない。ハジャーは素晴らしい仕事をしてくれた。明日は後ろを気にしながら走ることになるだろう」と語った。

    一方、ノリスは「マシンのフィーリングには満足している。本来なら前方から戦いたかったが、明日もいいレースができるはずだ」とコメント。13番グリッドからの追い上げに自信を見せた。

    決勝は19日15時(現地時間、日本時間22時)にスタート。スパ・フランコルシャン名物のオー・ルージュからケメルストレートまでの攻防が、ベルギーGPの行方を大きく左右することになりそうだ。

  • F1ベルギーGP 予選 結果・タイムシート:アントネッリがポール獲得

    F1ベルギーGP 予選 結果・タイムシート:アントネッリがポール獲得

    2026年F1ベルギーGP 予選の結果・タイムシート。7月18(土)にスパ・フランコルシャンに2026年のF1世界選手権 第10戦 ベルギーグランプリの公式予選が行われた。

    ポールポジションを獲得したのはアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)。2番手にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手にランド・ノリス(マクラーレン)が続いた。アストンマーティン・ホンダは、フェルナンド・アロンソが21番手、ランス・ストロールが22番手だった。

    ■ アントネッリが圧巻のポールポジション獲得
    アンドレア・キミ・アントネッリが予選Q3最後のアタックでライバルを0.3秒以上引き離す圧巻のラップを記録し、今季6回目のポールポジションを獲得した。マックス・フェルスタッペンが2番手、ランド・ノリスは最速タイムを狙える速さを見せながらも10グリッド降格ペナルティにより13番グリッドから決勝に臨む。

    ■ ノリスは速さ示すも降格で13番手スタート
    ノリスはQ3でもトップ争いを演じるペースを見せたが、今週末の10グリッド降格ペナルティによりポールポジション獲得は不可能な状況だった。最終アタックではターン13でグラベルにタイヤを落とす場面もあり、決勝は13番手から追い上げを狙う。

    ■ ヒュルケンベルグの油圧トラブルでQ3開始が遅延
    Q2終了後、ニコ・ヒュルケンベルグが油圧トラブルでコース上にマシンを止めたため、Q3開始が遅延した。マーシャルによる車両回収作業が行われた後、セッションは約10分遅れで再開され、全車に最後のアタックチャンスが与えられた。

    ■ Q2はローソンら6人が敗退
    Q2ではリアム・ローソンが11番手で惜しくもQ3進出を逃した。ピエール・ガスリー、フランコ・コラピント、ヒュルケンベルグ、カルロス・サインツJr.、オリバー・ベアマンも敗退し、中団争いの激しさが際立つ結果となった。

    ■ アルボンとアストンマーティン勢はQ1敗退
    Q1ではアレクサンダー・アルボン、エステバン・オコン、バルテリ・ボッタス、セルジオ・ペレスに加え、フェルナンド・アロンソとランス・ストロールのアストンマーティン勢が揃って敗退。苦戦が続くチーム状況を改めて印象づけた。

    ■ メルセデスとレッドブルがポール争いを展開
    予選を通じてアントネッリとフェルスタッペンがトップタイムを更新し合い、メルセデスとレッドブル・レーシングが主導権を争った。シャルル・ルクレールも随所で2番手タイムを記録し、フェラーリもポール争いに加わる接戦となった。

    ■ 赤旗中断で最後の一発勝負に
    Q3序盤にはオスカー・ピアストリがグラベルにタイヤを落とした影響でコース上に砂利が散乱し、赤旗が提示された。セッション再開後は各車ともタイヤ1セットのみで最後のアタックに挑む一発勝負となり、アントネッリが最高のラップを決めた。

    ■ フェルスタッペンはトウを活用も及ばず
    レッドブル・レーシングはハジャーを先行させてフェルスタッペンにスリップストリーム(トウ)を与える戦略を採用。最終アタックでもトウを活用したが、アントネッリの圧倒的なラップには届かず2番手に終わった。

    ベルギーGP

    F1ベルギーGP 予選 結果・タイムシート

    順位 No ドライバー チーム Q1 Q2 Q3
    1 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分46秒304 1分45秒142 1分44秒361
    2 3 マックス・フェルスタッペン レッドブル・レーシング 1分45秒930 1分45秒589 1分44秒678
    3 1 ランド・ノリス マクラーレン 1分45秒865 1分45秒454 1分44秒801
    4 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分46秒185 1分45秒689 1分44秒869
    5 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分46秒278 1分45秒397 1分44秒893
    6 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分46秒124 1分45秒543 1分44秒895
    7 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分46秒433 1分45秒671 1分45秒016
    8 41 アービッド・リンドブラッド レーシングブルズ 1分46秒191 1分45秒629 1分45秒143
    9 98 ガブリエル・ボルトレト アウディ 1分46秒609 1分46秒082 1分45秒628
    10 6 アイザック・ハジャー レッドブル・レーシング 1分46秒062 1分45秒823  
    11 30 リアム・ローソン レーシングブルズ 1分46秒501 1分46秒120  
    12 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分46秒679 1分46秒331  
    13 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分46秒795 1分46秒392  
    14 27 ニコ・ヒュルケンベルグ アウディ 1分46秒893 1分46秒671  
    15 55 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分47秒080 1分46秒777  
    16 87 オリバー・ベアマン ハース 1分47秒113 1分46秒779  
    17 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分47秒120    
    18 31 エステバン・オコン ハース 1分47秒801    
    19 77 バルテリ・ボッタス キャデラック 1分47秒823    
    20 11 セルジオ・ペレス キャデラック 1分47秒971    
    21 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分50秒002    
    22 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分50秒177    
  • F1ベルギーGP予選Q2:アントネッリ圧巻トップ ローソンは0.031秒差で敗退

    F1ベルギーGP予選Q2:アントネッリ圧巻トップ ローソンは0.031秒差で敗退

    2026年F1第10戦ベルギーGPの予選Q2がスパ・フランコルシャンで行われ、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリがトップタイムでQ3進出を決めた。フェラーリ勢、マクラーレン勢、レッドブル勢も順当にトップ10入りを果たした一方、リアム・ローソンは僅差でQ3進出を逃した。

    Q2終了後にはQ3開始の遅延がアナウンスされた。ニコ・ヒュルケンベルグのマシンに油圧系トラブルが発生し、コース上でストップ。マーシャルがマシンを回収したため、セッション開始が遅れることになった。

    アントネッリが唯一の1分45秒1台を記録
    16台で争われたQ2では、全車がソフトタイヤでアタックを開始した。アントネッリは1回目のアタックから1分45秒142を記録し、唯一の1分45秒1台をマーク。ジョージ・ラッセルに0.5秒以上の差をつける圧巻の走りを披露した。

    その後、シャルル・ルクレール、ランド・ノリス、マックス・フェルスタッペンらがタイムを更新したものの、アントネッリには届かず。ルクレールが2番手、ノリスが3番手につけ、フェラーリとマクラーレンがメルセデスに続いた。

    FP3でクラッシュを喫しながらQ1を突破したルイス・ハミルトンも4番手でQ3進出を決め、フェラーリは2台揃ってトップ10入りを果たした。

    ローソンは0.031秒差でQ3進出逃す
    終盤はQ3最後の枠を巡る争いが白熱した。アイザック・ハジャーは9番手を守ってQ3進出を決めた一方、ピエール・ガスリー、フランコ・コラピント、ニコ・ヒュルケンベルグ、カルロス・サインツJr.はタイムを更新できず敗退した。

    最後にアタックしたリアム・ローソンも渾身のラップをまとめたが、10番手のガブリエル・ボルトレトに0.031秒及ばず11番手。惜しくもQ3進出を逃した。レーシングブルズはハジャーがQ3進出を果たした一方で、ローソンはあと一歩届かなかった。

    2026年F1ベルギーGP予選 Q2敗退
    11番手 リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    12番手 ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    13番手 フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    14番手 ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)
    15番手 カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    16番手 オリバー・ベアマン(ハース)

    アントネッリはQ2でも他を寄せ付けない速さを披露し、ポールポジション最有力としてQ3へ駒を進めた。一方、中団勢では最後までQ3進出争いが続き、ローソンはボルトレトにわずか0.031秒届かず敗退。Q2終了後にはヒュルケンベルグの車両回収のためQ3開始が遅延するなど、慌ただしいセッションとなった。

  • F1ベルギーGP予選Q1:アストンマーティン・ホンダ勢は4秒差で揃って敗退

    F1ベルギーGP予選Q1:アストンマーティン・ホンダ勢は4秒差で揃って敗退

    2026年F1第10戦ベルギーGPの予選Q1がスパ・フランコルシャンで行われ、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリがトップタイムを記録してQ2へ進出した。一方で、アストンマーティン勢とキャデラック勢は2台揃ってQ1敗退という厳しい結果となった。

    FP3でクラッシュを喫したルイス・ハミルトンは、フェラーリがサスペンションやフロア、リアウイングを交換してマシンを修復。予選開始までに作業を完了させ、無事にQ1を突破した。

    アントネッリが首位通過 レッドブル勢も好調
    気温は穏やかだったものの、路面温度は38度まで上昇。タイヤとブレーキのウォームアップが重要なコンディションの中、各車がソフトタイヤでアタックを開始した。

    最初に本格的なタイムを刻んだのはマックス・フェルスタッペンで、1分45秒930を記録してトップに立つ。アントネッリは約0.4秒届かず、ジョージ・ラッセルもその後方につけた。

    その後、アービッド・リンドブラッドが2番手タイムをマークしたが、ランド・ノリスが1分45秒865で首位に浮上。セッション終盤のアタックではアントネッリがこれを上回り、トップタイムでQ2進出を決めた。

    終盤のタイム更新でアルボンが脱落
    終盤はQ2進出を懸けた争いが激化。エステバン・オコンはタイムを更新できず18番手で敗退し、オリバー・ベアマンやニコ・ヒュルケンベルグは改善してQ2進出を決めた。

    さらにピエール・ガスリーとフランコ・コラピントも最後のアタックでそれぞれ12番手、13番手まで順位を上げたことで、アレクサンダー・アルボンは17番手へ押し出されてQ1敗退となった。

    アストンマーティンはフェルナンド・アロンソが1分50秒002、ランス・ストロールが1分50秒177に終わり、ともにトップのランド・ノリス(1分45秒865)から4秒以上遅れる厳しい内容となった。アロンソは21番手、ストロールは22番手で揃ってQ1敗退。なお、アロンソとストロールはともにパワーユニット交換によるグリッド降格ペナルティを受けており、決勝は最後尾からスタートすることが決まっている。それでも予選ではトップから4秒以上遅れるタイムに終わるなど、アストンマーティンにとって厳しいセッションとなった。キャデラックもセルジオ・ペレスとバルテリ・ボッタスの2台がQ1で姿を消した。

    2026年F1ベルギーGP予選 Q1敗退
    17番手 アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    18番手 エステバン・オコン(ハース)
    19番手 バルテリ・ボッタス(キャデラック)
    20番手 セルジオ・ペレス(キャデラック)
    21番手 フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    22番手 ランス・ストロール(アストンマーティン)

    アントネッリがFP3に続く速さを予選でも発揮してトップでQ1を通過した一方、フェルスタッペンやノリスも僅差につけ、ポールポジション争いは接戦の様相を見せた。Q1終盤はタイム更新が相次ぎ、アルボンが惜しくもQ2進出を逃したほか、アストンマーティンとキャデラックは2台揃って予選最初のセッションで姿を消す結果となった。

  • フェルスタッペンとサインツJr.が審議対象 ハミルトン事故後の黄旗違反疑い

    フェルスタッペンとサインツJr.が審議対象 ハミルトン事故後の黄旗違反疑い

    F1ベルギーGPのフリー走行3回目で、マックス・フェルスタッペンとカルロス・サインツJr.がダブルイエローフラッグ下で十分に減速しなかった疑いにより、FIAスチュワードの審議対象となった。

    問題の場面は、セッション終盤にルイス・ハミルトンがフェラーリをクラッシュさせた直後に発生した。事故現場へ接近したフェルスタッペンが減速する一方、後方のサインツJr.が急接近してタイヤをロックさせ、両者が接触しかねない状況となった。

    ハミルトンがFP3終盤にクラッシュ
    ハミルトンはスパ・フランコルシャンのファーニュ・シケイン出口でマシンのコントロールを失い、バリアに衝突した。

    この事故は、前日のフリー走行2回目でピエール・ガスリーが同じ場所で喫したクラッシュとよく似たものだった。ハミルトンのフェラーリは右リア部分に大きなダメージを負い、予選に向けてチームは限られた時間で修復作業を進めることになった。

    事故後、コース上ではダブルイエローフラッグが提示された。現場へ接近していたフェルスタッペンはファーニュの進入手前でペースを落としたが、その後方を走っていたサインツJr.は急減速するレッドブルに追いつき、激しくタイヤをロックさせた。

    サインツJr.「前のマシンが突然ブレーキをかけた」
    サインツJr.は無線で、フェルスタッペンの減速が急だったと主張した。

    「前のマシンがかなり突然ブレーキをかけた」

    一方のフェルスタッペンは、ダブルイエローフラッグが出ていたにもかかわらず、サインツJr.が後方から急接近してきたことに強い不満を示した。

    「一体何なんだ? 信じられない。ダブルイエローなのに、後ろのマシンが僕に追突しそうになった。本当に信じられない」

    映像では、フェルスタッペンが減速した直後にサインツJr.が急接近し、接触を避けるために強くブレーキを踏んだ様子が確認された。

    両ドライバーに黄旗区間での減速義務違反の疑い
    FIAはフェルスタッペンとサインツJr.の双方について、ダブルイエローフラッグ下で十分に減速しなかった可能性があるとして調査を開始した。

    両ドライバーとレッドブル・レーシング、ウィリアムズのチーム代表者は、現地時間14時25分にスチュワードへの出頭を求められた。

    ダブルイエローフラッグ下では、ドライバーは大幅に速度を落とし、必要であれば停止できる状態で走行しなければならない。単に前走車との距離を調整するだけでなく、事故現場にいるマーシャルや停止車両への危険を避けることが求められる。

    今回の審議では、フェルスタッペンが十分な減速を行っていたかに加え、サインツJr.が黄旗区間への接近時に適切な速度まで落としていたかが焦点となる。

    フェルスタッペンは3番手 サインツJr.は18番手
    フリー走行3回目では、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリが最速タイムを記録した。ランド・ノリスが0.139秒差の2番手、フェルスタッペンが僅差の3番手に続いた。

    ジョージ・ラッセルはチームメイトのアントネッリから0.367秒差。サインツJr.は18番手にとどまり、16番手だったウィリアムズのチームメイト、アレクサンダー・アルボンから0.702秒遅れだった。

    フェラーリはハミルトンのマシンを予選開始までに修復する必要があり、クラッシュによるダメージの範囲も大きな懸念材料となる。

    なお、フェラーリは金曜日のフリー走行1回目終了後、各マシンで2セットずつのタイヤを規定どおり物理的に返却しなかったとして、ドライバー1人につき5000ユーロ、合計1万ユーロの罰金を科されている。スポーティングペナルティは科されなかった。

    フェルスタッペンとサインツJr.に対する審議結果次第では、予選前にグリッド降格やその他のペナルティが決定される可能性がある。事故現場での安全確保に直結するダブルイエローフラッグ違反だけに、スチュワードが両者の速度やブレーキング、各チームから提出されたデータをどのように評価するかが注目される。