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  • 2018年 F1カナダGP:各ドライバーのタイヤ選択

    2018年 F1カナダGP:各ドライバーのタイヤ選択

    2018年 F1世界選手権 第6戦カナダGPでの各ドライバーのタイヤ選択をF1公式サプライヤーのピレリが発表した。

    ピレリは、高速ストレートとハードブレーキングを強いられるレイアウトを有するジル・ヴィルヌーヴ・サーキットに、前戦モナコGPに続いて最も柔らかいコンパウンドであるハイパーソフト(ピンク)を投入。

    F1カナダGPでは、スーパーソフト(赤)、ウルトラソフト(紫)、ハイパーソフト(ピンク)と最も柔らかいレンジの3種類のコンパウンドが選択され、チームはレースでスーパソフトとウルトラソフトのいずれか1セットを使用されなければならず、ハイパーソフトは予選Q3で使用しなければならない。残りの10セットはチームが自由に選択できる。

    極端な選択をしたのはメルセデス。モナコGPでハイパーソフトに苦労したメルセデスは、全チームで最も少ない5セットのハイパーソフトを選択。ウルトラソフトを最大の5セットを選択している。

    フェラーリとレッドブルはまったく同じタイヤ選択を採用。スーパーソフト2、ウルトラソフト3、ハイパーソフト8とメルセデスとは対照的な選択となっている。

    F1モナコGPでピエール・ガスリーが優れたタイヤマネージメントを見せたトロロッソ・ホンダも、フェラーリとレッドブルと同じスーパーソフト2、ウルトラソフト3、ハイパーソフト8という選択とした。

    2018年 F1カナダGP タイヤ

  • F1 モナコGP 決勝:トップ10ドライバーコメント

    F1 モナコGP 決勝:トップ10ドライバーコメント

    2018年のF1世界選手権 第6戦 モナコGPの決勝が5月27日(日)にモンテカルロ市街地コースで行われた。

    優勝はレッドブル・レーシングのダニエル・リカルド。ポールポジションからスタートしたリカルドは、ERSが機能しなくなるトラブルに見舞われたが、後続を抑え切って初のポール・トゥ・ウィンでモナコ初優勝を果たした。

    2位にはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、3位にはルイス・ハミルトン(メルセデス)と3強チームでワールドチャンピオンを争う3人が表彰台に上がった。

    トロロッソ・ホンダはピエール・ガスリーが7位入賞。第2戦バーレーン以来のポイントを獲得した。

    優勝:ダニエル・リカルド (レッドブル)
    「ワオ、まだ実感が湧いていない。完璧な週末だったけど、クレイジーなレースだった。本当に長い週末だった。このレースにむけてかなり興奮していたからね。自分自身をコントロールするのが難しかったし、今日、ライトが消えるのがとにかく待ち切れなかった。スタートはうまくいったし、最も厳しい部分はほぼ終わったので、とにかくこのレースを終えようと思っていた。そのあと、28周目にコーナーを立ち上がってときに、ほとんどパワーがないように感じた。それがMGU-Kの問題だと明らかになったときは目を閉じて泣きたかった。レースは終わったと思ったし、ここで勝つために何をすればいいか本当にわからなくなった。無線でエンジニアと話して、多くのことを変更したけど、問題は解決しなかった。でも、問題があるなかでも生き残って、セブを抑え続けなければならなかった。パワーはかなり少なかったけど、幸運なことに、タイトなトラックで僕たちには良いクルマがあったので、コーナーで十分にタイムを稼いで、ストレートで攻撃をかわすことができた。他のサーキットだったら、今日のように勝てなかったと思う。そんなに楽しいドライビングではなかったし、かなり疲れたけど、とっても嬉しい。やっと借りを返すことができたし、最高にスウィートな気分だ。簡単ではなかったけど、自分はここのウィナーだと言えるようになったわけだし、チームの250戦目で勝てたのは素晴らしいことだ」

    2位:セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)
    「今日は前のクルマに近づいてどうにかしようと頑張ったけど、近づけばタイヤには役立たないのは明らかだった。いくつかのコーナーではあまりパワーは必要ではなかったし、ダニエルの方が僕たちよりも速かった。彼は常にギャップを広げることができていたし、僕は決してそこまでは行けなかった。彼はペースを維持することができていたし、彼がもし問題を抱えてしなかったら、僕たちはもっと酷いことになっていたもしれない。残念ながら、何か違うことをするチャンスはあまりなかった。タイヤを正しく機能させるのが難しかったと思う。バーチャルセーフティカーが入ったとき、マクラーレンがピットから出てきて、タイヤを温めることに苦労して多くの時間がかかってしまった。それが最大の問題だったと思うし、かなりのタイムが犠牲になった。リズムを取り戻すのに1周半くらいかかってしまったけど、それはあまりに遅すぎた。でも、まだ多くのレースが残っているし、僕たちは自分たちの問題を理解する必要があると思う。僕たちには良いクルマがある。でも、もっと良くできるはずだ」

    3位:ルイス・ハミルトン (メルセデス)
    「ダニエルを心から祝福する。彼のために本当に嬉しく思っている。彼は2年前の初めてのもなこGPで勝利にかなり近づいていたし、今、それを手に入れることができたのは彼にとっていいことだ。週末には満足している。僕たちは3番目に速いチームだったし、ほぼ2番目だった。チャンピオンシップ争いでセバスチャンに対して3ポイントしか失わなかったことをありがたく思う。僕たちはこれを受け止めて、前進していく。それほど難しいレースではなかったし、タイヤを長持ちさせるだけだった。あんなに長持ちするとは思わなかった。モナコ全体のスペクタクルほどレースがエキサイティングではなかったのは残念だ。特にプラクティス中から他のどこにもないような場所だし、予選は本当にエピックなトラックだけどね。カナダはもう少し僕たちのクルマに向いていることを願っている。でも、次もまた特にフェラーリとは接戦になるだろうね」

    4位:キミ・ライコネン (フェラーリ)
    「今日のレースではほどんど何も起こらなかった。正直、かなり退屈なレースだった。このトラックではいったん全員がストップした後は、誰であろうと先頭にいる人がスピードを管理することになる。彼が1周4秒遅く走ったとしても、誰かが大きなミスをするかタイヤがなくなるかしない限り追い抜く方法はない。その結果、レース全体でお互いに追いついてしまう。タイヤの管理には何も問題はなかったし、実際かなりいい状態だった。最初のセットに少しグレイニングが出たけど、それ以外はOKだった。後ろのボッタスについては心配していなかった。僕たちにはスピードがあったし、前のクルマに近づくことも簡単だったけど、彼を抜く方法はなかった。常にベストを尽くしてはいたけど、自分たちのペースを生かせなかった。もちろん、4位に満足することなどできないけど、いつものように全てのレースから何かを学んでいきたい」

    5位:バルテリ・ボッタス (メルセデス)
    「これがモナコだ。多くのことが起こることもあれば、今日のように何も起こらずにあまり波乱のないレースになることもある。第2スティントでスーパーソフトタイヤを選択したのは正しかったと思うし、ウルトラソフトよりもうまく機能していたと感じている。第1スティントはタイヤのドロップオフにとって難しかったけど、第2スティントは本当にいい感じだったし、前のクルマにプレッシャーをかけることができた。前のクルマよりもペースはあったけど、どうすることもできなかった。ペースに差があってもオーバーテイクは不可能だった。難しい週末になるかもしれないことはわかっていたし、そういう展開になったけど、僕たちはなんとかダメージを最小限に抑えることができた。予選5番手によって楽な展開にはならなかったし、今日のクルマで何か違ったことができたとも思わない。モントリオールは僕たちのクルマがもっとポイントを獲れる場所なはずだし、カナダではもっと良い結果を出せることを期待している」

    6位:エステバン・オコン (フォース・インディア)
    「今日は素晴らしい結果を残せた。本当に満足しているし、とても楽しかった。僕たちのペースは印象的だったし、チームは戦略面で素晴らしい仕事をしてくれた。僕たちはタイヤをよく理解していたし、レース中は僕たちがコース上で最速のクルマだったときもあった。最後の数周はボッタスとライコネンを1秒のところまで捉えていたし、彼らの真後ろで終えた。数戦は期待外れなレースだったので、この素晴らしい結果を出して多くのポイントを獲得することができてとても嬉しい。このような週末をもっと多く過ごせることを期待している」

    7位:ピエール・ガスリー (トロロッソ・ホンダ)
    「初めてのモナコでのレースは、僕にとってキャリア2度目のポイント獲得となり、すばらしいレースになった! 10番手からのスタートで厳しいレースになると予想していたけど、マシンは驚くほど速かった! 序盤はタイヤに気をつけながら走ったけど、マシンの調子がとてもよかったので、周囲にライバルがいない状況では猛プッシュすることができた。モナコではオーバーテイクが難しいことが分かっていたので、タイヤ交換後に他車より前でピットアウトした後は、背後のヒュルケンベルグを懸命に抑えて走った。レース終盤はタイヤの磨耗も激しかったので、ミスをしないように集中し、気をつけて走行した。簡単なレースではなかったけど、7位を獲得することができ、素直にとてもうれしいよ!」

    8位:ニコ・ヒュルケンベルグ (ルノー)
    「今日はポジティブな気分だ。カルロスとは異なる戦略を実行する可能性があり、それがうまくいった。昨日のそれほど成功とは言えない予選からうまくリカバーできたと思うし、8位はこの状況で達成できるベストな結果だったと思う。第1スティントはとても成功だった。グレイニングが多かったので中盤はとても難しかったけど、タイヤが復活して、何周かとても速いラップを刻めたし、それが僕をレースに引き戻してくれた。それがモナコというものだ。クレイジーなレースになったり、今日のようなレースになることもあるけど、僕たちはチャンスを最大限に生かした」

    9位:マックス・フェルスタッペン (レッドブル)
    「ダメージリミテーションになることはわかっていたけど、それでも今日は本当に楽しめた。他のクルマとレースをすることができたし、スタートからフィニッシュまでかなり競争力があった。もちろん、内心ではまだ失望している。プラクティスでミスをすることがなければ、はるかに良い結果を残せていたはずだからね。でも、その一方でレースを最大限に生かすことができた。楽しかったよ。特にここモナコは、通常、レースではクルージングをするだけだし、クルマを追い抜いて、全てのラップで戦うなんて滅多にないことだからね。クルマはハンドリングがよかったし、戦略もはまって、ポイント圏内でフィニッシュすることができたので、全てのことを考慮すれば良い仕事ができた一日だと思う。僕はキャリアを通して学んできたし、後からああすればよかったと言うのは簡単なことだけど、常に自分と向き合っていかなければならない。今週、僕はミスをしたけど、ダニエルは素晴らしい仕事をして、レースでの勝利ととてもスペシャルな時間を迎えた。彼を心から祝福している」

    10位:カルロス・サインツ (ルノー)
    「僕にとってはとても難しいレースだった。16周目にタイヤを交換して、そのあとはウルトラソフトで60周走らなければならなかった。酷いグレイニングが出ていたので理想的ではなかった。やれることはあまりなかった。他の戦略のクルマの方がはるかに速かった。来週までに落ち着いて全てを調べて、モントリオールでは強くなって戻ってきたい」

    関連:【動画】 F1モナコGP 決勝ハイライト

  • フェルナンド・アロンソ 「史上最も退屈なレース。チケット代を返すべき」

    フェルナンド・アロンソ 「史上最も退屈なレース。チケット代を返すべき」

    フェルナンド・アロンソは、今年のF1モナコGPでは“史上最も退屈なレース”だったと批判。コース上のスペクタクルを改善させる必要があり、ファンはチケット代を払い戻したいと考えてもおかしくないと語った。

    7番グリッドからF1モナコGPの決勝をスタートしたフェルナンド・アロンソは、残り25周の時点でギアボックストラブルによってリタイアするまでレースを通してポジションを維持していた。

    フェルナンド・アロンソは、モナコでオーバーテイクが厳しいことを考えれば、7位は“安泰”だったと考えており、6ポイントを獲得できなかったことに失望していると語る。

    「7位は安泰だった。ここはオーバーテイクがないからね。今日はポイントを失ってしまった」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「ギアボックスなのかエンジンなのか正確にはわからないけど、パワーを失って、ギアがシンクロしなくなった」

    フェルナンド・アロンソは、レースは総じて“非常に退屈”なものだったと批判した。

    「セーフティカーもなければ、イエローフラッグもなかったし、たぶん史上最も退屈なレースだったね」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「スポーツはショーについてもう少し考える必要があると思う。とても残念なレースだった」

    「レースの最後にファンにチケット代を少し返すためになにかやってあげる必要があるかもしれないね」

    F1モナコGPでは上位6台はレース中にオーバーテイクを演じることなく、予選と同じポジションでフィニッシュした。しかし、フェルナンド・アロンソは、それはF1マシンがワイド化されたこととは関係のないことだと考えている。

    「いいや、単にモナコだからだと思う。僕たちはそれがどういうものかをわかっている」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「予選のポジションでスタートして、チェッカーフラッグまでだいたいそのポジションで走っていた」

    「残念ながら、僕たちは故障に見舞われて、その7位とチームのためのポイントを獲得できなかった。でも、次回は完走できることを期待している」

    関連:F1モナコGP 結果:ダニエル・リカルドが手負いのクルマで辛勝!

  • トロロッソ・ホンダ:F1モナコGP 決勝レポート

    トロロッソ・ホンダ:F1モナコGP 決勝レポート

    トロロッソ・ホンダは、F1モナコGPの決勝レースで ピエール・ガスリーが見事なタイヤマネージメントとハイペースで7位入賞。ブレンドン・ハートレーは終盤で後続に追突されリタイアで終えた。

    第6戦モナコGPは、レーススタートが近づくにつれ雲が厚くなり、時折りポツポツと雨が落ちる中、現地時間午後3時10分から決勝レースが行われた。スタート時の気温は25℃、降水確率は20%だった。

    トロロッソ・ホンダは、予選10番手のピエール・ガスリーが5列目からスタート。予選16番手のブレンドン・ハートレーは、前車のグリッドダウンペナルティーにより15番手に繰り上がり8列目からのスタートとなった。ガスリーは予選Q2で使用したハイパーソフトタイヤ、ハートレーが新品のハイパーソフトタイヤでスタートした。

    スタート直後の第1コーナーで10番手を守りきったピエール・ガスリーは、前車との差を詰めながら周回を重ねる。ハートレーは、スタート直後に他車と接触しフロントウイングにダメージを追うが、15番手を死守した。

    追い抜きが非常に難しいモナコのコースでポジションを守りながらレースを続けるトロロッソ・ホンダの2台。ハートレーは13周を終えてピットインし、ウルトラソフトタイヤに交換した。ガスリーはすばらしいタイヤマネージメントでピットインを引き延ばし、他車のピットインによってポジションを上げていく。23周目には6番手に浮上し、その後自身のレースベストラップを更新するペースのよさで後続を引き離す。

    37周目、後続との差を10秒以上に広げてピエール・ガスリーはピットイン。スーパーソフトタイヤに交換した。このピットインにより10番手にポジションを落としたガスリーだったが、新しいタイヤで、ハイペースのラップを刻む。上位車のピットインやトラブルにより52周目に7番手にポジションを上げ、レースは終盤戦に入った。レース中盤から11番手を走行していたハートレーは、終盤の72周目にトンネル出口からシケインに入るところで後続車に追突され、マシンにダメージを負ってピットイン。そのままリタイアとなった。

    残り15周となったレース終盤、7番手走行のガスリーに後続車が迫り、激しいバトルとなる。しかし、安定したハイペースでそれを抑えたガスリーは、7番手を守りきり、78周のチェッカーフラッグを受けた。

    トロロッソ・ホンダは第4戦アゼルバイジャン以来の入賞となり、ピエール・ガスリーは第2戦バーレーン以来のポイントを獲得した。

    第7戦カナダGPは、モントリオール郊外のジル・ビルヌーブサーキットで6月8日(金)~10日(日)に行われる。

    ピエール・ガスリー (7位)
    「初めてのモナコでのレースは、僕にとってキャリア2度目のポイント獲得となり、すばらしいレースになりました! 10番手からのスタートで厳しいレースになると予想していましたが、マシンは驚くほど速かったです! 序盤はタイヤに気をつけながら走りましたが、マシンの調子がとてもよかったので、周囲にライバルがいない状況では猛プッシュすることができました。モナコではオーバーテイクが難しいことが分かっていたので、タイヤ交換後に他車より前でピットアウトした後は、背後のヒュルケンベルグ選手を懸命に抑えて走りました。レース終盤はタイヤの磨耗も激しかったので、ミスをしないように集中し、気をつけて走行しました。簡単なレースではありませんでしたが、7位を獲得することができ、素直にとてもうれしいです!」

    ブレンドン・ハートレー (リタイア)
    「15番手からのスタートでしたが、いいスタートを切ることができたと思います。しかし、残念なことに、オープニングラップのターン5でフロントウイングにダメージを負ってしまいました。それが原因となり、ダウンフォース不足でタイヤの磨耗が早く、難しい状況になりましたが、ウルトラソフトタイヤを最後まで効果的に使うことができました。ポジションアップするために早い段階でピットインをする作戦を取り、レース終盤ではサインツ選手をオーバーテイクしてポジションアップすることに成功したのですが、ザウバーのマシンに後ろから追突されてしまいました。レース終了後にルクレール選手と話し、彼がブレーキにトラブルを抱えていたことを知りました。とても残念な結果ですが、それがモナコなのだと思います。このレースウイークはFP1からとても調子がよかったのですが、結果としてうまくまとめることができませんでした。自分の走りには満足していますが、満足いく結果につなげられず残念です」

    フランツ・トスト (トロロッソ チーム代表)
    「まず初めに、レッドブルレーシングの優勝、おめでとうございます! リカルド選手は誰よりもすばらしい走りを見せてくれましたし、レッドブルが伝統のモナコで勝利を手にしたことをうれしく思います。我々は木曜日から調子がよく、手応えを感じていたのですが、予選ではすべてを出し切ることができませんでした。しかし、重要なのはレースです。ピエールはレース序盤からうまくタイヤをマネージメントし、7位フィニッシュというすばらしいレースを見せてくれました。彼にとってモナコでのF1初レースにもかかわらず、それを感じさせないタイヤのマネージメント力をみせてくれたおかげで、ハイパーソフトタイヤで長く走ることができました。戦略も成功し、ピットインを遅めにしたおかげで7位にポジションアップできました。ブレンドンはあと少しのところでポイントを獲得できたのですが、残念なことにルクレール選手に背後から追突され、リタイアとなってしまいました。次戦のカナダGPでも今回のようなパフォーマンスが発揮できるよう、チーム一丸となって努めたいと思います」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「昨日のFP3や予選でもいいパフォーマンスを見せていましたが、今日の決勝でもその流れを維持し、ポジションアップが難しいここモナコで予選結果を上回る形でレースを終えることができました。今日の結果はチーム全員の努力と、ガスリー選手の素晴らしいドライビングのおかげだと思います。PUとしては予選、レースともに特殊なモナコのトラックに合わせたセットアップをまとめきり、週末を通してトラブルフリーで乗り切ったことは良かったと感じています」

    関連:F1モナコGP 結果:ダニエル・リカルドが手負いのクルマで辛勝!

  • 【動画】 F1モナコGP 決勝ハイライト

    【動画】 F1モナコGP 決勝ハイライト

    2018年のF1世界選手権 第6戦 モナコGPの決勝が5月27日(日)にモンテカルロ市街地コースで行われ、ダニエル・リカルド(レッドブル・レーシング)がモナコ初優勝。トロロッソ・ホンダはピエール・ガスリーが7入賞を果たした。

    今週末、全てのセッションでトップタイムを記録してきたダニエル・リカルド。ポールポジションから好スタートを切ったリカルドは、序盤から後続とのリードを広げていき、レースを支配するかと思われた。

    しかし、1回目のピットストップ後に突然のパワーロス。MGU-Kの故障によってパワーを失ったダニエル・リカルドは、他のマシンより実際180馬力、時速20km遅いマシンでの残り50周の戦いを強いられる。

    さらに上位勢は全員1ストップ戦略。ウルトラソフトで60周以上のスティントを走る厳しい展開となったが、ダニエル・リカルドはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)からのプレッシャーをものともせず、トップを一度も譲ることなくチェッカー。250戦目の勝利とメモリアルなレースで、モナコ初勝利、初のポール・トゥ・ウィン。2年前のモナコでの雪辱を果たす涙の勝利。表彰台ではモナコ公国の大公夫妻の前で“シューイ”を披露した。

    2位はセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、3位にはルイス・ハミルトン(メルセデス)が続き、ドライバーズランキングではルイス・ハミルトンが20ポイント差で首位をキープしている。

    トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが第1スティントをユーズドのハイパーソフトで37周を走る優れたタイヤマネジメントを見せ、7位でチェッカー。初のモナコで自身2度目となるポイントフィニッシュを果たした。

    チームメイトのブレンドン・ハートレーは、レース終盤にシャルル・ルクレール(ザウバー)に追突されてリタイア。また、開幕から入賞を続けていたマクラーレンのフェルナンド・アロンソは、ギアボックス故障によって今シーズン初リタイアを喫した。

    2018年 F1モナコGP 決勝 動画

    関連:F1モナコGP 結果:ダニエル・リカルドが手負いのクルマで辛勝!

  • レッドブル:ダニエル・リカルドが2年前の借りを返すモナコ初優勝

    レッドブル:ダニエル・リカルドが2年前の借りを返すモナコ初優勝

    レッドブル・レーシングは、F1モナコGPの決勝で ダニエル・リカルドが優勝、マックス・フェルスタッペンが9位でレースを終えた。

    2年前、自身初ポールポジションを獲得してレース前半をリードしながら、ピット作業の問題によって勝利を逃したダニエル・リカルド。今週末は全てのセッションを支配し、ポールポジションから順調なスタートを切っていたリカルドに再び試練が訪れた。

    1回目のピットストップ後にダニエル・リカルドのマシンのMGU-Kが故障。パワーユニットの約25%のパワー、ラップタイム換算で1周につき2.5秒を失った。さらに1ストップ戦略によって残り50周でウルトラソフトを最後まで持たせなければならない我慢のレース。それでも、ダニエル・リカルドはセバスチャン・ベッテルからのプレッシャーを跳ね除け、完璧な走りで優勝。自身初となるポール・トゥ・ウィンで2年前の雪辱を果たし、自身の代名詞となった“シューイ”を表彰台で披露した。

    一方、フリー走行3回目のクラッシュによって最後尾グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペンは、第1スティントを延ばす戦略を採りながら着実に順位を上げ、9位でフィニッシュした。

    ダニエル・リカルド (優勝)
    「ワオ、まだ実感が湧いていない。完璧な週末だったけど、クレイジーなレースだった。本当に長い週末だった。このレースにむけてかなり興奮していたからね。自分自身をコントロールするのが難しかったし、今日、ライトが消えるのがとにかく待ち切れなかった。スタートはうまくいったし、最も厳しい部分はほぼ終わったので、とにかくこのレースを終えようと思っていた。そのあと、28周目にコーナーを立ち上がってときに、ほとんどパワーがないように感じた。それがMGU-Kの問題だと明らかになったときは目を閉じて泣きたかった。レースは終わったと思ったし、ここで勝つために何をすればいいか本当にわからなくなった。無線でエンジニアと話して、多くのことを変更したけど、問題は解決しなかった。でも、問題があるなかでも生き残って、セブを抑え続けなければならなかった。パワーはかなり少なかったけど、幸運なことに、タイトなトラックで僕たちには良いクルマがあったので、コーナーで十分にタイムを稼いで、ストレートで攻撃をかわすことができた。他のサーキットだったら、今日のように勝てなかったと思う。そんなに楽しいドライビングではなかったし、かなり疲れたけど、とっても嬉しい。やっと借りを返すことができたし、最高にスウィートな気分だ。簡単ではなかったけど、自分はここのウィナーだと言えるようになったわけだし、チームの250戦目で勝てたのは素晴らしいことだ」

    マックス・フェルスタッペン (9位)
    「ダメージリミテーションになることはわかっていたけど、それでも今日は本当に楽しめた。他のクルマとレースをすることができたし、スタートからフィニッシュまでかなり競争力があった。もちろん、内心ではまだ失望している。プラクティスでミスをすることがなければ、はるかに良い結果を残せていたはずだからね。でも、その一方でレースを最大限に生かすことができた。楽しかったよ。特にここモナコは、通常、レースではクルージングをするだけだし、クルマを追い抜いて、全てのラップで戦うなんて滅多にないことだからね。クルマはハンドリングがよかったし、戦略もはまって、ポイント圏内でフィニッシュすることができたので、全てのことを考慮すれば良い仕事ができた一日だと思う。僕はキャリアを通して学んできたし、後からああすればよかったと言うのは簡単なことだけど、常に自分と向き合っていかなければならない。今週、僕はミスをしたけど、ダニエルは素晴らしい仕事をして、レースでの勝利ととてもスペシャルな時間を迎えた。彼を心から祝福している」

    クリスチャン・ホーナー(チーム代表)
    「今日、ダニエルが見せたパフォーマンスを説明するのは難しい。MGU-Kがなくなった28周目から、冷却、ブレーキ、タイヤ温度などありとあらゆる問題が発生したが、それでも彼は1秒以内に迫ったセバスチャン・ベッテルを防御しなたら、冷静に対応していいた。およそ25%のパワーロスがあるにもかかわらず、そこからさらに50周をリードし、チームの250戦目に勝利をもたらしたなど信じられないことだ。今日、そして、レース週末全体が本当に素晴らしいパフォーマンスを発揮したダニエルのものだった。マックスは見事な巻き返しだった。最後尾グリッドからだと常に厳しいレースになるが、ここでは非常に難しいにもかかわらず何度も良いオーバーテイクを成功させて順位を上げている。また、優れたチームワークと戦略の恩恵も受け、何とかトップ10入りを成し遂げた。カレンダーにあるすべてのレースの中でも、その豊富な遺産と歴史によってモナコの勝利はハイライトになる。それに、2016年に失望を味わったダニエルにとってはとりわけそう言えるだろう。今日の勝利達成はミルトンキーンズのみんなが生み出してくれた最高のマシンと、そのステアリングを握るダニエルの能力を証明している。レースの勝利は間違いなくチームワークであり、すべてのチームパートナーに感謝しなければならない。こうして我々が特別な瞬間を味わえるのは彼らのサポートがあってことだ」

    関連:F1モナコGP 結果:ダニエル・リカルドが手負いのクルマで辛勝!

  • マクラーレン:F1モナコGP 決勝レポート

    マクラーレン:F1モナコGP 決勝レポート

    マクラーレンは、F1モナコGPの決勝で ストフェル・バンドーンが14位、フェルナンド・アロンソがリタイアでレースを終えた。

    フェルナンド・アロンソ (リタイア)
    「かなり退屈なレースだった。イエローフラッグやセーフティカーはほぼなかったし、7位でクルージングしていた。今回がシーズン初のリタイアなので、もちろん、失望している。最初にパワーのロスを感じて、どういうわけか5速ギアでスタックしてしまった。7位は確実だったので痛いね」

    「今週末、僕たちはここで4番目に速いクルマだったし、僕たちはレースで7位を獲得するに相応しかった。今では何もできることはないけど、今後のレースのために信頼性を改善する必要があるのは明らかだ」

    ストフェル・バンドーン (14位)
    「僕にとって期待外れなレースだった。第1スティントは本当に厳しかった。ウルトラソフトでスタートして、ハイパーソフトのランナーよりも長く走ることを望んでいたけど、あまりにデグラデーションが激しくて、それを成し遂げることができなかった。それに1回目のピットストップで多くのタイムを失い、多くのトラックポジションを失った。ハイパーソフトでの最終スティントは少し速さがあったし、前のクルマと戦うことができたけど、もちろん、モナコはオーバーテイクができる場所ではない。もっと期待していたけど、それでも予選ペースは前進を果たしたと思う。でも、ポイントを獲得するためにもっと良い位置にいられるように、僕たちはクルマのパフォーマンスを改善することに本気で集中していく必要がある」

    エリック・ブーリエ (レーシングディレクター)
    「ノーポイントで1年で最も名声のあるグランプリを離れるのは大変残念だが、そういうときもあるし、それがモーターレースだ。フェルナンドが完璧なレースを走り、自分の責任ではないトランスミッションの問題で53周目にクルマを止めざるをえなかったことにはさらにフラストレーションを感じた。12番グリッドからスタートしたストフェルは順位を上げるチャンスは限られていた。だが、彼は午後ずっとノーズをクリーンに保ち、フラットスポットを回復させ、チェッカーフラッグまでずっとプッシュしていた。週末から得られるポジティブなことはある。土曜日のペースは明らかに改善していたし、我々のアップグレードは引き続きコース上に届けられている。まだやらなければならない作業はたくさんあるが、カナダにむけて正しい方向に向かっていると言う自身を感じている」

    関連:F1モナコGP 結果:ダニエル・リカルドが手負いのクルマで辛勝!

  • レッドブル 「リカルドはMGU-Kを完全に失っていた」 / F1モナコGP

    レッドブル 「リカルドはMGU-Kを完全に失っていた」 / F1モナコGP

    レッドブル・レーシングは、F1モナコGPでダニエル・リカルドがMGU-Kが機能しておらず、全体のパワーの25%、1周あたり2.5秒を失っていことを明らかにした。

    ポールポジションからスタートしたダニエル・リカルドは第1スティントでリードを広げていたが、ピットストップ直後に無線でパワーロスを伝えていた。

    このトラブルにより、ダニエル・リカルドは最終セクターでライバルに対して12mph遅く、レースの大部分でセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)からプレッシャーをかけられることになったが、パワーユニットの問題があったにも関わらず、見事なドライビングで勝利を収めた。

    レース後、レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、ダニエル・リカルドがMGU-Kを完全に失っていたことを明らかにした。

    「彼はこのレースを諦めるつもりなどなかった」とクリスチャン・ホーナーは Sky Sports F1 にコメント。

    「彼はレースの17~18周くらいでMGU-Kを失っていた。それで1周あたり2.5秒を手放すことになった。エンジンパワーの約25%を失っていた。このエンジンの仕組みによって、ルーフを通ってリアブレーキの温度が上がる。彼はブレーキを冷やす必要があったし、クルマを冷やす必要があった。そうするためにはリフトオフしなければならない」

    「彼はセバスチャン・ベッテルにぴったり付かれていたし、ミスをすることはできなかった。ホイールをロックさせることはできなかった。彼はあらゆるスイッチ変更に対応していたし、管理しなければならない全てのことをやってのけた。彼は今日最もクールな男だった」

    クリスチャン・ホーナーは、ダニエル・リカルドのマシンがリタイアに追い込まれる恐れがあったと認めつつも、チームとしても2012年以来となるモナコでの勝利を諦めるつもりなどなかったと語る。

    「彼らはインカムで1~2周でクルマをリタイアさせなければならないかもしれないと伝えてきた。それで私は『見ろ。我々はモナコGPをリードしている。我々は走り続ける』と言ったよ」

    「彼はスイッチを動かし、運転し、燃料をセーブし、ブレーキをセーブし、タイヤをセーブしながら、マックスのタイヤにどうなっているかなどを質問していた。今週末、彼は信じられないレースをした」

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、他のドライバーでは、状況を管理して、さらにモンテカルロのチャレンジングなストリートで勝利を収めることはできなかっただろうとダニエル・リカルドを称賛した。

    「深刻な問題だったが、彼は信じられないほどそれを管理していた。他のドライバーだったらできなかったと思う」とヘルムート・マルコはコメント。

    「我々は非常にナーバスになっていた。序盤はさらにクルマをプッシュできそうだったが、セットアップを変更し、ドライビングスタイルを変えなければならなかった。本当に信じられないくらいだった」

    関連:F1モナコGP 結果:ダニエル・リカルドが手負いのクルマで辛勝!

  • ウィリアムズ:F1モナコGP 決勝レポート

    ウィリアムズ:F1モナコGP 決勝レポート

    ウィリアムズは、F1モナコGPの決勝で セルゲイ・シロトキンが16位、ランス・ストロールが17位でレースを終えた。

    セルゲイ・シロトキン (16位)
    「フィニッシュした位置は理想的ではないけど、ある意味は良いレースだった。僕たちには戦うことができるクルマがあった。僕たちにはペースがあったと思う」

    「クルマは本当にペースがあったし、僕たちはポイントを獲得する良いチャンスがあったけど、グリッド上で間違いをしたことによるペナルティによってちょっと運に見放された。僕たちはレース自体のペースで良い改善を示したと思う。ますます懸命に仕事を続けていくだけだし、僕たちはそこにたどり着けると思う」

    ランス・ストロール (17位)
    「かなり酷い一日だった。9周目にパンクして、ピットには入るのにい1周くらいかかって大量にタイムを失った。周回遅れになってしまったので、そのあとはブルーフラッグでクルマを先に行かせることで忙しかった。レースのすべてで温度の問題に見舞われていたし、ギャップを見つけてクルマを先に行かせるように言われていたので、チャンスはほとんどなかったし、今日はほとんどレースをしていなかった。次戦のホームレースにとても興奮しているし、楽しみにしている。カナダではもっと良い週末を過ごせることを願っている」

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  • ハースF1チーム:F1モナコGP 決勝レポート

    ハースF1チーム:F1モナコGP 決勝レポート

    ハースF1チームは、F1モナコGPの決勝で ケビン・マグヌッセンが13位、ロマン・グロージャンが15位でレースを終えた。

    ケビン・マグヌッセン (13位)
    「今週末のクルマは本来の実力を示してはいない。ここから出られるのが嬉しいし、モントリオールで戦いに戻るのが待ち切れない。チームの全員がそれに値する。僕たち全員がカナダでクルマに新しいパーツを投入して、通常の状態にクルマが戻り、ポイント争いに戻れることを楽しみにしている」

    ロマン・グロージャン (15位)
    「厳しいレースだった。僕たちは苦戦を強いられたし、あまりペースがなかった。残念ながら、レースではクレイジーな出来事は何も起こらなかったし、僕たちはずっと難しいポジションを走っていた。カナダでは良いクルマがあるはずだ」

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