タグ: 決勝

  • F1トルコGP:ジェンソン・バトンが今季6勝目

    F1トルコGP:ジェンソン・バトンが今季6勝目

    2009年F1第7戦 トルコGPの決勝が7日(日)、イスタンブールパーク・サーキットで行われた。

    優勝は、ブラウンGPのジェンソン・バトン。2番手からスタートしたバトンだったが、オープニングラップで首位に立ってからは危なげないレースを展開。2位に大きく差をつける圧倒的なパフォーマンスで今季7勝目をあげた。

    今シーズン、7戦中6勝をあげているジェンソン・バトン。チャンピオンシップ2位でチームメイトのルーベンス・バリチェロがリタイアしたため、2位に26ポイント差をつけて首位を独走している。

    2位はレッドブルのマーク・ウェバー、3位には同じくレッドブルのセバスチャン・ベッテルが続いた。

    トヨタ勢は、ヤルノ・トゥルーリが4位、ティモ・グロックも8位とダブル入賞を果たした。

    中嶋一貴(ウィリアムズ)は、12位でレースを終えた。

    F1 トルコGP 決勝結果

    順位 No. ドライバー チーム
    1 22 ジェンソン・バトン ブラウンGP
    2 14 マーク・ウェバー レッドブル
    3 15 セバスチャン・ベッテル レッドブル
    4 9 ヤルノ・トゥルーリ トヨタ
    5 16 ニコ・ロズベルグ ウィリアムズ
    6 3 フェリペ・マッサ フェラーリ
    7 5 ロバート・クビサ BMWザウバー
    8 10 ティモ・グロック トヨタ
    9 4 キミ・ライコネン フェラーリ
    10 7 フェルナンド・アロンソ ルノー
    11 6 ニック・ハイドフェルド BMWザウバー
    12 17 中嶋一貴 ウィリアムズ
    13 1 ルイス・ハミルトン マクラーレン
    14 2 ヘイキ・コバライネン マクラーレン
    15 12 セバスチャン・ブエミ トロ・ロッソ
    16 8 ネルソン・ピケJr. ルノー
    17 20 エイドリアン・スーティル フォース・インディア
    18 11 セバスチャン・ブルデー トロ・ロッソ
      23 ルーベンス・バリチェロ ブラウンGP
      19 ジャンカルロ・フィジケラ フォース・インディア

    ファステスト:1分27秒679 / ジェンソン・バトン (ブラウンGP)

    関連:2009年 F1ポイントランキング

  • F1モナコGP決勝 (ドライバーコメント)

    F1モナコGP決勝 (ドライバーコメント)

    FORMULA 1 GRAND PRIX DE MONACO 2009

    1位 ジェンソン・バトン (ブラウンGP)
    「わお!モナコGPで勝つことは、子供の頃から、そしてレーシングドライバーとしての夢だったし、現実に勝利できて最高の気分だ。モナコで優勝することは本当に特別な気持ちだ。ルーベンスが堂々2位を獲得したことで、モナコでブラウン・メルセデスチームのために1-2フィニッシュできて素晴らしいね。レースが永遠に続く感じたし、レースの終わりが近くなるとバリアがだんだん近くなっているように感じた。でも最後の数周はレラックスできたし、その瞬間を本当に楽しむことができた。信じられない一日だったし、表彰台のためにピットストレートを全速力で走ならければならなかった。とても長い道のりだったよ!でも、観客からあんなに素晴らしい歓迎をされて驚いたし、ファンはチームにとっての素晴らしいレースを楽しんだと思う。今日、マシンの感覚は良かったけど、週末は最高のスタートではなかったので、この勝利は大きな意味がある。チーム、メルセデス・ベンツ、そして今週末ここモナコでレースを観ていた僕の家族にとって、今日はシーズンでも最高の瞬間だっとと思う」

    2位 ルーベンス・バリチェロ (ブラウンGP)
    「チームのために再びワン・ツーを飾れて、本当に最高だ。僕はオプションタイヤで本当に良いスタートが切れたし、1コーナーの前にキミの前に出ることができて、ジェンソンに挑戦するために最高のポジションを得られた。良いペースだったけど、彼の後ろに接近したら、マシンのエアロバランスに影響が出てしまい、リアに大きなグレイニングが生じてしまい、多くのタイムを失ってしまった。リカバーする良い戦略があったけど、それまでにジェンソンは10秒以上前にいたので、2位をキープするために予定より早くピットインした。でも素晴らしいレースだったし、チャレンジし、キミと戦うのは本当に楽しかった。まだ十分戦えているし、できるかぎり多くのポイントを集めて、ジェンソンをハードにプッシュするよ」

    3位 キミ・ライコネン (フェラーリ)
    「常に勝つことが僕の目標なので、3位には満足していない。でも、それでも、非常に困難なシーズンのスタートとのあとで、表彰台はチーム全体にとっては非常に満足できる結果だ。でも、僕たちがまた上位争いに戻れたことには満足しているよ。ここ数週間にわたって、僕たちはパフォーマンス面で本物の進歩を遂げたし、この結果はそれを裏付けている。まだベストな状態を取り戻すにはやるべき作業があるけど、僕たちは正しい方向に動いている。今週末、いくつかのディテールが違っていたら、結果は違っていただろう。わずかなところでポーツを逃してしまったし、2回目のピットストップで何秒か失ってしまった。でも、全体的に僕たちは満足するべきだろうね」

    4位 フェリペ・マッサ (フェラーリ)
    「今日のパフォーマンスにはとても満足している。マシンはとても競争力があった。明らかに僕たちは上位に近づいているし、うまくいけば、もうすぐ優勝争いに戻れると思う。スタートでベッテルの後ろで多くのタイムを失ったし、そのあとミスをしてしまい、ロズベルグにも追い抜かれてしまった。でも、そのあと僕はすぐに順位を取り戻したし、キミを追い抜くこともできたと思う。2回目のピットストップでは、彼より僕の方が3周長かったし、バトンの後ろにつけると思った。でも、そのチャンスを生かすことができなかった。ハードタイヤでのスタートは、ベストな選択だった。僕たちはまだブラウンより少し空力的なダウンフォースが不足している。でも、チャンピオンシップで2番目に良いチームと主張するにはまだ早すぎる。僕たちがうまく働いていることは確かなことだし、すぐにもっと良い結果が出せると確信している」

    5位 マーク・ウェバー (レッドブル)
    「正直に言って、5位という結果はかなり満足だ。予選が厳しかったので、ポイントが獲得できただけでも嬉しい。今週末は調子を上げている人が数人いたので、数ポイント獲得できただけでもコンストラクターズ・チャンピオンシップのためにはなった。今週末はチームのメンバーが死ぬほど頑張って新しいパーツを装着してくれたので、ポイント獲得はぼくたちにとって重要な意味を持つ。他のサーキットではまた力が発揮できると思う」

    6位 ニコ・ロズベルグ (ウィリアムズ)
    「6位に満足しなければならないね。それ以上は不可能だったし、状況の中でベストを尽くした。スタートは良かったし、なんとか切り抜けて、レースの最初のフェーズはうまく組み立てられた。そのあと、オプションタイヤの耐久性が心配だったので、プライムでロングミドルスティントを行ったけど、最後のスティントではオプションタイヤは期待していた以上に持ちこたえてくれたね。レース終盤にサーキットに多くのラバーが載ったためかもしれない。ここでのレースは常に楽しかった。インチ単位の要求に完璧にこたえるのは大きなチャレンジだし、とてもきつかったね」

    7位 フェルナンド・アロンソ (ルノー)
    「難しいレースだったし、始めからとてもタイトだったけど、マシンの感覚は良かったし、レースの間に良くなり続けていた。良い戦略だったけど、ここモナコではスタートポジションが重要なので、9位からスタートして、2つポジションをあげて2ポイント獲得できたのは満足できる結果だ。僕とチームのモチベーションは高いままだ。僕たちは次のレースで多くの新しいものを持ち込むし、シーズン後半は良くなると確信している」

    8位 セバスチャン・ブルデー (トロ・ロッソ)
    「ここでポイントを獲得できて良い気分だ。フランスGPはないので、ここがぼくのホームグランプリと考えられるからね。チームは本当に頑張って仕事をしてくれた。今回も予選では良い仕事ができなかったと感じていたので、アクシデントも少なかったのに8位でフィニッシュできたのは満足だ。重要なのは、またポイントを獲得できたということだ。少ないポイントでも、何もないよりは良いからね!クルマのパフォーマンスも安定していた。バランスは完ぺきじゃなかったけれども、プライムタイヤでのパフォーマンスは特に良かった。オプションは木曜日にも問題があったので、気を付けて走ろうと思った。クルマがの動きは激しくなって摩耗もいくらかあったが、うまく対処することができた。ライバルたちを抜いてからは、前に誰もいなかったので落ち着いたリズムに乗ることができて、フィニッシュすることだけを考えながら走った。危ない瞬間も何回かあったが、それがこのストリートレースの醍醐味だ。楽しいレースだったし、14番手グリッドからのスタートでポイントが獲得できたので満足だ。今後のレースは、予選のパフォーマンスを良くすれば、もっと良い成績が期待できるだろう。まずは、イスタンブールからだね」

    9位 ジャンカルロ・フィジケラ (フォース・インディア)
    「9位はチームにとって素晴らしい結果だ。ペースはとても良かったし、一貫性があり、タイヤを労わって、何度か速いラップをできていたので、うまくドライブできていると感じていた。スタートでは1つポジションを失ってしまい、それが最終的にポイントを犠牲にしてしまったかもしれないけど、満足するべきだと思う。Q2に2台のクルマが進み、ポイントから2秒以内だったので、素晴らしい前進だ。僕たちは今、プッシュし続けて、杖にそこにいる必要がある」

    10位 ティモ・グロック (トヨタ)
    「上位10位に入れたことは、今週、予選までの状況を考えれば、スタートの時に期待していた以上の結果だと言わざるを得ない。最終スティントでは、良いラップを刻めたが、モナコでのピットレーンスタートでは、ポイントは獲得は期待できない。今週末の始まりは良くなかったが、巻き返そうと頑張ってきた。モナコでは、良い状態でスタートし、クルマを変化するトラックの状態に合わせたいが、フリー走行1回目から、問題が出た。トルコGPを楽しみにしているし、大幅に改善できると思う」

    11位 ニック・ハイドフェルド (BMWザウバー)
    「スタートと最初のラップでポジションを上げようとトライしたけど、うまくいかなかった。ここは狭すぎるよ。かなりの間、エイドリアン(・スーティル)の後ろでスタックしてしまった。彼は明らかにタイヤに問題を抱えていたし、一度は彼のリアに接触さえした。ターン1でルイス(ハミルトン)がぶつかってきたけど、続けることができて良かったよ。僕は1ストップ戦略だったし、第2スティントでのソフト側のタイヤはデグラデーションが起きていた。全力を尽くしたけど、僕たちはあまりに遅すぎだったね」

    12位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
    「非常にタフなレースだったが、全力を尽くしたし、自分のパフォーマンスには満足感を覚えている。序盤のサンデボテでBMWとちょっと接触してしまい、フロントウィングのフットプレートにダメージを受けた。このため、ずっと強いアンダーステアに悩まされることになった。ピットストップ中にウィングセクションを交換したものの、思ったほど事態は改善されなかった。終盤、ニック(ハイドフェルド:BMWザウバー)のタイヤがタレているのが分かったが、こちらも同じような状況だったので、危険を冒してオーバーテイクを狙うことはしなかった。レース中、“俺はこのファイトの結末が見たいんだ!”という『ロッキー』のセリフを思い出した。最後までできるかぎりプッシュして、絶対に完走する、という思いで走っていた。ジェンソン(バトン)とブラウンGPの面々におめでとうと言いたい。彼らは一貫して素晴らしい仕事をしている」

    13位 ヤルノ・トゥルーリ (トヨタ)
    「予選後に予期した通り、タフな決勝レースだった。今日のようなグリッドだと、常に難しいレースになるし、我々の戦略は機能しなかった。ここのトラックの問題になるが、常に、前が遮られる悪いタイミングに、悪い位置にいたように感じる。数周、良いラップで走るといつも、前に遅いクルマがいて、一方、オーバーテイクは不可能で再度、速度を落とさなければならなかった。厳しい週末は終わり、このことは忘れて、はるかに高い競争力が期待できる次のレースに集中したい」

    14位 エイドリアン・スーティル (フォース・インディア)
    「1ストップ戦略でスタートしたのは問題ないと思っていたけど、スタートからスーパーソフトを使っていて、すぐにグレイニングが生じてしまった。ピットストップしなければならず、そこで多くのタイムをロスした。そこから順位を獲り戻すは難しかったというのが実のところだ。最終的に、いくつか速いラップができてかなり良いペースだったので、ポジティブだし、いくつかの面では満足していいと思う。もっと良い結果が出せると思う」

    15位 中嶋一貴 (ウィリアムズ)
    「スタートのレース序盤は良かったんですが、最後の方は常にピットレーン出口のトラフィックに出くわすか、ブルーフラッグに応じなければならず、そのあとは1ストッパーにトラックポジションを奪われて、フラストレーションが溜まりました。最終的な結果は期待はずれでした。オプションタイヤを履いていて、最後の事故のときはハードにプッシュしすぎたかもしれません。でも、少なくとも今日、マシンのフィーリングは良かったですね」

    –位 ヘイキ・コバライネン (マクラーレン)
    「入賞が現実的だっただけに、この結果には失望感を覚える。第1スティントでは、なかなかタイヤ性能を引き出すことができずに苦労したが、セバスチャン・ベッテル(トロロッソ)をオーバーテイクできた。第2スティントは、タイヤの状態もかなり良くなった。ニコ(ロズベルグ:ウィリアムズ)のピットストップを待って前にでる戦術だったが、これはうまく行かなかった。高速シケインで縁石に乗り上げた時に、リアがはらんでしまった。これを抑えることができずにガードレールにヒットした。完全に僕のミスであり、スタッフに謝りたい。戦闘力のあるマシンを用意してくれた彼らの努力を無駄にしてしまった。今後もマシンの熟成開発を続けて、追い上げを図りたい」

    –位 ロバート・クビサ (BMWザウバー)
    「週末全体が困難だった。スタートで問題が生じて、グリッドの最後尾に下がってしまった。そのあと、右リアタイヤがパンクしてしまった。ピットストップのあと、クルマのポテンシャルを考えると、僕はとても重たいクルマでうまく周回していたと思う。最終的にはブレーキの問題でリタイアしなければならなかった」

    –位 セバスチャン・ベッテル (レッドブル)
    「あまり言うことはない。少しブレーキングが遅かったのかもしれない。リヤタイヤがロックして、クルマのコントロールを失って壁に衝突した。第1スティントはソフト・タイヤだったのですでにかなりタイムロスしていた。短いスティントだったので、タイヤは持つと思っていたが、持たなかった。もちろんがっかりしているが、こういうこともある。モナコでは僅かなミスも許されないんだ」

    –位 ネルソン・ピケJr. (ルノー)
    「レースを終えられなかったのは本当に残念だ。まずまずのスタートが切れたし、僕は第1スティントが長かったし、僕の前の全てのクルマが接近していたので良い状態にあった。そのあと、セバスチャン・ブエミにストレートで後ろからぶつけられて、マシンのリアにダメージを折ってしまい、リタイアせざるを得なかった。ポイントを獲れたかもしれないので、本当にフラストレーションを感じている」

    –位 セバスチャン・ブエミ (トロ・ロッソ)
    「スタートが完ぺきではなかったため、ピケに抜かれてしまったが、それほど調子が悪いわけではなかった。オプションタイヤのベッテルが他のドライバーのスピードを抑えていたので、ピケをオーバーテイクしようと試みた。このチャンスを失ったら彼を抜くことはできないと思ったんだ。ピケのすぐ後ろまで近づいてスリップストリームに入った。そして、そこから出てぼくが抜こうとした瞬間に、彼がブレーキを踏んだ。彼の後ろから逃れることができず、そのまま彼の後ろを押す形で第1コーナーに突っ込んだ。これに関しては申し訳ないと思っている。彼にも謝りに行った」

  • F1モナコGP:ジェンソン・バトンが今季5勝目

    F1モナコGP:ジェンソン・バトンが今季5勝目

    2009年F1第6戦 モナコGPの決勝レースが24日(日)、モンテカルロ市街地コースで行われた。

    優勝はポール・ポジションからスタートしたブラウンGPのジェンソン・バトン。前戦に続く優勝で今シーズン5勝目をあげた。

    2位にもブラウンGPが入り、ブラウンGPは今季3度目のワン・ツー・フィニッシュを飾った。

    3位はキミ・ライコネン、4位にはフェリペ・マッサとフェラーリ勢が久々に上位に入った。

    トヨタ勢はティモ・グロックが10位、ヤルノ・トゥルーリが13位という結果だった。

    中嶋一貴(ウィリアムズ)は残り1周でクラッシュしストップ。15位完走扱いだった。

    F1 モナコGP 決勝結果

    順位 No. ドライバー チーム
    1 22 ジェンソン・バトン ブラウンGP
    2 23 ルーベンス・バリチェロ ブラウンGP
    3 4 キミ・ライコネン フェラーリ
    4 3 フェリペ・マッサ フェラーリ
    5 14 マーク・ウェバー レッドブル
    6 16 ニコ・ロズベルグ ウィリアムズ
    7 7 フェルナンド・アロンソ ルノー
    8 11 セバスチャン・ブルデー トロ・ロッソ
    9 19 ジャンカルロ・フィジケラ フォース・インディア
    10 10 ティモ・グロック トヨタ
    11 6 ニック・ハイドフェルド BMWザウバー
    12 1 ルイス・ハミルトン マクラーレン
    13 9 ヤルノ・トゥルーリ トヨタ
    14 20 エイドリアン・スーティル フォース・インディア
    15 17 中嶋一貴 ウィリアムズ
      2 ヘイキ・コバライネン マクラーレン
      5 ロバート・クビサ BMWザウバー
      15 セバスチャン・ベッテル レッドブル
      8 ネルソン・ピケJr. ルノー
      12 セバスチャン・ブエミ トロ・ロッソ

    ファステスト:1分15秒154 / フェリペ・マッサ(フェラーリ)

    関連:2009年 F1ポイントランキング

  • F1スペインGP決勝 (ドライバーコメント)

    F1スペインGP決勝 (ドライバーコメント)

    FORMULA 1 GRAN PREMIO DE ESPANA TELEFONICA 2009

    1位 ジェンソン・バトン (ブラウンGP)
    「ここでは3ストップ戦略の方が速いと考えていたし、昨日のQ3では、その燃料だった。ポールから良いスタートをしたけど、ルーベンスが完全な好スタートを切っていて、彼を抑えることができなかった。リードを失ってしまい、ロズベルグの後ろを捕えられるように、2ストップ戦略に変更する決断をした。最初のピットストップのあと、マシンは燃料搭載量によりとても重く感じたけど、戦略をうまく働かせるために、最後の2つのスティントは本当にハードに働いた。勝てたことは少し予想外だけど、もっと多く成功を続けたい。今日、ルーベンスが優勝できなかったのは残念し、彼は僕が金曜日に直面した問題を克服するのを週末ずっと助けてくれた。彼の番はきっと来るよ。チーム内は素晴らしいフィーリングだし、こんなに素晴らしいクルマを作ってくれた彼らを誇りに思う。ブラックリーのファクトリーのみんな、そしてノベルト・ハウグとメルセデス・ベンツ ハイパフォーマンス・エンジンズに本当に感謝している。彼らは困難な時もチームをサポートしてくれたし、彼らなしでは達成できなかっただろう」

    2位 ルーベンス・バリチェロ (ブラウンGP)
    「レース序盤は本当に良かったし、素晴らしいスタートを切って、セバスチャンとジェンソンをオーバーテイクして、ターン1とセーフティカーピリオドでレースをリードできた。最初のスティントでのマシンのフィーリングは本当に良かったし、最初のピットストップでニコの前でトラックに戻ることができ、レースはうまくっていた。ジェンソンが戦略が変えたときはかなり驚いたし、戦略を働かせるために全力で行かなければならないことがわかった。でも、3つ目のタイヤセットに苦労して、ジェンソンの前に居続けられるラップタイムを得ることができなかった。今日は、ジェンソンとチームにとっては良い結果だけど、こんな素晴らしい週末のあとでレースに勝てないなんてがっかりだ。でも、僕はポジティブな男だし、僕の優勝がすぐにやってくると確信している」

    3位 マーク・ウェバー (レッドブル)
    「再び表彰台に立つことができて嬉しい。チームにはおもしろい心理的な変化がある。昨年度はポイント獲得だけでも満足だったのに、今では毎回表彰台が欲しいんだ!仕事はすごくハードだ。深夜にまで及ぶ作業で連続で、チームのメンバーも疲れ切っている。今日はセバスチャンの方が渋滞のトラブルが多かったが、チームのおかげでぼくたちはフィニッシュまでこぎ着け大量得点を果たすことができた。素晴らしい結果だ。とても長い第2スティントだったが、クルマに関しては第1スティントよりも満足していた。最後の10周はタイヤがほとんどダメになっていたけどね。フィリペの方が1ラップ長くなることが分かっていたし、彼のドライビングがぼくのレースのカギを握っていたので、第2スティントを長く取ることを計画した。マッサから開放される必用があったので、第2スティントがカギだった。自分のドライビングにはとても満足できたし、クルマも素晴らしかった。モナコは今回のレースよりも接戦になると思うが、クルマへの厳しい試練であるこのサーキットでのパフォーマンスを考えると、トルコやシルバーストンといったレースは期待できると思う。レッドブルもルノーも最高の仕事をしてくれた」

    4位 セバスチャン・ベッテル (レッドブル)
    「ぼくのスタートはベストではなかった。第1コーナーまでにはルーベンス(バリチェロ)がトップ、ぼくは4位になっていた。ここでポジションをいくつか落としたこと、特にマッサに抜かれたのが痛かった。その後は、レースのほとんど最後まで彼の後ろから抜け出すことができなかった。マッサはミスを犯さずとても良い仕事をしていたので、彼を抜くのは不可能だった。今日はクルマも速かったので表彰台でフィニッシュできなかったのは残念だった。しかし、チームにとっては大量得点となったので、良いリザルトだったと思う」

    5位 フェルナンド・アロンソ (ルノー)
    「僕たちにとっては素晴らしいレースだった。スタート前はあまり楽観的ではなかったし、シミュレーションでは9位か10位でフィニッシュすることになっていた。でも、良いスタートを切って、1コーナーのあとで6位まで順位を上げた。クルマはレース中本当にうまく働いていたし、ファイナルラップでマッサをオーバーテイクすることができた。ファンにとっても面白いレースだったね」

    6位 フェリペ・マッサ (フェラーリ)
    「最終的にスコアボードには間に合ったけど、最終ステージで2つ順位を落としたのは本当に残念だ。ブラウンのペースに匹敵できないことはわかっていたけど、なんとかレッドブルの追い抜くことができた。燃料の問題がなければ、ベッテルとアロンソの前にいることができたはずだ。レースの最後の部分は、苦痛だった。すでにハードタイヤに苦戦していたし、できるかぎり燃料をセーブしながら、ベッテルの前に留まらなければならなかった。そのあと、チームはフィニッシュしたいなら、ベッテルを前に行かせて、スローダウンするよう伝えてきた。もう一度ピットストップしていたら、ポイント県外でフィニッシュしていただろう。今日、ソフトタイヤでのクルマのペースはかなり良かったし、たとえまだコンマ数秒不足しているとしても、少なくとも上位を争う場所に戻れたと思う」

    7位 ニック・ハイドフェルド (BMWザウバー)
    「タフなレースだったけど、良いレースだったと思う。誕生日プレゼントとしてポイントを望んでいたけど、13位からのスタートだったので、正直なところ今回はあまり考えていなかった。4つポジションをあげたスタートが決定的だった。1コーナーで後ろからヒットされたけど、幸運にもマシンはダメージを負わなかった。レース後半にキミ・ライコネンからポジションを守るのは簡単ではなかったし、その戦いにより遅くなってしまい、上位に近づくことができなかった。ピットクルーは素晴らしい仕事をしてくれて、2回目のピットストップでニコ・ロズベルグの前に出ることができた。僕たちにとっては素晴らしい結果だし、レースペースは、新しい空力パッケージがはっきりと改善したことを証明した。残りのシーズンのためには良いニュースだ」

    8位 ニコ・ロズベルグ (ウィリアムズ)
    「今日は5位になれると本気で考えていたけど、物事はうまくいかなかった。最初の数ラップはとても良かったけど、10周目くらいから、マシンのリアに問題を抱え始めた。週末ずっとあったものだ。不可解な何かによって、バランスに影響してしまい、酷いオーバーステアの原因になった。奇妙なことに、そのあと再び大丈夫になった。今回はレースを通して多くのことが起こって、あまりプッシュできなかったし、本当に苦痛だった。1ポイントでも持ち帰れたことはポジティブなことだし、モナコでは良いクルマを持ち込めるだろうから、良い結果を得るチャンスがあると思っている」

    9位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
    「トップ勢と比較してダウンフォースが足りず、苦戦を強いられた。多重クラッシュ中にカーボンファイバーの残骸を踏んでしまったので、タイヤに問題がないかずっと気がかりだった。精神的にもタフで長いレースだったし、マシンをコースにとどめておくだけでもひと苦労だった。特に第2スティント終盤は、タイヤが完全に終わってしまい、まるで氷の上を走っているかのような場面もあった。最終スティントでは、プライムタイヤ(ハードタイヤ)を履いたが、この時もほとんどグリップが感じられなかった。最初から最後まで全力で戦った結果が9位では、週末を通じてハードワークを続けてくれたスタッフに報いることができない。次戦モナコは高速コーナーがないので、今回よりもいいレースができると期待したい。もう気持ちの切り換えはできている」

    10位 ティモ・グロック (トヨタ)
    「タフなレースだった。うまくスタートができなかった。ヤルノも同様だったが、うまくスタートできなかった理由を分析しなければならない。ヤルノの後ろにつき、第1コーナーを迎えたが、彼がスピンするのが見えた。この事故を通り抜けると、(ニコ・)ロズベルグが前にいたが、スリップストリームに入れるほど、彼に充分近づくことができなかった。近づいた際には、タイヤの性能が落ち、追いつくことができなかった。前を誰も走っていないときでも、クルマがシックリこない部分も感じたので、何が原因かチェックし、次のレースは、もっと強くなって戻ってきたい」

    11位 ロバート・クビサ (BMWザウバー)
    「スタートでクラッチに問題があって、いくつか順位を下げてしまった。でも、それは非常に難しいレースのはじまりにすぎなかった。セーフティカー・ピリオドのあと、クルマのグリップがまったく無くなった。プッシュできなかったし、まったくプッシュすることができなかったし、マシンは至るところでスライドしていた。何が起こったのか本当に理解できない。昨日のQ3までは全てがうまくいっていたし、マシンのパフォーマンスは良かった。でも、今日はなにもできなかった。何が起こったのか分析しなければならない」

    12位 ネルソン・ピケJr. (ルノー)
    「レースのスタートで事故に巻き込まれなくて幸運だった。クルマのパフォーマンスは期待はずれだったし、バランスも良くなかった。まだ完全なアップデートではないので、次のレースでいくらか改善できると期待している」

    13位 中嶋一貴 (ウィリアムズ)
    「再び難しいレースになってしまいました。最初のラップの事故に巻き込まれてしまって、居場所を見つけることができなくて、フロントウイングにダメージを負ってしまった。セーフティカーが入ったので、あまり多くタイムは失わなかったけど、僕のレースはそこで終わってしまいました。レースペースはかなり良かったし、フィジケラの前に出ることができたけど、期待はずれな週末に終わってしまいました」

    14位 ジャンカルロ・フィジケラ (フォース・インディア)
    「ヤルノが僕の前でスピンして、1コーナーはかなり汚れていたし、サーキットには多くのデブリがあった。ダメージを拾っていないか少し心配だったけど、最終的にトラブルはなかった。何も拾わなかったけど、僕たちはセーフティカー中にタイヤを変えて、戦略を変更する決断をした。最終的には良い選択だったね。序盤はクルマがかなり重かったし、ペースを保とうとしていた。簡単ではなかったけど、そのあとクルマはだんだん良くなって、最後の10周で僕はサーキットの最も速い一人だった。残念ながら、最後のピットストップで燃料補給に問題があって、もう一度余分なピットストップをしなければならなくて、中嶋の前で戻るというチャンスを台無しにしてしまった。全体的にマシンバランスとグリップは良かったので、今後のレースの励みになったよ」

    –位 キミ・ライコネン (フェラーリ)
    「ポイントフィニッシュできたと思うので、とても不満だ。残念ながら、アクセルのコントロールに関連するするハイドロリックの問題が生じてしまい、リタイアしなければならなかった。スタートでなんとか2〜3順位を上げることができたけど、そのあと、ハイドフェルドのBMWの後ろになってしまった。彼のクルマの方が良かった。でも、僕たちは信頼性の問題を解決しなければならない。シーズンの最初の部分でも起こったけど、前進するためには、エラーを避けなければならない。でも、チームが未知に迷っていると言っているのではない。過去2年で4つのうち3つのワールドタイトルを獲得した人々は変わっていない」

    –位 ヘイキ・コバライネン (マクラーレン)
    「今日は運に見放されていたと思う。とにかく厳しい週末だった。マシンパフォーマンスは期待どおりではなく、それが重荷になった気がする。だが、冬にバルセロナでマシンをテストした時と比べれば、マシンは格段に良くなっている。その事実を忘れてはならないし、いずれはジェンソン(バトン)ら上位陣とバトルができると思っている。今日の結果で意気消沈することはない。すでに目標はモナコに切り換えている。次回は今まで以上にハードにファイトしたい」

    –位 ヤルノ・トゥルーリ (トヨタ)
    「戦略がうまく行き、高ポイントが挙げられると思っていたので、すごくがっかりしている。あいにく、レースはあまり長い時間、続かなかった。エンジンの力をうまく引き出すことができず良いスタートが切れなくて、少し後退してしまった。(フェルナンド・)アロンソと(ニコ・)ロズベルグのすぐ後ろについて第1コーナーに入った。コースを外れたロズベルグが、次のコーナーで、自分のすぐ横につく格好で、サーキットに戻ってきた。あっという間に戻ってきた彼を、自分は避けなければならなかった。ハンドルを切ってサーキットから外れたが、草の上でクルマがコントロールできなかったので、スピンし、誰かが自分にぶつかった。でも、過ぎたことを言っても仕方がなく、いい結果を期待し、次のレースに集中したい」

    –位 セバスチャン・ブルデー (トロ・ロッソ)
    「前方で全てがスローダウンしているのに気付いたけど、チームメイトのマシンのリアを飛び越えるまで、ブレーキの時間すらなかったし、転倒するだろうなと思った。何が起こったかはわからないけど、トゥルーリがスピンして、トラックに戻ってくるのが見えた。とてもフラストレーションを感じている」

    –位 セバスチャン・ブエミ (トロ・ロッソ)
    「本当に何が起こったかわからない。あまり良いスタートができたなくて、ライコネンとコナライネンが1コーナーの前で僕をオーバーテイクしていくのがわかった。そのあと、2コーナーの出口でトゥルーリがスピンして、彼を避けるためにブレーキをしなかればならなかった。チームメイトが、僕がスローダウンしているのを見ていなくて、僕を避けることができなかった。彼のマシンは僕のマシンを飛び越えていって、彼のタイヤが僕の頭を越えていくのが見えたよ」

    –位 エイドリアン・スーティル (フォース・インディア)
    「スタートは良かったけど、ターン3でアクセルを踏んだときに、クルマが僕の方に飛んでくるのが見えた。ヤルノがコーナーの内側でスピンして、ちょうど僕の前にきて、どうすることもできなかった。一瞬のことだったし、僕のマシンはダメージを負ってしまい、すぐにストップしなければならなかった。怪我はしていないし、ただ完走できなかったことが残念だ。レースのあとに事故をよく見てみるつもりだけど、スタートで起こり得る事故の1つだったよ」

  • F1バーレーンGP:ジェンソン・バトンが今季3勝目

    F1バーレーンGP:ジェンソン・バトンが今季3勝目

    2009年F1第4戦 バーレーンGPの決勝レースが26日(日)、バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われた。

    優勝は、ブラウンGPのジェンソン・バトン。4番グリッドからスタートしたバトンだが、戦略面で優位に立ち、今季3勝目を挙げた。2位はレッドブルのセバスチャン・ベッテル。

    ポールポジションからスタートしたトヨタのヤルノ・トゥルーリは3位。第2スティントをハード側のタイヤでいくという作戦が裏目に出たカタチとなり、トヨタに初優勝をもたらすことはできなかった。

    4位はルイス・ハミルトン(マクラーレン)、5位はルーベンス・バリチェロ(ブラウンGP)、6位はキミ・ライコネン(フェラーリ)。フェラーリは今季初ポイントを獲得。

    2番グリッドからスタートしたティモ・グロック(トヨタ)は7位だった。

    中嶋一貴(ウィリアムズ)は、リタイアだった。

    F1 バーレーンGP 決勝

    順位 No. ドライバー チーム
    1 22 ジェンソン・バトン ブラウンGP
    2 15 セバスチャン・ベッテル レッドブル
    3 9 ヤルノ・トゥルーリ トヨタ
    4 1 ルイス・ハミルトン マクラーレン
    5 23 ルーベンス・バリチェロ ブラウンGP
    6 4 キミ・ライコネン フェラーリ
    7 10 ティモ・グロック トヨタ
    8 7 フェルナンド・アロンソ ルノー
    9 16 ニコ・ロズベルグ ウィリアムズ
    10 8 ネルソン・ピケJr. ルノー
    11 14 マーク・ウェバー レッドブル
    12 2 ヘイキ・コバライネン マクラーレン
    13 12 セバスチャン・ブエミ トロ・ロッソ
    14 3 フェリペ・マッサ フェラーリ
    15 19 ジャンカルロ・フィジケラ フォース・インディア
    16 20 エイドリアン・スーティル フォース・インディア
    17 11 セバスチャン・ブルデー トロ・ロッソ
    18 5 ロバート・クビサ BMWザウバー
    19 6 ニック・ハイドフェルド BMWザウバー
      17 中嶋一貴 ウィリアムズ

    ファステスト:1分34秒556 / ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)

    関連:2009年 F1ポイントランキング

  • F1第3戦中国GP決勝 (ドライバーコメント)

    F1第3戦中国GP決勝 (ドライバーコメント)

    2009 FORMULA 1 CHINESE GRAND PRIX

    1位 セバスチャン・ベッテル (レッドブル)
    「信じられない、本当に嬉しい。最後の10周は後ろのクルマとの距離をコントロールしながら、自分のペースもコントロールしようとしていた。全てをコントロールしようとしていたが、それは難しいことだった。フィニッシュラインを目指していたら、ある時点で集中力が切れてしまったので、その後は先のことを考えるのではなく、コーナーのひとつずつに集中するようにした。最後の2周は少しスピードを落とした。コースの端の水たまりでアクアプレーニング現象を起こしたくなかったからだ。その後は…ただ最高の結果が待っていただけだ。トロロッソで1回、レッドブルでも1回の優勝を果たすことができて最高にハッピーだ。この方向で今後も努力を続けていけることを願うよ!本当に誇りを感じているし、ハッピーだ。レースに優勝できて本当に嬉しい。レッドブルの全員が素晴らしい仕事をしてくれたおかげだ。みんなに心から感謝する。みんな本当に頑張ってくれた。チーム、そしてレッドブルにありがとうと言いたい。オーストリアのみんな、やったよ!」

    2位 マーク・ウェバー (レッドブル)
    「チームにとって本当に素晴らしい日だった。昨夜のメカニックたちがどんな大変だったか、みんなには想像もできないと思う。昨日は走るたびにクルマがストップしていたので、絶対にレースはフィニッシュできないとビクビクしてたんだ。だから、完走できて、こんなにポイントを獲得できたのは驚くべきことだ。オーストラリアではセバスチャンが、マレーシアではぼくがニアミスしているので、なおさら嬉しい。ミルトンキーンズのファクトリーのメンバーにとっても最高の日になった。彼らにも感謝したいし、オーストリアのレッドブルのみんなにも感謝したい。レースの最中には難しいこともあった。最初は水しぶきで前のクルマについていくのが難しかったが、レースが進行するに従ってそれは少しおさまった。2回目のセイフティカー導入の後にはジェンソンと良い戦いができた。トップを走った時には視界が信じられないほど良くて、最高にきれいだと思ったよ!それからは、できるだけ時間の遅れを取り戻すために死ぬほどプッシュした。最高だった。ジェンソンに抜き返された時はレース優勝を狙っていたので、ターン7で抜き返した。彼の意表を突く動きだったと思う。レース人生で最高のオーバーテイクだったね。今日はハッピーだよ!」

    3位 ジェンソン・バトン (ブラウンGP)
    「とても難しいレースだったし、両方のマシンが56周を終えられて、できるだけ多くのポイントを獲れたことに満足している。サーキット中が川になっていて、出くわすたびに変化して、コンディションはかなりクレイジーだったよ。特に最終コーナーは湖のようだったし、コーナーのためにブレーキすることができなかった。マシンのアクアプレーニングに苦労していたし、タイヤを適切に働く温度まで上げることができなかったので振動していた。マーク・ウェバーと僕は数ラップで良い戦いをしていたけど、彼に付いていくことはできなかった。でも、今日はレースをフィニッシュできたこと自体が業績だと思うし、表彰台は素晴らしいよ。僕たちはレッドブルを打ち負かすことはできなかった。セバスチャンとマークの素晴らしい結果におめでとうと言いたい」

    4位 ルーベンス・バリチェロ (ブラウンGP)
    「今日は非常にチャレンジングなコンディションの中でタフなレースだった。最初の19周でマシンの3つのブレーキディスクしか働いていなくて、マシンをコース上に留めることさえ難しかった。ありがたいことに、最初のピットストップでブレーキが過熱したとき、問題は解決された。そこからは良いペースだったけど、残念なことにあまりに遅すぎた。でも、困難な状況の中でレースの終わりまでマシンを走らせて、可能な限り多くのポイントを獲れたので、満足しなければならないね」

    5位 ヘイキ・コバライネン (マクラーレン)
    「視界は、特にセーフティカーが出たあとの最初の数ラップで信じられないくらい悪かった。でも、僕たちのペースは良かったし、レースの最後の数ラップではルーベンスに迫ることができた。ただ攻撃を開始するには十分ではなかった。戦略はうまくはまったね。今日は5位以上でフィニッシュするのは不可能だったし、1回のミスもなく4ポイントを獲れたことはとても嬉しく思う。いくつかとても危ない場面はあったけどね!」

    6位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
    「今日はあまりにミスをし過ぎてしまった。とても滑りやすかったし、左フロントタイヤはずっと前に終わっていた。それでもベストは尽くしたよ。今日の午後は本当に苦しかったけど、チームのためにポイントを獲れて嬉しく思う」

    7位 ティモ・グロック (トヨタ)
    「ピットレーンからのスタートになったが、最後にはポイントを稼ぐことができて嬉しい。特にスタート直後が厳しいレースだった。後方で走っていると、何も見えず、まるで目隠しして運転しているようだった。数台を追い越したが、ニック・ハイドフェルトと接触したとき、フロントウィングにダメージを負ってしまった。視界が悪く、ブレーキングポイントをミスして、彼のクルマの後ろにぶつかってしまった。フロントウィングの修理のため、数周早くピットに入った。その後、前方にクルマがいない状態での5、6周は、とても早く走ったが、キミ・ライコネンの後方につけたときには、追い抜けずにペースダウンした。また、オ−バーテイクポイントの水たまりが見えず、苦労した。最終的には7位まで追い上げることができた。」

    8位 セバスチャン・ブエミ (トロ・ロッソ)
    「とてもハッピーだ。チームが非常に良い仕事をしてくれたおかげで、1ポイントを獲得することができた。開幕3戦で2回ポイントを獲得できたので嬉しく思っている。もう少し上のポジションも可能だったかもしれないが、それでもハッピーなのに変わりはない。序盤は非常にコンペティティブでライコネンとハミルトンを抜いたが、その後は少し苦しんだ。これまで経験した中でも一番むずかしいレースだったと思う。ベッテルとのアクシデントはセイフティカー導入時の出来事だ。彼のことは見えていなくて、右に避けようとしたが、それでは十分ではなく接触してしまった。僕はクルマのウィングを交換した。僕が彼のレースを台無しにするようなことがなくて良かったよ」

    9位 フェルナンド・アロンソ (ルノー)
    「多くのポテンシャルを示していたので、期待はずれな週末の終わりになってしまった。チームはマシンを改善するために素晴らしい仕事をしたし、特に昨日は予選でフロントローを獲得してとてもコンペティティブだった。でも、今日は不運だった。決定はうまくいかなかったし、すべてが僕たちに背を向けていたような一日だったよ。セーフティカーがあと10〜15周は留まると思っていたので、燃料を積むためにピットインしたけど、同時にセーフティカーが戻ってしまい、最後尾でレースをスタートすることになってしまった。グリッドの最前列にいたのに、突然、最後尾になってしまって、僕たちのレースは終わってしまった。バーレーンは、再度大きなテストになるだろうし、そのあとはバルセロナなので、改善し続ける必要がある」

    10位 キミ・ライコネン (フェラーリ)
    「序盤は悪くなかったけど、ピットストップのあと、タイヤがグリップしなくなって、望んだようにハードにプッシュすることができなかった。特に他のマシンの後ろに近づいたときに、エンジンのパワーが失われたと思うことが何度かあった。でも、問題はそのうちなくなった。チャンピオンシップの状況は明らかに非常に困難だと思う。僕たちはミスをしたし、十分に速くない。バルセロナでは、新しいエアロパーツを持ち込むだろうし、現在不足しているグリップを拾うことができるかもしれない。僕たちが再び勝つために十分な競争力を取り戻すと確信しているけど、この作業には時間がかかるだろう。チームのモチベーションは高いし、それには自信がある。僕たちみんながやるべきことをしている。今、批するのは簡単だけど、僕たちは物事を変える方法を知っている。」

    11位 セバスチャン・ブルデー (トロ・ロッソ)
    「15番手グリッドからのスタートで、何回かスピンもあったが11位でフィニッシュすることができた。いろんな気持ちが交錯している。アクアプレーニング現象がひどかったので、レースは開催すべきではなかったと思う。今年はクルマのダウンフォースも大幅に減っており、路面にクルマを押さえ付けるのが難しいので、これが状況を悪化させる心配があった。15回や20回はスピンしてもおかしくないようなレースだった。スーティルのクラッシュは誰にでも起こりうることだった。でもひとつ良いことがあるとしたら観戦しているファンにとってはおもしろかっただろうね」

    12位 ニック・ハイドフェルド (BMWザウバー)
    「もちろん、今日のレースの結果には失望しているけど、同時にフィニッシュできたことを感謝すべきだと感じている。視界とアクアプレーニングに関してコンディションは悲惨なものだった。序盤、セーフティカーが去ったあと、タイヤの圧力が低過ぎて、とても苦労した。13周目にティモ・グロックが僕に接触して、それが原因でマシンにダメージを負ってしまった。でも、レース終盤には1〜2ポイント獲れるチャンスがあったけど、そのあとスティルの事故でトラックにはホイールを含め、たくさんのデブリがあった。避けようとしたけど、どっちに行くかは予測不可能で、当たってしまった。その後、マシンは変な感じになってしまって、4つ順位を失ってしまった」

    13位 ロバート・クビサ (BMWザウバー)
    「今日、ドライブすることは非常に危険だった。至る所がアクアプレーニングだったし、視界不足は酷かった。何も見えないときに、かなり多くの状況があった。こういったこと全てが、ヤルノ・トゥルーリとの大事故の原因になったんだ。ヤルノがコーナーでブレーキを踏んだ時、僕は水たまりに行ってしまった。とても激しくブレーキを踏んだけど、マシンはまだ加速していた。彼のリアタイアにヒットしたあと、空中にかなり高く上がったけど、幸運にも誰も怪我はしなかった。バイブレーションとグリップが大きく失われたと感じたので、ピットに入って、2度フロントウイングを変えなければならなかった。それでレースは台無しになってしまった」

    14位 ジャンカルロ・フィジケラ (フォース・インディア)
    「難しいレースだった。序盤、雨は本当に激しかったけど、僕の主な問題はタイヤのグレイニングだった。両方のセットで消耗が多かったし、マシンは多くのコーナーで4輪がスライドしていた。マシンをコース上に留めるのは本当に難しかったし、危ない瞬間が何度もあった。でも、戦略は良かったし、今日のパフォーマンスは満足できるものだと思う。エイドリアンがチーム初ポイントを獲得しそうだったので残念だけど、僕たちはみんな、どれくらい厳しい状況だったかはわかっているよ」

    15位 ニコ・ロズベルグ (ウィリアムズ)
    「今日の主な問題は、水滴がバイザーにくっついてしまって、実質的に見ることが不可能だったことだ。過去にもあったけど解決することはできなかったバイザーのくもり防止システムの問題だった。レース終了まで15周の時点でポジションが良くなかったので、何かしなければならないと思って、インターミディエイトに変えたいと頼んだんだ。最初の数周は良かった。うまくいきそうだったので、かなり嬉しかったけど、そのあと残念ながら雨が強くなって、再び終わってしまった。バーレーンまではわずか1週間だ。チームのみんなが値する良い結果は機が熟しきっているよ」

    16位 ネルソン・ピケJr. (ルノー)
    「視界が本当に悪くて難しいコンディションだったし、アクアプレーニングでマシンをコース上に留めておくのは簡単ではなかった。レース中、危ない場面が何度かあって、なんとかマシンを留める続けることができたけど、多くのタイムを失って、集団の後ろに落ちてしまった。期待はずれな週末だったけど、ドライレースが期待できて、マシンにいくつか開発がなされるバーレーンを楽しみにしているよ」

    17位 エイドリアン・スーティル (フォース・インディア)
    「厳しいレースを覚悟していたし、まさにそうなった。とても早くにピットインするという戦略でのリスクをとって、1セットのタイヤでの長い道のりになった。そのあと、再び雨が強くなって、サーキットをマシンに留めることはとても難しかった。4〜5速のストレートでさえアクアプレーニングに苦しんでいたし、長い間サーキットに留まれたのはとても運が良かった。ほんとうに集中していたし、やれると思っていたけど、あと少しのところでマシンを制御できなかった。モナコと同じような気持ちだよ。残念だ。マシンの中では信じられなかったよ。突然コントロールを失って、素晴らしいポジションにいたのに終わってしまったんだ。でも、乗り越えなければならないし、今日の僕たちのパフォーマンスは素晴らしかった。チームにとって良いことだし、僕たちはポイントに値すると思うので、ここのみんなに本当に申し訳ない気持ちだ。とても良い戦略だったけど、リスクを冒さなければならなかったんだ」

    –位 中嶋一貴 (ウィリアムズ)
    「トランスミッションに問題が出てしまい、残念ながらレースを続けることができませんでした。本当に視界が悪くて難しかったです。水溜りが多くて、特に最終コーナーの出口はマシンをトラック上に留めるのが難しかったです。いくつかミスをしましたが、それは誰にとっても同じでした」

    –位 フェリペ・マッサ (フェラーリ)
    「間違いなく、とても失望しているし、少し動揺しているけど、モチベーションはまだ変わっていない。僕たちみんなが状況から抜け出すために一緒に取り組まなければならない。チームは一丸としているし、できるだけ早く状況を変えようというリアルな意志がある。すぐに重要なクエアロ開発をすべきだけど、当然、勝ちたいならレースをフィニッシュしなければならないので、信頼性の問題もできるだけ早く解決しなければならない。今日は表彰台を獲得できる良いチャンスだった。僕は3番手で、十分にワンストップで行ける燃料を積んだ状態で、先頭と同じタイムで周回していた。セーフティカーの後ろで走っている時以外は、マシンはうまくいっていた。パワーが低下しているように思えるときが何度かあって、そのあとなんの警告もなしにアクセルが動かなくなって、マシンが止まってしまった。困難な状況だけど、チャンピオンシップはまだ長いので、僕たちのファンには、僕たちを見限らないでと言いたい」

    –位 ヤルノ・トゥルーリ (トヨタ)
    「ついていない日だった。水たまりがたくさんでき、タイヤが浮いてクルマの操作がきかず、難しいコンディションのレースだった。セーフティカーに先導されたスタートはうまく行き、初めの数周はペースも良かった。だんだんグリップを得るのに苦労するようになり、ペースがつかめず、走れば走るほど、路面をつかめなくなった。17週目で後ろから衝撃を感じ、リアウィングがなくなってしまった。ピットに戻ったが、レースを続けるにはダメージが大きすぎた。昨日までの状況から分かるとおり、我々のクルマは先頭集団の中にいるので、次のバーレーンに期待したい。」

  • F1中国GP:ベッテルが優勝!レッドブルがワン・ツーで初勝利!

    F1中国GP:ベッテルが優勝!レッドブルがワン・ツーで初勝利!

    2009年F1第3戦 中国GPの決勝レースが19日(日)、中国の上海インターナショナル・サーキットで行われた。

    天候は雨となり、セーフティカー先導でのスタートとなったF1中国GP。

    優勝は、ポールポジションからスタートしたレッドブルのセバスチャン・ベッテル。ベッテルにとっては通算2勝目、そしてレッドブル・レーシングにとっては参戦5年目、74戦目にしての初優勝となった。2番手にもレッドブルのマーク・ウェバーが入り、レッドブルはワン・ツー・フィニッシュを達成した。

    3位にはブラウンGPのジェンソン・バトン、4位には同じくブラウンGPのルーベンス・バリチェロが入った。

    以下、5位ヘイキ・コバライネン(マクラーレン)、6位ルイス・ハミルトン(マクラーレン)、7位ティモ・グロック(トヨタ)、8位セバスチャン・ブエミ(トロ・ロッソ)という結果だった。

    ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)、中嶋一貴(ウィリアムズ)はリタイアに終わった。

    F1 中国GP 決勝

    順位 No. ドライバー チーム
    1 15 セバスチャン・ベッテル レッドブル
    2 14 マーク・ウェバー レッドブル
    3 22 ジェンソン・バトン ブラウンGP
    4 23 ルーベンス・バリチェロ ブラウンGP
    5 2 ヘイキ・コバライネン マクラーレン
    6 1 ルイス・ハミルトン マクラーレン
    7 10 ティモ・グロック トヨタ
    8 12 セバスチャン・ブエミ トロ・ロッソ
    9 7 フェルナンド・アロンソ ルノー
    10 4 キミ・ライコネン フェラーリ
    11 11 セバスチャン・ブルデー トロ・ロッソ
    12 6 ニック・ハイドフェルド BMWザウバー
    13 5 ロバート・クビサ BMWザウバー
    14 19 ジャンカルロ・フィジケラ フォース・インディア
    15 16 ニコ・ロズベルグ ウィリアムズ
    16 8 ネルソン・ピケJr. ルノー
    17 20 エイドリアン・スーティル フォース・インディア
      17 中嶋一貴 ウィリアムズ
      3 フェリペ・マッサ フェラーリ
      9 ヤルノ・トゥルーリ トヨタ

    ファステスト:1分52秒592 / ルーベンス・バリチェロ(ブラウンGP)

    関連:2009年 F1ポイントランキング

  • F1第2戦マレーシアGP決勝 (ドライバーコメント)

    F1第2戦マレーシアGP決勝 (ドライバーコメント)

    2009 FORMULA 1 PETRONAS MALAYSIAN GRAND PRIX

    1位 ジェンソン・バトン (ブラウンGP)
    「なんてクレイジーなレースだ!本当にエキサイティングだったし、今日トップに立てたことを嬉しく思う。ベストなスタートではなかったし、僕の方のグリッドのグリップ不足には驚いたよ。ターン1で深く入ってしまって、オーバーステアで5位に落ちてしまった。でも、その周の最後にアロンソを追い抜くことができたし、最初のピットストップではヤルノとロズベルグをオーバーテイクすることができた。マシンには満足していたし、僕たちのペースは良かったけど、天候がレースをかなりオープンにした。タイヤ選択は難しかったけど、適切なときに正しい判断をすることができた。特に雨が激しく降り始めたときにはね。今日僕を表彰台にあげてくれたエンジニアのアンドリュー・ショブリンとチームのみんなの戦略とピットでの仕事にはとても感謝している。先週、おとぎ話のようなシーズンスタートだといったけど、それをここでも続けられたことを誇りに思っている」

    2位 ニック・ハイドフェルド (BMWザウバー)
    「10番手からスタートして2位になれたことにはとても満足している。今日は本当に極端でチャレンジグなレースだった。スタートは良かったけど、マシンはかなり重かったので、簡単なレースではなかった。すぐに雨が降るのは明らかだったので、予定よりも7周早くピットインして、フルウェットタイヤで行くことに決めた。でも強い雨は来なくて、タイヤはすぐに駄目になってしまった。チームは僕に『強い雨が来るからステイアウトしろ』と指示していたけど、タイヤはほぼスリックのようだった。これらのラップではインタミディエイトの方がずっと速かったと思うけど、それを知ることはできなかった。最終的に雨が激しくなったときにレースを中止にしたのは正しい決定だったと思う。タイヤだけでなくアンダーフロアでもアクアプレーニングになって、セーフティカーの後ろでスピンしてしまうほどだったからね。開幕2レースで少なくとも結果を持ち帰れたことはチームにとって満足できることだと思う」

    3位 ティモ・グロック (トヨタ)
    「再び表彰台を獲得できて大変嬉しいし、チーム全体にとっても喜ばしい結果となった。3番手でスタートしながら、1周目の終わりで8番手に順位を落としてしまった。ドライコンディションの中、前を走るクルマの後ろで少々手こずってしまったけれど、インターミディエートに履き替えたのが功を奏した。私は“リスクはあるが、インターミディエートで行ってみよう”と言ったんだ。雨が本格的に降り出すまでには時間があり、他のドライバー達は悪化する路面に苦闘していたが、私は非常に速く、かなり順位を上げることができた。雨が本格的に降り始めたとき、私のタイヤは劣化して使用できなかったため、ヘビー・ウェットに履き替えた。タイヤを履き替えた後も非常に良い走行ができており、2番手を走っていたのだけれど、赤旗中断により最終ラップから1周前の順位が適用され3位となり、少し残念だ。」

    4位 ヤルノ・トゥルーリ (トヨタ)
    「決勝ではポイントを獲得でき、チームにとって喜ばしい結果となった。予選の結果、少しの差でポール・ポジションを逃してしまい、私にとっては少しアンラッキーな週末だった。もしポール・ポジションが取れていれば、もっと良い結果を獲得できたかもしれなかった。今日の決勝は、とても良いレースとなったが、非常に波乱に富んでいた。先頭集団でプッシュし続け、1位を取るためにロズベルグと戦った。実を言うと、トラクションに少々手こずっていた。その後、雨が降り始めたときに、チームは安全策をとり、ヘビーウェットタイヤでレースをする事を選択した。ヘビーウェットタイヤを履いた私は最速タイムを出していたのだけれど、2周でタイヤが劣化し交換が必要になってしまった。一方、その時ティモはインターミディエートを履いていたのだけれど、彼にはそれが功を奏していた。私は少々アンラッキーだったけれど、戦略の効果はいつも後から分かるものだし、誰も責めるつもりはない。表彰台を逃してしまったのは残念だけれど、チーム全体にとっては前回に続く素晴らしい結果となった。」

    5位 ルーベンス・バリチェロ (ブラウンGP)
    「今日は素晴らしいレースだったし、レースの第1スティントでのドライでのパフォーマンスは本当に満足のいくものだった。良いスタートを切って、フロントランナーに追いついて、ポイントを獲れると感じていた。残念ながら、一旦状況が悪化しはじめたとき、ピットストップにあまりに多くの時間をかえてしまい、数ポジションを無駄にしてしまった。でも、重要なのはマシンが素晴らしく、異なるタイプのサーキットでも競争力があることを証明したことだ。ジェンソンと素晴らしいシーズンスタートを維持したチームにおめでとうを言いたし、上海で挑戦し続けることを楽しみにしているよ」

    6位 マーク・ウェバー (レッドブル)
    「そうすべきときにレースを中止するというベストな判断をしたと思う。表彰台を狙うためにはもう少し周回があった方が良かった。でも、それはそれなので、複雑な気持ちだ。今(19時)は暗いので、リスタートしなかったのは正しい判断だったね。午後3時の段階で天気は悪かったので、今日のコンディションで時刻を非難することはできないと思う。単に厄日だったかもしれないね。これまでのマレーシアのレースデイで最も霧が多くて涼しい一日だったね」

    7位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
    「雨が降ってきたとき、運転するのは不可能だったよ。至る所でアクアプレーニングになった。これまでレースした中で最も危険なコンディションだった。僕が出来ることはマシンをトラックに留めることだけだった。みんなにとってあまりに危険だったので、レースを中止にしたのは正しい決定だったと思う。雨は好きだけど、今回は多すぎたね」

    8位 ニコ・ロズベルグ (ウィリアムズ)
    「スタートではリードしたし、それ以降、ウィリアムズは純粋なパフォーマンスでトップにいた。エンジニアに感謝しなければならないね。マシンは本当に良かったし、ラップ毎に一貫してプッシュする能力を示せたと思う。そのあと、雨が降ってきて、残念ながら状況は僕たちには味方しなかった。でも、得るものはあったし、マシンは決してひけをとらなかったので、次はポイントを獲れると思っている」

    9位 フェリペ・マッサ (フェラーリ)
    「混沌としたレースだったし、このコンディションでの決定は簡単ではなかった。後になって間違っていることがわかる。レインタイヤを装着したとき、すぐに豪雨になると予想していたけど、残念ながら軽いシャワーだった。それで、インターミディエイトにして戻った。その後すぐに土砂降りになった。なんとかポイントを獲れそうだったので残念だ。ミスを分析して、どうすれば避けられるかを理解する必要だある。でも、感情的な傍観者がいつも要求するような革命は必要ないと思っている。僕たちが突然おかしくなったわけではないのだから、それは間違っていると思う。変わったのは他の出場者たちだ。僕たちはそれに気づいて、異なるアプローチで状況に取り組まなければならない」

    10位 セバスチャン・ブルデー (トロ・ロッソ)
    「最初のスティントが終わる前に雨になることを望んでいて、18周あたりで燃料がなくなってきた。ぴったりではなったけど、強い雨を予想してエクストリームを履くギャンブルにでた。でも、そうではなく霧雨だったので、再びインターミディエイトに交換したんだ。そのあと本当に雨になって、またエクストリームに変えるためにピットインしなければならなかった。それで、レースは中止になったん。このとても不安定な状況で僕たちはかなりコンペティティブだったので、残念だ。たとえ半分のポイントでも、ポイントを獲るチャンスがあったかもしれないので、リスタートしたかったね」

    11位 フェルナンド・アロンソ (ルノー)
    「スタートはうまくいって9番手から3番手まで上がった。その後、僕たちは遅かったのでポジションを守らなければならなかった。レースのこのパートは面白かったね。どれくらい強い雨になるかわからなかったので、ピットストップでどのタイヤにするか決めるのは難しかった。次の上海のレースへは楽観的なままだし、チャンピオンシップのために戦い続ける気持ちに変わりはない」

    12位 中嶋一貴 (ウィリアムズ)
    「ホイールスピンしてしまって、KERSを搭載したマシンにかなり追い抜かれてしまいました。そしてピケの後ろになり、追い越すのに苦労しました。彼の後ろでかなりのタイムをロスしてしまい、僕の計画は影響受けてしまった。そして、あのような天候になりました。変化するコンディションに合わせて完全に正しい決断を下すのは不可能でした。最終的にレースに赤旗が出たのは正しかったと思うし、リスタートしなかったことにも驚きはなかったです」

    13位 ネルソン・ピケJr. (ルノー)
    「赤旗の直前は運転することは不可能だったよ。マシンを維持するのは本当に難しかった。僕たちは適切な時に正しい決断をしようとしていたし、この状況ではこれ以上できることはなかった。マシンバランスは良かった。スタートは良かったけど、路面のグリップはかなり低かった。今週末、僕たちは再び多くを学んだし、これから次のレースに準備する必要がある」

    14位 キミ・ライコネン (フェラーリ)
    「最初のピットストップでは良いポジションにいた。そのあと、僕たちは雨がまだ降っていないのにレインタイヤを装着するというミスを犯した。その時点で僕のレースはほぼ終わっていた。レースが中断になったとき、コンディションは非常に困難だった。トラックには多くの水があって、2速でも運転するのが難しかった。シーズンのスタートに満足していないのは明らかだ。メルボルンで僕は1つミスを犯し、今日はチームがミスをした。その結果がノーポイントだ。」

    15位 セバスチャン・ベッテル (レッドブル)
    「あまり話すことはないよ。僕はインターミディエイトタイヤを履いていて、突然土砂降りになる前のあまりウェットじゃないときはかなりうまくいっていた。ターン7にアプローチしたら、突然、水が多くなったので、とても慎重になっていった。アクアプレーニングになってマシンのコントロールを牛ない、どうすることもできなかったんだ。あまりに水がおおかったし、僕のタイヤはその状況ではなにもできなかった。スピンはあまり問題ではなかったけど、アンチストールが作動しなかった。それがなければ、ただスピンして、いくらかタイムを失っていただけだっただろうね。ストッロル、ブレーキ、クラッチの3ペダルだった過去のドライバーは、スピンしたとき何をするべきかを正確にわかっていた。僕にはどうすることもできなかった。こんな馬鹿げた理由でリタイアしなければならないのでとても残念だ」」

    16位 セバスチャン・ブエミ (トロ・ロッソ)
    「かなりうまくいっていたし、7位か8位くらいにいて、次の周でピットインする計画だったんだ。でも、ターン5でコースオフしてしまった。エクストリームタイヤは完全に終わってしまっていて、スリックでドライブしているようだったし、僕はスローダウンしたんだ。でも、水の量に対して十分ではなかったので、スピンしてグラベルにいってしまいストールしてしまった。ノーズを変えるためにピットインしなければならず、最後尾を走っていたけど、何度かトップ6のラップタイムで走れていたので、スピード面では競争力があったと思う。フォース・インディアの1台が最終コーナーの出口で僕を押し出したんだと思う。なにかを轢いてフロントウイングが壊れてしまった。結局ミスをしてスピンしてしまったので落ち込んでいるよ。こんな日はポイントを拾えたかもしれないからね」

    17位 エイドリアン・スーティル (フォース・インディア)
    「雨が降り始めたときは、とても難しかったし、運転するのは不可能だったよ。僕たちは1速か2速ギアで20キロくらいだったし、それでさえサーキットでは滑っていた。信じられなかったよ。だから、レースを中止にしたのは良い決定だったと思う。ウェットコンディションは僕たちにとって良いチャンスだと思っていたので、リスタートできなかったのは少し悔やまれるけどね。でも、リスタートするにはあまりに暗すぎた。上海を楽しみにしているし、再び問題のない週末にしたいね。ペースを改善して、ダウンフォースを見い出し、今の勢いを維持したいね」

    18位 ジャンカルロ・フィジケラ (フォース・インディア)
    「残念なことに、僕たちはとても早い段階でエクストリームウェットに変更するという間違った判断をしてしまった。早過ぎたし、ドライコンディションで3〜4周走ってタイヤを壊れてしまった。そのあと雨が降って、グリップはだんだん良くなった。でも、あまりに水が多かったし、タイヤはほぼスリックになっていてマシンをコントロールできず、アクアプレーニングになった。僕たちにとって良いレースではなかった。残念ながら戦略を間違えてしまったけど、次のレースを見ているよ」

    –位 ロバート・クビサ (BMWザウバー)
    「フォーメーションラップをスタートしたとき、エンジンが変な音をしていて、パワーが少ししかなかった。その状況でレースをスタートして、運転し続けるのは簡単ではなかった。チームにどうすべきか聞いたけど、答えを得る前にマシンに火がついて止まってしまった」

    –位 ヘイキ・コバライネン (マクラーレン)
    「スタートは順調だった。かなり慎重だったし、ルイスの後ろに入ろうとしていた。そのあと、リアのコントロールを失って、スピンしてしまった。僕のミス。ゲームオーバーさ」

  • トヨタ:ティモ・グロックが3位表彰台 (F1マレーシアGP)

    トヨタ:ティモ・グロックが3位表彰台 (F1マレーシアGP)

    トヨタは、F1マレーシアGP決勝レースで、ティモ・グロックが3位表彰台獲得。ヤルノ・トゥルーリも4位に入り、ダブル入賞を果たした。

    トヨタは前戦に続いての表彰台獲得。雨でレースが中断となったため規定により通常ポイントの半分となったが、トヨタは通算16.5ポイントとなり、現在、コンストラクターズランキングの第2位につけている。

    ティモ・グロック (3位)
    「再び表彰台を獲得できて大変嬉しいし、チーム全体にとっても喜ばしい結果となった。3番手でスタートしながら、1周目の終わりで8番手に順位を落としてしまった。ドライコンディションの中、前を走るクルマの後ろで少々手こずってしまったけれど、インターミディエートに履き替えたのが功を奏した。私は“リスクはあるが、インターミディエートで行ってみよう”と言ったんだ。雨が本格的に降り出すまでには時間があり、他のドライバー達は悪化する路面に苦闘していたが、私は非常に速く、かなり順位を上げることができた。雨が本格的に降り始めたとき、私のタイヤは劣化して使用できなかったため、ヘビー・ウェットに履き替えた。タイヤを履き替えた後も非常に良い走行ができており、2番手を走っていたのだけれど、赤旗中断により最終ラップから1周前の順位が適用され3位となり、少し残念だ。」

    ヤルノ・トゥルーリ (4位)
    「決勝ではポイントを獲得でき、チームにとって喜ばしい結果となった。予選の結果、少しの差でポール・ポジションを逃してしまい、私にとっては少しアンラッキーな週末だった。もしポール・ポジションが取れていれば、もっと良い結果を獲得できたかもしれなかった。今日の決勝は、とても良いレースとなったが、非常に波乱に富んでいた。先頭集団でプッシュし続け、1位を取るためにロズベルグと戦った。実を言うと、トラクションに少々手こずっていた。その後、雨が降り始めたときに、チームは安全策をとり、ヘビーウェットタイヤでレースをする事を選択した。ヘビーウェットタイヤを履いた私は最速タイムを出していたのだけれど、2周でタイヤが劣化し交換が必要になってしまった。一方、その時ティモはインターミディエートを履いていたのだけれど、彼にはそれが功を奏していた。私は少々アンラッキーだったけれど、戦略の効果はいつも後から分かるものだし、誰も責めるつもりはない。表彰台を逃してしまったのは残念だけれど、チーム全体にとっては前回に続く素晴らしい結果となった。」

    新居章年 (シャシー部門技術コーディネーション担当ディレクター)
    「降雨中断、そのままレース終了と、普段と違うフィニッシュとなったが、ティモが3位となり、チームに2戦連続の表彰台をもたらしてくれた。ヤルノは逆に赤旗のタイミングで4位となったが、スタートからトップを争う走りを見せてくれた。いずれにしても雨の予想が非常に難しいなか、インターミディエート、ウエットタイヤとタイヤを使い分けながら、こうした良い戦いが出来たことは、チームの力も確実に成長している事を示せた。今後も今回のような戦いを続けていきたい。」

    山科忠 (TMG会長兼チーム代表)
    「我々のチームを誇らしく思う。全員の努力のおかげで、前回に続いて表彰台を獲得できたのは素晴らしく、今シーズン我々がどれだけ競争力があるかを示すことができた。チームにとって非常にチャレンジングなレースだったが、この難しいコンディションの中で全員がベストを尽くし、プロフェッショナルに徹してくれた。ファンには残念な終わり方となってしまったが、天候により予定通りにレースを続行するのは不可能だったし、それに関してできることは何もなかった。今日のレースにより、今シーズンの我々は先頭集団で戦う力があることを再び示すことができた。次回の中国GPでも、この素晴らしいパフォーマンスを保ち続けられることを願っている。」

    関連
    ・2009年 F1 ポイントランキング
    ・F1マレーシアGP 決勝:雨で終了、優勝はジェンソン・バトン
    ・F1 マレーシアGP:レースは雨で一時赤旗中断

  • ブリヂストン:F1マレーシアGP決勝レースを振り返る

    ブリヂストン:F1マレーシアGP決勝レースを振り返る

    ブリヂストンが、2009年F1第2戦マレーシアGPの決勝レースを振り返った。

    ブリヂストン・ポテンザのドライ用ソフトコンパウンドで全員がスタートを切ったマレーシアGPは、途中大雨となり、ブリヂストン・ポテンザのインターミディエイト及びウェット・タイヤが2009年度のレースに始めて登場した。この豪雨でマレーシアGPは32周でレース成立となり、ジェンソン・バトンがレース優勝者となった。

    レースのスタートの背景には黒い雲がたちこめていたが、今日のレースパフォーマンスに重要な影響を与えたのはブリヂストンの黒いラバーだった。雨が降り始めると路面の水位が周回毎に変化し、ドライのスリックタイヤかインターミディエイトかウェット・タイヤかを決めるのが非常に難しい状況となり、コンディションに適したタイヤも頻繁に変わった。

    レースは4分の3の距離に届かずに中止となったため、入賞者の獲得ポイントは通常の半分となった。ニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)が2位、ティモ・グロック(パナソニック・トヨタ・レーシング)が3位でフィニッシュした。

    浜島裕英 (ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部長)
    ブリヂストンの立場から見たレースはいかがでしたか?
    「雨が降る前から非常に興味深いレースでした。全員がソフト・タイヤを装着してスタートを切りました。今日のコンディションではソフトがとても良い安定したパフォーマンスを発揮し、天気がドライのままならば幾つかの良い戦略の選択肢があったと思います。ソフトでスタートしたのは正解でした。ハードコンパウンドよりもソフトコンパウンドは低温から作動するため、雨が降り始めてからウェット・タイヤが必用になるまでの間のパフォーマンスはハードよりもソフトの方が優れていたと思います」

    タイヤ戦略の重要性は?
    「正しいタイヤを正しいタイミングで選択することは非常に重要です。正しい選択にどれだけのメリットがあるのかが表れたケースが数多く見られました。雨が降り始めてからは、インターミディエイトが最適な時間枠があり、それは他より10秒も速かったティモ・グロックに表れていました。ウェット・タイヤを使うタイミングが早すぎたために、ドライすぎる路面コンディションに苦しんだドライバーもいました。雨が強くなってからはウェット・タイヤが正解でした。残念ながらその後は豪雨になり、F1カーが走れるコンディションではなくなってしまいました」

    関連
    ・2009年 F1 ポイントランキング
    ・F1マレーシアGP 決勝:雨で終了、優勝はジェンソン・バトン
    ・F1 マレーシアGP:レースは雨で一時赤旗中断