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  • ホンダ、F1イタリアGPで「RA300」の優勝50周年記念デモ走行を実施

    ホンダ、F1イタリアGPで「RA300」の優勝50周年記念デモ走行を実施

    ホンダは、「Honda RA300」の優勝50周年を記念して、当時と同じモンツァ・サーキットで開催される2017 F1イタリアGP決勝日にRA300のデモンストレーションランを実施することを発表。ドライバーは、ホンダの育成ドライバーでGP3に参戦中の福住 仁嶺が務める。

    また、F1イタリアGPの期間中、展示エリアにRA300のマシンを含む特別展示ブースを出展する。

    ホンダは1964年にF1参戦を開始。1967年イタリアGPにおいてデビューしたRA300は、今年の3月に逝去された故ジョン・サーティースのドライブで9番グリッドから決勝レースに臨み、ファイナルラップにトップに立ち2位を0.2秒差で振り切るという劇的な展開で、ホンダにF1での2勝目をもたらした。

    山本雅史 (本田技研工業株式会社 モータースポーツ部 部長)

    「RA300の勝利から50年という節目に、再び同じサーキットで同じマシンを走らせることができ、非常に嬉しく思っています。“何がなんでも勝つ”という強い想いから作られたこのマシンの走りと往年のV12エンジンが奏でるHondaサウンドを、ファンの皆様に楽しんで頂きたいと思います。また、この企画にご賛同・ご協力頂いたFIA、FOMに心から感謝いたします。」

    福住仁嶺

    「私にとって今回が初めてF1マシンをドライブする機会になります。その場所が50年前の勝利と同じイタリアのモンツァ・サーキットということでとても光栄に思っています。今後F1ドライバーとしてこのサーキットへ戻ってこられるように頑張っていきたいと思います。」

    <デモンストレーションラン>
    日時:2017年9月3日(日)現地時間12時10分~(日本時間19時10分~)
    場所:イタリア モンツァ・サーキット(1周5.793Km)
    ドライバー:福住 仁嶺選手(ふくずみ にれい、GP3ドライバー)

    <特別展示>

    日時:2017年9月1日(金)~9月3日(日)
    場所:イタリア モンツァ・サーキット内 F1ファンゾーンエリア

    <Honda RA300>
    デビュー:1967年イタリアGP
    エンジン:Honda RA273E 水冷90°V型12気筒NA
    排気量:2,992cc
    出力:420hp以上/11,500rpm

  • ホンダF1、エンジン開発のプロセスを変更

    ホンダF1、エンジン開発のプロセスを変更

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は、ホンダがF1エンジンの開発の評価方法を変更したことを明らかにした。

    ホンダは、3年目を迎えた今シーズンも信頼性とパフォーマンス不足に苦戦しており、マクラーレンとの将来が脅かされている。

    先月、長谷川祐介は、ホンダがダイナモとコース上での相関関係に問題を抱えてることを明らかにしていた。

    しかし、現在では仕様を評価するためにダイナモでの結果にそこまで頼らないプローチに変更したと長谷川祐介は説明した。

    「我々は開発の方法を変更しています」と長谷川祐介は Autosport にコメント。

    「シリンダー単体でのダイナモの開発にそこまで頼らないようにしています」

    「シリンダー単体で、ファクターやエレメント、多くのコンセプトをチェックすることはできますが、仕様を確定するにはV6でチェクする必要があることがわかりました」

    「ですから、我々はもうシリンダー単体での結果にはあまり頼っていません」

    「モノシリンダーのテストは参考として重要ですが、パフォーマンスを見い出すためにはV6での結果をチェックする必要があります」

    今シーズン、ホンダのMGU-Hは故障が多発しており、MGU-Hの信頼性は特に問題となっている。前半戦だけで、すでにフェルナンド・アロンソは8基、ストフェル・バンドーンは7基のMGU-Hを使用している。

    ホンダは、シルバーストンにMGU-Hの信頼性アップデートを投入しており、長谷川祐介はホンダがようやくMGU-Hの問題を解決できたかもしれないと感じている。

    「MGU-Hの故障は解決するのに非常に時間がかかりました」と長谷川祐介はコメント。

    「我々はエンジンに多くの小さな問題を抱えていました。そのエリアはダイナモで理解するのが難しいです」

    「我々はMGU-Hの問題を解決しようとしているところであり、とにかくサーキットで買う人する必要があります。ですが、問題の解決策を含めて我々が導入したMGU-Hの仕様は問題ないと思っています」

  • 【インディカー】 ホンダ:第14戦 ポコノ 決勝レポート

    【インディカー】 ホンダ:第14戦 ポコノ 決勝レポート

    ペンシルベニア州ロング・ポンドにあるポコノ・レースウェイで開催された500マイルレースでは、2016年インディ500ウイナーのアレキサンダー・ロッシ(Andretti Herta Autosport)が3位でフィニッシュし、今シーズン2度目の表彰台に登壇した。快晴と心地よい気温に恵まれたレースは、200周に渡って激しいバトルが繰り広げられ、41回ものリードチェンジがあり、レース全体でのオーバーテイク回数は590回にも及んだ。集まったファンは、インディカーらしいスリリングなハイスピードでの接近戦を堪能できた。

    ポコノ・レースウェイの全長は2.5マイルでインディアナポリス・モーター・スピードウェイと全く同じだが、インディを始めとするオーバルコースがコーナーを4つ持つのに対し、ポコノは3つしかない。しかも、それらのコーナーはバンクの傾斜角度もコーナー半径もそれぞれが異なっている上、3つのコーナーをつなぐストレート3本も長さが違っている。

    このユニークなコースでの予選では、今年のインディ500で優勝した佐藤琢磨(Andretti Autosport)がポールポジションを獲得。レースではアレキサンダー・ロッシ、スコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)、トニー・カナーン(Chip Ganassi Racing)、グラハム・レイホール(Rahal Letterman Lanigan Racing)、最後列スタートのライアン・ハンターレイ(Andretti Autosport)がトップ争いを繰り広げた。また、Hondaドライバー7人が200周のレースで160周のリードラップを記録。しかし、最上位はアレキサンダー・ロッシによる3位だった。ピットタイミングが他チームと異なる作戦を採用したチームが大きな優位を得るレース展開となり、彼らが1-2フィニッシュを手にした。

    レース前半はホンダ勢がライバルを圧倒していた。1回目のピットストップまではトニー・カナーンとアレキサンダー・ロッシが凄まじいバトルを展開。そこへスコット・ディクソンが加わり、彼はセカンドスティントでトップを走った。彼はこのレースでの最多となる51周のリードを記録し、シーズン2勝目を狙ったが、結果は6位となった。

    今日のレースではライアン・ハンターレイの走りが際立っていた。予選はアクシデントにより計測ラップなし。最後列の21番グリッドからレースに臨んだ彼はハーフウェイの100周目にトップに躍り出て観客席から大歓声を受けた。彼の後方にはアレキサンダー・ロッシ、ディクソン、レイホールらのホンダ勢が続いていた。

    トニー・カナーンは122周目にトップに復活。32周をリードした。ここでの彼はグラハム・レイホールと1周毎に順位を入れ替えるバトルでファンを沸かせた。しかし、トニー・カナーンはフロント・ウイングのマウント破損により優勝のチャンスを失い、最終的に5位でフィニッシュした。9周トップを走ったグラハム・レイホールは9位でレースを終えている。

    124周目に発生したジェームズ・ヒンチクリフ(Schmidt Peterson Motorpsorts)らによるアクシデントが今日のレース展開を決定づけることとなった。Team Penskeのドライバー2名とマルコ・アンドレッティ(Andretti Autosport)は、このときのコースコーション中に燃料補給のためのピットストップを行った。トップグループとは異なるピットタイミングを選択し、燃費の心配も少なくなった彼らは速いラップを重ねてアドバンテージを手に入れた。マルコ・アンドレッティは燃費をセーブすることで優勝のチャンスを狙ったが、ゴール前10周で燃料を継ぎ足すためのピットストップを行わざるを得ず、地元での優勝はならなかった。そして、彼の後退によってウィル・パワー(シボレー)がレースのリーダーとなり、アレキサンダー・ロッシとトニー・カナーンをパスしてきたジョセフ・ニューガーデン(シボレー)が2番手に浮上した。

    佐藤琢磨はスタート直後からマシンのハンドリング不調に悩まされ、ポールポジションだったにも関わらず、優勝争いに加わることはできなかった。マシンになにかトラブルが発生したのか、セッティングに狂いが生じていたのか原因は不明だが、予選で見られた目覚ましいスピードが決勝では一切発揮されない悔しい戦いとなった。

    アレキサンダー・ロッシ (3位)

    「週末を通して私たちのマシンは速かったと思います。予選6番手からスタート直後に3番手まで浮上できたのはよかったですし、その先はレースをコントロールできたほどでした。ピットクルーもすばらしい仕事をしてくれていました。しかし、燃料調整ノブが外れ、セッティング変更ができなくなってしまい、持っているパワーを最大限に使うことができない状態に陥りました。そこが今回は残念でした」

    佐藤琢磨 (13位)

    「ポールポジションからのスタートはうまくきれ、トップでターン1に入りましたが、ターン2の先でトニー・カナーンにパスされました。スピードが伸びない。なにかがおかしいと感じました。タイヤが温まってからもアンダーステアが強く、順位を下げていくしかありませんでした。ピットストップでウイングを立てていきましたが、前のマシンと同じペースで走ることはできても、パスをするのが難しかったです。予選ではスピードをみせることができていたのに、レースが全く戦うことができないものとなったのは悔しいですね。このコースにはリベンジをしなくてはなりません」

    関連:【動画】 インディカー 第14戦 ポコノ 決勝ハイライト

  • ホンダF1、トロ・ロッソへのエンジン供給に関する交渉が決裂

    ホンダF1、トロ・ロッソへのエンジン供給に関する交渉が決裂

    ホンダとトロ・ロッソの間で行われていた2018年のF1エンジン供給に関する交渉が決裂したと Autosport が報じた。

    ホンダは、2018年にザウバーへの供給を予定していたが、ザウバーは契約を解消して2018年にフェラーリのパワーユニットを搭載することを決定。ホンダは、ザウバーに代わる供給先を探していた。

    ホンダは、マクラーレンの開発に役立てるための多くのデータを得るために2つ目のチームにパワーユニットを供給することを望んでいる。

    その後、新たな供給先としてトロ・ロッソが浮上。トロ・ロッソは2018年もルノーとの契約を有していたが、F1ハンガリーテストの初日にハンガロリンクで本田技研工業のモータースポーツ部長を務める山本雅史とレッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコとの間で交渉が行われ、ホンダとトロ・ロッソとのF1エンジン供給契約が進展したと報じられていた。

    しかし、ホンダとトロ・ロッソは、契約の財政面について合意に至ることができず、また2018年にむけて準備するためには合意に至るための十分な時間が残されておらず、両者は交渉を終了することを決定。2018年のトロロッソ・ホンダ誕生の可能性はなくなった。

    仮にホンダへの切り替えが実現していれば、3年で3つの異なるサプライヤーから供給を受けることになっていたトロ・ロッソだが、交渉が決裂したことにより、2018年もルノーのパワーユニットを搭載することになる。

    この件についてホンダとトロ・ロッソはコメントを控えている。

    2015年にマクラーレンのワークスパートナーとしてF1に復帰したホンダだが、信頼性とパフォーマンス不足によって結果を出せていないことで、マクラーレンとの決別が噂されており、来季もマクラーレンとのパートナーシップを継続できるかは不明となってる。

    マクラーレンは、ホンダ以外の選択肢を検討していることを明らかにしており、長年のライバルであるフェラーリ、そして、メルセデスにエンジン供給を打診したが、両社から供給を拒否されている。

    マクラーレンがホンダと決別した場合、ホンダはF1から姿を消すことになる。そして、マクラーレンにとってはルノーが唯一の選択肢となる。

    すでにマクラーレンのエンジニアは、2018年F1マシンの仕様に取り組んでおり、ルノーが契約に合意するために残された時間は少なくなっている。

    ルノーと契約を結ぶことは不可能ではないが、ルノーは信頼性への影響を懸念しており、4つ目のチームにパワーユニットを供給することには消極的だとされている。

  • 【インディカー】 ホンダ:第13戦 ミッドオハイオ 決勝レポート

    【インディカー】 ホンダ:第13戦 ミッドオハイオ 決勝レポート

    オハイオ州コロンバス郊外のミッドオハイオ・スポーツカー・コースで開催されたインディカーシリーズ第13戦Hondaインディ200で、地元出身ドライバーのグラハム・レイホール(Rahal Letterman Lanigan Racing)が3位でゴールした。シーズン中盤戦から始まったグラハム・レイホールの快進撃はとどまるところを知らず、今回で7戦連続のトップ10入り。今季3回目の表彰台に上った。

    週末を通じて好天が続いた今年のレースは、気温がとうとう摂氏30℃を超えることが一度もなく、暑過ぎない、レース観戦に適したコンディションに恵まれた。ミッドオハイオはHondaのオハイオ工場に近いことから、10,000人近いHondaアソシエイツが夏の一日をサーキットで過ごし、レースを楽しんだ。

    バラエティに富むコーナーを持つテクニカルな全長2.258マイルのサーキットで、90周のレースが争われた。グラハム・レイホールは予選4番手で2列目アウト側からスタートし、予選3番手だったインディ500ウイナーの佐藤琢磨(Andretti Autosport)と接近戦を展開。最初のピットストップを行う前の15周目に、佐藤琢磨の前に出ることに成功した。その後の彼は、ゴールまで延々とウィル・パワー(シボレー)と2番手争いを繰り広げた。最終的にレースウイナーとなったジョセフ・ニューガーデン(シボレー)は、大きなリードを築いてゴールまで走り切った。

    レースが終盤に入ってから、レース中唯一のフルコースコーションが出され、残り20周でリスタートが切られた。グラハム・レイホールはこのチャンスを活かすべくパワーに猛アタックを続け、サーキットに集まったファンからの大歓声を浴びたが、逆転はならず3位でのゴールとなった。それでも彼はミッドオハイオというホームコースで5年連続のトップ5フィニッシュという快挙を達成し、地元ファンを喜ばせた。これは、グラハム・レイホールが2015年にミッドオハイオで優勝して以来、この3年で2回目の表彰台登壇となった。グラハム・レイホールはシーズン中盤から快進撃を続けてきており、今回は最近の7戦中5回目のトップ5フィニッシュだった。

    インディ500ウイナーの佐藤琢磨は、第8戦デトロイトのレース2での4位フィニッシュ以来となる上位陣でのゴールを達成した。3番グリッドからスタートするも、ピットストップで時間がかかるなどしたため、途中は8番手まで順位を下げた。3回目のピットストップで新品のソフトタイヤを装着すると、ゴールまで残り20周時点でリスタートとなったあとにジェームズ・ヒンチクリフ(Schmidt Peterson Motorsports)、エリオ・カストロネベス(シボレー)、アレキサンダー・ロッシ(Andretti Herta Autosport)をパスして5位でのゴールをもぎ取った。トロントで2位フィニッシュしたばかりのアレキサンダー・ロッシは、リスタート後のバトルでエリオ・カストロネベスをオーバーテイクし、6位でゴールした。

    3点というわずかな差ながら、ポイントランキングのトップで第13戦ミッドオハイオを迎えたスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)は、厳しいレースを戦い抜いた。過去にミッドオハイオで5回もの優勝を飾っているスコット・ディクソンだが、リアサスペンションに発生したトラブルによるものと思われるハンドリングの不調に見舞われ、優勝争いには加われなかった。しかし、しぶとい走りでリスタート後にポジションを一つ上げての9位フィニッシュを記録した。この結果、ディクソンはポイントスタンディングで3位となったが、あと4戦を残し、トップとはわずか8点差だ。

    インディカーシリーズは2週間のインターバルのあと、今シーズン2回目となるスーパースピードウェイでのレースが、ペンシルベニア州ロングポンドのポコノ・レースウェイ(全長2.5マイル)で開催される。ユニークな三角形をしたオーバル・コースでの500マイルレースだ。

    グラハム・レイホール (3位)

    「いい走りができました。今日の私たちはとても速いペースを保てていたと思います。そして、クルーたちはまたしてもすばらしいピット作業で、私を迅速にコースへと送り返してくれました。コース上でのバトルは非常に激しかったですね。今シーズンの残りのレースに向けても、チーム全員でハードワークを続け、私もできる限りハードなドライビングを続けます。ポコノでも私たちは強いと確信しています」

    佐藤琢磨 (5位)

    「3番手スタートでしたから、5位でのフィニッシュは最高のシナリオではありませんでした。ピットストップでホイールナットのトラブルがあり、コースに戻ってすぐに2つポジションを落としました。そこからは追い上げるレースを戦うこととなりましたが、とても楽しいバトルを行うことができました。終盤のリスタートのあとに2台をオーバーテイクし、ポジションをばん回できたのはよかったですね。難しいレースではありましたが、Andretti Autosportの4台は力強いレースを戦ったと思います。私たちは今週末、チームとしてとてもいいパフォーマンスを見せることができたとも感じています。今シーズンの残り4レースでも今回のような戦いぶりを見せ、ポイントランキングで上位へと進出したいと思います」

  • 【鈴鹿8耐】 ホンダ:トップ10トライアルレポート

    【鈴鹿8耐】 ホンダ:トップ10トライアルレポート

    鈴鹿8時間耐久ロードレース(鈴鹿8耐)決勝の10番手までのグリッドを決めるトップ10トライアルが行われた。参加できるのは各チームのライダー2名で、鈴鹿サーキットのコースをひとりのライダーが占有して、タイムアタックを行う。

    ホンダ勢でトップ10トライアルの出場権を獲得したのは全部で5チーム。

    予選3番手のMuSASHi RT HARC-PRO. Honda(高橋巧/ジャック・ミラー/中上貴晶)、5番手のF.C.C. TSR Honda(ドミニク・エガーター/ランディ・ドゥ・プニエ/ジョシュ・フック)、8番手のMORIWAKI MOTUL RACING(高橋裕紀/清成龍一/ダン・リンフット)。そして、9番手のHonda 鈴鹿レーシングチーム(日浦大治朗/亀井雄大/安田毅史)は、新型CBR1000RR SP2のキット車ではトップタイムを記録し進出。さらに、10番手のSatu HATI. Honda Team Asia(ディマス・エッキー・プラタマ/ラタポン・ウイライロー/ザクワン・ザイディ)がトップ10トライアルの出場権を得た。

    トップ10トライアルでは、平均タイムではなくどちらかのライダーのベストタイムが採用される。最初は予選10番手から6番手までのチームのライダーがタイムアタック。まず登場したのはSatu HATI. Honda Team Asiaのプラタマで、2分9秒966を記録。続いて登場したのはHonda 鈴鹿レーシングチームの亀井で、初めてのトップ10トライアルに挑む。快調にコースをクリアするが、西コースの2輪専用シケイン出口で転倒。残念ながら、亀井のタイムは記録されず、チームメートの日浦のアタックへと望みを繋ぐ。次にMORIWAKI MOTUL RACINGの清成が登場し、2分8秒178でトップに浮上した。続いての加賀山(スズキ)はスプーンで激しくマシンがスライドするが、立て直して2分8秒968で2番手タイムを記録。清成のタイムにはおよばなかった。野左根(ヤマハ)が2分8秒481で2番手となるが、清成のトップは変わらない。次のウイライロー(Satu HATI. Honda Team Asia)は、ダンロップであわや転倒という場面があったが、立て直してアタックを続ける。ウイライローは2分10秒561で4番手タイムとなる。続いて日浦(Honda 鈴鹿レーシングチーム)が登場し、2分8秒178で走って清成と同タイム。ここでトップタイムを塗り替えたのは高橋(MORIWAKI MOTUL RACING)。2分8秒041でトップに立つ。シャーリン(スズキ)が2分8秒616で4番手、パークス(ヤマハ)が2分7秒634でトップタイムをマークする。

    少しインターバルを挟み、予選トップから5番手までのチームのアタックタイムがスタート。すると、ドゥ・プニエ(F.C.C. TSR Honda)が2分7秒156でトップに浮上する。渡辺(カワサキ)は2分7秒892で3番手。そして、高橋巧(MuSASHi RT HARC-PRO. Honda)の登場。セクター2でコンマ5とタイムを削って歓声を集めると、2分6秒674で1番手タイムを記録しトップに浮上する。ギントーリ(スズキ)はタイムを削っていくが、転倒してしまいタイム計測ならず。そして、中須賀(ヤマハ)は2分6秒038を記録してトップになる。続くエガーター(F.C.C. TSR Honda)は2分6秒600で2番手に浮上。ハスラム(カワサキ)は2分6秒381で3番手。次に中上(MuSASHi RT HARC-PRO. Honda)が登場し、タイムアップに期待が高まる。順調にタイムを削っていくが、2分6秒671で惜しくも3番手となる。そして、津田(スズキ)が2分6秒282で2番手。最終走者のローズ(ヤマハ)は2分6秒225だった。

    結果、中須賀(ヤマハ)のタイムがトップでポールポジションに決定。4番手にF.C.C. TSR Honda、5番手にMuSASHi RT HARC-PRO. Honda。MORIWAKI MOTUL RACINGは予選からひとつポジションを上げて7番手。8番手のHonda 鈴鹿レーシングチームもひとつ順位を上げた。そして、10番手はSatu HATI. Honda Team Asia。トップ10トライアルを終えて、決勝での1番手から10番手までのグリッドが決定した。

    ドミニク・エガーター(F.C.C. TSR Honda)

    「トップ10トライアルは本当に特別なセッションで、チームは決勝レースに焦点を当てているので、1ラップだけの走りにはそれほど集中はしていませんでした。自分にとっても、ソフトタイヤでの1ラップだけに集中した走りは難しかったです。それでも、2分6秒600という、自分にとって最速のラップタイムを出せましたので、チームスタッフの努力に感謝したいです。ライダー全員の走りもよくなってきています。このチームで走るのは3年目ですが、新しくなったCBR1000RR SP2のおかげで、昨年よりもパッケージ全体としてかなりいい仕上がりになっていると思います。表彰台を狙える、本当に強いチーム、そしてチームメートと一緒に明日のレースに臨み、日本人ファンの皆さんの前で、表彰台を獲得したいと思います」

    ランディ・ドゥ・プニエ(F.C.C. TSR Honda)

    「(赤旗中断などの影響で)ここまでのセッションでは予選用のソフトタイヤを使わずに、トップ10トライアルに臨むことになりました。それでも、ハイレベルな走りをすることができたので、ラップタイムには満足しています。特にチームメートのドミニク(エガーター)がとてもいい走りをしたので予選で4番手を獲得でき、本当によかったです。このチームは本当に強いと思うし、レースに自信を持っています。私自身、鈴鹿8耐は2度目の挑戦で、前回は2014年のヨシムラスズキチームで2位でした。なので、明日はトップを目指したいですね」

    高橋巧(MuSASHi RT HARC-PRO. Honda)

    「毎年トップ10トライアルに参加していますが、予選用のやわらかいタイヤの使い方がうまくいかないので、自分ではあまり得意ではないと思っています。それもあって今年はレース用のタイヤで走りました。タイムは2分6秒6まで出すことができ、このパッケージでも6秒台が出せることが分かりましたので、気持ち的にも少し楽になりました。明日に向けていいかたちで終われたと思います。このレースウイークは天気が不安定なので、決勝はどういうコンディションになるか分かりませんが、ここまで準備してきたので、しっかりと自分たちの仕事をしてチームと力を合わせてがんばります」

    中上貴晶(MuSASHi RT HARC-PRO. Honda)

    「初のトップ10トライアルへの挑戦でしたが、不運が重なって予選用タイヤを前のセッションまでで試すことができていませんでした。そのため1周だけの一発勝負でしたが、マシンのバランスが取れていたので、まずまずのラップタイムを刻むことができました。マシンのフィーリングもよかったです。セクター2と最終シケインでミスがあって、タイムをロスしてしまったのは残念でしたが、これほど大勢のファンの前で一人で走るのは、なかなかできないことなので、すごく楽しめましたし、いい経験になりました。明日の決勝でもいいレースがしたいです」

    高橋裕紀(MORIWAKI MOTUL RACING)

    「トップ10トライアルを走りきって結果は7番手。予選の8番手より前進できたということなので、自分的にはまずまずだと思っています。これまで少しずつ前進させてきて、いい流れにあると感じていました。このタイムが、がんばって走った結果です。自分たちの位置を再確認できました。気持ちとしては転倒など大きなトラブルがなく、予選から今日のトップ10トライアルまでを走り終えたので、ここまできたら明日のレースを最後まで気を引き締めて走りきることです。社長(森脇護)が言っていた、モリワキには“なにがあっても諦めない”という気持ちがありますので、僕らもその思いで走ります」

    清成龍一(MORIWAKI MOTUL RACING)

    「自分が走行する前に転倒したライダーがいて、それによって走るときにコースが少し汚れていました。そのため、完全に攻めきれなかったので、そこが残念です。正直、一度止めてコースがクリアになってからスタートさせてもらいたかったという気持ちがあります。それでもこのトップ10トライアルではチームメートの(高橋)裕紀がスタート位置を一つ上げてくれたので、結果はこれで納得しています。テストからずっといい流れできているのですが、この結果から分かるとおり、まだまだ僕らの前にいるチームが一歩も二歩も先にいます。それを追いかけている状態なので、決勝に向けて自分の走りについては、まだまだ考えていこうと思っています。チームには結果で恩返ししたいです」

    日浦大治朗(Honda 鈴鹿レーシングチーム)

    「3年ぶりのトップ10トライアルなので、すごく楽しかったです。予選のときよりもタイムが落ちてしまったのは、楽しすぎて少し攻めすぎてしまったようですね。でも、トップ10トライアルに出ることを目標の一つにしていたので、とりあえずクリアできてよかったです。グリットも1つ上げることができました。決勝は焦らずに淡々といいペースを刻み、ミスなくしっかりと走ることができたら、いいところまでいけるかと思っています。チームの目標としては6位くらいに入ること。転ばずに最後まで走りきりたいと思います」

    亀井雄大(Honda 鈴鹿レーシングチーム)

    「日浦選手にずっと『トップ10トライアルに出るぞ』と言われていたので、実現できてうれしかったです。走るのを楽しみにしていたので、スプリントレースのような感覚で、攻めすぎて転倒してしまいました。身体も大丈夫だし、変な印象も残っていないのでダメージはほとんどありません。スタート前はものすごく緊張してしまっていたのですが、コースに出たらそれが和らいで、いい感じに走れていたので、転倒は残念です。決勝では、日浦選手と安田選手が出したタイムをキープする役目として、淡々と、転倒しないように走りきりたいと思います」

    ディマス・エッキー・プラタマ(Satu HATI. Honda Team Asia)

    「新型CBR1000RRはとてもいいマシンで、その上でチームがんばってくれたので、初めてのトップ10トライアルに出場することができました。チームのみんな、Honda、応援してくれた皆さんに、本当に感謝しています。多くの観衆の中で自分一人で走る、すばらしい時間を過ごすことができて、とてもいい経験になりました。明日のレースはとても厳しい戦いになると思います。ベストを尽くして、昨年の結果を上回ることができたらうれしいです」

    ラタポン・ウイライロー(Satu HATI. Honda Team Asia)

    「毎年、トップ10トライアルに出たいと思っていました。今回ついにそれが叶い、本当にうれしいかったです。初めてのトップ10トライアルはエキサイティングで、本当にいい経験になりました。こうした機会をもらえたことに感謝していますし、この経験が私をまた成長させてくれると思います。サポートしてくれたチーム、Hondaにお礼を言いたいです。大観衆が私に注目する中でアタックしたことは忘れられない経験になりましたし、また来年もこの場に出たいと思いました。明日はトップ5入りを目標に全力で臨み、いい結果を出したいと思います」

    玉田誠監督(Satu HATI. Honda Team Asia)

    「Honda Team Asiaとしては、ライダーに日本人を含まないアジア人のみという編成になってから、初めてのトップ10トライアル出場となりました。今日はいいタイムを出すことが目標ではなく、この場を楽しんで、いい経験をしてもらうことが狙いでした。ライダーはかなり緊張していましたが、それに慣れていくこともまた成長につながります。ここまでの走行で、我々はいいアベレージを持てているので、明日の決勝ではトラブルなく、しっかりと走りきれば結果がついてくるはずです」

  • ホンダ、FIA-GT3規則に合致したレース専用車両「NSX GT3」を発売

    ホンダ、FIA-GT3規則に合致したレース専用車両「NSX GT3」を発売

    ホンダは、NSXをベースにFIA-GT3規則に合致した全てのGTレースに参戦可能な専用車両「NSX GT3」を2018年のレースシーズンに向けて7月28日より受注を開始する。

    「NSX GT3」は北米、ヨーロッパ、日本、オーストラリアなど全世界で開催されているFIA公認GTレースに出場可能となるこの「NSX GT3」は本田技術研究所とJ.A.S Motorsportとが開発し、2015年末からテスト走行や北米でのレース参戦を通じた85,000km以上の走行実績がある。

    2017年にはNSXの生産拠点がある北米で、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権とピレリ・ワールドチャレンジ・シリーズに4台のNSX-GT3が参戦しており、すでに2勝を挙げるなど、十分なポテンシャルを発揮している。

    なお、日本における販売、テクニカルサポート、パーツ供給などは、M-TECが担う。

    車両名 Honda NSX GT3
    FIA 公認ナンバー GT3-047
    エンジンコンストラクター American Honda Motor Co., Inc.
    シャーシコンストラクター J.A.S. Motorsport
    販売予定台数 2台(2018年2月末まで)
    販売価格 46万5000ユーロ(J.A.S. Mortorsport引渡し価格)
    販売・サービス体制・パーツ供給 (株)M-TEC
    埼玉県朝霞市膝折町2-15-11
    048-462-3151

    HONDA NSX GT3

    Honda NSX GT3 主要諸元

    エンジン
    タイプ Twin-turbocharged DOHC 75°V6
    ボア x ストローク 91 x 90 mm
    排気量 3501 cc
    出力 FIA規則に則る (BOP)
    バルブ 24 バルブ, IN/EX VTC
    インジェクション 直噴/ポートインジェクション
    潤滑 ドライサンプ
    スロットルコントロール ドライブバイワイヤ
    寸法
    ホイルベース 2630 mm
    全長 4612 mm
    全幅 2040 mm
    トレッド 前/後 1715 mm/1687 mm
    重量 1240 Kg
    シャシー
    アルミ合金
    屋根素材:鉄
    クロームモリブデン製ロールケージ
    トランスミッション
    ギアボックス XTRAC製セミオートマチックシーケンシャル 6速
    クラッチ ZF/SACHS製 焼結またはカーボン(耐久レース用オプション)
    クラッチ制御 電子制御
    ブレーキ
    ブレーキ BREMBO製 前 390×34 /後 355×32 ディスク
    BREMBO製 前6ポッド/後4 ポッド
    ABS BOSCH製
    サスペンション
    サスペンション 前: ダブルウィッシュボーン
    後: マルチリンク
    ショックアブソーバー SACHS製 5-way 可変ダンパー
    ホイール
    前: 12”x18” 鍛造アルミ
    後: 13”x18” 鍛造アルミ

    J.A.S Motorsport
    イタリアのレース車両製作販売会社。「シビック TYPE R」のレース専用車両の製作販売や、(株)本田技術研究所とFIA世界ツーリングカー選手権に参戦する「Civic WTCC」を製作し参戦している。

    M-TEC
    Honda車用アフターパーツの製造販売やレース用エンジンの開発製造メンテナンスを行う会社。
    2003年設立。

  • ホンダ、ザウバーへのF1パワーユニット供給計画を解消

    ホンダ、ザウバーへのF1パワーユニット供給計画を解消

    ホンダは、2017年4月30日に発表したザウバーへの2018年シーズンからのパワーユニット供給計画を双方の合意により白紙化することを決定した。

    ザウバーからの申し入れにより検討を進めてきた本プロジェクトだが、供給体制を整備する中で双方の目指す方向性に相違が生じたため、提携解消の合意に至った。

    本田技研工業のモータースポーツ部長を務める山本雅史は「ザウバーとは、供給決定までの過程で非常に良い信頼関係を築くことができており、一緒に2018年シーズンを迎えることを楽しみにしていました」とコメント。

    「しかし、先方の運営体制の変化などに伴い、互いの目指す方向性に相違が生じたため、双方合意の上でパートナーシップ計画の解消を決定しました。これまでの協力に対してザウバーに感謝するとともに、今後の健闘を祈ります」

    「今回、このような発表をしなければいけないことは残念ですが、ホンダのモータースポーツへの情熱と、F1に対する強いコミットメントに変化はありません」

    ザウバーのチーム代表フレデリック・バスールは「この段階でホンダと計画していたコラボレーションをやめなければならないのは非常に残念だ」とコメント。

    「しかし、この決定は戦略的な理由によるものであり、ザウバーF1チームの将来を考慮した最善の意向によるものだ」

    「これまでの協力に対してホンダに感謝するとともに、今後の健闘を祈っている」

    ザウバーは、2018年のエンジンサプライヤーについて「まもなく発表する」としている。ザウバーは、BMWが所有していた2006年と2009年以外は1997年からフェラーリのエンジンを搭載している。

    ホンダは、マクラーレンのパートナーとして2015年にF1に復帰したが、ここまで結果を出せておらず、マクラーレンはホンダとの契約を破棄して別のメーカーのエンジンを搭載するとの噂が絶えない。今回のザウバーとの契約解消も、信頼性とパフォーマンスに欠けるホンダのパワーユニットが拒否された格好だ。

    ザウバーは、F1ハンガリーGP後にハンガロリンクで開催されるインシーズンテストでホンダの育成ドライバーである松下信治を起用するが、ザウバー・ホンダが日の目を見ることなく終了することで、日本人F1ドライバー誕生の可能性も大きく遠のいた。

  • ホンダ、新型シビックを9月29日に発売

    ホンダ、新型シビックを9月29日に発売

    ホンダは、新型「CIVIC(シビック)」シリーズの3タイプ、「シビック ハッチバック」、「シビック セダン」、「シビック TYPE R(タイプアール)」を9月29日(金)に発売することを発表した。

    新型シビックシリーズは、世界のCセグメントでトップクラスの「操る喜び」の提供を目指して開発されました。新開発のプラットフォームを核に、機能美を追求したロー&ワイドな先進フォルムや、力強くスムーズな加速と高い環境性能を両立した直噴VTEC TURBOエンジンを採用している。

    タイプは、洗練された上質な走りのセダン、よりスポーティーさを際立たせたハッチバック、究極のFFスポーツであるTYPE Rの3つを展開する。

    また7月30日(日)より、新型シビックをモチーフにした企業広告「Go, Vantage Point.」も展開していく。

    新型シビックシリーズ

    Cセグメントでトップクラスの「操る喜び」の提供を目指し、サーキットを含むさまざまな走行シーンでの運動性能を高次元で達成するプラットフォームを新開発した。TYPE Rの目指す究極の運動性能を実現するこのプラットフォームを核として3タイプを同時に開発し、各タイプの個性を活かしながら、シリーズ全体としてのポテンシャルを飛躍的に向上させた。

    TYPE Rは、ベース車からのチューンアップではなく、開発当初よりTYPE Rとして目指す理想の姿をゼロから思い描き追求したことで、大幅なスポーツ性能の向上を実現。さらに街中での乗りやすさや居住性、快適性なども一層向上した。ハッチバックとセダンは、広さや使い勝手の良さはもちろんのこと、TYPE Rの走りの資質を享受することで、よりスポーティーな運動性能を実現している。

    ホンダ シビック 価格

    タイプ 駆動方式 変速機 消費税(税込)
    シビック ハッチバック FF CVT 2,800,440円
    6MT 2,800,440円
    シビック セダン FF CVT 2,650,320円
    シビック タイプR FF 6MT 4,500,360円

    新型シビック ハッチバック/シビック セダンの特長

    ●デザイン:機能美を追求し、ダイナミックな走りを高めるロー&ワイドなデザイン
    ・ロー&ワイドを基本に機能美を追求した造形で、ダイナミック性能を高めながら、動体としての姿をより美しく魅せるスタイリングを実現しました。セダンは、クーペのような流麗なルーフラインに、硬質で彫刻的なサイドパネルを持つ、先進的で上質なフォルムが特長です。ハッチバックは、セダンと基本骨格を共有しながらも、ダイナミックで軽快なリアビューとすることで、スポーティーさをより演出しています。

    ●走り:「操る喜び」を目指し、機敏な走りと高速走行時の安定性を高次元で両立
    ・新開発プラットフォームをベースとした、高剛性、軽量かつ低重心・低慣性なボディーにより、優れた空力特性を実現。高速域での安定性に寄与し、静粛性を高めています。
    ・新型シビック専用にチューニングを施した、低回転から高回転まで伸びのある1.5L VTEC TURBOエンジンと、加速性能を向上させるCVTとの組み合わせにより、ターボラグを感じさせない、リニアでパワフルな加速フィールを実現しています。
    ・シャシーは、マクファーソン・ストラット式フロントサスペンション、マルチリンク式リアサスペンション、デュアルピ二オン可変ギアレシオEPSなどの採用により、俊敏なハンドリングと高速走行時の安定性を高次元で両立しました。
    ・ハッチバックは、排気流量を増加させるセンターエキゾーストシステムを採用するとともにプレミアムガソリン仕様とすることで、セダンよりもさらに高出力・高トルクな設定としています。CVTに加えて6速マニュアルトランスミッションも選択可能で、よりスポーティーな走りをお楽しみいただけます。

    ●快適性:ゆとりの室内空間とクラストップレベルの広い荷室、世界初の横開きカーゴエリアカバー
    ・Cセグメントでトップクラスとなる、ゆとりある室内空間を確保するとともに、大開口かつ大容量な荷室とし、使いやすさも追求しました。さらにハッチバックでは、左右どちらにも引き出しや巻き取りが可能な、世界初となる横開きのカーゴエリアカバーを採用しています。

    ●Honda SENSINGを標準装備
    ・先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を標準装備。ミリ波レーダーと単眼カメラによる車両前方の状況認識と、ブレーキ、ステアリングの制御技術が協調し、安心・快適な運転や事故回避を支援します。

    新型シビック TYPE Rの特長

    ●目指したのは究極のFFスポーツ
    ・開発当初よりTYPE Rを見据えてプラットフォームを新開発。先代モデルに対し、ねじり剛性の向上(プラス約38%)やボディーの軽量化(マイナス約16kg)、低重心化、ホイールベースとトレッドの拡大などにより、さらに優れた走行安定性を追求しています。
    ・シャシーは、圧倒的なスタビリティーを実現するマルチリンク式リアサスペンションを新たに採用したほか、先代モデルからさらに進化したデュアルアクシス・ストラット式フロントサスペンションや、アダプティブ・ダンパー・システムなど制御技術の進化により、運動性能を大幅に向上させています。
    ・2017年4月に行われたドイツ・ニュルブルクリンク 北コースでの走行テストでは、FFモデルとして最速となる、7分43秒80のラップタイムを記録し、先代モデルのタイムを7秒近く更新するなど、運動性能の高さを証明しています。

    ●さらに進化したパワートレイン
    ・先代モデルからさらに進化した、新型シビック TYPE R専用の2.0L VTEC TURBOエンジン(最高出力235kW[320PS]、最大トルク400N・m[40.8kgf・m])を搭載。エンジン制御技術の進化により、低回転域での高トルクかつハイレスポンスな立ち上がりと、全開領域での高出力化を実現しています。
    ・6速マニュアルトランスミッションのローレシオ化や軽量シングルマス・フライホイールの採用により、加速性能をさらに向上しました。

    ●レブマッチシステムを採用
    ・減速操作に合わせてエンジンの回転数が自動で調整されるレブマッチシステムをHonda車として初めて採用。これにより減速時のアクセル操作が不要となり、よりステアリングやブレーキに集中した運転が可能になりました。またドライバーの好みで、システム自体をオフにすることも可能です。

    ●走行シーンに応じて選べる3つのドライブモード
    ・サーキットでの走行性能だけでなく、一般公道でのグランドツアラー性能も大幅に進化しています。ドライビングモードには、ベストバランスの「SPORT」、ダイナミック性能を追求した「+R」、さらに、日常の快適性にも配慮した「COMFORT」を追加し、TYPE Rの新たな世界観を表現しました。モードスイッチを操作することでダンパー・ステアリング・スロットルなど制御デバイスのセッティングを瞬時に変更し、サーキットから市街地まで、さまざまなシーンに応じた高いパフォーマンスを発揮します。

  • ホンダ、タイに52億円をかけて総合テストコースを建設

    ホンダ、タイに52億円をかけて総合テストコースを建設

    ホンダは20日(木)、タイのプラチンブリ県ロジャーナ工業団地に建設した新たなテストコース、プラチンブリ プルービンググラウンド(以下、プラチンブリPG)の完成式典を行った。

    式典には、タイ王国科学技術大臣のアチャカー・シーブンルアング氏、在タイ日本大使館大使の佐渡島志郎氏を招いた他、ホンダからはアジア大洋州地域本部長でアジアホンダモーターカンパニー・リミテッド社長の青山真二、株式会社本田技術研究所常務執行役員の板井義春、HRAP社長の幸村秀生、およびHRAPの従業員らが参加した。

    新しく建設されたプラチンブリPGは、アジア大洋州市場向けに設計された特長ある総合テストコースで、ホンダは、この80万平方メートルの敷地を有するプルービングラウンドの建設に17億バーツ(約52億円)を投資した。タイは、ホンダとして日本、米国に次いで世界で3番目にプルービンググラウンドをもつ国となる。

    プラチンブリPGは、アジア大洋州地域で開発された四輪車および二輪車のハンドリング性能・走行安定性能、および総合的な性能試験を行うための機能を有している。このテストコースは、アジア大洋州地域およびタイにおけるホンダ製品の商品力向上にむけ活用されるとともに、将来的には、ホンダが世界に有するプルービンググラウンドの1つとして、他の地域向けの商品検証にも使用される予定。

    アチャカー・シーブンルアング (タイ王国科学技術大臣)
    「自動車産業は、タイ政府が経済発展にむけて促進している重点産業分野の1つです。HRAPプラチンブリPGは、この政策のビジョンや方向性と一致し、タイにおける自動車産業の競争力強化に貢献するものです。」

    青山真二 (アジアホンダモーターカンパニー・リミテッド社長)
    「タイは、以前よりアジア大洋州地域における製造および輸出の中心拠点であるとともに、研究開発においても重要な役割を担っています。このプルービンググラウンドで、タイやアジア大洋州地域のお客様の期待を超える魅力的で競争力ある商品を提供し、商品ラインアップを更に強化していきます。」

    板井義春 (株式会社本田技術研究所常務執行役員)
    「本プルービンググラウンドは、様々な路面状況を再現できるよう設計されています。このテストコースで得られた知見を反映したHondaの商品で、お客様に「喜び」と「操る楽しみ」を提供していきます。」

    プラチンブリPGは、様々な路面状況や地形のシミュレーションが行える以下の8つのコースを備えており、その総全長は約8キロメートルに及びます。

    1)周回コース
    全長2.18キロメートルの周回コース。高速運転時の車両性能検証に加え、キャビン内の風切音のレベルや、操舵性能の検証に使用。

    2)ワインディングコース
    全長1.38キロメートルのワインディングコース。ブレーキや車両の安定性を含む一般性能の検証に使用。多様な傾斜角を再現し、17のコーナーを有する。

    3)ヴィークルダイナミクスエリア(VDA)
    高速周回路に付設されたエリア。高速運転時の安定性能や、鋭角コーナーでのブレーキ性能検証に使用。

    4)ウェットコース
    濡路面や冠水走行時の車両性能への影響を検証するコース。ウェットコースは、プール路・スプラッシュ路・ウェットブレーキ路の3種類の路面で構成。アジアで頻繁に見られる0~1000ミリメートルの間で濡路の水位を調整でき、水による抵抗やエンジンへの影響も検証可能。

    5)乗り心地コース
    アジア大洋州地域の各国にある様々な路面を再現したコース。コンクリートハイウェイ・ノイズ路・テーブルトップ路を含む8種類の路面で構成。

    6)特殊コース
    3D技術を用い悪路を模してデザインされたコース。車両アンダーフロアへの接地ダメージなどの検証に使用。コンクリートハイウェイ・ノイズ路・キャンパー路を含む8種類の路面で構成。

    7)登坂コース
    登坂や下り坂におけるエンジン強度やブレーキ性能を検証するコース。

    8)直線コース
    燃費や加速性能を検証する全長1.2キロメートルのコース。

    また、プラチンブリPGは、将来のパワープロダクツの性能試験を視野に入れた芝地も備えている。