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  • SUPER GT | ジェンソン・バトンと山本尚貴がヘルメットを交換

    SUPER GT | ジェンソン・バトンと山本尚貴がヘルメットを交換

    ジェンソン・バトンは、昨年のSUPER GTでチーム クニミツでチームメイトとしてチャンピオンを獲得した山本尚貴とヘルメット交換したことをソーシャルメディアで伝えた。

    2009年のF1ワールドチャンピオンであるジェンソン・バトンは、昨年SUPER GTに初フル参戦。山本尚貴とともにRAYBRIG NSX-GTを駆り、シリーズ参戦初年度で見事チャンピオンを獲得した。

    ジェンソン・バトンは、ソーシャルメディアで山本尚貴とヘルメットを交換。ヘルメット交換はサッカーで試合後に健闘を称えてユニフォームを交換するのと同じような意味があり、F1では昨年のF1アブダビGP後にルイス・ハミルトンとセバスチャン・ベッテルがヘルメットを交換して話題となった。

    2019年も再び山本尚貴とともにチーム クニミツからSUPER GTに参戦するジェンソン・バトンは「尚貴さん、2019年はおかげで良い時間をすごせたよ。2019年も再びそんな時間を過ごそう」と語った。

    SUPER GTは1月31日から2日間にわたってメーカーテストを実施し、テスト専用カラーにチャンピオンの証であるカーナンバー1をつけたジェンソン・バトンと山本尚貴のRAYBRIG NSX-GTは2日間の総合トップタイムを記録した。

    Jenson Button Naoki Yamamoto2019 RAYBRIG NSX-GT

  • ジェンソン・バトン、2019年もチーム・クニミツからSUPER GTに参戦

    ジェンソン・バトン、2019年もチーム・クニミツからSUPER GTに参戦

    元F1ワールドチャンピオンのジェンソン・バトンが2019年もチーム・クニミツからSUPER GTに参戦。山本尚貴とともにタイトル防衛に挑む。

    ホンダは1月11日(金)に「Honda Racing 2019 キックオフプレゼンテーション」と題して2019年シリーズにおけるモータースポーツ活動の体制発表を実施。SUPER GTの参戦体制を発表した。

    昨年のチャンピオンであるジェンソン・バトンと山本尚貴は、今年もチーム・クニミツから参戦。

    KEIHIN REAL RACINGは、塚越広大が残留し、小暮卓史に代わってベルトラン・バケットが加入。また、NAKAJIMA RACINGには牧野任祐が加入し、ナレイン・カーティケヤンとコンビを組む。

    チーム名 No. ドライバー 2018年戦績
    TEAM KUNIMITSU
    (チーム・クニミツ)
    1 山本 尚貴
    (ヤマモト・ナオキ)
    GT500
    チャンピオン
    Jenson Button
    (ジェンソン・バトン)
    AUTOBACS RACING TEAM AGURI
    (オートバックス・レーシング・ チーム・アグリ)
    8 野尻 智紀
    (ノジリ・トモキ)
    GT500
    3位
    伊沢 拓也
    (イザワ・タクヤ)
    TEAM MUGEN
    (チーム・ムゲン)
    16 武藤 英紀
    (ムトウ・ヒデキ)
    GT500
    15位
    中嶋 大祐
    (ナカジマ・ダイスケ)
    KEIHIN REAL RACING
    (ケーヒン・リアル・レーシング)
    17 塚越 広大
    (ツカコシ・コウダイ)
    GT500
    7位
    Bertrand Baguette
    (ベルトラン・バゲット)
    GT500
    19位
    Modulo Nakajima Racing
    (モデューロ・ナカジマ・レーシング)
    64 Narain Karthikeyan
    (ナレイン・カーティケヤン)
    SF
    16位
    牧野 任祐
    (マキノ・タダスケ)
    F2
    13位
  • 山本尚貴、日本モータースポーツ記者会のJMSアワードを受賞

    山本尚貴、日本モータースポーツ記者会のJMSアワードを受賞

    日本モータースポーツ記者会(JMS)が主催する「第17回JMSモータースポーツナイト」が1月9日(水)に都内で行われ、2018年のSUPER GTのGT500クラスでドライバーチャンピオンに輝いた山本尚貴(No.100 RAYBRIG NSX-GT)がJMSアワードを受賞。GT500タイトルと同時にスーパーフォーミュラも制して、国内最高峰の2冠を達成したことが賞され、高橋二朗JMS会長から正賞の銀皿を受け取った。

    JMSは、SUPER GTをはじめとする国内外のモータースポーツを取材するモータースポーツ・ジャーナリストの団体。今年で17回目を数えるJMSモータースポーツナイトは、年頭にモータースポーツ関係者が一堂に会する恒例のイベントで、前年のモータースポーツ界で活躍した選手や団体をJMSアワードとして表彰する場ともなっている。

    JMSアワードを受賞した山本尚貴は、2010年にTEAM KUNIMITSUからSUPER GTのGT500クラスにデビュー。初レースとなった開幕戦の岡山で3位入賞を果たし、第6戦鈴鹿でも3位表彰台を奪うなどルーキーらしからぬ活躍を見せてランキング8位となった。2013年にはウイダー モデューロ 童夢レーシングに移籍して同年の鈴鹿で初優勝。2015年にはTEAM KUNIMITSUに復帰し、第6戦SUGOで1勝してランキング3位に。そして昨年は2009年のF1ワールドチャンピオンであるジェンソン・バトンとのコンビで参戦。第6戦SUGOでは80kgのウェイトハンディを跳ね返して優勝し、初のGT500王者に輝いた。ちなみに、国内最高峰の2冠達成は、2004年のリチャード・ライアン(当時はNo.1 ザナヴィニスモZ、昨年はNo.21 Hitotsuyama Audi R8 LMS)以来となる。

    表彰の場で山本尚貴は「応援してくださった皆さんの力が後押ししてくれました」と関係者やファンへの感謝を述べた後、「ここが終わりではなく、ここからさらに成長していきたい」と語り連覇に意欲を見せた。

    また「What’s New」と題した若手ドライバーの紹介コーナーでは、2人の若手ドライバーが紹介された。ひとりは、2019シーズンはFIA-F4選手権に参戦が予定されている19歳の三宅淳詞。彼は昨年のスーパーFJ鈴鹿選手権でチャンピオンとなり、日本一決定戦でも優勝。そしてもうひとりは、2015年からFIA-F4選手権に参戦し、昨年は女性にも資格があるインディペンデントカップをあえて辞退して総合結果にこだわった21歳の小山美姫。彼女はLEXUS TEAM KeePer TOM’Sの関谷正徳監督がプロデュースするレディースのレースシリーズ「KYOJO CUP」で2連覇を果たした。この2選手の登壇にも大きな拍手が贈られた。

  • スーパーフォーミュラ | 山本尚貴&福住仁嶺はダンデライアンから参加

    スーパーフォーミュラ | 山本尚貴&福住仁嶺はダンデライアンから参加

    スーパーフォーミュラの合同テスト・ルーキーテストのエントリーリストが更新され、「T.B.N(ドライバー未定)」となっていたチームのドライバーが発表された。

    これまで報じられていた通り、2018年のチャンピオンである山本尚貴はDANDELION RACINGから参加。今年F2に参戦していた福住仁嶺とともにマシンをテストする。昨年までレッドブルカラーだった福住仁嶺のマシンはまだダンデライアンカラーのままだ。

    また、マカオGPを2連覇、ヨーロッパ選手権で2位、次期トロロッソ・ホンダのF1ドライバー候補と目されるダニエル・ティクトゥムが、野尻智紀とともにTEAM MUGENからテストに参加。KONDO RACINGは国本雄資と山本尚貴、TOM’Sはニック・キャシディがテストに参加する。

    例年、このテストは来季の各チームのドライバーラインナップを探るうえで注目のテストとなっている。また近年、スーパーフォーミュラには海外ドライバーからの注目が寄せられている。

    この2年ではストフェル・バンドーンやピエール・ガスリーといった後にF1に昇格するヨーロッパの有望株が準備期間として参戦しており、今回のルーキーテストにも多数の外国人ドライバーの参加が決定している。

    他にも、F2に参戦したアルジュン・マイニ、ヨーロッパF3選手権に参戦したラルフ・アーロン、エイドリアン・ニューウェイの息子ハリソン・ニューウェイ、ゲルハルト・ベルガーの甥にあたるルーカス・アウアー、英国F3をランキング12位で終えたトリスタン・シャルパンティエといった名前がテストに参加。日本勢では、今季F2に参戦していた牧野任祐がNAKAJIMA RACINGからテストに参加する。

    テストは、12月5日(水)が9時~11時 14時~16時、12月6日(木)は30分ずつ延長となり8時30分~11時、14時~16時30分で行われ、一般にも公開される。

    No. Driver Team/Engine
    3・4 国本雄資 KONDO RACING
    TOYOTA RI4A
    山下健太
    5・6 山本尚貴 DOCOMO TEAM DANDELION RACING
    Honda HR-417E
    福住仁嶺
    7 シャルル・ミレージ UOMO SUNOCO TEAM LEMANS
    TOYOTA RI4A
    ラルフ・アーロン
    7or8 アルジュン・マイニ
    8 大嶋 和也
    片山 義章
    15・16 ダニエル・ティクトゥム TEAM MUGEN
    Honda HR-417E
    野尻智紀
    17 トリスタン・シャルパンティエ REAL RACING
    Honda HR-417E
    18 小林夢偉 carrozzeria Team KCMG
    TOYOTA RI4A
    19 関口雄飛 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
    TOYOTA RI4A
    20 平川亮
    36・37 中嶋一貴 VANTELIN TEAM TOM’S
    TOYOTA RI4A
    ニック・キャシディ
    38・39 石浦宏明 JMS P.MU/CERUMO・INGING
    TOYOTA RI4A
    坪井翔
    50 ルーカス・アウアー B-Max Racing team
    Honda HR-417E
    ハリソン・ニューウェイ
    64・65 アレックス・パロウ TCS NAKAJIMA RACING
    Honda HR-417E
    牧野任祐
  • ジェンソン・バトン 「山本尚貴はF1でのチャンスに値するドライバー」

    ジェンソン・バトン 「山本尚貴はF1でのチャンスに値するドライバー」

    元F1ワールドチャンピオンのジェンソン・バトンは、今季のSUPER GTをチームメイトとして戦った山本尚貴は、F1で幅広い認知度とチャンスを得るに値するドライバーだと考えている。

    今年、ジェンソン・バトンと山本尚貴は、チーム クニミツのRAYBRIG NSX-GTを駆ってタイトルを獲得。山本尚貴はスーパーフォーミュラでも今季のチャンピオンを獲得しており、F1スーパーライセンス取得に必要な40点のライセンスポイントを満たした。

    「個人的に彼はF1にいるべきだと感じている。彼がそれを望んでいるかどうかに関わらずね。それが僕の意見だ」とジェンソン・バトンはコメント。

    「ピエール(ガスリー)やストフェル(バンドーン)といった多くのドライバーを見れば、スーパーフォーミュラはF1のためのとても良い実験の場だと思っている」

    「彼(山本尚貴)はスーパーフォーミュラで結果を出した。それだけでなく、彼のドライビングには多様性がある。だからこそ、彼はスーパーフォーミュラでチャンピオンを獲得し、SUPER GTでもチャンピオンになった」

    「そのような様々なタイプのレースで培った豊富な経験は、トップでプレシャーに晒されたときに役に立つものだ」

    山本尚貴が、国内主要カテゴリーで2冠を達成したことで、ホンダは2019年のフリー走行で山本を走らせることを検討している。ジェンソン・バトンは、そのような機会が巡ってくるのであれば、絶対に逃すべきではないと語る。

    「最初にアドバイスするとすれば、F1マシンで走れるチャンスが訪れたら、それは絶対に逃してはいけない」とジェンソン・バトンはコメント。

    「たとえ、レースシートを獲得できないと思っていても、もしくは自分のやっているレースに満足していたとしても、F1で走るチャンスがあるならば絶対に掴むべきだ。そのようななチャンスは頻繁には訪れないし、多くの人々が掴めるわけではない」

    「特に今はますます難しくなってきている。このようなビーストを走らせる機会が訪れたら、絶対にやるべきだ。試してみる価値はある」

    だが、山本尚貴はF1に参入するにはいくつかのハードルがあると認める。30歳の山本尚貴は、2016年にテレビ東京アナウンサーの狩野恵里と結婚し、2018年シーズン前には第1子・第2子となる双子の娘が誕生している。

    「走るチャンスを掴めたとしても、年齢などのことがあります」と山本尚貴は認める。

    「最初は、たとえチャンスがあったとしても、自分は走るべきではない、自分は手を挙げるべきではないと考えていました」

    「ホンダと話をして、家族とも話して、ホンダのシニアドライバーにも相談しました。一人で結論を出すことはできなかったので、いろんな人に聞いてみました。それで自分の気持ちを再確認しました」

    「結果として、今はこのような機会を逃したくはないと思っています」

  • ホンダ、山本尚貴のF1フリー走行での出走を検討

    ホンダ、山本尚貴のF1フリー走行での出走を検討

    ホンダは、今年のスーパーフォーミュラとSUPER GTで国内2冠を達成した山本尚貴を2019年シーズンのフリー走行に出走させることを検討している。

    2018年、山本尚貴はスーパーフォーミュラとSUPER GTで2冠を達成。同一年の国内トップ2冠制覇は14年ぶり、日本人選手としては15年ぶりの快挙。この成績により、F1のスーパーライセンス取得に必要な40点のスーパーライセンスポイントを満たすことになった。

    F1ドライバーになるためには過去3年間で40点のスーパーライセンスポイントを取得しなければならない。また、2018年からはグランプリ週末に走行するためにもスーパーライセンスポイントの基準が設けられている。

    フリー走行に参加する場合、ドライバーはF2選手権で6戦以上レースをするか、過去3年間で25点のスーパーライセンスポイントを獲得しなければならなくなる。また、これまでの2日間で300kmのF1マシンでの走行、ルールの知識、そして、FIA国際スポーティングコードの付録L第5条“シングルシーター・フォーミュラカーで優れた能力を実証しなければならない”というFIAの判断に関する要件も必要となる。

    日本のレースにもスーパーライセンスポイントは付与されており、スーパーフォーミュラのチャンピオンには20ポイント、SUPER GTのチャンピオンには15ポイントが付与される。山本尚貴は2016年に3ポイント(スーパーフォーミュラ:7位)、2017年に3ポイント(スーパーフォーミュラ:9位、SUPER GT:7位)に加え、今年の国内2冠で35ポイントを追加し、合計で41ポイントとF1のスーパーライセンスポイント基準を満たすことになった。

    山本尚貴は、先週末のF1アブダビGPでヤス・マリーナ・サーキットを訪問。トロロッソ・ホンダのガレージで全セッションを観戦し、F1の現場の雰囲気を肌で感じた。

    ホンダのモータースポーツ部 部長を務める山本雅史は、2019年に山本尚貴をF1フリー走行に出走させることを検討していることを認めた。

    「(山本を)FP1でF1カーを走らせることができれば、彼はさらに成長できるかもしれません」と山本雅史はコメント。

    「レギュラードライバーになることだけが重要ではありません。F1の経験は彼にとって重要なものになるでしょう」

    「現在のF1カーでドライビングを経験している日本人ドライバーは松下(信治)しかいません。彼のドライビングはザウバーから非常に評価されていました。彼のフィードバックは非常に優れていました」

    山本雅史は、“いくつかの可能性を持つ”ために山本尚貴にF1スーパーライエンスを取得させるつもりであることを認めた。

    ホンダは、2019年からトロロッソに加え、レッドブルにもF1パワーユニット供給を開始。F1グリッドにホンダのF1エンジンを搭載したマシンが4台並ぶことになる。

    だが、レギュラードライバーに関しては、レッドブルがマックス・フェルスタッペンとピエール・ガスリー、トロロッソがダニール・クビアトとアレクサンダー・アルボンを起用することがすでに決定している。

    山本雅史は、山本尚貴が将来F1でレースをする可能性があるとは考えているものの、いくつかの障害がかることはわかっていると語る。

    30歳の山本尚貴は、2016年にテレビ東京アナウンサーの狩野恵里と結婚し、2018年はシーズン前に第1子・第2子となる双子の娘が誕生している。

    山本尚貴のF1デビューの可能性について「それはゼロではないと思っています」と山本雅史はコメント。

    「彼が(2010年に)スーパーフォーミュラに来たときと同じような感覚かもしれませんが、今のところ話はしていません」

    「昨年、彼は結婚し、子供が生まれました。彼の生活環境は変化しています。彼の年齢についても懸念はあります」

    「ですが、彼は今、ホンダのナンバー1ドライバーです。まだ具体的には話していませんが、話したいと思っています」

    ホンダには、松下信治、福住仁嶺、牧野任祐という若手ドライバーがF1を目指しているが、まだF1スーパーライセンス取得に必要なポイントを獲得できていない。

    Naoki Yamamoto

  • ホンダ、「2018 SUPER GT 応援感謝 ファンミーティング」を開催

    ホンダ、「2018 SUPER GT 応援感謝 ファンミーティング」を開催

    ホンダは、2018年度SUPER GT GT500クラスで、RAYBRIG NSX-GTを駆ってドライバーズチャンピオンを獲得したチーム クニミツの高橋国光総監督/山本尚貴選手/ジェンソン・バトン選手を迎えて、11月26日(月)にHondaウエルカムプラザ青山でファンミーティングを開催する。

    当日は、司会にピエール北川を迎え、2人のチャンピオンドライバーに興奮醒めやらぬ想いを聞き出していく。

    イベント後半では、会場の皆さまからも直接質問をいただく時間を設ける。(当日、会場に質問箱を設置し、午後2時までに投函いただいたご質問の中から選択)

    2018 SUPER GT 応援感謝 ファンミーティング
    開催日時:2018年11月26日(月) 16:30~17:30(予定)
    ゲスト:チームクニミツ 高橋国光総監督、山本尚貴選手、ジェンソン・バトン選手
    司会:ピエール北川氏、Hondaスマイル
    内容:トークショー、フォトセッションなど
    入場料:無料
    (座席数120席。座席指定なし。自由席。当日入場時に先着順で座席確保券を配布)

  • トロロッソ・ホンダの2019年のF1シートを獲得するのは?

    トロロッソ・ホンダの2019年のF1シートを獲得するのは?

    トロロッソ・ホンダの2019年の2つ目のF1シートを獲得するのは誰なのかに注目が集まっている。

    トロロッソ・ホンダは、2019年にレッドブル・レーシングに昇格するピエール・ガスリーの後任として、かつてドライバーを務めたダニール・クブアトの復帰を発表しているが、現在ブレンドン・ハートレーが座るシートには異なるドライバーが収まることになるのは間違いないと考えられている。

    ロバート・クビサも潜在的なドライバー候補に挙げられていたが、先週「トロロッソに行くことは絶対にないだろう」と語っており、今週末のF1アブダビGPでウィリアムズの2019年のレースドライバーを務めることが発表されるとも報じられている。

    また、今年のヨーロッパF3選手権を制したミック・シューマッハも候補に挙げられているが、2019年はART Grand PrixからF2に参戦することが確実だとされている。

    これまで候補に挙げられているのが育成ドライバーを務めるダニエル・ティクトゥム。今年マカオGPを制したティクトゥムだが、F1参戦に必要なライセンスポイントが35点しか獲得できておらず、冬の間にウインターシリーズに参戦して残りの5点獲得を目指すとされている。

    しかし、ヨーロッパF3選手権のシーズン後半戦での失速もあり、レッドブル首脳陣はまだダニエル・ティクトゥムのF1昇格は時期尚早だと考えており、2019年は日本でスーパーフォーミュラに参戦すると考えられている。

    スーパーフォーミュラはFacebookページで海外向けに「我々はこの若い才能がシリーズにフル参戦する来シーズンにスーパーフォーミュラファンを楽しませてくれると確信している」と投稿している。

    もう一人の候補として挙げられているのがアレクサンダー・アルボンだ。かつてレッドブルのジュニアプログラムに参戦していたアルボンは、レッドブルのオーナーであるディトリッヒ・マテシッツのタイのパートナーの支援を確保したとされ、レッドブルは日産から契約を買い取る方向で協議を進めているとされている。

    しかし、その交渉は失敗に終わったとも報じられている。フォーミュラEは、2019年の公式エントリーリストを発表したが、アレクサンダー・アルボンは日産e.damsのドライバーとして記載されたままとなっている。

    そこで新たに浮上したのがホンダと強い繋がりのある山本尚貴だ。山本尚貴は今年スーパーフォーミュラとSUPER GTという国内レースで2冠を達成しており、F1スーパーライセンス取得に必要な40点のスーパーライセンスポイントを獲得している。

    元F1ドライバーのジェンソン・バトンのチームメイトとしてSUPER GTのタイトルを獲得したことで海外メディアも山本尚貴に注目している。

    今年で30歳となる山本尚貴は、年齢的にはニコ・ヒュルケンベルグ(31歳)、ダニエル・リカルド(29歳)、バルテリ・ボッタス(29歳)といったF1ではベテラン勢のドライバーと近い。結婚して子供が生まれたばかりという環境にある山本尚貴だが、日本人ドライバーのF1参戦に期待がかかる。

  • 山本尚貴、ホンダのF1プロジェクト参加の可能性は?

    山本尚貴、ホンダのF1プロジェクト参加の可能性は?

    山本尚貴は、今年のスーパーフォーミュラとSUPER GTで国内2冠を達成。F1のスーパーライセンス取得に必要な40点のスーパーライセンスポイントを満たすことになった。

    F1ドライバーになるためには過去3年間で40点のスーパーライセンスポイントを取得しなければならない。また、2018年からはグランプリ週末に走行するためにもスーパーライセンスポイントの基準が設けられている。

    フリー走行に参加する場合、ドライバーはF2選手権で6戦以上レースをするか、過去3年間で25点のスーパーライセンスポイントを獲得しなければならなくなる。また、これまでの2日間で300kmのF1マシンでの走行、ルールの知識、そして、FIA国際スポーティングコードの付録L第5条“シングルシーター・フォーミュラカーで優れた能力を実証しなければならない”というFIAの判断に関する要件も必要となる。
    日本のレースにもスーパーライセンスポイントは付与されており、スーパーフォーミュラのチャンピオンには20ポイント、SUPER GTのチャンピオンには15ポイントが付与される。

    山本尚貴は2016年に3ポイント(スーパーフォーミュラ:7位)、2017年に3ポイント(スーパーフォーミュラ:9位、SUPER GT:7位)に加え、今年の国内2冠で35ポイントを追加し、合計で41ポイントとF1のスーパーライセンスポイント基準を満たすことになった。

    30歳の山本尚貴は、2016年にテレビ東京アナウンサーの狩野恵里と結婚し、2018年はシーズン前に第1子・第2子となる双子の娘が誕生している。20席しかないF1シートを獲得し、海外を拠点とするF1に参戦するのは難しい状況かもしれないが、F1の資格をもった日本人ドライバーが誕生したのは喜ばしことだ。

    SUPER GTの優勝記者会見で山本尚貴は「来年以降のことに関しては、皆さんが何を求めているかは解るけど、今は喜ぶことで精一杯なので、それだけにさせておいていただきたい」と語っている。

    ホンダは2015年にF1復帰したが、公式セッションでF1マシンを走らせた日本人ドライバーは2017年のハンガリーテストでザウバーからテストに参加した松下信治のみ。他に福住仁嶺、牧野任祐という育成ドライバーがいるがも、2018年終了時点で福住(17ポイント)、牧野(1ポイント)、松下(10ポイント)と誰もF1スーパーライセンスの発給基準を満たしていない。

  • ジェンソン・バトン 「本当にタフなレースで10歳も老けてしまったみたい」

    ジェンソン・バトン 「本当にタフなレースで10歳も老けてしまったみたい」

    2018年のSUPER GTのドライバーズチャンピオンに輝いたNo.100 RAYBRIG NSX-GTのジェンソン・バトンと山本尚貴が、記者会見で改めてタイトル獲得の喜びを語った。

    SUPER GTのタイトル争いは、最終戦もてぎまでもつれ込み、ポイントで同点に並ぶNo.100 RAYBRIG NSX-GT(山本/バトン)とNo.1 KeePer TOM’S LC500(平川亮/ニック・キャシディ)の直接対決となった。

    最終的にNo.100 RAYBRIG NSX-GTが3位、No.1 KeePer TOM’S LC500が4位でフィニッシュして、ジェンソン・バトンと山本尚貴が2018年のSUPER GTのドライバーズタイトルを獲得。

    元F1ワールドチャンピオンにとっては9年ぶりに手にするタイトル。SUPER GT参戦初年度での栄冠となった。

    ジェンソン・バトンは「今日は本当にタフなレースでした。自分のスティントもとても辛くて、このレースだけで10歳も老けてしまったみたい(苦笑)。でも何とか最後まで走りきって、3位に入ることができました」とコメント。

    「前半の(山本)尚貴さんはピットインを延ばしたので、ピットで待っていても少しイライラしました。交替してピットアウトしてからはクルマも調子が良かったけど、目の前に38号車が現れて。(タイトルを争う)1号車との差も分かっていたけど、何とか38号車の前に行きたかった。それで3周ほどは猛プッシュしたんだけど、石浦(宏明)さんには完璧にブロックされてしまいました。ピットで見ている尚貴さんは、きっとイライラドキドキしているだろうな、とも思いましたが、追い越そうとラインを外れるとタイヤかすを拾ってしまいタイヤのグリップが下がってしまいますし。それに今回の大きな目標は“38号車をパスすることではなく、1号車とタイトルを争うこと”と思い直して少し引きました。レースの終盤、1号車に迫られたけれども、1周しのいだら、少しギャップが拡がっていて、そこからは大きなストレスを感じることはありませんでした」

    「チェッカーを見てホッとできたし、3位に入賞でき、さらにタイトルを手に入れることもできた。尚貴さんにとってはスーパーフォーミュラに続いてのタイトルだけど、僕にとっては(2009年のF1ワールドチャンピオン以来)9年ぶりのチャンピオンで本当に嬉しいね。長年戦ってきたチームや高橋国光総監督に、タイトルをプレゼントできたことも嬉しいよ」

    山本尚貴にとっては、スーパーフォーミュラに次いで、今季2つ目のタイトル獲得となった。

    山本尚貴は「応援、ありがとうございました。(今シーズンは)嬉しいことだけじゃなく、辛いことも苦しいこともいっぱいありました。それを話していくととても長くなりますが、まずは何よりも苦しい状態の中で(クルマの)開発を続け、応援してくれたHondaとHondaファンの皆さんに感謝の気持ちを伝えたいです」とコメント。

    「そして、まだ僕が無名のルーキーだった時にチームに呼んでくださった高橋国光総監督、チームをサポートしてくれたRAYBRIGさん。もちろんタイトル獲得に大きく貢献してくれたJB(ジェンソン・バトン)にも感謝の気持ちを伝えたいです」

    「今日の決勝レースでは、自分が担当した前半のスティントから、8号車とのバトルになると思っていました。スタートしたら8号車のペースが良かったのですが、何とか食らいついて走っていきました。しかし8号車のピットイン(の周回数)が早くて、そこでどうするか迷いました。本当なら(8号車がピットインした)次の周に入ることにしていたのですが、やはり今回は1号車とのチャンピオン争いがメインだったので、1号車より先に入るのも怖くて…。結果的に同じタイミングでピットインすることになりました。(後半担当の)JBには辛い展開になりましたが、彼の最後の踏ん張りは凄かった。あれこそF1のワールドチャンピオンにもなったJBの力なんだと思いましたね」

    1994年の全日本GT選手権(SUPER GTの前身)初年度から参戦するTEAM KUNIMITSUは悲願のチームタイトルも手にした。

    総監督を務める高橋国光は「まずは総監督として、2人のドライバーには良く走ったな、と声をかけたいです。またクルマをキチンと仕上げたATJ(メンテナンスガレージ)のスタッフ、クルマの改良を一生懸命続けてきたHondaのスタッフにも労いの言葉をかけたいですとコメント。

    「2人のドライバーから話を聞いても、今のSUPER GTがとてもハードなレースだということが分かります。GT500クラスだけ見ても、15台の凄いクルマに30人の素晴らしいドライバーが集まっている。これはもう世界一のレースですね。山本(尚貴)君は、最初にウチのチームに来た頃は子供みたいでした。だから僕もいろいろアドバイスしてきたのだけれど、今ではもう何もアドバイスすることがなくて、逆に僕が勉強になることも多いくらい。スーパーフォーミュラでもチャンピオンを獲ったし、本当に世界に通じるドライバーに成長したなぁと、今日も改めて思いましたね。
    一方の(ジェンソン)バトンさんですが、F1でワールドチャンピオンを獲ったドライバーが、『本当にうちのチームで走ってくれるのだろうか?』と最初は思っていました。でも実際に彼がチームに合流してから、彼が一生懸命にSUPER GTを理解しようとしていることが分かりました。彼にはSUPER GTの凄さが分かっていたんでしょうね。反対に僕たちは無意識のうちにSUPER GTがF1よりも下のクラスだ、と思い込んでいたみたい。彼は、それを気付かせてくれました」

    「彼らに、もう20年ぶりくらいかな、久しぶりのタイトルをプレゼントしてもらって、本当に今日は感激したし、嬉しい1日になりました」