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  • WEC 富士6時間 フリー走行2回目 | トヨタ8号車がトップ、7号車が続く

    WEC 富士6時間 フリー走行2回目 | トヨタ8号車がトップ、7号車が続く

    FIA 世界耐久選手権(WEC) 第4戦 富士6時間レースのフリー走行2回目が10月12日(金)に富士スピードウェイで行われた。

    フリー走行2回目では、午前中に続いて#8号車 トヨタ TS050ハイブリッド(セバスチャン・ブエミ/中嶋一貴/フェルナンド・アロンソ組)がトップタイム。1分23秒973をマーク。2番手にも1.095差で#7号車 トヨタ TS050ハイブリッド(小林可夢偉/マイク・コンウェイ/ホセ・マリア・ロペス)が続き、トヨタが初日を1-2で終えた。

    3番手には、#3号車 レベリオン・レーシング R13・ギブソン(トーマス・ローレン/マティアス・ベシェ/グスタボ・メネゼス)が1分25秒697で続いた。

    WEC第4戦 富士6時間 公式練習2回目結果(LMP1クラス)

    順位No.ドライバー名チーム/車種ベストタイム
    18中嶋一貴
    セバスチャン・ブエミ
    フェルナンド・アロンソ
    TOYOTA GAZOO Racing/
    トヨタ TS050 HYBRID
    1:23.972
    27小林可夢偉
    マイク・コンウェイ
    ホセ・マリア・ロペス
    TOYOTA GAZOO Racing/
    トヨタ TS050 HYBRID
    1:25.068
    33トーマス・ローレン
    マティアス・ベシェ
    グスタボ・メネゼス
    レベリオン・レーシング/
    レベリオンR13・ギブソン
    1:25.697
    411ヴィタリー・ペトロフ
    ミカエル・アレシン
    ジェンソン・バトン
    SMPレーシング/
    BRエンジニアリングBR1・AER
    1:25.801
    51アンドレ・ロッテラー
    ニール・ジャニ
    ブルーノ・セナ
    レベリオン・レーシング/
    レベリオンR13・ギブソン
    1:25.931
    617ステファン・サラザン
    イゴール・オルトツェフ
    SMPレーシング/
    BRエンジニアリングBR1・AER
    1:27.664
    74オリバー・ウェッブ
    レネ・ビンダー
    バイコレス・レーシング・チーム/
    エンソ・CLM P1/01・ニスモ
    1:28.209
    810ヘンリク・ヘドマン
    ベン・ハンリー
    レンジャー・ヴァン・デル・ザンデ
    ドラゴンスピード/
    BRエンジニアリングBR1・ギブソン
    1:28.914

  • WEC 富士6時間 フリー走行1回目| トヨタ8号車がトップで1-2発進

    WEC 富士6時間 フリー走行1回目| トヨタ8号車がトップで1-2発進

    FIA 世界耐久選手権(WEC) 第4戦 富士6時間レースのフリー走行1回目が10月12日(金)に富士スピードウェイで行われた。

    セッション途中の赤旗中断によって30分延長となったフリー走行1回目では、#8号車 トヨタ TS050ハイブリッド(セバスチャン・ブエミ/中嶋一貴/フェルナンド・アロンソ組)が1分25秒847でトップタイムをマーク。2番手にも0.534秒差で#7号車 トヨタ TS050ハイブリッドが続き、トヨタが1-2発進

    3番手にはジェンソン・バトンがドライブしたSMPレーシングの#11号車 BRエンジニアリングBR1・AERが続いた。

    WEC第4戦 富士6時間 公式練習1回目結果(LMP1クラス)

    順位No.ドライバー名チーム/車種ベストタイム
    18中嶋一貴
    セバスチャン・ブエミ
    フェルナンド・アロンソ
    TOYOTA GAZOO Racing/
    トヨタ TS050 HYBRID
    1:25.847
    27小林可夢偉
    マイク・コンウェイ
    ホセ・マリア・ロペス
    TOYOTA GAZOO Racing/
    トヨタ TS050 HYBRID
    1:26.381
    311ヴィタリー・ペトロフ
    ミカエル・アレシン
    ジェンソン・バトン
    SMPレーシング/
    BRエンジニアリングBR1・AER
    1:26.890
    41アンドレ・ロッテラー
    ニール・ジャニ
    ブルーノ・セナ
    レベリオン・レーシング/
    レベリオンR13・ギブソン
    1:27.151
    53トーマス・ローレン
    マティアス・ベシェ
    グスタボ・メネゼス
    レベリオン・レーシング/
    レベリオンR13・ギブソン
    1:27.554
    617ステファン・サラザン
    イゴール・オルトツェフ
    SMPレーシング/
    BRエンジニアリングBR1・AER
    1:27.635
    710ヘンリク・ヘドマン
    ベン・ハンリー
    レンジャー・ヴァン・デル・ザンデ
    ドラゴンスピード/
    BRエンジニアリングBR1・ギブソン
    1:29.088
    84オリバー・ウェッブ
    レネ・ビンダー
    バイコレス・レーシング・チーム/
    エンソ・CLM P1/01・ニスモ
    1:29.290

  • WEC | トヨタ 第4戦 富士6時間レース プレビュー

    WEC | トヨタ 第4戦 富士6時間レース プレビュー

    TOYOTA GAZOO Racingは来週末、富士スピードウェイで行われる2018-19スーパーシーズンFIA世界耐久選手権(WEC)第4戦富士6時間レースに臨み、日本のファンの皆様とともに祝う勝利を目指します。

    2012年にWECに復帰して以来、6戦行われた富士6時間レースで5勝を挙げています。8月の前戦シルバーストンが残念な結果に終わっただけに、前戦の雪辱を果たすべく、富士スピードウェイでの3度目の1-2フィニッシュとタイトル争いでのポイント差を広げるべく燃えています。

    富士山麓のスピードウェイは、1000馬力を誇るTS050 HYBRIDのハイブリッド電動パワートレインが開発された、トヨタ東富士研究所から僅かの距離に位置します。トヨタの関係者をはじめ、日本の多くのファンの皆様が、念願のル・マン24時間レースを制し、母国日本へと凱旋するTOYOTA GAZOO Racingの雄姿を楽しみにされていることと思います。

    前戦シルバーストンでは、2台揃って失格という結果に終わり、ライバルであるレベリオン・レーシングとの差が、3ポイントまで詰りました。母国ファンの皆様、そしてトヨタの従業員や関係者の見守る前で、ポイントランキングでのリードを広げることが、最大の目標です。

    中嶋 一貴、セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソの駆るTS050 HYBRID 8号車は、ドライバーズ選手権をリードしていますが、前戦を終えた時点でライバルに詰められ、その差は僅か2点。富士では今季3勝目を挙げ、差を広げることを狙います。

    小林 可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペスのTS050 HYBRID 7号車は、前戦シルバーストンで圧倒的な速さを見せました。その勢いを活かし、富士では今季初勝利を狙います。小林とコンウェイにとって、WECでの最後の勝利は2016年の富士であり、今大会でその再現を目指します。

    富士大会では、前戦シルバーストン同様、2台のTS050 HYBRIDに高ダウンフォース空力仕様が投入されます。走行が開始される12日(金)は、90分間の公式練習走行が2回行われ、13日(土)は1時間の公式練習走行に続き、20分間の予選で決勝スターティンググリッドが決定されます。そして14日(日)、午前11時に6時間に渡る決勝レースのスタートが切られます。

    村田久武 TOYOTA GAZOO Racing WECチーム代表
    前戦シルバーストン大会の決勝レース後の裁定は厳しいものとなってしまいました。しかし我々は、気持ちを切り替え、富士大会に向け万全の準備をして来ました。特にこの富士では多くのファンの皆様や、関係者の方々の温かい励ましのおかげでいつも以上にチームの士気が高まります。念願のル・マン初優勝を遂げた後の凱旋レースにふさわしい姿をお見せできるようチーム一丸となり戦いたいと思います。我々にとって、富士大会は、ル・マン後の最も重要な一戦ですので、1-2フィニッシュを目指して頑張ります。

    小林可夢偉(7号車)
    トヨタのホームコースでのレースが待ち遠しいです。富士はとても相性の良いコースですし、日本のファンの皆様の前で最高のTS050 HYBRIDを披露できるはずです。コースをよく知っていますし、これまでに何度も最高の結果を得てきています。2012年以来、6戦中5勝を挙げていますが、特に2016年、私にとっては、忘れることが出来ない感激のWEC初勝利を挙げた場所です。ル・マンを終えた今季、今最も大切な目標は、トヨタが母国で1-2フィニッシュを果たすことです。

    マイク・コンウェイ(7号車)
    チームメイト達と同様に富士が大好きです。日本は本当に素晴らしい国ですし、もちろん、次の週末のレースはTOYOTA GAZOO Racingにとってのホームレースなので、我々にとって特別です。富士では、チーム全体が素晴らしい雰囲気に包まれるのを感じ、それも楽しみでなりません。我々のTS050 HYBRID 7号車は2016年にここ富士で勝利しています。あの時の強さを再現し、勝利のトロフィーを勝ち取れることを願っています。

    ホセ・マリア・ロペス(7号車)
    チームにとって、ル・マンのあと、富士が最も重要なレースであることは間違いありません。そして、大勢のトヨタのファンの皆様や関係者の方々が応援に来てくれることも知っています。幸いにも、我々はチームのホームレースで毎年良い結果を得ています。昨年は1-2フィニッシュを果たしており、今年もそれが再現できることを願っています。そしてもちろん、その時に最上段にいるのは7号車であれば言うことはありません。我々7号車はここ数年、何度もポールポジションを獲得し、速さを見せています。それだけに、今本当に臨んでいるのは、それを勝利に結びつけることです。

    中嶋一貴(8号車)
    日本でレースを戦えるのは本当に嬉しいことですし、特に、富士スピードウェイは私にとってお気に入りのサーキットのひとつです。富士はチャレンジングなレイアウトで、特に耐久レースにおいては他クラスの車両をかわさなくてはならないため、そこでタイムをロスせずにいられるかが勝利を決めます。私にとってもホームレースですが、それ以上に、トヨタのホームレースということで、いつもファンの皆様から大変な応援を頂きます。これまで、富士では何度も良いレースを戦ってきているので、今年もそれが再現できることを祈っており、願わくは、また表彰台の最上段に立ちたいと思っています。

    セバスチャン・ブエミ(8号車)
    前戦シルバーストンからしばらく間が空いたので、今週末のレースへ向けての準備は万端です。富士とTS050 HYBRIDの相性は良く、もちろんトヨタのホームコースということもあり、素晴らしいサーキットです。また、日本のファンの皆様からは本当に熱狂的に応援を頂けるので、お会いできるのも本当に楽しみですし、いつも特別な思いで富士の週末をむかえています。皆様と一緒に勝利を祝えるよう、全力で戦います。

    フェルナンド・アロンソ(8号車)
    トヨタチームの一員として初めて迎える富士のレースを楽しみです。とても大事なホームレースですので、週末へ向けて、気合が入ります。私自身はF1で富士を走っており、とても良く知っていますし、2008年のF1日本グランプリで勝利を挙げたという良い思い出のあるコースでもあります。10年ぶりに表彰台の中央からの景色が見られることを望んでいますし、それはチーム、ドライバー両方のタイトルを争う上でも重要になるはずです。

  • 【WEC】 富士6時間レースの日程を変更…アロンソの出場が可能に

    【WEC】 富士6時間レースの日程を変更…アロンソの出場が可能に

    FIA 世界耐久選手権(WEC)は、富士6時間レースをこれまで発表されていた日程から1週間前倒しとなる10月14日(日)に変更することを発表。フェルナンド・アロンソのレース出場が可能になった。

    元々、今期のWEC 第5戦 富士6時間レースは10月14日の開催が予定されていたが、ロード・アトランタでのプチ・ル・マンとの日程衝突を避けるため1週間後ろに変更されていた。

    その後、マクラーレンのF1ドライバーであるフェルナンド・アロンソが、2018/19スーパーシーズンにトヨタから参戦することが決定。だが、10月21日はF1アメリカGPと日程が衝突しており、そのままの日程ではWECよりもF1を“優先”するフェルナンド・アロンソは、富士6時間レースを出場できないという問題が発生した。

    富士スピードウェイを所有するトヨタ自動車は、WECおよび富士6時間に重要な影響力を持っており、ホームレースにスタードライバーであるフェルナンド・アロンソを出場させることを熱望しているとされていた。

    WECは9日(金)、富士6時間レースを10月14日に戻すことを発表。この変更により、フェルナンド・アロンソは今期のWECの全ラウンドに出場することが可能になった。

    今回の決定により、フェルナンド・アロンソは、
    10月7日:F1 第17戦 日本GP (鈴鹿)
    10月14日:WEC 第5戦 富士6時間レース
    10月21日:F1 第18戦 アメリカGP (オースティン)
    10月28日:F1 第19戦 メキシコGP (メキシコシティ)
    と2つのレース週末は日本で開催されるものの、10月は全ての週末でレースをすることになる。

    WEC(FIA世界耐久選手権) 2018/2019シーズン 開催スケジュール

    Rd. 日程 グランプリ レース 国
    1 2018年5月5日 スパ・フランコルシャン 6時間 ベルギー
    2 2018年6月17~18日 ル・マン 24時間 フランス
    3 2018年8月19日 シルバーストン 6時間 イギリス
    4 2018年10月14日 富士スピードウェイ 6時間 日本
    5 2018年11月18日 上海国際サーキット 6時間 中国
    6 2019年3月16~17日 セブリング 1500マイル アメリカ
    7 2019年5月4日 スパ・フランコルシャン 6時間 ベルギー
    8 2019年6月15~16日 ル・マン 24時間 フランス
  • トヨタ:2016 WEC 第7戦 富士6時間レース 決勝レポート

    トヨタ:2016 WEC 第7戦 富士6時間レース 決勝レポート

    10月16日(日)、2016年FIA世界耐久選手権(WEC)第7戦富士6時間レースの決勝が行われ、TOYOTA GAZOO RacingのTS050 HYBRID #6号車がホームコースである富士スピードウェイで今季初勝利を飾った。#5号車も4位フィニッシュを果たした。

    大勢の熱心なファンの皆様が見守る中、LM P1-Hカテゴリーを戦うアウディ、ポルシェ、トヨタの3メーカーのハイブリッド・レーシングカーによる超接近戦が展開された。

    5時間を経てもトップ3台が10秒以内で首位を争う白熱したレースを展開。小林可夢偉が最後のスティントを担当した#6号車が逃げ切って今季初勝利を獲得した。トヨタにとっては2014年11月のバーレーン大会以来となる、WECでの通算11勝目。富士で行われた5年間のWEC戦で4勝目を挙げた。また、この勝利で#6号車の3名のドライバーはランキングでも首位に23ポイント差の2位に浮上した。

    #5号車も上位争いから大きく離されることなく6時間を戦い抜き、優勝したチームメイトの#6号車から約53秒遅れで4位フィニッシュ。今季の不運を断ち切り、ベストリザルトを記録した。

    この日のレースはスタートから接近戦の様相を呈した。#6号車は小林可夢偉、#5号車は中嶋一貴がスタートを担当し、スタート直後はそれぞれ4位、6位となったが、最初のピットストップを終えた時点で#6号車は2位、#5号車も4位へとポジションを上げた。

    その後、小林から#6号車のステアリングを引き継いだマイク・コンウェイはアウディ#8号車と僅差の首位争いを展開。アンソニー・デビッドソンへと交代した#5号車も4位から表彰台を争った。

    首位争いにはポルシェの#1号車も加わり、レースが半分を過ぎても、LM P1-Hクラスを戦う3メーカーによって勝利を目指し三つ巴のバトルが続けられた。

    4時間を過ぎても、首位を争う3メーカーの3台は10秒以内でのバトルを継続。そこから30秒ほど離れた#5号車は中嶋が再びステアリングを握り、トップ3との差を詰めていった。

    多くの周回遅れ車両による激しいコース上の混雑をかわしながら、アウディ#8号車、ポルシェ#1号車とのバトルを繰りひろげた#6号車は、2位を守って残り1時間半ほどで、ステファン・サラザンから小林へとドライバーチェンジ。

    トップ3台がほぼ同じペースで周回を重ねた終盤戦、小林は残り44分を切ったところで迎えた最後のピットストップでタイヤ無交換作戦をとり、タイヤ交換に費やす時間を省いて首位に躍進。ライバルが新品タイヤに交換し、猛烈なペースで追い上げて来たが、小林は摩耗したタイヤでもペースを堅守。ピットアウト直後は11秒あった2位との差を、最後は1.4秒まで詰められはしたが、見事に逃げ切ってトップでチェッカーを受けた。

    TOYOTA GAZOO Racingはホームコースの富士スピードウェイで今季初勝利。#6号車の小林可夢偉にとればWEC初勝利。#5号車も追従してチェッカーを受け、今季ベストリザルトとなる4位フィニッシュを果たした。

    次戦は2016年シーズンの最終戦のひとつ前となる、第8戦上海6時間レースが11月6日(日)に行われる。

    TS050 HYBRID #5号車(中嶋一貴、アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ)
    決勝: 4位、244周、ピットストップ6回、スターティンググリッド:3番手、ベストラップ(1分25秒377)

    TS050 HYBRID #6号車(小林可夢偉、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
    決勝: 1位、244周、ピットストップ6回、スターティンググリッド:4番手、ベストラップ(1分25秒320)

    佐藤俊男 (TOYOTA GAZOO Racing代表)
    ホーム富士でのレースはLMP1-Hの参戦3メーカーによる緊張感に満ちたエキサイティングなレースとなり、それは、まるで6時間のスプリントレースとも呼べるものでした。チームスタッフは、今日のこの“超接戦”でこれ以上はないと言うほど全力を尽くしました。フルコースイエローの無いクリーンなレースで、コース上での速さ、ピットワーク、そしてタイヤ戦略が結果に繋がりました。共に戦ったライバル、アウディとポルシェも素晴らしい戦いをされました。ホームコースでのレースで素晴らしい仕事をこなしてくれたチームスタッフや、これまで厳しい仕事を続けてくれたトヨタ自動車東富士研究所の仲間やケルンの従業員にも感謝を述べたいと思います。また、本日、富士スピードウェイで熱い応援を頂いたファンの皆様に心から御礼を申し上げます。

    中嶋一貴
    今季TOYOTA GAZOO Racingが初勝利を挙げることが出来たのは、チーム全員にとって最高の結果です。我々の#5号車は、特に序盤苦戦し、主にコース上の混雑でタイムをロスしてしまいました。その後は首位グループと同等のペースで走ることが出来ましたが、ギャップを縮めるまでには到りませんでした。しかし、チームがこのレベルまで進歩を遂げたことにとても嬉しく思います。また、応援してくれた日本のファンの皆様やトヨタの社員の方々に素晴らしいレースを見て頂けたのは幸せでした。

    アンソニー・デビッドソン
    ホームコースで勝つことが出来たことは、チームにとって最高の栄誉です。また、富士スピードウェイでの勝利記録を伸ばすことも出来ました。残念ながら我々の#5号車は首位争いに加わることが出来ず、表彰台に上ることは叶いませんでした。しかし、チームメイトの表彰台を共に祝え、集まってくれたファンの皆様の前で素晴らしい戦いをお見せできたことを、この上なく嬉しく思っています。

    セバスチャン・ブエミ
    ホームコースで勝利を挙げたチームメイトに祝福を送ります。#6号車は勝利に値する素晴らしいレースをしました。我々も今季ベストリザルトを記録できましたが、望んでいた結果には届きませんでした。ベストは尽くしましたが、僅かに足りませんでした。とはいえ、チームが再び勝利を勝ち取れたことは、今季の残り2戦へ向け、とても勇気づけられる結果です。

    小林可夢偉
    チームの全員が素晴らしい仕事をしてくれたことが、この好結果に繋がりました。予選の後、感触は良かったので、ホームレースで勝利を勝ち取るために全力で臨みました。それだけに、地元のファンの皆様やトヨタの社員の方々の前で優勝という最高の結果を成し遂げられて嬉しく思っています。皆様の大きなサポートに感謝します。本当に大変なレースでつかんだ勝利でしたが、まだ優勝の実感はありません。最後、タイヤ無交換でのダブルスティント走行はリスクはありましたが、勝つことだけを考えての選択だったので、それがこの結果となって最高の気分です。

    ステファン・サラザン
    ホームレースで勝つことが出来て、最高の気分です。ル・マンの後、今大会はTOYOTA GAZOO Racingにとっては最も重要なレースでしたので、全力を尽くして戦い、信じられないような素晴らしい結果になりました。マイクは見事な仕事をしてくれましたし、可夢偉も最高の走りを見せてくれました。2回連続した私自身のスティントでは、コース上の混雑に苦しめられましたが、全般的に見れば我々は良いペースでレースを戦うことが出来ました。ここ富士で高い競争力を望んでいたので、チームに取っても、ファンの皆様に向けても良い結果を出すことが出来て幸せです。

    マイク・コンウェイ
    最高の気分です。レースウィークの最初から感触は良く、チャンスはあると思っていました。決勝レースは最初から最後まで接近戦で、ラップタイムもコンマ1秒を争うような戦いでした。緊張の張り詰めたレースで、最後の1時間はとても長く感じられました。最後のダブルスティントを担当した可夢偉が最高の仕事をしてくれました。タイヤ無交換作戦はどうなるか分かりませんでしたが、彼は見事にやり遂げてくれました。チームも素晴らしい仕事でピット作業も早く、戦略も完璧で今日の大きな勝利の一因でした。

    関連:WEC 富士6時間レース 結果:トヨタがホームレースで今季初優勝!

  • ポルシェ:2016 WEC 第7戦 富士6時間レース 決勝レポート

    ポルシェ:2016 WEC 第7戦 富士6時間レース 決勝レポート

    ポルシェのワークスチームがFIA世界耐久選手権(WEC)に参戦する2台の919ハイブリッドは、富士スピードウェイで行われた6時間耐久レースで3位と5位に入賞した。

    これによって全9戦で争われるWECの7戦終了時点でポルシェはマニュファクチャラーズ選手権、ドライバーズ選手権ともにトップの座を維持している。トヨタは自身のホームサーキットで優勝を遂げた。244周に及ぶレースがフィニッシュした時、3つのマニュファクチャラーが参戦するLMP1クラスのトップ3台の差は僅か18秒だった。

    昨年のチャンピオンチームである、ティモ・ベルンハルト、ブレンドン・ハートレー、マーク・ウェバー組は2番手グリッドからスタートし、レース中はトップを快走する場面もありまったが、最終的には3位でレースを終えた。今年のル・マンウィナーであり現時点でのポイントリーダーであるロメイン・デュマ、ニール・ジャニ、マルク・リーブ組は6番グリッドからスタートし、マシンのバランス不足を抱えながら5位に入賞したものの、ドライバーズ選手権を争うチームがより多くのポイントを獲得したため、リードは23ポイントに減った。一方でマニュファクチュアラーズ選手権においてポルシェ(263ポイント)は、アウディ(204ポイント)に対するリードを広げた。トヨタは174ポイント。今シーズンのWECで、残るは2つの6時間レースとなる。

    富士山の麓で行われた6時間レース決勝は常時ドライコンディションの下で行われ気温は20℃前後だった。

    カーNo.1のレース展開
    スタートドライバーのマーク・ウェバーは序盤カーナンバーのアウディを追い続けた。21周目、以前F1ドライバー仲間であった小林可夢偉が駆ってハイペースを保つカーナンバー6のトヨタにポジションを譲りことになった。この時点でのポジションはトップがカーNo.8のアウディ、次にカーナンバーのトヨタ、そしてカーナンバーのポルシェという順位で、レース中、5回の給油とドライバー/タイヤ交換を含むピットストップの時を含めてこの前後関係はほとんど変わりはなかった。

    36周目、ウェバーからティモ・ベルンハルトへ交代し、73周目にはブレンドン・ハートレーがコクピットに乗り込む。110周目にウェバーが再びステアリングを握り、147周目にはまたベルンハルトへ交代する。雲が空を覆い路面温度が下がるにつれてカーナンバー1のポルシェは2位を走るトヨタに迫る。156周目、ベルンハルトはトヨタのステファン・サラザンに襲い掛かるが、一度は阻まれるが、次のラップ、ベルンハルトはオーバーテイクに成功し、トップを行くアウディとの差を縮める。そして183周目、トップに立つ。ピットストップの後、カーナンバー1はカーナンバー6の後ろの3番手でコースに復帰する。ニュージーランドのドライバーと小林は何度かポジションを入れ替る。小林可夢偉は2位を走行中にタイヤ無交換で最終ピットストップを行うが、ハートレーは220周でピットストップし、タイヤを交換してウェバーに最終スティントを託す。マーク・ウェバーはマシンのバランスに手を焼いてポジションを戻すことは叶わず、3位でチェッカードフラッグを受けることになった。

    カーNo.1のレース展開
    ロメイン・デュマはスタート直後に5番手へポジションを上げるが、1周後にはまた6番手に戻る。15周目、カーナンバー7のアウディにトラブルが発生して、ロメイン・デュマは自動的にポジションを上げた。無線からはリアの挙動が安定しないことを伝えてくる。36周を走り終えた後、ニール・ジャニが次に乗車し、ダブル・スティントをこなすことになった。コースインした直後、彼は前走車を追い上げることができたが、73周を終了してタイヤ交換した後、バランスの悪化に直面した。路面から拾ったタイヤ滓がフロントカウルに潜り込んだせいで空力に影響を及ぼした。このため110ラップ時点でのピットストップ時にフロントカウルを交換することになった。マルク・リーブはそのまま走り続け、147周目にデュマに交代し、183周目からはジャニが最後のスティントを担当した。このニール・ジャニは220ラップで給油ストップを行った時点でポジションを上げる可能性は消え、最終的に5位でフィニッシュした。

    レース後のコメント
    フリッツ・エンツィンガー (LMP1担当副社長)
    「ル・マンから全てのレースで我々は勝ち続けてきました。今日は上位3台が最後まで僅差で争うエキサイティングなレースを戦い、ポディウムに上る事が出来ました。ホームグラウンドで優勝したトヨタの皆様を祝福いたします。同様にアウディの強力なパフォーマンスにも敬意を表します。今日のレースの結果、マニュファクチュアラーズ選手権においてさらに優位に立ちました。今シーズンもいよいよ残り2レースとなりましたが、最後まで精一杯戦います」

    アンドレア・ザイドル (チーム監督)
    「トヨタは勝利に値する素晴らしい戦いをしました。おめでとうございます。今日はレースを通して、彼らを上回るには少し力が足らなかったようです。2台の919ハイブリッドをドライブした6人の尽力には感謝しています。カーナンバー1はレースの半分以上に渡って前を行く2台を追いかける事が出来ましたが、残念ながら最後に履いたタイヤのセットでレースを勝つために充分なパフォーマンスを発揮できませんでした。カーナンバー2にとっては厳しい場面の多いレースでした。上海戦に向けて、今日起こった全ての出来事の分析をします。それでも919ハイブリット向きとは言えない富士で、マニュファクチュアラーズ選手権のポイント差は広げました。ドライバーズ選手権でもカーナンバー2は余裕あるリードを保っています」

    ポルシェ919ハイブリッド(カーナンバー1)
    ティモ・ベルンハルト
    「スタートを担当したマークから引き継いだスティントでは全て順調で、トヨタのステファン・サラザントとフェアなバトルが出来ました。一度は彼に抜き返されましたが、二度目のアタックで仕留めました。しかしトップのアウディに迫った時、LMP2クラスのマシーンを避けようとしてラインを外した際にタイヤカスを拾ってしまいました。耐久レースではよくある事ですが、特に富士ではたくさんのタイヤカスがコース上に落ちていたようです。タイヤに付着したゴムを取り除くのに時間を費やした結果、トップとの差は広がりました。トップの3台で素晴らしいレースが出来たと思います。2016年に富士で行われたこのイベントは、耐久レースの魅力が詰まっていました」

    ブレンドン・ハートレー
    「3番目にクルマに乗り込み、スムースなスティンでした。2度目のスティントではトヨタと良いバトルを戦いました。最後のピットストップで彼らはタイヤ無交換で、我々は新しいタイヤを履いてコースに戻りました。 タイヤの磨耗を考えれば当然の事ながら我々が有利になるはずでしたが、残念ながら3位に留まりました。3連勝の後だっだだけに、残念なレースでした。それでも力強いパフォーマンスを見せる事は出来ました」

    マーク・ウェバー
    「1ラップ目は全車がポジションをキープしました。その後は序盤にしてアウディとトヨタに突き放される厳しい展開の中、気温が下がると状況は良くなり何とかトップ争いに踏み止まる事ができました。2度目のスティントでは前を行く2代のピットストップで問題が起きたため、差が詰まりました。レースの殆どでトップ3は近い位置を走り、誰が勝っても不思議ではない展開でした。トヨタの勝利を祝福いたします」

    ポルシェ919ハイブリッド(カーナンバー2)
    ロマン・デュマ
    「スタートではリスクを取らなかったにも関わらずトラブルが発生し、クルマのコントロールに手こずりました。フロントのボディワークを調整しバランスを変更した後、だいぶ状況は改善されました。次のスティントではグリップを感じる事が出来ました。もちろん今日のレース結果に満足はしていません」

    ニール・ジャニ
    「レース序盤であまりに多くの時間を失いました。ドライバー交代せずに2つのスティトを続けてドライブしました。2度目のスティントでタイヤカスがフロントノーズを直撃してエアロダイナミクスのバランスが狂ったようです。ノーズを交換した後はトップのアウディと遜色ないペースで走れました。チャンピンになるには、まだまだ進歩が必要です」

    マルク・リーブ
    「難しい1日でした。バランスを失ったため運転するのが難しく、戦うにはクルマが遅すぎました」

    911RSRが参戦するGTE-Amクラスではメキシコシティーで勝利したポルシェカスタマーチムのKCMGが3位に入りポディウムに上がった。ポルシェワークスドライバーのリヒャルト・リーツ(オーストリア)とミヒャエル・クリステンセン(デンマーク)は、GTE-Proクラスで7位フィニッシュとなった。

    上海で行われるWEC第8戦は11月6日に開催される。

    関連:WEC 富士6時間レース 結果:トヨタがホームレースで今季初優勝!

  • WEC 富士6時間レース 結果:トヨタがホームレースで今季初優勝!

    WEC 富士6時間レース 結果:トヨタがホームレースで今季初優勝!

    WEC 第7戦 富士6時間レースの決勝が16日(日)、富士スピードウェイで開催された。

    優勝は、4番グリッドからスタートしたトヨタ6号車(小林可夢偉 / ステファン・サラザン / マイク・コンウェイ)。レースはファナルラップまで大接戦。最後は随所で素晴らしい走りを見せた小林可夢偉が、1秒439差でアウディの猛追を凌ぎ、トヨタのホームレースで今季初優勝を成し遂げた。

    2位にはアウディ8号車(ルーカス・ディ・グラッシ / ロイック・デュバル / オリバー・ジャービス)、3位にはポルシェ1号車(ティモ・ベルンハルト / ブレンドン・ハートレー / マーク・ウェバー)が続いた。

    トヨタ5号車(中嶋一貴 / アンソニー・デビッドソン / セバスチャン・ブエミ)は4位、ポルシェ2号車(ロマン・デュマ / ニール・ジャニ / マルク・リーブ)が5位。

    アウディ7号車(マルセル・ファスラー / アンドレ・ロッテラー / ブノワ・トレルイエ)はマシントラブルでリタイアだった。

    LMP2クラスはG-DRIVE RACINGの26号車、GTE ProクラスはFORD CHIP GANASSI TEAM UKの67号車、GTE AMクラスはASTON MARTIN RACINGの98号車が優勝した。

    2016 WEC 第7戦 富士6時間レース 結果

    Pos No Cat Team Car Gap
    1 6 P1 Toyota Gazoo Racing Toyota TS050 – Hybrid
    2 8 P1 Audi Sport Team Joest Audi R18 1.439
    3 1 P1 Porsche Team Porsche 919 Hybrid 17.339
    4 5 P1 Toyota Gazoo Racing Toyota TS050 – Hybrid 53.779
    5 2 P1 Porsche Team Porsche 919 Hybrid 1 Lap
    6 13 P1 Rebellion Racing Rebellion R-One – AER 15 Laps
    7 26 P2 G-Drive Racing Oreca 05 – Nissan 21 Laps
    8 43 P2 RGR Sport by Morand LIGIER JS P2 – Nissan 1.398
    9 36 P2 Signatech Alpine Alpine A460 – Nissan 27.623
    10 30 P2 Extreme Speed Motorsports LIGIER JS P2 – Nissan 22 Laps
    11 31 P2 Extreme Speed Motorsports LIGIER JS P2 – Nissan 28.8
    12 42 P2 Strakka Racing Gibson 015S – Nissan 35.64
    13 44 P2 Manor Oreca 05 – Nissan 55.197
    14 27 P2 SMP Racing BR01 – Nissan 23 Laps
    15 35 P2 Baxi DC Racing Alpine Alpine A460 – Nissan 24 Laps
    16 37 P2 SMP Racing BR01 – Nissan 01:08.6
    17 67 Pro Ford Chip Ganassi Team UK Ford GT 32 Laps
    18 66 Pro Ford Chip Ganassi Team UK Ford GT 15.506
    19 51 Pro AF Corse Ferrari 488 GTE 41.14
    20 71 Pro AF Corse Ferrari 488 GTE 33 Laps
    21 95 Pro Aston Martin Racing Aston Martin Vantage V8 38.234
    22 97 Pro Aston Martin Racing Aston Martin Vantage V8 34 Laps
    23 77 Pro Dempsey – Proton Racing Porsche 911 RSR (2016) 37.727
    24 98 Am Aston Martin Racing Aston Martin Vantage V8 36 Laps
    25 83 Am AF Corse Ferrari F458 Italia 37 Laps
    26 78 Am KCMG Porsche 911 RSR 38 Laps
    27 86 Am Gulf Racing Porsche 911 RSR 39 Laps
    28 88 Am Abu Dhabi-Proton Racing Porsche 911 RSR 45 Laps
    29 45 P2 Manor Oreca 05 – Nissan 54 Laps
    30 50 Am Larbre Competition Chevrolet Corvette C7-Z06 73 Laps
    31 4 P1 Bykolles Racing Team CLM P1/01 – AER 165 Laps
    32 7 P1 Audi Sport Team Joest Audi R18 208 Laps

    関連:【動画】 2016 WEC 富士6時間レース 決勝ハイライト

  • アウディ:2016 WEC 第7戦 富士6時間レース 予選レポート

    アウディ:2016 WEC 第7戦 富士6時間レース 予選レポート

    今シーズンのFIA世界耐久選手権(WEC)の予選で、Audi R18は無敵の強さを見せつけている。今回の富士戦で、アウディは今シーズン5回目のポールポジションを獲得した。

    ポールポジションを獲得したルーカス・ディ・グラッシ / ロイック・デュバル / オリバー・ジャービス組が、日曜日11:00からの決勝レースで、トップからスタートする。8号車がポールポジションからスタートするのは、メキシコ戦に続いて2度目だが、今回はわずか0.025秒という僅差で2番手を抑えた。

    7号車は、8号車よりも難しい状況の中で予選を闘っていた。アンドレ・ロッテラーとブノワ・トレルイエは、ポールポジションの8号車とわずか0.286秒差の5番手タイムを記録した。

    Dr. ヴォルフガング・ウルリッヒ (アウディモータースポーツ代表)
    「ポールポジションのタイムが向上し、わずかの差に多くのマシンがひしめく、本当に激しい争いの予選となりました。ポールポジションを獲得したAudi R18の実力が、いかに素晴らしいものであるかをご覧に入れられたとも考えています。一方、レースは6時間の長丁場ですので、どんなことが待ち受けているかは分かりません。予選の様に、スリリングでいながら我々が勝利出来ると良いと思っています」

    ステファン ドライヤー (Audi Sport LMPプログラム代表)
    「ロイック・デュバルとルーカス・ディ・グラッシの両名が素晴らしい走りをしてくれたおかげで、8号車はポールポジションの栄誉を獲得しました。明日の決勝でも、彼らが大いに活躍してくれることを期待しています」

    ルーカス・ディ・グラッシ
    「アタック開始時点ではタイヤの状態が完璧だったのですが、アタック1周目にトラフィックに引っかかってしまいました。しかし、その後のアタック時でもタイヤの状態が保たれていたことに感謝しています」

    ロイック・デュバル
    「予選が始まった時点で、今回は並外れた接戦になるなと予感しました。ルーカスは、トラフィックに巻き込まれるという不運に見舞われてしまいましたが、私がアタックした時にはその心配は無くなっていました。今回のポールポジションは、私たちドライバーだけでなく、メカニック、エンジニアなどチーム全員が全力で為し得た素晴らしいパフォーマンスによって得られたものだと思っています」

    アンドレ・ロッテラー
    「特に大きな問題があったワケではありません。車両はまったくトラブルなく走行していました。しかし、8号車と同等のタイムを叩き出せませんでした」とコメントし、トレルイエは不満そうに「2度も他のマシンに行く手を阻まれ、予選への集中力が途絶えてしまった。再び集中してアタックしたものの、ターン15で少しだけベストラインを外してしまった。それが、これ以上のタイムを出せなかった理由です」

  • トヨタ:2016 WEC 第7戦 富士6時間レース 予選レポート

    トヨタ:2016 WEC 第7戦 富士6時間レース 予選レポート

    10月15日(土)、午後2時半から行われたFIA世界耐久選手権(WEC)第7戦・富士6時間レースの予選は、激しいポールポジション争いが繰り広げられ、TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS050 HYBRIDがグリッド2列目に並び、#5号車が3番手、#6号車が4番手につける健闘を見せた。

    富士6時間レースの予選はTOYOTA GAZOO Racingにとって今シーズン3度目の3番手グリッド獲得となった。

    5号車はまず中嶋一貴が、6号車はステファン・サラザンがステアリングを握ってアタックを開始、中嶋はその時点でのトップタイムをマークする快走を見せた。その後、中嶋はセバスチャン・ブエミに、サラザンは小林可夢偉にバトンタッチ。そのタイミングで両車揃ってニュータイヤに履き替え、タイムアップを狙った。

    そこで小林は僅か1周のアタックで全車中のベストタイムとなった1分23秒239をマークし、再びサラザンに交替。コース状況の改善で更なるタイム向上を狙ったものの、残念ながらポールポジションの夢は果たせなかった。#5号車のブエミはタイムを伸ばし、トップから僅差の1分23秒739(平均タイム)で3番手グリッド、#6号車は1分23秒781(平均タイム)で4番手グリッドとなった。5号車のタイムはポールポジションを取った8号車アウディから僅か0秒169遅れだった。

    ポールポジション獲得、あるいは最前列グリッド独占という望みは叶わなかったが、金曜日、土曜日と行われた走行で、2台のTS050 HYBRIDは素晴らしい仕上がりを見せた。決勝レースに向けて高いパフォーマンスを誇るTS050 HYBRIDは、大勢の地元ファンの皆様の前で勝利を目指す。

    TS050 HYBRID #5号車(中嶋一貴、アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ)
    公式練習3回目: 1番手 (1分24秒078), 33周
    公式予選: 3番手 (平均1分23秒739)

    TS050 HYBRID #6号車(小林可夢偉、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
    公式練習3回目: 4番手 (1分24秒895), 33周
    公式予選: 4番手 (平均1分23秒781)

    中嶋一貴
    予想以上の素晴らしい予選で、今季初めてポールポジション争いが出来ました。今日の結果にはとても満足しています。決勝レースへ向けて更なるセットアップの改良を進め、日本のファンの皆様の素晴らしい応援に報いることが出来ればと思っています。

    セバスチャン・ブエミ
    我々にとっては今シーズンで最高の予選アタックが出来ました。TS050 HYBRIDでポールポジションにここまで近づけたのは初めてで、とても嬉しく思っています。ポールまで僅かコンマ2秒差に迫れたことで我々のTS050 HYBRIDの進化をお見せ出来たと思います。明日の決勝レースでも競争力を発揮出来るよう頑張ります。

    小林可夢偉
    今朝の公式練習走行では若干車両に不安定さがあり、少々苦戦しましたが、その後チームが素晴らしい仕事で改良を進めてくれたおかげで、予選では全体のベストタイムをマークすることが出来ました。残念ながらポールポジションには僅かに届きませんでしたが、4番手は悪くない結果ですし、我々はいつも最も重要な決勝レースで予選以上の強さを見せていますので、決勝が楽しみです。

    ステファン・サラザン
    最高の予選バトルでした。私自身は最後のアタックラップで少々攻め過ぎてミスをしてしまいました。第1セクターは本当に速く、ラップタイム更新を狙えたと思ったのですが、残念ながらラップの最後までそれを持続出来ませんでした。しかし、ポールポジションと僅差の4番手という結果は嬉しく思います。明日の決勝レースでは全力を尽くします。

  • 【WEC】 富士6時間レース 予選:アウディ8号車がポールポジション獲得

    【WEC】 富士6時間レース 予選:アウディ8号車がポールポジション獲得

    WEC 第7戦 富士6時間レースの予選が15日(土)に富士スピードウェイで行われ、アウディ8号車がポールポジションを獲得した。

    公式予選は14時30分からスタート。ポールポジションはアウディ8号車(ルーカス・ディ・グラッシ / ロイック・デュバル / オリバー・ジャービス)が獲得した。

    2番手にポルシェの1号車(ティモ・ベルンハルト / ブレンドン・ハートレー / マーク・ウェバー)が続いた。

    トヨタは5号車(中嶋一貴 / アンソニー・デビッドソン / セバスチャン・ブエミ)が3番手、6号車(小林可夢偉 / ステファン・サラザン / マイク・コンウェイ)が4番手。

    5番手はアウディ7号車(マルセル・ファスラー / アンドレ・ロッテラー / ブノワ・トレルイエ)、6番手はポルシェ2号車(ロマン・デュマ / ニール・ジャニ / マルク・リーブ)が続いた。

    富士6時間レースは、16日(日)午前11時に決勝レースのスタートが切られ、午後5時に6時間にわたるレースのチェッカーを迎える。