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  • 【SUPER GT】 アウディ:第5戦 富士スピードウェイ 決勝レポート

    【SUPER GT】 アウディ:第5戦 富士スピードウェイ 決勝レポート

    2017 AUTOBACS SUPER GT第5戦となる「FUJI GT 300km Race」が、8月5日(土)・6日(日)、富士スピードウェイ(静岡県 1周4,563m)で開催されました。

    今大会にも新型Audi R8 LMSを擁する#21 Audi Team Hitotsuyama(アウディ チーム ヒトツヤマ)と、#26 Team TAISAN SARD(チーム タイサン サード)の2チームが参戦。公式予選、決勝ともに晴れのち曇りという天候の中、ドライコンディションでレースは実施された。観客席には夏休みを迎えた子供たちなど家族連れの姿も多く見られ入場者数は予選、決勝の両日でのべ5万5000人を超えた。

    Audi Team Hitotsuyamaは、長年Audi R8 LMSをドライブするリチャード・ライアンと、トップカテゴリーのGT500クラスとGT300クラスの両方でチャンピオン経験をもつ柳田真孝がコンビを組んでいる。予選は想像していたほど上がらなかった気温とタイヤとがうまくマッチングせずタイムが伸び悩み、Q1をクリアできず15位という結果となった。

    決勝レースはスタートドライバーを柳田真孝が担当。前半は中位集団の中で思うように順位が上げられない展開ながら、我慢の走りで第1スティントを終え、後半のリチャード・ライアンにステアリングを託す。新しいタイヤに履き替えて第2スティントにのぞんだリチャード・ライアンは、前半はタイヤを温存しながら残り周回数が15周を切った頃から猛追を開始。上位を上回るタイムを連発し、見事にコース上で数台をパス。残りの周回数が2周というところで10位を追い抜き、今シーズン初の入賞を果たした。

    Audi R8 LMS で2年目の参戦となるTeam TAISAN SARDは、今シーズンより昨年のGT500クラスのチャンピオンチームであるSARDの野田英樹監督をチームへ招聘。さらにドライバーラインナップも山田真之亮とジェイク・パーソンという共に20代の若手コンビでの挑戦となる。

    予選は山田真之亮がチーム初となるQ1をクリアし、最終的に13位のポジションを獲得した。決勝はスタートドライバーをジェイク・パーソンが担当。レース開始後は12位のポジションにつけさらに上位をうかがっていましたが、スタート時のフライングが判明しドライビングスルーペナルティが課せられたため大きく順位を下げてしまった。しかし、その後の第2スティントを任された山田真之亮は、順調にラップを重ね、時に上位チームに匹敵するタイムを刻み19位で完走を果たした。

    SUPER GT 第6戦「第46回 インターナショナル SUZUKA 1000km」は8月26(土)~27日(日)、三重県の鈴鹿サーキットにて開催予定。

    一ツ山亮次 (Audi Team Hitotsuyama チーム代表)

    「練習走行の段階では少し気温が高めでいいタイムがでていたので、いけるんじゃないかという感触はありました。決勝前半はかためのタイヤを装着していたのですが思ったほど気温が上がらず、また集団に巻き込まれたこともあって我慢のレース展開になりました。後半は各チームのピットインが終わって上位とのタイム差を見たときに、リチャード選手なら抜いてくれるだろうと想定していましたが、期待どおりの結果になりました。レース中のラップタイムは悪くありませんし、また次の鈴鹿は1000kmという長丁場のレースになりますので、さらに上位が狙えると思っています。期待していてください」

    リチャード・ライアン

    「ようやくポイントを獲得することができましたが、レース全体としては満足できるものではありません。もう少し気温が上がればさらに予選で上位を狙えたと思いますが、気温ばかりは我々の思うようにはいかないので、それもレースです。決勝は抜くのが難しい、とにかくタフな展開でしたが、プッシュし続けて、目の前に10位のポジションが見えたときは最大限の力でアタックしました。次の鈴鹿は、ドライバーはもちろんチームやタイヤなど総合力がもっとも求められるサーキットで、チームはすでに次に向けて準備を進めています。次は今回よりいい結果を目指して全力を尽くします」

    柳田真孝

    「練習走行では調子よく、気持ちよく走ることができました。ただ決勝ではコーナーは速いのですが、ストレートスピードが思うように伸びず我慢の展開になりました。集団の中で抜きつ抜かれつというシーンも何度かあったのですが、できるだけリスクを冒さずにリチャード選手につなげたいという思いで前半のスティントを走り切りました。この10位というポジションは決して満足できるものではありませんし、次の鈴鹿1000kmレースは今年で最後ということもあり(註:来年はGT世界統一戦鈴鹿10時間耐久レースが開催予定)、またGT500でもGT300でも優勝している相性のいいレースなので、ぜひ最後はアウディで優勝したいと思います」

    野田英樹 (Team TAISAN SARD チーム監督)

    「初めてQ1を突破することができ、まだまだそれくらいのことで喜んでいてはいけないのですが、クルマもチームとしても、少しづつ前進していると感じています。また予選だけですが、我々にとって1つのベンチマークであるもう1台のアウディの上位になれたことも、次の目標に向けてチームのモチベーションアップにつながっていくと思います。決勝はジャンプスタートというジェイク・パーソンの初歩的なミスで、ペナルティをもらう非常に残念な結果になってしまいましたが、まだ若いドライバーなのでそこは経験を積んでいくしかないと思っています。次の鈴鹿では助っ人として元F1ドライバーのクリスチャン・クリエンがドライブします。テストでもいいタイムが出ていますし、若い2人のドライバーにはとてもいい刺激になるはずです。彼にうまくひっぱってもらいながら、鈴鹿では上位を目指します」

    山田真之亮

    「起きてしまったミスはしょうがないので、それをできるだけ取り返したいという思いで走りました。今回は決勝レース中にトップチームを追いかけるシーンもあり、戦える力はあるということを実感できたのが大きな収穫でした。次の鈴鹿はもともとスクールの卒業生ということもあり一番得意なコースです。また元F1ドライバーのクリエン選手が参加するということなので、いろんな面で参考にしながらレースではいい結果を出せればと思っています」

  • 【SUPER GT】 第5戦 富士スピードウェイ 決勝:トップ3ドライバーコメント

    【SUPER GT】 第5戦 富士スピードウェイ 決勝:トップ3ドライバーコメント

    SUPER GT 第5戦 富士の決勝レースが6日(日)、富士スピードウェイで行われた。

    GT500クラスはARTA NSX-GT(野尻智紀/小林崇志)、GT300クラスはNo.55 ARTA BMW M6 GT3(高木真一/ショーン・ウォーキンショー)が、共にポールポジションから今季初勝利を挙げた。同一チームによる両クラスのポール・トゥ・ウインは、SUPER GT史上初の快挙となる。

    GT500 クラス

    優勝:No.8 ARTA NSX-GT
    野尻智紀
    初優勝することができて嬉しいのですが、もういろんな感情が湧いてきて、少し混乱しています(苦笑)。カートで走っていた時にサマーキャンプで(監督の鈴木)亜久里さんに認められて、そこからはずっとこのチーム(ARTA)にサポートしてもらい、GT500にステップアップしたのもARTAからで“縁”を感じていました。20周年の今年は何としても結果を残さなきゃ。それがプレッシャーになった時もありますが、まずはこうして初優勝できて、嬉しいし、ホッとしています。勝因の一つにブリヂストンタイヤのパフォーマンスがあると思いますが、路面温度が心配したほどには上昇しなかったことも見逃せないと思います。これは自分たちにとってラッキーでしたね。ただ最初は35周走る予定でスタートしたのですが、100Rなどのように高荷重のポイントでは少し厳しくなったので、実際には少し早めにピットインすることになりました。まだフロントの跳ねる感じは残っているので、反対にクルマの伸び代はまだあると思っています。鈴鹿までにチームはきっと、もっと素晴らしいクルマに仕上げてくれると思うので、鈴鹿でも良いレースができると思います。

    小林崇志
    もう、周りの総ての人たちに感謝、ですね。GT300で経験を積んで、今年からGT500に再挑戦できることになりましたが、自分としてはこれがゴールだとは思っていなくて、ここで結果を出すことを自分に課していました。まだまだ、自分のドライビングなどで足りない部分があることは分かっていて、野尻選手と話し合ったりしながら、自分のドライビングを磨いてきました。今日のレースでも交替した時に10秒のマージンがありましたが、一生懸命タイヤマネージメントしていると、なかなかペースを上げることができず2位のクルマに2秒差にまで迫られてしまいました。そこでラジオでピットと話しながらドライビングを工夫しているうちにペースも上がってきて、マージンも5、6秒まで拡がって行きました。このチームで、いろんな人たちに支えられてきたからこその優勝だと思うので、やはり“感謝”ですね。もう一つ、やはり(GT300で)4年間お世話になった高木(真一)さんにもお礼が言いたいです。GT500で2年戦った後、GT300に移ったのは、ある意味“クビ”を言い渡されたようなもの。それなのに高木さんは、ドライビングテクニックだけでなく、様々なことを教えてくれました。今年、GT500に復帰することができたのも、そしてそのGT500で優勝することができたのも、高木さんの教えがあったからこそ。本当にありがとうございました。

    2位:No.23 MOTUL AUTECH GT-R
    松田次生
    今年はなんでこんなに大変なレースばっかりなんでしょうね。今回は本当にかなりハードなバトルで、4レースぐらいした感じ(苦笑)。そのくらい良い仕事ができたと思っているし、こんなにハードならギャラを増やしてほしいですよね(笑)。前半を担当したロニー(クインタレッリ)もずっと38号車にプッシュされていて、タイヤもキツイって言っていたんですけど、自分の方(後半スティント)が長いからタイヤは大丈夫かなって思いながら、でもできるだけ頑張ってプッシュしました。最後の10周はもうタイヤもズルズルで、石浦(宏明/No.38 ZENT CERUMO LC500)くんには迷惑かけるぐらいブロックしちゃいましたけど、どうしても2位が獲りたかったから……。でも、いつ抜かれてもおかしくないくらいの状況でした。次の鈴鹿1000kmは優勝も狙いつつ、しっかりと上位で終わって、大きなポイントを獲れるよう頑張りたいと思います。

    ロニー・クインタレッリ
    2016年第2戦以来となる久しぶりの表彰台です。優勝ではないですが、まず僕たちの目標である表彰台に戻れました。予選で2位をキープできたのがすごく良かったですね。スタート直後はなんとか8号車(ARTA NSX-GT)についていきたかったんですが、今週末は予選からレースを含め、彼らのほうがポテンシャルが高かったですね。ウェイトハンディの部分もあるので、ある程度仕方のないことだと思います。後半、次生が粘りの走りを見せてくれました。ランキングのほうもかなりレクサス勢との差を詰めることができたので、次の鈴鹿1000kmがとても楽しみです。今日、僕らが選んだタイヤは温度レンジの幅が広かったので、天気のことは気にならなかったし、影響もありませんでした。これからいつものパターンでポイントを獲っていきたいですね。あとは、クルマとタイヤのポテンシャルをあと少し引き出して、チャンピオン争いに加わりたいですね。

    3位:No.38 ZENT CERUMO LC500
    立川祐路
    昨日までクルマのバランスに苦しんでいて、ウォームアップを走った時にもそれがまだ改善し切れていなかったので、グリッドでもちょっと(セットを)変更してもらい、それが決勝に向けて良い方向にいきました。予選で固めのタイヤを選んでいたこともあって(スティントの)後半、石浦(宏明)に変わるまでに3番手まで順位を上げることができて、自分のできることはきっちりできたかなと。それに結果的に表彰台までこられたので、チャンピオンシップを考えてもまずまずかなと思っています。石浦に変わってからも(23号車と)コンマ差で争っていたので、なんとか抜けるかなと思ったんですけど、松田(次生)選手もしぶとかったですね。次の鈴鹿1000kmはさらにハンディも効いてくるので上位にいくのはなかなか難しいと思うんですけど、長いレースなのでうまく戦い切れれば上位フィニッシュできるレースではあるので、しっかり頑張りたいと思います。

    石浦宏明
    いや、悔しい。ここで4点(2位と3位の得点差)多く獲れたらデカいな、と思ってましたから。今回は、予選まであまり良くなかったですね。決勝のスターティンググリッドでもだいぶセット変更をしたし、グリッド上でもやりましたね。昨日から正直小さなトラブルもあったのですが、そういうのがなければもっと前からスタートができたので、残念です。まず、予選で36号車(au TOM’S LC500)に負けたのが悔しかった。条件を考えると僕らはワンリスしか絞られてないし、予選3位くらいでいなきゃいけなかったのに、その中でうまくクルマを仕上げられなかったんです。なんとか挽回したかったですね。夏の三連戦で何点獲れるかが勝負の中で、表彰台が大きなポイントになっているし、それ以外は急に(ポイントが)小さくなるので、ここで(大きなポイントを)獲って、鈴鹿ではガマンのレースにするというのが僕の中での理想でした。だから、チームのためにも2位が欲しいという気持ちで走ってました。後半、固い方のタイヤを着けたんですが、他のチームからは、涼しくなるし柔らかい方がいいんじゃないの?とか色々言われたので、エンジニアとも相談したんです。一瞬そうするかと思ったのですが、ピットインする直前に立川さんがNo.36を抜いてペースも良さそうに見えたので、もしかしたらウチのクルマの特性に(固いほうが)合ってるんじゃないかと思い、直前で固い方を選びました。鈴鹿1000kmは厳しいレースでしょうが、いい戦いがしたいです。

    GT300 クラス

    No.55 ARTA BMW M6 GT3
    高木真一
    (優勝できて)最高です! 今年はARTAが20周年ということで(監督の鈴木)亜久里さんからは『タイトルを獲れ!』とはっぱを掛けられていますが、GT500とダブルでポール・ツー・ウィンなら、それ(タイトル獲得)に匹敵するんじゃないか、と自分自身で感激しています。良いクルマを用意してくれたチームと、期待以上のドライビングを見せてくれたショーン(ウォーキンショー)にも感謝しています。レース前にショーンからは20秒くらいギャップをつくってほしい、と言われていたんですが実際には10秒弱のギャップしか築けなかった。でも今日のクルマは素晴らしかったので、これならショーンも大丈夫だろう、と思っていたら大丈夫どころか、僕のベストタイムをあっさりと更新するほどの速さを見せてくれて。終盤、谷口(4号車の谷口信輝)が4秒差にまで近づいてきましたが、そこからは反対に引き離す力走で…。だから本当にショーンにも感謝しています。あと、ブリヂストンが素晴らしいタイヤを用意してくれたことも大きかった。昨日も話しましたが、BMW M6 GT3用のタイヤとLEXUS RC F GT3用のタイヤを一緒に開発していて、LEXUSでは良いデータが出ているけれど僕たちはテストもしていないタイヤを選んだんですが、スティントの最後だけ、少し厳しくなりましたが、後は安定して高いパフォーマンスを発揮してくれました。僕のイメージでは鈴鹿にも合っているような気がするので、その辺りで苦手な鈴鹿を攻略、タイトルを狙いたいですね。

    ショーン・ウォーキンショー
    優勝できて嬉しいです。クルマのフィーリングは最高だったし、タイヤもスティントの最後までパフォーマンスが安定していました。それにピットストップではチームが完璧な仕事でサポートしてくれました。何よりも、前半のスティントで大きなギャップを築いてくれた高木(真一)さんのドライビングも素晴らしかった。だから今日優勝できたことで、チームに関わってくれている総ての人に感謝しています。次回は鈴鹿1000kmですが、僕たちは公式テストではあまりいい結果が出せていません。でも、今回履いたタイヤを使うことをベースに、それに合わせてクルマをインプルーブして行けば、良い結果に繋がるんじゃないか、と今日のレースで手ごたえを感じることができました。これまで使ったことのないタイヤだから、ロングランも初めてでしたが、完璧なスティントになりました。もちろん今日と同じようにチームも、僕たちドライバーも、全員がノーミスで精一杯のレースを戦うことで、いい結果に繋がると思いました。

    2位 No.4 グッドスマイル 初音ミク AMG
    谷口信輝
    戦略? なかったですよ。行くだけですよ。ただまぁ、気温も路面温度も天気も全然読めなかったこともあるので、ソフトめのタイヤで行ってみて、半分くらい持つのかな、という思いでスタートしました。持たなければ、次に固め(のタイヤ)を入れなきゃいけないし…。ある意味、行きあたりばったりでした。でもまぁいいところまで行けましたね。俺に変わってから少しして、トップがその先にいたものだから、キャッチしたかったんですよ。でも今日のオートバックス(No.55 ARTA BMW M6 GT3)は速かった。優勝できなかったのは残念ですが、70kg(のウェイトハンディを)積んでいる中での2位なので、もう万々歳ですよ。良かったし、うれしいです。ランキングトップになったので、さらにがんばります。

    片岡龍也
    今回は正直、“良くて表彰台に乗れるかな”と思っていたんですけど、意外と気温が下がってくれたことでタイヤがもってくれました。とはいえ、最初はおとなしめにポジションキープというかタイヤをなるべく労って走りましたけど。そのなかで想定していたよりいい状態でレースが進められたし、思ったより前の55号車ともギャップが拡がらなかったので、優勝も見えるかなとちょっと期待しちゃったんですけど、さすがに今日の55号車は速かったですね。ウェイトとか条件から考えれば上出来な結果なんですけど(優勝が見えて)欲が出ちゃったぶん悔しいですね(苦笑)。実は最後、理由は分からないんですけど、ガソリンが足らないかもしれないということで途中で谷口(信輝)さんがペースを上げられなくなっちゃったんです。ミスとは言いませんが、そういうちょっとしたことで(ポイントを)取りこぼしたりしたらチャンピオンシップに響くので、このあと、しっかりチームとミーティングしたいと思っています。これでさらに重くなるので、次の鈴鹿1000kmは淡々といきますよ。

    3位:No.31 TOYOTA PRIUS apr GT
    嵯峨宏紀
    タイヤ無交換を前提にタイヤ選びをしていました。ただ、apr+ブリヂストン+プリウスのパッケージとしては、タイヤ無交換をやって成功したという前例がなかったんです。なので、正直どうなのかなという思いもありました。でも今後戦略の幅も拡がると思うので、失敗してもとりあえずやってみようということになりました。結果、今回無事に形になりました。後半、スバル(No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT)が追い上げてきましたが、それでもなんとか追いつかれることなくうまく逃げ切れたので良かったです。プリウスとしてというか、31号車が本来いるべき位置に戻ってくることができたと思うので、今後は今までのようにこの位置を維持することができるようなレースをやっていかなきゃいけないと思うし、若い久保(凜太郎)の成長にも期待している部分もあるし、今後の僕たちに期待してもらいたいですね。

    久保凜太郎
    今回、ブリヂストンが固めでいいタイヤを用意してくれて、それならタイムも良いし無交換でいけるだろうというのは昨日の公式練習の時からある程度読めていました。なので、とにかく序盤は温存して温存して、あとは(嵯峨)宏紀さんに任せるしかなかったんですが、そのなかでも順位を上げることができたので良かったと思っています。 後半は見ていて心臓が痛かったですね(笑)。その走りはちょっとタイヤが苦しそうだったんですけど、それでもすごくいいラップで走ってくれて、本当に宏紀さんに感謝です。SUPER GTでは初めての表彰台で、いまはまだ大丈夫ですけど、もう少しで泣きそうです(苦笑)。次の鈴鹿はプリウスにとって相性の良いサーキットになりますので、今回の表彰台が弾みになって、鈴鹿も良いレースができるんじゃないかなと思います。

    関連:【SUPER GT】 第5戦 富士 結果:ARTAが2クラスでダブル優勝!

  • 富士スピードウェイ、スポーツ走行で死亡事故

    富士スピードウェイ、スポーツ走行で死亡事故

    富士スピードウェイでスポーツ走行中に死亡事故が起こり、週末に開催が予定されていたスーパーカーレース第8戦が中止となった。

    亡くなったのは早乙女実さん(64歳)。スポーツカーレースに参戦するTEAM 石松のオーナーであり、ドライバーとしてエントリーしていた。

    ポルシェを走らせていた早乙女さんは、2コーナー付近で他のマシンと絡むカタチでコースオフし、タイヤバリアに接触。心肺停止の状態で病院に搬送されたが、死亡が確認された。

    この事故を受けて、スーパーカーレースは第8戦の中止を発表。早乙女さんへの追悼の意を表した。

    2015 SUPER CAR RACE SERIES Rd.8 富士大会中止のご案内

    株式会社SCR・JAPAN(SCR)
    代表 竹内 浩典

    拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

    本日、TEAM 石松のオーナーであり、今大会にドライバーとしてエントリーされていました早乙女実様が、富士スピードウェイでのスポーツ走行中の事故によりご逝去致しました。故人には昨年のスーパーカーレース立ち上げ当初より厚情に預かりご協力いただいておりました。ついては、スーパーカーレースシリーズの一員である早乙女様がご逝去されましたことを受けまして、本大会の開催を自重させていただきます。
    関係各位には多大なるご迷惑お掛け致しますことをお詫び申し上げると共にご理解の程、宜しくお願い申し上げます。エントリーをされていた皆様方には追ってご連絡をさせいただきます。

    尚、Kids Traffic Safety School Projects イベントについては予定通り実施致します。
    略儀ではありますが、書中をもって2015 SCRS Rd.8 富士大会中止のお知らせを申し上げます。

    以上

  • 富士スピードウェイ、F1日本グランプリ開催中止を発表

    富士スピードウェイ、F1日本グランプリ開催中止を発表

    富士スピードウェイ株式会社は、2010年以降、隔年で予定していた富士スピードウェイ(静岡県小山町)でのF1日本グランプリの開催中止を発表した。

    2007年と2008年にF1日本GPを開催した富士スピードウェイだが、世界的な経済不況に伴う経営環境の悪化と早急な経済回復の目途が立ちにくい事情などから、F1日本グランプリの開催継続は困難との判断。開催中止を決定した。

    富士スピードウェイは、2000年にトヨタ自動車が買収。およそ200億円を投入して設備改修を行いF1開催にこぎつけたが、交通アクセスが悪く、バスで観客を輸送する「チケット&ライドシステム」の運営費用も負担になっていた。

    加藤裕明 富士スピードウェイ株式会社 代表取締役社長

    2010年以降の富士スピードウェイでのF1日本グランプリ開催を断念いたしました。2006年3月にF1日本グランプリの開催を発表してから僅か3年でこのような決断を余儀なくされま したことは、まさに断腸の思いです。

    昨年、一昨年の大会にご来場いただきましたお客様、今後の富士スピードウェイでの大会を楽しみにしていただいていたお客様、そして多大なご理解とご支援を賜りました地元ほか関係者の皆様には、ご期待に添えない結果となりましたことを深くお詫びいたしますとともに、これまでのご厚情に対し心よりお礼申し上げます。

    今後も、モータースポーツの発展のためにより一層努力してまいる所存ですので、どうかご理解を賜りますよう、お願い申し上げます。

  • トヨタ、富士スピードウェイでのF1日本GP撤退を決定

    トヨタ、富士スピードウェイでのF1日本GP撤退を決定

    トヨタは、2010年以降、富士スピードウェイでF1日本GPを開催しない方針を決め、7月中に正式発表すると毎日新聞が報じている。

    トヨタは、2010年3月期が営業損益が2期連続で赤字になる見通しで、富士スピードウェイでのF1開催だけでなく、F1参戦からの撤退も含め検討してきた。

    F1参戦は継続するが、富士スピードウェイでのF1開催に関しては、トヨタの費用負担が1回につき20億円〜30億円とされ、宣伝としての費用対効果が低いと判断した。

    トヨタは2000年に富士スピードウェイを買収。およそ200億円を投入して設備改修を行い、2007年から鈴鹿サーキットに変わりF1日本GPを開催したが、わずか2回の開催で撤退することとなった。

    トヨタのF1初開催となった2007年F1日本GPでは、道路の陥没でバスが立ち往生し、観客が雨の中を長時間にわたってバスを待たされるなどのトラブルが発生。2008年には場内の舗装などに約20億円を追加投入し、大幅な赤字となった。

    トヨタ内では信頼回復のためにも開催を継続すべきだとの声もあったそうだが、コスト削減を重視した形だ。

    F1日本GPは、鈴鹿サーキットと富士スピードウェイでの交互開催が決定しており、今年は10月に鈴鹿サーキットが開催。トヨタが撤退したことで、今後は鈴鹿サーキットでの単独開催となりそうだ。

  • トヨタ、富士スピードウェイでのF1開催の撤退を検討

    トヨタ、富士スピードウェイでのF1開催の撤退を検討

    トヨタが富士スピードウェイでのF1日本GPからの撤退を検討していると朝日新聞が報じている。

    トヨタは2000年に富士スピードウェイを買収。およそ200億円を投入して設備改修を行い、2007年から鈴鹿サーキットに変わり2年連続でF1日本GPを富士スピードウェイで開催した。

    F1日本GPは今年から鈴鹿サーキットが復活し、以降は鈴鹿と富士で隔年開催されることになっている。

    報じられたところでは、世界的な不況によりトヨタ社内でF1開催への出費を見直すべきとの動きが強まっているという。

    富士スピードウェイは、交通アクセスが悪く、バスで観客を輸送する、「チケット&ライドシステム」の運営費用も負担になっているとされている。

    富士スピードウェイのF1日本GP撤退が決まれば、今後はF1日本GPは鈴鹿サーキットで連続開催される可能性が高い。

    朝日新聞は、今年3月に先日発売になった新型プリウスの価格をすっぱ抜いており、情報の信憑性は高いものと思われる。

    トヨタは、2010年からF1に導入される予算制限に反対し、F1自体からの撤退も示唆している。2010年のF1エントリーの締め切りは本日29日。トヨタのF1活動の今後の動向に注目したい。

  • 2008年F1日本GP 3日間の来場者数

    2008年F1日本GP 3日間の来場者数

    富士スピードウェイは、2008年F1日本GPの来場者数を発表した。

    昨年は悪天候に見舞われ、運営面で大きな課題を残した富士スピードウェイのF1日本GP。今年は比較した安定した天候の中で行われたF1日本GPだが、大会3日間の来場者数は、昨年の28万2,000人と比べて約25%減となる21万3,000人だった。

    今年は、金曜日が3万7,000人、土曜日が7万1,000人、決勝日が10万5,000人と、昨年の金曜日5万2,000人、土曜日9万人、決勝日14万人を大きく下回った。

    来年からF1日本GPは鈴鹿との隔年開催となり、2009年は鈴鹿サーキットで開催される。

    加藤裕明 富士スピードウェイ取締役社長
    「このたびの大会では、多くのお客様にご来場いただき、心より厚く御礼申し上げます。本年のF1日本グランプリを無事終えることができましたのは、お客様のご支援とご協力の賜物であると、関係者一同深く感謝いたしております。この大会が皆様の思い出の1ページとなりましたら、この上ない喜びです。ご来場いただきましたお客様、ならびにすべてのF1ファンの皆様に、改めて御礼を申し上げます。誠にありがとうございました。今後とも関係者一同、モータースポーツの発展に尽力する所存ですので、何卒、変わらぬご支援とご指導を賜りますようお願い申し上げます。」

  • 富士スピードウェイ:F1サーキット解説

    富士スピードウェイ:F1サーキット解説

    ホンダのテストドライバーであるアレキサンダー・ブルツが、F1日本GPが開催される富士スピードウェイのサーキットを解説。

    アレキサンダー・ブルツ
    富士スピードウェイはドライバーにとって、大きな挑戦だ。もっと高速で、度胸の必要な鈴鹿より、おそらくいいタイムを出すのはむずかしい。ここではマシンを、より優しく扱ってあげる必要がある。特に終盤の低速区間では、ほんの少しのミスがすぐにコンマ5秒のロスにつながるからね。

    なぜそこまで厳しいかといえば、通常よりダウンフォースを削った状態で走るからだ。低速コーナーが連続しているからといって、モナコレベルのウィングを付けるわけにはいかない。それでは1.5kmの直線で、遅れを取ってしまう。路面がもともと滑りやすい上に、空力的にもグリップが望めない。つまりそこかしこに、罠が待ち受けているサーキットというわけだ。

    ターン1に突っ込む時には、速度は時速306kmまで伸びている。ブレーキングポイントは、100mボードのすぐ前。同時に7速から1速まで、一気に落とす。コーナーはやや下りで、だから車輪をロックさせて、クリップポイントを逃しやすい。出口に向けては、アクセル全開。ターン2を抜けて、ターン3に到達する。この左コーナーは、かなり難易度が高い。タイムを稼ぐには、イン側の縁石に思い切ってぶつかって行く必要がある。もし10cmでもクリップを外したら、出口で草の上にはみ出してしまう。

    次のターン4、5は、このコースで最良の右コーナーと言っていい。複合クリップで、普通は5速で抜けて行く。コーナー中盤でややスロットルを抜けば、左フロントタイヤへの負担が軽減される。そしてより簡単に、マシンがイン側に寄ってくれるはずだ。そうすれば次の左への進入が、いっそうやりやすくなる。いずれにしてもかなりの高速コーナーだから、すごいGフォースがマシンと身体にかかる。それがものすごく、楽しいんだ。

    3速のターン6は上り坂の頂点にあるので、完全にブラインドだ。もしターン5の出口で十分に右側に寄せていられたら、かなり速いコーナリングスピードが期待できる。ターン9までは、ほぼ全開。そしてターン10のシケインには、1速まで落として突っ込んで行く。グリップは、イン側の方がいい。つまりかなり狭いラインしか、使えないということだ。そこから次の左に向かうまでに、わずかに加速する。ここは出口が、ひどく滑りやすい。2速に上げても、簡単にホイールスピンするだろう。そこからターン12までは、トラクションコントロールのない今のマシンでは、ひどく扱いづらいコーナーになってるだろうね。

    そして最終区間にある4つのコーナーは、すべてが連動している。最初のひとつでミスすれば、そこでの失速が最終コーナーまで響いてしまうんだ。だからラインを正確にたどって行くことが、すごく重要になる。最初のターン13は、丘の頂上越えからアプローチが始まる。リアは一気に軽くなるから、3速の右コーナーでそんなに速くないにもかかわらず、細心のマシン操作を心がけないといけない。そして左コーナーに突っ込んで、ターン16の最終コーナーへと駆け上がって行く。立ち上がりでスピードを乗せるよう、リズミカルにクリアしないといけない。

    富士スピードウェイの週末は、天候が大きな要素となる。去年はずっと雨続きだったし、今年も3日間ドライ路面というのは考えにくい。でも個人的には、あまり曇り空になってほしくないね。青空を背景に雄大な富士山を眺めるのが、大好きだから。過去に何度かそんな風景を見たことがあるけど、地球上で最も見事な山のひとつだと思う。毎朝起きて部屋のカーテンを開ける時、窓の向こうに富士山が姿を見せているか、あるいは雲に隠れてしまっているか。今年もそのたびにドキドキするだろうね。

  • 富士スピードウェイ、F1日本グランプリ会場の準備状況を公開

    富士スピードウェイ、F1日本グランプリ会場の準備状況を公開

    富士スピードウェイ株式会社は、いよいよ今週10日(金)より開催する「2008FIA F1 世界選手権 フジテレビジョン 日本グランプリ」の開催直前の会場内準備状況を公開した。

    6月12日に発表した会場内の施設改修である、バス乗降場の舗装化と出入り口の拡幅および歩行者通路となる通称「愛鷹道路」の拡幅、車両動線との歩車分離および歩行者ルートの短縮を目的とした歩道橋の設置、照明・放送設備の増設、F1ビレッジ周辺への常設雨宿りルーフなどについては、9月末に全て工事を完了。

    また、昨年問題となった第一コーナーのC席仮設スタンドを含む全ての仮設スタンドも9月中旬には設置が完了し、社員や関係者による事前の現場検証も済ませ、各スタンド席の案内サインが設置されている。

    大会期間中は各チームやスポンサーのPRブースとなり、また各種イベントが行われるF1ビレッジやスピードウェイプラザを含む計5箇所の特設会場ではブースやテントも設置され、また、会場内各所では各観戦席や各エリアへのルートを案内するサインボードやのぼりなどの設置も進んでいる。

    また、ピットには各チームのF1カーを含む機材が全て搬入され、スタッフが本番に向けた準備を開始し、大会の雰囲気が徐々に高まっている。

    加藤裕明 富士スピードウェイ取締役社長
    いよいよ本番まであと数日となりました。昨年の問題を踏まえ、お客様の安全を第一としたうえで、1.安心で確実な交通アクセス、2.楽しく快適な観戦環境の2点を基本方針にできる限りの対策に取り組んでまいりました。お客様にどう評価されるか、期待と不安で一杯ですが、大会が終了する最後まで、我々関係者一同、気を引き締めて臨みたいと思います。

    F1ビレッジの常設雨宿りルーフ 案内サインボード 各チームのピット準備風景 ルノーのピット風景