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  • 佐藤琢磨 インディカー初優勝 「言葉もありません。最高の気分です」

    佐藤琢磨 インディカー初優勝 「言葉もありません。最高の気分です」

    今年で39回目の開催を迎えたグランプリ・オブ・ロングビーチは、海沿いのダウンタウンに作られた全長1.968マイルのストリートコースを使って27台のインディカーによって争われ、大観衆の前で佐藤琢磨(A.J. Foyt Racing)がキャリア初優勝を飾った。

    インディカー・シリーズに参戦して4シーズン目の佐藤琢磨は、キャリア52戦目にして悲願の初優勝となる。この勝利は、日本人ドライバーにとっても、アメリカのトップ・オープンホイールレースにおける初めてのものとなる。

    佐藤琢磨は、予選4番手で2列目アウト側グリッドからスタート。すぐにライバルをパスして3番手にポジションを上げた。23周目、佐藤琢磨は昨年度チャンピオンのライアン・ハンターレイ(Andretti Autosport)をパスし、2番手に浮上。28周目に1回目のピットストップを行った。その次の周にポールポジションからトップを守り続けていたダリオ・フランキッティ(Chip Ganassi Racing)がピットインし、作業に時間がかかったことで佐藤琢磨がついにトップに躍り出ました。

    トップに立った佐藤琢磨は自信に満ちた走りを続け、リスタートでもその座を守った。ハードタイヤでスタートし、レース中盤からゴールまでをソフトタイヤで戦い抜くという作戦が的中し、レースをリードし続けた。レース終盤、佐藤琢磨と同じ作戦で予選11番手だったグレアム・レイホール(Rahal Letterman Lanigan Racing)が2番手に浮上。彼は一瞬、佐藤琢磨に近づきかけたが、ゴールが近づくに連れて両者の差は広がっていった。佐藤琢磨は2番手に5秒の差をつけてファイナルラップの80周目に入り、そのあとに後方グループの中でアクシデントが発生したため、チェッカーフラッグとイエローフラッグが同時に振られる中で、佐藤琢磨は初勝利のゴールラインを横ぎった。

    第3戦の表彰台はHondaドライバーたちが独占。そして、フランキッティが4位でゴール。Hondaは今シーズン初勝利を1-2-3-4フィニッシュで達成した。

    佐藤琢磨 (優勝)
    「言葉もありません。最高の気分です。信じられないですし、本当にうれしいです。今週は完ぺきなレースウイークエンドになっていました。チームが最高の仕事をしてくれました。ピットストップも作戦も完ぺきでした。Hondaエンジンもパワフルで、レース中の私は、マシンを限界で走らせることを楽しむことさえできていました。開幕2レースで課題となっていたピットストップも、今日は本当にすばらしかったです。クルー全員が完ぺきな仕事をしていました。自分も集中力を保ち、与えられた仕事をやり遂げようと考えながら走っていました。その結果、すべてがうまくいって、まるで簡単に勝てたように感じたほどでした。この勝利が、まだ震災の影響が残っている日本に、いいニュースとなってくれるといいですね。日本の朝に、こうしたニュースを届けられることをうれしく思います」

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  • 【動画】 佐藤琢磨、インディカー初優勝!日本人初の快挙!

    【動画】 佐藤琢磨、インディカー初優勝!日本人初の快挙!

    佐藤琢磨が、日本人として始めてインディカーで優勝を成し遂げた。

    2013年 インディカー 第3戦 ロングビーチの決勝レースが21日(日)、カリフォルニア州ロングビーチのストリートコースで開催された。

    予選4番手からスタートした佐藤琢磨は、中盤からトップに立つと安定した速さでレースをコントール。日本人初となるインディカー初優勝を飾った。

    2013 Toyota Grand Prix of Long Beach Highlights

    関連:佐藤琢磨、インディカーで日本人初優勝!!

  • 佐藤琢磨、インディカーで日本人初優勝!!

    佐藤琢磨、インディカーで日本人初優勝!!

    佐藤琢磨は、インディカー第3戦ロングビーチで、日本人初優勝を成し遂げた。

    佐藤琢磨は、A.J.フォイトがキャリアの間使っていたナンバーである14をつけたマシンの上に立って日の丸を振ったあと、テレビカメラに向かって「本当に最高です」と語った。

    4番からスタートした「マシンは最高でしたし、ピットストップも完璧でした」とコメント。

    「信じられないような気分です」

    80周のレースのうち後半の30周、佐藤琢磨を追いかけたが抜けなかったグラハム・レイホールが2位。3位はジャスティン・ウィルソン、4位はダリオ・フランキッティだった。

    佐藤琢磨は、F1に数年間参戦したあと、2010年にインディカー・シリーズに転向。ロングビーチのレースは、佐藤琢磨にとってインディ52戦目だった。

    佐藤琢磨、インディカー初優勝!日本人初の快挙! Takuma Sato

  • フェラーリ:フェルナンド・アロンソが今季初優勝 (F1中国GP)

    フェラーリ:フェルナンド・アロンソが今季初優勝 (F1中国GP)

    フェラーリは、F1中国GPの決勝レースで、フェルナンド・アロンソが優勝、フェリペ・マッサが6位だった。

    フェルナンド・アロンソ (優勝)
    「今日はこれ以上うまくやることはできなかったよ! ドイツ以降勝っていなかったし、アクション満載のトリッキーなレースだったので、今回の勝利は特別な気分だ。オーストラリアの2位とともに、この結果はクルマに競争力があって、僕たちが常に表彰台を争えるように正しい方向で仕事をしていることを示している」

    「ここにいるチームとファクトリーのチームの大きな努力に感謝しなければならない。彼らは他チームと同様に戦えるこのポジションに僕を置くためにとても一生懸命に作業してくれた。週末を通して良いフィーリングを持っていたし、予選3位は一番上の場所を戦く可能性を与えてくれた。それに加えて、運も少し見方してくれたかもしれない。セットアップ、戦略、ピットストップの判断、そしてピットストップ自体など、全ての重要な要素がパーフェクトに機能した。その全てがまとまって勝利を生みだした。楽ではないレースだったけど、僕たちは自分たちのペースを最大限に生かせたし、間違いなく最も危険な側面であるタイヤマネジメントでも良い仕事ができた。まだ3戦目だけなのはわかっているけど、誰かがチャンピオンシップを支配しているわけではないし、それがチャンピオンシップをかなり面白いものにしている。僕たちは幻想は抱いていないし、集中し続けて、さらに改善できることを全力でやっていかなければならない」

    フェリペ・マッサ (6位)
    「スタートはとてもうまく行ったので、今日何が起こったのかを正確に理解するのは難しい。すぐに速かったし、クルマは完璧に働いていた。1回目のピットストップ後にミディアムタイヤを装着して数周後にフロントのグレイングに手を焼き始めた。それで他のクルマに順位を奪われてしまった。路面コンディションか僕のドライビングスタイルに関連した問題だったのかもしれない。週末ずっとミディアムタイヤを快適に感じられなかったし、レースではそれらをセーブするためにいろいろな試みをしたけど、役に立たなかった。この問題がなければ、表彰台を争えていただろうけど、それでも、シーズンはまだ始まったばかりだし、重要な多くのポイントを持ちかえることができたので、まだ自信を感じている」

    フェルナンド・アロンソ

    関連:F1中国GP 結果:フェルナンド・アロンソが今季初優勝

  • 佐藤公哉、雨のレース2で見事な優勝 (Auto GP 開幕戦)

    佐藤公哉、雨のレース2で見事な優勝 (Auto GP 開幕戦)

    佐藤公哉は、モンツァで開催されたAuto GP開幕戦の第2レースで見事優勝を成し遂げた。

    第1レースを2位でフィニッシュし、7番手からスタートした佐藤公哉は、セーフティカー先導のウェットレースとなったレース序盤、他のドライバーがピットインするなかでステイアウトすることを選択して2位に浮上。その後、首位に立った佐藤公哉は、2位に20秒差をつけて優勝を飾った。

    チームメイトの黒田吉隆は、11番手からスタートして7位でレースを終えた。

    佐藤公哉
    「今週末は表彰台に入れるかもしれないくらいにしか思っていませんでした。レース中はハイドロプレーニングが多かったですが、かなりハードにプッシュしましたし、クルマは本当に運転しやすかったです」

  • キミ・ライコネン Q&A:開幕戦オーストラリアGPの優勝について

    キミ・ライコネン Q&A:開幕戦オーストラリアGPの優勝について

    キミ・ライコネンが、優勝を果たした開幕戦F1オーストラリアGPの週末を振り返った。

    なんというシーズンのスタートでしょう! どのような気持ちですか?
    チームとため、そして自分のためにもハッピーだ。予選は簡単ではなかったし、もう少し上のグリッドに行けたかもしれない。でも、スタートでいくつか順位を上げることができたし、そのあとルイス(ハミルトン)と良いバトルをして、最終的になんとか抜くことができた。それ以降はかなりシンプルだった。おそらく最も簡単な勝利のひとつかもしれない。

    レースを通して力強いペースに見えました。コックピットの中からはどう感じていましたか?
    バルセロナでクルマに満足していたけど、もっと引き出せるのはわかっていたし、今週末を通してそれを見つけることができた。冬季テストでは問題によって多くのラップを走り込めなかったので、実際には金曜日が初めてのきとんとしたロングランだったし、すぐに好感触を得ていた。週末ずっとクルマは速かったし、何の問題もなかったので、異なることを試したり、望み通りのセットアップにすることに集中することができた。ここでのクルマのパフォーマンスには本当に満足している。望んでいたときにプッシュできたし、スピードを見い出すのもそれほど難しくはなかった。

    あなたは他の誰よりもタイヤを長く持たせていましたね。タイヤを維持するのはどれくらい難しかったですか?
    フリー走行後、タイヤに関して問題ないという好い感触があった。すぐに100%というわけではなかったけど、いくつか変更を施したのがうまく機能したし、それらがレースでどんな感じか、他チームがどのように対処するかは決してわからなかったので、そこは大きなポジティブな点だ。チームの戦略は完璧だった。フォース・インディアは別として、他チームが同じことをできたとは思わない。

    1レースで1勝です。これはシーズンにむけて良い前兆ですか?
    開幕戦での優勝することほど良いシーズンのスタートはない。もちろん、チャンピオンシップ争いができることを期待しているけど、まだ長い道のりだし、ずっと激しくプッシュし続けていく必要がある。全てのチームの実力がわかるまで2〜3レースかかると思う。次のレースではもう少し予選をうまくやって、同じようなパフォーマンスを発揮できることを願っている。

    キミ・ライコネン

    関連:F1オーストラリアGP 結果:キミ・ライコネンが優勝

  • キミ・ライコネン、復帰後初勝利 「厳しいシーズンだった」

    キミ・ライコネン、復帰後初勝利 「厳しいシーズンだった」

    キミ・ライコネンが、F1アブダビGPで復帰後初勝利を挙げた。

    2009年のF1ベルギーGP以来の優勝となったキミ・ライコネンは「前回はスマイルがなかったと言われたので、もちろん、チームにとっても自分にとっても嬉しいけど、厳しいシーズンだった」と表彰台のインタビューでコメント。

    「仕事をしてくれている人やチームをまとめてくれている人がこれで少しは安心してくれて、これから、そして来年もいいレースができるように頑張っていく」

    「もちろん、ハッピーではあるけど、跳びはねるほどではない。まだ数レース残っているし、頑張るしかない。今晩はきっと遅くまでパーティーをして明日はちょっと辛いと思う。そのあと考えるよ」

    「でも、今日は結果を出せてよかったよ」

    関連:F1アブダビGP 結果:キミ・ライコネンがF1復帰後初優勝!

  • トヨタ、WEC今季最終戦で2連勝を達成

    トヨタ、WEC今季最終戦で2連勝を達成

    トヨタ・レーシングとTS030 HYBRIDは、世界耐久選手権(WEC)今季最終戦 上海6時間レースで勝利を挙げ、シーズンを終盤2連勝で締め括った。

    ポールポジションからスタートしたアレックス・ブルツとニコラス・ラピエールのTS030 HYBRID #7は、2位以下に58秒570の差をつけトップでチェッカーを受けた。

    今週末の勝利で、アレックス・ブルツとニコラス・ラピエールは、シリーズ全8戦中、6戦のみの参戦にもかかわらず、世界選手権ドライバーズポイントで3位となった。

    TS030 HYBRIDと画期的なトヨタ・ハイブリッドシステム・レーシング(THS-R)は、印象深いデビューシーズンを6戦中3回の勝利で飾り、3回のポールポジションと4回の最速ラップを記録するなど、圧倒的なパフォーマンスを発揮した。

    THS-Rのスーパーキャパシタによるエネルギー蓄積システムは、上海サーキットに於いても、4ヶ所のハイブリッド回生区間で300馬力のパワーブーストを発生し、加速へと貢献した。

    トヨタチームにとって、FIA世界選手権2戦連続優勝は、1994年のWRC(世界ラリー選手権)以来となる。

    決勝の朝を迎えた上海サーキットは、濃い霞のために救急ヘリコプターが飛ぶことが出来ず、朝のウォームアップ走行は中止。そのため、決勝レースはこの日初めての走行となるローリングスタートから始まることになった。

    スタートではニコラス・ラピエールがステアリングを握り、第1コーナーでトップを守ると、たちまちリードを広げた。

    2スティントを走り切ったニコラス・ラピエールは2位に約30秒のリードを保ってアレックス・ブルツに交替した。チームはピットストップの度にタイヤ交換を行い、レースが半分を消化した時点では、アレックス・ブルツとTS030 HYBRIDは、完全にレースをコントロールしていた。

    その後2人のドライバーは2スティント毎に交替。最後はアレックス・ブルツがステアリングを握ってトヨタ・レーシングのWEC初シーズン最後のレースを優勝で締め括った。

    表彰式では、現在トヨタ自動車研究開発センター(中国)有限会社の社長で、TMGの元会長である山科忠がチームを代表して二人のドライバーと共に表彰台の中央に立った。

    アレックス・ブルツ:
    素晴らしいレースだった。100%完璧な週末で、金曜日からやって来たことが全て正しく働いた。テレビを見ていた人には楽なレースに見えたかもしれないが、ニコラス・ラピエールも私も全力を出し切った。簡単なレースなど無いが、今日のレースはトヨタのために勝利し、チームのメンバー全てに冬に向けてやる気を出して欲しいと願って頑張った。とにかく今日は最高だった。中嶋一貴も、ここにいて欲しかった。今年を振り返ってみると、素晴らしいシーズンだったと言える。シーズン序盤は意気込みやパフォーマンスにも波があったが、日々ステップアップして行った。そのおかげでシーズンを勝利で終えることが出来た。

    ニコラス・ラピエール:
    素晴らしい週末だった。最初の公式練習から最後まで我々は最速だった。TS030 HYBRID #7は絶好調でレース中プッシュし続けることが出来た。トヨタ・レーシングの全員が素晴らしい仕事をした。チームの一員として、アレックス・ブルツや中嶋一貴と一緒に仕事が出来たことが嬉しかった。最初はTS030 HYBRIDやエンジン、ハイブリッドシステムだけでなく、チームでさえも真新しかったが、シーズンが進むにつれて進化した。もちろん大変な仕事だったが、チームの努力の賜で、そのおかげで最高のシーズン終盤を迎えることが出来た。我々のペースは来年に向けてやる気を起こさせるに十分だったが、これからの冬の間も、アウディの反撃に備えて手を休めるわけにはいかない。

    パスカル・バセロン テクニカル・ディレクター:
    今日はチーム全体のパフォーマンスが最高に発揮出来た。戦略も、ピットストップも、アレックス・ブルツとニコラス・ラピエールのドライブも最高だった。シーズンを終えるにあたって、このプロジェクトに携わった全員に感謝したい。デビューシーズンに3回のポールポジションを獲得し、3勝を挙げられたことは十分に満足出来る結果だ。アウディと接近戦を戦えたことは素晴らしい経験だった。アウディのアンドレ・ロッテラー、ブノワ・トレルイエ、マルセル・ファスラーのドライバーズタイトル獲得にはおめでとうと言いたい。アウディは素晴らしい競争相手であり、来年もまた真正面から勝負を挑みたい。最後に、LMP1プライベートチームのタイトルの獲得とプチ・ル・マンの勝利を挙げたレベリオンチームにもおめでとうと言いたい。我々TMGは彼らにエンジンを供給出来たことを誇りに思う。

  • トヨタ、WEC第7戦 富士6時間レースで優勝!

    トヨタ、WEC第7戦 富士6時間レースで優勝!

    トヨタ・レーシングはポールポジションからスタートした富士6時間レースで優勝。FIA世界耐久選手権(WEC)で今季2勝目をあげた。

    TS030 HYBRID #7は公式練習第2回目以外の全てのセッションでベストタイムを記録。そして決勝レースでもアレックス・ブルツ、ニコラス・ラピエール、中嶋一貴の3名のドライバーがハイペースで周回を重ね、最速ラップを叩き出した。

    2位に11.233秒の差を付けて優勝したTS030 HYBRID #7をドライブした中嶋一貴は、1992年にトヨタTS010と共にイタリア・モンツァで行われた世界スポーツカー選手権で優勝した小河等以来の、FIA世界選手権レースを制した日本人となった。また、この勝利はトヨタ・レーシングにとって、第5戦サンパウロに続くWECでの2勝目。

    #1アウディとの激しい戦いは、富士スピードウェイからほど近いトヨタ東富士研究所で開発されたトヨタハイブリッドシステム・レーシング(THS-R)を搭載したTS030 HYBRIDで、優勝というトヨタ・レーシングにとって最高の結果を残した。

    TS030 HYBRID #7はアレックス・ブルツがポールポジションからスタート、第1コーナーもトップを守り、リードを広げた。その後もTS030 HYBRIDが搭載するTHS-Rの絞り出す300馬力のエキストラパワーで2位以下を引き離した。

    1回目のピットストップとドライバー交替までは接近戦が続いたが、ドライバーがニコラス・ラピエールに代わったあと2時間を経過した時点で、TS030 HYBRID #7は周回遅れの車両をかわそうとして走行ラインを外し、2位へと転落した。

    しかし、タイヤ交換なしで2スティントを走ったニコラス・ラピエールは、再びレースをリードし、レースが半分を消化した時点で中嶋一貴に交替した。

    その後、導入されたセーフティカーが退き、前方がクリアになったTS030 HYBRID #7と中嶋一貴は、最速ラップを繰り返し記録しながらさらにリードを広げた。

    中嶋一貴は猛烈なペースで勝利に向かって走り続け、ほぼ3時間にわたる3スティントを一人で走り切り、見事に勝利のチェッカーフラッグを受けた。

    10月28日(日)に上海国際サーキットで行われるWEC最終戦・上海6時間レースでは、アレックス・ブルツとニコラス・ラピエールがTS030 HYBRID #7のステアリングを握り、中嶋一貴はSUPER GT最終戦もてぎ戦を戦う。

    アレックス・ブルツ:
    今日はトヨタ・レーシングと、我々を応援してくれたトヨタファミリー全員にとって特別な日だ。ブラジル・サンパウロでの勝利は素晴らしい経験だったが、トヨタのモータースポーツ部門がある東富士研究所から僅かな距離にある富士スピードウェイでの今回の勝利は特別なものだ。我々は週末を通してトヨタの従業員、そして、富士スピードウェイにやって来た多くのファンに支えられた。信じられない経験だ。我々は勝利に向かって突き進むことを約束してはいたが、アウディがその前に立ちはだかった。それだけに、この勝利は特別で、日本とケルンのチーム全員の、血の滲むような努力の賜だ。週の始まりから全てをレースに向けて準備し、戦略を立てたが、結果は我々が望んでいた通りになった。チーム全員に感謝したい。

    ニコラス・ラピエール:
    この勝利は最高の結果であり、エキサイティングなレースは世界選手権のためにも、富士スピードウェイに来場したファンのためにも良かった。アウディとの戦いは厳しいものだった。我々は2スティントにわたりタイヤ交換をしない作戦をとったので、少しは時間を稼ぐことが出来た。作戦は上手く行き、トップに立てたので、タイヤ的には少し苦しくなったが後続とのギャップを何とかコントロールし、最後には少しマージンを広げることすら出来た。我々は最後にもう一度ピットストップをしなければならないことが分かっており、そのために中嶋一貴は猛烈にプッシュした。ここ日本で優勝を果たせて最高の気分だ。今年の初めから誰もがこの富士スピードウェイでのレースの大切さを語っていたが、それが叶えられて満足だ。

    中嶋一貴 :
    なんとも素晴らしい一日となった。この素晴らしい成績はチーム一丸となった結果であり、チームメイトとチーム全員に感謝したい。チームは素晴らしいTS030 HYBRIDを用意してくれ、トヨタ自動車は素晴らしいハイブリッドシステムを開発してくれた。この成果はチーム全員の努力の賜だ。FIA世界選手権に勝利することはドライバーとしての目標であり、それが果たせた今日は特別な日だ。多くの観客が集まってくれて、グランドスタンドに無数のトヨタの旗が振られるのを見るのは最高の気分だった。本当に最後の数周は興奮した。担当エンジニアから、最後のピットストップが待っているからプッシュしろと無線が入り、夢中で攻めた。その結果、優勝を果たすことが出来、最高の気分だ。

    木下美明 トヨタ・レーシング チーム代表:
    このプロジェクトの始まりから、私は富士6時間レースで優勝することを目標に置いてきた。そのような状況下で多くのファンの前でエキサイティングなレースを戦うことが出来、さらに勝利を挙げられたことは格別の気分だ。チーム全体が最高の仕事をして、特別なレースというプレッシャーをはねのけた。最高の戦いをしてくれた、アレックス・ブルツ、ニコラス・ラピエール、中嶋一貴の3人をとても誇りに思う。特に中嶋一貴はサンパウロでの勝利を経験しておらず、今回は彼にとっての初勝利を楽しんでくれたと思う。我々トヨタ・レーシングの全員が、日本の多くのファンの声援に感激し、絶大な支援に感謝している。私は富士6時間レースがWECカレンダーの中で重要なレースとして認められたことを嬉しく思っている。この素晴らしいイベントを開催してくれた富士スピードウェイの努力にも感謝したい。

  • トヨタ、WEC第5戦サンパウロで初勝利!

    トヨタ、WEC第5戦サンパウロで初勝利!

    トヨタは、ブラジルのインテルラゴス・サーキットで開催されたFIA世界耐久選手権(WEC)第5戦サンパウロ6時間レースにおいて、出場3戦目にもかかわらず、スタートからゴールまでトップを譲ることなく力強い走りを見せ、見事に初勝利をあげた。

    アレックス・ブルツとニコラス・ラピエールのドライバーにより、ポールポジションからスタートを切ったTS030 HYBRIDは、これまでの全てのレースで首位を走行しており、今レースもこの記録を伸ばした。

    この勝利は、トヨタにとって1999年のWRC(世界ラリー選手権)チャイナラリー以来13年ぶりのFIA公認世界選手権での勝利であり、耐久レースとしては1992年にTS010で勝利をあげたモンツァのレース以来、実に20年ぶりとなる。

    今日の勝利はトヨタの誇るトヨタハイブリッドシステム・レーシング(THS-R)にとっての一里塚と言える。レース用ハイブリッドシステムの開発は、現在トヨタ・レーシングでハイブリッドプロジェクトのリーダーを務める村田久武の指揮の下で2006年に開始された。

    レース用ハイブリッドシステム開発プロジェクトは、2007年7月にトヨタ スープラHV-Rで十勝24時間レースを制したことで歴史の1頁を刻んだ。この先駆的なスーパーキャパシタ技術はその後も開発が続けられ、重量の軽減、出力の向上を主眼にTS030 HYBRID用の独創的なパワートレインへと引き継がれて来た。

    インテルラゴスでの決勝レースは、ニコラス・ラピエールがスターティングドライバーでローリングスタートが切られ、第1コーナーでリードを奪った。そして、その後も混雑するコースを巧みに走り抜け、90分後にレースをリードしたままアレックス・ブルツにステアリングを託した。

    アレックス・ブルツが燃料補給にストップした直後、コースにセーフティカーが導入されたおかげでTS030 HYBRIDはリードを40秒以上に広げることが出来た。

    レースの再スタートが切られると、アレックス・ブルツは猛烈なペースで周回を重ね、レースが残り2時間半となった時点で2位に1分以上のリードを保って、再びニコラス・ラピエールとドライバー交替。

    この日最速の1台であったTS030 HYBRIDは、最後の1時間を迎え、ニコラス・ラピエールからアレックス・ブルツへとドライバーチェンジ。ゴールまで数分を残したところで燃料補給のためにクイックピットストップを行ったが、再びトップでレースに戻り、2位に1分以上の差を付けて初優勝を飾った。

    トヨタ・レーシングの次のレースは9月29日(土)に決勝レースが行われるWEC第6戦バーレーン6時間レース。アレックス・ブルツとニコラス・ラピエールが再びステアリングを握る。

    アレックス・ブルツ:
    トヨタ・レーシングのドライバーであることをこんなに誇りに思ったことはない。トヨタはこの驚異的なハイブリッドシステムを開発し、その力を見せることが出来たと思っている。我々のトヨタハイブリッドシステム・レーシングは文句なしのパフォーマンスを示した。インテルラゴス・サーキットは特別好きなコースで、ここでトヨタ・レーシングの一員として勝てたことは最高の気分だ。チーム全員、チームメイトのニコラス・ラピエールに感謝したい。もちろん簡単なレースではなかった。我々はとにかく猛烈にプッシュした。勝利のキーポイントはタイヤのマネージメントで、第2スティントでその成果を発揮出来た。ミシュランタイヤにも感謝したい。ル・マン24時間レースで木下チーム代表が言ったことを覚えている。彼はこう言った。「見ていてくれ、やってみせる」。これから先のレースもこの気持ちを忘れないでいく。

    ニコラス・ラピエール:
    チーム全員にとって格別の勝利だ。最初から我々のTS030 HYBRIDは速いと分かっていた。ル・マンでリードしたあとは、信頼性向上に務めた。シルバーストンで2位に入ったあとは燃費向上を目指した。そして、今日はそれらを成し遂げた。このプロジェクトの始まりからチーム全員が素晴らしい仕事をして来たが、今週末も例外ではなかった。アレックス・ブルツは予選で最高の仕事をしてポールポジションを獲得、レース中、我々はタイヤのマネージメントを上手くこなした。ハンドリングは素晴らしく、トヨタハイブリッドシステム・レーシングは強烈なパフォーマンスを提供してくれた。とにかく最高だった!

    木下美明 トヨタ・レーシング チーム代表:
    今日はトヨタ・レーシングにとって最高の日になった。表彰台の中央に立つことは我々の夢だったが、参戦3戦目にして早くもその夢が叶った。今日のレースは6時間レースというより、今年の1月に始まり9月までかかった長期戦であり、9ヶ月かけてやっと表彰台の真ん中に立つことが出来た。このプロジェクトに携わった全員に感謝したい。これまでこなしてきたハードワークが今日の勝利で報われた。我々がこれまで10年以上にわたって偉大な仕事を成し遂げて来たアウディを打ち負かすのは非常に困難な仕事だった。それゆえ、今日の勝利はトヨタ・レーシングにとって素晴らしい成績と言うだけでなく、FIAの新しい世界耐久選手権(WEC)が非常にエキサイティングなレースであることを証明出来た。次のレースでアウディが巻き返しを図ってくることは承知している。我々には彼らとフェアで素晴らしい接戦を繰り広げる準備が出来ている。

    村田久武 トヨタ・レーシング ハイブリッドプロジェクトリーダー:
    レース用ハイブリッドシステムの開発は2006年に始まったが、当時は全く不可能なことのように思えた。しかし、モータースポーツ部の仲間、トヨタ自動車本社のハイブリッド部門、TMG、そしてオレカの協力で、夢を叶えることが出来た。今日、ハイブリッドシステムは最高のパフォーマンスを示し、300馬力のブーストがラップタイムをどれだけ向上させるか証明して見せた。油圧ブレーキと回生システムは完璧な協調を見せた。我々はその技術を完成させることが出来たことを誇りに思っている。アウディのようなタフで経験豊かなライバルをハイブリッドシステムのような先進技術で打ち負かすことは、開発に携わった全員にとってとても名誉なことだ。

    パスカル・バセロン テクニカルディレクター:
    今日ここで我々が成し遂げたことは本当に素晴らしいことだ。トヨタ車が最初にゴールラインを超えるのを見るのは非常にエモーショナルな瞬間だった。ここインテルラゴス・サーキットに来ているスタッフ、ケルンのTMGにいるスタッフ、それに日本の仲間達の力があって初めて成し遂げられた。彼らの働きこそがこの勝利に値する。レースは計画通り進んだ。シルバーストンと比べて燃費を向上できたおかげで、比較的簡単にペースを速められた。最後にクイックピットストップが必要なことも分かっていたので、それまでギャップを広げるために全力で飛ばした。アレックス・ブルツとニコラス・ラピエールは最高のドライビングをしてくれた。速いだけでなく、見事に混雑を切り抜ける走りを見せてくれた。7回のピットストップで見事な仕事を成し遂げてくれたピットクルーにも感謝したい。今日はこの成功の喜びを噛みしめ、次戦バーレーンにはより高いモチベーションで臨みたい。